JPH03244962A - バランス型風呂給湯器 - Google Patents

バランス型風呂給湯器

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JPH03244962A
JPH03244962A JP2038378A JP3837890A JPH03244962A JP H03244962 A JPH03244962 A JP H03244962A JP 2038378 A JP2038378 A JP 2038378A JP 3837890 A JP3837890 A JP 3837890A JP H03244962 A JPH03244962 A JP H03244962A
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Hitoshi Kimura
均 木村
Kiyoshi Sakurazawa
桜沢 清
Kiyoshi Fukuzawa
清 福沢
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土志田 朝剛
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、給湯機能を備えたバランス型風呂釜装置(風
呂給湯器)に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図はバランス型風呂給湯器の従来例を示す概要的な
系統図である。
15は手動式の主ガス弁で手動パイロットガス弁16a
と連動している。この弁を開くと、パイロットバーナ2
0に設けられているイグナイタロッド18から点火用火
花放電が行われて該パイロットバーナ20に点火される
。するとフレームロッド19で火炎を検知し、主ガス弁
15.パイロツトガス弁16aが開弁状態に保持される
1は水量制御部で、ダイヤフラム2aによって高圧側の
1次圧室2と低圧側の2次圧室5とに区画されている。
上記の1次圧室2は水ガバナ6を経て給水源に連通され
るとともに、水量調節子3とベンチュリ4とを経て給湯
用熱交換器8の流入口に接続されている。
前記の2次圧室5はベンチュリ4の最小径部に連通され
ている。
前記給湯用熱交換器8は水量制御部1の下流側に接続さ
れており、該給湯用熱交換器8の下流側には分岐管路2
6が接続されている。
上記分岐管路26の一方の枝管には台所出湯栓10aお
よび洗面所出湯栓10bが接続されている。
また、前記分岐管路26の他方の枝管には湯管用出湯栓
11aを介して湯管12が接続されるとともに、シャツ
用出湯栓11bを介してシャワ13が接続されている。
上記湯管12は浴槽25の上方に設けられている。
シャワ用出湯栓11bを開くと、給水源から供給された
水は水ガバナ6.1次圧室5、水量調節子3を経てベン
チュリ4を流通して給湯用熱交換器8を流通する。
ベンチュリ4で発生した圧力差によって1次圧室2と2
次圧室5との間に圧力差を生し、ダイヤフラム2aが2
次圧室5側に撓む。これにより作用杆7bを介して水圧
応動弁7aが水圧押動弁ハネの付勢力に抗して開弁する
上記水圧応動弁7aの開弁により、燃料ガスは給湯ガス
ガバナ17aに流入し、ここで所定のがす圧力に調整さ
れた後、給湯用バーナ21aおよび同21bに流入する
給湯用バーナ21a、21bに流入した燃料ガスは、パ
イロットバーナ20の火炎で着火されて燃焼し、火炎を
形成する。
また、手動風呂ガス弁16cを開き、風呂用バーナ22
に燃料ガスを供給して燃焼させると、浴槽25内の湯が
循環パイプ23a、23bを介して対流循環し、風呂用
熱交換器23で加熱されて追焚きされる。17bは風呂
ガスガバナであり、24は空焚き防止器であってプレン
シャスイッチよりなる。
バランス型風呂給湯器は自然燃焼方式(自然対流により
燃焼用空気が供給される)であり、かつ給排気筒の大き
さが規定されているので、給湯用バーナ21a、21b
と風呂用バーナ22とを同時使用すると燃焼用空気の不
足を生して一酸化炭素の発生量が増加するので、全バー
ナの同時使用は制約されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者らは、前述した全バーナ同時使用の制約を解消
ないし緩和しようと考えて、その基礎的条件について調
査研究した結果、次の事項を確認した。
a、シャワの快適湯量は10〜13ffi/minであ
り、快適温度は約40°Cである。
b1台所や洗面所の快適温度も、シャワと同しく約40
°Cであるが、その快適湯量はシャワよりも少なく、5
〜7j2/minである。
これよりも湯量が大きいと、シンクからの湯の飛散を生
しるからである。
c、13号のバランス型風呂給湯器の従来例においては
、気温15°Cのときシャワ又は台所の給湯を使用する
とガス消費量24,0OOKcalとなり、13号の能
力がほぼフルに発揮される。従って、この状態で風呂の
追焚きをすると、風呂用バーナのガス消費量10,00
0Kcalとの合計が34,000Kcaffiとなり
、13号の能力を遥かにオーバーするので燃焼不良(酸
素不足)を生しる。
以上のような事情により、給湯用バーナと風呂用バーナ
との同時使用ができない。その結果、具体的には次の例
のような不具合を生しる。
台所で湯を出しているときは風呂の追焚きができない。
従って、追焚き中に台所で湯を出そうとすればわざわざ
追焚きを止め、若しくは能力切替弁16bを操作しなけ
ればならなかった。
また、これを怠ったり、失念したりすると燃焼不良を生
して多量の一酸化炭素を発生したり、燃焼器具に煤が堆
積したりする。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、台所へ給
湯中でも風呂の追焚きを行うことができ、しかも能力操
作弁を手動で切り替える必要の無いバランス型風呂給湯
器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、水量制御部の下
流側に接続された給湯用熱交換器と、 上記給湯用熱交換器の下方に設けられた給湯用バーナと
、 上記給湯用バーナに供給される燃料ガスの流量を切り替
える能力切替弁と、 前記給湯用熱交換器の下流側に接続された分岐管路とを
具備しているバランス型風呂給湯器において、 前記分岐管路のうち、台所および洗面所の出湯栓に接続
されている枝管に流水センサを設けるとともに、 上記分岐管路のうち、浴室に設けられた注湯管およびシ
ャワに接続されている枝管に流水センサを設け、かつ、 上記双方の流水センサの出力信号を人力されて、前記能
力切替弁を切替制御する自動制御部を設けたことを特徴
とする。
本発明を実施する際、前記の制御部によって風呂ガス弁
も制御するように構成すると、いっそう好都合である。
〔作用〕
上述の手段に係る構成によれば、シャツを使用し、若し
くは台所で湯を出すと流水センサがこれを検知して、制
御部が給湯用の能力切替弁を切り替えるので空気不足に
よる燃焼不良を防止することができる。
さらに、前記の制御部によって風呂ガス弁をも制御する
ように構成しておくと、台所での湯の使用が中断された
ときやシャワの使用が中断されたとき自動的に追焚きを
行わせることもできる。
〔実施例〕
第1図および第2図は本発明に係るバランス型風呂給湯
器の1実施例を示す概要的な系統図であって、第1図は
シャツ給湯している状態を描いてあり、第2図は台所の
出湯と風呂の追焚きとを同時使用している状態を描いで
ある。
本実施例は第3図に示した従来例に本発明を適用して改
良したものであって、第3図と同一の図面参照番号を付
したものは前記従来例におけると同様ないし類似の構成
部分である。
給湯用熱交換器の下流側に分岐管路26を接続する。上
記分岐管路26の一方の枝管2 ’6 aの末端には台
所出湯栓10a、洗面所出湯栓10bが接続される。
そして、他方の枝管26bには風呂用の注湯管12およ
びシャワ13が接続される。
上記の枝管26aに流水センサ9aを、他方の枝管に流
水センサ9bを、それぞれ設置し、その出力信号を制御
部(図示せず)に人力させる。
14cは給湯ガス弁であって上記の制御部により電気的
に制御される。14dは能力切替弁で、上記制御部によ
り電気的に制御される。
14eは風呂ガス弁で、上記制御部によって電気的に制
御される。
第1図に示すようにシャワ用出湯栓11bを開いてシャ
ワ13を使用すると、前記従来例(第3図)におけると
同様の作動が行われて給湯用バーナ21a、21bによ
る燃焼が行われて10〜13i!、の湯(40°C)が
放出され、24,000Kcalの燃料ガスが消費され
る。この使用条件は、当該バランス型風呂給湯器の熱容
量(13号)を越えないので支障無く行われるが、この
状態においては風呂用バーナ22に供給すべき燃焼用空
気の余裕が無い。そこで、流水センサ9bによってシャ
ワ13が使用されていることを検知した制御部(図示せ
ず)は、風呂ガス弁14eを閉止して風呂用バーナ22
の燃焼を停止させる。この作用により、追焚き中にシャ
ワを使用する際、わざわざ手動で風呂ガス弁を閉じる必
要が無い。のみならず、風呂ガス弁の手動操作を怠った
り失念したりしても燃焼不良を生しるおそれが無い。
次に、風呂の追焚き運転中に台所出湯栓10aを開いた
場合について第2図を参照しつつ説明する。
流水センサ9aが流水を検出して制御部(図示せず)に
流水検知信号を人力する。該制御部は能力切替弁14d
を閉して給湯用バーナ21bを休止させる。このため、
給湯用熱交換器8を加熱するための燃焼は給湯用バーナ
21aのみで行われ、ガス消費量は12,000Kca
f/min (シャワのときの半分)になる。
第2図の状態におけるガス消費量は、バーナ21aで1
2,0OOKcaf/min、風呂用バーナ22で10
,000Kcaj2、計22,000KcaI!、とな
り、当該バランス型風呂給湯器の容量(13号)以内で
あるから燃焼不良を生しるおそれが無い。
しかも、能力切替弁を手動操作する必要なしに、正常な
追焚き運転を行いつつ、台所出湯栓10aから快適湯量
(5〜7f/m1n)、快適温度(40″C)の出湯が
得られ、かつ、燃焼用空気不足による燃焼不良を生しる
おそれが無い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係るバランス型風呂給湯
器によれば、風呂の追焚き中に台所で出湯することがで
き、しかも台所で出湯する際に手動で能力切替弁を操作
する必要が無く、かつ、燃焼用空気の不良による燃焼不
良を生しるおそれが無い。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明に係るバランス型風呂給湯
器の1実施例を示す概要的な系統図であって、第1図は
シャワ給湯している状態を描いてあり、第2図は台所の
出湯と風呂の追焚きとを同時使用している状態を描いで
ある。 第3図はバランス型風呂給湯器の従来例を示す概要的な
系統図である。 1・・・水量制御部、2・・・1次圧室、2a・・・ダ
イヤフラム、3・・・水量調節子、4・・・ベンチュリ
、5・・・2次圧室、6・・・水ガバナ、7a・・・水
圧応動弁、7b・・・作用杆、7c・・・水圧応動弁バ
ネ、8・・・給湯用熱交換器、9a、9b・・・流水セ
ンサ、10a・・・台所出湯栓、10b・・・洗面所出
湯栓、lla・・・注湯管用出湯栓、llb・・・シャ
ワ用出湯栓、12・・・注湯管、13・・・シャワ、1
4a・・・主ガス弁、14b・・・パイロットガス弁、
14c・・・給湯ガス弁、14d・・・能力切替弁、1
4e・・・風呂ガス弁、15・・・手動主ガス弁、16
a・・・手動パイロットガス弁、16b・・・手動能力
切替弁、16c・・・手動風呂ガス弁、17a・・・給
湯ガスガバナ、17b・・・風呂ガスガバナ、18・・
・イグナイタロッド、19・・・フレームロッド、20
・・・パイロットバーナ、 21a。 21b・・・給湯用バーナ、22・・・風呂バーナ、2
3・・・風呂用熱交換器、23a、23b・・・循環パ
イプ、24・・・空焚き防止器(プレッシャスイッチ)
、25・・・浴槽、26・・・分岐管路、26a、26
b・・・枝管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水量制御部の下流側に接続された給湯用熱交換器と
    、 上記給湯用熱交換器の下方に設けられた給湯用バーナと
    、 上記給湯用バーナに供給される燃料ガスの流量を切り替
    える能力切替弁と、 前記給湯用熱交換器の下流側に接続された分岐管路とを
    具備しているバランス型風呂給湯器において、 前記分岐管路のうち、台所および洗面所の出湯栓に接続
    されている枝管に流水センサを設けるとともに、 上記分岐管路のうち、浴室に設けられた注湯管およびシ
    ャワに接続されている枝管に流水センサを設け、かつ、 上記双方の流水センサの出力信号を入力されて、前記能
    力切替弁を切替制御する自動制御部を設けたことを特徴
    とするバランス型風呂給湯器。 2、前記の給湯用熱交換器と別体の風呂用熱交換器と、 上記風呂用熱交換器の下方に設けられた風呂用バーナと
    、 上記風呂用バーナに供給される燃料ガスの流量を制御す
    る風呂ガス弁とを具備しており、前記の自動制御部は上
    記の風呂ガス弁をも制御するものであることを特徴とす
    る、請求項1に記載のバランス型風呂給湯器。
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