JPH0324026Y2 - - Google Patents

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JPH0324026Y2
JPH0324026Y2 JP1986173892U JP17389286U JPH0324026Y2 JP H0324026 Y2 JPH0324026 Y2 JP H0324026Y2 JP 1986173892 U JP1986173892 U JP 1986173892U JP 17389286 U JP17389286 U JP 17389286U JP H0324026 Y2 JPH0324026 Y2 JP H0324026Y2
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JP
Japan
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seat plate
rod
leg
hole
leg rod
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JP1986173892U
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JPS6378559U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は基台の下側三方に脚杆を開脚自在に枢
着した稲架け、タバコ干し、またはふとん干し等
に利用する稲架け等の三脚式物干具に関する。
〔従来技術〕
従来、乾燥するために架けられた稲竿等が加重
や強風によつて倒伏したり破損したりすることを
防止するため実公昭47−31333号公報の稲架具が
公知である。この稲架具は、第1の竿掛杆を上部
に設けた基板の下側三方に脚杆を設け、この脚杆
に第2の竿掛杆を設けると共に、脚杆の下端寄り
に円盤状の座板を固着したものであつて、第1及
び第2の竿掛杆に竿を掛け、この竿に稲を吊り下
げて乾燥するものである。しかしながら、この場
合脚杆の下端に座板を固着するため、閉脚時座板
相互が当接し、コンパクトに折りたたむことがで
きず、持ち運び、運送、格納等に不便である。ま
た閉脚時のスペースを小型化するためには座板を
小型化しなければならないため、接地面積が小さ
くなり安定性に劣る問題点がある。
この問題点を解決するため実公昭50−44993号
公報において脚杆に座板を着脱自在に設けた自在
稲架が開示されており、これは前記脚杆の下部側
に座板の貫通孔を遊挿するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来技術においては、脚杆の下部側に座板
の貫通孔を遊挿するものであるため脚杆から座板
が抜け落ち易く、設置時には地面上に配した座板
の貫通孔に脚杆を一脚ずつ位置合せしながら差し
込まなければならず設置作業が煩雑になるという
問題を有していた。
本考案は前記問題点を解決して、閉脚時の収納
性を向上すると共に、設置作業が容易で開脚時に
は安定性の高い座板を有する稲架け等の三脚式物
干具を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は座板3を合成樹脂により円錐形の円盤
状に形成し、この座板3に内方に向う凸部4Aを
有する略双頭円形の貫通孔4を形成し、この貫通
孔4を中心として前記座板3の下面に放射状に補
強リブ5を形成し、前記脚杆2の下端寄りにテー
パ部6を設け、このテーパ部6に凹部6Aを設
け、前記凸部4Aを前記凹部6Aに嵌合するよう
にして前記座板3の貫通孔4を前記脚杆2のテー
パ部6に着脱自在に圧入するものである。
〔作 用〕
開脚時は脚杆2に座板3を圧入し、閉脚時は座
板3を取りはずす。
〔実施例〕
本考案の第1実施例を第1図ないし第3図を参
照して説明する。
1は鋼製の基台であつて、この基台1は三方に
横設する下方を開口した箱型の取付枠1Aの中心
部に三角板1Bを固着したものであつて、この基
台1の下側三方にはパイプ製の脚杆2を開閉脚自
在に取付ける。すなわち脚杆2の上端を取付枠1
Aに軸着する。そして脚杆2の下端寄りに合成樹
脂製の座板3を着脱自在に取付ける。この座板3
は中央部を隆起した円錐形の円盤であつて、中央
部には凸部4Aによつて非円形である双頭円形、
すなわち8の字形をなすようにした貫通孔4を形
成し、また裏面には補強リブ5を設ける。さらに
前記脚杆2の下端より適所までテーパ部6を形成
すると共に、該テーパ部6の断面を凹部6Aによ
つて貫通孔4と相似するように形成する。
7は基台1の中央部を廻動自在に貫通する棒杆
8の上端に設けた略Y字型の第1の竿掛杆であつ
て、棒杆8の下部には多段に吊下げ鉤状の第2の
竿掛杆9を設ける。10は脚杆2に多段に設けた
第3の竿掛杆であつて、この第3の竿掛杆10は
脚杆2に固設したカラー11に挿入する基部10
Bの上方に四分の一円弧状の竿掛杆10Aを連設
したものである。
次に前記構成についてその作用を説明する。
まず、脚杆2の下端に座板3の貫通孔4を差し
込み、凸部4Aと凹部6Aが嵌合した状態で貫通
孔4とテーパ部6が圧着するまで挿入して仮固定
する。このようにして座板3を脚杆2に仮固定し
た後、脚杆2を開脚し座板3が地面に密着するよ
うに脚杆2の下端を地面に差し込み固定する。こ
の際、座板3は貫通孔4の凸部4Aとテーパ部6
との圧着状態によつて廻動することはなく確実に
固定できる。
このように、一対の物干具を設置した後、第1
の竿掛杆7、第2の竿掛杆9及び第3の竿掛杆1
0の適所に竿12を各々掛け、この竿12に稲
(図示せず)等を吊り下げて乾燥するものである。
一方、物干具を撤去する場合は、座板3を脚杆
2より引き抜いた後、脚杆2を閉脚して持ち運
び、運搬、格納することができる。
以上のように、座板3を脚杆2に着脱自在とす
ることによつて、閉脚時においては座板3に邪魔
されることなく各脚杆2相互を当接でき、コンパ
クトに閉脚できる。又座板3を径大化して、設置
時の接地面積を大きくでき安定性を向上できる。
さらに、凸部4Aと凹部6Aの嵌合によつて、
座板3の脚杆2に対する回転を防止でき、脚杆2
と座板3の固定を堅牢とすることができる。
しかも、脚杆2の下端寄りにテーパ部6を形成
したことによつて、座板3を脚杆2に圧入でき、
固定力を一層向上することができる。
また、座板3を合成樹脂により円錐形の円盤状
に形成するとともに貫通孔4を中心として座板3
の下面に放射状に補強リブ5を形成したものであ
るから、平板状に座板を形成した場合に比べて、
前記径大化した座板3は強度的に優れ、かつ貫通
孔4を中心とした補強リブ5により貫通孔4の変
形が防止される。さらに貫通孔4及びテーパ部6
の平断面は略双頭円形に形成されているから、丸
形あるいは四角形に比べて貫通孔4と脚杆2との
圧着部分が大となり、相互の固定が強固となる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、種々の変形が可能である。又本考案の物干
具は昆布、魚、野菜干しや、トマト、キユウリ、
豆類等の支柱として用いることができる。
〔考案の効果〕
本考案は基台の下側三方に脚杆の上端を開脚自
在に枢着し、前記基台又は脚杆に竿掛杆を設ける
と共に、この脚杆の下端寄りに座板を設ける三脚
式物干具において、前記座板を合成樹脂により円
錐形の円板状に形成し、この座板に内方に向う凸
部を有する略双頭円形の貫通孔を形成し、この貫
通孔を中心として前記座板の下面に放射状に補強
リブを形成し、前記脚杆の下端寄りにテーパ部を
設け、このテーパ部に凹部を設け、前記凸部を前
記凹部に嵌合するようにして前記座板の貫通孔を
前記脚杆のテーパ部に着脱自在に圧入するもので
あり、設置作業が容易であるとともに開脚時は座
板により安定性が良く、一方閉脚時は座板を取り
去つてコンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図は要部の断面図、第3図は第2図のA−A線
断面図である。 1……基台、2……脚杆、3……座板、4A…
…凸部、4……貫通孔、5……補強リブ6……テ
ーパ部、6A……凹部、7,9,10……竿掛
杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台の下側三方に脚杆の上端を開脚自在に枢着
    し、前記基台又は脚杆に竿掛杆を設けると共に、
    この脚杆の下端寄りに座板を設ける三脚式物干具
    において、前記座板を合成樹脂により円錐形の円
    盤状に形成し、この座板に内方に向う凸部を有す
    る略双頭円形の貫通孔を形成し、この貫通孔を中
    心として前記座板の下面に放射状に補強リブを形
    成し、前記脚杆の下端寄りにテーパ部を設け、こ
    のテーパ部に凹部を設け、前記凸部を前記凹部に
    嵌合するようにして前記座板の貫通孔を前記脚杆
    のテーパ部に着脱自在に圧入することを特徴とす
    る稲架け等の三脚式物干具。
JP1986173892U 1986-11-12 1986-11-12 Expired JPH0324026Y2 (ja)

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JP1986173892U JPH0324026Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12

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JP1986173892U JPH0324026Y2 (ja) 1986-11-12 1986-11-12

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Publication Number Publication Date
JPS6378559U JPS6378559U (ja) 1988-05-24
JPH0324026Y2 true JPH0324026Y2 (ja) 1991-05-24

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ID=31111779

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044993U (ja) * 1973-08-24 1975-05-07
JPS5348774U (ja) * 1976-09-27 1978-04-25

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5044993U (ja) * 1973-08-24 1975-05-07
JPS5348774U (ja) * 1976-09-27 1978-04-25

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JPS6378559U (ja) 1988-05-24

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