JPH03243238A - 円筒面に歯形を有するワークの位相保持方法 - Google Patents

円筒面に歯形を有するワークの位相保持方法

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JPH03243238A
JPH03243238A JP3844190A JP3844190A JPH03243238A JP H03243238 A JPH03243238 A JP H03243238A JP 3844190 A JP3844190 A JP 3844190A JP 3844190 A JP3844190 A JP 3844190A JP H03243238 A JPH03243238 A JP H03243238A
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JP
Japan
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workpiece
work
die
groove
teeth
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JP3844190A
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Naoki Abe
直樹 阿部
Masataka Oota
昌貴 太田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、円筒面に歯形を有するワークの外形の冷間鍛
造工程を自動化した場合のワークとダイとの位相保持方
法に関する。
〔従来の技術〕
円筒面に歯形を有するワーク、例えばギヤ付きスプライ
ンピース等についての冷間コイニング等の鍛造作業は手
動が一般的であるが、この工程を自動化した場合には位
相を決めたワークを成形工程に投入する際にその位相が
ダイの位相とずれないま\でダイの雌型に入れることが
難しい。
従来のベベルギヤ等のプレス加工に於いて用いられた位
相合せの方法の一つ、は、第7図に示すように雌形の歯
形付きのダイ11とワーク12とをマンドレル14によ
り中心を合わせてプレス加工を行う際に、位相決めのつ
めを持つフィンガー13によりダイ11とワーク12の
両歯形の位相を予め合わせてからワーク12をダイ11
にリフトダウンさせる。これによりワーク12の歯とダ
イ11の歯がかみ合い、フィンガー13が逃げた後もワ
ーク12の位相はずれない。
また、プレス機械内の位置決め装置としては実開昭59
−143531号公報に於いてプレス下型をボルスタ−
上の基準位置にセットするための手段が開示されている
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の冷間鍛造のプレス加工に於けるプレス型とワーク
との位相決めの方法については、前記のベベルギヤ等に
適用した例があるが、これは本発明の対照とする円筒面
に歯形を有するワーク、例えばギヤ付きスプラインピー
スのプレス加工にはそのま\では適用できない。以下、
これについて説明すると、第6図に示す通りギヤ付きス
プラインピース2は一般にスプライン歯21が小さく、
またスプライン歯21の付いているボス径dとギヤの付
いている最外径(ギヤ径)Dの差がかなり大であるのが
一般的である。したがって第6図のような状態でワーク
を加工位置に搬送したとすればこの状態のま\では第7
図に示したベベルギヤの例のように、フィンガー13を
リフトダウンさせてもダイの歯とワークの歯とはうまく
かみ合わない。
またフィンガー13のあご部分136の寸法1が長く、
このためにワークをセット後フィンガー13が逃げきれ
ず、パンチと干渉するおそれがある。したがって第6図
に示すような通常の搬送方法ではギヤ付きスプラインピ
ースの位相保持を行うことは出来ない。
また、実開昭59−143531号公報に示されたもの
は、プレス機械のボルスタ−上にプレス下型を短時間に
精度良く保持するための位置決め装置が開示されている
が、ワークとダイとの位相保持という本発明の目的には
合致しない。
上記の問題点に鑑み、本発明に於いては、円筒面に歯形
を有するワーク例えばギヤ付きスプラインピースのワー
クをダイの位置に自動搬送しセットするに際して、搬送
用のフィンガーがパンチと干渉することなく、ワークと
ダイとの位相保持が容易に精度良く行える手段を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明に於いては、円筒面
に歯形を有するワークの外形を冷間鍛造により成形する
方法に於いて、前記ワークの円筒部端面に断面が楔形の
溝部を設け、プレス機械のワークの保持面に前記ワーク
の溝部と係合する円形断面の帯状突起部を形成し、前記
ワークの溝部と前記帯状突起部とが係合した時に、前記
ワークの歯形の位相と、ダイに刻設された雌型歯形の位
相とが合致するように構威し、前記ワークのプレス機械
の加工位置への自動搬送に際して、該ワークを、その溝
部が前記プレス機械のワーク保持面の帯状突起部と平行
となる姿勢を保持した状態で前記帯状突起部と平行な方
向に搬送し、該ワークの溝部を該帯状突起部に係合させ
ることによりワークとダイとの位相決めを行うことを特
徴とする円筒面に歯形を有するワークの位相保持方法を
提供する。
〔作 用〕
ワークをプレス機械の加工位置へ自動搬送するに際して
はワークをその溝部がプレス機械のワーク保持面の帯状
突起部と平行となる姿勢に保持した状態で該帯状突起部
に平行な方向にワークを搬送し前記溝部を前記帯状突起
部に係合させると、ワークの歯とダイの歯との位相が正
確に一致し、この配置より成形パンチが下降し、ワーク
2の歯がダイの歯に圧入され精密な冷間鍛造が行われる
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1〜3図
に本実施例の型構成を示す。本実施例は、ギヤ付きスプ
ラインピースをワークとして冷間鍛造を行う場合を示し
、図に於いて、ワーク2はホールドピン1とノックアウ
トスリーブ3との間に挟まれ保持された状態にあり、ノ
ックアウトスリーブ3はマンドレル5により保持され、
ホールドピン1は図示しないエア、ばね等によりワーク
に対する保持力が与えられている。この図の状態では、
ワーク2の搬送用に用いられたフィンガー6によりワー
ク2が加工位置にセットされ、その後、ワーク2をダイ
に入れようとする時の干渉を避けるために、フィンガー
6は既に矢印の様に逃げた位置にあり、ワーク2とは接
触していない。いま、第1図の状態から、図示されてい
ない成形パンチが下降すると、ワーク2はノックアウト
スリーブ3と共に押し下げられ、ダイ4に入り、ワーク
2の成形が行われる。この成形を行うときに、ワーク2
のスプライン歯21とダイ歯41との位相ずれが起らぬ
ようにすることが本発明の目的である。そのために、ギ
ヤ鍛造品に一般的に設けられている油みぞ(特公昭63
−58659号公報参照)を利用する。
第2.3図に示すように、ワーク2の上面と下面すなわ
ち円筒部端面にそれぞれ2条ずつの溝部(油みぞ)26
 と2.とを設け、この溝部282、に対応して、ホー
ルドピン1とノックアウトスリーブ3のワークの保持面
1..3.にそれぞれ、前記ワークの溝部2. 、2.
に合うような円形断面の帯状突起部1.  、3.を形
成する。第4図にこのホールドピンlの突起部1aが前
記溝部2aと係合した場合の第2図A部の部分拡大図を
示す。図示の通り突起部16は断面が半球形を威し、こ
れに対してワークの溝部2aは断面が楔形を威している
ために、両者が係合すれば常に半球形と楔形の中心線が
一致し、両者の位置決めが正確に行われる。
第1図に示すように、ワーク2がホールドピン1とノッ
クアウトスリーブ3に挟持された状態の時には溝部2.
.2.の向きは、フィンガー6によるワーク2の搬送方
向に平行になる様にワーク2を配設する。この配置に於
いて成形パンチが下降し、ワーク2のスプライン歯21
がグイ歯41と接した時に、両歯の位相が正確に合う様
にスプライン歯21とグイ歯41の位置決めを予め設定
しておき、この位置が動かないように、ホールドピン1
及びノックアウトスリーブ3と共に回転止めのピン或い
はキーによりプレス本体すなわちダイ4に対して回転止
めを付ける。
上記の構成により第5図にその一例を示すようにワーク
2のプレス機械への自動搬送を行うにあたっては、搬送
方向をワーク2の溝部2−.2bの方向とノックアウト
スリーブ3の突起部3゜(ホールドピン1に関してはこ
こでは説明を省略する。)の方向に一致させ、かつワー
ク2の送り機構の高さを前記溝部2.が前記突起部3.
にそのま\係合する高さにセットすれば送り機構にワー
クを上下させるリフト機能を設ける必要が無くそのま\
のワークの水平移動で確実に位置決めが出来る。
この、上記ワークの溝部と突起部の係合に関しては、前
記の様にホールドピン、ノックアウトピンの双方をワー
ク溝部に係合させず、ホールドピン1側のみ、或いはノ
ックアウトスリーブ3側のみでの係合であっても上記と
同一の効果が得られる。
なお、以上はギヤ付きスプラインピースの鍛造に関して
述べたが、本発明はこれに限定されることなく、それ以
外の形体のものに対しても、円筒面に歯形を有するワー
クであってフィンガーの干渉によりフィンガーで保持で
きない形状の部品であり、かつ、冷間鍛造に際してワー
クとダイとの間の位相決めが必要な部品に対しては上記
の手段により自動搬送化が可能である。
〔発明の効果〕
本発明を実施することにより次の効果がある。
(1)ワークに設けた溝部にプレス機械のワーク保持面
の帯状突起部を係合させるだけで、ワークとダイとの位
相決めが短時間に、高い精度で確実に行うことが出来る
。(2)ワークの搬送時にその搬送方向をワーク溝部と
ワーク保持面の帯状突起部の配置方向とに平行とするこ
とにより、送り機構にリフト機能を設ける必要がなく、
ワークの自動搬送化が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるプレス機械のワーク保持
部近傍の型構成を示す。第2図は第1図の■−■視図、
第3図は第1図のI−m視拡大図、第4図は第2図のA
部拡大図、第5図はワークの搬送方法を示す模式図、第
6図は、従来の位相保持方法をギヤ付きスプラインピー
スのワークに利用した場合の説明図、第7図は従来方法
によるベベルギヤのワークに対する位相保持方法の説明
図を示す。 1・・・ホールドピン、  2・・・ワーク、3・・・
ノックアウトスリーブ、 4・・・グイ、     1.  、3.・・・帯状突
起部、1、.3.・・・ワークの保持面、 2、.2.・・・溝部。 第3図 第4図 第1図 1・・・ホールドピン 2・・・ワーク 3・・・ノックアウトスリーブ 4・・グイ 5・・マンドレル 6・・フィンガー la、3a・・帯状突起部 ld、 3d・ワーク保持面 2a、 2b・・溝部 21 ・・ スプライン歯 41 ・・ グイ歯 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、円筒面に歯形を有するワークの外形を冷間鍛造によ
    り成形する方法に於いて、前記ワークの円筒部端面に断
    面が楔形の溝部を設け、プレス機械のワークの保持面に
    前記ワークの溝部と係合する円形断面の帯状突起部を形
    成し、前記ワークの溝部と前記帯状突起部を係合した時
    に、前記ワークの歯形の位相と、ダイに刻設された雌型
    歯形の位相とが合致するように構成し、前記ワークのプ
    レス機械の加工位置への自動搬送に際して、該ワークを
    、その溝部が前記プレス機械のワーク保持面の帯状突起
    部と平行となる姿勢を保持した状態で前記帯状突起部と
    平行な方向に搬送し、該ワークの溝部を該帯状突起部に
    係合させることによりワークとダイとの位相決めを行う
    ことを特徴とする円筒面に歯形を有するワークの位相保
    持方法。
JP3844190A 1990-02-21 1990-02-21 円筒面に歯形を有するワークの位相保持方法 Pending JPH03243238A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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