JPH03240773A - 塩酸ニカルジピンの製造法 - Google Patents

塩酸ニカルジピンの製造法

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JPH03240773A
JPH03240773A JP3682290A JP3682290A JPH03240773A JP H03240773 A JPH03240773 A JP H03240773A JP 3682290 A JP3682290 A JP 3682290A JP 3682290 A JP3682290 A JP 3682290A JP H03240773 A JPH03240773 A JP H03240773A
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JP
Japan
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methanol
formula
carboxylic acid
nicardipine hydrochloride
compound
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Pending
Application number
JP3682290A
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English (en)
Inventor
Shigeki Takeda
武田 繁樹
Yoshifumi Yoshimura
吉村 賀史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Laboratories Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Laboratories Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、塩酸ニカルジピンの製造法に関する。
従来の技術及びその問題点 従来、塩酸ニカルジピンの製造法としては、例えばm−
ニトロベンツアルデヒド、β−アミノクロトン酸メチル
エステル及びアセト酢酸N−ベンジル−N−メチルアミ
ノエステルを反応させる方法(特公昭56−6417号
公報) 、2− ()ルエンスルホニルオキシ)エチル
 メチル 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
(3−ニトロフェニル)ピリジン−3,−5−ジカルボ
キシレ−トにN−メチルベンジルアミンを反応させる方
法(特開昭61−93160号公報)等が知られている
しかしながら、これらの方法は、いずれも目的とする塩
酸ニカルジピンを低収率でしか合成することができず、
そのためにその精製は煩雑となり、工業的に有利な方法
とは到底言えないものである。
問題点を解決するための手段 本発明の目的は、塩酸ニカルジピンを高収率で合成でき
、そのため煩雑な精製工程を必要としない塩酸ニカルジ
ピンの工業的に有利な方法を提供することにある。
即ち、本発明は、式 で表わされる2、6−ジメチル−(3−ニトロフェニル
)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5ジカルボン酸−
5−B−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)エチルエ
ステルに、カルボン酸活性化剤の存在下にメタノールを
反応させることを特徴とする式 で表わされる塩酸ニカルジピンの製造法に係る。
本発明において、出発原料として用いられる上記式(1
)の化合物は、例えば1.4−ジヒドロ2.6−ジメチ
ル−4−(3’ −ニトロフェニル)ピリジン−3,5
−ジカルボン酸 2−ベンジル−メチルアミノ−エチル
 2−シアノエチルエステルを部分的に加水分解するこ
とにより容易に製造され得る(特公昭63−26749
号公報参照)。
本発明において、カルボン酸活性化剤としては、通常エ
ステル化に用いられる公知のものを広く使用でき、例え
ばクロル炭酸エステル、カルボニルイミダゾール、チオ
ニールクロライド、トリフェニルホスフィン、ジシクロ
へキシルカルボジイミド、2−クロロ−1−メチルピリ
ジニウム・アイオダイド(開山試薬)等が挙げられる。
斯かるカルボン酸活性化剤は、通常式(1)の化合物に
対して0.9〜10倍モル量、好ましくは等モル量程度
で用いられる。
本発明では、メタノールは、通常式(1)の化合物に対
して等モル量〜大過剰量の範囲内から適宜選択して用い
られる。メタノールを多量に使用する場合には、反応溶
媒を敢えて使用する必要はないが、メタノールを少量用
いる場合には、反応溶媒を用いるのが好適である。反応
溶媒としては、通常の不活性溶媒である限り従来公知の
ものを全て使用でき、例えばクロロホルム、ジクロルエ
タン等のハロゲン化炭化水素類、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケ
トン等のケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、ジメチルホルムアミド等を挙げるこ
とができる。
本反応は、通常無触媒又は触媒の存在下、O〜100℃
程度で行なわれる。ここで触媒としては、例えば水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基、トリエチル
アミン、ピリジン等の有機塩基等が挙げられる。
発明の効果 本発明の方法によれば、目的とする塩酸ニカルジピンを
高収率で、しかも煩雑な精製工程を経なくても高純度で
得ることができ、それ数本発明の方法は、塩酸ニカルジ
ピンの工業的製造法とじて極めて好適なものである。
実施例 以下に実施例を掲げて本発明をより一層明らかにする。
実施例1 塩酸塩の形態の上記式(1)の化合物40gをメタノー
ル801/に懸濁させ、次いでこれに水冷下N、 N’
−ジシクロへキシルカルボジイミド22.4gをメタノ
ール3011に溶解した液を滴下した。反応液は沈殿物
を濾過した後、メタノールを減圧で濃縮し、残留物にア
セトン10011を加えて氷水中でかき混ぜると結晶化
した。これを濾過し、乾燥させて、塩酸ニカルジピン3
7.5gを得た。
収率:91.2% 純度:99.5% 融点:168〜170’C 実施例2 塩酸塩の形態の上記式(1)の化合物20gをクロロホ
ルム80dに懸濁させ、次いでチオニルクロライド4.
4xlを滴下した。1時間攪拌後、水冷下にメタノール
を徐々に滴下した。更に3時間撹拌後、溶媒を減圧で回
収した。残分を再びクロロホルムに溶解し、10%水酸
化ナトリウム水溶液で洗浄した。更に水洗後、5%塩酸
で洗浄してから減圧下にクロロホルムを濃縮した。残分
に酢酸エチルを加えて一夜攪拌すると結晶が析出するの
で、これを炉取した。メタノールに加熱して溶解させ、
減圧下にメタノールを留去し、残留したカラメル物をア
セトンから結晶化して、淡黄色結晶の塩酸ニカルジピン
17.5gを得た。
収率:85.1% 純度:99.1% 融点:166.5〜169℃ 実施例3 塩酸塩の形態の上記式(1)の化合物10gをジクロル
メタン30xlに懸濁させ、これにトリエチルアミン7
 xiを加え、氷水冷下クロル炭酸エチル2.4ylを
滴下した。−夜室温で放置した後、反応液をジクロロメ
タン、水苔5011に分配した。
ジクロルメタン層を10%水酸化ナトリウム水溶液で洗
浄し、更に5%塩酸、水の順に洗浄した後、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、減圧濃縮した。残留したカラメル状物に
アセトン3511を加えて溶解し、氷水冷却下に攪拌す
ると結晶化した。これを濾過、乾燥させて塩酸ニカルジ
ピン8.6gを得た。
収率:86.5% 純度:98.9% 融点:167〜169℃ 実施例4 塩酸塩の形態の上記式(1)の化合物10g及び向い試
薬5.5gをジクロルメタンに懸濁させ、これにトリエ
チルアミン6.3g及びメタノール1Oxlの溶液を氷
水冷却下に滴下した。室温で6時間攪拌後、水5011
を注入した。有機層を水洗した後、10%水酸化ナトリ
ウム水溶液、水、5%塩酸の順に洗浄した。乾燥後、減
圧下に濃縮し、残分にアセトン3011を加え、氷水冷
却下に攪拌すると結晶化した。これを濾過し、乾燥させ
て淡黄色結晶の塩酸ニカルジピン6.7gを得た。
収率:65.1% 純度:98.8% 融点:166〜167℃ (以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]式 で表わされる2,6−ジメチル−(3−ニトロフェニル
    )−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸
    −5−B−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)エチル
    エステルに、カルボン酸活性化剤の存在下にメタノール
    を反応させることを特徴とする式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる塩酸ニカルジピンの製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0985667A4 (en) * 1997-04-25 2000-03-22 Ajinomoto Kk NEW DIHYDROPYRIDINE DERIVATIVE

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0985667A4 (en) * 1997-04-25 2000-03-22 Ajinomoto Kk NEW DIHYDROPYRIDINE DERIVATIVE
US6995179B2 (en) 1997-04-25 2006-02-07 Ajinomoto Co., Inc. Dihydropyridine derivative

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