JP3007575B2 - 白煙防止用空気加熱装置 - Google Patents

白煙防止用空気加熱装置

Info

Publication number
JP3007575B2
JP3007575B2 JP8198700A JP19870096A JP3007575B2 JP 3007575 B2 JP3007575 B2 JP 3007575B2 JP 8198700 A JP8198700 A JP 8198700A JP 19870096 A JP19870096 A JP 19870096A JP 3007575 B2 JP3007575 B2 JP 3007575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
exhaust gas
white smoke
heating device
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8198700A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1047648A (ja
Inventor
幸広 曽谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Plantec Inc
Original Assignee
Plantec Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Plantec Inc filed Critical Plantec Inc
Priority to JP8198700A priority Critical patent/JP3007575B2/ja
Publication of JPH1047648A publication Critical patent/JPH1047648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3007575B2 publication Critical patent/JP3007575B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chimneys And Flues (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般廃棄物や産業
廃棄物などのごみを焼却するごみ焼却施設の白煙防止用
空気加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ごみ焼却施設の排ガス処理設備は、ダイ
オキシン対策のため電気集じん器方式からバグフィルタ
方式へと変更され、それに伴って、排ガス処理設備に導
入される排ガスの温度は、濾布の耐熱温度等の制約によ
り、以前の300℃程度から170〜200℃へと大幅
に低下した。
【0003】そのため、外気温が低下する時間帯及び季
節には、排ガス中に含有される水分が白煙と化し、周辺
住民のひんしゅくを買うため、ごみ焼却施設には白煙防
止装置が不可欠なものとなった。
【0004】図5は、従来の白煙防止装置を含むごみ焼
却施設における排ガス及び空気に関する概略フローの一
例を示している。
【0005】まず、太線で示す排ガスの流れに沿って説
明する。
【0006】図5において、焼却炉a内における水分を
含んだごみの燃焼によって発生した800〜950℃の
排ガスb1 は、ガス冷却装置cによって450℃前後ま
で冷却された高温の排ガスb2 となり、次いで、余熱利
用設備を構成する燃焼用空気予熱器d1 、温水用空気予
熱器d2 、及び白煙防止(以下、白防と略称する。)用
空気加熱装置eに流入する。この白防用空気加熱装置e
は、複数基(図示例では4基)の空気加熱器e1 〜e4
で構成されている。
【0007】ここで、排ガスb2 は、燃焼用空気予熱器
1 及び温水用空気予熱器d2 において、後述の熱交換
を行い、350〜400℃まで温度降下した排ガスb3
となる。
【0008】続いて、排ガスb3 は白防用空気加熱装置
eを通過することにより、さらに170〜200℃まで
減温された排ガスb4 となり、バグフィルタfに導入さ
れて、150〜180℃で相対湿度30〜40%の中温
多湿の清浄ガスb5 となり、誘引通風機gに吸引されて
混合煙道hに到達する。
【0009】次に、細い実線で示す空気の流れに沿って
説明すると、燃焼用空気d11は、押込送風機d12によ
り、図示しないごみピット上部から常温で吸引され、燃
焼用空気予熱器d1 で昇温された燃焼空気d13となり、
焼却炉aの下方から炉内に送入される。
【0010】また、温水用空気予熱器d2 により加温さ
れた空気d21は、温水用送風機d22によって、温水用空
気予熱器d2 と温水貯槽d23との間を循環して、温水貯
槽d23内の温水を昇温させる。
【0011】さらに、白防用空気送風機e51によって吸
引された、常温で湿度が低い白防冷空気e52は、白防用
空気加熱装置eで加熱されて160℃〜180℃の中温
低湿の白防温空気e53となって混合煙道hに送られ、上
述の中温多湿の清浄ガスb5と混合して、白煙が発生し
ない状態である相対湿度15〜17%の清浄排ガスjと
なり、図示しない煙突から大気中に放出される。
【0012】ここで、ごみ焼却施設に搬入されるごみの
性状は、ばらつきが多いために、焼却状況は時々刻々と
変化し、各調節機能を働かせても、発生する排ガスb1
の温度及び量を一定にすることはできない。
【0013】この排ガスb1 の変動の上に、燃焼状況調
節のための燃焼用空気予熱器d1 の吸収熱量の変動と、
間欠的に増減する温水用空気予熱器d2 の熱負荷変化が
加わるために、排ガスb2 、b3 の温度及びガス量は変
動を続けるのが常である。
【0014】しかし、バグフィルタfの耐熱性及び除去
性能の関係から、排ガスb4 のガス量が変動しても、バ
グフィルタfの入口ガス温度は略一定にする必要がある
ため、ガス冷却装置cでの吸収熱量あるいは、白防冷空
気e52の送風量の調節をして対処するようになされてい
る。
【0015】ここで、余熱利用設備を構成する各空気予
熱器d1 及びd2 、並びに白防用空気加熱装置e内の各
伝熱管の表面温度は、排ガスb1 〜b4 に含まれる酸性
物質による低温腐食を防止するために、低温腐食限界温
度である150℃以上を保つように設計されている。
【0016】しかし、以上述べた、排ガス温度の変動
は、時によっては、当初設計時の想定を上回る悪条件と
なり、余熱利用設備以降の各機器、特に白防用空気加熱
装置eに低温腐食による損傷を与えることが多い。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図6は、従来の白防用
空気加熱装置eの概略構造を示す一部破断の斜視図であ
り、図7は、第1基目の加熱器e1 の伝熱管e11の位置
関係を示す説明図である。
【0018】図6及び図7において、前工程の機器から
90度乃至180度転回して、右下側の煙道k1 から第
1基目の加熱器e1 に送入される排ガスb3 は、その慣
性により、加熱器e1 の左側、即ち、図7のL側に偏流
し、R側は希薄状態となって上昇する傾向にあり、以
後、各加熱器e1 〜e4 内に配設された多数の伝熱管の
外側を通り、次述の熱交換を行いながら次第に降温して
排ガスb4 となり、上部の出口煙道k2 から図示しない
バグフィルタfへと送られる。
【0019】一方、図6の左下方の風道m1 から加熱器
1 に送入される常温の白防冷空気e52は、複数の伝熱
管e11内をほぼ平等に分布して流通し、その過程で外表
面を通過する排ガスb3 により加熱されたのち、リター
ンダクトm2 を経て第2基目の加熱器e2 に送入され
る。以後、同様の熱交換を行いながら最終段加熱器e4
から出口風道m5 に排出されて白防温空気e53となり、
図示しない混合煙道hへと送られる(図5参照)。
【0020】この場合、上述の如く、排ガスb3 が偏流
しているため、加熱器e1 内の伝熱管e11管壁温度は、
DL>DR>UL>URの相対関係となり、また、m2
側>m1 側となるために、図6において加熱器e1 の右
上隅に太線で囲う三角錐部分の伝熱管e11の表面温度が
低下することになる。
【0021】従って、この部分が他よりも腐食しやすい
傾向にあり、特に、夜間操業を停止する准連続炉及び機
械化バッチ炉では顕著であり、補修費が嵩むだけでな
く、性能低下のために冬期間において白煙公害が発生し
やすい。
【0022】この局部的低温腐食は、前述の温度変動に
より更に加速されるほか、伝熱管表面へのダスト付着堆
積が30〜50℃もの管壁温度降下を惹起するため、頻
繁なダスト除去を行うとともに、腐食の起りやすい伝熱
管e11の入口部を、内部挿入または外面装着による2重
管構造とし、後続機器の許す限り、入口排ガス温度を上
昇させる対策が一般的である。
【0023】しかし、上記2重管構造の場合、管の重複
部を延長するほど腐食速度は低減するものの、実効伝熱
面積が減少するほか、2重管部を通る白防冷空気e52
たは排ガスb3 の通気抵抗が増加するため、偏流を起す
だけでなく、外面装着の場合は付着ダストの除去作業が
十分に行えないこと等が重なり、熱交換効率が低下する
という欠点があった。また、排ガス温度上昇は、バグフ
ィルタ方式の場合には余り期待できないという問題があ
った。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
白煙防止用空気加熱装置は、一般廃棄物や産業廃棄物な
どのごみを焼却するごみ焼却施設に備えられ、ごみ焼却
炉から排出される排ガス中に含まれる水分に起因して発
生する白煙を防止する排ガス加熱式の白煙防止用空気加
熱装置において、白煙防止用空気加熱装置への排ガス導
入路に整流部材を設けるとともに、白煙防止用空気加熱
装置を構成する第1基目の空気加熱器の空気入口と空気
出口間もしくは第1基目の空気入口と第2基目の空気出
口間に、空気バイパス通路を設け、被加熱空気の一部を
分流させることにより、排ガス流分布を平均化するとと
もに、第1基目の空気加熱器内伝熱管を昇温させるもの
である。
【0025】本発明の請求項2記載の白煙防止用空気加
熱装置は、一般廃棄物や産業廃棄物などのごみを焼却す
るごみ焼却施設に備えられ、ごみ焼却炉から排出される
排ガス中に含まれる水分に起因して発生する白煙を防止
する排ガス加熱式の白煙防止用空気加熱装置において、
白煙防止用空気加熱装置を構成する第1基目の空気加熱
器の排ガス流過密部位に整流効果を有する2重管構造の
バイパス管を配置し、該バイパス管によって被加熱空気
の一部を分流させることにより、上記と同様の効果を生
ずるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0027】図1は、本発明に係る白防(白煙防止)用
空気加熱装置を構成する第1基目の加熱器の概略構造の
一例を示す正面視の断面図であり、図2は同じく側面視
の断面図である。
【0028】なお、ごみ焼却施設の全体構成及び概略フ
ローは従来技術で述べたものと同様であるため、白防用
空気加熱装置以外の詳細説明は省略する。
【0029】図1及び図2において、1は複数基が積重
なって構成される白防用空気加熱装置のうち、第1基目
の加熱器であり、この加熱器1は、並行する複数の伝熱
管2と、これら伝熱管2を保持するための対向する2枚
の管板3と、枠組31及び複数(図示例は前後計8枚を
表示)の伝熱管堆積灰掃除用マンホール32とで構成さ
れている。
【0030】工場内機器配置上、図示しない各空気予熱
器の出口から90度乃至180度方向転換させられた煙
道(排ガス導入路)4が、加熱器1の下方に取付けられ
ており、該煙道4の屈曲点には、排ガス5の上昇方向を
矯正するための、複数の整流板(整流部材)41が配設
されている。
【0031】一方、上記排ガス流と直交する方向(図2
の左右)には、伝熱管2群内を通過する白防空気6を移
送する風道群7が、各加熱器の空気側を接続するように
配設されており、風道群7は、入口風道71と、空気バ
イパス通路72と、バイパス空気量調節用ダンパ73
と、加熱器1と図示しない次段の加熱器との空気通路を
結ぶリターンダクト74等とで構成されている。
【0032】なお、上述した各構成部材のうち外部に露
出する部分は、図示しない保温材により保温されてい
る。
【0033】次に、以上のように構成された白防用空気
加熱装置の熱交換状況について、まず、太線で示す排ガ
ス5の関係から説明する。
【0034】多量のダスト及び酸性有害ガスを含有する
400℃程度の高温の排ガス5は、前段機器から180
度方向転換した煙道4を通り加熱器1に送入され、その
慣性により、図1の左側に偏流しようとするが、屈曲点
に配設された複数の整流板41に誘導されて、ガス流分
布状態が改善され、複数の伝熱管2の外側の空間を、ほ
ぼ垂直に通過して、図示しない次段の加熱器へと上昇す
る。
【0035】そのため、図6で太線で囲った三角錐部分
の如きガス量不足に起因する伝熱管2の極端な腐食域が
解消される。
【0036】この排ガス5の流通過程において、排ガス
5中に含有されるダストは、各伝熱管の後背部に付着・
堆積し、成長すれば、伝熱管2の全表面を覆うだけでな
く、清掃が不十分な場合は、伝熱管2相互間に縦方向に
連なる壁を形成するに至る。
【0037】この付着ダストの影響で、伝熱管2の熱伝
導効率が低下するとともに、伝熱管2の管壁温度が30
〜50℃も降下する場合には、低温腐食を惹起するおそ
れがあるために、操業中にマンホール32を開放して、
図示しない誘引通風機による負圧下で、ハンドランスに
よる堆積灰除去を行うようになされている。
【0038】この低温腐食対策として、上述のガス流分
布改善と堆積灰除去を行うとともに、次述の空気バイパ
ス方式による管壁温度上昇が図られている。
【0039】即ち、細線で示す図2の左側から送入され
る常温(30℃)の白防空気6は、入口風道71から加
熱器1に送入され、伝熱管2群内で昇温される被加熱空
気61と、空気バイパス通路72を流れるバイパス空気
62とに2分される。
【0040】ダンパ73の調節により、上記両空気を等
量にした場合には、表1の計算例に示す如く、被加熱空
気は141℃に昇温した中温空気63となり、右側のリ
ターンダクト74内で常温のバイパス空気62と混合さ
れて85℃の混合空気64となって、次段の加熱器の伝
熱管内へと送入される。
【0041】
【表1】
【0042】上記表1において、本願方式1基目の出口
空気温度141℃の下段に示すカッコ書きは、バイパス
空気62の温度である。
【0043】以降は、従来の空気加熱装置と同様の熱交
換作業を行って、降温された排ガス5は、図示しないバ
グフィルタへと向い、加熱された白防空気6は、同じく
図示しない混合煙道へと送られる。
【0044】前述の如く、第1基目の加熱器1における
各伝熱管2の管壁温度は、各位置において異なるが、代
表的な位置の計算例を表2に示す。
【0045】最も低温腐食が起りやすい排ガス下流側の
空気入口側(図7のUR部)において、従来方式では排
ガスの偏流があって、170℃と低温腐食限界150℃
に対して、20℃しか余裕が見られない。
【0046】それに対して、本願方式の場合、排ガス5
の流量分布が平均化し、伝熱管2を冷却する被加熱空気
61の流量が半減するため、排ガス上流側で213℃、
下流側で250℃の管壁温度が保たれ、ダスト堆積時の
最大温度降下50℃を勘案しても、遙かに安全域での操
業が可能となる。
【0047】
【表2】
【0048】図3は、請求項2記載の白防用空気加熱装
置の第1基目の概略構造を示す正面視の断面図であり、
図4は同じく側面視の断面図である。
【0049】なお、前記請求項1記載の白防用空気加熱
装置と同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、
詳細説明は省略する。
【0050】図3及び図4において、81は、排ガス5
が偏流しやすい煙道壁42側の上部(図7のUL部)の
複数の伝熱管2と置換された1本のバイパス管であり、
残余の伝熱管2群と平行に、管板3に挿入されている。
【0051】該バイパス管81は、入口風道71側が閉
鎖され、リターンダクト74側が開放された2重管構造
であり、内外管相互の空隙が、内管内を流通する常温の
バイパス空気62による外管の直接冷却を防止し、排ガ
ス5に接触する外管を低温腐食から守っている。
【0052】また、バイパス管81の内部には、バイパ
ス空気65の量を調整するダンパ82が設けられ、枠組
31の外部には、開度調節用の操作ハンドル83が設け
られている。
【0053】次に、以上のように構成されたバイパス管
81を装備した加熱器1の熱交換状況について、請求項
1の構成との差を主にして概説する。
【0054】前述と同様に、排ガス5はその慣性によ
り、図3の煙道壁42側に偏流して伝熱管2群間を上昇
しようとするが、左上方にはバイパス管81が配置され
ているため、右側に軌道を修正し、ガス流分布が改善さ
れる。そのため、図7で太線で囲った三角錐部分の如
き、ガス密度の低下に起因する伝熱管2の極端な腐食域
が解消される。
【0055】また、白防空気6も前述と同様に、伝熱管
2群内で昇温される被加熱空気61とバイパス管81を
通過するバイパス空気65とに2分されるが、バイパス
管81が2重管構造であるためにバイパス空気65は余
り昇温せず、混合空気67が約90℃となる程度であ
り、表1及び表2の計算と大差ない結果となる。
【0056】なお、本実施の形態において、白防用空気
加熱装置は4基構成の物を例示したが、何基構成でもよ
い。
【0057】また、請求項2記載の白防用空気加熱装置
において、バイパス管81を1本としたが、本数は何本
でもよく、このバイパス管方式に請求項1記載の白防用
空気加熱装置で設けた整流板41を併設することで、さ
らに高い整流効果を奏することができる。
【0058】さらに、図2に仮想線で示す如く、空気バ
イパス通路72を入口風道71と第2リターンダクト7
5間に設置することによっても同様な効果を奏すること
ができる。
【0059】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1又
は2記載の白防用空気加熱装置の構成によって腐食対策
を実施することにより、内部での偏流による局部低温腐
食域を解消するとともに、ごみ焼却施設に適用される排
ガス加熱式の白防用空気加熱装置の宿命ともいえるダス
ト付着による伝熱管の温度低下に起因する低温腐食温度
域を遙に超えた伝熱管壁温度を保持できるために、伝熱
管の寿命を延引することが可能となり、補修費の節減は
勿論、冬期間等における白煙公害の発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る請求項1記載の白煙防止用空気加
熱装置を構成する第1基目の加熱器の概略構造の一例を
示す正面視の断面図である。
【図2】本発明に係る請求項1記載の白煙防止用空気加
熱装置を構成する第1基目の加熱器の概略構造の一例を
示す側面視の断面図である。
【図3】本発明に係る請求項2記載の白煙防止用空気加
熱装置を構成する第1基目の概略構造を示す正面視の断
面図である
【図4】本発明に係る請求項2記載の白煙防止用空気加
熱装置を構成する第1基目の概略構造を示す側面視の断
面図である
【図5】従来の白煙防止装置を含むごみ焼却施設におけ
る排ガス及び空気に関する概略フローの一例を示してい
る。
【図6】従来の白防用空気加熱装置の概略構造を示す一
部破断の斜視図である。
【図7】第1基目の加熱器の伝熱管の位置関係を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 第1基目の加熱器 2 伝熱管 4 煙道(排ガス導入路) 41 整流板(整流部材) 61 被加熱空気 7 風道群 72 空気バイパス通路 81 バイパス管

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般廃棄物や産業廃棄物などのごみを焼
    却するごみ焼却施設に備えられ、ごみ焼却炉から排出さ
    れる排ガス中に含まれる水分に起因して発生する白煙を
    防止する排ガス加熱式の白煙防止用空気加熱装置におい
    て、 白煙防止用空気加熱装置への排ガス導入路に整流部材を
    設けるとともに、白煙防止用空気加熱装置を構成する第
    1基目の空気加熱器の空気入口と空気出口間もしくは第
    1基目の空気入口と第2基目の空気出口間に、空気バイ
    パス通路を設け、被加熱空気の一部を分流させることを
    特徴とする白煙防止用空気加熱装置。
  2. 【請求項2】 一般廃棄物や産業廃棄物などのごみを焼
    却するごみ焼却施設に備えられ、ごみ焼却炉から排出さ
    れる排ガス中に含まれる水分に起因して発生する白煙を
    防止する排ガス加熱式の白煙防止用空気加熱装置におい
    て、 白煙防止用空気加熱装置を構成する第1基目の空気加熱
    器の排ガス流過密部位に整流効果を有する2重管構造の
    バイパス管を配置し、該バイパス管によって被加熱空気
    の一部を分流させることを特徴とする白煙防止用空気加
    熱装置。
JP8198700A 1996-07-29 1996-07-29 白煙防止用空気加熱装置 Expired - Lifetime JP3007575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8198700A JP3007575B2 (ja) 1996-07-29 1996-07-29 白煙防止用空気加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8198700A JP3007575B2 (ja) 1996-07-29 1996-07-29 白煙防止用空気加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1047648A JPH1047648A (ja) 1998-02-20
JP3007575B2 true JP3007575B2 (ja) 2000-02-07

Family

ID=16395580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8198700A Expired - Lifetime JP3007575B2 (ja) 1996-07-29 1996-07-29 白煙防止用空気加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3007575B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102348794B (zh) * 2009-03-09 2014-09-03 东洋制罐株式会社 细胞培养方法、细胞培养装置、容器内的计数对象物的计数方法及计数用装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101482056B1 (ko) * 2013-07-15 2015-01-22 금호환경 주식회사 백연 응축제거기능을 갖는 에너지 회수형 환기 시스템
JP6543452B2 (ja) * 2014-10-14 2019-07-10 株式会社プランテック 熱交換器の伝熱管補修方法、ならびに伝熱管補修用の挿入管
CN106871146A (zh) * 2017-04-17 2017-06-20 洛阳瑞昌石油化工设备有限公司 一种消除湿法脱硫白烟的烟囱
CN109331600B (zh) * 2018-11-12 2023-06-02 昊姆(上海)节能科技有限公司 高炉冲渣烟气消白一体化装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102348794B (zh) * 2009-03-09 2014-09-03 东洋制罐株式会社 细胞培养方法、细胞培养装置、容器内的计数对象物的计数方法及计数用装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1047648A (ja) 1998-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4416325A (en) Heat exchanger
CN102482578A (zh) 在余热锅炉停机状态下为焦炉室保温的方法及设备
AU2010248093A1 (en) Regenerative heat exchanger and method of reducing gas leakage therein
CN208871641U (zh) 一种浓度风量联锁的自适应蓄热式焚烧炉装置
JP3007575B2 (ja) 白煙防止用空気加熱装置
RU2323384C1 (ru) Теплоутилизатор
CN208735652U (zh) 一种换热器和空预器相结合的消白烟系统
JPS58123022A (ja) バルブ廃液燃焼ボイラの排ガス熱回収システム
JPH0735301A (ja) コンパクト型省エネルギボイラ
CN110068228A (zh) 一种空冷耦合加热炉窑排烟深度凝水消雾系统
JP3016132U (ja) 低温腐食防止装置を備えた空気加熱装置
JP3037483U (ja) 白煙防止用空気加熱装置
JPH0262777B2 (ja)
CN207778477U (zh) 一种用于消除锅炉烟囱白色烟羽的装置
JP2786598B2 (ja) 白煙防止用空気加熱装置
JP2002357397A (ja) 温風ヒータ付熱交換器
JP3623780B2 (ja) ごみ焼却施設における白煙防止方法
JP5373719B2 (ja) 廃棄物処理設備の運転方法、保温装置および廃棄物処理設備
CN110440282B (zh) 管式和两分仓式回转式空气预热器组合的系统及方法
JPH1073238A (ja) 燃焼システムにおける空気加熱方法及びその装置
JPS5770313A (en) Sludge incineration equipment
JPH07103978B2 (ja) ごみ焼却時の白煙防止方法
JP2005042999A (ja) 灰溶融設備
JPS61217694A (ja) 複合形気体予熱器
JPS5855350Y2 (ja) 熱交換器内の結露防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101126

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 12

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121126

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term