JPH03243697A - 冷凍機用潤滑油 - Google Patents

冷凍機用潤滑油

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JPH03243697A
JPH03243697A JP3950690A JP3950690A JPH03243697A JP H03243697 A JPH03243697 A JP H03243697A JP 3950690 A JP3950690 A JP 3950690A JP 3950690 A JP3950690 A JP 3950690A JP H03243697 A JPH03243697 A JP H03243697A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、1.1.1.2−テトラフルオロエタン冷媒
を使用する冷凍機用潤滑油に関するもので、冷凍機内に
おける鉄/アルミニウム接触部における摩耗防止効果に
優れた冷凍機用潤滑油に関する。
〔従来の技術〕
従来、冷凍機用冷媒としては、主としてR11(CCj
!3F)がビル等の冷房機用として、またR12(C(
/2iFi)は電気冷蔵庫、カーエアコン用等の冷凍機
用冷媒として使用されているが、最近成層圏のオゾン破
壊が社会問題化し、その代替フロンの開発が緊急化して
いる。
最近、R11の代替品としてR123(CF3CHC1
a>が検討されているが、価格が高く、また毒性試験も
未実施という問題を有している。一方、R12の代替品
としてはR22(CI(Cf F2 )がその分解し易
さから検討されはじめているが、沸点が低いために常温
での使用圧力が高く、ハードウェアーに耐圧性が要求さ
れ、またパツキン部、ホース部等から漏れを生じるとい
う問題があり、更に電気絶縁性に劣るという問題がある
一方、このR22同様、R12の代替品として知られて
いる1、 1.1.2−テトラフルオロエタン(R13
4a)は、その構造上オゾン破壊に影響する塩素を含有
せず、毒性試験に関しても慢性毒性試験は未実施ではあ
るものの、急性、亜急性毒性試験には合格し、その使用
が注目されはじめているが、般に使用されている冷凍機
油では相溶性が悪いという問題があり、本発明者等は、
先に1.1.1.2−テトラフルオロエタン冷媒を使用
する冷凍機用潤滑油において、100℃における粘度範
囲が2 mm2/S〜11 n+n+2/sであるエス
テル油を基油として使用すると、冷媒との相溶性に優れ
た潤滑油となしうろことを見出し、出願した。
〔発明が解決しようとする課題〕
冷凍機用潤滑油には、冷媒との適合温度範囲が広いこと
が要求され、高温で曇りがなく (溶媒和性が大きい〉
、分子極性が大きいこと、また低温での析出がないこと
(溶解性が大きく、ベース分子量が小さいこと)の双方
の性状を有し、かつ−定の高粘度及び引火点を有するも
のが要求されるが、同時に冷凍機内に配置された鉄/ア
ルミニウムで構成されるピストン部、軸受部における、
特にアルミニウム製部材の摩耗防止性の向上を図る必要
がある。
しかしながら、従来使用されている燐系摩耗防止剤では
その摩耗量が大きいことが判明した。
本発明は1.1.1.2−テトラフルオロエタン冷媒を
使用する冷凍機に適した冷凍機用潤滑油であって、同時
に冷凍機内に配置された鉄/アルミニウムで構成される
ピストン部、軸受部における、特にアルミニウム製部材
の摩耗防止性の向上を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、100℃における粘度範囲が2mm’/S〜
11 mm2/sであるエステル油からなる111゜2
−テトラフルオロエタン冷媒を使用する冷凍機用潤滑油
において、硫黄系摩耗防止剤を添加したことを特徴とす
る。
まず、本発明における100℃における粘度範囲が2 
mm2/S〜11mm2/sであるエステル油としては
、分子極性の高いエステル油を使用するものであり、次
のようなエステル油を使用するとよい。
■、脂肪族二塩基酸のジアルキルエステル類で、炭素数
16〜22のもの。
脂肪族二塩基酸としてはコハク酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、及びこれらと同等の性状を有するものが挙げられ
る。好ましい脂肪族二塩基酸は、コハク酸、アジピン酸
、セバシン酸であり、アルキル基の炭素数の大きさを勘
案して所望の粘度のエステル油が得られ、適宜選択して
使用することができる。またジアルキルエステルにおけ
るアルキル基は、炭素数5〜8のn−1又はis○アル
キル基であり、具体的にはアミル基、ヘキシル基、オク
チル基及びノニル基、並びにこれらの異性体である。好
ましいアルキル基はイソアミル基、イソヘキシル基及び
オクチル基である。ジアルキルエステル類は、上記脂肪
族二塩基酸と上記の炭素数を有するモノアルコールとを
常法によりエステル化反応で製造することができる。ジ
アルキルエステルのアルキル基としては、上記のものを
選択することができ、同一又は相違するものでもよい。
本発明によれば、好適なジアルキルエステルは、ジオク
チルアジペート、ジ−イソヘプチルアジペート、ジヘキ
シルセバケート、コハク酸ジヘプチル等が挙げられる。
■、ジアルキレングリコール及び/又はトリアルキレン
クリコールのモノアルキルニーテルト脂肪族二塩基酸と
のジエステル類。
モノアルキルエーテルにおけるアルキル基としては、メ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、又はこれら
の異性体、アルキレン基としては、エチレン基、プロピ
レン基、ブチレン基、アミレン基、又はこれらの異性体
等、脂肪族二塩基酸としてはアジピン酸、ピメリン酸、
スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸由来のもの、 ■、芳香族二塩基酸のジアルキルエステル類で、炭素数
18〜26のもの。
芳香族二塩基酸としてはフタル酸、イソフタル酸、これ
らと同等のものが挙げられ、またジアルキルエステルに
おけるアルキル基としては、炭素数5〜8のn−1また
はisoアルキル基であり、アミル基、ヘキシル基、ヘ
プチル基、オクチル基、及びこれらの異性体が使用され
る。好ましいアルキル基は、アミル基、ヘプチル基、オ
クチル基が挙げられる。本発明によれば、芳香族ジエス
テルはジオクチルフタレート、ジイソヘプチルフタレー
ト、ジイソアミルフタレート等が包含されるものである
■、アルキレングリコール、ジアルキレングリコール及
び/又はトリアルキレングリコールのモノアルキルエー
テルとフタル酸とのジエステル類。
モノアルキルエーテルにおけるアルキル基としては、メ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アルキレン
基としては炭素数2〜5、好ましくは炭素数3〜4、特
にプロピレン基である。
■、脂肪族ポリオールと脂肪酸とのポリエステル類。
脂肪族ポリオールにはトリメチロールプロパン、ジトリ
メチロールプロパン、トリメチロールエタン、ジトリメ
チロールエタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリ
スリトールを包含する。脂肪酸としては炭素数3〜9の
ものを使用することができ、好ましい脂肪酸はプロピオ
ン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、ピバル酸等である。
■、脂肪族ポリオールと脂肪酸との部分エステル類。
脂肪族ポリオールとしてはトリメチロールプロパン、ジ
トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ジト
リメチロールエタン、ペンタエリスリトール、ジペンタ
エリスリトール等を使用することができる。脂肪酸とし
ては炭素数3〜10のもので、プロピオン酸、酪酸、吉
草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、ピバル酸
、カプリン酸等である。
■、ネオペンチルポリオールと脂肪酸とのジエステル類
ネオペンチルポリオールとしては、ネオペンチルグリコ
ール、又はこれと同等の性状を有するものが包含される
。脂肪酸としては炭素数6〜9のもので、カプロン酸、
エナント酸、カプリン酸、ピバル酸等である。
■、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
ペンタエリスリトール等の脂肪族ポリオールと炭素数3
〜9の脂肪酸との部分エステル類と、脂肪族二塩基酸、
又は芳香族二塩基酸とのコンプレックスエステル類。
脂肪族二塩基酸としてはコハク酸、アジピン酸1、ピメ
リン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸由来の
もの、また芳香族二塩基酸としてはフタル酸、それと同
等のもの 等が挙げられる。
これらのエステル油の内、冷凍機油として適するものは
、100℃における粘度範囲が2 mm2/s〜11 
mm’/sのものである。粘度が2mm’/s;t−漬
であると、高温での冷媒との相溶性は高いにしても粘度
が低くすぎて、潤滑性、シール特性が悪く使用できず、
更に熱安定性も低いので好ましくなく、また粘度が11
mm”/sを越えると、冷媒との相溶性が低下するので
好ましくない。
このようなエステル油は、単独でも基油成分とすること
ができるが、冷媒との相溶性を保持しつつ、冷凍機油と
して必要な粘度に調整することを目的として上記各種エ
ステル油を適宜割合で混合して使用することもできる。
次に本発明の冷凍機用潤滑油に添加される硫黄系摩耗防
止剤について説明する。
まず、へ (RO)、P=S (式中、Rはアルキル基、アリル基、フェニル基であり
、同一又は異種でもよい。) で表され、具体的にはトリアルキルフォスフォロチオネ
ート、トリフェニルフォスフォロチオネート、アルキル
ジアリルフォスフォロチオネート等の硫黄系摩耗防止剤
、 ジフェニルスルフィド、ジフェニルジスルフィド、ジn
−ブチルスルフィド、ジ−n−ブチルジスルフィド、ジ
ーtert−ドデシルジスルフィド、ジーtert−ド
デシルトリスルフィド等のスルフィド類、スルファライ
ズトスパームオイル、スルファライズドジペンテン等の
硫化油脂類、 キサンチックジサルファイド等のチオカーボネート類、 一級アルキルチオ燐酸亜鉛、二級アルキルチオ燐酸亜鉛
、アルキル−アリルチオ燐酸亜鉛、アリルチオ燐酸亜鉛
等のチオ燐酸亜鉛系摩耗防止剤等を使用することができ
る。
硫黄系摩耗防止剤の使用割合は、基油に対して0.01
〜5重量%、好ましくは0.1〜3重量%使用するとよ
い。
また本発明の冷凍機用潤滑油においては、粘度調整を目
的としてポリマー類を添加してもよい。
このポリマーは、100℃における粘度が10mm2 
/ s以上のものであり、これを当該エステル油に添加
して使用し、冷凍機油として適した粘度範囲である2 
mm2/s〜l l mm2/sに調整してもよい。
このようなポリマーとしては、 ■、ポリアルキルメタクリレート(例えば、アルキル基
が炭素数4〜8のもの)、 ■、ポリアルキレングリコール(例えば、ポリプロピレ
ングリコール、又ポリエチレングリコール71とポリプ
ロピレングリコール成分からなる共重合体、ポリプロピ
レングリコール成分とポリテトラメチレングリコール成
分とからなる共重合体等)、 ■、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
ペンタエリスリトール等の脂肪族ポリオールと炭素数3
〜5の脂肪酸との部分エステル類と、脂肪族二塩基酸、
又は芳香族二塩基酸とのコンプレックスエステル類で、
脂肪族二塩基酸としてはコハク酸、アジピン酸1、ピメ
リン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシン酸由来の
もの、また芳香族二塩基酸としてはフタル酸、イソフタ
ル酸、これらと同等のもの ■、ネオペンチルグリコールと脂肪族二塩基酸とのポリ
エステルで下記式で示されるもの等を挙げることができ
る。
これらのポリマーを必要に応じて配合すると、エステル
油における冷媒との相溶性、低吸水性を保持しつつ冷凍
機油として適した粘度を有する冷凍機油が得られる。
この配合物は、エステル油の粘度特性を改善するために
必要に応じて配合されるものであり、冷凍機の機種とし
てエステル油自体の特性で充分であれば、特に添加する
必要はない。当該ポリマの添加量は、所望の粘度のエス
テル油が得られるならば特に限定されるものではないが
、通常1重量%〜99重量%の範囲とすることができる
本発明の冷凍機油には、通常使用される各種添加剤を使
用することができる。
酸化防止剤としては、ジオクチルジフェニルアミン、フ
ェニル−α−ナフチルアミン、アルキルジフェニルアミ
ン、N−ニトロソジフェニルアミン等のアミン系酸化防
止剤、2.6−ジーt−ブチルバラクレゾール、4.4
“ −メチレンビス(2,6−ジーt−ブチルフェノー
ル)、2.6ジーt−ブチル−α−ジメチルアミン−p
−クレゾール、2.6−ジーt−ブチルフェノール等の
フェノール系酸化防止剤、トリス(2,4−ジ−t−ブ
チルフェニル)フォスファイト、トリスノニルフェニル
フォスファイト、トリフェニルフォスファイト等のリン
系酸化防止剤等を使用するとよく、その使用割合は基油
に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.01〜
1.0重量%を使用するとよい。
また腐食防止剤としては、イソステアレート、n−オク
タデシルアンモニウムステアレート、デュオミンT・ジ
オレート、ナフテン酸鉛、ソルビタンオレート、ペンタ
エリスリット・オレート、オレイルザルコシン、アルキ
ルコハク酸、アルケニルコハク酸、及びこれらの誘導体
等があり、その使用割合は基油に対してo、ooi〜1
. 0重量%、好ましくは0101〜0.5重量%使用
するとよい。
消泡剤としては、シリコーン等を使用するとよく、その
使用割合は基油に対して0.0001〜0.01重量%
、好ましくは0.0003〜0゜005重量%使用する
とよい。
また、金属不活性化剤(金属捕捉剤)としては、例えば
ベンゾトリアゾール、ベンゾトリアゾール誘導体、チア
ジアゾール、チアジアゾール誘導体、トリアゾール、ト
リアゾール誘導体、ジチオカルバメート等を使用すると
よく、その使用割合は、基油に対して0.01重量%〜
10重量%、好ましくは0.01重量%〜1.0重量%
を使用するとよい。
更に防錆剤として、例えばコハク酸、コノ\り酸エステ
ル、オレイン酸牛脂アミド、バリウムスルホネート、カ
ルシウムスルホネート等を使用するとよく、その使用割
合は0.01重量%〜lO重量%、好ましくは0.01
重量%〜1.0重量%を使用するとよい。
〔作用〕
本発明者等は、従来の冷媒に代わる代替フロンとして1
.1.1.2−テトラフルオロエタンに注目し、その冷
媒としての上記諸条件を検討する中で、エステル油が極
めて相溶性がよく、またその相溶体は、従来使用されて
いるR 12(CCJ 2F2)に比較しても熱的、化
学的に安定であることを見出眩光に出願したが、このエ
ステル油を基油とする1゜1、1.2−テトラフルオロ
エタン冷媒を使用する冷凍機用潤滑油において、摩耗防
止剤として特に硫黄系摩耗防止剤を使用することにより
、冷凍機内における鉄/アルミニウム接触部における摩
耗防止効果に優れた冷凍機用潤滑油となしうることを見
出したものでしる。
以下、本発明を実施例、比較例により説明するが、まず
実施例等において採用した冷凍機油の評価方法について
説明する。
(耐摩耗性評価方法〉 ASTM  D2981に準拠したLFW−1摩擦摩耗
試験機で評価した。実機条件をシュミレートするため、
試験条件は油温120℃とし、荷重はAJ材の硬度から
20Lbsとした。テストピースはAl材についてはA
j!−3n合金を使用した。
・試験条件 荷重 20Lbs、油温 120℃、回転数1100O
rp、試験時間60分 ・テストピース材質 リング−3AE4620  S t e e I  H
ic−60(HV=694) ブロック・A1−3n合金 Hv=49〔実施例1〕 下記のエステル系基油からなる冷凍機用潤滑油に、下記
摩耗防止剤を添加した場合の冷凍機油としての摩擦摩耗
性評価を実施した。 下記試料油についての評価結果を
第1表に、比較油についてのそれを第2表に示す。
尚、各試料油、比較油井、基油としてはペンタエリスリ
トールとC5〜C3脂肪酸とのエステル(粘度 5.0
,100℃)10重量%とジペンタエリスリトールとC
6〜C6脂肪酸とのエステル(粘度 10.0.100
℃)90重量%からなる混合エステル油を使用した。
また、本発明の試料油1.2は摩耗防止剤としてトリフ
ェニルフォスフォロチオネート、試料油3.4は摩耗防
止剤としてトリアルキル(CI2)フォスフォロチオネ
ート、比較油5.6は燐系摩耗防止剤であるトリクレジ
ルホスフェート、比較油7は燐系摩耗防止剤であるトリ
オレイルホスフェート、比較油8はジラウリルハイドロ
ジエンホスフェート、比較油9は摩耗防止剤を添加しな
い場合である。
また酸化防止剤としてはジアルキルジフェニルアミン、
腐食防止剤としてはコハク酸イミド、消泡剤としてはシ
リコーンを使用した。
尚、各添加剤の添加量は重量%で示す。
第1表 (以下余白) 上記表かられかるように、摩耗防止剤として硫黄系を使
用した場合には優れた摩耗防止効果を奏するが、燐系摩
耗防止剤を使用した比較油は、摩耗防止剤を添加しない
比較油9と比較してもわかるように、摩耗防止効果が低
いことがわかる。
〔発明の効果〕
本発明のエステル油を基油とする1、 1.1.2−テ
トラフルオロエタン冷媒を使用する冷凍機用潤滑油にお
いて、摩耗防止剤として硫黄系摩耗防止剤を添加するこ
とにより、燐系摩耗防止剤を添加する場合にはみられな
い優れた摩耗防止効果を奏するものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)100℃における粘度範囲が2mm^2/s〜1
    1mm^2/sであるエステル油からなる1,1,1,
    2−テトラフルオロエタン冷媒を使用する冷凍機用潤滑
    油において、硫黄系摩耗防止剤を添加したことを特徴と
    する冷凍機用潤滑油。
  2. (2)上記硫黄系摩耗防止剤が、下記一般式で示される
    請求項1記載の冷凍機用潤滑油。 (RO)_3、P=S (式中、Rはアルキル基、アリル基、フェニル基であり
    、同一又は異種でもよい。)
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