JPH0335659Y2 - - Google Patents

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JPH0335659Y2
JPH0335659Y2 JP13950685U JP13950685U JPH0335659Y2 JP H0335659 Y2 JPH0335659 Y2 JP H0335659Y2 JP 13950685 U JP13950685 U JP 13950685U JP 13950685 U JP13950685 U JP 13950685U JP H0335659 Y2 JPH0335659 Y2 JP H0335659Y2
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JP
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steering wheel
annular
leather
grip
urethane
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JP13950685U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車輌のステアリングホイールのグリツ
プの構造に関する。
(従来の技術) 車輌のステアリングホイールのグリツプは、普
通第4図に示すように形成され、グリツプ1は環
状のパイプで形成した芯金2の外側を合成樹脂部
材例えばウレタン3で囲繞し、更にこのウレタン
3の全周に皮4を巻きその両端4a,4bを内側
で合わせ、糸5で縫い合わせて被覆し、或は第5
図に示すようにウレタン3の一部表面例えば外側
半分の表面3aに全周に亘り皮目のシボ3bを形
成し、美的処理及び運転者の手触りの向上を図つ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前者はステアリングホイールの
全周に皮を巻くために当該皮の使用量が多く、更
に糸で縫い合わせるために手間が掛かり、コスト
高となると共に、デザイン的にもありふれている
等の問題がある。また、後者はコストは安いが品
質感が低く、手触り等も前記皮に比べて劣る等の
問題がある。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、皮革の長所を保持しつつコストの低減を
図るようにしたステアリングホイールのグリツプ
の構造を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案によれば、断
面略円形状をなす環状のステアリングホイールの
グリツプの上、下の各面の略中央に夫々全周に亘
り同心的に環状溝を形成し、前記ステアリングホ
イールの外側に環状の皮革を装着し、且つ各両端
を各前記環状溝に嵌合固定して当該ステアリング
ホイールの外側の略半分を全周に亘り被覆する構
造とするものである。
(作用) ステアリングホイールの外側に環状の皮革を装
着してその両端を当該ステアリングホイールに形
成した各環状溝に嵌合固定し、当該ステアリング
ホイールの外側の略半分を全周に亘り被覆する。
(実施例) 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。尚、図中第4図と同等又は相当するもの
は同一または相当する符号を付してある。
第1図及び第2図において、ステアリングホイ
ールのグリツプ1は環状のパイプで形成した芯金
2の外側に全周に亘りウレタン3が囲繞され、そ
の断面形状は円形に形成されており、その上、下
面略中央即ち、前記断面の上下方向の直径上両端
位置には、全周に亘り同心的に夫々環状溝3e,
3fが形成されている。このグリツプ1はウレタ
ン3の内側所定箇所に中心に向かつて突出形成し
た複数例えば3個の支持部3dにより図示しない
ステアリングシヤフトに固定される。
皮10は環状のベルト状をなし、その幅は第2
図に示すようにウレタン3の断面の半周の長さよ
りも僅かに長く、その周長はウレタン3に外嵌す
る長さに設定されている。この皮10はウレタン
3に外嵌されその外側周面即ち、上、下2つの環
状溝3e,3fにより分けられる内、外周面のう
ちの外側の周面3aに接着剤により強固に固着さ
れ、両端10a,10bは全周に亘り内側に巻か
れ、その中にはワイヤリング11,12が巻き込
まれている。これらのワイヤリング11,12は
夫々ウレタン3の各環状溝3e,3fに内嵌する
大きさに設定されており、皮10の両端10a,
10bは全周に亘りワイヤリング11,12によ
り夫々これらの各環状溝3e,3f内に圧入嵌合
される。
これにより皮10はステアリングホイール1の
ウレタン3の外側半分を被覆し、且つ当該ホイー
ル1に強固に固定される。この皮10はステアリ
ングホイール1の外側半分に装着されているため
に第4図に示すように全周に亘り巻いた場合と比
較して機能、手触り等の点で何ら遜色はない。
第3図は本考案の他の実施例を示し、皮10の
両端10a,10bの押えを前記ワイヤリング1
1,12に代えて樹脂インサート13,14で行
うもので、皮10の両端10a,10bを夫々ウ
レタン3の各環状溝3e,3f内に折り込んだ
後、これらの各環状溝3e,3f内に環状に形成
した樹脂インサート13,14を圧入嵌合し、皮
10の各両端10a,10bを各環状溝3e,3
fに全周に亘り固定するようにしたものである。
尚、本実施例においては、ウレタン3の被覆部
材として皮を使用する場合について記述したが、
皮に限るものではなく、合成皮革等を使用しても
よい。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、断面略円
形状をなす環状のステアリングホイールのグリツ
プの上、下の各面の略中央に夫々全周に亘り同心
的に環状溝を形成し、前記ステアリングホイール
の外側に環状の皮革を装着し、各両端を各前記環
状溝に嵌合固定して当該ステアリングホイールの
外側の略半分を全周に亘り被覆するようにしたの
で、手触りの良さを保持しつつ、使用する皮革の
量も少なく且つ組付けも簡単であり、安価に構成
することができ、しかも、デザインも斬新である
等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るステアリングホイールの
グリツプの一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の矢線−断面図、第3図は本考案の他の実
施例を示す断面図、第4図及び第5図は従来のス
テアリングホイールのグリツプの断面図である。 1……ステアリングホイールグリツプ、2……
芯金、3……ウレタン、10……皮、11,12
……ワイヤリング、13,14……樹脂インサー
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面略円形状をなす環状のステアリングホイー
    ルのグリツプの上、下の各面の略中央に夫々全周
    に亘り同心的に環状溝を形成し、前記ステアリン
    グホイールの外側に環状の皮革を装着し、且つ各
    両端を各前記環状溝に嵌合固定して当該ステアリ
    ングホイールの外側の略半分を全周に亘り被覆す
    ることを特徴とするステアリングホイールのグリ
    ツプの構造。
JP13950685U 1985-09-13 1985-09-13 Expired JPH0335659Y2 (ja)

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JP13950685U JPH0335659Y2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13

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JP13950685U JPH0335659Y2 (ja) 1985-09-13 1985-09-13

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JPS6247472U JPS6247472U (ja) 1987-03-24
JPH0335659Y2 true JPH0335659Y2 (ja) 1991-07-29

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KR20020097313A (ko) * 2001-06-20 2002-12-31 현대자동차주식회사 자동차의 스티어링 휠
DE102007036802A1 (de) 2007-08-02 2009-02-05 Takata-Petri Ag Verfahren zur Beschichtung eines Lenkrades und entsprechendes Lenkrad

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Publication number Publication date
JPS6247472U (ja) 1987-03-24

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