JP3037483U - 白煙防止用空気加熱装置 - Google Patents
白煙防止用空気加熱装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ごみ焼却施設における白煙防止用空気加熱装置
の腐食を防止するとともに、白煙公害の発生を防止す
る。 【解決手段】一般廃棄物や産業廃棄物などのごみを焼却
するごみ焼却施設に備えられた排ガス加熱式の白煙防止
用空気加熱装置において、高温排ガスにさらされる外壁
築炉部内に、当該外壁築炉部の外壁冷却を兼ねた前置空
気加熱装置6が配設されるとともに、バグフィルタ装置
51の入口側に配設され中温の排ガスにより加熱される
後置空気加熱装置4の空気入口側に、上記前置空気加熱
装置6により取得された高温空気を混入するための配管
45が接続され、さらに後置空気加熱装置4により昇温
された白煙防止用空気の一部を該後置空気加熱装置4の
空気入口側に再循環させる配管設備48、49が設けら
れている。前記高温排ガスにさらされる外壁築炉部は、
焼却炉1、再燃焼室12及びガス冷却設備13の外壁築
炉部である。
の腐食を防止するとともに、白煙公害の発生を防止す
る。 【解決手段】一般廃棄物や産業廃棄物などのごみを焼却
するごみ焼却施設に備えられた排ガス加熱式の白煙防止
用空気加熱装置において、高温排ガスにさらされる外壁
築炉部内に、当該外壁築炉部の外壁冷却を兼ねた前置空
気加熱装置6が配設されるとともに、バグフィルタ装置
51の入口側に配設され中温の排ガスにより加熱される
後置空気加熱装置4の空気入口側に、上記前置空気加熱
装置6により取得された高温空気を混入するための配管
45が接続され、さらに後置空気加熱装置4により昇温
された白煙防止用空気の一部を該後置空気加熱装置4の
空気入口側に再循環させる配管設備48、49が設けら
れている。前記高温排ガスにさらされる外壁築炉部は、
焼却炉1、再燃焼室12及びガス冷却設備13の外壁築
炉部である。
Description
【0001】
本考案は、一般廃棄物や産業廃棄物などのごみを焼却するごみ焼却施設の白煙 防止用空気加熱装置に関する。
【0002】
ごみ焼却施設の排ガス処理設備は、ダイオキシン対策のため電気集じん器方式 からバグフィルタ方式へと変更され、それに伴って、排ガス処理設備に導入され る排ガスの温度は、濾布の耐熱温度等の制約により、以前の300℃程度から1 70〜200℃へと大幅に低下した。
【0003】 そのため、外気温が低下する時間帯及び季節には、排ガス中に含有される水分 が白煙と化し、周辺住民のひんしゅくを買うため、ごみ焼却施設には白煙防止装 置が不可欠なものとなった。
【0004】 図4は、従来の白煙防止装置を含むごみ焼却施設における排ガス及び空気に関 する概略フローの一例を示している。
【0005】 まず、太線で示す排ガスの流れに沿って説明する。
【0006】 図4において、焼却炉a内における水分を含んだごみの燃焼によって発生した 800〜950℃の排ガスb1 は、ガス冷却装置cによって450℃前後まで冷 却された高温の排ガスb2 となり、次いで、余熱利用設備を構成する燃焼用空気 予熱器d1 、温水用空気予熱器d2 、及び白煙防止(以下、白防と略称する。) 用空気加熱装置eに流入する。この白防用空気加熱装置eは、複数基(図示例で は4基)の空気加熱器e1 〜e4 で構成されている。
【0007】 ここで、排ガスb2 は、燃焼用空気予熱器d1 及び温水用空気予熱器d2 にお いて、後述の熱交換を行い、350〜400℃まで温度降下した排ガスb3 とな る。
【0008】 続いて、排ガスb3 は白防用空気加熱装置eを通過することにより、さらに1 70〜200℃まで減温された排ガスb4 となり、バグフィルタfに導入されて 、150〜180℃で相対湿度30〜40%の中温多湿の清浄ガスb5 となり、 誘引通風機gに吸引されて混合煙道hに到達する。
【0009】 次に、細い実線で示す空気の流れに沿って説明すると、燃焼用空気d11は、押 込送風機d12により、図示しないごみピット上部から常温で吸引され、燃焼用空 気予熱器d1 で昇温された燃焼空気d13となり、焼却炉aの下方から炉内に送入 される。
【0010】 また、温水用空気予熱器d2 により加温された空気d21は、温水用送風機d22 によって、温水用空気予熱器d2 と温水貯槽d23との間を循環して、温水貯槽d 23 内の温水を昇温させる。
【0011】 さらに、白防用空気送風機e11によって吸引された、常温で湿度が低い白防冷 空気e12は、白防用空気加熱装置eで加熱されて160℃〜180℃の中温低湿 の白防温空気e13となって混合煙道hに送られ、上述の中温多湿の清浄ガスb5 と混合して、白煙が発生しない状態である相対湿度15〜17%の清浄排ガスj となり、図示しない煙突から大気中に放出される。
【0012】 ここで、ごみ焼却施設に搬入されるごみの性状は、ばらつきが多いために、焼 却状況は時々刻々と変化し、各調節機能を働かせても、発生する排ガスb1 の温 度及び量を一定にすることはできない。
【0013】 この排ガスb1 の変動の上に、燃焼状況調節のための燃焼用空気予熱器d1 の 吸収熱量の変動と、間欠的に増減する温水用空気予熱器d2 の熱負荷変化が加わ るために、排ガスb2 、b3 の温度及びガス量は変動を続けるのが常である。
【0014】 しかし、バグフィルタfの耐熱性及び除去性能の関係から、排ガスb4 のガス 量が変動しても、バグフィルタfの入口ガス温度は略一定にする必要があるため 、ガス冷却装置cでの吸収熱量あるいは、白防冷空気e12の送風量の調節をして 対処するようになされている。
【0015】 ここで、余熱利用設備を構成する各空気予熱器d1 及びd2 、並びに白防用空 気加熱装置e内の各伝熱管の表面温度は、排ガスb1 〜b4 に含まれる酸性物質 による低温腐食を防止するために、低温腐食限界温度である150℃以上を保つ ように設計されている。
【0016】 しかし、以上述べた、排ガス温度の変動は、時によっては、当初設計時の想定 を上回る悪条件となり、余熱利用設備以降の各機器、特に白防用空気加熱装置e に低温腐食による損傷を与えることが多い。
【0017】 即ち、図5の最下段に示す第1基目の空気加熱器単体e1 の右側の白防冷空気 e12の入口部では、排ガスb3 の下流側の伝熱管(図5の×印部分参照)が特に 腐食しやすい傾向にあり、特に、夜間操業を停止する准連続炉、及び機械化バッ チ炉等では、冬期間の低温腐食は顕著であり、白煙公害が発生し、補修費が嵩む ことになる。
【0018】 これは、前述の温度変動に起因する低温腐食が主原因であり、腐食の起り易い 伝熱管の入口部を予め2重管構造にする対策が一般的である。
【0019】 そして、上記2重管構造の場合、管の重複部を延長するほど腐食速度は低減す るものの、実効伝熱面積が減少する他、2重管部を通る排ガスb3 の通気抵抗が 増加するため偏流を起すだけでなく、付着ダストの除去作業が十分に行えないこ と等が重なり、熱交換効率が低下するという問題があった。
【0020】 また、水噴射冷却方式の場合、図4に示すガス冷却装置cの外板c1 が腐食す るとともに、外板c1 に内接する図示しない断熱材が崩落する現象が頻発してい る。これは、水噴射ノズル群c2 からの噴射水が排ガスb1 に含まれる酸性物質 を溶解した状態で凝縮し、図示しない耐熱・耐水材に発生した割れ目から浸出し て外板c1 を腐食させ、断熱材を変質させるためであり、補修のための操業停止 と補修費の増加を招いていた。
【0021】 そこで、これらの諸問題を解決するために、空気加熱装置のうち少なくとも1 基を余熱利用設備の入口側に分離配設する方式の「白煙防止用空気加熱装置(特 開平8−21617号)」(以下、先願という)が本出願人により提案されてい る。
【0022】 以下、図6に先願の概略を示す。なお、前述した白煙防止装置を含むごみ焼却 施設と同一部材には同一符号を付して説明は省略する。
【0023】 第1空気加熱器e1 は、ガス冷却装置cと燃焼用空気予熱器d1 との中間に分 離配置されており、その空気側は、連絡風道e21によりバグフィルタfの入口側 に配設された後置の第2空気加熱器e2 の空気側に接続されている。
【0024】 白防用送風機e11により、第1空気加熱器e1 で加熱されたのち、上記第2空 気加熱器e2 に送入された白防空気e14は、引続き第3、第4の空気加熱器e3 、e4 で加熱されて高温の白防空気e13となり、混合用風道e22を経て混合煙道 hに到り、中温多湿の清浄ガスb5 と混合され、白煙が発生しない程度の清浄排 ガスjとなって、図示しない煙突から大気中に放出される。
【0025】 また、一点鎖線で示す如く、白防用冷空気e12は白防用送風機e11により、ガ ス冷却装置外壁c1 の内側に形成された冷却空間c3 に送られて予熱されたのち 、第1空気加熱器e1 に供給される方法も、同時に提案されている。
【0026】 なお、その他の装置は、図4に述べた従来例と同様である。
【0027】
先願によって、低温腐食による白煙公害と補修費の増加を防止し、熱効率が向 上するとともに、付着ダストの掃除が容易になるという当面の問題は解決できた ものの、先願の白防空気加熱方式は、中温多湿の清浄ガスb5 に混合すべき白防 空気の全量を白防用空気加熱装置eで取得するように計画されている。
【0028】 従って、第1空気加熱器e1 及び冷却空間c3 に大量の白防用冷空気e12を流 通させる必要があり、装置が大がかりになるだけでなく、連絡風道e21も大径と なり、施設費・配管費が嵩むだけでなく、余熱利用設備との間の配管工事が困難 になるという問題が残されていた。
【0029】 さらに、排ガスb1 〜b5 の温度及びガス量変動に伴う白防空気e13の温度及 び送風量の適切な制御が困難であった。
【0030】
本考案の請求項1記載の白煙防止用空気加熱装置は、一般廃棄物や産業廃棄物 などのごみを焼却するごみ焼却施設に備えられ、ごみ焼却炉から排出される排ガ ス中に含まれる水分に起因して発生する白煙を防止する排ガス加熱式の白煙防止 用空気加熱装置において、高温排ガスにさらされる外壁築炉部内に、当該外壁築 炉部の外壁冷却を兼ねた前置空気加熱装置が配設されるとともに、バグフィルタ 装置の入口側に配設され中温の排ガスにより加熱される後置空気加熱装置の空気 入口側に、上記前置空気加熱装置により取得された高温空気を混入するための配 管が接続され、さらに後置空気加熱装置により昇温された白煙防止用空気の一部 を該後置空気加熱装置の空気入口側に再循環させる配管設備が設けられたもので ある。
【0031】 本考案の請求項2記載の白煙防止用空気加熱装置は、前記高温排ガスにさらさ れる外壁築炉部が、焼却炉、再燃焼室及びガス冷却設備の外壁築炉部である。
【0032】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0033】 図1は、本考案に係る白防用空気加熱装置を含むごみ焼却施設における排ガス 及び空気に関する概略フローの一例であり、図2は、前置空気加熱装置の概要を 示す断面図である。
【0034】 なお、ごみ焼却施設の全体構成及び概略フローは従来技術及び先願で述べたも のと略同様であるため、ここでは白防用空気加熱装置以外の詳細説明は省略する 。
【0035】 図1及び図2において、1は、焼却炉本体11と再燃室12及びガス冷却室1 3等から成る、耐火物及び鋼材等で構築された焼却炉であり、ガス冷却室13出 口に取付けられた高架煙道21によって、余熱利用設備3に連接されている。
【0036】 排ガスダクト22により余熱利用設備3の下流側に接続される、先願と同様の 構造である複数基(図示例では3基)の空気加熱器群41〜43は、排ガスダク ト23、24、25により、バグフィルタ51、誘引通風機52及び混合煙道5 3に連接されたのち、排ガスダクト26により図示しない煙突に接続される。
【0037】 ここで、外板211及び断熱材212で構成された高架煙道21の内面側には 、鋼板製の中空箱状の高架煙道冷却器61が配設されるとともに、外枠131、 断熱材132及び耐熱・耐水材133で構築されたガス冷却室13側壁の断熱材 132と耐熱・耐水材133との中間には、上記高架煙道冷却器61と同様のガ ス冷却室冷却器62が配設されている。
【0038】 また、再燃室12側壁の断熱材122と耐火材123との中間にも、前記ガス 冷却室13に配設されたガス冷却室冷却器62と同様構造の再燃室側壁冷却器6 3が配設されるほか、再燃室12とガス冷却室13との境界の耐火物124内に は、再燃室天井冷却器64が、焼却炉本体11と再燃室12との境界に位置する 耐火物製の輻射天井部125内には、同じく輻射天井冷却器65が埋設されてい る。
【0039】 また、高架煙道21付近に設置された比較的小容量(例えば白防空気総量の2 割程度)の加熱用送風機66から出た配管は、上述の各冷却器61〜65を相互 に連結したあと、後述の連絡風道45により、第1空気加熱器41の空気側へと 接続される。
【0040】 以上の各冷却器61〜65及び加熱用送風機66により、前置空気加熱装置6 が構成されている。
【0041】 前述の第1空気加熱器41の空気入口側には可変速の白防用送風機44が設置 されるとともに、前置空気加熱装置6からの比較的小径の連絡風道45が接続さ れ、一方、第3空気加熱器43の空気出口側には、混合煙道53に至る混合用風 道46及び混合用風道46と白防用送風機44の吸込側配管47とを連結する循 環配管48と循環ダンパ49とが接続されている。
【0042】 以上の空気加熱器群41〜43と、白防用送風機44及び各風道45〜48並 びに循環ダンパ49により、後置空気加熱装置4が構成されている。
【0043】 さらに、上述各機器及び配管の高温部には、適宜、保温工事が施工されている 。
【0044】 次に、以上のように構成された白防用空気加熱装置の運営状況について説明す る。
【0045】 図3は、白防空気の流れ及び各部位の計算温度の一例を示すブロック線図であ る。
【0046】 まず、加熱用送風機66によって吸引された常温で低湿度の白防冷空気71は 、高架煙道冷却器61、ガス冷却室冷却器62、再燃室天井冷却器64、再燃室 側壁冷却器63及び輻射天井冷却器65の内部空間を順次通過して、熱伝導率の 高い各装置外壁築炉部を冷却することにより次第に昇温され、例えば245℃の 高温低湿の白防熱風72となって、連絡風道45を経て、後置空気予熱装置4へ と送出される。
【0047】 一方、白防用送風機44により吸引された大量(例えば白防空気総量の8割程 度)の常温低湿の白防冷空気73は風量を調節しながら、連絡風道45からの比 較的少量の白防熱風72と混合され、例えば65℃の白防空気74となって、空 気加熱器群41〜43に送入され、排ガスダクト22から流入する中温多湿の排 ガス81と熱交換される。
【0048】 その結果、白防空気74は、例えば170℃の中温低湿の白防中温空気75と なり、混合用風道46を経て混合煙道53に至り、多湿清浄ガス82と混合され て、白煙が発生しない状態である、相対湿度15〜17%で150〜180℃の 低湿清浄ガス83となって、図示しない煙突から排出される。
【0049】 ここで、従来技術で述べた如く、多湿排ガス81のガス量、温度及び湿度は常 に変動を繰り返しているために、上述の対策のみでは、白煙が発生する場合があ る。その対策として、排ガスダクト26または煙突出口に温度計、湿度計または ITV等の白煙監視装置9を設け、その検出状況に基づいて、循環配管48に挿 入された循環ダンパ49を制御して、白防中温空気75の1部を吸込側配管47 に環流させることにより、白防空気74の温度を例えば85〜105℃に上昇さ せて、低湿清浄ガス83の白煙を消去させるようになされている。
【0050】 なお、本実施の形態において、ガス冷却室13は、水噴射冷却方式のものを図 示したが、ボイラ冷却方式でもよく、白防用送風機44は可変速方式と説明した が、定速でダンパによる風量調節方式を採用してもよい。
【0051】 また、前置空気加熱装置6は、高架煙道21から輻射天井部125までの間に 配設したが、高温排ガスにさらされる外壁築炉部内であれば、設置場所はどこで もよく、耐火物被覆の熱交換器を高温排ガス経路内に追設してもよい。
【0052】
以上述べたように、本考案によれば、高温排ガスにさらされる外壁築炉部内に 配設された前置空気加熱装置は、当該外壁築炉部を構成する耐火材等で排ガス中 の腐食性ガスから保護されているため、熱交換器に起りがちな高/低温腐食のお それはなく、付着ダスト清掃の必要もない。さらに、前置空気加熱装置が配設さ れた外壁築炉部が常時冷却されているために、当該外壁築炉部の損傷を延引でき るだけでなく、各冷却部通過風量が少ないために、装置が簡単なもので済み、経 費節減可能である。
【0053】 また、後置空気加熱装置は、予熱した空気が導入されるために、従来例の如き 伝熱管の低温腐食の虞がないだけでなく、循環方式を採用することにより、白防 空気の量及び温度が調節可能となり、白煙発生を確実に防止できる。
【図1】本考案に係る白防用空気加熱装置を含むごみ焼
却施設における排ガス及び空気に関する概略フローの一
例を示す図である。
却施設における排ガス及び空気に関する概略フローの一
例を示す図である。
【図2】前置空気加熱装置の概要を示す断面図である。
【図3】白防空気の流れ及び各部位の計算温度の一例を
示すブロック線図である。
示すブロック線図である。
【図4】従来の白煙防止装置を含むごみ焼却施設におけ
る排ガス及び空気に関する概略フローの一例を示す図で
ある。
る排ガス及び空気に関する概略フローの一例を示す図で
ある。
【図5】従来の空気加熱器の構成と腐食状況を示す概略
図である。
図である。
【図6】従来の白煙防止装置を含むごみ焼却施設におけ
る排ガス及び空気に関する概略フローの一例を示す図で
ある。
る排ガス及び空気に関する概略フローの一例を示す図で
ある。
1 焼却炉 11 焼却炉本体 12 再燃室 13 ガス冷却室 4 後置空気加熱装置 48 循環風道 51 バグフィルタ 6 前置空気加熱装置
Claims (2)
- 【請求項1】 一般廃棄物や産業廃棄物などのごみを焼
却するごみ焼却施設に備えられ、ごみ焼却炉から排出さ
れる排ガス中に含まれる水分に起因して発生する白煙を
防止する排ガス加熱式の白煙防止用空気加熱装置におい
て、 高温排ガスにさらされる外壁築炉部内に、当該外壁築炉
部の外壁冷却を兼ねた前置空気加熱装置が配設されると
ともに、バグフィルタ装置の入口側に配設され中温の排
ガスにより加熱される後置空気加熱装置の空気入口側
に、上記前置空気加熱装置により取得された高温空気を
混入するための配管が接続され、さらに後置空気加熱装
置により昇温された白煙防止用空気の一部を該後置空気
加熱装置の空気入口側に再循環させる配管設備が設けら
れたことを特徴とする白煙防止用空気加熱装置。 - 【請求項2】 前記高温排ガスにさらされる外壁築炉部
は、焼却炉、再燃焼室及びガス冷却設備の外壁築炉部で
ある請求項1記載の白煙防止用空気加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011272U JP3037483U (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 白煙防止用空気加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996011272U JP3037483U (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 白煙防止用空気加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3037483U true JP3037483U (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=43172200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996011272U Expired - Lifetime JP3037483U (ja) | 1996-11-06 | 1996-11-06 | 白煙防止用空気加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037483U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5490288B1 (ja) * | 2012-12-26 | 2014-05-14 | 吉煥 趙 | 白煙制御装置及び白煙制御装置を利用した廃熱及び用水回収方法 |
-
1996
- 1996-11-06 JP JP1996011272U patent/JP3037483U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5490288B1 (ja) * | 2012-12-26 | 2014-05-14 | 吉煥 趙 | 白煙制御装置及び白煙制御装置を利用した廃熱及び用水回収方法 |
JP2014126357A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Kil Hwan Cho | 白煙制御装置及び白煙制御装置を利用した廃熱及び用水回収方法 |
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