JPH04167940A - ローラチェーン用スプロケットの製造方法 - Google Patents

ローラチェーン用スプロケットの製造方法

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JPH04167940A
JPH04167940A JP29248190A JP29248190A JPH04167940A JP H04167940 A JPH04167940 A JP H04167940A JP 29248190 A JP29248190 A JP 29248190A JP 29248190 A JP29248190 A JP 29248190A JP H04167940 A JPH04167940 A JP H04167940A
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JP
Japan
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sprocket
coining
punch
die
tooth
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Application number
JP29248190A
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English (en)
Inventor
Seiji Abe
阿部 清治
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ローラチェーン用スプロケットの製造方法に
関する。
(従来の技術) 自動車車体の生産ライン等においては、車体をハンガあ
るいは台車に搭載して工程内を搬送し種々の加Tを施こ
すが、この搬送手段としてトロリコンベアやチェーンコ
ンベアなどが用いられている。かかるコンベアはモータ
の駆動軸にスプロケットを取り付け、このスプロケット
のi先+:o−ラチェーンを噛合させることにより該ロ
ーラチェーンを駆動させるように構成されている。
第6〜7図に示すように、ローラチェーン1は鋼鉄製の
まゆ型リンクプレート2をピン3により連結しこれにブ
ツシュ4およびローラ5を嵌挿したものであり、ビン3
はピンリンクプレート2aに、ブツシュ4はローラリン
クプレート2bに固定されているか、ローラ5は自由に
回転することができるようになっている。
一方、スプロケット6は鋼あるいは高級鋳鉄製で、山形
にはJISのS歯形とUi形があるがS歯形を用いるの
が一般的である。また歯数はJISには11〜120枚
か規定されているか、歯数が少ないと摩耗か多く、しか
も運転を円滑い行うことかできないという欠点かある。
このようにスプロケット6の歯先は、ローラチーエーン
1のリンク2をガイドする必要があるため第7図に示す
ように、歯先をテーパ状に形成しなければならず、その
製造方法としては、以下述べるような方法が知られてい
た。
ます、第8図に示す製造方法は、鋼あるいは高級鋳鉄製
の材料を打ち抜いて略スプロケットの形状とし、この打
抜き工程において発生する歯先の1ダレ」7をテーパに
利用する一方、反対の面8は機械加工により切削加工を
施こす方法である。
また、第9図に示すものは、歯先の両面にコイニング加
工を施した後に、スプロケット6の外周面を打抜く方法
である。さらに、第10図に示すものは、第8図の方法
と同様にまず材料を打ち抜いて略スプロケット形状とし
、次に歯先にコイニング加工を施し、最後にコイニング
により歯先に生じた余肉をンエービングする方法である
(発明が解決しようとする課題) しかしなから、第8図に示す製造方法によれば歯先に形
成すべきテーバの内、一方は打抜き加工により生じた「
ダレ」をそのまま利用するため、精度か悪く、しかも他
方の面は機械加工するためコスト高になるという問題が
ある。
また、第9図に示す製造方法は、コイニングによって加
工硬化した部分を打抜くため打抜き型の切刃の寿命が短
くなるという問題かあり、さらに、第10図に示す製造
方法にあっては、工程数が3工程となるので型数が増加
し、設備費用やランニングコスト等が高価なものとなる
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされ
たものであり、工程数を増加させることなく、高精度で
製造することができ、しかもコスト的に有利なスプロケ
ットの製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明のローラチェーン用スプロ
ケットの製造方法は、平板状の材料を打抜き加工するこ
とにより外周縁に複数の歯を形成すると同時に該歯先の
表裏何れか一方にテーパ面を形成する第1王程と、前記
歯先の他方の面をコイニングする第2王程とからなるロ
ーラチェーン用スプロケットの製造方法において、前記
テーパ面の先端に第1王程にて余肉部を形成し、この余
肉部は第2工程にてコイニングする歯先の変形量に相当
することを特徴としている。
(作用) このように構成した本発明は、第1工程の打抜き加工に
て予め歯先の片面にテーパ面と先端に余肉部を形成して
おき、次の第2工程でコイニング加工により歯先の両面
を変形させる。
このとき、第1工程にて歯先に形成した余肉部はコイニ
ングの際の歯先の変形量に相当するため、コイニング終
了時に歯先に余肉が生じることなく、しかも、最終的に
コイニングにより歯先の両面を処理するため高精度で加
工することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る製造方法のうち打抜き
工程の打抜き装置を示す縦断面図、第2図は同実施例の
コイニング工程のコイニング装置を示す縦断面図、第3
図は第1図の要部拡大断面図、第4〜5図は第2図の要
部拡大断面図である。
まず、本実施例の第1工程にて用いられる打抜き装置は
、第1図に示すように、ベツド15に固定されたダイ1
6を何し、このダイ16の中央にはピアスパンチ17が
固定されている。ピアスバンチ17とダイ16との間に
はエジェクタ18がプレッシャピン19により図中上方
に付勢された状態で設けられている。このピアスパンチ
17は、ワークであるスプロケット6の中心に穿設され
る嵌挿孔20に対応して形成され、一方、エジェクタ1
8はスプロケット6の形状に対応している。
これら下型の上方には、前記ベツド15に対して上下動
するラム21か設けられ、エジェクタ18に対応したパ
ンチ22が固定されている。また、このラム21には図
示しない弾性体を介して前記ピアスバンチ17に対応し
たスクラップ抜きビン23が設けられ、所定位置までは
ラム21とともに下降するが、ワークに当接して該ワー
クを挟持した後は、ラム21とパンチ22のみが下降す
るようになっている。さらに、パンチ22の外方には前
記ダイ16に対応した板押えプレート24がプレッシャ
ピン25を介してラム21に設けられている。
このような打抜き装置を用いて、スプロケットを製造す
る場合、まずラム21を上昇させた状態でダイ16上に
ワークを搭載する。このとき、エジェクタ18は無負荷
であるからプレッシャピン19により上方に付勢されて
エジェクタ18、ダイ16、ピアスパンチ17の各上面
が面一になっている。また、上型を構成するパンチ22
、スクラップ抜きピン23、板押えプレート24の下面
も面一になっている。この状態から、ラム21を下降さ
せると、上型の下面がワークに当接し、ピアスパンチ1
7とスクラップ抜きピン23、パンチ22とエジェクタ
18、板押えプレート24とダイ16の間でそれぞれワ
ークを挟持する。
さらにラム21を下降させると、ピアスパンチ17とス
クラップ抜きピン23、板押えプレート24とダイ16
はワークを挟持したままその位置で停止するが、ラム2
1の押圧力によってパンチ22はさらに下降し、これに
ともないエジェクタ18もプレッシャピン19の付勢に
抗して下降する。このとき、パンチ22とエジェクタ1
8によって挟持されたスプロケットを構成するワークの
部分6は、他のスクラップ部分26.27から打抜かれ
ることとなる。
第3図はこの状態を拡大した断面図であるが、この打抜
き加工と同時にスプロケット6の歯先にテーパ面11と
余肉部12とを形成するために、エジェクタ18の上端
面にテーパ面を有する段部28を形成している。この段
部28の形状は、本実施例に係る第2工程の説明で詳述
するが、第4図に示すコイニング工程におけるダイ29
およびパンチ30の歯先に対応する曲面形状29a、3
0aに応じて、かつ余肉部12との関係において所定の
形状に形成されている。
そして、スプロケットとなる部分6はパンチ22とエジ
ェクタ18により挟持され、一方、この部分より外方に
位置するスクラップ部27は板押えプレート24とダイ
16によって挟持され、これらが相対的に移動する際に
剪断が行われると共に、スプロケットの歯先の裏面が塑
性変形してテーパ面11と余肉部12とが形成されるこ
ととなる。
この打抜きを終了するとラム21を上昇させて原位置に
復帰させ、打抜いたスプロケット6を取り出すと共に、
嵌挿孔と外周のスクラップ部26゜27を廃棄する。
次に、本実施例の第2工程で用いられるコイニング装置
は、第2図に示すように、ベツド31に固定されたダイ
29を有し、このダイ29の中央 。
にはプレッシャピン32により図中上方に付勢されたエ
ジェクタ33が設けられている。このダイ29の上方に
は図示しないラムに固定されたパンチ30を有しており
、パンチ30の先端に形成した凸部30aがスプロケッ
トの嵌挿孔20に対応すると共にエジェクタ33にはこ
の凸部30aに対応した凹部33aが形成されている。
ダイ29のコイニングを行う凹部29aは、第4図に拡
大して示すように、歯先が噛合するローラチェーンを案
内するに適当な曲面29bが形成されており、この曲2
9b面と同様な曲面30bがパンチ30にも形成されて
いる。
本実施例の歯先形状と前述した第1工程におけるテーパ
面11および余肉部12の形状との関係は次のように構
成される。
すなわち、第10図に示す従来の製造方法にあっては、
コイニング加工を施した歯先の部分はコイニングを行っ
た量だけ余肉としてシェービングする必要があったが、
本実施例においては、ダイの曲面29bとスプロケット
の中間成形品6のテーパ面11との間に所定の空間Sが
形成されると共に、パンチの曲面30bによってコイニ
ングされた余剰肉はスプロケットの中間成形品6の先端
に形成した余肉部12と相俟ってこの空間Sを埋めるよ
うにして塑性変形する。つまり、第1工程にて歯先に形
成するテーパ面11と製造しようとする歯先の曲面との
空間容積Sは、第1工程にて形成された余肉部12の容
積と第2工程にてコイニングされる表面側の変形容積と
の総和に相当するように構成されている。
このようなコイニング装置によって第2工程を実施する
場合は、まずパンチ30を上昇させた状態でダイ29の
上面にスプロケットの中間成形品6を搭載する。このと
き、エジェクタ33に負荷が作用していないからプレッ
シャピン32によってエジェクタ33の上面とダイ29
の上面とが面一となっている。
次に、パンチ30を下降させると、まずパンチ30の凸
部30aがスプロケットの嵌挿孔20に貫通し、これに
ともないパンチ30がスプロケット6を下方に押圧する
。すると、エジェクタ33はプレッシャピン32の付勢
に抗して下降し、このとき、スプロケット6の歯先10
はダイ29とパンチ30との間に挟持されて該歯先10
のコイニングが行われる。そして、このコイニングによ
り、第5図に示すように、スプロケットの裏面のテーパ
面11はダイの曲面形状29bに倣って塑性変形すると
共に、スプロケットの表面はパンチの曲面形状30bに
倣って塑性変形する。このとき、スプロケットのテーパ
面11とダイの曲面29bとの間に形成された空間Sは
、歯先の余肉部12と表面の変形した部分とによって補
われ、余剰肉を生じることな(コイニングを終了する。
最後に、パンチ30を上昇させると、エジェクタ33は
プレッシャピン32により上昇し、スプロケット6がダ
イ29から取り出されることとなる。
このように本実施例の製造方法は、従来の製造方法と同
様に2工程で構成され、し、かも、余剰肉が生じること
なく最終的にコイニング加工を施すことかできるため、
スプロケットの歯先の精度を高めることができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されることなく本
発明の要旨を越えない限りにおいて種々に変形すること
ができる。例えは、第1工程にて用いられる打抜き装置
や第2工程にて用いられるコイニング装置の構造は第1
図および第2図に示すものに限定されることはない。
(発明の効果) 以−ヒ述べたように本発明のローラチェーン用スプロケ
ットの製造方法によれば、打抜き加工する第1工程とコ
イニング加工する第2工程とからなる製造方法であって
、歯先に形成するテーパ面の先端に第1工程にて余肉部
を形成し、この余肉部は第2工程にてコイニ・ングする
歯先の変形歯に相当するように構成したため、コイニン
グ終了時に歯先に余肉が生じることがなく、しかも、最
終的にコイニングにより歯先の両面を処理するため高精
度で加工することができる。また、従来の如く2工程で
製造することができるためコスト的にも有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る製造方法の内打抜き工
程を示す打抜き装置の縦断面図、第2図は同実施例のコ
イニング工程を示すコイニング装置の縦断面図、第3図
は第1図の要部拡大断面図、第4〜5図は第2図の要部
拡大断面図、第6〜7図は従来のスプロケットを示す正
面図および断面図、第8〜10図は従来のローラチェー
ン用スプロケットの製造方法を示すスプロケットの歯先
の断面図である。 6・・・スプロケット、     10・・・歯先、1
1・・・テーパ面、      12・・・余肉部。 特許出願人     日産自動車株式会社代理人   
    弁理士 八 1)幹 雄(他1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  平板状の材料を打抜き加工することにより外周縁に複
    数の歯を形成すると同時に該歯先の表裏何れか一方にテ
    ーパ面を形成する第1工程と、前記歯先の他方の面をコ
    イニングする第2工程とからなるローラチェーン用スプ
    ロケットの製造方法において、 前記テーパ面の先端に第1工程にて余肉部を形成し、こ
    の余肉部は第2工程にてコイニングする歯先の変形量に
    相当することを特徴とするローラチェーン用スプロケッ
    トの製造方法。
JP29248190A 1990-10-30 1990-10-30 ローラチェーン用スプロケットの製造方法 Pending JPH04167940A (ja)

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JP (1) JPH04167940A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003019528A (ja) * 2001-07-02 2003-01-21 Tanaka Seimitsu Kogyo Kk リングの製造方法
JP2012184794A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Toyota Motor Corp 組み付け方法

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