JPH03244870A - 作業車の走行変速構造 - Google Patents

作業車の走行変速構造

Info

Publication number
JPH03244870A
JPH03244870A JP4032490A JP4032490A JPH03244870A JP H03244870 A JPH03244870 A JP H03244870A JP 4032490 A JP4032490 A JP 4032490A JP 4032490 A JP4032490 A JP 4032490A JP H03244870 A JPH03244870 A JP H03244870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potentiometer
speed
actuator
speed position
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4032490A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Otsubo
大坪 寛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP4032490A priority Critical patent/JPH03244870A/ja
Publication of JPH03244870A publication Critical patent/JPH03244870A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Transplanting Machines (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、乗用型田植機や農用トラクタ等の作業車にお
ける走行変速構造に関する。
〔従来の技術〕
作業車の一例である乗用型田植機においては、走行用の
変速装置として静油圧式無段変速装置やベルト式無段変
速装置を装備して、この変速装置をアクチュエータによ
り変速操作するように構成しているものがある。この場
合、アクチュエータの作動位置を検出する第1ポテンシ
ョメータと、操縦者により操作される変速レバー(変速
操作具に相当)の操作位置を検出する第2ポテンショメ
ータとを設けて、この第2ポテンショメータの設定信号
に第1ポテンショメータからのフィードバック信号が一
致対応するように、アクチュエータを操作する制御装置
を備えている。
これにより、変速レバーに働く操作抵抗が小さくなって
、軽い変速操作が可能となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
乗用型田植機が走行する水田においては耕盤の深さや泥
の硬軟によって、機体に掛かる走行抵抗が大きく異なっ
てくる。
この場合、前述のように変速レバーが軽く操作できると
、操縦者が走行抵抗の大小に関係なく自由に変速操作し
てしまう場合があるので、特に走行抵抗が大きな状態で
変速レバーを最高速位置にまで操作してしまうと、エン
ストが生じてしまい作業の中断を余儀なくされる場合が
ある。
ここで、本発明は作業中でのエンストを招かないように
構成することを目的としている。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明の特徴は、以上のようなアクチュエータにより変
速操作を行う作業車の走行変速構造において、 ■ 走行用の変速装置における最高速位置よりも低速の
高速位置において、変速操作用のアクチュエータのそれ
以上の高速側への作動を阻止する状態と、最高速位置ま
での作動を許す状態とに切換可能な最高速調節手段を備
えてあることにあり、又、 ■ 変速操作具用の第2ポテンショメータをロータリ式
に構成し、その検出アームを高速側に付勢して、この検
出アームを変速操作具に低速側から接当させて、変速操
作具の゛動きに検出アームが追従して行くように構成す
ると共に、走行用の変速装置における最高速位置よりも
低速の高速位置に対応する位置において、前記検出アー
ムの高速側への移動を止める状態と移動を許す状態とに
切換可能な牽制手段を備えてあることにあり、又、 ■ 最高速に対応する変速操作具用の第2ポテンショメ
ータの設定信号に一致対応するフィードバック信号が、
走行用の変速装置における最高速位置よりも低速の高速
位置において、アクチュエータ用の第1ポテンショメー
タから出力されるように、第1ポテンショメータの検出
範囲を変更する変更手段を備えてあることにあり、その
作用及び効果は次のとおりである。
〔作 用〕
(i)前項■のように構成すると、走行抵抗の大きな作
業地の場合には、最高速調節手段により、アクチュエー
タの高速側への作動を最高速位置よりも低速の高速位置
で止める状態とすればよい。
これにより、変速操作具(変速レバー等)を最高速位置
に操作しても、アクチュエータはこれに追従して最高速
位置にまで作動せず、最高速位置よりも低速の高速位置
で止まっている。従って、変速操作具を最高速位置に操
作しても、走行用の変速装置は最高速状態とはならない
ので、エンストを招くおそれも少ない。
(ii)前項■のように構成して牽制手段を作動させて
いると、変速操作具を最高速位置にまで操作して行って
も、第2ポテンショメータの検出アームが途中の高速位
置において止められて変速操作具から離れる。
これにより、変速操作具を最高速位置に操作しても第2
ポテンショメータからは最高速位置よりも低速の信号が
発せられるので、この信号に基づいてアクチュエータに
より、走行用の変速装置が最高速位置よりも低速の高速
位置に操作されたままとなるのである。
この場合、変速操作具を最高速位置に操作した場合に、
変速操作具用の第2ポテンショメータから低速の信号が
出されるように構成しているので、他の機械的な連係や
電気回路等を変更する必要はなく、第2ポテンショメー
タの検出アームを止めるストッパー等を備えるたけで、
本発明を容易に実施できるのである。
(iii)前項■のように構成して変更手段を用いると
変速操作具を最高速位置に操作した場合、第1ポテンシ
ョメータのフィードバック信号か変速操作具の設定信号
(変速操作具の最高速位置に対応)に一致対応するよう
に、アクチュエータが操作されるのであるが、フィード
バック信号か最高速位置に対応するものであってもアク
チュエータ自身は最高速位置に作動していない。
従って、変速操作具を最高速位置に操作しても、走行用
の変速装置は最高速位置よりも低速の高速位置に操作さ
れていることになるのである。
この場合、変速操作具を最高速位置に操作した場合に、
見掛は上アクチュエータが最高速位置に操作されている
ように(実際は操作さていない)、アクチュエータと第
1ポテンショメータの関係を変更しているので、他の機
械的な連係や電気回路を変更する必要はなく、容易に本
発明を実施できるのである。
(iv)以上のように最高速状態を現出させない手段と
して、ストッパー等により変速操作具自身を最高速位置
に操作できないようにする手段もあるか、これでは変速
操作具の操作ストロークか小さくなってしまうので、操
縦者に違和感を与えてしまう。これに対(、で、前項■
9■、■では変速操作具の操作ストロークはそのままに
して最高速状態か現出させないように構成しているので
、操縦者に違和感を与えることはない。
〔発明の効果〕
以上のように、変速操作具を最高速位置に操作しても最
高速状態が得られないように構成できたので、走行抵抗
の大きな作業地においてエンストするような事態が少な
(なり、走行性能の向上を図ることができた。
そして、操縦者が操作する変速操作具の操作ストローク
に変化はないので、操縦者に違和感を与えることもない
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基ついて説明する。
第6図に示すように、前輪(1)及び後輪(2)で支持
された機体の後部に苗植付装置(3)が備えられて、作
業車の一つである乗用型田植機が構成されている。この
乗用型田植機の伝動系は次のように構成されている。つ
まり、第5図に示すように、エンジン(4)からの動力
はダブル割プーリー型式でベルト伝動型式の無段変速装
置(5)(走行用の変速装置に相当)、及びギヤ変速装
置(6)を介して前輪(1)、後輪(2)及び苗植付装
置(3)に伝達される。
次に、前記無段変速装置(5)の変速操作構造について
説明する。第5図に示すように、機体フレーム(12)
に固定されたブラケット(14)の横軸芯(Pl)周り
に、電動シリンダ(8)(アクチュエータに相当)が上
下揺動自在に取り付けられると共に、無段変速装置(5
)の変速操作部(5a)と電動シリンダ(8)とに亘っ
て、連係ロッド(7)が架設されている。又、連係ロッ
ド(7)はタンバックル(7a)により長さ調節可能で
ある。
そして、機体フレーム(12)の横軸芯(P2)周りに
、側面視り字状のベルクランク(15)か揺動自在に支
持され、このベルクランク(15)の一端が電動シリン
ダ(8)に取り付けられている。又、操縦席(20)の
下側にはロータリ式の第1ポテンショメータ(9)が取
り付けられ、この第1ポテンショメータ(9)の検出ア
ーム(9a)とベルクランク(15)の他端とに亘って
連係ロッド(17)が架設さている。従って、この第1
ポテンショメータ(9)により電動シリンダ(8)の作
動位置、つまり、無段変速装置(5)の変速位置を検出
するのである。
第5図に示すように、操縦部(16)の計器盤(■0)
には変速レバー(11) (変速操作具に相当)が備え
られている。次に、この変速レバー(11)の操作位置
の検出構造について説明する。第1図及び第3図に示す
ように、固定の支持板(19)にロータリ式の第2ポテ
ンショメータ(13)か横向きに取り付けられている。
そして、第2ポテンンヨメータ(13)の軸芯(P3)
周りに上下揺動自在に検出アーム(21)が備えられ、
第2ポテンショメータ(13)に内装されたバネ(図示
せず)により、検出アーム(21)か高速側(第1図に
おける紙面上方)に付勢されている。そして、検出アー
ム(21)の先端にはローラー(22)か取り付けられ
、ローラー(22)の端部にはワッシャー(23)か取
り付けられている。さらに、第1図に示すように、後述
する変速レバー(11)の所定の最高速位置(MAX+
)に対応する位置で、検出アーム(21)自身に接当し
て止めるストッパー(24)が支持板(19)に固定さ
れている。
これに対して、支持板(19)においては第2ポテンシ
ョメータ(13)から離れた横軸芯(P4)周りに、変
速レバー(11)が揺動操作自在に支持されている。そ
して、支持板(19)の一部か折り曲げられて、変速レ
バー(11)を最高速位置(MAX + )で止めるス
トッパー(19a)と、変速レバー(11)を最低速位
置(MIN、)で止めるストッパー(19b)が設けら
れている。さらに、最高速位置(MAX + )と最低
速位置(MINI)の間の任意の位置で、変速レバー(
11)を摩擦保持する皿ハネ(25)が取り付けられて
いる。
そして、第1図及び第3図に示すように、変速レバー(
11)の基部からアーム(lla)が延出されており、
第2ポテンショメータ(13)の検出アーム(21)の
ローラー(22)が低速側(第1図における紙面下方側
)から変速レバー(11)のアーム(lla)に接当し
ている。
以上の構造により、変速レバー(11)を低速側((M
INI)側)に操作して行けば、変速レバー(11)の
アーム(lla)が第2ポテンショメータ(13)の検
出アーム(21)を低速側に押し下げて行く。逆に、変
速レバー(11)を高速側((MAX、)側)に操作す
ると、検出アーム(21)に設けられているバネの付勢
力により、検出アーム(21)が変速レバー(11)の
アーム(lla)に追従して高速側に移動して行く。
以上のようにして変速レバー(11)の操作位置が、第
2ポテンショメータ(13)の検出アーム(21)によ
り検出されて、第5図の制御装置(18)に入力される
のであり、この第2ポテンショメータ(13)の設定信
号(変速レバー(11)の操作位置に対応)と、第1ポ
テンショメータ(9)のフィードバック信号(電動シリ
ンダ(8)の作動位置に対応)とが一致対応するように
、電動シリンダ(8)が制御装置(18)により操作さ
れ無段変速装置(5)が変速操作されるのである。
以上の状態は、第1図に示す変速レバー(11)を操縦
者が、最低速位置(MIN、)から最高速位置(MAX
I)に亘って操作した場合、無段変速装置(5)もこれ
に対応して最低速位置から最高速位置に亘って変速操作
される状態である。次に、変速レバー(11)を最高速
位置(MAX l )に操作しても最高速状態が得られ
ないようにする構成について説明する。
第1. 2. 3図に示すように、牽制アーム(26)
 (牽制手段及び最高速調節手段に相当)が支持板(1
9)の横軸芯(P6)周りに、設定角度(θ1)の範囲
に亘って揺動自在に取り付けられており、計器盤(10
)の横側面に備えられた操作ノブ(27)により牽制ア
ーム(26)を揺動操作する。そして、設定角度(θ1
)内の任意の位置で牽制アーム(26)を保持する摩擦
保持機構(28)が設けられている。これに対して、第
2ポテンショメータ(13)の検出アーム(21)の基
部からアーム(21a)が下方に延出されており、この
アーム(21a)の移動範囲内に牽制アーム(26)が
入り込めるように構成している。
第1図は牽制アーム(26)が最も紙面右方に位置して
いる状態で、検出アーム(21)のアーム(21a)の
移動範囲内に牽制アーム(26)が入り込んでいない状
態である。つまり、変速レバー(11)を最高速位置(
MAXI)に操作すると、検出アーム(21)もこれに
追従してストッパー(24)にまで達して最高速状態が
現出される状態である。
この場合、第2ポテンショメータ(13)からの設定信
号は第4図の実線(A1)のように、変速レバー(11
)の操作位置に対応した直線状となる。
そして、第2図に示すように操作ノブ(27)を操作し
て、牽制アーム(26)を検出アーム(21)のアーム
(21a)の移動範囲内に入り込ませる。これにより、
第2図に示すように変速レバー(11)を最低速位置(
MIN、)から高速側に操作して行くと、検出アーム(
21)もこれに追従して行くのであるが、最高速位置(
MAX + )よりも低速の高速位置(Hl)にまで変
速レバー(11)を操作すると、検出アーム(21)の
アーム(21a)が牽制アーム(26)に接当して止め
られる。これにより、変速レバー(11)を高速位置(
Hl)から最高速位置(MAX 1)に操作しても、検
出アーム(21)は牽制アーム(26)に止められて変
速レバー(11)のアーム(lla)から離れる。
従って、第2ポテンショメータ(13)からは第4図の
一点鎖線(A2)のような設定信号が得られる。つまり
、最高速位置(MAXI)よりも低速の高速位置(Hl
)以後は一定の設定信号が発せられるのであり、無段変
速装置(5)も高速位置(Hl)に対応する速度に維持
されて、変速レバー(11)を最高速位置(MAXI)
に操作しても無段変速装置(5)は一定の前記速度に維
持されたままとなるのである。又、牽制アーム(26)
の入り込み具合により一定の前記速度を任意に変更でき
るのである。
〔第1別実施例〕 第5図における電動シリンダ(8)用の第1ポテンショ
メータ(9)を、第7図に示すように、機体固定部の横
軸芯(P6)周りに、上下揺動、及び、位置固定自在な
支持部材(29) (変更手段及び最高速調節手段に相
当)に取り付けてもよい。
この場合、支持部材(29)の基部に操作レバー(30
)が固定されると共に、操作レバー(30)を任意の位
置で保持するレバーガイド(31)が設けられている。
これにより、操作レバー(30)によって第1ポテンシ
ョメータ(9)の位置を上下に変更するのであり、レバ
ーガイド(31)により第1ポテンショメータ(9)の
位置を固定する。そして、第1. 2. 3.図に示す
牽制アーム(26)は備えない。
第7図の実線で示す第1ポテンショメータ(9)の位置
は、第1図の変速レバー(11)を最低速位置(MIN
、)から最高速位置(MAXI)にまで操作した場合、
電動シリンダ(8)もこれに追従して最低速位置(MI
N2)から最高速位置(MAX2)にまで作動する通常
の状態である。つまり、変速レバー(11)の第2ポテ
ンショメータ(13)の出力範囲と、電動シリンダ(8
)の第1ポテンショメータ(9)の出力範囲とが一致し
ている状態である。 (第8図の実線(B、)参照) そして、第7図の二点鎖線に示すように、第1ポテンシ
ョメータ(9)の位置を下方に動かしてやると、連係ロ
ッド(17)の長さが変わらないので、第1ポテンショ
メータ(9)の検出アーム(9a)の作動範囲が第1ポ
テンショメータ(9)本体に対して高速側に移動するこ
とになる。つまり、第1ポテンショメータ(9)の位置
を下方に動かした場合、検出アーム(9a)の作動範囲
も(θ3)の範囲に平行移動するはずが、連係ロッド(
17)により(θ2)に残されたままとなるからである
従って、変速レバー(11)を最高速位置(MAX +
 )に操作した場合、第1ポテンショメータ(9)の検
出アーム(9a)が作動範囲(θ2)における位置(X
l)に達したときに、変速レバー(11)の第2ポテン
ショメータ(13)からの設定信号(最高速位置(MA
X、)に対応する信号)に一致対応するフィードバック
信号が第1ポテンショメータ(9)から出力されること
になり、その位置で電動シリンダ(8)が停止する。
この場合、第7図に示すように、電動シリンダ(8)に
おける最高速位置(MAX2)よりも低速の高速位置(
B2)が、前記位置(×1)と対応しており、このよう
にして最高速状態が得られないようにしている。(第8
図の二点鎖線(B2)参照)そして、変速レバー(11
)を最高速位置(MAX+)から低速側に操作して行く
と、第8図に示すように、最低速位置(MIN、)に達
する前の低速位置(Ll)において、第1ポテンショメ
ータ(9)の検出アーム(9a)は位置(X2)に来る
。この場合、電動シリンダ(8)は最低速位置(MIN
2)に達している為に、第8図の二点鎖線(B2)!こ
示すように、変速レバー(11)を前記低速位置(Ll
)から低速側に操作しても、最低速状態が維持される。
この第7図及び第8図の実施例では第1ポテンショメー
タ(9)を電動シリンダ(8)に近付けたが、逆に電動
シリンダ(8)及びベルクランク(15)を第1ポテン
ショメータ(9)に近付けても同様の結果が得られる。
〔第2別実施例〕 第9図に示すように、ベルクランク(15)における連
係ロッド(17)側に延出部(15a)(最高速調節手
段に相当)を設けると共に、この延出部(15a)に連
係ロッド(17)取付用の孔部(15b)。
(]、5c)を設ける構造でもよい。この場合、第1図
に示す牽制アーム(26)及び第7図に示す第1ポテン
ショメータ(9)の位置変更構造は備えない。
第9図の実線で示す状態は、第1ポテンショメータ(9
)の検出アーム(9a)における最高速位置(MAX3
 )及び最低速位置(MIN3)と、電動シリンダ(8
)における最高速位置(MAX2)及び最低速位置(M
IN2)とが一致している状態である。つまり、第1図
の変速レバー(11)を最高速位置(MAXりに操作す
ると、電動シリンダ(8)が最高速位置(MAX2)に
操作される状態である(第10図の実線(C1)参照)
そして、第9図の二点鎖線で示すように連係ロッド(1
7)をベルクランク(15)の孔部(15b)に連結す
ると、第1ポテンショメータ(9)の検出アーム(9a
)が最高速位置(MAX、)に在るとき、電動シリンダ
(8)は最高速位置(MAX2)よりも低速の高速位置
(B3)に在ることになる。
従って、第1図の変速レバー(11)を最高速位置(M
AX+)に操作した場合、第1ポテンショメータ(9)
のフィードバック信号が変速レバー(11)の第2ポテ
ンショメータ(13)の設定信号に一致対応するように
、つまり、第1ポテンショメータ(9)の検出アーム(
9a)が最高速位置(MAX3)に来るように電動シリ
ンダ(8)が作動するのであるが、実際には電動シリン
ダ(8)は最高速位置(MAX2)にはなく、これより
低速の高速位置(B3)に位置しているのである(第1
0図の一点鎖線(C2)参照)。
そして、連係ロッド(17)をベルクランク(15)の
孔部(15c)に取り付けてやると、第1ポテンショメ
ータ(9)の検出アーム(9a)が最高速位置(MAX
3)に在るとき、電動シリンダ(8)は前記高速位置(
H3)よりも、さらに低速の高速位置(H4)に来るこ
とになる。これにより、変速レバー(11)と電動シリ
ンダ(8)の作動位置の関係は第10図の二点鎖線(C
3)のような関係となる。
〔第3別実施例〕 以上のように、第1ポテンショメータ(9)からのフィ
ードバック信号及び第2ポテンショメータ(13)の設
定信号を機械的に操作するのではなく、このような処理
を制御装置(18)内で行ってもよい。
つまり、第11図に示すように、第1ポテンショメータ
(9)における最高速位置(MAX3)に対応するフィ
ードバック信号よりも、低速に相当する設定電圧(VT
R)を制御装置(18)に入力しておく。これにより、
変速レバー(11)を高速側に操作して行く場合、フィ
ードバック信号(Vl)が設定電圧(■工、、)に達す
ると、電動シリンダ(8)をその位置で停止させるよう
にしている(ステップ(Sl)、 (S2))。従って
、変速レバー(11)を最高速位置(MAXI)に操作
しても、最高速状態は得られないのである。
又、第1ポテンショメータ(9)における最低速位置(
MIN3)に対応するフィードバック信号よりも、高速
に相当する設定電圧(■工L)を制御装置(18)に入
力しておくこともできる。これにより、変速レバー(1
1)を低速側に操作して行く場合、フィードバッグ信号
(V+)が設定電圧(V、、)に達すると、電動シリン
ダ(8)をその位置で停止させるのである(ステップ(
S3)、 (S2))。従って、変速レバー(11)と
電動シリンダ(8)の関係は第12図の一定鎖線(D2
)のようになる。
そして、第1ポテンショメータ(9)における最高速位
置(MAX3)に対応する設定電圧(VTll)、及び
最低速位置(MIN3)に対応する設定電圧(VTL)
を制御装置(18)に入力してやれば、変速レバー(1
1)と電動シリンダ(8)の関係は第12図の実線(貼
)のようになる。つまり、通常の変速状態である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車の走行変速構造の実施例を示
し、第1図は変速レバー付近の側面図、第2図は第1図
に示す状態から牽制アームを検出アームの移動軌跡内に
入り込ませた状態を示す側面図、第3図は変速レバー付
近の平面図、第4図は変速レバーの操作位置と第2ポテ
ンショメータからの設定信号との関係を示す図、第5図
は電動シリンダと無段変速装置との連係状態を示す側面
図、第6図は乗用型田植機の全体側面図、第7図は第1
別実施例における第1ポテンショメータと電動シリンダ
との連係状態を示す概略側面図、第8図は第1別実施例
における変速レバーの操作位置と電動シリンダの作動位
置との関係を示す図、第9図は第2別実施例における第
1ポテンショメータと電動シリンダとの連係状態を示す
概略側面図、第10図は第2別実施例における変速レバ
ーの操作位置と電動シリンダの作動位置との関係を示す
図、第11図は第3別実施例における制御のフローチャ
ート、第12図は第3別実施例における変速レバーの操
作位置と電動シリンダの作動位置との関係を示す図であ
る。 (5)・・・・・・走行用の変速装置、(8)・・・・
・・アクチュエータ、(9)・・・・・・第1ポテンシ
ョメータ、(11)・・・・・・変速操作具、(13)
・・・・・・第2ポテンショメータ、(18)・・・・
・・制御装置、(21)・・・・・・第2ポテンショメ
ータの検出アーム、(26)・・・・・・牽制手段(最
高速調節手段)、(29)・・・・・・変更手段(最高
速調節手段)、(15a)・・・・・・最高速調節手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走行用の変速装置(5)を変速操作するアクチュエ
    ータ(8)と、このアクチュエータ(8)の作動位置を
    検出する第1ポテンショメータ(9)と、人為的に操作
    される変速操作具(11)の操作位置を検出する第2ポ
    テンショメータ(13)とを備えると共に、この第2ポ
    テンショメータ(13)の設定信号と、前記第1ポテン
    ショメータ(9)のフィードバック信号とが一致対応す
    るように前記アクチュエータ(8)を操作する制御装置
    (18)を備えてある作業車の走行変速構造であって、 前記変速装置(5)における最高速位置よりも低速の位
    置において、前記アタチュエータ(8)のそれ以上の高
    速側への作動を阻止する状態と、最高速位置までの作動
    を許す状態とに切換可能な最高速調節手段(15a)、
    (26)、(29)を備えてある作業車の走行変速構造
    。 2、走行用の変速装置(5)を変速操作するアクチュエ
    ータ(8)と、このアクチュエータ(8)の作動位置を
    検出する第1ポテンショメータ(9)と、人為的に操作
    される変速操作具(11)の操作位置を検出する第2ポ
    テンショメータ(13)とを備えると共に、この第2ポ
    テンショメータ(13)の設定信号と、前記第1ポテン
    ショメータ(9)のフィードバック信号とが一致対応す
    るように前記アクチュエータ(8)を操作する制御装置
    (18)を備えてある作業車の走行変速構造であって、 前記第2ポテンショメータ(13)をロータリ式に構成
    し、その検出アーム(21)を高速側に付勢して、この
    検出アーム(21)を前記変速操作具(11)に低速側
    から接当させて、変速操作具(11)の動きに検出アー
    ム(21)が追従して行くように構成すると共に、前記
    変速装置(5)における最高速度位置よりも低速の高速
    位置に対応する位置において、前記検出アーム (21)の高速側への移動を止める状態と、移動を許す
    状態とに切換可能な牽制手段(26)を備えてある作業
    車の走行変速構造。 3、走行用の変速装置(5)を変速操作するアクチュエ
    ータ(8)と、このアクチュエータ(8)の作動位置を
    検出する第1ポテンショメータ(9)と、人為的に操作
    される変速操作具(11)の操作位置を検出する第2ポ
    テンショメータ(13)とを備えると共に、この第2ポ
    テンショメータ(13)の設定信号と、前記第1ポテン
    ショメータ(9)のフィードバック信号とが一致対応す
    るように前記アクチュエータ(8)を操作する制御装置
    (18)を備えてある作業車の走行変速構造であって、 最高速に対応する前記第2ポテンショメー タ(13)の設定信号に一致対応するフィードバック信
    号が、前記変速装置(5)における最高速度位置よりも
    低速の高速位置において、前記第1ポテンショメータ(
    9)から出力されるように、第1ポテンショメータ(9
    )の検出範囲を変更する変更手段(29)を備えてある
    作業車の走行変速構造。
JP4032490A 1990-02-20 1990-02-20 作業車の走行変速構造 Pending JPH03244870A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4032490A JPH03244870A (ja) 1990-02-20 1990-02-20 作業車の走行変速構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4032490A JPH03244870A (ja) 1990-02-20 1990-02-20 作業車の走行変速構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03244870A true JPH03244870A (ja) 1991-10-31

Family

ID=12577429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4032490A Pending JPH03244870A (ja) 1990-02-20 1990-02-20 作業車の走行変速構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03244870A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61125935A (ja) * 1984-07-23 1986-06-13 イ−トン コ−ポレ−シヨン 半自動機械式ギア変速機の制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61125935A (ja) * 1984-07-23 1986-06-13 イ−トン コ−ポレ−シヨン 半自動機械式ギア変速機の制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10208852B2 (en) Steering lever system for work vehicle
US6357232B1 (en) Differential pedal interface system for a cycling type work machine
JPS5938108A (ja) 作業車
US3987686A (en) High speed reverse lockout control
JPH03244870A (ja) 作業車の走行変速構造
KR100629768B1 (ko) 작업차량
JPH08324278A (ja) 作業車の走行用変速操作装置
US7370554B2 (en) Moveable control pedal assembly
JPH0789363A (ja) トラクタ等の走行変速操作装置
JPH09100908A (ja) 作業車の変速制御装置
KR20050010473A (ko) 작업차
EP0951812B1 (en) Electronic control system
JP2005088700A (ja) 作業車の走行操作装置
JPH02300560A (ja) 作業車の走行変速装置
JPH11315911A (ja) 移動農機
JP2000006680A (ja) 作業車
JPS62248405A (ja) 遠隔操作型水田作業機
JP2007263226A (ja) 作業車輌
KR20230170572A (ko) 농용 트랙터
JPH10317999A (ja) 農作業機のアクセル操作構造
JP2545488B2 (ja) 作業車
JPH03213757A (ja) 速度設定用操作レバーの位置検出構造
JPH08331969A (ja) 作業車の走行変速操作装置
JPH09257128A (ja) 油圧伝動装置におけるトラニオン軸の位置決め装置
JP2002293171A (ja) 水田作業機