JPH032410B2 - - Google Patents

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JPH032410B2
JPH032410B2 JP23703184A JP23703184A JPH032410B2 JP H032410 B2 JPH032410 B2 JP H032410B2 JP 23703184 A JP23703184 A JP 23703184A JP 23703184 A JP23703184 A JP 23703184A JP H032410 B2 JPH032410 B2 JP H032410B2
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JP
Japan
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buoyancy
molten metal
slag
heat
metal surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP23703184A
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English (en)
Other versions
JPS61114131A (ja
Inventor
Masamichi Hino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/0038Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm using buoyant probes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は真空吸引式除滓システムにおける吸引
口の位置制御や残湯量の検出に利用される溶湯面
検出方法に関する。
従来の技術 金属等の溶解作業で生じるスラグを、人手によ
らず吸引装置の吸引力で吸上げ除去する真空除滓
システムは第3図のように構成されている。1は
取鍋、2は取鍋1のスラグ上に位置するよう昇降
駆動アーム3によつて保持されたサクシヨンヘツ
ドで、吸引管4を介してスラグ分離排出回収装置
5に接続され、スラグ分離排出回収装置5は蒸気
復水装置6を介して真空ポンプ7に接続されてい
る。8はサイレンサ装置である。
溶湯9上のスラグ10はサクシヨンヘツド2か
ら吸引され、直ちに噴射水で冷却されて砂状とな
り吸引管4内をスラグ分離排出回収装置5へ送ら
れる。前記サクシヨンヘツド2の位置は、第4図
に示すようにスラグ面11からの距離H1が一定
となるようシリンダ12,13によつて昇降駆動
アーム3を駆動して制御されている。これは溶湯
面14の検出を行わずに位置制御を行つているた
め、誤つて溶湯9を吸引しないよう距離H1に保
持されているものである。しかしこのように距離
H1を設けた場合にはスラグ吸引効率が低い欠点
がある。
そこで、溶湯面14の位置を認識し、第5図に
示すようにサクシヨンヘツド2を溶湯面14から
距離H2に保持して溶湯9の吸引を防止しながら
効率よくスラグ10を吸引することが考えられ
る。
溶湯面検出方法として第6図aのようなものが
考えられる。15は耐熱フロート16をスラグ面
11上から溶湯9に向けて一定速度Vで浸漬させ
る昇降装置、17は固定側が昇降装置15の昇降
体18に取付けられたモーメントフリー型ロード
セルで、ブロツク自体でロバーバル機構が構成さ
れている。19は昇降体18の位置検出用のロー
タリーエンコーダ、20はロードセル17からの
浮力情報Btとロータリーエンコーダ19からの
位置情報Lnとを処理して溶湯面位置ならびにス
ラグ厚Aを算出する処理装置である。その処理装
置20は第7図に示すように、先ず、浮力情報
Bnを一定時間ごとに読み込み〔a−1〕、新しい
浮力情報Bnを読み込む度に過去の浮力情報Bn−
と比較して両者の差を計算〔a−2〕し、次い
で〔a−2〕の結果をチエツクして変曲点は否か
が判定〔a−3〕される。耐熱フロート16が空
気中からスラグ層に入つた時刻T1に初めて〔a
−3〕で“変曲点である”と判定されて、その時
刻T1の位置情報Lnの読み込み〔a−4〕が実行
される。〔a−4〕を実行する度にカウンタをイ
ンクリメント〔a−5〕し、次いで〔a−5〕で
インクリメントしたカウンタの計数値が“2”で
あるかがチエツク〔a−6〕される。前記時刻
T1においては計数値=1であるため、〔a−6〕
に次いで〔a−7〕が実行される。〔a−7〕で
は〔a−4〕で読み取つた位置情報Lnが第6図
bの変曲点P1であるとしてスラグ面位置Laに位
置情報Lnを書き込んで〔a−1〕に戻る。耐熱
フロート16がスラグ層から溶湯9に入つた時刻
T2には〔a−3〕で再び一致が検出されて、〔a
−5〕で再度インクリメントして〔a−6〕で一
致が検出されて〔a−6〕に次いで〔a−8〕が
実行される。〔a−8〕では〔a−4〕で読み取
つた位置情報Lnが第6図bの変曲点P2であると
して溶湯面位置Lbに位置情報Lnを書き込む。変
曲点P2が検出されると、(Lb−La)によつてス
ラグ厚Aを算出して出力される。
発明が解決しようとする問題点 処理装置20を第7図のように構成した場合に
は、変曲点P2の検出精度は耐熱フロートの降下
速度を一定とすると浮力情報のサンプリング間隔
に左右され、サンプリング間隔を短かくしなけれ
ば溶湯面を表わす変曲点P2を高精度で検出でき
ないものである。
本発明はサンプリング間隔が同じであつてもよ
り高精度を溶湯面を検出できる溶湯面検出方法を
提出することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明の溶湯面検出方法は、スラグ面上からこ
のスラグ層下の溶湯に向けて耐熱フロートを次第
に浸漬させて耐熱フロートの位置情報と耐熱フロ
ートに作用する浮力情報をもとに溶湯面を検出す
るに際し、耐熱フロートがスラグ層に達すると、
スラグ比重で決定される傾きを有しスラグ面の位
置情報Laを通る第1の浮力基準直線上の基準浮
力Brとその時々の実際の検出浮力Bnとを比較し
て、Br<Bnを検出すると、溶湯比重で決定され
る傾きを有しこの時の位置情報と検出浮力とで決
まる点を通る第2の浮力基準直線が前記第1の浮
力基準直線と交差する点の位置情報Lbを計算し、
このLbを溶湯面位置とすることを特徴とする 作 用 この構成により、溶湯面は浮力情報のサンプリ
ング間隔によらず第1の浮力基準直線と第2の浮
力基準直線との交点の位置情報として検出される
ため、より高精度で検出できるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図と第2図に基
づいて説明する。なお、第6図とは処理装置20
のソフトウエアが異なるだけでハードウエアは同
一であるためその説明は省く。
第1図は処理装置20の動作を、第2図はその
フロチヤートを示す。
耐熱フロート16をスラグ10上から溶湯9に
向けて降下させて変曲点P1にしたことを検出
〔b−1〕すると、その時のロータリーエンコー
ダ19の位置情報をスラグ面11の位置Laとし
て記憶〔b−2〕する。次いで位置Laを通る傾
きDの第1の浮力基準直線に最新の位置情報
Lnを代入して基準浮力Brを算出〔b−3〕する。
傾きDはスラグ10の比重〔“3”程度〕に応じ
て予め設定されたものである。〔b−3〕で計算
されたその時々の基準浮力Brとロードセル17
から得られる最新の実測浮力Bnとを比較すべく
(Bn−Br)=Cを演算〔b−4〕し、BnがBrを
越えたか否かをチエツク〔b−5〕する。〔b−
3〕→〔b−4〕→〔b−5〕は“C>0”で耐
熱フロート16が溶湯9中に突入するまで繰り返
して実行される。〔b−5〕で一致が検出〔時刻
To〕されると、その時の実測浮力Bnで指定され
る点P3を通る傾きEの第2の浮力基準直線と
前記第1の浮力基準直線との交点、すなわち変
曲点P2の位置Lbを算出〔b−6〕する。傾きE
は溶湯9の比重〔“8”程度〕に応じて予め設定
されたものである。〔b−6〕で算出されたLbが
溶湯面14であり、次いで(Lb−La)によつて
スラグ厚Aが算出〔b−7〕される。
このように、時刻Toの耐熱フロート16の位
置情報Loをそのまま溶湯面14の位置Lbとせず
に、P1を通る第1の浮力基準直線とP3を通る
第2の浮力基準直線との交点を変曲点P2とし
て溶湯面14の位置Lbを求めるため、サンプリ
ング間隔が同じであれば第7図の場合よりも高精
度で溶湯面ならびにスラグ厚Aを検出できる。
なお、変曲点P1は空気中からスラグ10への
耐熱フロート16の突入点であるため、変曲点
P2のスラグ10から溶湯9への耐熱フロート1
6の突入の場合よりも容易にしかも第7図の〔a
−1〕→〔a−2〕→〔a−3〕によつても正確
に測定することが出来、場合によつては操作者が
耐熱フロート16がスラグ10への突入タイミン
グを入力することによつても良い。
発明の効果 以上説明のように本発明の溶湯面検出方法は、
耐熱フロートがスラグ層に達すると、スラグ比重
で決定される傾きを有しスラグ面の位置情報La
を通る第1の浮力基準直線上の基準浮力Brとそ
の時々の実際の検出浮力Bnとを比較して、Br<
Bnを検出すると、溶湯比重で決定される傾きを
有しこの時の位置情報と検出浮力とで決まる点を
通る第2の浮力基準直線が前記第1の浮力基準直
線と交差する点の位置情報Lbを計算し、このLb
を溶湯面位置とするため、浮力情報のサンプリン
グ間隔にかかわらず高精度でスラグ層下の溶湯面
検出を実施できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の溶湯面検出方法の演算処理過
程の説明図、第2図は第1図の処理を実行するフ
ローチヤート図、第3図は真空吸引式除滓システ
ムの構成図、第4図は従来のサクシヨンヘツド位
置制御の説明図、第5図は理想的なサクシヨンヘ
ツド位置制御の説明図、第6図は第5図の位置制
御を実現するに必要な装置の構成図、第7図は第
6図の要部フローチヤート図である。 9……溶湯、10……スラグ、11……スラグ
面、14……溶湯面、15……昇降装置、16…
…耐熱フロート、17……ロードセル、19……
ロータリーエンコーダ、20……処理装置、La
……スラグ面位置、Lb……溶湯面位置、……
第1の浮力基準直線、……第2の浮力基準直
線、P2……第1,2の浮力基準直線の交点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スラグ面上からこのスラグ層下の溶湯に向か
    て耐熱フロートを次第に浸漬させて耐熱フロート
    の位置情報と耐熱フロートに作用する浮力情報を
    もとに溶湯面を検出するに際し、耐熱フロートが
    スラグ層に達すると、スラグ比重で決定される傾
    きを有しスラグ面の位置情報Laを通る第1の浮
    力基準直線上の基準浮力Brとその時々の実際の
    検出浮力Bnとを比較して、Br<Bnを検出する
    と、溶湯比重で決定される傾きを有しこの時の位
    置情報と検出浮力とで決まる点を通る第2の浮力
    基準直線が前記第1の浮力基準直線と交差する点
    の位置情報Lbを計算し、このLbを溶湯面位置と
    する溶湯面検出方法。
JP23703184A 1984-11-09 1984-11-09 溶湯面検出方法 Granted JPS61114131A (ja)

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JPS61114131A JPS61114131A (ja) 1986-05-31
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US5315873A (en) * 1990-02-28 1994-05-31 The Furukawa Electric Co., Ltd. Liquid level detection apparatus and method thereof
DE102009051165A1 (de) * 2009-10-29 2011-05-05 Albert Fleck Vorrichtung und Verfahren zur Feststellung der Existenz wenigstens einer Phasengrenze zwischen übereinander geschichteten Fluiden

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