JPH0324263Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0324263Y2 JPH0324263Y2 JP1987015515U JP1551587U JPH0324263Y2 JP H0324263 Y2 JPH0324263 Y2 JP H0324263Y2 JP 1987015515 U JP1987015515 U JP 1987015515U JP 1551587 U JP1551587 U JP 1551587U JP H0324263 Y2 JPH0324263 Y2 JP H0324263Y2
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- JP
- Japan
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- model
- core
- mold
- vanishing
- vanishing model
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- Expired
Links
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Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は消失鋳型鋳造法(フルモールド法)に
用いる消失模型成形用中子に関するものである。
用いる消失模型成形用中子に関するものである。
従来の技術
従来の消失鋳型鋳造法において、複雑な形状の
中空部を有する模型の製作は、添付図面の第3図
に示すように専用金型(図示省略)に鋳砂中子3
を発泡ポリスチレンのビーズと共にセツトして加
熱し、ビーズを発泡させて、鋳砂中子3を抱き込
んだ第3図と同形の発泡ポリスチレンの消失模型
4を成形するか、或は第4図に示すように、複数
個に分解して個々に製作した発泡ポリスチレンの
模型5a,5bを接着剤で接着して模型を作成し
ている。
中空部を有する模型の製作は、添付図面の第3図
に示すように専用金型(図示省略)に鋳砂中子3
を発泡ポリスチレンのビーズと共にセツトして加
熱し、ビーズを発泡させて、鋳砂中子3を抱き込
んだ第3図と同形の発泡ポリスチレンの消失模型
4を成形するか、或は第4図に示すように、複数
個に分解して個々に製作した発泡ポリスチレンの
模型5a,5bを接着剤で接着して模型を作成し
ている。
従来技術の問題点
上述のように鋳砂中子3を抱き込んだ消失模型
を用いて製品を鋳造すると、従来の鋳物製品の欠
陥、即ちピンホールや鋳砂中子3から発生するガ
スによる製品の肌アレや、巣の発生を誘発し易
く、又模型を複数個に分解して製作し、これを接
着し、一体化して成形した模型を使用した場合に
は接着ミスによる型ズレや、接着剤の不均一な塗
布、接着剤の量の過少、過多、接着剤の選定・管
理不良等に起因して、鋳物製品に凹凸、空隙、肌
あれ等が生じる。
を用いて製品を鋳造すると、従来の鋳物製品の欠
陥、即ちピンホールや鋳砂中子3から発生するガ
スによる製品の肌アレや、巣の発生を誘発し易
く、又模型を複数個に分解して製作し、これを接
着し、一体化して成形した模型を使用した場合に
は接着ミスによる型ズレや、接着剤の不均一な塗
布、接着剤の量の過少、過多、接着剤の選定・管
理不良等に起因して、鋳物製品に凹凸、空隙、肌
あれ等が生じる。
本考案の目的は鋳砂中子の製作や接着技術を必
要とせず、上記の問題点を解決する消失模型を作
成することにある。
要とせず、上記の問題点を解決する消失模型を作
成することにある。
問題点を解決するための手段
この考案は複雑な中空部分を有する発泡ポリス
チレンの模型成形に於て、該中空部と全く同じ形
状・大きさの中子を電磁石の金型と複数個の金型
とにより構成し、組立・分解が極めて容易に出来
るようにしたものである。
チレンの模型成形に於て、該中空部と全く同じ形
状・大きさの中子を電磁石の金型と複数個の金型
とにより構成し、組立・分解が極めて容易に出来
るようにしたものである。
作 用
本考案の中子を使用して、消失模型を製作する
際は模型の金型内に分解した中子を別々に挿入
し、電磁石金型に通電して中子を一体化に成型し
た後、発泡ポリスチレンのビーズを金型と中空部
に流入し、加熱・冷却することにより、発泡ポリ
スチレンの消失模型が出来る。模型製作後は電磁
石への通電を断つて磁気による吸着力を無くすこ
とにより該中子を分解し、次の消失模型用中子と
して再用する。
際は模型の金型内に分解した中子を別々に挿入
し、電磁石金型に通電して中子を一体化に成型し
た後、発泡ポリスチレンのビーズを金型と中空部
に流入し、加熱・冷却することにより、発泡ポリ
スチレンの消失模型が出来る。模型製作後は電磁
石への通電を断つて磁気による吸着力を無くすこ
とにより該中子を分解し、次の消失模型用中子と
して再用する。
実施例
この考案の一実施例を添付図面により説明する
と第5図は製品及び成型しようとする発泡ポリス
チレンの消失模型であり、第1図に示す電磁石の
吸引金型2aと吸着金型2b,2cとが、本考案
の発泡ポリスチレンの消失模型用中子Sを構成す
るピースである。第1図はスイツチ13を開放
し、電磁石2aの磁性を無くして、成型された発
泡ポリスチレン消失模型より、中子の各ピースで
ある金型2a,2b,2cを分離して取り出した
ところを示す図である。
と第5図は製品及び成型しようとする発泡ポリス
チレンの消失模型であり、第1図に示す電磁石の
吸引金型2aと吸着金型2b,2cとが、本考案
の発泡ポリスチレンの消失模型用中子Sを構成す
るピースである。第1図はスイツチ13を開放
し、電磁石2aの磁性を無くして、成型された発
泡ポリスチレン消失模型より、中子の各ピースで
ある金型2a,2b,2cを分離して取り出した
ところを示す図である。
第2図は本考案の中子を使用して消失模型を成
型中の状態における消失模型1と本考案の中子2
a,2b,2cとの配置状況を示すもので、この
ときスイツチ13は閉ぢられ、電磁石2a、金型
2b、金型2cが互いに吸引し合つて構成する中
子の形状、大きさは、製品の中空部7と全く同じ
形状・大きさに形成されている。
型中の状態における消失模型1と本考案の中子2
a,2b,2cとの配置状況を示すもので、この
ときスイツチ13は閉ぢられ、電磁石2a、金型
2b、金型2cが互いに吸引し合つて構成する中
子の形状、大きさは、製品の中空部7と全く同じ
形状・大きさに形成されている。
本考案の中子を使用することにより上述のよう
に再用が著しく容易となるので模型ごとに鋳砂中
子を製作したり、接着する工程が不要となる他、
鋳造に伴う欠陥や、接着に伴う上述の問題点を解
決することが出来る。
に再用が著しく容易となるので模型ごとに鋳砂中
子を製作したり、接着する工程が不要となる他、
鋳造に伴う欠陥や、接着に伴う上述の問題点を解
決することが出来る。
なお本考案は、さきに本出願人が考案した「中
子付消失模型およびその製造装置」(特願昭61−
293275)に適用すれば、その効果をなお一層高め
ることが出来る。
子付消失模型およびその製造装置」(特願昭61−
293275)に適用すれば、その効果をなお一層高め
ることが出来る。
考案の効果
この考案は上述のように複雑な中空部を有する
消失模型を成型の際、中子を電磁石の金型と複数
個の金型とにより構成し、電磁石の電流を断続す
ることによつて、該中子を自在に組立・分解が出
来るようにしたので、従来の鋳砂中子を抱き込ん
だ消失模型の欠点であるピンホールや、鋳砂中子
から発生するガスによる製品の肌あれ、巣の発
生、或は接着方式による欠点、即ち型ずれや接着
面の凹凸の発生の危険を除去し、良品質の鋳物製
品の製作を可能にするとともに、模型の成型ごと
の中子製作や、接着のための工程を不要としてコ
ストの低減が図れる。
消失模型を成型の際、中子を電磁石の金型と複数
個の金型とにより構成し、電磁石の電流を断続す
ることによつて、該中子を自在に組立・分解が出
来るようにしたので、従来の鋳砂中子を抱き込ん
だ消失模型の欠点であるピンホールや、鋳砂中子
から発生するガスによる製品の肌あれ、巣の発
生、或は接着方式による欠点、即ち型ずれや接着
面の凹凸の発生の危険を除去し、良品質の鋳物製
品の製作を可能にするとともに、模型の成型ごと
の中子製作や、接着のための工程を不要としてコ
ストの低減が図れる。
又、本考案の中子は、電磁石のスイツチを切る
と、消失模型に抱き込まれた状態において、吸着
状態が解除され、吸引金型と吸着金型とは完全に
分離され、互いに独立して移動できる状態とな
る。その為、消失模型に抱き込まれた電磁石の吸
引金型と吸着金型とを該模型から引き出す時に、
前記消失模型に無理な力が加わらない。従つて、
消失模型成形用中子を取り出す際に、消失模型が
変形したり、破損したりすることがないので、消
失模型中に設計通りの中子用中空部を形成するこ
とができる。
と、消失模型に抱き込まれた状態において、吸着
状態が解除され、吸引金型と吸着金型とは完全に
分離され、互いに独立して移動できる状態とな
る。その為、消失模型に抱き込まれた電磁石の吸
引金型と吸着金型とを該模型から引き出す時に、
前記消失模型に無理な力が加わらない。従つて、
消失模型成形用中子を取り出す際に、消失模型が
変形したり、破損したりすることがないので、消
失模型中に設計通りの中子用中空部を形成するこ
とができる。
第1図は本考案の一実施例の分解図と消失模型
への挿入方法を示す正面図、第2図は消失模型に
本考案の中子の組込を完了した正面図、第3図は
鋳砂中子を抱き込んだ消失模型の縦断面図、第4
図は接着法により成型した消失模型の正面図、第
5図は製品(消失模型)の正面図、第6図は第5
図の底面図である。 1……発泡ポリスチレン消失模型、2a……電
磁石金型、2b,2c……金型。
への挿入方法を示す正面図、第2図は消失模型に
本考案の中子の組込を完了した正面図、第3図は
鋳砂中子を抱き込んだ消失模型の縦断面図、第4
図は接着法により成型した消失模型の正面図、第
5図は製品(消失模型)の正面図、第6図は第5
図の底面図である。 1……発泡ポリスチレン消失模型、2a……電
磁石金型、2b,2c……金型。
Claims (1)
- 消失模型中に抱き込まれた消失模型成形用中子
が、電磁石の吸引金型と該金型に磁気吸着される
吸着金型とから構成されていることを特徴とする
消失模型成形用中子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987015515U JPH0324263Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987015515U JPH0324263Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63127730U JPS63127730U (ja) | 1988-08-22 |
JPH0324263Y2 true JPH0324263Y2 (ja) | 1991-05-27 |
Family
ID=30806522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987015515U Expired JPH0324263Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0324263Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5586646A (en) * | 1978-12-22 | 1980-06-30 | Kubota Ltd | Adhering method of extinguishable pattern |
JPS61115644A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-03 | Nissan Motor Co Ltd | 消失模型の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61138445U (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-28 |
-
1987
- 1987-02-06 JP JP1987015515U patent/JPH0324263Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5586646A (en) * | 1978-12-22 | 1980-06-30 | Kubota Ltd | Adhering method of extinguishable pattern |
JPS61115644A (ja) * | 1984-11-13 | 1986-06-03 | Nissan Motor Co Ltd | 消失模型の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63127730U (ja) | 1988-08-22 |
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