JPH03242355A - セメント焼成設備の石炭燃料供給方法 - Google Patents

セメント焼成設備の石炭燃料供給方法

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JPH03242355A
JPH03242355A JP3548490A JP3548490A JPH03242355A JP H03242355 A JPH03242355 A JP H03242355A JP 3548490 A JP3548490 A JP 3548490A JP 3548490 A JP3548490 A JP 3548490A JP H03242355 A JPH03242355 A JP H03242355A
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長岡 光雄
Shinji Fujita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセメント焼成設備の石炭燃料供給方法に関する
ものである。
[従来の技術] セメント焼成設備においては燃料価格等の面から石炭燃
料を用いることが行われている。
このようにセメント焼成設備に石炭燃料を用いる場合、
キルン用には88μ残渣が12〜15%の微粉炭(精粉
)が要求されるが、仮焼炉は88μ残渣が15〜30%
の微粉炭(粗粉)でも燃焼可能である。
第3図はその従来方式の一例を示すもので、石炭ホッパ
ー1,2から計量装置3.4を介して別々に供給される
石炭を受けて、粗粉砕を行う微粉炭ミル5と微粉砕を行
う微粉炭ミル6を備え、各ミル5.6で粉砕された微粉
炭を熱風等の搬送ガス7によって搬送するようにしてい
る。前記各ミル5.6の運転において、製品である微粉
炭の粒度設定は夫々のミル5,6に組み込まれた分級器
5′、6°にて調整するようになっている。
前記各ミル5,6からの微粉炭の夫々は集じん装置8.
9に導かれて分離され、集じん装置8で分離された粗粉
lOは粗粉貯蔵ビン11に貯蔵され、又集じん装置9で
分離された精粉12は精粉貯蔵ビン13に貯蔵され、更
に前記粗粉貯蔵ビン11の粗粉10は計量フィーダ14
により一定量ずつ切出されてブロワI5からの搬送空気
16により気粉混合器17を介して仮焼炉用バーナ18
に供給され、又精粉貯蔵ビン13の精粉12は計量フィ
ーダ19により一定量ずつ切出されてブロワ20からの
搬送空気21により気粉混合器22を介してキルン用バ
ーナ23に供給されるようになっている。
前記各集しん装置8.9は吸引ファン24.25によっ
て吸引さており、該吸引ファン24.25によって吸引
された空気は煙突26等に導かれる。
前記粗粉と精粉の粒度は、夫々ミル5.6によって決定
されている。
[発明か解決しようとする課題] しかし、上記従来装置においては、微粉用と粗粉用の2
台のミル5.6を備えており、そのために各ミル5.6
に石炭を供給する径路及びミル5.6て粉砕された微粉
炭を導く径路も2系統となって装置全体が複雑となり設
備費が増大する問題を有していた。
又、この問題に対処しようとして、1台のミルでキルン
用と仮焼炉用の微粉炭燃料を一緒に粉砕しようとする場
合は、粗粉て十分な仮焼炉用燃料もキルン用の精粉に合
わせて粉砕することになるため、過剰な仕様となり、大
きなサイズのミルか必要で、さらにミル動力原単位が大
幅に増加してしまう問題を生じる。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
設備構成を簡略化でき、且つミルの動力原単位を低減で
きるセメント焼成設備の石炭燃料供給方法を提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明はセメント焼成設備の仮焼炉用バーナ及びキルン
用バーナに粉砕した石炭燃料を供給する方法において、
微粉炭ミルで石炭を粉砕し、該微粉炭ミルに組み込まれ
た分級器にて所定の粒度の微粉炭として気流搬送された
微粉炭を、その後別に独立して設置された分級器に導い
て粗粉と精粉に分級し該分級した精粉を精粉貯蔵ビンに
貯蔵し、分離した粗粉を粗粉貯蔵ビンに貯蔵し、前記精
粉貯蔵ビンの精粉をキルン用バーナに一定量切出して供
給し、前記粗粉貯蔵ビンの粗粉を仮焼炉用バーナに一定
量切出して供給することを特徴とするセメント焼成設備
の石炭燃料供給方法にかかるものである。
[作   用] 微粉炭ミルで粉砕された微粉炭は、該微粉炭ミルに組み
込まれた分級器にて所定の粒度の微粉炭となり、ミルよ
り排出され、その後別に独立して設置された分級器に導
かれて精粉が分級され、該分級された精粉は精粉貯蔵ビ
ンに貯蔵され、計量フィーダにより一定量ずつ切出され
てキルン用バーナに供給される。
一方、同上分級器で分級した粗粉は粗粉貯蔵ビンに貯蔵
され、計量フィーダにより一定量ずつ切出されて仮焼炉
用バーナに供給される。
粗粉と精粉の粒度は、ミルに組み込まれた分級器と該分
級器とは別に独立して設置された分級器によって決定さ
れる。
[実 施 例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例であり、第
2図は本発明の別の実施例を示す。
図中第3図と同一の符号を付した部分は同一物を表わし
ている。
第1図に示すように、石炭ホッパー27から計量装置2
8を介して供給される石炭29の粉砕を行う1台の微粉
炭ミル30を備え、該微粉炭ミル30て粉砕された微粉
炭31を熱風等の搬送ガス32によって搬送させるよう
にする。
上記微粉炭ミル30は分級器33を備えて導出される微
粉炭31の粒度を調整することかできるようにしである
微粉炭ミル30からの微粉炭31を可変ベーン式或いは
回転式等の当該ミルとは独立して設置する分級器34に
導いて粗粉を分離し、分離した粗粉10は粗粉貯蔵ビン
11に貯蔵する。
又、前記分級器34にて分級された精粉は集じん装置3
5にて分離し、分離した精粉12は精粉貯蔵ビン13に
貯蔵する。
粗粉貯蔵ビン11に貯蔵された粗粉10は、従来と同様
に計量フィーダ14、及びブロワ15からの搬送空気1
6が導入された気粉混合器17を介して仮焼炉用バーナ
18に供給し、又精粉貯蔵ビン13に貯蔵された精粉1
2は、計量フィーダ19、及びブロワ20からの搬送空
気21が導入された気粉混合器22を介してキルン用バ
ーナ23に供給するようにしている。
又、前記束じん装置35は、吸引ファン36によって吸
引されており、該吸引ファン36によって吸引した空気
は煙突26等に導いている。
上記において、精粉12の粒度か88μ残渣12〜15
%を維持し、且つ粗粉10の粒度か88μ残渣15〜3
0%になるように分級器34の可変ベーン或いは回転数
等を調整し、更に前記した精粉12と粗粉10の粒度を
維持するように微粉炭ミル30の分級器33の可変ベー
ン或いは回転数等を調整して微粉炭31の粒度を制御す
る。
これにより、1台の微粉炭ミル30にて、粒度か制御さ
れた粗粉10と精粉12を同時に供給することができる
又、従来の1台のミルで粉砕を行なわせる方式に比して
微粉炭ミル30の製品である微粉炭31の粒度を粗くす
ることができるので、微粉炭ミル30のサイズを小さく
することが可能であり、しかも動力原単位を低減するこ
とができる。
第2図は微粉炭31を集じん装置35により気流から分
離した後で、独立した分級器34により、粗粉と精粉に
分級する場合の実施例である。
第2図の実施例においても第1図と同様の効果を得るこ
とができる。
尚、本発明のセメント焼成設備の石炭燃料供給方法は、
上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のセメント焼成設備の石炭
燃料供給方法によれば、1台の微粉炭ミルで粉砕した微
粉炭をミルと独立して設置した分級器にて分級して、粗
粉と精粉を得るようにしているので、装置設備を簡略化
することができると共に、必要な微粉炭の粒度に対し、
ミルのサイズを最適にすることかできるため、設備費を
安くてき、しかも、微粉炭ミルの動力原単位を低下させ
ることができる等の優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の一例を示す系統
図、第2図は本発明の別の例を示す系統図、第3図は従
来方式の一例を示す系統図である。 10は粗粉、11は粗粉貯蔵ビン、12は精粉、13は
精粉貯蔵ビン、14は計量フィーダ、18は仮焼炉用バ
ーナ、19は計量フィーダ、23はキルン用バーナ、2
9は石炭、30は微粉炭ミル、31は微粉炭、33は微
粉炭ミルの分級器、34は微粉炭ミルと独立して設置さ
れる分級器を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)セメント焼成設備の仮焼炉用バーナ及びキルン用バ
    ーナに粉砕した石炭燃料を供給する方法において、微粉
    炭ミルで石炭を粉砕し、該微粉炭ミルに組み込まれた分
    級器にて所定の粒度の微粉炭として気流搬送された微粉
    炭を、その後別に独立して設置された分級器に導いて粗
    粉と精粉に分級し該分級した精粉を精粉貯蔵ビンに貯蔵
    し、分離した粗粉を粗粉貯蔵ビンに貯蔵し、前記精粉貯
    蔵ビンの精粉をキルン用バーナに一定量切出して供給し
    、前記粗粉貯蔵ビンの粗粉を仮焼炉用バーナに一定量切
    出して供給することを特徴とするセメント焼成設備の石
    炭燃料供給方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006273970A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd バイオマス含有石炭粉末燃料の製造方法及びその利用方法並びにバイオマス含有石炭粉末燃料の製造装置
CN101943418A (zh) * 2010-09-29 2011-01-12 神华集团有限责任公司 煤粉锅炉的储粉供粉装置及储粉供粉控制方法

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