JP3281939B2 - 投写レンズ装置 - Google Patents

投写レンズ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管等の画像形成
手段による画像を投写レンズ系を介して拡大投影する投
写レンズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の投写レンズ装置の構成を
示す断面図であり、図7はこのVII-VII 線における断面
図である。図中1は陰極線管であり、1aは陰極線管1の
蛍光面、1bは陰極線管1の管面である。この管面1bは、
アルミダイカスト製のカプラ4を介して第1のレンズ2
と対向せしめてあり、さらにレンズ2の前方(図におい
て右側)にはレンズ鏡筒3aに保持されたレンズ群3が配
設されている。そして、レンズ2とレンズ鏡筒3aとの間
には、中央部に光を通すための開口部を有し、X線遮蔽
を兼ねたレンズ固定板6が介在させてある。
【0003】これら陰極線管1,レンズ2,レンズ鏡筒
3a及びカプラ4の構造を詳しく説明する。カプラ4は中
央部が開口されており、一面側にはこの開口部の周囲に
凹部が形成されている。この一面側にはパッキン5を介
してレンズ2が嵌合,固定されており、他面側にはパッ
キン5を介して陰極線管1が固定されている。レンズ鏡
筒3aのレンズ2側の面にはレンズ2に外接する軸出しピ
ン3bが周方向における3箇所以上に設けられており、さ
らに軸出しピン3bの外周側の2箇所以上にはガイドピン
3cが設けられており、カプラ4のこれらに対応する位置
には穴が設けられている。レンズ固定板6にも軸出しピ
ン3b及びガイドピン3cを挿嵌するための孔が設けられて
いる。そしてレンズ2が嵌合されたカプラ4の凹部に、
レンズ鏡筒3aの軸出しピン3bをレンズ2に外接させ、か
つカプラ4の外周部に設けられた凹部にガイドピン3cを
嵌合して、陰極線管1,レンズ2,レンズ群3の光軸を
一致させるようになしてある。
【0004】またカプラ4にはレンズ固定板6の位置決
めのための位置決めピン4aが、レンズ固定板6のこれに
対応する位置には孔が夫々設けられている。そして複数
個のネジ21にてレンズ固定板6をカプラ4にネジ止め固
定し、複数個のネジ22にてレンズ鏡筒3aをカプラ4にネ
ジ止め固定してある。さらに陰極線管1,レンズ2及び
カプラ4にて囲まれた空間には、光学的カップリングと
冷却の目的で液体7が封入されている。
【0005】従来の投写レンズ装置は以上のように構成
されており、カプラ4の位置決めピン4aをレンズ固定板
6の孔に嵌合させることにより、陰極線管1とレンズ
2,レンズ鏡筒3aとの光軸合わせがなされる。またレン
ズ2とレンズ鏡筒3aとの間隔はレンズ固定板6の板厚寸
法精度及び取付精度により決定される。そしてレンズ2
とレンズ鏡筒3aとの光軸合わせはレンズ鏡筒3aに設けら
れた軸出しピン3bをレンズ2の外周に外接させることに
よりなされる。このようにして組み立てられた投写レン
ズ装置により陰極線管1の蛍光面1aに映出された映像は
液体7を介して拡大投写され、図示しないスクリーン上
に結像されて観察者により観察される。
【0006】他の従来装置として、特開平1−273491号
公報にはレンズの周縁に径方向に突出した突起を設け、
レンズ鏡筒に対する位置決めを行えるようにした装置が
開示されている。さらに実開平2-44481号公報には取り
付け部材を介してレンズをカプラに固定した装置が開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように図6,図
7に示す従来の投写レンズ装置では、陰極線管1とレン
ズ2,レンズ鏡筒3aとの光軸合わせに、カプラ4とレン
ズ固定板6とが介在しているため、各部品の寸法精度及
び取付精度により光軸が大きくずれる可能性が高い。ま
たレンズ2を、レンズ鏡筒3aの軸出しピン3bと共にカプ
ラ4の中央部の凹部に嵌合して光軸合わせする場合は以
下のような問題がある。即ち装置における映写時に陰極
線管1及び液体7の温度が上昇するため、レンズ2及び
カプラ4がこの温度上昇の影響を強く受けて熱膨張する
が、熱膨張係数はアルミダイカスト製のカプラ4よりア
クリル製のレンズ2の方が大きいため、レンズ2に歪が
生じレンズ性能が著しく低下してしまうのである。
【0008】またカプラ4にレンズ2をレンズ固定板6
と共にネジ21にてネジ固定し、レンズ鏡筒3aをネジ22に
てネジ固定するため、レンズ固定板6及びレンズ鏡筒3a
に大きな歪が生じた場合、その影響により各レンズ面が
理想値より大きくずれて良質な映像が得られないという
問題がある。さらにレンズ2とレンズ鏡筒3aとの間に、
板厚のバラツキ等、寸法管理が難しい板金製のレンズ固
定板6が介在するため、レンズ2とレンズ群3との間隔
のバラツキが大きくなり、レンズ性能、ひいては映像の
質に影響するという問題がある。
【0009】本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたも
のであり、レンズ系の光軸合わせが精度良く行え、熱膨
張による影響が少ない投写レンズ装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る投写レン
ズ装置は、保持具の凹部に周方向に複数設けられた突起
と、該突起がレンズの半径方向に移動可能なようにレン
ズの縁部に設けられた複数の嵌合部とを備え、該嵌合部
に前記突起を係入してあることを特徴とする。
【0011】第2発明に係る投写レンズ装置は、第1発
明において、嵌合部として切欠を備えることを特徴とす
る。
【0012】第3発明に係る投写レンズ装置は、第1発
明において、嵌合部として孔を備えることを特徴とす
る。
【0013】第4発明に係る投写レンズ装置は、レンズ
鏡筒のレンズ固定板との対向面に突設された周方向に複
突起と、レンズ固定板の前記突起の夫々に対応する
位置に貫通形成された孔とを備え、前記突起は、夫々に
対応する孔を通して前記レンズの縁部に当接させてあ
ことを特徴とする。
【0014】第5発明に係る投写レンズ装置は、レンズ
の縁部の周方向の複数位置に設けられ、レンズの半径方
向に所定長を有する長孔と、レンズ固定板の前記長孔の
夫々に対応する位置に貫通形成された嵌合とを備え、
夫々の嵌合孔及び長孔に締め付け具を通して締め付ける
ことにより、前記レンズ及びレンズ固定板を保持具に固
定してあることを特徴とする。
【0015】第6発明に係る投写レンズ装置は、第5発
明における長孔が、レンズの周縁に連続する切欠孔とし
てあることを特徴とする。
【0016】
【0017】
【作用】第1〜第3発明にあっては、保持具に形成され
た突起を係入し、レンズの径方向にこの突起が移動する
ことが可能な切欠,孔等の嵌合部をレンズに設けてある
ので、熱膨張係数の違いによるレンズの歪を軽減するこ
とができる。また画像形成手段とレンズ及びレンズ群と
の光軸合わせを直接的に行えるので、画像形成手段,レ
ンズ及びレンズ群の光軸を精度良く合わせることが可能
となる。
【0018】第4発明にあっては、レンズの周縁部をレ
ンズ鏡筒に突設された複数の突起と保持具との間に挾持
し、熱膨張係数の違いによるレンズの歪を軽減する。ま
た、レンズとレンズ群との間隔レンズ鏡筒に形成され
た突起により決定、レンズ固定板の板厚のバラツキに
よる影響を軽減する。
【0019】第5、第6発明にあっては、レンズの縁部
の周方向の複数位置に長孔を設け、これらの長孔と、レ
ンズ固定板に貫通形成された嵌合孔とに通し締め付け
により、レンズ,レンズ固定板を保持具に固定して
第1〜第3発明と同様の効果を得ると共に、レンズの固
定位置を従来よりも半径方向において内側と、レンズ
が受けるレンズ鏡筒の熱膨張等の影響を軽減する。更
に、レンズに設ける長孔を周縁に連続する切欠孔とし、
これらの長孔の形成を容易とする。
【0020】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
き具体的に説明する。 実施例1.図1は第1,第2発明に係る投写レンズ装置
を示す断面図であり、図2は図1のII−II線における断
面図である。図中1は画像形成手段である陰極線管であ
り、1aは陰極線管1の蛍光面、1bは陰極線管1の管面で
ある。この管面1bは、中央部が開口されたアルミダイカ
スト製の保持具であるカプラ4を介して、周縁に平坦部
2aを有する第1のレンズ2と対向せしめてあり、さらに
レンズ2の前方(図において右側)にはレンズ鏡筒3aに
保持されたレンズ群3が配設されている。そして、レン
ズ2とレンズ鏡筒3aとの間には、中央部に光を通すため
の開口部を有し、X線遮蔽を兼ねたレンズ固定板6が介
在させてある。
【0021】これら陰極線管1,レンズ2,レンズ鏡筒
3a及びカプラ4の構造を詳しく説明する。カプラ4の一
面側にはレンズ2及びこの平坦部2aを内嵌するための凹
部が設けられており、この凹部の内周側には溝が設けら
れている。この溝にはパッキン5を挿嵌してあり、レン
ズ2とカプラ4とはパッキン5を介して固定されてい
る。またカプラ4の他面側にも溝が設けられており、こ
の溝にパッキン5を挿嵌してあり、陰極線管1の管面1b
とカプラ4ともこのパッキン5を介して固定されてい
る。
【0022】そしてレンズ2の平坦部2aには、半径方向
に所定長を有する切欠8が周方向の3箇所以上に設けら
れ、カプラ4にはこの切欠8に係入され、レンズ2の半
径方向に移動可能な軸出しピン9が形成されている。切
欠8に軸出しピン9を係入して、陰極線管1の光軸とレ
ンズ2の光軸とを合わせるようになしてある。またレン
ズ鏡筒3aのレンズ2側の面には平坦部2aに外接する軸出
しピン3bが周方向において3箇所以上に設けられ、カプ
ラ4にはこれに対応する位置に穴が設けられている。さ
らに2箇所以上にガイドピン3cが設けられており、カプ
ラ4にはこれに対応する位置に穴が設けられている。レ
ンズ鏡筒3aの軸出しピン3bを、カプラ4の凹部周囲の穴
に嵌入させるため、ガイドピン3cを、カプラ4の外周部
に設けられた穴に嵌入して、既に一致させてある陰極線
管1及びレンズ2の光軸とレンズ群3の光軸とを一致さ
せるようになしてある。
【0023】レンズ固定板6にも軸出しピン3b及びガイ
ドピン3cを挿嵌するための孔が設けられている。そして
以上のような構成にてレンズ2をカプラ4に嵌合した
後、従来と同様のレンズ固定板6を装着し、ネジ21にて
ネジ止めし、さらにレンズ鏡筒3aの軸出しピン3bを、カ
プラ4の中央部に設けられた凹部にレンズ2の平坦部2a
に外接させて嵌合し、ガイドピン3cを、カプラ4の外周
部に設けられた凹部に嵌合した後、ネジ22にてネジ止め
することにより、陰極線管1, レンズ2及びレンズ群3
の光軸を合わせて固定してある。さらに陰極線管1とレ
ンズ2との間には、光学的カップリングと冷却の目的で
液体7が封入されている。
【0024】以上の如き構成の本発明装置においては、
陰極線管1が取り付けられたカプラ4には軸出しピン9
が設けられており、この軸出しピン9とレンズ2に設け
られてた切欠8とが3箇所以上にて直接嵌合しているの
で、陰極線管1の光軸とレンズ2の光軸とが高精度に一
致することになる。またレンズ2とレンズ群3との光軸
合わせは、レンズ鏡筒3aに設けられた3箇所以上の軸出
しピン3bがレンズ2の外周部に外接させて行われている
ので、陰極線管1,レンズ2及びレンズ群3の光軸が精
度良く合うことになる。
【0025】さらに温度上昇の影響が一番大きいレンズ
2とカプラ4との嵌合部は、レンズ2の半径方向に所定
長で設けられた切欠8に沿ってカプラ4の軸出しピン9
がスライドすることが可能な構成であり、この嵌合部が
3組以上あるため、レンズ2の熱膨張は半径方向に均一
に行われ、温度上昇によるレンズ性能の劣化を防止する
ことが可能である。従って陰極線管1の蛍光面1aに映出
された映像は液体7を通過した後、この投写レンズ装置
により拡大投写され、スクリーン上で鮮明に結像され
る。
【0026】実施例2. 図3は、第1,第3発明に係る投写レンズ装置を示す断
面図である。本実施例では、図1,図2に示す切欠8の
代わりに、軸出しピン9がレンズ2の半径方向に移動可
能な3個以上の穴10を設け、カプラ4に設けた軸出しピ
ン9の外側がこの穴10に接するようになしてある。他の
構成は図1,図2に示すものと同様である。本実施例に
おいても前述の実施例と同様の効果が得られる。
【0027】実施例3.またレンズ2には、穴10,切欠
8を混在させて設け、軸出しピン9の外側,レンズ2の
周方向の位置で接する構成としても同様の効果が得られ
る。
【0028】実施例4.図4は、第4発明に係る投写レ
ンズ装置を示す断面図である。本実施例では、レンズ鏡
筒3aのレンズ2側の面に、周方向に複数個の面間隔用ボ
ス11を設けており、レンズ固定板6にはこの面間隔用ボ
ス11と対応する位置に孔を設けている。他の構成は図
1,図2に示すものと同様である。このような構成にて
前述の実施例と同様に、レンズ2,レンズ固定板6及び
レンズ鏡筒3aをこの順に装着すると、面間隔用ボス11が
がレンズ2の平面部に直接当接するので、レンズ2とレ
ンズ群3との間隔がレンズ固定板6の板厚のバラツキに
影響されることがなくなる。
【0029】実施例5. 図5は、第5,第6発明に係る投写レンズ装置を示す断
面図である。本実施例では、レンズ2の縁部を構成する
平坦部2aに、半径方向に所定長を有し、周縁に連続する
長孔の形態をなす複数個の切欠12設けてある。またレ
ンズ固定板6には、前記切欠12の夫々に対応する位置に
貫通形成された設けられ、さらにカプラ4には、前
切欠12及び孔の夫々に対応する位置ネジ穴設けて
ある。そして、夫々の切欠12及び孔に締め付け具として
ネジ23を通し、これらのネジ23をカプラ4の対応する
ネジ穴に締め付けることにより、レンズ固定板6, レン
ズ2をカプラ4に固定している。他の構成は図1,図2
に示すものと同様である。本実施例では、ネジ23が切欠
12内において半径方向に移動可能であるので、レンズ2
とカプラ4との熱膨張係数の違いによるレンズ2の性能
劣化を防止することができる。また、ネジ23によるレン
ズ固定板6, レンズ2の固定位置が従来より半径方向に
おいて内側となるため、レンズ鏡筒3aの固定位置も従来
より内側とすることができる。これによりレンズ2が受
けるレンズ鏡筒3aの熱膨張等の影響を軽減することがで
き、またレンズ2,レンズ群3の歪の発生を軽減するこ
とができる。
【0030】実施例6. 上述の実施例5ではレンズ2に複数個の切欠12を設けて
いるが、これに代えて、レンズ2の周縁に連続しない
複数個の長孔を設け、ネジ23がレンズ2の半径方向に移
動可能となるように構成することによっても同様の効果
が得られる。
【0031】なおレンズの周方向に設ける切欠8,12及
び穴10等の位置,数は適宜設定すればよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明に係る投写レンズ装
置は、保持具に形成された突起を嵌合させ、レンズの径
方向にこの突起が移動することが可能な切欠,孔等の嵌
合部をレンズに設けてあるので、熱膨張係数の違いによ
るレンズの歪を軽減することができる。また画像形成手
段とレンズ及びレンズ群との光軸合わせを直接的に行え
るので、画像形成手段,レンズ及びレンズ群の光軸を精
度良く合わせることが可能となる。またレンズとレンズ
群との間隔はレンズ鏡筒に形成された突起により決定さ
れるため、レンズ固定板の板厚のバラツキによる影響を
軽減することができる。さらにレンズの縁部に半径方向
に所定長を有して形成された周方向に複数個の長孔又は
切欠に締め付け具を通し締め付けることにより、レン
ズ,レンズ固定板を保持具に固定するので、この締め付
け具がレンズの半径方向に移動可能であり、レンズと保
持具との熱膨張係数の違いによるレンズの歪を軽減する
ことができる。またこれによりレンズ鏡筒を保持具に締
め付け固定するための締め付け具の位置が従来よりも半
径方向において内側となるため、レンズが受けるレンズ
鏡筒の熱膨張等の影響を軽減することができる。以上よ
りレンズの性能劣化を大幅に削減することが可能となる
ので、良質の画像が安定して得られる等、本発明は優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,第2発明に係る投写レンズ装置を示す断
面図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】第1,第3発明に係る投写レンズ装置を示す断
面図である。
【図4】第4発明に係る投写レンズ装置を示す断面図で
ある。
【図5】第5,第6発明に係る投写レンズ装置を示す断
面図である。
【図6】従来の投写レンズ装置を示す断面図である。
【図7】図6のVII-VII 線における断面図である。
【符号の説明】
1 陰極線管 2 レンズ 2a 平坦部 3 レンズ群 3a レンズ鏡筒 3b,9 軸出しピン 3c ガイドピン 4 カプラ 5 パッキン 6 レンズ固定板 7 液体 8, 12 切欠 10 穴 11 面間隔用ボス

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段の前方に、レンズと、レン
    ズ鏡筒に保持されたレンズ群とが、開口部を有し、該開
    口部の周囲に前記レンズを内嵌するための凹部が形成さ
    れた保持具を介して固定されてなる投写レンズ装置にお
    いて、前記保持具の凹部に周方向に複数設けられた突起
    と、該突起がレンズの半径方向に移動可能なように前記
    レンズの縁部に設けられた複数の嵌合部とを備え、該嵌
    合部に前記突起を係入してあることを特徴とする投写レ
    ンズ装置。
  2. 【請求項2】 前記嵌合部として切欠を備えることを特
    徴とする請求項1記載の投写レンズ装置。
  3. 【請求項3】 前記嵌合部として孔を備えることを特徴
    とする請求項1記載の投写レンズ装置。
  4. 【請求項4】 画像形成手段の前方に、レンズと、レン
    ズ固定板と、レンズ鏡筒に保持されたレンズ群とが、こ
    の順に保持具を介して固定されてなる投写レンズ装置に
    おいて、前記レンズ鏡筒の前記レンズ固定板との対向面
    に突設された周方向に複数突起と、前記レンズ固定板
    前記突起の夫々に対応する位置に貫通形成された孔と
    を備え、前記突起は、夫々に対応する孔を通して前記レ
    ンズの縁部に当接させてあることを特徴とする投写レン
    ズ装置。
  5. 【請求項5】 画像形成手段の前方に、レンズと、レン
    ズ固定板と、レンズ鏡筒に保持されたレンズ群とが、こ
    の順に保持具を介して固定されてなる投写レンズ装置に
    おいて、前記レンズの縁部の周方向の複数位置に設けら
    れ、前記レンズの半径方向に所定長を有する長孔と、前
    記レンズ固定板の前記長孔の夫々に対応する位置に貫通
    形成された嵌合とを備え、夫々の嵌合孔及び長孔に締
    め付け具を通して締め付けることにより、前記レンズ及
    びレンズ固定板を前記保持具に固定してあることを特徴
    とする投写レンズ装置。
  6. 【請求項6】 前記レンズの縁部の周方向の複数位置に
    設ける長孔は、前記レンズの周縁に連続する切欠孔とし
    てあることを特徴とする請求項5記載の投写レンズ装
    置。
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