JPH03245718A - ディジタル形保護継電器 - Google Patents
ディジタル形保護継電器Info
- Publication number
- JPH03245718A JPH03245718A JP2043670A JP4367090A JPH03245718A JP H03245718 A JPH03245718 A JP H03245718A JP 2043670 A JP2043670 A JP 2043670A JP 4367090 A JP4367090 A JP 4367090A JP H03245718 A JPH03245718 A JP H03245718A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- effective value
- sampling data
- determined
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 title claims description 8
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 7
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 8
- 230000010354 integration Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 229940081330 tena Drugs 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電力系M[を保護するディジタル形保護継電器
に関する。
に関する。
(従来の技術)
第3図はディジタル形保品継電器の概略的な構成を示し
ている。図において、10は電力系統の電圧や電流等の
交流電気量が加えられる計器用変圧器や変流器等の入力
変換器、20は上記交流電気量に含まれる高調波成分や
直流分を除去し、かつサンプリングに伴う折返し誤差を
除去するためのローパスフィルタ等のアナログフィルタ
、30はサンプルホールド回路、40はマルチプレクサ
、50はA/D変換器、60は保護演算を行なって遮断
器のトリップ指令等を8力するマイクロプロセッサであ
る。
ている。図において、10は電力系統の電圧や電流等の
交流電気量が加えられる計器用変圧器や変流器等の入力
変換器、20は上記交流電気量に含まれる高調波成分や
直流分を除去し、かつサンプリングに伴う折返し誤差を
除去するためのローパスフィルタ等のアナログフィルタ
、30はサンプルホールド回路、40はマルチプレクサ
、50はA/D変換器、60は保護演算を行なって遮断
器のトリップ指令等を8力するマイクロプロセッサであ
る。
このように構成されたディジタル形保護継電器において
、系統周波数の電気角30°毎にサンプリングされたデ
ータから入力電気量の実効値を求めるために、いわゆる
積法による下記の演算式(1)が使用される。
、系統周波数の電気角30°毎にサンプリングされたデ
ータから入力電気量の実効値を求めるために、いわゆる
積法による下記の演算式(1)が使用される。
a 、、”+ a n−3・・・(1)a、、 :ある
サンプリング時点nにおけるサンプル値 am−3:サンプリング時点りより3サンプル(電気角
90“相当)以前のサンプル値上記(1)式の演算によ
り入力電気量の波高値の2乗が求まるため、これから波
高値を求めて1/題倍することにより、入力電気量の実
効値を求めることができる。
サンプリング時点nにおけるサンプル値 am−3:サンプリング時点りより3サンプル(電気角
90“相当)以前のサンプル値上記(1)式の演算によ
り入力電気量の波高値の2乗が求まるため、これから波
高値を求めて1/題倍することにより、入力電気量の実
効値を求めることができる。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、この演算式(1)により求めた値は系統周波数
の変動により誤差を生しる。例えば系統周波数を50H
zとし、上2゜5mの周波数変動があった場合、サンプ
リングデータの変動によって一8%〜+8%までの誤差
を生じる。この誤差は、反限時過電流継電器、過負荷保
護継電器等、入力実効値を長時間積分してその結果によ
り動作する継電器に対して大きな動作時間誤差の原因と
なっていた。
の変動により誤差を生しる。例えば系統周波数を50H
zとし、上2゜5mの周波数変動があった場合、サンプ
リングデータの変動によって一8%〜+8%までの誤差
を生じる。この誤差は、反限時過電流継電器、過負荷保
護継電器等、入力実効値を長時間積分してその結果によ
り動作する継電器に対して大きな動作時間誤差の原因と
なっていた。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
その目的とするところは、前述のように入力実効値を長
時間積分して動作する継電器に対して、入力電気量の周
波数変動によって生じる動作時間誤差を低減させるよう
にしたディジタル形保護継電器を提供することにある。
その目的とするところは、前述のように入力実効値を長
時間積分して動作する継電器に対して、入力電気量の周
波数変動によって生じる動作時間誤差を低減させるよう
にしたディジタル形保護継電器を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明は、いわゆる積法によ
って交流入力電気量を求める場合に、対のサンプリング
データの複数組について前記(1)式によりそれぞれ求
めた値の加算値から得た実効値を積分することにより1
周波数変動に対する動作時間誤差を低減させるようにし
たものである。
って交流入力電気量を求める場合に、対のサンプリング
データの複数組について前記(1)式によりそれぞれ求
めた値の加算値から得た実効値を積分することにより1
周波数変動に対する動作時間誤差を低減させるようにし
たものである。
すなわち、本発明は、交流入力電気量を一定時間間隔で
サンプリングし、アナログ−ディジタル変換したデータ
からマイクロプロセッサによって積法により前記交流入
力電気量の実効値を求め、この実効値を長時間積分した
結果により動作するディジタル形保護継電器において、
電気角で互いに90’離れた一対のサンプリングデータ
の複数組について前記積法によりそれぞれ求めたデータ
を加算し、この加算値に基づいて求めた実効値を積分す
るものである。
サンプリングし、アナログ−ディジタル変換したデータ
からマイクロプロセッサによって積法により前記交流入
力電気量の実効値を求め、この実効値を長時間積分した
結果により動作するディジタル形保護継電器において、
電気角で互いに90’離れた一対のサンプリングデータ
の複数組について前記積法によりそれぞれ求めたデータ
を加算し、この加算値に基づいて求めた実効値を積分す
るものである。
(作用)
本発明によれば、電気角で互いに90°離れた二つのサ
ンプリングデータについて前記(1)式の値を求め、こ
れを複数組のサンプリングデータにつき行なってその演
算結果を加算する。そして、この加算値から交流入力電
気量の波高値ひいては実効値を算出し、これを長時間に
わたり積分することにより保護演算を行なう。
ンプリングデータについて前記(1)式の値を求め、こ
れを複数組のサンプリングデータにつき行なってその演
算結果を加算する。そして、この加算値から交流入力電
気量の波高値ひいては実効値を算出し、これを長時間に
わたり積分することにより保護演算を行なう。
(実施例)
以下、図に沿って本発明の詳細な説明する。
第1図はこの実施例の原理を説明するための波形図であ
り、aは交流入力電気量としての正弦波(a = As
1nωt)を示している。
り、aは交流入力電気量としての正弦波(a = As
1nωt)を示している。
しかしてこの実施例では、前記0)式を二組のサンプリ
ングデータについて適用し、その和を求めて実効値を演
算するものである。具体的には、例えば第1図において
、電気角で互いに90°離れた一対のサンプリングデー
タa。pan−3を選び、また他の一対のサンプリング
データa、、−318,、−6を選ぶ。そして、次の(
2)式に示すようにこれらのサンプリングデータロ組に
ついて(1)式を適用し、その和を求める。
ングデータについて適用し、その和を求めて実効値を演
算するものである。具体的には、例えば第1図において
、電気角で互いに90°離れた一対のサンプリングデー
タa。pan−3を選び、また他の一対のサンプリング
データa、、−318,、−6を選ぶ。そして、次の(
2)式に示すようにこれらのサンプリングデータロ組に
ついて(1)式を適用し、その和を求める。
(a 、z 十a 、、”)+ (aゎ−3”+an−
s”)・ (2)この(2)式の結果は、系統周波数の
変動によりデータの値が変化した場合でも誤差が括弧第
1項と同第2項とで打ち消されて全体の値が2A2とな
るから、原理的には、これを2で割って求めたA2から
波高値A、更には実効値A/Mを求めることができる。
s”)・ (2)この(2)式の結果は、系統周波数の
変動によりデータの値が変化した場合でも誤差が括弧第
1項と同第2項とで打ち消されて全体の値が2A2とな
るから、原理的には、これを2で割って求めたA2から
波高値A、更には実効値A/Mを求めることができる。
なお、実際上は(2)式の結果そのものを積分し、その
結果と、実効値を考慮して操作された基準値等との比較
により継電器の動作・不動作が決定される。
結果と、実効値を考慮して操作された基準値等との比較
により継電器の動作・不動作が決定される。
第2図は、50Hzを中心として系統周波数が±2゜5
Hz変動した時の実効値検品誤差の変化を示しており、
■は前記(1)式を使用した場合、■は前記(2)式を
使用した場合である。
Hz変動した時の実効値検品誤差の変化を示しており、
■は前記(1)式を使用した場合、■は前記(2)式を
使用した場合である。
同図から明らかなように、本実施例によれば実効値検出
誤差が−0,6%〜+0.6%にまで改善されているこ
とがわかる。このため、交流入力電気量の実効値を長時
間積分してその結果により動作するような反限時過電流
継電器や過負荷保護継電器等において、前記(2)式よ
り得たデータを積分すれば、継電器の動作時間誤差が大
幅に改善されることになる。
誤差が−0,6%〜+0.6%にまで改善されているこ
とがわかる。このため、交流入力電気量の実効値を長時
間積分してその結果により動作するような反限時過電流
継電器や過負荷保護継電器等において、前記(2)式よ
り得たデータを積分すれば、継電器の動作時間誤差が大
幅に改善されることになる。
なお、上記実施例では二組のサンプリングデータとして
aゎ、a、−、及びan3+an−6を用いたが、電気
角で互いに90°離れたデータであればどのような組合
せであってもよい。更に、サンプリングデータの組数は
二組以上であってもよい。
aゎ、a、−、及びan3+an−6を用いたが、電気
角で互いに90°離れたデータであればどのような組合
せであってもよい。更に、サンプリングデータの組数は
二組以上であってもよい。
(発明の効果)
以上述べたように本発明によれば、前記(2)式に基づ
いて求めた実効値を積分することにより、反限時過電流
継電器や過負荷保護継電器等のように入力電気量の実効
値を長時間積分してその結果により動作する継電器にお
いて、入力電気量の周波数変動に対して安定な動作時間
特性を得ることができる。
いて求めた実効値を積分することにより、反限時過電流
継電器や過負荷保護継電器等のように入力電気量の実効
値を長時間積分してその結果により動作する継電器にお
いて、入力電気量の周波数変動に対して安定な動作時間
特性を得ることができる。
なお、本発明の原理は交流入力電気量の波高値検出にも
有効である。
有効である。
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は原理を説明するための交流入力電気量の波形図、
第2図は周波数変動に対する誤差の説明図、第3図はデ
ィジタル形保護継電器の概略的な構成図である。 10・・・入力変換器 20・・・アナログフィルタ
30・・・サンプルホールド回路 40・・・マルチプレクサ 50・・A/D変換器6
0・・・マイクロプロセッサ
1図は原理を説明するための交流入力電気量の波形図、
第2図は周波数変動に対する誤差の説明図、第3図はデ
ィジタル形保護継電器の概略的な構成図である。 10・・・入力変換器 20・・・アナログフィルタ
30・・・サンプルホールド回路 40・・・マルチプレクサ 50・・A/D変換器6
0・・・マイクロプロセッサ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 交流入力電気量を一定時間間隔でサンプリングし、アナ
ログ−ディジタル変換したデータからマイクロプロセッ
サによって積法により前記交流入力電気量の実効値を求
め、この実効値を長時間積分した結果により動作するデ
ィジタル形保護継電器において、 電気角で互いに90゜離れた一対のサンプリングデータ
の複数組について前記積法によりそれぞれ求めたデータ
を加算し、この加算値に基づいて求めた実効値を積分す
ることを特徴とするディジタル形保護継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2043670A JPH03245718A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | ディジタル形保護継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2043670A JPH03245718A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | ディジタル形保護継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03245718A true JPH03245718A (ja) | 1991-11-01 |
Family
ID=12670279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2043670A Pending JPH03245718A (ja) | 1990-02-23 | 1990-02-23 | ディジタル形保護継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03245718A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100387004B1 (ko) * | 1994-12-22 | 2003-08-21 | 이턴 코포레이션 | 회로인터럽터및전류인터럽터 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01173877A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | デジタル保護継電器 |
-
1990
- 1990-02-23 JP JP2043670A patent/JPH03245718A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01173877A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | デジタル保護継電器 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100387004B1 (ko) * | 1994-12-22 | 2003-08-21 | 이턴 코포레이션 | 회로인터럽터및전류인터럽터 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0863596B1 (en) | Apparatus for waveform disturbance monitoring for an electric power system | |
CA2610985C (en) | Arc fault detector responsive to patterns in interval to interval change in integrated sensed current values | |
JPH08251804A (ja) | 回路遮断装置 | |
US4885656A (en) | Digital protective relay | |
KR920005055B1 (ko) | 전기량 검출기 | |
JPH0320969B2 (ja) | ||
JPH03245718A (ja) | ディジタル形保護継電器 | |
EP0367563B1 (en) | Detector of quantity of electricity | |
KR100232764B1 (ko) | 디지털 거리 계전기의 임피던스 측정 장치 및 방법 | |
Waikar et al. | Real-time assessment of a symmetrical component and microcontroller based distance relay | |
JPH02213770A (ja) | 三相電圧電流実効値および三相有効無効電力の演算方法 | |
JPS61221516A (ja) | デイジタル保護継電装置 | |
JPH04109812A (ja) | 交流電気量の振幅値演算装置 | |
JPH04168907A (ja) | 過励磁検出継電装置 | |
JPH0767226B2 (ja) | デジタル保護継電器 | |
SU1061958A1 (ru) | Устройство дл измерени действующего значени тока однофазных контактных электросварочных машин | |
JPH07106024B2 (ja) | デジタル保護継電器 | |
JPH04276565A (ja) | 電力量測定方法 | |
JPH03109821A (ja) | A―d変換方法 | |
JPH0668512B2 (ja) | 振幅値演算装置 | |
JPS5851315A (ja) | 交流電気量のデイジタル処理装置 | |
JPS6042660A (ja) | 三相交流対称分検出装置 | |
JPH01136523A (ja) | デジタル型逆電力保護継電器 | |
JPH03273814A (ja) | 差動継電装置 | |
JPH0641347U (ja) | 交流フィルタ設備保護用ディジタルリレー |