JPH03240627A - 包装機械の充填物撹拌混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は食品等を袋詰めにする包装機械に於いて、充填
物（食品）を袋詰めにする前に攪拌、・混合する充填物
攪拌混合装置に関する。

（従来の技術） 食品等の包装機械の基本的なテーブル式包装システムは
第１図に示すように、食品（充填物）を詰める袋を貯留
しておく貯袋器２よジー枚づつ袋Ｐを取上げる袋供給工
程Ａ１食品の製造年月日を袋に捺印する年月日捺印工程
Ｂ１袋Ｐの口を開ける開袋工程Ｃ１同袋Ｐ内に食品を貯
留した貯槽３から充填ポンプ４を用いて食品を充填する
充填工程９１袋Ｐの口を閉じる袋閉塞工程Ｅ及びシール
工程Ｆ並びに包装作業が完了し外部に袋Ｐを排出する排
出工程Ｇなどで構成されておジ、各工程は回転するテー
プ１ｖｌＯ周シを同テーブルの間歇回動と共に自動的且
つ連続的に行われるようになっている。

このような包装システムに於いて、食品を袋内に充填す
る充填工程りでは貯槽３内に予め貯留されてい−る食品
は充填される食品の流れを方向制御弁５によって切替え
、充填ポンプ４を用いて所定量が吐出口６より袋Ｐ内へ
充填されるようになっている。

（発明が解決しようとする課題） 包装対象とされる食品は一般に一種類だけでなく性状の
異なる数種類のもので構成されているのが殆んどで、こ
れらは貯槽内に於いて良く攪拌、・混合されたのち袋詰
めにされる。

ところが従来の攪拌、混合方法は複数の羽根を容器内で
同一方向へ回転させ各羽根のプロペラ機構によって対流
を生ぜしめて混合させるもので、中には容器壁に設けた
邪魔板によって渦流を発生させ、混合の促進と均一化を
図るようにしたものなどがあるが、何れも液全体は同一
方向へ回転するため特に分離、浮遊、沈荒し易い食品は
混り難いと言う欠点があった。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記問題点を解決せんとするものであって、上
記攪拌羽根を回転駆動させるモータの回転を制御して羽
根の回転運動に変速、反転を任意に付加せしめるための
制御装置を設けたことを特徴とする。

（作用） 攪拌羽根用の制御装置を設けることによって攪拌羽根の
回転に変速又は反転が自由に行われ、従って容器内の液
体に対して混合を促進させるような乱れた流れを生起さ
せるような作用を与える。

（実施例） 本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第２図Ａに於いて貯槽３内部には別途手段によって供給
された液状又は流動状充填物７が貯留されている。

同貯糟３の下部には充填物７の流れ方向を適宜切替える
ための方向制御弁５が設けられており、また同制御弁５
には充填物７の通る吐出路８及び吐出口９及び所定量の
充填物７を吐出せしめる充填ポンプ４などが併設されて
いる。

とソに該貯ｐａ３内には１枚又は複数枚の攪拌羽根１０
が回転軸１１に植設されてなり、モータ１２の駆動によ
って回転し貯槽３内に貯留されている複数種類の充填物
７を攪拌、混合させるようになっている。しかして、１
３は前記モータ１２用の制御装置であり、貯槽内充填物
７の性状に応じてモータ１２の回転即ち攪拌羽根１００
回転速度を変え、又は回転方向を反転させるなどの変速
、反転が適宜組合せ状態で任意に制御できるようになっ
ている。

次に本発明に係る充填物の攪拌１．混合、充填作用を説
明すると、別途手段によって貯槽３内に供給貯留されて
いる充填物７は、先づモータ１２を駆動し回転軸１１を
介して攪拌羽根ｌＯを回転させることにより撹拌、混合
されるが、このさいモータ１２即ち攪拌羽根１０の回転
動作は制御装置１３によって混合対象たる充填物７の種
類や性状即ち分離性、浮遊性、沈澱し易さなどに応じて
所定時間、所要日数だけ変速され、又は反転動作が加え
られるなど任意に制御されて貯槽内充填物は充分に混合
される。しかして、充分に混合された充填物７は方向制
御弁５によって切替えられ、充填ポンプ４によって所定
量が吐出路８を経て吐出口９より袋Ｐ内へ吐出充填され
る。

な訃、第２図Ｂは充填ポンプ４によって同ポンプ４内に
所定量の充填物７が吸入されているところを示し、この
後方向制御弁５が切替えられて吐出側へつなが９、第２
図Ａの矢印のように流れて吐出口９から袋Ｐ内へ充填せ
しめられる。

上記実施例では攪拌羽根を貯槽１内へ上方から配設させ
たものについて説明したが、貯槽１の側方或いは底面側
へ配設させるようになしても良い。

（発明の効果→ 以上説明したように貯槽内の充填物を攪拌・混合するに
さいし、攪拌羽根駆動用モータの回転動作を制御装置を
用いて自由に制御できることから、対象充填物の性状に
応じて羽根スピードは勿論のこと、反転、変速切替時間
又は回数などが単独或いは適宜な組合せで任意に制御で
きるものとなり、■様々な充填物に対して充分均一な混
合状態を作ることができる。■繊維状のものに対しても
反転動作を加味することが出来るので絡みつきなどのト
ラブルの発生がなくなる。従って、品質及び生産性の大
巾向上る図ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はテーブル式包装システムの略式斜視図、第２図
Ａ、Ｂは作用説明図である。 ｌ・・・回転テープ／Ｖ　　２・・・貯袋器３・・・貯
槽　　　　　４・・・充填ポンプ５・・・方向制御弁　
　６・・・吐出ロア・・・充填物　　　　ＩＯ・・・撹
拌羽根１２・・・モータ　　　１３・・・制御装置Ａ・
・・袋供給二［Ｂ・・・年月日捺印工程Ｃ・・・開袋工
程　　　Ｄ・・・充填工程Ｅ・・・袋閉塞工程　　　　
Ｆ・・・・シール工程排出工程

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）充填物を予め貯留する貯槽と、同貯槽内に設置さ
   れ且つ上記充填物を攪拌混合する攪拌羽根と、前記貯槽
   の下部にあつて攪拌混合された充填物の流れを吸入側又
   は吐出側へ切替える方向制御弁と、同方向制御弁に連な
   る吐出路を経て吐出口より袋内へ所定量の充填物を吐出
   充填せしめる充填ポンプなどより成る充填物攪拌混合装
   置において、植設された前記攪拌羽根に回転力を与える
   回転軸を駆動するモータを任意に制御する制御装置を設
   けてなることを特徴とした包装機械の充填物攪拌混合装
   置。