JPH0324350Y2 - - Google Patents

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JPH0324350Y2
JPH0324350Y2 JP1984038069U JP3806984U JPH0324350Y2 JP H0324350 Y2 JPH0324350 Y2 JP H0324350Y2 JP 1984038069 U JP1984038069 U JP 1984038069U JP 3806984 U JP3806984 U JP 3806984U JP H0324350 Y2 JPH0324350 Y2 JP H0324350Y2
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JP
Japan
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body flap
guide rail
upper panel
folding plate
pusher
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は所定の形状寸法に裁断した段ボールの
プランクシートを折曲げて糊付製箱するに当つ
て、ケースの胴フラツプを折込む装置に関する。
(従来技術) 従来、ケースは上パネルの先端の胴フラツプを
ケースの外側に折曲げ糊付して製箱していたが、
輸送中等に胴フラツプ部が引掛つてトラブルを起
すので、最近では胴フラツプを内側に折込し、そ
の上に上パネルを折曲げ重ねて接着する装置が採
用されている。
この種の装置はタツカーとガイドレールを組合
せたものが多く、第1図及び第2図に示すよう
に、段ボールのプランクシートを一部折曲げて上
方に向けて開口したコ字状のケース中間品(以下
ケースと称す)を作り、下部ガイドレール1上を
プツシヤー2で押進め、裏面先端付近に予めホツ
トメルト3を塗布した上パネルを上部ガイドレー
ル5によつて折りぐせを付けると共に胴フラツプ
6を胴フラツプタツカー7により折込み、折りぐ
せを付けた上パネル4を上部ブレツサー8により
圧着する(第1図)。さらにケースの外フラツプ
9を外フラツプタツカー10によつて折曲げ(第
2図)、側部プレツサー11により間欠的に圧着
する(第3図)。
上記の装置はタツカーとガイドレール間の機械
的タイミング調整に問題があり、殊に外フラツプ
タツカー10はケースのサイズチエンジ時の調節
に多くの時間がかかり又スピードアツプができぬ
欠点があつた。
このため上記第1の装置から第2図に示す外フ
ラツプタツカー10を除去し、その代りに第4図
及び第5図に示すようにケースの移送進路の両側
に移送方向に収斂した側部ガイドレール12を設
けた装置が提案されている。
上記の第2の装置は構造が簡単でまた連続移送
ができてスピードアツプに役立つが、他方下記の
欠点がある。
第4図から判るように、胴フラツプタツカー7
により胴フラツプ6を折込まれた圧着前のケース
の胴フラツプ6と上パネル4との間には、胴フラ
ツプタツカーの作動に必要な空間及び上パネルの
反撥力に基いて若干の間隙G(約10mm)があいて
いる。側部ガイドレール12による折曲げによつ
て外フラツプ9、殊に上部外フラツプ9aが下方
に引下げられ、従つて上パネル4を引き下げた状
態で胴パネルに圧着される。この場合、胴フラツ
プ6と上パネル4の相対的位置が正常であればよ
いが、ずれがある時は正常でない位置で接着する
ことになる。又、胴フラツプ6を折込んだ胴フラ
ツプタツカー7が上記間隙Gから進出する時に、
これと同時に上部プレツサー8で押出された上パ
ネル4が下降するので、ホツトメルトが胴フラツ
プタツカー7に付着し易く、付着した糊の除去、
清掃等保全に手間がかかつた。
(考案の目的) 本考案の目的は上記の従来装置にあつた欠点を
除去した装置を提供することである。
本考案の別の目的は種々の問題の原因となる上
記の胴フラツプタツカーを除去した装置を提供す
ることである。
(考案の構成) 上記の目的は、胴フラツプと、端部にホツトメ
ルトを塗布した上パネルとを上部に有するケース
を、プツシヤーによつて下部ガイドレールの上面
に沿つて押圧移送し、その移送中に上部ガイドレ
ールにより折曲げられた上パネルの下側に、胴フ
ラツプを折曲げて挿入する胴フラツプ折込装置で
あつて、下部ガイドレールの長手軸線に対してケ
ース移送方向に下降状に配設された傾斜ガイドバ
ーと、該傾斜ガイドバーに沿つて移動可能なプツ
シヤーと、該プツシヤーに上下方向に調節可能に
設けられると共に底面が上記下部ガイドレールの
上面に対して平行に形成された胴フラツプ折込板
とを備え、該胴フラツプ折込板は、上記の折曲げ
られた上パネルの下側に胴フラツプを折曲げ挿入
した後に上記傾斜ガイドバーに沿つて該挿入位置
から後退するように形成され、さらに上記胴フラ
ツプ折込板には糊付着防止手段が設けられてなる
胴フラツプ折込装置によつて達成される。
(実施例) 本考案の実施例を示す第6図において、板状の
下部ガイドレール1の上面には上方に向けてコ字
断面状に開口したケースが載置されている。図に
示すケースは胴フラツプ6及び上パネル4が直立
状に配置されていて、上パネル4の自由端部付近
に予めホツトメルト3が塗布される。下部ガイド
レール1の下方に該ガイドレールに沿つて傾斜ガ
イドバー13を設ける。このガイドバー13は下
部ガイドレール1の長手軸線に対してケースの移
送方向(図の右方向)に2〜3゜の負角を有して下
降状に配設されている。
傾斜ガイドバー13の左端付近には、図示せぬ
駆動装置により該ガイドバーに沿つて移動可能な
プツシヤー2が配設され、プツシヤー2の上端に
はその押面より前方(移送方向)に突出したL形
断面形の胴フラツプ折込板14を設ける。折込板
14はプツシヤー2に対しボルト等を介して上下
方向に調節可能に取付けられていて、L形の水平
辺部の底面は下部ガイドレール1の上面に対して
平行で、又該平行辺部の幅はほぼ胴フラツプ6の
幅に等しい。尚、プツシヤー2とケースが下部ガ
イドレール1の左端付近にある時は、水平辺部の
下面はケースに形成した胴フラツプ6の折り目よ
り若干上方にあるように形成される。
上部ガイドレール5及び上部プレツサー8は
夫々製箱機械の静止部分に設けられている。15
は上部プレツサー8付近において下部ガイドレー
ル1の下方に設けられたケース戻り防止用ストツ
パーで流体圧シリンダー16で作動される。
第7図に示すように、傾斜ガイドバー13に沿
つて移動するプツシヤー2によつてケースを右方
に押進めると、最初ケースは上部ガイドレール5
に当接し、その湾曲部に沿つて上パネル4は次第
に後方に倒されて、上部ガイドレール5の平坦部
の下方に押込まれる。上部ガイドレール5によつ
てケースの移動を制動するので、直立した胴フラ
ツプ6を折込板14が強く押圧してほぼ直角状に
折曲げる。傾斜に沿つて下降した折込板14は上
記の折り目より若干上方部を押すことになるので
折曲げが容易である。
さらにケースが押進められて上部プレツサー8
の下方に達すると(第8図)、ガイドバー13の
傾斜により折込板14は殆んど胴フラツプ折り目
の高さに位置することになり、該胴フラツプ6を
完全に直角に折曲げる。この時上部プレツサー8
が作動し、上部ガイドレール5で折りぐせを付け
た上パネル4を深く折曲げる。胴パネル6と上パ
ネル4間の間隙は極めて小さくなる。
次にケース戻り防止用ストツパー15を下部ガ
イドレール1の上方に突出させてケースの後側部
を支持した上でプツシヤー2を後退させる。胴フ
ラツプ6と上パネル4間の間隙Gが僅小なので接
合部が喰い違うことがない。ストツパー15は上
パネル4を上部プレツサーで圧着した際にケース
が後方に逃げて不具合を起すようなことを防止す
るものである(第9図)。
上記のように本考案の胴フラツプ押込装置によ
つてケースの圧着はほぼ完全に行なわれるが、さ
らに折込板14に対するホツトメルトの付着を防
止するために本考案では下記のような糊付着防止
手段を設ける。
第10図及び第11図に示す折込板14の上縁
には該折込板14のほぼ全幅即ち胴フラツプ6の
ほぼ全幅に亘つて支持部17が突設されている。
この支持部17は圧着時にホツトメルト塗布部を
避けて上パネル4を支持するような関係位置に設
けられていて、第10図の場合は胴フラツプ6と
上パネル4間に支持部17がくさび状に進入して
いるので上パネル4を充分に押えきることができ
ず、第11図のようにプツシヤー2と共に折込板
14が後退してくさびがなくなると直ちに接着が
完成される。従つてホツトメルト3が折込板14
に付着することがない。
第12〜14図は第10,11図の折込板14
から支持部を除きその代りに折込板14の前縁に
切欠18A,18B,18Cを形成する。切欠は
ホツトメルト塗布部に対応して形成される。即ち
長い直線状のホツトメルトに対しては切欠18A
(第12図)を、破線状のホツトメルトに対して
は切欠18B(第13図)を、又点線状のホツト
メルトに対しては切欠18C(第14図)が夫々
適している。
尚、本装置での外フラツプ折込みには第4,5
図に示すガイドレール12を使用する。
(考案の効果) 本考案の装置は上記のように構成したので下記
の効果がある。
(イ) 従来の胴フラツプタツカーにあつたタイミン
グ調整が不必要となる。
(ロ) 間欠運動がなくなるので全体機械のスピード
アツプに役立つ。
(ハ) 胴フラツプの折込みに無理がなくかつ大雑端
な調整で正確な折曲げが可能となる。
(ニ) 胴フラツプタツカーに相当する折込板に糊が
付着しないので、糊除去及び清掃等の保金を必
要としない。
(ホ) 胴フラツプと上パネル間の間隙を極めて小さ
くすることができて接着ミスがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は従来の製箱機械の説明図で、
そのうち第1図は胴フラツプ折込工程を示す正面
図、第2図及び第3図は外フラツプ折曲げ工程及
び圧着工程を示す側面図、第4図及び第5図は別
の外フラツプ折曲げ工程を示す正面図及び側面
図、第6図〜第9図は本考案の胴フラツプ折込装
置の説明図で、そのうち第6図は装置の全体を示
す正面図、第7図〜第9図は第6図の装置を工程
順に示した正面図、第10図〜第14図は本考案
の胴フラツプ折込装置の折込板の説明図で、その
うち第10図及び第11図は折込板支持部の作動
を示す正面図、第12図〜第14図は折込板の変
形態様を示す平面図である。 1…下部ガイドレール、2…プツシヤー、3…
ホツトメルト、4…上パネル、5…上部ガイドレ
ール、6…胴フラツプ、13…傾斜ガイドバー、
14…胴フラツプ折込板、17…支持部、18
A,18B,18C…切欠部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 胴フラツプと、端部にホツトメルトを塗布し
    た上パネルとを上部に有するケースを、プツシ
    ヤーによつて下部ガイドレールの上面に沿つて
    押圧移送し、その移送中に上部ガイドレールに
    より折曲げられた上パネルの下側に、胴フラツ
    プを折曲げて挿入する胴フラツプ折込装置であ
    つて、下部ガイドレール1の長手軸線に対して
    ケース移送方向に下降状に配設された傾斜ガイ
    ドバー13と、該傾斜ガイドバーに沿つて移動
    可能なプツシヤー2と、該プツシヤーに上下方
    向に調節可能に設けられると共に底面が上記下
    部ガイドレールの上面に対して平行に形成され
    た胴フラツプ折込板14とを備え、該胴フラツ
    プ折込板14は、上記の折曲げられた上パネル
    4の下側に胴フラツプ6を折曲げ挿入した後に
    上記傾斜ガイドバー13に沿つて該挿入位置か
    ら後退するように形成され、さらに上記胴フラ
    ツプ折込板には糊付着防止手段が設けられてな
    る胴フラツプ折込装置。 2 上記糊付着防止手段が、折込板14の上縁に
    該折込板のほぼ全幅に亘つて突設され、上パネ
    ル4のホツトメルト塗布部を避けて支持する支
    持部17である実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の胴フラツプ折込装置。 3 上記糊付着防止手段が、上記上パネル4のホ
    ツトメルト塗布部に対応して上記折込板14の
    前縁に形成された切欠部18A,18B,18
    Cである実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    胴フラツプ折込装置。
JP1984038069U 1984-03-19 1984-03-19 胴フラツプ折込装置 Granted JPS60150028U (ja)

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JP1984038069U JPS60150028U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 胴フラツプ折込装置

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JP1984038069U JPS60150028U (ja) 1984-03-19 1984-03-19 胴フラツプ折込装置

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Publication Number Publication Date
JPS60150028U JPS60150028U (ja) 1985-10-05
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JP4532228B2 (ja) * 2004-10-05 2010-08-25 アサヒビール株式会社 カートン処理装置
JP5541589B2 (ja) * 2009-03-23 2014-07-09 レンゴー株式会社 ケースの組立方法およびその装置
JP2010240981A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Masao Inoue カートン形成装置及びカートン形成方法
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