JPH03242835A - 光情報記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスク等の光情報記録媒体に情報の記録
、再生を行う光情報記録再生装置に関する。

従来の技術 従来における光情報記録再生装置の構成を第９図ないし
第１２図に基づいて説明する。まず、固定光学系１内に
は、図示しない半導体レーザや、この半導体レーザから
出射された光を平行光にする図示しないコリメータレン
ズ等が設けられている。また、移動光学系２内には、前
記固定光学系１から出射された光を偏向する偏向プリズ
ム３や、この偏向プリズム３により偏向された光を光情
報記録媒体としての光ディスク４に集光させる対物レン
ズ５等が設けられている。このような固定光学系ｌ及び
移動光学系２には、平行光を通過させるための入出射口
６，７がそれぞれ設けられている。

これらの入出射口６，７はレーザ光を通過させるために
設けられたものであるが、これらの入出射口６，７を通
して固定光学系１及び移動光学系２の両者に塵埃が侵入
し、その中にある光学部品の表面を汚染するという問題
がある。一般に、そのような光学部品は奥まった位置に
あることが多く、その表面をクリーニングすることは容
易なことではない。このため従来の分離型の光ピツクア
ップにおいては、光学部品の表面に汚染が蓄積し、その
結果、反射率及び透過率が下がり、情報の記録再生に支
障を来たすことが多い。

発明が解決しようとする課題 そこで、従来の分離型の光ピツクアップ装置においては
、第１１図に示すように、入出射口６゜７を透明部材８
，９により覆って防塵を図るという工夫がとられている
。これら透明部材８，９を設けることによって、光学系
内部に塵埃が侵入することを防ぐことができるが、しか
し、これらの透明部材８，９の表面が汚染されるため、
光学系全体としてはやはり反射率及び透過率は下がるこ
とになり、これにより情報の記録再生を正常に行うこと
ができない。

また、従来においては、第１２図に示すように、上述し
たような入出射口６．７以外に対物レンズ５の上部に透
明部材１０を設けることによって防塵を図ったものもあ
る。これにより、対物レンズ５の表面の汚染や、対物レ
ンズ５と移動光学系２との隙間から侵入する塵埃による
偏向プリズム３の汚染を防ぐことはできる。しかし、こ
の場合にも透明部材１０の表面が汚染されるため、全体
としてはやはり反射率及び透過率が下がり、情報の記録
再生に支障を来たすことになる。

上述したように、各光学系１，２を透明部材８゜９．１
０により塞いで内部の光学部品が汚染されないようにし
ても、それら透明部材８，９．１０の表面はやはり汚れ
てしまいこれにより透過率等が変化してしまうため、情
報の記録再生を正常に行うことができないという問題が
ある。

課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明は
、半導体レーザ及びこの半導体レーザからの出射光を平
行光にするコリメータレンズを有する固定光学系と、こ
の固定光学系から出射された平行光の進行方向を変える
偏向プリズム及びこの偏向プリズムにより偏向された光
を光情報記録媒体に集光させるための対物レンズを有す
る移動光学系と、この移動光学系及び固定光学系の光の
入出射口を覆う透明部材とを備えた光情報記録再生装置
において、一端にカートリッジ挿入口が形成されこのカ
ートリッジ挿入口と反対側の他端側に透明部材をクリー
ニングするためのクリーニング部材を有するクリーニン
グ部が形成されたキャリアを設け、このキャリアを支持
すると共にクリーング部材を記録再生位置まで搬送する
連動機構を備えたキャリア搬送支持部材を移動光学系の
側辺に位置させて配設した。

作用 従って、キャリア搬送支持部材に支持されたキャリアを
連動機構により記録再生位置まで移動させることにより
クリーニング部を透明部材に接触させることができ、こ
れにより透明部祠の表面に付着した汚れを容易にクリー
ニングすることが可能となる。

実施例 本発明の一実施例を第１図ないし第５図に基づいて説明
する。なお、従来技術（第１１図、第１２図参照）と同
一部分については、同一符号を用５− ６ いる。

第１図は、分離型の光ピツクアップ装置の全体構成を示
したものであり、固定光学系１、移動光学系２のそれぞ
れの入出射口６，７、及び、移動光学系２の対物レンズ
５に位置する側の面には、それぞれ透明部材８，９．１
０が設けられている。

これら固定光学系１、移動光学系２を搭載した基板１１
の両側辺にはサイドフレーム１２が設けられ、これらサ
イドフレーム１２の上部にはキャリア１３が設けられて
いる。このキャリア１３の両側面にはそれぞれ２個ずつ
ビン１４が形成されており、これらのビン１４はサイド
フレーム゛１２の側面に形成されたガイド穴１５にロー
ラ１６を介して挿入される。このガイド穴１５から突出
したビン１４は、ローラ１７を介して、リンク１８ａ。

１８ｂの長穴１９にそれぞれはめ込まれている。

これら２本が連設されてなるリンク１８ａ、１８ｂのう
ち、一方のリンク１８ｂの端部に形成された穴２０はサ
イドフレーム１２の側面に形成されたビン２１にはめ込
まれ、これによりリンク１８ｂは回転自在となっており
、また、他方のリンク１８ａの端部に形成された穴２２
はシャフト２３の一端と固定されている。また、サイド
フレーム１２に挟まれた基板１１上にはローディング用
のモータ２４が設けられており、このモータ２４はギア
群２５を介して前記シャフト２３と連結されている。

この場合、長穴１９を有するリンク１８ａ。

１８ｂと、キャリア１３に設けられたビン１４と、ロー
ラ１６，１７と、ビン２１及びガイド穴１５を有するサ
イドフレーム１２とは、キャリア搬送支持部材２６を構
成している。また、モータ２４と、ギア群２５と、シャ
フト２３とは、連動機構２７を構成している。

また、前記キャリア１３には、カートリッジ２８を挿入
するためのカートリッジ挿入口２９が形成されており、
このカートリッジ挿入口２９と反対側の他端側には前記
透明部材８，９．１０をクリーニングするためのクリー
ニング部材としてのブラシ３０を有するクリーニング部
３１が形成されている。

このような構成において、まず、第２図に示すように、
カートリッジ挿入口２９からカートリッジ２８をキャリ
ア１３内に挿入し、図示しないスイッチによりローディ
ング用のモータ２４を始動させる。このモータ２４が回
転を始めると、この回転はギア群２５を介してシャフト
２３を連動し、これによりリンク１８ａ、１８ｂはＡ方
向に回転をし始める。このリンク１８ａ、１８ｂの回転
によって、ローラ１６，１７を介してリンク１８ａ。

１８ｂの長穴１９にはまり込んでいるビン１４がガイド
穴１５に沿って動き、これによりカートリッジ２８を保
持した状態で水平方向に移動させる。

そして、キャリア１３は第３図に示すように移動してい
き、これにより、クリーニング部３１のブラシ３０は対
物レンズ５の上部に位置する透明部材１０の表面に接触
した状態で移動していくため、その透明部材１０の表面
をクリーニングすることができる。そして、さらにリン
ク１８ａ、１８ｂが回転してい、くと、ビン１４がサイ
ドフレーム１２のガイド穴１５の形状に沿って落下する
ため、キャリア１３も垂直に落下して第４図に示すよう
な状態となる。この場合、キャリア１３が落下する過程
で、クリーニング部３１のブラシ３０は移動光学系２の
透明部材９と固定光学系１の透明部材８の両方の表面に
接触するような位置関係にあるため、これによりそれら
透明部材８，９の表面をクリーニングすることができる
。

また、その第４図の様子を移動光学系２に入射する光の
光軸方向からみた様子を第５図に示す。

この場合、移動光学系２側から見たクリーニング部３１
は穴３２の空いた形状をしているため、記９ １０− 録再生動作中に固定光学系１からの平行光を何ら遮断す
ることはない。

次に、本発明の変形例を第６図及び第７図に基づいて説
明する。これは、サイドフレーム１２に形成されるガイ
ド穴１５の形状を示したものである。ガイド穴１５は、
前述した実施例では横長方向に形成し水平移動できるよ
うにしたが、ここでは縦長方向のみにガイド穴１５を形
成したものである。このように構成することによって、
キャリア］３は水平移動を伴わず落下運動のみとなる。

第６図はその落下前の状態を示し、第７図はその落下後
の状態を示したものである。これにより、移動光学系２
及び固定光学系ｌに形成された透明部材９，８のクリー
ニングを容易に行うことができる。また、これまでの実
施例で述べてきたようなりリーニング部３１は、第８図
に示すような形状にして構成することも可能である。

発明の効果 本発明は、半導体レーザ及びこの半導体レーザからの出
射光を平行光にするコリメータレンズを有する固定光学
系と、この固定光学系から出射された平行光の進行方向
を変える偏向プリズム及びこの偏向プリズムにより偏向
された光を光情報記録媒体に集光させるための対物レン
ズを有する移動光学系と、この移動光学系及び固定光学
系の光の人出射口を覆う透明部材とを備えた光情報記録
再生装置において、一端にカートリッジ挿入口が形成さ
れこのカートリッジ挿入口と反対側の他端側に透明部材
をクリーニングするためのクリーニング部材を有するク
リーニング部が形成されたキャリアを設け、このキャリ
アを支持すると共にクリーニング部材を記録再生位置ま
で搬送する連動機構を備えたキャリア搬送支持部材を移
動光学系の側辺に位置させて配設したので、キャリア搬
送支持部材に支持されたキャリアを連動機構により記録
再生位置まで移動させることによりクリーニング部を透
明部材に接触させることができ、これにより、透明部材
の表面に付着した汚れを容易にクリーニングすることが
できるため、光学系全体としての反射率及び透過率の低
下を防ぎ情報の記録再生を正確に行うことができるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第２図は
その側面図、第３図はキャリアが水平方向に移動した際
の様子を示す側面図、第４図はキャリアが落下している
状態を示す側面図、第５図は出射光が移動光学系に入射
する光軸側からみた時の様子を示す正面図、第６図は本
発明の変形例を示す側面図、第７図はそのキャリッジが
落下している状態を示す側面図、第８図は第５図のクリ
ーング部の変形例を示す正面図、第９図は従来例を示す
斜視図、第１０図はその固定光学系と移動光学系との位
置関係を簡略化して示す説明図、第１１図及び第１２図
は透明部材を取付けた際の従来例を示す側面図である。 １・・・固定光学系、２・・移動光学系、３・・・偏向
プリズム、４・・・光情報記録媒体、５・・・対物レン
ズ、８．９．１０・・・透明部利、］３・・キャリア、
２６・・・キャリア搬送支持部材、２７・・・連動機構
、２９・・・カートリッジ押入口、３０・・クリーニン
グ部材、３１・・クリーニング部 出　願　人　　　　株式会社　リ　コ ＝１３ 】４

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　半導体レーザ及びこの半導体レーザからの出射光を平
   行光にするコリメータレンズを有する固定光学系と、こ
   の固定光学系から出射された平行光の進行方向を変える
   偏向プリズム及びこの偏向プリズムにより偏向された光
   を光情報記録媒体に集光させるための対物レンズを有す
   る移動光学系と、この移動光学系及び前記固定光学系の
   光の入出射口を覆う透明部材とを備えた光情報記録再生
   装置において、一端にカートリッジ挿入口が形成されこ
   のカートリッジ挿入口と反対側の他端側に前記透明部材
   をクリーニングするためのクリーニング部材を有するク
   リーニング部が形成されたキャリアを設け、このキャリ
   アを支持すると共に前記クリーニング部材を記録再生位
   置まで搬送する連動機構を備えたキャリア搬送支持部材
   を前記移動光学系の側辺に位置させて配設したことを特
   徴とする光情報記録再生装置。