JPH03242214A - 気液分離装置 - Google Patents

気液分離装置

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JPH03242214A
JPH03242214A JP3648890A JP3648890A JPH03242214A JP H03242214 A JPH03242214 A JP H03242214A JP 3648890 A JP3648890 A JP 3648890A JP 3648890 A JP3648890 A JP 3648890A JP H03242214 A JPH03242214 A JP H03242214A
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Japan
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liquid
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airtight case
air
gas
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JP3648890A
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Toshiyoshi Yamamoto
敏義 山本
Kenji Kida
憲治 来田
Yukinobu Omichi
大道 幸延
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種吸引ポンプ等において、液体混じりの空気
が流入した場合のポンプの保護装置として使用する気液
分離装置に関するものである。
従来の技術 従来、この種の気液分離装置としては第3図に示すよう
な構造のものが知られている。
すなわち、空気流入口1と空気流出口2を備えた気密ケ
ース3の内部に、前記空気流入口1に対向する壁面を形
成する仕切り板4が設けられ、空気流入口1から流入し
た空気が直接空気流出口2に達することなく、仕切り板
4の壁面によって下方に迂回された後、空気流出口2に
到達するよう構成されている。この構造によって、液体
混じりの空気が空気流入口1から流入すると、空気中に
浮遊する状態で吸い込まれた液体は仕切り板4の壁面に
衝突して液滴となって下方に流れ落ち、また空気と共に
流れこんだ液体は空気流入口1から流れ込むと同時に重
力の作用で下方へ落下することになる。これにより、空
気流入口1から流入する液体混じりの空気は液体と空気
に分離され、空気流出口2からは液体を含まない空気と
して流出させることができるので、空気流出口2の下流
に吸引ポンプを配置することによってポンプの保護装置
として使用することができる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは空気流出口2の位置
が固定されているため、ある程度液体がたまった段階で
、気密ケース3全体が揺すられたりした場合、空気流出
口2から液体が流れ出す可能性があり、また空気流入口
1から流入する液体の量が微量のときは間開ないが、流
入する液体量が多かったり、あるいは微量でも長時間連
続して流入したりした場合、気密ケース3内に大量の液
体がたまることになり、やがては空気流出口2から直接
液体が流れ出すことになるという問題点もあり、使用条
件の制約の多いものであった。
そこで、本発明は気密ケース内に液体がたまった状態で
揺すられても、液体が空気流出口から流れ出さない気液
分離装置を提供することを第1の目的としたものである
第2の目的は、気密ケース内に大量の液体が流れ込み気
密ケース内が液体で充満した場合でも、空気流出口から
液体が流れ出すのを防止できる気液分離装置を提供する
ことにある。
課題を解決するための手段 上記第1の目的を達成するために本発明は、空気流入口
および空気流出口を有する気密ケースと、この気密ケー
ス内にあって前記空気流出口に移動可能に接続され開口
部が上方を向くようにした曲管と、気密ケース内に液体
がたまってきたとき前記曲管の開口部が上方に移動でき
るように、曲管に設けたフロートとからなり、前記曲管
の開口部を気密ケース内の液面よりも上方に位置するよ
うにした気液分離装置とするものである。
また第2の目的を達成するために本発明は、気密ケース
上面の内側で、曲管の開口部に対向する位置にゴム等の
弾性材料部材を取り付け、気密ケース内に所定量以上の
液体がたまりフロートの作用で曲管が上方に移動したと
き、曲管の開口部を気密的に閉鎖するようにした気液分
離装置とするものである。
作用 本発明の気液分離装置は上記構成により、気密ケース内
の空気流出口に接続された曲管の開口部が、フロートの
作用で常に気密ケース内の液体の液面より上方に位置す
ることになり、たとえ気密ケース内に液体がたまった状
態で揺すられたとしても、内部の液体が空気流出口から
流れ出すことがないものである。
また本発明の気液分離装置は、気密ケース内に液体がた
まり所定の液位に達した段階で、曲管の開口部が気密ケ
ース内側上面に取り付けた弾性材料部材にフロートの浮
力により押しつけられて気密的に閉鎖され、空気流出口
から液体が溢れ出すのを防止することができるものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図において、5は気密ケース、6は気密ケース
5に設けられた空気流入口、7は同じ(空気流出口であ
る。8は開口部8aが上方を向くように取り付けられた
カギ形状の曲管で、気密ケース5内の空気流出ロアにゴ
ムなどの弾性材料で形成された可撓性パイプ9を介して
接続されている。10は前記曲管8の一部に取り付けら
れたフロートで、空気流入口6から流入する可能性のあ
る液体よりも比重の小さな材料で形成されている。11
は気密ケース5内に液体がたまったときにこれを排出す
るための排出口である。
次に、この一実施例の構成における作用を説明する。す
なわち空気流入口6より図中矢印にしたがって流入した
液体混じりの空気は1曲管8の開口部8aが空気流入口
6よりも上方に位置しているために、直接曲管8内に流
れ込むことができず、空気中に混在する液体は重力の作
用によって空気流入口6を通過すると直接、あるいは曲
管8の表面で結露して液滴となって下方へ滴下する。
そして液体の除去された空気は曲管8.可撓性バイブ9
を通って空気流出ロアから気密ケース5外へ流出するこ
とになる。このとき、気密ケース5内に液体がたまり第
1図(a)の状態から(b)に示すような状態となって
も、フロート10の作用により気密ケース5内にたまる
液体の量に応じて曲管8の開口部8aは液面よりも上方
に移動する。従ってたとえ気密ケース5が外力などによ
って揺すられたとしても曲管8の開口部8aは常に液面
よりも上方に位置しているため、空気流出ロアへ液体が
流れ込む心配のないものである。
次に、この気液分離装置の他の実施例について第2図を
もとに説明する。第2図において、12は気密ケース5
内の曲管8の開口部8aに対向する位置に取り付けられ
たゴムなどからなる弾性材料部材である。
この構成によって、所定量以上の液体が気密ケス5内に
たまったときても、フロート10の作用で曲管8の開口
部8aが、第2図(a)から(b)に示すように弾性材
料部材12に強い力で押しつけられて気密的に閉鎖され
、液体が空気流出ロアより外へ7益れ出る恐れがなくな
るものである。
なお、この構成を利用することにより、たとえば空気流
出ロアの下流に設けられた吸引ポンプ(図示せず)の入
力変化を検出して曲管8の開口部8aが閉鎖された時点
でポンプを停止する等、ポンプの緊急停止装置を付加し
、ポンプ保護装置を強化することも可能である。
発明の効果 以上のように本発明の気液分離装置は、空気流入口と空
気排出口の間に曲管を設け、その開口部を気密ケース内
の液面よりも上方に位置するようにしているために、揺
すられて気密ケース内の液面が多少変動した場合でも、
空気流出口から液体が流れ出す恐れがなく、空気流出口
の下流に設けられる吸引ポンプなどを確実に保護するこ
とができ、取り付は位置、取り付は姿勢などに多くの制
限があった従来の気液分離装置にくらべ極めて実用性の
高いものである。
さらに本発明の気液分離装置は、所定量以上の液体が気
密ケース内にたまったとき、その液体中に設」すだフロ
ートの浮力を利用して自動的かつ確実に空気流出口を閉
鎖できるものであるので、従来のように液体が溢れるの
を防止するために気密ケース内にたまった液体を常時監
視しながら作業を行う必要もなく、メンテナンスフリー
であるので非常に使い勝手のよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す気液分離装置の縦断面
図、第2図は同気液分離装置の他の実施例を示す縦断面
図、第3図は従来の気液分離装置の縦断面図である。 5・・・気密ケース、6・・・空気流入口、7・・・空
気流出口、8・・・曲管、8a・・・開口部、9・・・
可撓性バイブ、10・・・フロート、12・・・弾性材
料部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)空気流入口および空気流出口を有する気密ケース
    と、この気密ケース内にあって前記空気流出口に移動可
    能に接続され開口部が上方を向くようにした曲管と、気
    密ケース内に液体がたまってきたとき前記曲管の開口部
    が上方に移動できるように、曲管に設けたフロートとか
    らなり、前記曲管の開口部を気密ケース内の液面よりも
    上方に位置するようにした気液分離装置。
  2. (2)気密ケース上面の内側で、曲管の開口部に対向す
    る位置にゴム等の弾性材料部材を取り付け、気密ケース
    内に所定量以上の液体がたまりフロートの作用で曲管が
    上方に移動したとき、曲管の開口部を気密的に閉鎖する
    ようにした請求項1記載の気液分離装置。
JP3648890A 1990-02-16 1990-02-16 気液分離装置 Expired - Lifetime JP2646785B2 (ja)

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JPH03242214A true JPH03242214A (ja) 1991-10-29
JP2646785B2 JP2646785B2 (ja) 1997-08-27

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7803208B2 (en) * 2006-09-28 2010-09-28 Techno Takatsuki Co., Ltd. Dust collecting mechanism
JP2013137219A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Horiba Ltd 排ガス分析装置及びドレンセパレータ
WO2016158116A1 (ja) * 2015-03-31 2016-10-06 三菱重工業株式会社 デミスタユニット及びegrシステム

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JP2016193393A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 三菱重工業株式会社 デミスタユニット及びegrシステム

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JP2646785B2 (ja) 1997-08-27

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