JPH03242249A - 電気集塵装置による焼結排ガスの集塵方法 - Google Patents

電気集塵装置による焼結排ガスの集塵方法

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JPH03242249A
JPH03242249A JP2036157A JP3615790A JPH03242249A JP H03242249 A JPH03242249 A JP H03242249A JP 2036157 A JP2036157 A JP 2036157A JP 3615790 A JP3615790 A JP 3615790A JP H03242249 A JPH03242249 A JP H03242249A
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JP
Japan
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exhaust gas
sintering
temperature
dust
hopper
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Pending
Application number
JP2036157A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Okuyama
奥山 雅義
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は焼結機から排出される焼結排ガスを電気集塵装
置により効率よく集塵すると共に焼結排ガス中の腐食性
ガス成分による装置の低温腐食を防止することを可能と
する電気集塵装置による焼結排ガスの集塵方法に関する
ものである。
〈従来の技術〉 一般に第6図に示すように焼結機10にはウインドボン
クス1がパレット格子を連鎖状に連結した移動床2の下
面に多数列設してあり、移動床2はエンドレス状に矢印
方向に移動する間に配合原料を原料ホッパ3からロール
フィーダ4を経て移動床2上に供給する。
点火炉5においてはバーナにより配合原料中のコークス
に点火することにより点火炉5を通過した原料はウィン
ドボックス1群により上方より下方に向って原料中に吹
き抜ける空気により逐次上層部より、下層部に向って溶
融部分が移動し焼結される。
この焼結過程で生じる焼結排ガスは焼結機1oの原料装
入側から排鉱側に亘るウィンドボックス1群からそれぞ
れ対応するダクト6に入りここから集合ダクト7に入ゲ
て集められ電気集塵装置8で焼結排ガス中のダストが除
塵される q気集塵装置8で除塵して清浄になった排ガ
スは主排風機9を通って煙突11から大気中に放出させ
る。
焼結機10の排鉱端から排出された高温の焼結ケーキは
1次クラッシャ12で粗破砕された後、シュート13を
介して冷却機14に積載される。冷却機10に積載され
た焼結ケーキは4個の上部フード15にそれぞれ配設さ
れている排気筒18内の吸引式の冷却プロア19によっ
て大気を吸引し冷却機14に積載された焼結ケーキを冷
却するようになっている。
なお、4個の上部フード15のうち装入端側の上部フー
ド14に高温の排ガスが吸引されるので高温空気を熱交
換器16に導いて熱交換し蒸気を回収し低温になった空
気を下部フード17に供給して循環するようになってい
るが、その他の上部フードI5から排出されるガスは低
温であるので熱回収せず大気中に放散されている。
ところで、電気集塵装置8の集塵室8aに入る焼結排ガ
スは多孔仮によって整流され集塵電極板によって集塵さ
れたダストは下部ホンバ8bに落下回収され、チェンコ
ンベヤ8cで機外に排出される。
ここで電気集塵装置8内を通過するガス温度は集塵室8
aに比べ下部ホッパ8bは大幅に低い温度であり、且つ
温度変化が小さい。これは集塵室の下部に仕切板を設け
て集m領域外にガスがバイパスするのを防止しているた
め下部ホンパ8bに雰囲気ガスが滞留し、またチェンコ
ンベヤ8cがらの侵入空気により雰囲気温度が低下する
。このため電気集塵装置8の上下方向に大きな温度差が
生じることになる。
電気集塵装置内の下部ホッパにおける焼結排ガスの温度
が著しく低い場合には次の不都合が生ずる。
(1)n点腐食の発生 焼結排ガスにSOX等の腐食性ガス成分を含有する場合
は、その成分を含むガスの露点温度以下のガス温度にな
れば下部ホッパを構成する鉄板等の部材を腐食する。焼
結ダストは電気比抵抗が高く集塵効率が悪いので集塵効
率を高くするため水分を増加するのが有効であるが、水
分増加は排ガス中のSOXが硫酸化するのを助長し設備
の腐食が益々激しくなる。
(2)集塵効率の低下 電気集塵装置の効率を最適の状態に保つには集塵室全域
でガス温度条件ができるだけ均一であることが必要であ
るが下部ホンバが低温度になると部分的に集塵作用を阻
害する。
前記従来技術の問題点を解決するため集塵室の下部ホッ
パに集塵室内のガス温度を上下均一に加熱するため電熱
または蒸気による加熱器を設置し、加熱器による加熱に
よって焼結排ガス温度を上昇して低温腐食を防止する従
来技術がある(特公昭51−14179号公報参照)。
〈発明が解決しようとする課題〉 前記公報に開示されている従来技術は加熱器を蒸気また
は電熱により加熱するためエネルギが必要となりランニ
ングコストが高くなるばかりでなく硫M腐食防止対策が
主体となっているため、集塵効率の向上が余り期待でき
ないという欠点がある。
本発明は前記従来技術の問題点を解消し、焼結機から排
出される焼結排ガス中のダストの集塵効率を良好に維持
すると共に焼結排ガス中の腐食性成分による腐食を防止
することができる電気集塵装置による焼結排ガスの集塵
方法を提供することを目的とするものである。
〈課題を解決するだめの手段〉 前記目的を達成するための本発明は、焼結機から排出さ
れる焼結排ガスを温度80〜120℃として電気集塵装
置の集塵室に導いて除塵すると共に、前記集塵室の下方
に接続して設けられた下部ホッパに熱風流路を設け、該
熱風流路に焼結鉱冷却機から排出される排ガスのうち温
度150〜250 ℃の低温帯域排ガスを一部取り出し
て供給し、前記下部ホンバの内壁面を少く共60゛Cに
加熱することを特徴とする電気集塵装置による焼結排ガ
スの集塵方法である。
く作用〉 焼結排ガスを80〜120℃として電気集塵装置に導い
て集塵するのは、第5図に示すように焼結排ガスの温度
が120℃以下および180℃以上で集塵すると除塵効
率が高いけれども、180℃以上にすると集塵室内でダ
スト中のカーボン等の可燃物が燃焼して集塵電極板が焼
を員する。このため電極板を焼損することなく除塵効率
を高めるには焼結排ガス温度を120℃以下にする必要
がある。また焼結排ガス温度が80℃未満であると焼結
排ガス中の508が結露して硫酸腐食が生じる危険があ
るので80℃以上にする必要がある。
焼結排ガスは、通常100〜150℃であり、排ガス温
度が高いほど電気集塵機の出口ダスト量は第3図に示す
ように高くなる。したがって焼結排ガス温度が120℃
を超える場合には、焼結機のパレット格子上に積載する
配合原料層を高層厚にして操業したり、あるいは焼結排
ガスの濃縮部分脱硫法すなわち、焼結排ガスを脱硫する
際に、焼結機から排出される焼結排ガスを二重し、S低
濃度の高い部分の排ガスのみを脱硫処理する方法である
この二重する排ガスを調節して焼結排ガスを所望の80
〜120℃範囲にするものである。
また集塵室の下方に接続して設けられた下部ホッパに熱
風流路を設け、当該熱風流路に焼結鉱冷却機から排出さ
れる排ガスのうち温度150〜250℃の低温帯域排ガ
スの一部を取り出して供給するのは、下部ホンパの内壁
面温度を少く共60゛cに加熱するのに適するからであ
る。
下部ホッパの内壁面を少く共60℃に加熱するのは第4
図に示すように下部ホッパの内壁面温度が60″C未満
になるとSO8が硫酸化し下部ホッパの腐食量が著しく
大きくなるからである。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を第1図に基いて説明する。な
お、第1図中で前記第6図のものと同しものは図面の同
一箇所に同一符号を付して説明の簡略化を図ることにす
る。まず第1図において焼結機lOからの焼結排ガスは
電気集塵8で除塵された後、主排風機9で吸引され煙突
11から大気中へ放出されるのは従来と同じであるが、
本発明では集合ダクト7に取付けた温度計(図示せず)
により焼結排ガスの温度が80〜120℃範囲になるよ
うに焼結機10の移動床2上に積載される配合原料を高
層厚にして操業を行う。
一方焼結ケーキは焼結機10の排鉱端から排出され一部
クラッシャ12で粗破砕された後、シュート13を介し
て冷却機14に積載される。冷却機14では4個の上部
フード15に冷却ブロア19で吸引される空気により焼
結ケーキと熱交換を行い装入端例の上部フード15内の
高温排ガスを熱交換器16で熱交換させ蒸気を回収する
のは従来と同じである。
本発明では低温帯域の上部フード15に導かれる排ガス
の一部を送風8120により電気集塵装置8の下部ホッ
パ8bに導き加熱するものである。第1図では上流側か
ら2番目の上部フード15に吸引される排ガス温度が1
50〜250℃であるのでこれを下部ホンバ8bの加熱
に利用する場合を示している。
集塵室8aの下方に接続して設けられた下部ホッパ8b
には、例えば第2図に示すように内面板2Iおよび外面
板22からなる二重構造とすると共に仕切板23により
上下に仕切って祷数段の熱風室25を形成し、各熱風室
25に連絡パイプ24を取付けて熱風流路を設ける。送
風機20から圧送される排ガスは下部ホンパ8bの上端
部熱風室25に供給され、連絡パイプ24および熱風室
25を順次通過した後、上端部の熱風室25から排出さ
れる。なお26は集塵室内に配列された集塵電極板を示
す。
前記のような二重構造の下部ホッパ8bに冷却e!14
から排出される150〜250℃の排ガスを熱風室25
を通過させて加熱するため下部ホッパ8bの入側と出側
において温度ムラを生じ易く、この温度ムラの影響によ
り集塵室8aの焼結排ガス入側および出側でも温度ムラ
を生じ易くなる。そこで下部ホッパ8bにおける各熱風
室25の内面板21にそれぞれ温度計27を設けて複数
点で温度を測定し、検出された各点の測定温度をコント
ローラ28で監視し、各測定温度が少く共60℃以上に
維持されるようにコントローラ28から指令を出して送
風llI20の回転数を制1flL、排ガスの送風量を
調整する。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、焼結排ガスの温度
を80〜120℃として電気集塵機に導いて除塵すると
共に下部ホッパの内壁面が少く共60℃に維持されてい
るのに集塵室内の温度が均一になるので除塵効率が向上
し、集塵機出口における排ガス中のダスト量を28[/
 Nrrfレベルに低下することができる。また下部ホ
ッパの内壁面温度を常に60℃以上に維持することが可
能なので電気集塵装置の腐食性ガス成分に起因する腐食
はほとんど発生することがなく長期に亘り安定して焼結
排ガスの集塵を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す概略側面図、第2図は本
発明に係る下部ホッパの断面図、第3図は焼結排ガス温
度と電気集塵機の出口における排ガス中のダスト量との
関係を示すグラフ、第4図は下部ホッパの内壁面温度と
ホッパ腐食量との関係を示すグラフ、第5図は焼結排ガ
ス温度と電気集塵機の除塵効率を示すグラフ、第6図は
一般的に行われている焼結排ガスの除塵方法を示す概略
側面図である。 1・・・ウィンドボックス、2・・・移動床、3・・・
ホッパ、      4・・・ロールフィーダ、5・・
・点火炉、      6・・・ダクト、7・・・集合
ダクト、   8・・・電気集塵装置、(8a・・・集
塵室、   8b・・・下部ダクト、8c・・・チェン
コンベヤ、) 9・・・主排風機、    10・・・焼結機、11・
・・煙突、      12・・・−次クランシャ、1
3・・・シュート、    14・・・冷却機、15・
・・上部フード、   16・・・熱交換器、17・・
・下部フード、   18・・・排気筒、19・・・冷
却ブロア、   20・・・送風機、21・・・内面板
、      22・・・外面板、23・・・仕切板、
     24・・・連絡パイプ、25・・・熱風室、
     26・・・集塵電極板、27・・・温度計、
      28・・・コントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 焼結機から排出される焼結排ガスを温度80〜120℃
    として電気集塵装置の集塵室に導いて除塵すると共に、
    前記集塵室の下方に接続して設けられた下部ホッパに熱
    風流路を設け、該熱風流路に焼結鉱冷却機から排出され
    る排ガスのうち温度150〜250℃の低温帯域排ガス
    を一部取り出して供給し、前記下部ホッパの内壁面を少
    く共60℃に加熱することを特徴とする電気集塵装置に
    よる焼結排ガスの集塵方法。
JP2036157A 1990-02-19 1990-02-19 電気集塵装置による焼結排ガスの集塵方法 Pending JPH03242249A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009226334A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Jfe Steel Corp 集塵装置
JP2014054587A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Nippon Steel & Sumitomo Metal 焼結排ガス用の電気集塵機及び焼結排ガス用の電気集塵機の操業方法

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JP2009226334A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Jfe Steel Corp 集塵装置
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