JPH03243323A - 補強ホースの製造装置 - Google Patents

補強ホースの製造装置

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JPH03243323A
JPH03243323A JP2039939A JP3993990A JPH03243323A JP H03243323 A JPH03243323 A JP H03243323A JP 2039939 A JP2039939 A JP 2039939A JP 3993990 A JP3993990 A JP 3993990A JP H03243323 A JPH03243323 A JP H03243323A
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JP
Japan
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extrusion
extrusion cylinder
vent hole
diameter
bobbin carrier
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Pending
Application number
JP2039939A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Fukamachi
聡 深町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、補強糸からなる補強層を備えた補強ホース
の製造装置に関し、詳しくは、補強層がスパイラル装置
により形成され、そのスパイラル装置における略円筒状
のボビンキャリヤ内に、補強ホースの周壁を形成するた
めの押出機の押出シリンダが貫通して配設され、その押
出シリンダにベント孔が形成されている補強ホースの製
造装置に関する。
〈従来の技術とその課題〉 従来、スパイラル装置における略円筒状のホビンキャリ
ヤ内に、補強ホースを製造するための押出機の押出シリ
ンダが貫通して配設されている補強ホースの製造装置と
しては、実開昭63−7516号公報、特開昭63−7
926号公報等に記載されているものが知られている。
そして、これらの装置において、押出材料の品質を一層
高めるために押出シリンダの途中で押出材料のエアを逃
すようにする場合には、押出シリンダにエア抜き用のベ
ント孔を設ける必要が生ずる。なお、このベント孔の配
置位置は、通常、吸引してエア抜きを行なうことから、
スペースの僅かなボビンキャリヤ内には配置できず、ま
た、ボビンキャリヤ外の押出材料の下(た側では、押出
シリングのヘッドが設けられているために配置できず、
結局、ボビンキャリヤ外における押出材料の上流側の部
位に配置させることとなる。
しかし、押出シリンダにベント孔を設けた場合には、エ
ア抜きを適切に行なうために、押出材料の移送速度を遅
くする必要が生じ、押出シリンダからの押出材料の供給
量が低下することとなる。
この場合、押出材料の供給量を確保するために押出シリ
ンダを大きくして大径のものを使用することが考えられ
る。
そして、押出シリンダを大径のものに取り替えようとす
ると、スパイラル装置のボビンキャリヤの内径を大きく
して、ボビンキャリヤの外径も大きくする必要が生して
しまう。
しかし、ボビンキャリヤの内外径を犬きくした状態ては
、同一速度で補強ホースを押し出して製造する場合に、
ボビンキャリヤの回転数が同一としても、その周速が大
きくなり、内部に配設されているヘアリング等の強度が
維持できない場合が生ずる。
したがって、この種の製造装置の押出シリンダにベント
孔を形成する場合には、押出シリンダからの押出材料の
供給量の低下やスパイラル装置の回転数の低下を発生さ
せてしまう。そして、このことは、スパイラル装置を利
用して補強層を備えた補強ホースを製造する場合には、
一般に、補強層を他のブレード装置やニッティング装置
を利用して形成する場合に比べて、高い生産性を有して
いる利点を、低減させてしまう。
この発明は、上述の課題を解決するもので、押出シリン
ダにベント孔を設けても、押出材料の供給量の低下及び
スパイラル装置の回転数の低下を抑えて高い生産性を維
持できる補強ホースの製造装置を提供することを目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 この発明に係る補強ホースの製造装置は、スパイラル装
置における略円筒状のボビンキャリヤ内に、補強ホース
の周壁を形成するための押出機の押出シリンダが貫通し
て配設され、 該押出シリンダが、ベント孔を備えている補強ホースの
製造装置であって、 前記押出シリンダのベント孔が、前記ボビンキャリヤ外
における押出材料の上流側に形成され、前記押出シリン
ダが、前記ベント孔より押出材料の上流側の部位を大径
に形成され、前記ベント孔より押出材料の下流側の部位
を小径に形成されていることを特徴とする。
〈発明の作用・効果〉 この発明に係る補強ホースの製造装置では、押出シリン
ダにおけるベント孔より押出材料の上流fullの部位
を、大径としており、押出材料をエア抜きに支障がない
速度で多量にベント孔の配置位置まで移送することがで
きる。そして、押出シリンダにおけるベント孔より押出
材料の下流側の部位を、小径としており、特にスパイラ
ル装置のボビンキャリヤの内径を大きくしなくとも良く
、そのため、ボビンキャリヤの回転時の周速が増加する
ことを防ぐことができる。
したがって、この発明に係る補強ホースの製造装置では
、押出シリンダにベント孔を設けても、押出材料の供給
量の低下及びスパイラル装置の回転数の低下を抑えて高
い生産性を維持させることができる。
〈実施例〉 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
実施例の製造装置Mは、第3図に示すように、前部にス
パイラル装置1を配置させた内管押出機2と、スパイラ
ル装置1の前部に配置される図示しない外管押出機6(
第1・4図参照)と、を備えて構成されている。この製
造装置Mで製造する補強ホースHは、第5図に示すよう
に、内管Aが第17iiA1と第2層A2とから構成さ
れている。
Bは補強層、Cは外管である。
スパイラル装置1は、第1・3図に示すように、円筒形
支持部材12を固定させた支持台11を備え、円筒形支
持部材12の内部にボビンキャリヤ14を配設させてい
る。
ボビンキャリヤ14は、前後にそれぞれフランジ部を備
えた略円筒状の内ボビンキャリヤ14Aと外ボビンキャ
リヤ14Bとから構成されている。各ボビンキャリヤ1
4A・14B・円筒形支持部材12の間には、複数のボ
ールヘアリング19が配設され、内・外ボビンキャリヤ
14A・14Bがそれぞれ独立に回転できるように構成
されている。なお、内ボビンキャリヤ14Aと外ボビン
キャリヤ14Bの後端側のフランジ部a1・blは、各
ボビンキャリヤ14A・14Bを回転させるベルトや歯
車等が接続されることとなる。
そして、各ボビンキャリヤ14A・14Bの前端側のフ
ランジ部a2・b2には、第3・4図に示すように、そ
れぞれ補強糸F1・F2を繰り出すためのボビン13が
放射状に6個ずつ配設されている。また、これらのフラ
ンジ部a2・b2には、各ボビン13の近傍に駆動アー
ム15A・15Bが配設され、各駆動アーム15A・1
5Bにそれぞれシャフト16A・16Bが接続され、各
シャフト16A・16Bにスピンナーアーム17A−1
7Bが接続されている。そして、各スピンナーアーム1
7A・17Bには、それぞれ円錐台形状の内スピンナー
18A・18Bが接続されて、内管押出機2から押し出
された内管Aの外周に補強糸F1・F2を打ち込めるよ
うに構成されている。
スパイラル装置1の内ボビンキャリヤ14Aの内部には
、内管押出機2の押出シリンダ5が、内ボビンキャリヤ
14Aを貫通するように配設されている。なお、内管押
出機2は、内管Aが第1層A1と第2層A2とから構成
されているため、2つの第1・2押出機3・4が集合し
たように構成されている。
押出シリンダ5は、後端側で第1・2押出機3・4のそ
れぞれの第1・2押出シリンダ31・41と、フランジ
部5a・31a・41aを利用して連結されている。そ
して、押出シリンダ5内には、第1・2押出機3・4か
ら延びる第1・2スクリユ32・42が挿入されている
。なお、第1・2押出機3・4の後部側には、それぞれ
、スクリュ32・42を回転駆動させるモータ33・4
3や減速機34・44が配置されるとともに、図示しな
い部位に補強ホースHの第1層A1と第2層A2とを形
成できるように、所定の材料を投入できる図示しない材
料投入口が配置されている(第3図参照)。
そして、押出シリンダ5には、第1スクリユ32と第2
スクリユ42とを挿入させているそれぞれの第1押出流
路51と第2押出流路52とに外部から連通し、混練さ
れる押出材料G1・G2h)らエア抜きを行なうための
ベント孔53・54が、スパイラル装置1のボビンキャ
リヤ14外の押出材料G1・G2の上流側の部位に形成
されている。これらのベント孔53・54には、図示し
ない吸引手段に連結される配管D1・D2が接続されて
いる。
さらに、この押出シリンダ5は、押出材料G1・G2を
エア抜きに支障がない速度で多量にベント孔53・54
の配置位置まで移送することができ、かつ、スパイラル
装置1の内ボビンキャリヤ14Aの内径を大きくしなく
とも良いように、それぞれの第1・2押出流路51・5
2の外形形状として、ベント孔53・54より押出材料
GIG2の上流側の部位の外径が、ベント孔53・54
より押出材料G1・G2の下流側の部位の外径より小さ
く形成されている。そして、第1・2押出流路51・5
2では、ベント孔53・54より後部側の後側流路51
a・52aの内径が、ベント孔53・54より前部側の
前側流路51b・52bの内径より大きくし、それぞれ
の流路51a・52a・stb・52bの内周面に対応
して、第1・2スクリユ32・42に大径部32a・4
2aと小径部32b・42bとが形成されているなお、
各スクリュ32・42において、ベント孔53・54の
配置部位にフィンが形成されていない理由は、押出材料
G1・G2を押し潰してエア抜きを良好に行なえるよう
にするためである。
また、55は、耐摩耗性を考慮したライナーであり、5
6・57は、それぞれ押出材料G1・G1の温度調整用
の流体を流す螺旋溝である。
そして、押出シリンダ5の前部には、接続体2Oを介し
てヘッド21が接続されている。
このヘッド21には、第4図に示すように、第1・2押
出流路51・52から供給される押出材14G1・G2
によって、内管Aの第1層A1・A2を押出成形できる
ように、トーピード23を備えたマンドレル22、第1
材料流路24、第2材料流路25、第1ダイ26、及び
第2ダイ27が設けられている。なお、22a・26a
は、それぞれ、マンドレル22や第1ダイ26をヘッド
21内周面で固定するための環状の支持部である。
また、28は、固定ナツトである。
外管押出機6は、第4図に示すように、内管押出機2で
押出成形された内管Aの外周にスパイラル装置1で補強
層Bが形成された後、外管Cを形成できるように、図示
しない押出シリンダやスクリュを備え、その先端部のヘ
ッド61が、内部の材料流路62を補強層Bの形成され
たホース素材の部位に接続できるように配置されている
。なお63は外管用ダイ、64は中間ダイ、65・66
はそれぞれダイ押えである。
実施例の製造装置Mの作動態様を説明すると、内管押出
機2の第1押出機3と第2押出機4とから供給された押
出材料G1・G2が、混練されつつ射出シリンダ5内の
第1・2押出流路51・52に流入される。
そして、ベント孔53・54の配置部位を通過する際に
エア抜きされつつ、押出材料G1・G2が、それぞれの
後側流路51a・52a、前側流路51b・52bを経
て、ヘッド21の第1・2材料流路24・25に流入さ
れる。
その後、押出材料G1は、マンドレル22と第1ダイ2
6との間を経て内管Aの第1層A1を形威し、押出材料
G2は、第1ダイ26と第2ダイ27との間を経て内管
Aの第2層A2を形成するそして、押出成形された内管
Aの外周に、スパイラル装置1によって補強糸F1・F
2が打ち込まれて補強層Bが形成され、その後、その外
周に外管押出機6により外管Cが形成されて補強ホース
Hが製造されることとなる。
そして、この製造装置Mでは、押出シリンダ5における
ベント孔53・54より押出材料G1G2の上流側の部
位を、大径としており、押出材料G1・G2をエア抜き
に支障がない速度で多量にベント孔53・54の配置位
置まで移送することができる。そして、押出シリンダ5
におけるベント孔53・54より押出材料G1・G2の
下流側の部位を、小径としており、スパイラル装置1の
内ボビンキャリヤ14Aの内径を大きくしなくとも良く
、そのため、内・外ボビンキャリヤ14A・14Bの回
転時の周速が増加することを防ぐことができ、既述の作
用・効果の欄で述へたと同様の効果を奏する。
なお、実施例では、スパイラル装置1のボビンキャリヤ
14内に、2木の押出シリンダ31・41を集合させた
1木の押出シリンダ5を貫通させるものを例に採り説明
したが、勿論 ボビンキャリヤ内に、単に1木の押出シ
リンダや、3本以上を集合させた1木の押出シリンダや
、あるいは、相互に別個に形成された複数の押出シリン
ダを挿入させる場合にも、本発明を利用することができ
る。
また、実施例では、ボビンキャリヤ14内に挿入される
押出シリンダ5に、ベント孔53・54を配置させたも
のを示したが、勿論、第1押出シリンダ31や′fS2
押出シリンダ41のそれぞれ所定位置にベント孔を設け
、そのベント孔を境にして大径部と小径部とをそれぞれ
の第1・2押出シリンダ31・41に形成しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す製造装置の部分断
面平面図、 第2図は、同実施例の押出シリンダの断面図であり、第
1図の■−If部位を示し、 第3図は、同実施例の部分省略側面図、第4図は、同実
施例の内管押出機と外管押出機とのヘット付近の拡大断
面平面図、 第5図は、同実施例の装置で製造する補強ホースの断面
図である。 1・・・スパイラル装置、 2・・・内管押出機、 5・・・押出シリンダ、 14・・・ボビンキャリヤ、 53・54・・・ヘント孔、 M・・・製造装置、 H・・・補強ホース、 B・・・補強層、 G1・G2・・・押出材料。 特  許  出  願  人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 スパイラル装置における略円筒状のボビンキャリヤ内に
    、補強ホースの周壁を形成するための押出機の押出シリ
    ンダが貫通して配設され、 該押出シリンダが、ベント孔を備えている補強ホースの
    製造装置であつて、 前記押出シリンダのベント孔が、前記ボビンキャリヤ外
    における押出材料の上流側に形成され、前記押出シリン
    ダが、前記ベント孔より押出材料の上流側の部位を大径
    に形成され、前記ベント孔より押出材料の下流側の部位
    を小径に形成されていることを特徴とする補強ホースの
    製造装置。
JP2039939A 1990-02-21 1990-02-21 補強ホースの製造装置 Pending JPH03243323A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107244055A (zh) * 2017-07-21 2017-10-13 四川业峰塑业有限公司 一种螺旋降噪管的生产系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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