JPH0324160Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0324160Y2 JPH0324160Y2 JP1984114486U JP11448684U JPH0324160Y2 JP H0324160 Y2 JPH0324160 Y2 JP H0324160Y2 JP 1984114486 U JP1984114486 U JP 1984114486U JP 11448684 U JP11448684 U JP 11448684U JP H0324160 Y2 JPH0324160 Y2 JP H0324160Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bead
- core wire
- skin
- line
- bead core
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 36
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 29
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 208000024780 Urticaria Diseases 0.000 description 1
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は車両用シートの表皮部材における額縁
とマチとの境界線に沿つて縫着する装飾用の玉縁
の改良に関するものである。
とマチとの境界線に沿つて縫着する装飾用の玉縁
の改良に関するものである。
(従来の技術)
この種の玉縁用芯線を玉縁用表皮で被包して形
成されており、玉縁用芯線は直径3mm程度の合成
樹脂の芯線であり、中空のものと中実のものとが
あり、第9図〜第11図に中実の玉縁用芯線20
を示す。
成されており、玉縁用芯線は直径3mm程度の合成
樹脂の芯線であり、中空のものと中実のものとが
あり、第9図〜第11図に中実の玉縁用芯線20
を示す。
前記玉縁用芯線20を玉縁用表皮3で覆つて、
第11図に示す車両用シートのかがみ14′と額
縁13′との縫い合わせてシート表皮を構成する
ものであるが次のような不具合がある。
第11図に示す車両用シートのかがみ14′と額
縁13′との縫い合わせてシート表皮を構成する
ものであるが次のような不具合がある。
玉縁用芯線の円筒面が平坦な為に為に玉縁用表
皮と全面接触してしまうので、シートに腰掛けた
りする時玉縁用芯線と表皮とが擦れて異音が発生
して非常に耳障りである。
皮と全面接触してしまうので、シートに腰掛けた
りする時玉縁用芯線と表皮とが擦れて異音が発生
して非常に耳障りである。
従来の玉縁用芯線は単なる芯線である為に非常
に曲げ難く最小曲げ半径等が限られてしまうの
で、シート等のデザインが制約されてしまう。
に曲げ難く最小曲げ半径等が限られてしまうの
で、シート等のデザインが制約されてしまう。
また、表皮と玉縁用芯線がずれるので第11図
中21及び22に示すような抜け防止を施さなく
てはならず、ロスが大きかつた。
中21及び22に示すような抜け防止を施さなく
てはならず、ロスが大きかつた。
(考案の目的)
本考案は前記従来の不具合を解消する為になさ
れたものでその目的とする処は、シートを構成し
た時擦れ音のような異音の発生を防止することで
ある。
れたものでその目的とする処は、シートを構成し
た時擦れ音のような異音の発生を防止することで
ある。
(考案の構成)
斯る本考案の玉縁用芯線はその軸芯を中空状に
形成すると共に該芯材の外周面に凹凸を形成した
ことを特徴とする。
形成すると共に該芯材の外周面に凹凸を形成した
ことを特徴とする。
(作用)
玉縁用芯線の外周面に適宜凹凸を形成すること
によつて玉縁を構成した時に表皮との接触面積が
減少すると共に、曲がり易くなくなる。
によつて玉縁を構成した時に表皮との接触面積が
減少すると共に、曲がり易くなくなる。
(実施例)
本考案第1実施例を第1図〜第4図により説明
する。
する。
図中10はシートクツシヨン、11はシートバ
ツクであり、該シートバツク11のマチ12、額
縁13及びかがみ14の縫い合わせ等に玉縁1,
1を用いる(第1図)。
ツクであり、該シートバツク11のマチ12、額
縁13及びかがみ14の縫い合わせ等に玉縁1,
1を用いる(第1図)。
尚、額縁13及びかがみ14は表皮15上に薄
いウレタン層16を備えた表皮17を覆設して質
感を向上させたものである。(第2図)。
いウレタン層16を備えた表皮17を覆設して質
感を向上させたものである。(第2図)。
玉縁1は玉縁用表皮2と玉縁用芯線3とからな
り、玉縁用表皮3は前記表皮17と同様な合成樹
脂シートである。
り、玉縁用表皮3は前記表皮17と同様な合成樹
脂シートである。
玉縁用芯線2は、軸方向に延びる条線2a,2
a,2a、右ねじれ線2b及び左ねじれ線2cに
て玉縁用芯線の外周面を凹凸状に形成すると共に
軸芯部分が略中空状となる。
a,2a、右ねじれ線2b及び左ねじれ線2cに
て玉縁用芯線の外周面を凹凸状に形成すると共に
軸芯部分が略中空状となる。
第2実施例の玉縁用芯線2′を第5図〜第6図
により説明する。
により説明する。
この玉縁用芯線2′は軸芯に中空孔2′aを形成
すると共に、その円筒形に断面波形状の螺施状突
出部2′bを形成して凹凸を設けてなる。
すると共に、その円筒形に断面波形状の螺施状突
出部2′bを形成して凹凸を設けてなる。
尚、螺施状突出部2′bの断面形状は波形に限
らず、台形、三角形等でもよいと共に、右ねじ
れ、左ねじれの何れでもよい。又、螺施状突出部
2′bの条数も一条に限らず多条でもよい。
らず、台形、三角形等でもよいと共に、右ねじ
れ、左ねじれの何れでもよい。又、螺施状突出部
2′bの条数も一条に限らず多条でもよい。
第3実施例の玉縁用芯線2″を第7図〜第8図
により説明する。
により説明する。
この玉縁用芯線2″は軸芯に中空孔2″aを形成
すると共に、その円筒面に軸方向に沿つて突出部
2″b,2″b,2″b,2″bを等間隔に形成して
凹凸を設けてなる。
すると共に、その円筒面に軸方向に沿つて突出部
2″b,2″b,2″b,2″bを等間隔に形成して
凹凸を設けてなる。
尚、本考案は以上の実施例に限らず、円筒面に
例えばゴルフボールのデインプル形状の凹部を形
成して凹凸を形成した玉縁用芯線をも含むもので
ある。
例えばゴルフボールのデインプル形状の凹部を形
成して凹凸を形成した玉縁用芯線をも含むもので
ある。
(効果)
本考案は以上のように玉縁用芯線の外周面に凹
凸を形成したので、玉縁を構成した時に表皮との
接触面積が減少すると共に、表皮と玉縁用芯線と
の部分的な摩擦力を増大して表皮に対する玉縁用
芯線の移動を防止し、異音の発生を防止出来る。
凸を形成したので、玉縁を構成した時に表皮との
接触面積が減少すると共に、表皮と玉縁用芯線と
の部分的な摩擦力を増大して表皮に対する玉縁用
芯線の移動を防止し、異音の発生を防止出来る。
また玉縁用芯線の軸芯を中空状に形成している
ので、中空と凹凸の組み合わせによつて非常に曲
げ易くなり、従来のものに較べ最小曲げ半径が小
さく、シート等のデザインの制約が無くなる。
ので、中空と凹凸の組み合わせによつて非常に曲
げ易くなり、従来のものに較べ最小曲げ半径が小
さく、シート等のデザインの制約が無くなる。
同様に従来のものに較べると材料費が少なくて
すみ経済的である。
すみ経済的である。
また、第11図中に示すような抜け防止が不要
になる。
になる。
依つて所期の目的を達する。
第1図は本考案実施例の玉縁を用いた車両用シ
ートの立体図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は同玉縁の立体図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図は第2実施例の立体図、
第6図は第5図の−線断面、第7図は第3実
施例の立体図、第8図は第7図の−線縦断面
図、第9図は従来例の立体図、第10図は第9図
の−線縦断面図、第11図は従来例の抜け止
めを示す立体図である。 図中1は玉縁、2,2′,2″玉縁用芯線、3は
玉縁用表皮である。
ートの立体図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は同玉縁の立体図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図は第2実施例の立体図、
第6図は第5図の−線断面、第7図は第3実
施例の立体図、第8図は第7図の−線縦断面
図、第9図は従来例の立体図、第10図は第9図
の−線縦断面図、第11図は従来例の抜け止
めを示す立体図である。 図中1は玉縁、2,2′,2″玉縁用芯線、3は
玉縁用表皮である。
Claims (1)
- 玉縁用芯線を玉縁用表皮で被包してなる装飾用
の玉縁において、前記玉縁用芯線の軸芯を中空状
に形成すると共に該芯線の外周面に凹凸を設けて
なることを特徴とする玉縁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11448684U JPS6129699U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 玉縁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11448684U JPS6129699U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 玉縁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6129699U JPS6129699U (ja) | 1986-02-22 |
JPH0324160Y2 true JPH0324160Y2 (ja) | 1991-05-27 |
Family
ID=30673503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11448684U Granted JPS6129699U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 玉縁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6129699U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10220741B2 (en) | 2016-04-26 | 2019-03-05 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60165000U (ja) * | 1984-04-12 | 1985-11-01 | 三菱自動車工業株式会社 | シ−トの縫製玉縁 |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP11448684U patent/JPS6129699U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10220741B2 (en) | 2016-04-26 | 2019-03-05 | Tachi-S Co., Ltd. | Vehicle seat |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6129699U (ja) | 1986-02-22 |