JPH03243555A - シート位置合わせ機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば複写機やプリンタ等の画像記録装置
に使用されるシート位置合わせ機構に関する。

（従来の技術） 従来、この種の画像記録装置に用いられるシート位置合
わせ機構としては、たとえば第５図に示すようなものが
ある。同図において、１７は用紙Ｓを収容する用紙カセ
７）、１８は用紙反転部、２０は用紙に画像の転写を行
う転写部、２１は転写された画像の一定着を行う定着器
、Ｒ，１９゜２１．２２，２３，２４．２５は搬送ロー
ラ、２６．２９はフラッパ、２７は排紙ローラ、２８は
排紙トレイ、３０．３１は用紙Ｓの幅方向（１１１２送
方向と垂直方向）の位置を規制する横レジスト板である
。ここで、第６図にシート位置合わせ機構の詳細を示す
。横レジスト板３０．３１は１図中矢印方向に示すよう
に、用紙Ｓの搬送方向と垂直方向に移動可能であり、こ
の移動は横レジスト板３０．３１に取付けられたラック
ギア３７゜３８と噛合するピニオンギア４０を横レジス
ト板駆動モータ３９によって回転させることにより行う
。用紙Ｓの搬送は、搬送ローラ２４によって、同図矢印
方向に行われる。横レジスト板駆動モタ３９及び搬送ロ
ーラ２４は、例えばステッピングモータなどの駆動手段
を用いて構成される。これらの駆動制御は、センサフラ
グ３２を検知するフォトセッサ３３の出力信号などを用
いマイクロコンピュータ等から構成される制御手段６０
によって成される。尚、図中４２は、横レジスト板を規
制する横レジスト板規制ブロックである。

従来における用紙の位置合わせは、第７図に搬送ローラ
２４と横レジスト板駆動モータ３９のタイミングチャー
トに示されるように、用紙Ｓが搬送ローラ２４により横
レジスト板３０．３１の付近に送り込まれると、横レジ
スト板３０．３１が所定の位置まで移動し、横レジスト
板３０は用紙Ｓに当接して用紙Ｓの幅方向の位置決めを
行うものであった・ （発明が解決しようとする課題） しかし斯かる従来の技術にあっては、搬送ローラ２４と
横レジスト板３０の駆動タイミングが相互に制御されて
いないため、第７図のタイムチャートに示すように、搬
送ローラ２４により用紙Ｓが押えられているにもかかわ
らず、横レジスト板３０により幅方向に力が加えられ、
用紙Ｓにストレスが加えられ用紙Ｓにシワができたり、
あるいは用紙Ｓの端部に折れが生じるという課題があっ
た。

本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、用紙などを含む
シートの幅方向の位置合わせ時にシートのシワや端部折
れの発生を防止することが可能なシート位置合わせ機構
を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明にあっては、シート
を搬送するための搬送ローラと、シートの搬送される方
向と垂直方向であるシートの幅方向の位置を規制する位
置決め板と、前記位置決め板をシートの幅方向に移動す
る駆動手段とを有するシート位置合わせ機構において、
前記駆動手段により移動された位置決め板がシートを幅
方向に押圧して位置決めする間、前記搬送ローラからシ
ートに与えられる搬送力を停止させる制御手段を設けた
ことを特徴とする。

好適な第１の実施態様として、前記制御手段は、前記搬
送ローラの円の一部をカットすることにより搬送ローラ
とシートとの接触を禁止させることを特徴とする。

更に、好適な第２の実施態様として、前記制御手段は、
シートの大きさに対応して前記駆動手段の駆動タイミン
グを制御することを特徴とする。

（作　用） 而して、位置決め板によってシートの幅方向に位置決め
されるシートは、位置決め板かシートを押圧して位置決
めする間、搬送ローラから搬送のための力を受けること
かなく、その結果、シートにシワや端部の折れが生しる
ことはない。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

第１図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）は本発明の第１
の実施例に係るシート位置合わせ機構を説明する図であ
る。

同図において、１はマイクロコンピュータ等から構成さ
れる制御回路、２は搬送ローラ駆動モータ、３は搬送ロ
ーラ駆動モータ２に回転部に取付は固定されたピニオン
ギア、４はピニオンギア３と噛合するギア、５はピニオ
ンギア４を噛合するギアを備え用紙Ｓの搬送を行う搬送
ローラである。

搬送ａ−ラ５は、制御回路１から出力される制御信号に
基づき駆動制御される搬送ローラ駆動モータ２からの駆
動を、ピニオンギア及びギア４を介して受けとる。この
搬送ローラ５は、図中に示すように、ローラの円形部の
一部を平坦状にカットされた構成を有している。このた
め、同図（ａ）に示すように、搬送ローラ５のローラの
カットしていない部分か用紙Ｓの紙面に接触している時
は、用紙Ｓはローラから搬送のための力を受は搬送され
る。一方、同図（ｂ）の状態を経て同図（Ｃ）に示すよ
うに、搬送ローラ５のローラのカットしである部分か用
紙Ｓの紙面上にある時は、用紙Ｓの紙面と搬送ローラ５
とは比接触状態となり、用紙Ｓは搬送ローラ５から搬送
のための力を受けることなくフリーの状態となる。

次に、本実施例における用紙の位置合わせ動作を第２図
を参照して説明する。第２図は、本実施例における搬送
ローラと横レジスト板駆動モータの駆動タイミングを示
す図である。尚、横レジスト板駆動モータは、第６図に
用いたものと同一の構成を有し、横レジスト板を用紙の
幅方向に移動させるものとする。

先ず、搬送ローラ５はａ−Ｃの間で、ローラのカントし
ていない部分か用紙Ｓの紙面を押圧して用紙Ｓの搬送を
行い（第１図（ａ）、（ｂ）の状態）ｃ−ｄの間でロー
ラのカットしている部分か用紙Ｓ上に位置し用紙５ｔｌ
−離れフリーの状態（第１図（Ｃ）の状態）となる。搬
送ローラ５がタイミングＣで用紙Ｓから離れてフリーな
状態になった時、制御回路ｌからの駆動制御により横レ
ジスト板駆動モータの駆動を開始し、搬送ローラ５がフ
リーな状態を解かれる時点ｄの前の時点ｅで横レジスト
板駆動モータの駆動を停止させる。即ち、用紙Ｓの幅方
向の位置決めは、搬送ローラ５か用紙Ｓから離れたフリ
ーな状態、即ち用紙Ｓが搬送ローラ５から搬送のための
力を全く受けていない間に行われることとなる。このよ
うにして、用紙Ｓの位置決めが終了した後、再び搬送ロ
ーラ５により用紙Ｓの搬送を開始させる（図中、ｄ〕。

次に、本発明の第２の実施例について説明する。

第３図は本発明の第２の実施例によるシート位置合わせ
機構に係る搬送ローラと横レジスト板駆動モータの駆動
タイミングを示す図である。尚搬送ローラを含むこれら
の構成は上記した第１の実施例と同一である。

ｔｌ、ｔ２＋ｔ３の期間は、搬送ローラ５と用紙Ｓの紙
面が接っしている状態（第１図（ａ）　、　（ｂ）の状
態）である。先ず、搬送ローラ５の駆動が開始され（タ
イミングｈ）、回転を続けるがｊ−１のタイミングで搬
送ローラ５は用紙Ｓの紙面から離れる。一方、横レジス
ト板が横レジスト板駆動モータの駆動により移動を開始
してから用紙Ｓの側面に当接するまでの時間は多少パラ
つくが、ｊ−１のタイミングで当たるようにある程度の
余裕をみてタイミングｉで駆動を開始させる。このため
、ｉ−ｊの期間は横レジスト板は用紙Ｓに当たらない。

このような制御を行うことにより、搬送ローラ５がフリ
ーとなる期間ｊ−１を短かくでき、高速な位置合わせも
可能となる。

さらに第４図に示すように、横レジスト板駆動モータの
駆動開始タイミングを用紙の大きさ（特に川幅）によっ
て変えることにより、搬送ローラ５から用紙Ｓがフリー
になるタイミングを横レジスト板か所定の位置に到達す
るタイミングを常に一致させることができる。図中、ｔ
　ｌ、ｔ　２．ｔ　３の期間は、搬送ローラ５と用紙Ｓ
の紙面とが接っしている状態、タイミングＰは紙サイズ
Ａの用紙に対して横レジスト板駆動モータの駆動が開始
される点、タイミングＯは紙サイズＢの用紙に対して横
レジスト板駆動モータの駆動が開始される点、タイミン
グｒは横レジスト板駆動モータの駆動か停止される点で
ある。

尚、第４図に示すような制御を行う場合には。

予め制御手段等により用紙サイズを検知し、そして、横
レジスト板の移動スピード（Ｖ）を、所望の位置と横レ
ジスト板のスタート時の位置との距離（Ｌ）で割った値
（Ｔ＝Ｖ／Ｌ）が位置合わせのための必要な時間（Ｔ）
となる、従って、紙サイズＡの場合はｐ−ｒの時間、紙
サイズＢの場合は０〜ｒの時間となるように、スタート
タイミングを設定する。この結果、横レジスト板駆動モ
ータの駆動開始タイミングが搬送ローラの駆動開始より
速くなることもある。更に、本貰施例では、搬送ローラ
が用紙から離れたフリーの状態を長くするために、タイ
ミングチャート上のｒ付近で一時停止させても良い。

このように、本発明の第２の実施例によれば、横レジス
ト板か移動開始してから用紙に当たるまでの時間を見計
らって横レジスト板の駆動を早めにさせることにより、
用紙搬送の時間を短縮できる。

更に、用紙のサイズに応じて横レジスト板の駆動タイミ
ングを変えることにより、より一層効果的に搬送スピー
ドを向上でき、ひいては印字精度の高いプリントが高速
に行うことができる。

（発明の効果） 本発明は以上の構成及び作用から成るものである、位置
決め板によって位置決めされるシートは、位置決めされ
る間、搬送ローラから力を受けることなくフリーな状態
であるため、シートの位置決め時にシワや端部の折れを
生じることはない。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ）は本発明の第１
実施例に係るシート位置合わせ機構を説明する図、第２
図は第１実施例に係るシート位置合わせ機構における搬
送ローラと横レジスト板駆動モータの駆動タイミングを
示す図、第３図及び８４図は本発明の第２実施例に係る
シート位置合わせ機構における搬送ローラと横レジスト
板駆動モータの駆動タイミングを示す図、第５図は従来
の画像記録装置に用いられるシート位置合わせ機構を示
す概略図、第６図は第５図のシート位置合わせ機構の詳
細を示す図、第７図は従来のシート位置合わせ機構にお
ける搬送ローラと横レジスト板駆動モータの駆動タイミ
ングを示す図である。 符号の説明 ｌ・・・制御回路 ２・・・搬送ローラ駆動モータ ３・・・ビニオンギア　４・・・ギア ５・・・搬送ローラ ３０．３１・・・横レジスト板 ３９・・・横しジス ト板駆動モータ 第１図 （０） （ｂ＞ （ｃ） ′　　　　　８ 第 ６ 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）シートを搬送するための搬送ローラと、シートの
   搬送される方向と垂直方向である シートの幅方向の位置を規制する位置決め板と、前記位
   置決め板をシートの幅方向に移動する駆動手段とを有す
   るシート位置合わせ機構において、 前記駆動手段により移動された位置決め板 がシートを幅方向に押圧して位置決めする 間、前記搬送ローラからシートに与えられる搬送力を停
   止させる制御手段を設けたことを特徴とするシート位置
   合わせ機構。
2. （２）前記制御手段は、前記搬送ローラの円の一部をカ
   ットすることにより搬送ローラと シートとの接触を禁止させることを特徴とする請求項１
   記載のシート位置合わせ機構。
3. （３）前記制御手段は、シートの大きさに対応して前記
   駆動手段の駆動タイミングを制御することを特徴とする
   請求項１に記載のシート位置合わせ機構。