JP2010240981A - カートン形成装置及びカートン形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】カートンの形成にマンドレルを使用するもので、それほど高さを必要としないカートン形成装置を提供する。
【解決手段】カートン形成装置は、ブランクシート受入ステーションで、ブランクシート2の第2パネル12を吸着してバケットの底に着座させ、バケットの側壁により第1パネル11と第3パネル13を第2パネル12の両側に立ち上がらせた状態にする。ブランクシート2の第4パネル14は、フラップ糊付けステーションに移動する過程で固定ガイドに当たり、第2パネルと平行になるように折り曲げられる。フラップ糊付けステーションにはフラップ糊付け用マンドレル45とフラップ糊付け装置が配置され、胴部糊付けステーションには胴部糊付け用マンドレル71と胴部糊付け装置が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明はカートン形成装置及びカートン形成方法に関する。
段ボール紙や厚紙からなるカートンは物流に欠かせない存在である。カートンを形成する装置や方法はこれまでにも数多く提案されている。特許文献1に記載されたものもその一例である。
特許文献1には、カートンの断面に一致する外形を有するマンドレルの周囲にブランクシートのパネルを巻き付け、端パネル同士を固着してカートンの胴部を形成し、次いで側方フラップを折り曲げ、折り曲げられた側方フラップ同士を固着してカートン形状を形成するカートン形成装置及びカートン形成方法が記載されている。
特許第3634654号公報
特許文献1記載の装置は、ブランクシートのパネルを加圧プレートでマンドレルに押し付けて折り曲げ、さらに、揺動アーム付きの可動組立体でパネルをマンドレルに巻き付けており、さらに、マンドレルに側方フラップを押し付けて折り曲げる作業も同じ場所で行っており、装置の丈が高くなっている。しかしながら、カートンに物品を収納する作業、すなわち箱詰め作業は一般的に作業者の腰の高さあたりでなされるものであり、カートン形成装置のみ飛び抜けて背が高いと、製造ラインとしてのバランスが悪い。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、カートンの形成にマンドレルを使用するものであるが、それほど高さを必要としないカートン形成装置、及びその装置を用いるカートン形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によるカートン形成装置は、矩形の長辺側で連設された、カートン胴部を構成するパネル群を有し、前記パネル群は、起函状態で互いに向き合う第1パネル及び第3パネルと、前記第1パネルと前記第3パネルが向き合う方向と直交する方向において互いに向き合う第2パネル及び第4パネルを含み、前記第1から第4までの各パネルの短辺側にフラップが連設されているブランクシートからカートンを形成する装置であって、ブランクシート受入ステーション、フラップ糊付けステーション、及び胴部糊付けステーションをこの順序で移動するバケットを備え、前記ブランクシート受入ステーションには、前記ブランクシートの前記第2パネルを吸着して当該第2パネルを前記バケットの底に着座させ、当該バケットの側壁により前記第1パネルと前記第3パネルが前記第2パネルの両側に立ち上がった状態にするブランクシート着座装置が配置され、
前記ブランクシート受入ステーションと前記フラップ糊付けステーションの間には、移動する前記第4パネルに接触して、当該第4パネルを前記第2パネルと平行になるように折り曲げる固定ガイドが配置され、前記フラップ糊付けステーションには、前記ブランクシートの、前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間に挿入されるフラップ糊付け用マンドレルと、前記各パネルの一端のフラップ群を所定順序で折り込み、糊付けするフラップ糊付け装置が配置され、前記胴部糊付けステーションには、前記ブランクシートの、前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間に挿入される胴部糊付け用マンドレルと、前記第1パネルの端と前記第4パネルの端の間を糊付けして胴部を形成する胴部糊付け装置が配置されていることを特徴としている。
本発明に係るカートン形成装置は、バケットを用いた通常のコンベア構造、すなわちバケットが複数の作業ステーションを順次移動して行く方式を採用しているから、装置の丈が高くならず、箱詰め作業ラインに組み合わせたときの装置バランスが良い。また、バケットの底にブランクシートを着座させる動きでブランクシートのパネルを2枚立ち上がらせ、さらに、バケットをブランクシート受入ステーションからフラップ糊付けステーションに移動させる際、固定ガイドにより1枚のパネルを折り曲げるものであるから、パネルの折り曲げに用いる動力式アームの数を減らすことができ、装置の簡素化と、製造コストの低減という成果が得られる。そしてフラップ糊付けステーションと胴部糊付けステーションではマンドレルで形を整えておいて糊付けするものであるから、所期の形状のカートン完成品を得ることができる。
また本発明は、上記構成のカートン形成装置において、前記フラップ糊付けステーションには前記第4パネルを前記第3パネルの方向に押す胴部形状補整装置が配置され、前記胴部形状補整装置が前記第4パネルを前記第3パネルの方向に押して前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間の形状を整えた後、当該空間に前記フラップ糊付け用マンドレルが挿入されることを特徴としている。
第4パネルは、固定ガイドに当たっただけでは所期の角度、すなわち第2パネルと平行な角度にきちんと折り曲げられることはない。移動する第4パネルが固定ガイドに当たると、第4パネルはなぎ倒され、その道連れになって第3パネルも倒され、第1から第4までのパネル群で囲まれる空間の形状が、所期の形状からほど遠いものになってしまう。このような形状の空間にフラップ糊付け用マンドレルを挿入することは困難である。上記構成によれば、フラップ糊付けステーションに配置された胴部形状補整装置が第4パネルを第3パネルの方向に押して第1から第4までのパネル群で囲まれる空間の形状を整えた後、当該空間にフラップ糊付け用マンドレルが挿入されるから、フラップ糊付け用マンドレルの挿入を問題なく遂行することができる。
また本発明は、上記構成のカートン形成装置を用いて、矩形の長辺側で連設された、カートン胴部を構成するパネル群を有し、前記パネル群は、起函状態で互いに向き合う第1パネル及び第3パネルと、前記第1パネルと前記第3パネルが向き合う方向と直交する方向において互いに向き合う第2パネル及び第4パネルを含み、前記第1から第4までの各パネルの短辺側にフラップが連設されているブランクシートからカートンを形成する方法であって、前記ブランクシート受入ステーションにおいて、前記ブランクシートの前記第2パネルを、前記ブランクシート着座装置により前記バケットの底に着座させ、当該バケットの側壁により前記第1パネルと前記第3パネルが前記第2パネルの両側に立ち上がった状態にした後、前記バケットを前記フラップ糊付けステーションに送る工程と、前記バケットを前記フラップ糊付けステーションに送る過程で、前記第4パネルを前記固定ガイドに接触させて、前記第2パネルと平行になるよう前記第4パネルを折り曲げる工程と、前記フラップ糊付けステーションに到着した前記ブランクシートの、前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間に前記フラップ糊付けマンドレルを挿入し、前記フラップ糊付け装置により前記各パネルの一端のフラップ群を所定順序で折り込み、糊付けした後、前記フラップ糊付け用マンドレルを引き抜いて、前記バケットを前記胴部糊付けステーションに送る工程と、前記胴部糊付けステーションに到着した前記ブランクシートの、前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間に前記胴部糊付け用マンドレルを挿入し、前記胴部糊付け装置により前記第1パネルの端と前記第4パネルの端の間を糊付けしてカートン形状を形成した後、前記胴部糊付け用マンドレルを引き抜いて、前記バケットを次ステーションに送る工程と、を順次遂行することを特徴としている。
この方法によると、バケットの底にブランクシートを着座させる動きでブランクシートのパネルを2枚立ち上がらせ、さらに、バケットをブランクシート受入ステーションからフラップ糊付けステーションに移動させる際、固定ガイドにより1枚のパネルを折り曲げるといった具合に、ブランクシートの動きを利用してのパネルの折り曲げが多いから、カートン形成に要する時間を短縮することができる。また、フラップ糊付けステーションと胴部糊付けステーションではマンドレルで形を整えておいて糊付けするから、カートンに所期の形状を与えることが容易である。
また本発明は、上記カートン形成方法において、前記フラップ糊付けステーションは前記第4パネルを前記第3パネルの方向に押す胴部形状補整装置を備え、前記胴部形状補整装置が前記第4パネルを前記第3パネルの方向に押して前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間の形状を整えた後、当該空間に前記フラップ糊付け用マンドレルが挿入されることを特徴としている。
この方法によると、第1から第4までのパネル群で囲まれる空間の形状を整えた後にフラップ糊付け用マンドレルが挿入されるから、フラップ糊付け用マンドレルの挿入を問題なく遂行することができる。
本発明によると、カートン形成装置を箱詰め作業ラインに組み合わせやすいものとし、さらに、カートン形成装置の簡素化及び製造コストの低減を図ることができる。また、カートン形状を所期のものとすることができる。
カートン形成装置の概念を説明する斜視図である。 カートン形成装置の動作を説明する第1の説明図である。 カートン形成装置の動作を説明する第2の説明図である。 カートン形成装置の動作を説明する第3の説明図である。 カートン形成装置の動作を説明する第4の説明図である。 カートン形成装置の動作を説明する第5の説明図である。 カートン形成装置の動作を説明する第6の説明図である。 カートン形成装置の動作を説明する第7の説明図である。 カートン形成装置の動作を説明する第8の説明図である。 カートン形成装置の動作を説明する第9の説明図である。 カートン形成装置の動作を説明する第10の説明図である。 カートン形成装置の動作を説明する第11の説明図である。 カートン形成装置の概略平面図である。 カートンのブランクシートの平面図である。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
最初にカートンの構成を説明する。図12に示す完成形態のカートン1は、偏平な八角形断面の柱状であり、起函前は図14に示すブランクシート2の形状をしている。カートン1の胴部は、いずれも矩形であって、矩形の長辺側で連設される次のパネルにより構成される。まず、起函状態で互いに向き合う第1パネル11と第3パネル13がある。第1パネル11と第3パネル13は偏平八角形柱の幅の狭い側面を構成する。続いて第2パネル12と第4パネル14がある。第2パネル12と第4パネル14は、第1パネル11と第3パネル13が向き合う方向と直交する方向において互いに向き合う。第2パネル12と第4パネル14は偏平八角形柱の幅の広い側面を構成する。
第1パネル11と第2パネル12の間、第2パネル12と第3パネル13の間、第3パネル13と第4パネル14の間、及び第4パネル14と第1パネル11の間には、それらのパネルと45°の角度をなして胴部を偏平八角形とするコーナーパネルが形成される。第1パネル11と第2パネル12の間の第1コーナーパネル15、第2パネル12と第3パネル13の間の第2コーナーパネル16、第3パネル13と第4パネル14の間の第3コーナーパネル17、及び第4パネル14の端に連設された第4コーナーパネル18がそれである。第1パネル11の端には幅の狭いのりしろパネル19が連設されている。
第1パネル11、第2パネル12、第3パネル13、及び第4パネル14の両短辺には、カートン1の天面を構成する天面フラップと、カートン1の底面を構成する底面フラップが連設されている。すなわち第1フラップ11には天面フラップ11Tと底面フラップ11Bが連設され、第2フラップ12には天面フラップ12Tと底面フラップ12Bが連設され、第3フラップ13には天面フラップ13Tと底面フラップ13Bが連設され、第4フラップ14には天面フラップ14Tと底面フラップ14Bが連設されている。天面フラップ12T、14Tと底面フラップ12B、14Bは偏平八角形をその長手方向中心線に沿って二等分した形になっている。
カートン形成装置20はコンベア21を備える。コンベア21は、軌道上の複数のバケット22をステーションからステーションへと移動させるタイプのものである。バケット22は1対のバケットピース22F、22Rを前後に間隔を置いて配置したものである。バケットピース22F、22Rは対称形状であり、偏平八角形の長手方向を前後方向として横倒しにしたカートン1を受け入れることができる間隔を存して配置されている。
バケット22に受け入れられるのは第2パネル12、第1コーナーパネル15、第2コーナーパネル16、第1パネル11、及び第3パネル13である。第2パネル12は水平になり、第1コーナーパネル15と第2コーナーパネル16は第2パネル12に対し45°をなし、第1パネル11と第3パネル13は第1コーナーパネル15と第2コーナーパネル16に対し45°をなす、すなわち垂直になるよう、バケットピース22F、22Rの形状が設定されている。
複数のバケット22が一定間隔で配置され、それらのバケット22は、コンベア21の進行方向と直交する方向に間隔を置いて平行に配置された2本の無端チェーン23で水平方向にタクト送りされる。無端チェーン23はそれぞれ1対のスプロケット24に巻き掛けられている。
バケット22が順次移動する作業ステーションには、ブランクシート受入ステーション30、フラップ糊付けステーション40、及び胴部糊付けステーション70がある。以下、それらの作業ステーションの構成を説明する。
ブランクシート受入ステーション30には、多数のブランクシート2を角度をつけて積み上げるブランクシートホッパ31が配置される。ブランクシートホッパ31は、4本のアングル部材でブランクシート2の四隅を支え、底部から1枚のブランクシート2をその平面と直角な方向に引き抜くことができる、周知の構成のものである。
ブランクシート受入ステーション30には、ブランクシートホッパ31の底から1枚のブランクシート2を真空吸着して引き抜く吸着アーム32が配置される。吸着アーム32はコンベア21の進行方向と直交する方向に間隔を置いて2本配置され、それぞれ2個ずつの吸盤33を備える。すなわちブランクシート2は計4個の吸盤33で吸着される。吸盤33が吸着するのは第2パネル12である。吸着アーム32により、ブランクシート着座装置34が構成される。
ブランクシート受入ステーション30には、吸着アーム32によってブランクシートホッパ31から引き抜かれたブランクシート2を折る固定ガイド35、36が配置される。バケットピース22Fの側に位置する固定ガイド35は第2コーナーパネル16と第3パネル13の間を折ることが主たる目的であり、バケットピース22Rの側に位置する固定ガイド36は第1コーナーパネル15と第1パネル11の間を折ることが主たる目的である。固定ガイド35、36はいずれも鋼管を曲げ加工したものであり、その鋼管はコンベア21の進行方向と直交する方向に間隔を置いて2本ずつ配置される。
ブランクシート受入ステーション30と胴部糊付けステーション40の間には固定ガイド37が配置される。固定ガイド37も鋼管を曲げ加工したものであって、横から見るとそりのような形をしており、後端の湾曲部分を固定ガイド35に連続させている。固定ガイド37もコンベア21の進行方向と直交する方向に間隔を置いて2本配置されている。
フラップ糊付けステーション40の入口部には胴部形状補整装置41が配置される。胴部形状補整装置41の主たる構成要素は軸線を水平にして配置されたエアシリンダ42である。エアシリンダ42はコンベア21の進行方向下流側に向けてロッド43を突出させる。ロッド43の先端にはプッシャ44が取り付けられている。プッシャ44はロッド43に対し垂直面内で首振り可能であり、図2に示す位置が首振りの下限となっている。
フラップ糊付けステーション40にはフラップ糊付け用マンドレル45(図1参照)が配置される。フラップ糊付け用マンドレル45は、カートン1の内部断面形状と相似でそれより少し小さめの断面形状と、カートン1の奥行き(カートン1を立てたときの高さ)にほぼ等しい長さを有するブロックであって、コンベア21の進行方向と直交する方向に、ロッド46によって往復動せしめられる。フラップ糊付けマンドレル45の先端角部には面取りが施されている。
フラップ糊付けステーション40には、フラップ糊付け用マンドレル45に加えて、底面フラップ11B、12B、13B、14Bを糊付けするフラップ糊付け装置50が配置される。フラップ糊付け装置50を構成するのは次の構成要素である。第1には、底面フラップ12B、14Bの胴部内面側となる面にホットメルト接着剤を噴射するホットメルトガン(図示せず)である。第2には、底面フラップ11B、12B、13B、14Bを個別に押す押さえ板51、52、53、54と、底面フラップ11B、12B、13B、14Bをまとめてフラップ糊付け用マンドレル61に押し付ける押さえ板55である。
押さえ板51はロッド56により、押さえ板53はロッド58により、それぞれ水平且つ斜めの方向から底面フラップ11B、13Bに押し付けられる。押さえ板52はロッド57により、押さえ板54はロッド59により、それぞれ垂直方向から底面フラップ12B、14Bに押し付けられる。押さえ板55はロッド60により水平方向から底面フラップ12B、14Bに押し付けられる。
胴部糊付けステーション70には胴部糊付け用マンドレル71(図1参照)が配置される。胴部糊付け用マンドレル71は、カートン1の内部の、第1パネル11と第4パネル14、及びそれらの間の第4コーナーパネル18とのりしろパネル19で構成されるコーナー部の断面形状と、カートン1の奥行き(カートン1を立てたときの高さ)にほぼ等しい長さを有するブロックであって、コンベア21の進行方向と直交する方向に、ロッド72によって往復動せしめられる。
胴部糊付けステーション70には、さらに、胴部糊付け装置80が配置される。糊として使用されるのはホットメルト接着剤である。胴部糊付け装置80の主たる構成要素は、のりしろパネル19にホットメルト接着剤を噴射するホットメルトガン81(図1参照)と、ホットメルト接着剤を噴射されたのりしろパネル19を胴部糊付け用マンドレル71に押し付ける押さえ爪82と、第4コーナーパネル18を折り曲げてのりしろパネル19に押し付ける押さえ板83である。ホットメルトガン81はコンベア21の進行方向と直交する形で設けられた水平なガイドレール84に沿って走行する。押さえ爪82は水平な回動軸85に固定されている。押さえ板83は軸線を垂直にして配置したエアシリンダ86のロッド87に固定されている。
続いてカートン形成装置20の動作を、図2から図12までを参照しつつ説明する。バケット22は、本来であればブランクシート受入ステーション30、フラップ糊付けステーション40、及び胴部糊付けステーション70に1台ずつ描かれるべきものであるが、ここでは説明をわかりやすくするため、描くバケット22の数を1台に絞っている。
図2と図3はブランクシート受入ステーション30でバケット22にブランクシート2を受け入れさせる状況を示している。図2では斜めになった吸着アーム32が吸盤33で第2パネル12を吸着している。この吸着アーム32を図3のように水平に倒すと、吸着アーム32が吸着するブランクシート2がブランクシートホッパ31の底から引き抜かれ、第2パネル12がバケット22の底に着座せしめられる。その過程でブランクシート2は固定ガイド35、36に接触し、第2コーナーパネル16と第3パネル13の間が折られ、また第1コーナーパネル15と第1パネル11の間が折られる。
第2パネル12がバケット22の底に着座した時点では、第1コーナーパネル15と第2コーナーパネル16は第2パネル12に対し45°の角度をなす。第1パネル11とのりしろパネル19がつながったものは、バケットピース22Rの側壁に当たり、第2パネル12に対し90°の角度をなす。第3コーナーパネル17、第4パネル14、及び第4コーナーパネル18がつながったものは、バケットピース22Fの側壁に当たり、第2パネル12に対し90°の角度をなす。すなわち、第1パネル11とのりしろパネル19がつながったものと、第3コーナーパネル17、第4パネル14、及び第4コーナーパネル18がつながったものが、第2パネル12の両側で垂直に立ち上がる形になる。
この状態のバケット22を、図4に示すようにフラップ糊付けステーション40に送る。すると、垂直に立っていた第3コーナーパネル17、第4パネル14、及び第4コーナーパネル18のひとつながりが固定ガイド37に接触する。固定ガイド37の目的は第4パネル14を第2パネル12と平行になるように折り曲げることにあるが、この時点では第4パネル14を第2パネル12に対し完全に平行にするには至らず、第3コーナーパネル17、第4パネル14、及び第4コーナーパネル18のひとつながりが互いにある程度ずつ折れ曲がりながらなぎ倒される。その道連れになって第3パネル13も倒され、第1から第4までのパネル群―実施形態では、そこに第1から第4までのコーナーパネル群も含まれる―で囲まれる空間の形状が、所期の形状からほど遠いものになる。
図4の状態のバケット22がフラップ糊付けステーション40に移動する途中で、第3コーナーパネル17、第4パネル14、及び第4コーナーパネル18の全てまたはいずれかが胴部形状補整装置41のプッシャ44を押し上げる。図5に示すようにバケット22がフラップ糊付けステーション40に到着する時点では、第4コーナーパネル18の端がプッシャ44から離れ、プッシャ44は本来の高さに落ち込む。バケット22がフラップ糊付けステーション60に到着する前に、図示しないホットメルトガンが、底面フラップ12B、14Bの胴部内面側となる面にホットメルト接着剤を噴射する。なおこの時点では吸着アーム32が起き上がり、ブランクシートホッパ31から次のブランクシート2を引き抜く態勢を整えている。
バケット22がフラップ糊付けステーション40に停止した後、胴部形状補整装置41は図6に示すようにエアシリンダ42のロッド43を進出させる。するとプッシャ44が第4コーナーパネル18の端に当たり、第4コーナーパネル18と、それに連続する第4パネル14及び第3コーナーパネル17を第3パネル13の方向に押す。これにより、第1から第4までのパネル群―そこには第1から第4までのコーナーパネル群も含まれる―で囲まれる空間の形状が、所期の形状に整えられる。
このように、これにより、第1から第4までのパネル群―そこには第1から第4までのコーナーパネル群も含まれる―で囲まれる空間の形状が整ったところで、図7に示すように、その空間にフラップ糊付け用マンドレル45が挿入される。
それから押さえ板51、53が底面フラップ11B、13Bに接近し、底面フラップ11Bを第1パネル11から折り曲げてフラップ糊付け用マンドレル45に押し付け、底面フラップ13Bを第3パネル13から折り曲げてフラップ糊付け用マンドレル45に押し付ける。次いで押さえ板52、54が底面フラップ12B、14Bに接近し、底面フラップ12Bを第2パネル12から折り曲げて底面フラップ11B、13Bに押し付け、底面フラップ14Bを第4パネル14から折り曲げて底面フラップ11B、13Bに押し付ける。押さえ板51、53は押さえ板52、54で押さえ込まれる前に退避させる。
押さえ板52が底面フラップ12Bを底面フラップ11B、13Bに押し付け、押さえ板54が底面フラップ14Bを底面フラップ11B、13Bに押し付けることにより、底面フラップ12B、14Bの胴部内面側となる面に付着したホットメルト接着剤で底面フラップ11B、12B、13B、14Bは糊付けされる。その後押さえ板52、54は退避し、入れ替わりに押さえ板55が進出して、底面フラップ11B、12B、13B、14Bをまとめてフラップ糊付け用マンドレル45に押し付ける。これにより、底面フラップ11B、12B、13B、14Bは相互にしっかりと糊付けされる。
その後、押さえ板55とフラップ糊付け用マンドレル45は初期状態の位置に復帰する。胴部形状補整装置41も初期状態に復帰する。そしてバケット22は図9に示すように胴部糊付けステーション70に移動する。
バケット22が胴部糊付けステーション70に停止した後、図10に示すように、ホットメルトガン81がガイドレール84に沿って走行し、のりしろパネル19にホットメルト接着剤を噴射する。ホットメルトガン81に少し遅れて、胴部糊付け用マンドレル71が、第1から第4までのパネル群―そこには第1から第4までのコーナーパネル群も含まれる―で囲まれる空間の、第1パネル11と第4パネル14、及びそれらの間の第4コーナーパネル18とのりしろパネル19で構成されるコーナー部に挿入される。
ホットメルトガン81がのりしろパネル19の端から端までホットメルト接着剤を噴射し終わり、胴部糊付け用マンドレル71が所定深さまで挿入されたところで、回動軸85が図11において反時計回りに回動する。これによって押さえ爪82は、その先端でのりしろパネル19を押し、第1パネル11から折り曲げて、胴部糊付け用マンドレル71に押し付ける。
続いてエアシリンダ86がロッド87を進出させる。押さえ板83は第4コーナーパネル18を押し、第4パネル14から折り曲げて、胴部糊付け用マンドレル71の方に押す。押さえ爪82は押さえ板83で押さえ込まれる前に退避する。押さえ板83はのりしろパネル19のホットメルト接着剤が噴射された面に第4コーナーパネル18を押し付け、両者を糊付けする。これにより、カートン1が完成する。
完成したカートン1はカートン形成装置20から取り外され、図示しない箱詰め作業ラインに移し替えられる。箱詰め作業ラインにおいてカートン1は、フラップ糊付けステーション60におけるのと同じ姿勢に置かれることもあれば、天面フラップ11T、12T、13T、14Tが上になる姿勢に置かれることもある。前者の場合は、物品はカートン1に横から入れられ、後者の場合は、物品はカートン1に上から入れられることになる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、ブランクシートからカートンを形成する工程で利用可能である。
1 カートン
2 ブランクシート
11 第1パネル
12 第2パネル
13 第3パネル
14 第4パネル
15 第1コーナーパネル
16 第2コーナーパネル
17 第3コーナーパネル
18 第4コーナーパネル
19 のりしろパネル
11T、12T、13T、14T 天面フラップ
11B、12B、13B、14B 底面フラップ
20 カートン形成装置
21 コンベア
22 バケット
30 ブランクシート受入ステーション
32 吸着アーム
34 ブランクシート着座装置
35、36、37 固定ガイド
40 フラップ糊付けステーション
41 胴部形状補整装置
45 フラップ糊付け用マンドレル
50 フラップ糊付け装置
70 胴部糊付けステーション
71 胴部糊付け用マンドレル
80 胴部糊付け装置

Claims (4)

  1. 矩形の長辺側で連設された、カートン胴部を構成するパネル群を有し、前記パネル群は、起函状態で互いに向き合う第1パネル及び第3パネルと、前記第1パネルと前記第3パネルが向き合う方向と直交する方向において互いに向き合う第2パネル及び第4パネルを含み、前記第1から第4までの各パネルの短辺側にフラップが連設されているブランクシートからカートンを形成する装置であって、
    ブランクシート受入ステーション、フラップ糊付けステーション、及び胴部糊付けステーションをこの順序で移動するバケットを備え、
    前記ブランクシート受入ステーションには、前記ブランクシートの前記第2パネルを吸着して当該第2パネルを前記バケットの底に着座させ、当該バケットの側壁により前記第1パネルと前記第3パネルが前記第2パネルの両側に立ち上がった状態にするブランクシート着座装置が配置され、
    前記ブランクシート受入ステーションと前記フラップ糊付けステーションの間には、移動する前記第4パネルに接触して、当該第4パネルを前記第2パネルと平行になるように折り曲げる固定ガイドが配置され、
    前記フラップ糊付けステーションには、前記ブランクシートの、前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間に挿入されるフラップ糊付け用マンドレルと、前記各パネルの一端のフラップ群を所定順序で折り込み、糊付けするフラップ糊付け装置が配置され、
    前記胴部糊付けステーションには、前記ブランクシートの、前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間に挿入される胴部糊付け用マンドレルと、前記第1パネルの端と前記第4パネルの端の間を糊付けして胴部を形成する胴部糊付け装置が配置されていることを特徴とするカートン形成装置。
  2. 前記フラップ糊付けステーションには前記第4パネルを前記第3パネルの方向に押す胴部形状補整装置が配置され、前記胴部形状補整装置が前記第4パネルを前記第3パネルの方向に押して前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間の形状を整えた後、当該空間に前記フラップ糊付け用マンドレルが挿入されることを特徴とする請求項1に記載のカートン形成装置。
  3. 請求項1に記載のカートン形成装置を用いて、矩形の長辺側で連設された、カートン胴部を構成するパネル群を有し、前記パネル群は、起函状態で互いに向き合う第1パネル及び第3パネルと、前記第1パネルと前記第3パネルが向き合う方向と直交する方向において互いに向き合う第2パネル及び第4パネルを含み、前記第1から第4までの各パネルの短辺側にフラップが連設されているブランクシートからカートンを形成する方法であって、
    前記ブランクシート受入ステーションにおいて、前記ブランクシートの前記第2パネルを、前記ブランクシート着座装置により前記バケットの底に着座させ、当該バケットの側壁により前記第1パネルと前記第3パネルが前記第2パネルの両側に立ち上がった状態にした後、前記バケットを前記フラップ糊付けステーションに送る工程と、
    前記バケットを前記フラップ糊付けステーションに送る過程で、前記第4パネルを前記固定ガイドに接触させて、前記第2パネルと平行になるよう前記第4パネルを折り曲げる工程と、
    前記フラップ糊付けステーションに到着した前記ブランクシートの、前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間に前記フラップ糊付けマンドレルを挿入し、前記フラップ糊付け装置により前記各パネルの一端のフラップ群を所定順序で折り込み、糊付けした後、前記フラップ糊付け用マンドレルを引き抜いて、前記バケットを前記胴部糊付けステーションに送る工程と、
    前記胴部糊付けステーションに到着した前記ブランクシートの、前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間に前記胴部糊付け用マンドレルを挿入し、前記胴部糊付け装置により前記第1パネルの端と前記第4パネルの端の間を糊付けしてカートン形状を形成した後、前記胴部糊付け用マンドレルを引き抜いて、前記バケットを次ステーションに送る工程と、
    を順次遂行することを特徴とするカートン形成方法。
  4. 前記フラップ糊付けステーションは前記第4パネルを前記第3パネルの方向に押す胴部形状補整装置を備え、前記胴部形状補整装置が前記第4パネルを前記第3パネルの方向に押して前記第1から第4までのパネル群で囲まれる空間の形状を整えた後、当該空間に前記フラップ糊付け用マンドレルが挿入されることを特徴とする請求項4に記載のカートン形成方法。
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