JPH03240008A - レンズ装置 - Google Patents

レンズ装置

Info

Publication number
JPH03240008A
JPH03240008A JP3637790A JP3637790A JPH03240008A JP H03240008 A JPH03240008 A JP H03240008A JP 3637790 A JP3637790 A JP 3637790A JP 3637790 A JP3637790 A JP 3637790A JP H03240008 A JPH03240008 A JP H03240008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
air chamber
lenses
lens barrel
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3637790A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2822539B2 (ja
Inventor
Masaki Yamada
政樹 山田
Naohira Watanabe
渡辺 直平
Hisao Takemae
久夫 竹前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP3637790A priority Critical patent/JP2822539B2/ja
Publication of JPH03240008A publication Critical patent/JPH03240008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2822539B2 publication Critical patent/JP2822539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、写真撮影用、テレビジョン撮影用等として用
いられるレンズ装置に関するものである。
[従来の技術] テレビカメラ装置等として用いられるレンズ装置は、一
般に、レンズ鏡筒内に絞りその他の部材と共に複数のレ
ンズか装着される。これらのレンズのうち、被写体側に
はフォーカス用のレンズ群が配置されている。そして、
このフォーカス用のレンズ群は、通常、最も被写体側に
位置し、直接外気に接触する第1のレンズと、該第1の
レンズの内側に設けた第2のレンズとの一対のレンズで
構成され、これら第1.第2の両レンズはその外周側部
分か相互に接触しており、この部分は塗料等によって密
閉されている。
[発明が解決しようとする課題] ところて、前述したテレビカメラ装置等は室内だけでな
く、屋外に持ち出して撮影を行ったりすることもあり、
屋外における撮影時に周囲温度か低下すると、外気に直
接曝されている第1レンズの内面が露結することがある
。このようにレンズ面に露結か生じると、映像の品質が
低下するという不都合を生じる。
かかるレンズの露結を防止するために、例えば、この両
レンズ間に乾燥した空気や窒素ガス等を封入する方法が
あるが、製造、封入確認検査等のコストアップ要因が高
いと共に、封入後の持続性に対して保障しにくい問題点
かある。
ところで、一般に、ある程度密閉された室内において温
度差かあると、最も低い温度域の壁面に露結か集中的に
発生することになる。フォーカス用のレンズ群のうち、
最も被写体側に位置し、外気に曝されている第1レンズ
は通常負のレンズて構成され、このレンズはその中心部
分か最も薄肉て、周辺部に向かうに従って厚みが大きく
なることから、フォーカス用の2つのレンズによって区
画形成される空気室のうち、この第1レンズの中心部分
及びその近傍位置か最も速く冷却されて、この空気質の
温度が低下することになる。このために、最も低い温度
域である第1レンズの中心部分に露結か生じることにな
るのである。
本発明は叙上の点に着目してなされたものであって、レ
ンズ面以外の部分を最も速く冷却されるようにすること
によって、レンズ面に露結が発生したり、曇ったりする
のを確実に防止することがてきるレンズ装置を提供する
ことをその目的とするものである。
[課題を解決するための手段1 前述した目的を達成するために、本発明は、最も被写体
に近い第1レンズと該第1レンズに隣接させて設けた第
2レンズとの間に区画形成されるレンズ間空気室と、前
記第1.第2レンズ及びレンズ鏡筒壁によって区画形成
される環状空気室との間を連通させる構成としたこと澄
その特徴とするものである。
[作用ル レンズ鏡筒は通常金属、特にアルミニウムて形成されて
いる。このアルミニウムの熱伝導率はレンズを構成する
ガラスと比較して数百倍である。
従って、レンズ装置を冷気下に置くと、レンズよりレン
ズ鏡筒の方が速く冷却されることになり、このためにレ
ンズ間空気室より環状空気室におけるレンズ鏡筒壁の部
位の方が低温状態となる。そこで、この雨空気室を連通
させて、これらを一体の空気室となすことにより、この
空気室全体のうち、最も低温域であるレンズ鏡筒壁面に
露結が集中して起こるようになり、レンズ面に露結した
り、曇ったりするのを確実に防止することができるよう
になる。
[実施例] 以下1本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
まず、第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示す
もので、図中において、1はレンズ鏡筒な示し、該レン
ズ鏡筒lはアルミニウム薄板を段付き円筒状に形成した
ものである。このレンズ鏡筒l内には、他のレンズ等と
共にフォーカス用レンズ群を構成する第1レンズ2と第
2レンズ3とが配設されている。ここで、第1レンズ2
は最も被写体側に位置するものであるから、該第1レン
ズ2は直接外気と接触する状態となっている。
第2レンズ3はレンズ鏡筒1内に設けた円環状の受は部
1aに当接させることによって、それを光軸方向及び光
軸と直交する方向に位置決めさせている。また、第1レ
ンズ2はレンズ鏡筒1内に設けた支持部1bによって光
軸と直交する方向に位置決めされており、光軸方向にお
いては、レンズ鏡筒1の先端側に螺入した止めリング4
によって第2レンズ3に当接する方向に追い込むことに
より位置決めする構成となっている。
従って、第1.第2レンズ2,3間にはレンズ間空気室
5が形成され、またこれら第1.第2レンズ2.3の端
面とレンズ鏡筒1の内面における受は部1aと支持部1
bとの間の部分には環状空気室6が形成されている。そ
して、これらレンズ間空気室5と環状空気室6との間を
連通させるために、第1レンズ2の第2レンズ3への当
接部には、第2図からも明らかなように、半径方向に向
けて連通溝7か上下2箇所形成されている。
本実施例は前述のように構成されるもので、例えば寒冷
地で撮影を行う場合において、収納ケースからレンズ装
置を取り出したとき等のように、レンズ装置に急激な温
度変化か生じて、該レンズ装置に冷気か接すると、まず
レンズと比較して数百倍も熱伝導率の高いアルミニウム
からなるレンズ鏡筒1か冷却され、次いて外気に直接曝
されている第1レンズ2か冷却されることになる。
ここて、レンズ鏡筒1の壁面を隔壁の一部とする環状空
気室6は第1レンズ2と第2レンズ3との間に形成され
るレンズ間空気室5と連通溝7によって連通しているか
ら、両空気室5.6は一体化せしめられている。従って
、これら両空気室5.6のうち、環状空気室6・におけ
るレンズ鏡筒1の壁面部分か最も低温状態となって、冷
気によってこの部分は露結することかある。しかしなが
ら、第1、第2のレンズ2.3の各面、とりわけ外気に
直接接触する第1レンズ2のうちの最も薄肉となった中
心部分か露結したり曇ったりすることはなく、撮影時に
良好な視野か確保される。
次に、第3図乃至第5図は本発明の第2の実施例を示し
、本実施例においては、レンズ間空気室5と環状空気室
6との間を連結させるために、円環状のスペーサ10を
設け、該スペーサ10に半径方向に1または複数(図面
においては2箇所)の凹部10aを形成するようにした
ものか示されている。そして、このスペーサ10は簾ル
ンズ2と第2レンズ3との間に挟み込むようにして設置
されるものてあり、このために、該第1.第2の各レン
ズ2.3の接合部分を平坦部2a、 3aとなし、この
平坦部2a、 3a間にスペーサ10を挾持するように
している。
このように構成しても、レンズ間空気室5と環状空気室
6との間を連通させることかてきるようになり、直接外
気に接触する第1レンズ2が曇るのを防止することかで
きる。なお、スペーサ10は必ずしも円環状に形成する
必要はなく、複数部片に分割した円弧状のものて形成し
てもよい。
さらに、第6図は本発明の第3の実施例を示し、本実施
例においては、前述した第2の実施例におけるスペーサ
をレンズ鏡筒1に一体的に設けた環状隔壁20で形成し
、この環状隔壁20に、該レンズ鏡筒1の壁面と該環状
隔壁20及び第1レンズ2を光軸と直交する方向に位置
決めする支持部1b及び該第1レンズ2の端面との間に
形成される環状空気室6′と、第1.第2レンズ2.3
間のレンズ間空気室5との間を連通させるための連通溝
20aを形成する。これによっても、第1レンズ2の曇
り防止機能を発揮させることかできる。
なお、本実施例の場合には、環状隔壁20は第1レンズ
2及び第2レンズ3か当接せしめられるようになってい
る関係から、第1レンズ2を光軸方向に固定するために
、設けられる止めリング4と同様の止めリング21を第
2レンズ3側にも設けるようにしている。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明は、第1.第2レンズによ
って区画形成されるレンズ間空気室と、前記第1.第2
レンズ及びレンズ鏡筒壁によって区画形成される環状空
気室との間を連通させる構成としたので、レンズ装置を
冷気下に置いても、直接外気に接触する最も被写体側に
位置する第1レンズの内面が露結したり、曇ったりする
のを確実に防止することかてきるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示すもので
、第1図はレンズ装置の要部断面図、第2図は第1レン
ズの右側面図、第3図乃至第5図は本発明の第2の実施
例を示し、第3図はレンズ装置の要部断面図、第4図は
スペーサの右側面図、第5図は第4図の平面図、第6図
は本発明の第3の実施例を示すレンズ装置の要部断面図
である。 1:レンズ鏡筒、2:第1レンズ、3:第2レンズ、5
:レンズ間空気室、6.6’  :環状空気室、7:連
通溝、10.スペーサ、 loa :凹部、20:環状
隔壁、20a:連通溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  金属等の熱伝導率の高い部材からなるレンズ鏡筒内に
    複数のレンズを装着したレンズ装置において、最も被写
    体に近い第1レンズと該第1レンズに隣接させて設けた
    第2レンズとの間に区画形成されるレンズ間空気室と、
    前記第1、第2レンズ及びレンズ鏡筒壁によって区画形
    成される環状空気室との間を連通させる構成としたこと
    を特徴とするレンズ装置。
JP3637790A 1990-02-19 1990-02-19 レンズ装置 Expired - Lifetime JP2822539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3637790A JP2822539B2 (ja) 1990-02-19 1990-02-19 レンズ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3637790A JP2822539B2 (ja) 1990-02-19 1990-02-19 レンズ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03240008A true JPH03240008A (ja) 1991-10-25
JP2822539B2 JP2822539B2 (ja) 1998-11-11

Family

ID=12468159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3637790A Expired - Lifetime JP2822539B2 (ja) 1990-02-19 1990-02-19 レンズ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2822539B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10148745A (ja) * 1996-11-15 1998-06-02 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズ装置
JP2002221649A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 Konica Corp 光学ユニット及び光学装置
JP2006017795A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Konica Minolta Opto Inc 組み合わせレンズとその製造方法
JP2008139559A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Mitsubishi Electric Corp レンズユニット
JP2008191280A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Topcon Corp レンズモジュール
JP2008233237A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 光学部材、撮像装置及び車載カメラ用鏡筒
JP2009244786A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Fujinon Corp レンズ組立体および撮像装置
WO2010087270A1 (ja) * 2009-01-28 2010-08-05 京セラ株式会社 撮像モジュール
JP2013254039A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Olympus Imaging Corp レンズ装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10148745A (ja) * 1996-11-15 1998-06-02 Fuji Photo Optical Co Ltd レンズ装置
JP2002221649A (ja) * 2001-01-24 2002-08-09 Konica Corp 光学ユニット及び光学装置
JP2006017795A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Konica Minolta Opto Inc 組み合わせレンズとその製造方法
JP2008139559A (ja) * 2006-12-01 2008-06-19 Mitsubishi Electric Corp レンズユニット
JP2008191280A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Topcon Corp レンズモジュール
JP2008233237A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Sumitomo Electric Ind Ltd 光学部材、撮像装置及び車載カメラ用鏡筒
JP2009244786A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Fujinon Corp レンズ組立体および撮像装置
WO2010087270A1 (ja) * 2009-01-28 2010-08-05 京セラ株式会社 撮像モジュール
JP2013254039A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Olympus Imaging Corp レンズ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2822539B2 (ja) 1998-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2295802A (en) Reflective optical system
US5505804A (en) Method of producing a condenser lens substrate
JPH03240008A (ja) レンズ装置
TW201629564A (zh) 鏡頭模組
JP2006293346A (ja) 光路装置
EP0135216B1 (en) Projection lens system
CN106054508A (zh) 投影机及光机模块
US4672458A (en) Projection television systems having lens tilt compensation member
US20200409024A1 (en) Lens module and electronic device
US5029993A (en) Lens system for projection television receivers
JP6890447B2 (ja) 光学レンズ装置
US5293226A (en) Three tube color television projection display device
JPH068930B2 (ja) 投写レンズ系
US4365183A (en) Projection televison tube and process for forming same
US4409515A (en) Projection television tube and process for forming same
JPS6233243Y2 (ja)
JPH05232432A (ja) 液晶プロジェクタの冷却装置
JPS612112A (ja) プラスチツクレンズの保持装置
JPH06194740A (ja) 透過式スクリーンおよびその製造方法ならびにこの透過式スクリーンを用いた投写形ディスプレイ装置
JP2007274288A (ja) 撮像素子冷却容器
JPH04136804A (ja) レンズ鏡筒構造体
JP3281939B2 (ja) 投写レンズ装置
KR100234193B1 (ko) 프로젝션 광학계
JP2797422B2 (ja) 色分解光学系
JP3272762B2 (ja) 画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080904

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090904

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090904

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100904

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100904

Year of fee payment: 12