JPH0324231Y2 - - Google Patents

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JPH0324231Y2
JPH0324231Y2 JP18325186U JP18325186U JPH0324231Y2 JP H0324231 Y2 JPH0324231 Y2 JP H0324231Y2 JP 18325186 U JP18325186 U JP 18325186U JP 18325186 U JP18325186 U JP 18325186U JP H0324231 Y2 JPH0324231 Y2 JP H0324231Y2
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JP
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gate
piece
traveling toy
gate member
gear
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は複数の並行走行帯を有した走行レール
に設置される走行玩具用ゲートに関する。
(従来技術とその問題点) 従来のレーシングカー等の走行玩具の走行レー
ルは、一つの走行玩具を走行させるための走行帯
を一つだけ設けたものが大半である。
ところで、例えば最近実願昭61−79323号に示
されるような新規な分割走行玩具が提案されてい
る。この分割走行玩具は、基体を構成する第1の
走行玩具体と、第1の走行玩具体の前部凹所内に
着脱自在に収納保持される第2の走行玩具体と、
磁石、係止フツク等によつて両走行玩具体を着脱
自在に連結する連結手段と、両走行玩具体が連結
走行状態で所定距離走行したところで両走行玩具
体を自動的に分離させて走行させる連結解機構と
を有するものである。
このような構成を有する分割走行玩具を走行路
上で走行させようとする場合、上記のような単一
の平坦な路面を有する従来の走行路では分割走行
という特性を活した多様性ある遊びを展開させる
ことが困難であつた。即ち、単一の走行路を走行
させる限りでは、床や机上で走行させるのと全く
変るところがなく、分離して同一走行帯上を走る
複数の玩具体が前後位置関係で走行するだけであ
る。このため、面白味に欠け、飽きられ易かつ
た。
(考案の技術的課題) この考案は上記事情に鑑みて成立したものであ
つて、分割走行玩具の特性を充分に活かした多様
性ある走行を可能にした走行玩具用ゲートを提案
することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記の技術的課題を解決するために、この考案
に係る走行玩具用ゲートは、以下の各要件を備え
たことを特徴としている。
(イ) 走行玩具の走行路上方に架設された2つの軸
部材によつて第1及び第2のゲート部材をそれ
ぞれ支持すること。
(ロ) 上記各ゲート部材はそれぞれ別個に開放方向
へ弾性的に付勢されているとともに、閉塞状態
においては両ゲート部材は閉塞位置に係止され
ていること。
(ハ) 上記第1のゲート部材は走行玩具の通過時の
衝突によつて強制的に係止が解除されること。
(ニ) 上記第2のゲート部材は減速歯車機構に連係
されているとともに、第1のゲート部材の開放
動作に連動して係止が解除されること。
(考案の効果) 上述のように、この考案に係る走行玩具用ゲー
トによれば、分割走行玩具の特性に適合する2段
開放式のゲート構造を有しているため、大きさの
異なる2つの玩具体の各々に対応して専用のゲー
トを開くことができる。このため、分割走行玩具
特有のダイナミツクな遊び方法をさらに拡大展開
して行うことができる。
(実施例) 以下、本考案の走行玩具用ゲートについて詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例のゲート閉塞時の全
体構成を示す前面斜視図、第2図はゲート全開時
の背面斜視図、第3図及び第4図は開閉機構の要
部を示す側面図及び正面図、第5図は減速機構の
説明図である。
このゲート1は両側部に位置する支持体12,
13と、両支持体12,13によつて支持された
第1及び第2のゲート部材14,15と、両ゲー
ト部材14,15を夫々個別に開閉するための開
閉機構16等から概略構成されている。
各ゲート部材14,15は各支持体12,13
によつて回転自在に支持された第1及び第2の軸
部材20,21によつて軸支されている。
第1のゲート部材14は、各軸部材20,21
によつて直接支持された上部ゲート片22と、上
部ゲート片22の下端部で軸23によつて枢支さ
れた下部ゲート片24とから成る。上部ゲート片
22は一方の軸部材20に対しては遊嵌されてい
る一方で、他方の軸部材21に対しては一体化さ
れている。また、軸部材21に取付けられたトー
シヨンバネ25によつて第4図に矢印で示す開放
方向へ常時付勢されている。下部ゲート片24は
軸23に取付けられた図示しないバネによつて上
部ゲート片22と略平行な姿勢になるように常時
付勢されている。
第2のゲート部材15は、軸部材20に対して
は固着一体化されている一方で、軸部材21に対
しては遊嵌されているため、第2のゲート部材1
4とは独立別個に開閉運動することができる。
軸部材20の外側端部は、ツマミ26a及びギ
ヤ片26bから一体構成される軸受部材26によ
つて回転自在に遊嵌されている。ギヤ片26bは
支持体12の内壁に形成された係止フツク27に
よつて係止されることによつて回転を禁止されて
いる。軸部材20に一体化された伝達ギヤ28
と、ギヤ片26bとの間に位置する軸部材20部
分にはコイルバネ30が巻回されていると同時
に、コイルバネ30の一端は伝達ギヤ28に固定
され、他端はギヤ片26bに固定されている。こ
のため、軸部材20を固定した状態で軸受部材2
6を巻上げ方向へ回すことによつてコイルバネ3
0は巻き上げられ、或はまた軸受部材26を固定
しておいて第2のゲート部材15を第3図の閉塞
方向へ回動させることによつてもコイルバネ30
を巻上げることができる。
伝達ギヤ28の下方には減速歯車機構31が配
設されており、この減速歯車機構31は伝達ギヤ
28が噛合する小ギヤ32a及び大ギヤ32bか
ら成るギヤ32と、大ギヤ32bのピツチの大き
なギヤ山と係合する振子33とから成る。ギヤ3
2と振子33は夫々軸部34,35で支持体12
によつて回動自在に支持されている。振子33の
上部に所定間隔をおいて配設された一対の係合歯
部33aは大ギヤ32bが回転するときに大ギヤ
32bのギヤ山に当つて左右方向へ振子運動させ
られる。このとき、振子33はカチカチという効
果音を発生させる。伝達ギヤ28の回転速度はギ
ヤ32と振子33が起す抵抗によつて減速させら
れる。
第2のゲート部材15の裏面(第1のゲート部
材14との間)には一端37aを軸36によつて
上下動自在に支持されるとともに、他端37bを
支持体12に突設された係止フツク38によつて
係止可能に構成された逆T字型のロツク片37が
配設されている。第2のゲート部材15が第3図
及び第4図に示すように閉塞位置にあつてロツク
片37が係止フツク38によつて係止されている
ときには、コイルバネ20は蓄力したままで解放
されることがないので、第2のゲート部材15は
閉塞状態を保持し続ける。ロツク片37の突片3
7cの上端部は軸部材20,21付近まで伸びて
おり、第1のゲート部材14が第3図点線で示す
ようにA方向へ所定角度開放したところで上部ゲ
ート片22に形成された押圧突起40によつて下
方へ押圧されるように構成されている。突片37
cが下方へ押圧されると、ロツク片37はC方向
へ押し下げられて係止フツク38との係合を解除
される。ロツク片37と係止フツク38との係合
が解除されると、第2のゲート部材15はコイル
バネ20によつてA方向へ開放される。
第1のゲート部材14の下部ゲート片24の上
部には係止部41が形成されていて、第2のゲー
ト部材15の被係止部42に軽い力で係止されて
いる。この係止力は第2の走行玩具体4が通過す
るときの力で容易に係止を解除される一方で、ロ
ツク片37と係止フツク38との係止を解除して
第2のゲート部材15を開放させることがない程
度に設定される。
第1のゲート部材14の下部ゲート片24は、
第1図に示すように、閉塞状態にあるとき、第2
のゲート片15の切欠き15aから露出してお
り、第2の走行玩具体4が両支持体12,13間
を通過するとき、A方向へ開放されて第4図のよ
うな状態になる。
第4図の状態にある第2のゲート部材15は、
第1のゲート部材14が所定角度A方向へ開放し
たときに、上部ゲート片22に取付けられた押圧
突起40によつて押圧されたロツク片37が係止
フツク38との係合を解除されることによつて開
放運動を開始する。第2のゲート部材15の開放
運動はコイルバネ30の力によつて行われるが、
この力は減速歯車機構31によつて減速されて軸
部材20に出力されるため、第2のゲート部材1
5の開放運動は徐々に行われる。
以上の構成において、ゲート1の手前で第2の
玩具体4が分離して前方へ飛び出すように分割走
行玩具aを進入させると、第2の玩具体4が第1
のゲート部材14を後方へ向けて押開けた後、第
2のゲート部材15が徐々に後方へ開放を開始
し、後続する第1の玩具体2の通過を許容する。
第1のゲート部材14及び第2のゲート部材1
5が連動して開放する動作は次の通りである。即
ち、第2の玩具体4が第1のゲート部材14の下
部ゲート片24に正面から突当つてこれを後方へ
押圧すると、軸23を中心にして下部ゲート片2
3が僅かに後方へ回動運動するため、係止部41
と第2のゲート部材15の被係止部42との軽い
係合状態が解除される。このため、第2のゲート
部材15に対する第1のゲート部材14の係合が
解除されて、第1のゲート部材14はトーシヨン
バネ25の力によつて後方へ開放される。第1の
ゲート部材14の開放運動の過程で、上部ゲート
片22の押圧突起40がロツク片37の突片37
cを下方へ向けて押圧するため、ロツク片37は
軸36を中心として下方へ回動し、端部37bと
係止フツク38との係合を解除する。ロツク片の
端部37bと係止フツク38との係合が解除され
るとそれまで蓄力されていたコイルバネ30が解
放されて軸部材20を回動させる。軸部材20と
一体の第2のゲート部材15は軸部材20ととも
に後方へ開放しようとするが、軸部材20の回転
は減速歯車機構31によつて制限を受ながら徐々
に行われるため、第2のゲート部材15も徐々に
開放する。なお、このとき振子部材33とギヤ3
2とが所定の効果音を発生して、第2のゲート部
材15の開放動作を強調する。
以上のように、本考案の走行玩具用ゲートによ
れば、分割走行玩具の特質に合せた2段開放式の
ゲート構造を有しているため、大きさの異なる2
つの玩具体の各々に対応して専用のゲートを開く
ことができる。このため、分割走行玩具特有のダ
イナミツクな遊び方法をさらに拡大展開して行く
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のゲート閉塞時の全
体構成を示す前面斜視図、第2図はゲート全開時
の背面斜視図、第3図及び第4図は開閉機構の側
面図及び正面図、第5図は減速機構の説明図であ
る。 符号、1……ゲート、12,13……支持体、
14……第1のゲート部材、15……第2のゲー
ト部材、27……係止フツク、28……伝達ギ
ヤ、30……コイルバネ、31……減速歯車機
構、32……ギヤ、32a……小ギヤ、32b…
…大ギヤ、33……振子、37……ロツク片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 以下の各要件を備えたことを特徴とする走行玩
    具用ゲート。 (イ) 走行玩具の走行路上方に架設された2つの軸
    部材によつて第1及び第2のゲート部材をそれ
    ぞれ支持すること。 (ロ) 上記各ゲート部材はそれぞれ別個に開放方向
    へ弾性的に付勢されているとともに、閉塞状態
    においては両ゲート部材は閉塞位置に係止され
    ていること。 (ハ) 上記第1のゲート部材は走行玩具の通過時の
    衝突によつて強制的に係止が解除されること。 (ニ) 上記第2のゲート部材は減速歯車機構に連係
    されているとともに、第1のゲート部材の開放
    動作に連動して係止が解除されること。
JP18325186U 1986-11-28 1986-11-28 Expired JPH0324231Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18325186U JPH0324231Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18325186U JPH0324231Y2 (ja) 1986-11-28 1986-11-28

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JPS6388393U JPS6388393U (ja) 1988-06-08
JPH0324231Y2 true JPH0324231Y2 (ja) 1991-05-27

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JPS6388393U (ja) 1988-06-08

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