JPH0323947A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH0323947A
JPH0323947A JP15907189A JP15907189A JPH0323947A JP H0323947 A JPH0323947 A JP H0323947A JP 15907189 A JP15907189 A JP 15907189A JP 15907189 A JP15907189 A JP 15907189A JP H0323947 A JPH0323947 A JP H0323947A
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和也 岩田
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片柳 純
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクを吐出して記録媒体に所望の画像の記
録を行うインクジェット記録装置に関し、特に記録媒体
に付着したインクの定着を促進するための定着手段を備
えたインクジェット記録装置に関するものである。
〔従来の技術〕
インクジェット記録装置は、記録媒体として普通紙の選
択が可能であるという大きな利点を有するが、その種類
によっては定着性に問題が生じる場合がある。すなわち
、インクジェット記録装置は、所望の画像を得るために
液体状態のインクを記録媒体に付着させているため、記
録媒体のインクの吸収が劣る場合等には速やかに記録媒
体に浸透せず、吸収しきれないインクが液体のままで記
録媒体上に残留してしまい次のような問題を生じること
になってしまう。
すなわち前述のような状態が生じると、ローラ等の搬送
部材に未乾燥のインクが付着し、このインクが後続の記
録媒体表面に転写されるおそれがある。また、記録済の
記録媒体を操作者が取扱う場合、インクが未乾燥の状態
ではその手を汚染することになる。加えて汚染された手
によって記録媒体がこすられ、記録画像の品位の低下を
も招くことになる。
あるいは記録済の記録媒体がトレイに積載された場合に
積載される際に生じる記録媒体間のこすれによって記録
画像のみだれを招くこともある。
このような問題を予防して記録媒体へのインクの定着性
を高める一手法として、ヒーター等の加熱源を装置内に
組み込み記録媒体を加熱し、インクに含まれる水分の蒸
発を促進して記録媒体のインクを速やかに乾燥させる装
置が提案されている。このような装置としては、例えば
記録媒体搬送路の長さの短縮化や搬送部材の汚染防止の
ための定着の迅速化等の要請から、定着ヒーターを記録
ヘッドによる記録位置近傍、例えば記録ヘッドに対向し
た領域に配設されているものがある。
ところで、コンピュータ、ワークステーション等の出力
機器として前述したインクジェット記録装置が使用され
た場合、これらのホスト装置では、印字のための信号処
理時間は極めて短時間で済んでしまうため、記録媒体の
反りを生じさせず、しかも良好かつ迅速な定着を行わせ
るための記録媒体と定着ヒーターとの接触面の温度とし
ては、60℃〜80℃程度が好ましいことが確認されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、前述のインクジェット記録装置がワードプロ
セッサの出力機器として使用される場合には、通常の文
字(ワードプロセッサ本体があらかじめ内部にパターン
を有している画像)の印刷を行うことに関しては、印字
のための信号処理時間が極めて短時間で済むため記録媒
体と定着ヒーターとの接触面の温度が6 0 ’C〜8
 0 ’C程度であっても良好な定着処理が行われる。
しがしながら例えば、かざり文字、イラスト、回転印刷
等、ワードプロセッサ本体があらかじめその内部にパタ
ーンをもたない画像についてはその信号処理に長時間を
要してしまう。
この場合、記録媒体が定着ヒーター上に停滞する時間が
長時間となり、例えば高温環境下で吸湿した記録媒体に
おいては、ヒーターで加温された部分で乾燥収縮が起こ
り、けい線のズレな生じたり、紙面に凹凸や反りを生じ
ることになってしまう。特にその程度のひどい場合には
インクジェットヘッドに接触し記録媒体の表面を汚した
り、ヘッドを傷つける等の問題を招いた。
本発明は、上述の問題点を解決するために提案されたも
のであり、記録する画像の種類、例えばワードプロセッ
サ本体がパターンをもつ画像や、パターンをもたない画
像にかかわりなく、いいかえれば定着ヒーター上での滞
留時間の長短にかかわらず良好な定着を行わせることが
できるインクジェット記録装置を提供することを目的と
する。
また、ワードプロセッサにおいては、普通紙への記録の
ほか、ハガキ等の比較的厚い記録媒体に対しての記録も
高頻度で行われることが考えられる。本発明は、普通紙
のみならずこのような厚手の記録媒体を使用しても良好
な定着を行わせることができるインクジェット記録装置
も併せて提供する事を目的とする。
〔課題を解決するための手段] 本発明者らは、上述の目的を達成するために鋭意研究の
結果、記録される画像の種類、例えば画像処理装置本体
がパターンを持つが否かによって画像処理時間が大幅に
異なるため、この時間を加味した上で記録媒体の搬送時
間と定着温度とを併せて制御することで良好な定着処理
が行なえることを見出した。
また、記録される画像の種類だけでなく、被記録部材の
厚みによっても定着の具合いが異なるが、記録媒体の搬
送時間と定着温度とを併せて制御することで良好な定着
処理が行なえることも見い出した。
そこで本発明は、インクを吐出する吐出口を有する記録
ヘッドと、該記録ヘッドの前記吐出口に対向した領域を
所定の間隔を介して記録媒体を搬送する搬送手段と、前
記吐出口に対向した領域に配置され、該吐出口から吐出
されたインクにより前記記録媒体に形成された画像の定
着を促進する定着手段と、を備えたインクジェット記録
装置において、前記画像の種類に応じて、前記定着手段
上での前記記録媒体の滞留時間と、前記定着手段と前記
記録媒体との接触面の温度とを制御する手段を備えたこ
とを特徴とするものである。
また本発明は、インクを吐出する吐出口を有する記録ヘ
ッドと、該記録ヘッドの前記吐出口に対向した領域を所
定の間隔を介して記録媒体を搬送する搬送手段と、前記
吐出口に対向した領域に配置され、該吐出口から吐出さ
れたインクにより前記記録媒体に形成された画像の定着
を促進する定着手段と、を備えたインクジェット記録装
置において、前記記録媒体の厚みに応じて、前記定着手
段上での前記記録媒体の滞留時間と、前記定着手段と前
記記録媒体との接触面の温度とを制御する手段を備えた
ことを特徴とするものである。
〔作用] 記録媒体の厚みあるいは記録画像の処理時間の違いに応
じて記録媒体に形成された画像の定着処理、すなわち、
記録媒体の搬送速度の制御と記録媒体と定着手段との接
触面の温度の制御とを組み合わせて行なっているので、
非常に細やかな定着処理が可能となる。
〔実施例〕 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は、本実施例で使用されるインクジェット記録装
置の概略縦断面図である。
lは記録媒体のカットシ一トであり、2の分離爪、3の
給送ローラによって分離、給送される。
その後、記録媒体1は4のフリクションローラおよびそ
れに圧接された5のピンチローラにはさまれ所定の位置
まで送られる。
6はインクジェットヘッドであり、これは7のキャリア
に取り例けられており、該キャリア7は11 副走査方向に自由に移動するように構成されている。6
a部には不図示のインク吐出口が縦に並んでおり、ヘッ
ド6が記録媒体1の一端から他端まで(巾方向)移動す
ることとフリクションローラ4によって記録媒体1を搬
送することで記録媒体1の全域にわたって画像あるいは
文字を印刷することができる。8は定着部であり、該定
着部の裏面に温度制御可能に取り付けられたヒーター8
aを備えている。この定着部8は記録媒体1上に吐出さ
れたインクの乾燥をうながす働きをしている。
尚、上記記録装置において、記録ヘッドのインク吐出手
段として、米国特許4,723,129号、4,459
.600号に記載されているような、熱エネルギーによ
って液体に気泡の急速な形成、収縮を含む状態変化を引
き起こし、この気泡の形成に応じて液体な液滴として吐
出するバブルジエッ1・方式(構成要件として電気・熱
・変換体をもつものが好ましい)を採用している。この
様に上述の手段は、不図示ではあるが、液路に連通12 する吐出口の複数と前記液路内の液体の一部に熱エネル
ギーを作用させる位置に設けられる複数の熱エネルギー
発生手段を備えたドツ1・記録手段ということになる。
前記吐出口と前記熱エネルギー発生手段とは、1対1に
対応していてもよく、吐出口1つに対して複数の熱エネ
ルギー発生手段を有するものであっても良い。しかし、
これに限定されるものではない。
又、本願は記録ヘッドが移動するシリアルタイプのプリ
ンタであるが、lライン分の長さのヘッドを有したライ
ンプリンタであっても良いことは言うまでもない。
第2図に、本発明による実施例のシステム全体の回路構
成の一例を示す。第3図において、KBはキーボードで
あり、アルファベットキーANK、印刷起動キーPRK
などを具えている。
CPUはマイクロプロセッサであり、文書処理のための
演算・論理判断を行い、後述する共通バスBUSに接続
された構成要素を制御する。
BUSは共通バスで、接続された機器の指示、制御およ
びデータの転送に用いられる。ROMは読み出し専用メ
モリで第4図以降に詳述するマイクロプロセッサCPU
により制御手段が予め記憶されている。
DBUFは文書メモリであり、キーボードKBから入力
された文字列を蓄えるコード情報領域を有する。
PBUFはプリン1・バツファであり、インクジェット
記録装置PRTに出力ずるドットパターンデータや、制
御コマンド等を格納するメモリである。
CRTは陰極線管等を利用した表示器である。
FDDはフロツピディスクドライブであり、文書情報や
画像情報などの格納されたフロツピディスクFDからの
情報の読み出し、書き込みを行うことができる。
CGはキャラクタジエネレークで、インクジェット記録
装置600に文字を出力するときなどに、文字コード情
報からフォント形態の文字パターンを発生する。
RAMはランダムアクセスメモリで、印刷行カウンタL
CT等で構成されている。
第3図は文書メモリDBUFの状態と、その印刷結果の
一例を示す。
第3図(a)は、本実施例における文書メモリDBUF
の状態を示したものである。本実施例においては1行の
文字数を20文字とし、文書メモリDBUF内の各文字
データは、JIS  C6226等の文字コードで表さ
れているものとする。
第3図(a)において、記号目東口が左右の辺となる長
方形、即ち2行3桁と6行1o桁を対角線とする長方形
は、画像領域である。
第3図(b)は、第3図(a)の文書をインクジェット
記録装置PRTで印刷した結果を示す。
第3図(a)における画像領域に、フロッピディスクか
ら読み出した画像データが印刷されている。
(実施例1) 前述の装置を使用し、第3図に示した画像、す15 なわち画像の種類による画像処理時間が異なるものを記
録する場合についての定着処理の説明をする。
第4図はプリンタ起動キーPRKが人力された際に本マ
イクロプロセッサCPUが行う制御手順を示すメインフ
ローチャートである。第4図においては、別の文書編集
処理等により文書メモリDBUPには既に文書データが
存在するものとする。
第4図においてステップSOで装置本体の定着用ヒータ
ーが該ヒーターと記録媒体との接触面の温度が35゜C
〜5 0 ’C程度の低温に制御される。
そしてステップS1では、初期化処理を行う。即ち、印
刷行カウンタLCTに゛1゜′をセットするなどの処理
を行う。
判定Sl.lでは、印刷行カウンタLCTに相当する文
書メモリDBUFの文字コードを判定する。ここで画像
領域を表す記号[Dが存在するならば、画像印刷処理S
5、存在しないならば文書印刷S2を行う。
1 6 文書印刷処理S2では、印刷行カウンタLCTに相当す
る文書メモリDBUF中の1行の文書データを元に、イ
ンクジエツl・プリンタPRTに出力する形式のパター
ンデータ、および制御コマンド等を編集する。その後、
ステップS3で印刷行カウンクLCTにlを加える。
文書のパターンデータの編集に必要な時間はわずかであ
るため、この後待機処理S4において、処理を一定時間
(例えば5秒間)停止し、インクの定着性をよくする。
また、82.1で定着のための温度を低温制御から45
℃〜70℃程度の高温制御に切り換えることで定着が良
好となる。また、定着のための温度を高温にすることで
前述の停止時間を短時間とすることができ、スルーブッ
トの向上が図れる。
画像印刷処理S5では、印刷行カウンタLCTに相当す
るl行の画像データをフロッピディスクFDから読込み
、それを元にインクジェット記録装置PRTに出力する
形式のパターンデータ、および制御コマンド等を編集す
る。画像のパターンデータの編集は、フロツビディスク
FDへのアクセス等を伴うため、処理時間が比較的長い
。例えばアウトラインフォントから10文字の拡大文字
を作成するのに3乃至4秒、それに影等の修飾を行うと
14秒程度といった具合に各種処理によりおおよその時
間をデータとして保持しておき編集コマンドに基づいて
処理時間を算出する。そのため、待機処理を行う必要は
なく、ヒーター温度も低温の状態のままで十分良好な定
着処理が行える。
プリンタ出力処理S6では、上記文書印刷処理S2、お
よび画像印刷処理S5で作成されたデータを、インクジ
ェット記録装置PRTに出力する。
判定86.1においては、文書メモリDBUF中のすべ
ての文書データを印刷したか否かの判定を行い、終了の
場合は本処理を終え、それ以外の場合は、再度判定S1
.1を行う。
尚、実施例1では、画像のパターンデータの編集は一般
に処理時間がかかるものとして扱ったが、インクジェッ
ト記録装置に出力するパターンデータの編集時間を実際
に計算し、それに応じて出力の停止を行うようにしても
よい。
また、本実施例において、初期の段階でのヒーター温度
を低温状態の制御として、画像処理時間の短いものにつ
いてヒーターの温度を高温に制御する場合について示し
たが、これに限られず、例えば、初期状態のときにヒー
ターと記録媒体との接触面の温度を45℃〜70℃程度
の高温状態として、画像処理信号の長いものが人力され
たときにのみ前記接触面の温度を35℃〜5 0 ’C
程度の低温としてもよい。すなわち、画像印刷処理S5
では最初に、画像のパターンデータの編集は、フロツビ
ディスクFDへのアクセス等を伴うため、処理時間が比
較的長く、インクジェット記録装置に定着ヒーターの温
度を低下させるための制御コマンドを発行する。本コマ
ンドを受信した場合、次に印刷すべきパターンデータを
受信するまで、インクジェット記録装置は定着ヒーター
を低温に制御し、記録媒体が乾燥収縮を起こさないよう
にl9 するのである。
尚、ヒーターの温度は高温,低温の2種類のみならず、
画像処理時間に従った温調テーブルを用意し、それに従
って定着ヒーターの温度を細かく変化させるようにして
もよい。
また、本実施例の方法においては、処理時間の長い印字
パターンの場合は、定着ヒーターを低温制御するように
したが、これを、処理時間に従って、ヒーターのオン・
オフを行うことでおこなってもよい。
(実施例2) 次に、前述した装置を用いて、使用される記録媒体の厚
みや種類に応じた定着制御について説明する。尚、説明
を簡単とするために、普通紙と厚紙とを定着する場合に
ついて説明する。第5図は、普通紙と厚紙とを定着する
場合に使用されるインクジェット記録装置の一例を示す
概略図である。
尚、ここで普通紙とは坪量1 0 0 m g / r
rr以下の紙であり、その表面がコーティングされたち
の2 0 であってもかまわない。また、厚紙とはハガキ等坪量1
00mg/rr!’以上のものを指している。
8aは定着部8の板金部を加熱しているヒーターである
。尚、このヒーター8aは、シート状のものであっても
良く、あるいは板状、棒状などいずれの形状をしたもの
でもよい。また、定着部8の裏面全面にわたって配され
ていても、所定箇所に部分的に配されていてもよい。ま
た、ヒーター8aを分割制御可能とすることで記録媒体
の大きさに応じて必要箇所のみを加熱することができる
。12は定着ヒーターの温度を検知しているザーミスタ
ーである。13は記録装置のホス1・どなる装置であり
、ここではワードプロセッサで13aはその制御部であ
る。Aは14の記録装置の印刷動作制御部に印刷内容を
伝達するラインであり、制御部l4はその内容に従って
Bラインを通してフリクションローラ4を、またCライ
ンを通してインクジェットヘッド6を駆動する。
ワードプロセッサ制御部]3はDラインを通して記録媒
体に関する情報を記録装置に送っている。本実施例にお
いて、この情報は文章作成をする前後に使用者が選択し
たものによる。前記Dラインを通して送られる情報はハ
ガキ印刷であるか否かのみである。15は定着ヒーター
の温度コントロールする制御部である。Dラインからの
用紙情報とEラインからのサーミスタ12の情報に基づ
いて、Fラインよりヒーター8aに供給している電源を
制御してヒーター温度を低温あるいは高温に温度制御を
行っている。
また、同時にラインAからは用紙情報が搬送装置制御部
14に伝えられ、使用される記録媒体の厚みに応じて定
着手段上での記録媒体の滞留時間(停止時間)が制御さ
れる。
第6図は、本実施例のインクジェット記録装置における
定着手段上での定着処理の制御の一例を表わすフローチ
ャートである。
使用者はまず、ワードブロセツザにて使用する記録紙の
厚みを指定した後に文章作成を行う。その後、使用者は
ワードプロセッサに印刷命令を出させる。第6図にて記
録装置は、まずワードブロセツサより印字信号、用紙情
報を受信する。その時定着ヒーターと記録媒体との接触
面の温度は低温に制御されている。次に受信した用紙情
報に基づき、記録媒体がハガキであるか否かによってパ
ラメータt2を3秒またはO秒に設定する。記録媒体が
ハガキである場合には定着が良好となるように前記接触
面の温度を高温に制御する。その後、給紙動作を経て印
刷動作に入る。ここでパラメータt2とは、一行印字毎
に定着ヒーター上に記録紙を滞留させておく時間を示し
ている。従って普通紙の場合はt2=Oなので、一行印
字毎の記録紙の滞留時間は設定されず、次々と印刷がす
すめられ速やかに印刷を終了する。また、ハガキの場合
には、t2=3なので、一行印字毎に定着ヒーター上で
3秒ずつ滞留時間が設けられる。このように厚紙の場合
、接触面の温度を高温とするとともに滞留時間を設ける
ことによって良好な定着が成される。
以上のように定着温度や滞留時間の制御は次のようにし
ておこなえばより一層良好な定着処理が23 行える。特に記録領域から排紙に使用されるローラまで
の間に十分定着を行うという観点からは有効なものであ
る。
以下、その説明を行なう。先ず、使用者はワードプロセ
ッサにて用紙サイズを指定した後に文章作成を行い、そ
ののちワードプロセッサに印刷命令を出させる。
記録装置がワードプロセッサから印字データ、用紙情報
を受信したところでヒーターの定着温度t′C、各行の
停止時間T1秒を決定する。
定着ヒーターの設定温度t℃の時、印字部から拍車ロー
ラまでの距離Lの間にT秒滞留していれば定着するとす
れば、ある紙種、紙厚に対してt″CとT秒の組みあわ
せは一定の巾をもって決定される。紙種によっては高渇
で加熱するとカールしてヘッドに接触するなどの不具合
をおこすのでそのような時は温度を下げ滞留時間Tを増
すなどの方法がとられる。ただしTはあまり長いとスル
ーブットに影響して商品として適当でなくなってしまう
。これらの条件を考慮してワードブロ2 4 セツサの出力に使用される用紙の紙厚に応じたt″C,
T秒をあらかじめきめておく。
ここで、1回の改行長を4とすると、拍車ローラに達す
るまでにL/j2回改行すると考えられるので、1改行
毎に停止時間T,秒をいれるとすT1が決定される。ヒ
ーターによる加熱をおこなわない方が良いような紙種に
対してはヒーターOFFとし、T1のみで定着させる、
あるいは紙種によっては逆にT,=0とし、t℃だけの
場合もありえる。
以上のように2つのパラメータt″C.T+秒が用紙情
報から決定されれば制御装置l2よりラインE,Fによ
り定着ヒーターの温度が制御され、ラインBにより紙送
り速度が制御されて印字部が拍車に達するまでに定着が
完了する。
印字データの内容,量によっては印字結果のインク密度
が異なり、定着に要する時間も異なるので、必要滞留時
間Tを達成するように各行毎の停止時間T,を各行毎に
かえてある印字行についてみれば、拍車ローラに達する
までにTが達成できるように紙送りを制御するこどもで
きる。
たとえば最後の行を印字したあと印字データがなければ
連続改行となってしまうので、前記L/f2回改行して
そのたびに停止するのでなく印字後T,xL/g−”r
秒間停止したのち一気に排紙させることもできる。
又、紙送りの停止ではなく、低速駆動も含まれることは
もちろんである。
尚、記録媒体の厚みは、ホスト側から指定することで上
述の制御を行わせることもできるが、記録装置内に紙厚
を検出センサーを設けることで自動検出によって上述の
制御を行わせてもよい。
例えば記録装置内に紙厚センサーをもうけて紙厚情報を
信号ラインにより制御装置に伝えるように構成すればよ
い。センサーは例えば透過形のフォトセンサーなどであ
り、薄手の数10ミクロン厚程度の紙はセンサー出力が
ON、厚手のたとえばハガキなどの200ミクロン厚以
上の紙はセンサー出力OFFというように設定される。
あるいは、例えばフリクションローラ74に圧接するビ
ンチローラ75の動の量が紙厚によってかわることをセ
ンスするものでも一向にさしつかえない。
第7図はその例を表わしたもので、74はフリクション
ローラ、75はビンチローラである。
71はピンチローラ基台でこれは72の軸を中心に回転
自在にとりつけられており、不図示のネジリコイルバネ
によって矢印Pの方向に付勢されている。その力は73
のピンチローラ基板を介してピンチローラ75につたえ
られる。
フリクションローラ74の位置は不動なので、記録紙1
が厚手の場合ピンチローラ75ぱ矢印Q方向へと押し下
げられる。この動きはピンチローラ基台71につたわり
、76のスイッヂをONさせる。
このようにしておけば、記録装置内において自動的に紙
厚を判定し、パラメータt’c.T秒を決定できるので
使用者がワードプロセッザ側から紙厚情報を入力する必
要がない。
2 7 (実施例3) 画像処理信号が長いものと短いものとが一枚の記録媒体
上に混在している場合には以下のようにして定着処理が
行われる。
第8図は第4図と同様であるが、文書メモリDBUFの
状態と、その印刷結果の一例、及び本実施例における印
刷される順序を示す。
第8図(a)は、本実施例における第3図に示す文書メ
モリDBUFの状態を示したものである。本実施例にお
いてはl行の文字数を20文字とし、文書メモリDBU
F内の各文字データは、JIS  C  6226等の
文字コードで表わされているものとする。第8図(b)
において、記号■が左右の辺となる長方形、即ち2行3
桁と6行■0桁を対角線とする長方形は、拡張領域であ
る。第8図(a)では、2行4桁からの文字列゜″ガゾ
ウ゜゛によって拡張領域が画像領域であることを表わし
ている。他に、グラフや修飾文字等、通常の文字や罫線
以外の領域を拡張領域と呼ぶ。
これらのデータを処理時間の長いデータ、イメー2 8 ジデークと称している。
第8図(b)は、第8図(a)の文書をインクジェット
記録装置PRTで印刷した結果を示す。
第4図(a)における拡張領域に、フロツビディスクか
ら読み出した画像データが印刷されている。
第8図(C)は、第8図(b)の印刷を行う時に、文字
部分と拡張領域が印刷される順序を示す。本実施例にお
いては、文字と拡張領域は各々独立した印刷動作で印刷
されるものとし、用紙上端から順次印刷される。1回に
印刷できるカラム数は、文字の縦ドット数と同じである
とすると、印刷される順序は■,■・・・どなる。
第9図は本実施例の文書処理装置におけるマイクロプロ
セッサCPUが行う制御手順を示すメインフローチャー
トである。第9図においては、別の文書編集処理等によ
り、文書メモリDBUFには既に文書データが存在する
ものとする。
第9図において、ステップS1では初期設定処理を行い
、インクジェット記録装置PRT等を使用可能な状態に
する。なお、初期設定、文書の印刷等の詳細な説明は省
略する。
次に、ステップS2において次に印刷すべきものが文字
であるか、拡張領域であるかを判定する。また、拡張領
域が横方向に複数並列して存在する時は、どの拡張領域
を次に印刷するかを決定する。ここで、次に印刷すべき
ものが文字である場合は、判定82.1によって文字印
刷処理S4が選択される。また、拡張領域である場合は
、判定S2.1によって拡張印刷処理S3が選択される
拡張印刷処理S3では、(必要に応じて)インクジェッ
ト記録装置PRTにセッ1・された用紙のフイード及び
印字ヘッドの移動を行った後、該当する拡張領域に相当
するパターンを印刷する。その後、判定83.1によっ
て記録媒体が葉書であるか否かを判定し、葉書の時はス
テップS6へ進む。葉書以外の場合はさらに判定S3,
2において、拡張領域の最終行であるかどうかを判定し
、そうであればステップS5、そうでなければ判定86
.1へ進む。
文字印刷処理S4では、S3と同様に用紙のフイード、
ヘッドの移動、及び該当する文字列に相当するパターン
を印刷する。その後、判定84.1において記録媒体が
はがきであるか否かを判定し、はがきの時はステップS
6、そうでない時は判定86.1へ進む。
ステップS5,S6ではそれぞれ10秒、3秒間処理を
停止し、記録媒体のインクが乾燥するための時間を与え
る。
判定S6.1では、1ページ分の文書の印刷が終了した
か否かを判定し、未了の場合は再度ステップS2へ戻る
。1ページ分の印刷が終了した場合は、判定86.2で
記録材の種別を判定し、はがきの時はステップS7にお
いて45秒間処理を停止し、再度インクが乾燥するため
に充分な時間を持つ。
最後にステップS8で印刷が終了した記録媒体を排出す
る。
本実施例においては、文字部分と拡張領域部分31 の印刷を独立して行うようにしたが、これを1回の印字
動作をもって行うようにしてもよい。この場合、第8図
(C)、第9図に相当する図は各々第10図、第11図
となる。
第11図においてステップSllは第9図のステップS
1と同じである。ステップSL2では、インクジェット
記録装置PRTにセットされた用紙のフイード、及び印
字ヘッドの移動を行った後、1行分の文字列と拡張領域
に相当するパターンを一括して印刷する。その後、判定
S12.1において記録材の種別を判定し、はがきであ
ればステップS14で3秒間処理を停止する。はがき以
外の場合は判定SL2.2において拡張領域が存在する
か否か、存在する場合は、更に判定Sl2.3でその拡
張領域が最終行であるが否かを判定し、最終行の時はス
テップ813で10秒間処理を停止する。
判定314.1以降の処理は、第9図の判定86.1以
降の処理と同一なので説明を省略する。
以上説明したように、本発明によればインク32 ジェット記録装置に出力すべき混在するパターンデータ
の種類を判定し、それに従ってデータ出力を適宜、一定
時間停止する。従って、操作者は出力するパターンや記
録媒体を意識することなく、印刷結果の用紙に不要な汚
れと付着させることを回避できるという効果が得られる
尚、処理時間の長いデータの位置を判定することにより
ヒーター温度の制御は次のように行われる。
第12図は本実施例を実行するためのブロック図につい
て、第2図のRAMの詳細を示す図である。RAMの中
については、LTCは、印刷行カウンタ、ILCは、拡
張領域後カウンタ、HTFはヒーターステータスフラグ
である。
第13図はプリンタ起動キーPRKが入力された際に本
マイクロプロセッサCPUが行う制御手順を示すメイン
フローチャートである。第13図においては、別の文書
編集処理等により文書メモリDBUFには既に文書デー
タが存在するものとする。
第13図においてステップS1では、初期設定処理を行
い、共通バスBUSに接続されたインクジェット記録装
置PRTなとの機器を使用可能な状態にする。なお、初
期設定、文書の印刷等の詳細な説明は省略する。
次にステップS2では、拡張領域後カウンタILCに゜
“−]゜′、ヒーターステータスフラグHTFに゜゜0
“゜、印刷行カウンタLTCに“1゛゜をセッ卜する。
なお、拡張領域は一般に処理時間の長いデータ、例えば
イラス1・、修飾文字等を印刷する領域のことである。
拡張領域後カウンクILCは、 −1゜゜が「拡張領域
未検出」を、゜゛0゜゜が「拡張領域印刷中」を表し、
1以上の自然数で拡張領域後の行数を表す。これは後述
するが、拡張領域の終了後、所定の行数分はヒーターを
オンさせておくためである。また、ヒーターステータス
フラグHTFは、“゜O゛′で「ヒーターOFFJ、”
 1 ”で「ヒーターONJを表すものとする。
判定82.1では、■行目からm行目までの文書メモリ
DBUFの内容を判定し、拡張領域が存在した場合はス
テップS3、存在しない場合は判定84.1を行う。m
は例えば5等で5行先を常に観察することにより、ヒー
ターの制御がやり易くなるわけである。
ステップS3では、インクジェット記録装置PRTの定
着ヒーターをONにする。その後、ステップS4でヒー
ターステータスフラグHTFの値を゛1゛゜ (ヒータ
ーON)にセットする。
判定S4.1では、文書メモリDBUF中で、印刷行カ
ウンタL C Tの値にmを加えた行の内容を判定し、
拡張領域が存在した場合は判定S4.2、存在しない場
合にはステップS7を行う。更に、判定84.2では、
ヒーターステータスフラグHTFの値を判定し、゛1゜
゛であれば既にヒーターはONになっているのでステッ
プS7を行う。
” o ”の時はステップS5において、インクジェッ
ト記録装置PRTの定着ヒーターをONにする。その後
、ステップS6でヒーターステータ35 スフラグHTFの値を゛’1”(ヒーターON)にする
ステップS7では、印刷行カウンタLTCに相当する文
書メモリDBUPの内容を、インクジェット記録装置P
RTに出力するパターンデータに変換し、出力する。そ
の後、ステップS8で印刷行カウンクLTCの値に゛゜
1゜゛を加える。
判定88.1では、ステップS7で出力したパターンが
拡張領域であるか否かを判定する。ここで、拡張領域で
あれば、ステップS9で拡張領域後カウンタILCの値
を゜’O”(拡張領域印刷中)にする。
判定89.1では、ヒーターステータスフラグHTFの
値を判定し、゜゜0゜゜ (ヒーターOFF)であれば
、判定813.1を行う。”1”(ヒーターON)の場
合は、更に判定S9.2において拡張領域後カウンタI
LCの値を判定する。ここで、 −1”(拡張領域未検
出)であれば、判定313.1を行う。
それ以外の場合はステップSIOにおいて、拡36 張領域後カウンタILCの値に“゜1゛゜を加える。
更に判定SL0.1においてその値がnを超えているか
どうかを判定する。ここで、拡張領域の印刷が完了して
いない場合は、ステップS9において拡張領域後カウン
タILCの値ぱ゛0゜゜になっているので、ここでの値
は゛l゛゜であり、nを超えることはない。従って、値
がnを超えるのは、拡張領域完了後n行になった場合の
みであり、その場合はステップSllでインクジェット
記録装置PRTの定着ヒーターをOFFにし、ステップ
S12においてヒーターステータスフラグHTFの値を
“0゜゛ (ヒーターOFF)とする。更に、ステップ
S13で拡張領域後カウンタILCの値を゜゛−1“(
イラス1・未検出)とする。
判定313.1では、文書メモリDBUFの内容をすべ
て印刷したかどうかを判定し、残存している場合には判
定34.1に戻る。尚、本実施例では拡張領域と文字デ
ータが同一行に存在しても、常に拡張領域を意識してヒ
ーターを制御している。尚、本例ではヒーターのオン・
オフであったが、温度を文字,拡張,文字十拡張の3段
階等に切り替えても良い。
以上説明したように、本発明によればインクジェット記
録装置に出力するパターンが拡張領域のデータとなる既
定行数前から拡張領域の存在を把握でき、規定行数行ま
でヒーターをオンすることによって印刷結果の用紙に不
要な汚れを付着させることを回避できるという効果が得
られる。
(実施例4) 次に第14図に基づいて記録媒体の種類、記録画像の種
類、さらに印字の密度の違いを考慮した定着処理につい
て説明する。
使用する印字用紙が普通紙か厚紙(ハガキ)かによって
定着ヒーターをO N/O F FできるヒーターSW
を機器に設ける。そしてWPの印刷モード設定画面に定
着モードを設けて使用者が2種類の定着モード、すなわ
ち「停止あり」と「停止なし」を選択設定できるように
してある。
この定着モードの「停止なし」は、使用する紙の種類に
よらず、紙送り速度はWP本体のデータ処理時間に依存
する。
又、「停止あり」は紙の種類により紙送り速度が変るよ
うになっている。印刷モード設定画面には書式設定のと
ころで普通紙とハガキを選択できる様になっており、こ
こで紙種が指定されるとその紙種に対応した紙送り速度
が実行される。
通常普通紙の場合は、定着ヒーターにより加熱されると
紙のソリ、紙の収縮などによりよごれが発生したり印字
した罫線がずれてしまうなどの欠点があるので、ヒータ
ーSWによりヒーターOFFを選択する。そして、印字
内容が文字あるいは罫線などのように印字デューテイの
低い場合は定着性も良いので定着モードは「停止なし」
を選択する。すると印刷実行後に紙送り速度はデータ処
理時間に応じたスピードとなって印刷が実行される。
印字内容がイラストや飾り文字、アウトラインフォント
の背景のベタ黒など印字デューデイの高いものの場合、
その部分の定着性がわるいため停止モードは「停止あり
」を選択する。すると、印39 刷実行時に上記イラスト、ベタ黒領域の最終行を印字し
た後紙送りを一定時間停止させたのち紙送りを再開する
。本実施例ではこの停止時間は約10秒に設定されてい
るが、紙の種類によってこの時間を変えれば最適な印字
結果がえられるし、又、多段階に停止時間を設けること
も当然可能である。
そして、この停止は上記の印字デューテイの高い領域で
のみ実行され、通常の文書領域では実行されないので両
者が混在している文書の印字の時にも不必要にスループ
ットがおちることはない。
次にハガキなど定着性の悪い紙を使用する場合はヒータ
ーSWはONを選択する。
そして、通常の文字のみ、あるいはあて名のみなどの時
は前記普通紙と同様「停止なし」を選択する。
すると、紙送り速度はデータ処理時間に応じた速度で印
刷が実行される。この時、この印字内容でハガキの定着
性が良好な温度にヒーター温度は設定されており、本実
施例では約48℃である。
40 次に定着モード「停止あり」を選択すると、この時は内
容にかかわらず、一行印字毎に3秒停止、そして最終行
印字後に45秒停止が入った印刷となる。
これにより、イラスト、飾り文字の背景ベタ黒、アウト
ラインフォントの背景へ夕黒など印字デューテイの高い
場合にも未定着部での拍車跡など汚れがでることはなく
なる。
ここでハガキの場合、普通紙とちがって印字内容によら
ず各行に停止時間をいれているのは、ハガキの定着性が
普通紙より悪いためである。
又、本実施例では紙種によるヒーターON/OFFの選
択は印字装置にとりつけられた外部SWによっているが
、この切りかえを印刷画面での紙種の選択に連動させて
自動的にON−OFFさせることも可能であるし、設定
温度を多数設定することも可能である。
(実施例5) 以上示した各種の定着処理はカラー画像を得る場合、さ
らに有効なものとなる。
第15図(A)はデータ受信時における処理手順の一例
を示し、本例は記録媒体が指定紙か指定紙外かを検出す
る検出手段としてDip  SW、パネルSW、指定紙
通路に設りた検出Sw、指定紙用紙カセット挿入有無S
W、指定紙用ロール紙装着SW等のキーに応じて設定す
る処理の実施例である。
指定紙か指定紙外かの情報は、例えば検出用SWがON
時に指定紙とする。CPUが電源ON時等の制御部イニ
シャライズ(SIOO)の後に、入力ボートを介して検
出する(SIOI)。
CPUはプリンタと接続されたホスト装置からの制御コ
マンドおよび記録データの入力をインターフエイスを介
して監視しつつ待機する(S102)。
ここで、本実施例では、ホスト装置とのカラービットイ
メージの設定を以下の仕様で実行するものとする。
ESC r. DATA LENGTH. IMAGE
 DATAここに、ESC  rは、カラーピットイメ
ージの設定コマンドであることを示すものとする。
また、DATA  LENGTH(データ レングス)
は2バイトのパラメータで、本コマンドにおけるイメー
ジデータの総バイト数を示すものとする。
そして、IMAGE  DATA (イメージデータ)
の最初の゛n゜”バイトはレッド(R)であり、その次
の“n゜゜バイ1・はグリーン(G)であり、その次の
最後の゛゜n゜゜バイl・はブル−(B)であるとする
ステップS102において、本例に係るプリンタと接続
されたホスト装置から記録データが入力されると、ステ
ップ3103において、CPU21はデータメモリに設
けた受信用RGBバッファに格納する。そして、CPU
はホスト装置から規定量(受信バッファの容量またはl
走査)分の記録データの受信終了を判別(ステップS1
04)するまで、ステップ8102〜s1o4の手順を
繰り返す。
CPUはステップS104において受信終了な43 判別すると、ステップS105においてデータメモリに
設けた記録用YMCBkにバッファに、受信したデータ
を第17図(A)による色変換を施して格納する。なお
、第工7図(B)は第17図(A)の色変換を施す論理
回路である。
第15図(B)はデータ受信時における処理手順の他の
例を示し、本例は記録媒体が指定紙か指定紙外かを切替
える手段としてプリンタと接続したホストコンピュータ
のコマンド又は印字モード情報に応じて得る実施例であ
る。
CPUは電源ON後、制御部イニシャライズ(S2CI
O)を実行する。次いでCPUはプリンタと接続された
ホスト装置14がらの制御コマンドおよび記録データの
入力をインターフェイス22を介して監視しつつ待機す
る(S202)。
ここで本実施例では、ホスト装置との制御コマンドの設
定を以下の仕様で実行するものとする。
ESC  O  受信時 指定紙、 ESC  1受信
時 指定紙外とする。又は、ドット密度が少ないモード
例えばキャラクタ印字モード時は指定4 4 紙モード、上記指定紙コマンドにて特に指定することを
しない場合には、ドット密度が多いモード例えばビット
イメージ印字時は指定紙外モードとする。ステップS2
02において、本例に係るプリンタと接続されたホスト
装置から記録データが入力されるとステップS203に
おいてCPUはデータメモリに設けた受信用RGBバッ
ファに格納する。そして、CPUはホスト装置から規定
量(受信バツファの容量または1走査)分の記録データ
の受信終了を判別(ステップS204)するまでステッ
プ8202〜S204の手順を繰り返す。
CPUはステップS204において受信終了を判別する
と、ステップS205においてデータメモリに設けた記
録用YMCBkバッファに受信したデータを第17図(
A)による色変換を施して格納する。
第16図(A)は、第15図(A)又は(B)の処理後
に実行する記録処理及び定着制御手順の一例を示し、本
例は被記録媒体が接触する部分に設けた定着ヒーターの
温度を検出情報又は設定情報により可変ずる。例えば指
定紙の場合には定着ヒーター制御を行わないで指定紙外
の場合には例えば48℃前後に設定するものとする。又
、本例では、往復記録により記録処理を行うようにした
実施例である。
データメモリ23に設けたRBGバツファからYMCB
kバツファにデータを展開した後CPUは往方向の記録
を開始する。
ステップS300−1においては、CPUは、例えば指
定紙外側モードと判別した場合には定着ヒーター温度を
48℃前後に設定する。本実施例ではヒーターON後早
やかに定着ヒーターが60℃となるが、定着ヒーターの
ための時間が必要な場合も考えられる。又、詳細の被記
録媒体情報によって渇度を被記録媒体毎にさらに細かく
分けるることも当然考えられる。
ステップS301においては、CPUは、出力ボー1・
からドライバ27を介してキャリツジ6をPT方向に移
動するためにキャリツジモータ7を正転駆動する。
次に、ステップS302において、制御回路29よりヘ
ッドに記録データをセツl・する。当該セットの後、ス
テップS303においてヘッドに規定のパルスを印加す
る。この時のパルス幅は、ハードウエアもしくはソフト
ウエアによるタイマt1により規定する。このタイマの
タイムアップ後、ヘッドの通電を停止する(ステップS
304,S305)。
これと共に、ステップS305においては、l回の通電
毎にワーキングメモリに設けてある記録サイクルカウン
タを+1歩進する。
その記録サイクルカウンタによりステップS306にて
記録完了か否かを判別する。ステップ3306において
、記録サイクルカウンタが1回の走査における規定記録
ドット数をこえていない場合には、ステップS30 1
に復帰してステップ8301〜8306の動作を繰り返
す。
ステップS306において記録サイクルカウンタが規定
記録ドット数をこえたと判定された場合4 7 には、紙送りを実行し、ステップS307に進み、記録
サイクルカウンタをクリアする。
次いでCPUは、復記録を開始する。ステップ8308
において、CPU2 1は、出力ボート26からドライ
バ27を介してキャリツジをCR方向に移動するために
キャリツジモータを逆転駆動する。次に、ステップS3
09において制御回路よりヘッドに記録データを最後尾
からセットする。当該セット後、ステップS310にお
いてヘッドに所定のパルスを印加する。この時のパルス
幅は、上記と同様タイマt1により規定されており、当
該タイムアップの後ヘッドの通電を遮断する(S3 1
 1, S3 1 2)。
これと共に、ステップS312において1回の通電毎に
記録サイクルカウンタを+1歩進する。
その記録サイクルカウンタにより、ステップ8313に
て記録完了か否かを判別する。ステップS313におい
て記録サイクルカウンタが規定記録ドット値を越えてい
ない場合には、ステップS308に復帰してステップ8
308〜S313の4.8 動作を繰り返す。
ステップS313において記録サイクルカウンタが規定
記録ドット値を越えた場合に往復記録が完了する。そし
て次行の記録に備えるべくステップS315に進み出力
ボートおよびドライバを介して紙送りモータを駆動して
記録媒体を1行分送ると共にサイクルカウンタをクリア
する。
(実施例6) 第l6図(B)は第15図(A)または(B)の処理後
に実行する記録処理及び定着制御手順の一例を示し、本
例は被記録媒体が接触する部分に設けた定着ヒーターと
被記録媒体が印字後に定着ヒーターと接触する時間を検
出情報又は設定情報により可変する。例えば指定紙の場
合には特別の定着接触時間を0、指定紙外の場合には、
定着接触時間をn秒と設定する。又、本例では片方向記
録により記録処理を行うようにした実施例である。
データメモリ23に設けたRGBバツファからYMCB
kバツファにデータを展開した後CPU21は記録を開
始する(S400)。
ステップS 4. O O − 1においてはCPU2
 1は、例えば指定紙外側モードと判別した場合には、
定着ヒーター接触時間をn秒に設定する本実施例では、
指定紙及び指定紙外の2つのモードで説明するが、被記
録媒体情報を更に細かく分けてその記録媒体毎に接触時
間をさらに細かく分けることも当然考えられる。
ステップS40 1においてはCPU2 1は出力ボー
ト26からドライバ27を介してキャリツジ6をPT方
向に移動するためにキャリツジモーク7を正転駆動する
。以下、片方向記録時には、CPU2 iは上記(実施
例3)における往方向記録におけるステップS30 1
〜S306と同様のステップS 4 0 ]〜S406
の手順を実行し記録を行う。
ステップS407−1において、被記録媒体にインクが
定着するための定着タイマーを起動させ、ステップS4
07−2においてタイムアウトを検出する。以下一行分
の紙を送りS406においてキャリツジリターンを実行
する。以下同様の操作S408〜S417を実行するこ
とにより2ラインの印字を完了する。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもバブル
ジェット方式の記録ヘッド、記録装置に於いて、優れた
効果をもたらすものである。かかる方式によれば記録の
高密度化、高精細化が達成できるからであり、記録パタ
ーンによって定着を促進するために定着装置配.設の必
要性が生じつる空である。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723 1 29号明細書、同第4740796号
明細書に開示されている基本的な原理を用いて行なうも
のが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンテ
ィニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オ
ンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持されて
いるシー1・や液路に対応して配置されてい電気熱変換
体に、記録情報に対応していて核沸騰をえる急速な温度
上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加す51 ることによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的に
この駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を
形成出来るので有効である。この気泡の成長,収縮によ
り吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少
なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行なわれるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号としては
、米国特許第4463359号明細書、同第43452
62号明細書に記載されているようなものが適している
。尚、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特
許第4313124号明細書に記載されている条件を採
用すると、更に優れた記録を行なうことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、波路、電気熱変換体の組み合わせ
構或(直線状液流路又は直角液流52 路)の他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構
成を開示する米国特許第4558333号明細書、米国
特許第4459600号明細書を用いた構成も本発明に
含まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に対
して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする
構成を開示する特開昭59年第1 23670号公報や
熱エネルギーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に刻応せ
る構成を開示する特開昭59年第138461号公報に
基づいた構成としても本発明の効果は有効である。
更に、記録装置が記録できる最大記録媒体の幅に対応し
た長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドとしては
、複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでも良いが、本発明は、上述した効果を一
層有効に発揮することができる。加えて、装置本体に装
着されることで、装置本体との電気的な接続や装置本体
からのインクの供給が可能になる交換自在のチップクイ
ブの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的に設
けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合
にも本発明は有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類や個数もたとえば単
色のインクに対して1個のみが設けられたもののほか、
記録色や濃度を異にする複数のインクに対応して複数設
けられるものであっても良い。
〔効果〕
以上説明したように、本発明によれば、記録する画像の
種類、例えばワードプロセッサ本体がパターンをもつ画
像や、パターンをもたない画像にかかわりなく、いいか
えれば定着ヒーター上での滞留時間の長短にかかわらず
良好な定着を行わせることができるインクジエッ1・記
録装置を提供することができる。
また、ワードプロセツザにおいては、普通紙への記録の
ほか、ハガキ等の比較的厚い記録媒体に対しての記録も
高頻度で行われるが、この場合にも本発明は、普通紙の
みならずこのような厚手の記録媒体を使用しても良好な
定着を行わせることができるインクジェット記録装置も
併せて提供できる。
さらに、本発明によれば記録装置に転送するパターンデ
ータの編集に必要な時間や記録媒体の厚みを自動的に判
定し、それに従ってデータ転送を一定時間停止したり、
ヒーターの温度制御を行っているので、操作者は出力す
べきパターンを意識することなく、印刷結果の用紙に不
要な汚れと付着させることを回避できるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるインクジェット記録装置の一例
を示す概略図である。 第2図は本発明実施例の回路構成の一例を示すブロック
図である。 第3図(a),(b)は本発明実施例における文書メモ
リDBUFの状態図と出力結果の一例を示す説明図であ
る。 第4図は本発明実施例の制御手段の一例を示す55 フローチャ−1・である。 第5図は温調手段を備えたインクジェット記録装置の一
例を示す概略図である。 第6図は本発明実施例の制御手段の他の例を示すフロー
チャートである。 第7図は記録材の厚みを検出する手段の一例を示す概略
図である。 第8図(a),(b).(c)は本発明実施例における
文書メモリDBUFの状態図と出力結果の他の例を示す
説明図である。 第9図は本発明実施例の制御手段のさらに他の例を示す
フローチャートである。 第10図は本発明実施例における出力結果のさらに他の
例を示す説明図である。 第11図は本発明実施例の制御手段の別の例を示すフロ
ーチャートである。 第12図は第2図のRAMの内容を示すブロック図であ
る。 第13図は本発明実施例の制御手段のさらに別の例を示
すフローチャートである。 56 第14図は本発明実施例の制御手段のさらに別の例を示
すフローチャートである。 第15図(A),(B)は本発明実施例の制御手段の別
の例を示すフローチャートである。 第16図(A),(B)は本発明実施例の制御手段のさ
らに他の例を示すフローチャートである。 刀 第17図(専),(B)はRGBデータがらYMCBk
データを得る変換論理を説明するための説明図である。 1・・・記録材、4・・・フリクションローラ、5・・
・ピンチローラ、6・・・インクジェットヘッド、8・
・・定着ヒーター、9・・・排出ロ−ラ、l2・・・サ
ーミスタ、13・・・ワードプロセッザ、14・・・動
作制御部、15.22・・・定着ヒーター制御部、21
・・・厚みセンサー 特開平 3 23947 (17) 特開平3 23947 (24) 特開平3 − 23947 (25)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インクを吐出する吐出口を有する記録ヘッドと、
    該記録ヘッドの前記吐出口に対向した領域を所定の間隔
    を介して記録媒体を搬送する搬送手段と、前記吐出口に
    対向した領域に配置され、該吐出口から吐出されたイン
    クにより前記記録媒体に形成された画像の定着を促進す
    る定着手段と、を備えたインクジェット記録装置におい
    て、 前記画像の種類に応じて前記定着手段上での前記記録媒
    体の滞留時間と、前記定着手段と前記記録媒体との接触
    面の温度とを制御する手段を備えたことを特徴とするイ
    ンクジェット記録装置。
  2. (2)インクを吐出する吐出口を有する記録ヘッドと、
    該記録ヘッドの前記吐出口に対向した領域を所定の間隔
    を介して記録媒体を搬送する搬送手段と、前記吐出口に
    対向した領域に配置され、該吐出口から吐出されたイン
    クにより前記記録媒体に形成された画像の定着を促進す
    る定着手段と、を備えたインクジェット記録装置におい
    て、 前記記録媒体の厚みに応じて前記定着手段上での前記記
    録媒体の滞留時間と、前記定着手段と前記記録媒体との
    接触面の温度とを制御する手段を備えたことを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  3. (3)所定の信号処理時間に比べて長い信号処理時間を
    要する画像の記録終了後には、前記所定の信号処理時間
    を要する画像の記録終了後に比べて前記滞留時間を長く
    することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
    記録装置。
  4. (4)前記画像の信号処理時間が相対的に短時間で終了
    する画像からなる領域の記録においては相対的に短時間
    の滞留時間を設け、 前記画像の信号処理時間が相対的に長時間要する画像か
    らなる領域の記録においては、該領域の最終行の記録が
    終了した後に相対的に長時間の滞留時間を設けることを
    特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  5. (5)所定の信号処理時間に比べて長い信号処理時間を
    要する画像の記録終了後には、前記所定の信号処理時間
    を要する画像に比べて前記接触面の温度を低くすること
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置
  6. (6)前記画像の信号処理時間が相対的に短時間で終了
    する画像からなる領域の記録においては相対的に高温度
    の前記接触面温度とし、 前記画像の信号処理時間が相対的に長時間要する画像か
    らなる領域の記録においては、相対的に低温度の前記接
    触面温度とすることを特徴とする請求項1に記載のイン
    クジェット記録装置。
  7. (7)前記信号処理時間が長時間を要する画像は、信号
    処理装置が予め保有していないパターンであることを特
    徴とする請求項3、4、5又は6に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  8. (8)前記記録画像は信号処理時間が相対的に短時間で
    終了するものと、相対的に長時間を要するものとの組合
    せであり、これらの記録画像が切換わる所定行手前で前
    記記録媒体と前記定着手段との接触面の温度を信号処理
    時間が短時間から長時間に切換わるときには高温から低
    温へ、また信号処理時間が長時間から短時間に切換わる
    ときには低温から高温へと切換えることを特徴とする請
    求項1に記載のインクジェット記録装置。
  9. (9)前記記録媒体は、第1の厚みと前記第1の厚みよ
    り相対的に厚い第2の厚みを有するものであって、前記
    第1の厚さの記録媒体は坪量100mg/cm^2以下
    の普通紙あるいは表面がコーティングされたコート紙で
    あり、前記第2の厚さの記録媒体はハガキであることを
    特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  10. (10)前記記録媒体の厚みは、外部より前記記録媒体
    の厚みを指定することによって与えられるものであるこ
    とを特徴とする請求項2又は9のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置。
  11. (11)前記記録媒体の厚みは、前記記録媒体の搬送経
    路中に備えられたセンサーにより与えられるものである
    ことを特徴とする請求項2又は9のいずれかに記載のイ
    ンクジェット記録 装置。
  12. (12)前記記録媒体の厚みが第2の厚みを有するもの
    であるときは、前記滞留時間を長くすることを特徴とす
    る請求項9に記載のインクジェット記録装置。
  13. (13)前記記録媒体の厚みが第2の厚みを有するもの
    であるときは、前記定着手段と前記記録媒体との接触面
    の温度を高くすることを特徴とする請求項9に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  14. (14)前記記録ヘッドは、インクを吐出するために利
    用される熱エネルギーを発生する熱エネルギー発生素子
    を有しており、前記熱エネルギーによって生成する気泡
    により生ずる急激な圧力変化を利用してインクを吐出す
    ることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の
    インクジェット記録装置。
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