JPH03239402A - 対向スピンドル旋盤におけるc軸原点復帰方法 - Google Patents

対向スピンドル旋盤におけるc軸原点復帰方法

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JPH03239402A
JPH03239402A JP3781790A JP3781790A JPH03239402A JP H03239402 A JPH03239402 A JP H03239402A JP 3781790 A JP3781790 A JP 3781790A JP 3781790 A JP3781790 A JP 3781790A JP H03239402 A JPH03239402 A JP H03239402A
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spindle
workpiece
workpiece spindle
rotation angle
axis
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JP3781790A
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English (en)
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Mikirou Teshigahara
勅使川原 民規朗
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Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、2つのワーク主軸が対向する形で設けられた
対向スピンドル旋盤において、l個のワークを2つのワ
ーク主軸で保持した状態で、当該ワークに対するC軸制
御を伴う加工を行う場合のC@原点復帰方法に関する。
(b)、従来の技術 対向スピンドル旋盤において、1個のワークを2つのワ
ーク主軸で保持した状態で、当該ワークに対してミーリ
ング等のC軸制御を伴う加工を行う場合がある。従来、
このような状態でC軸制御を伴う加工を行う場合には、
一方のワーク主軸のみをC軸制御して、他方のワーク主
軸を自由回転させる形で行っている。
(C)1発明が解決しようとする問題点上述のように一
方のワーク主軸のみをC軸制御して加工を行う方法では
ワークに捩りが生じるなどの不都合があり、この不都合
を解決する方法として、2つのワーク主軸をそれぞれC
軸制御して加工を行う方法が考えられる。
そして、2つのワーク主軸をC軸制御する場合には、各
ワーク主軸のC軸制御を行うに先立って、2つのワーク
主軸に関して、別々にC#原点復帰を行う必要がある。
ところが、1mのワークを2つのワーク主軸で保持した
状態、即ち、2つのワーク主軸がワークを介して連結さ
れた状態では、各々のワーク主軸を独立して回転させる
ことが出来ない。そこで、−旦、一方のワーク主軸によ
るワークの保持を解除し、2つのワーク主軸がワークを
介して連結されていない状態にして、各々のワーク主軸
を独立して回転させてC軸原点復帰を行い、その後、再
びワークを2つのワーク主軸で保持するという方法が考
えられる。しかし、これでは、ワーク主軸のC軸原点復
帰を行うに際して、ワークの保持解除、再保持という比
較的時間の掛かる動作を行わねばならず、加工時間が長
くなってしまうという問題点が生じる。
本発明は、上記事情に鑑み、1個のワークを2つのワー
ク主軸で保持した状態で、各々のワーク主軸を好適にC
@原点復帰することの出来る対向スピンドル旋盤におけ
るCNJJK点復帰方法を提供することを目的とする。
(d)2問題点を解決するための手段 本発明は、第1のワーク主@(5)と第2のワーク主軸
(15)が対向する形で設けられた対向スピンドル族f
fi (1)において、前記各ワーク主軸(5,15)
に、当該ワーク主軸(5,15)の回転角度を検出する
回転角度検出手段(7b、17b)を設け、前記各ワー
ク主軸(5,15)に、前記回転角度検出手段(7b、
17b)からの回転角度信号(APよ、A P、)に基
づいて、当該ワーク主軸(5,15)の回転角度位置デ
ータ(AD、、 AD、)を更新格納する回転角度位置
格納手段(27a、37a)を設け、前記各ワーク主軸
(5,15)に、前記回転角度位置格納手段(27a、
37a)に格納された当該ワーク主軸(5,15)の回
転角度位置データ(AD工、AD、)に基づいて当該ワ
ーク主軸(5,15)を回転駆動し得る駆動制御手段(
6,16,27,37)を設け、ワーク(12)を第1
のワーク主軸(5)と第2のワーク主軸(15)によっ
て保持した状態で、前記各ワーク主軸(5,15)のC
軸原点復帰を行うに際して、第2のワーク主軸(15)
を自由回転状態にすると共に、第1のワーク主軸(5)
を回転駆動して、第1のワーク主軸側の回転角度検出手
段(7b)からの検出信号(CP工)に基づいて、第1
のワーク主軸(5)がC軸原点に達したものと判断され
ると、前記回転角度位置格納手段(27a)中の第1の
ワーク主軸側の回転角度位置データ(AD工〉をリセッ
トし、次いで、第1のワーク主軸(5)を自由回転状態
にすると共に、前記回転角度位置格納手段(27a)中
の第1のワーク主軸側の回転角度位置データ(AD、)
を前記第1のワーク主軸側の回転角度検出手段(7b)
からの回転角度信号(APよ)に基づいて更新しつつ、
第2のワーク主軸(15)を回転駆動して、第2のワー
ク主軸側の回転角度検出手段(17b)からの検出信号
(CPU)に基づいて、第2のワーク主軸(工5)がC
#原点に達したものと判断されると、前記回転角度位置
格納手段(37a)中の第2のワーク主軸側の回転角度
位置データ(ADZ)をリセットするようにして構成さ
れる。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す1便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下のr (e)
、作用」の欄についても同様である。
(e)1作用 上記した構成により、ワーク(12)を第1のワーク主
軸(5)と第2のワーク主軸(15)によって保持した
状態のまま、各ワーク主軸(5゜15)のCCll1I
点復帰を行うように作用する。
(f)、実施例 以下、図面に基づき、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明が適用される対向スピンドル旋盤の一
例を示す図、 第2図は、C@原点復帰プログラムの一例を示すフロー
チャートである。
対向スピンドル旋盤1は、第工図に示すように、機体2
を有しており、該機体2上には主軸台3と主軸金工3が
対向した形で、それぞれ独立して主軸軸心方向(Z軸方
向)である矢印E、F方向へ移動岨動自在に設けられて
いる(尚、2つの主軸台3,13はワークの受渡の為に
相対的に矢印E、F方向へ移動することが出来ればよい
ので、主軸台3又は主軸台13のどちらか一方が機体2
に固定された形でもよい)。
そして、主軸台3には、ワーク主軸5力匈区動モータ6
の出力軸と一体となった形で矢印G、 H方向へ回転駆
動自在に設けられており、該ワーク主軸5の図中右端に
はチャック5aが装着されており、更に、前記ワーク主
軸5の図中左方には、当該ワーク主軸5の回転数を検出
し得る回転数検出器7aと、当該ワーク主軸5の回転角
度を検出し得る回転角度検出器7bが設けられている。
また、主軸台13には、主軸台3と同様に、ワーク主軸
15が駆動モータ16の出力軸と一体となった形で矢印
G、H方向へ回転駆動自在に設けられており、該ワーク
主軸上5の図中左端にはチャック15aが装着されてい
る。また、前記ワーク主軸上5には、当該ワーク主軸1
5の回転数を検出し得る回転数検出器17aと、当該ワ
ーク主軸15の回転角度を検出し得る回転角度検出器1
7bが設けられている。
そして、主軸台3と主軸台13間には、刃物台10、刃
物台20が、それぞれ主軸台3、主軸台13と対応する
形で矢印1.J方向(X軸方向)に移動自在に設けられ
ており、該刃物台10,20には複数の旋削工具又は回
転工具10a、20aが着脱自在に装着されている(尚
、主軸台3又は主軸台13のどちらか一方が機体2に固
定された形の場合には、主軸台と刃物台が相対的に移動
することが出来るように、少なくとも機体2に固定され
た主軸台(主軸台3又は主軸台13)に対応する刃物台
(刃物台10又は刃物台20)を矢印E、F方向(Z軸
方向)へも移動自在にする)。
また、対向スピンドル旋g11は、主制御部30を有し
ており、該主制御部30には、バス線30aを介して、
システムプログラムメモリ21、加ニブログラムメモリ
31.刃物台制御部22.32、主軸台送り制御部23
.33、主軸制御部27.37等が接続されている。
そして、前記刃物台制御部22には、刃物台10が接続
されており、前記主軸台送り制御部23には主軸台3が
接続されている。また、前記主軸制御部27には、カウ
ンタ27a、 駆動モータ6、回転数検出器7a、回転
角度検出器7bが接続されている。
また、前記刃物台制御部32には、刃物台20が接続さ
れており、前記主軸台送り制御部33には主軸台13が
接続されている。また、前記主軸制御部37には、カウ
ンタ37a、[動モータ16、回転数検出器17a、回
転角度検出器17bが接続されている。
対向スピンドル族Ii1は以上にような構成を有するの
で、該対向スピンドル旋盤上によって。
第1図に示すような長尺のワーク12の加工を行う際に
は、当該ワーク12の図中左右両端を、ワーク主軸5の
チャック5aとワーク主軸15のチャック15aで把持
した状態で、旋削加工又はミーリング等のC軸制御を伴
う加工を行う。
まず、ワーク12に対して旋削加工を行う場合には、主
制御部30は、加ニブログラムメモリ21から加ニブロ
グラムPROを読み出し、該加ニブログラムPROに基
づいて、主軸制御部27.37を介して、両ワーク主軸
5.15をワーク12と共に回転させる。即ち、主軸制
御部27.37は、回転数検出器7a、17aから入力
される回転数信号R5工、R3,に基づいて、駆動モー
タ6、工6を駆動制御して、ワーク主軸5.15を第1
図矢印G(又はH)方向へ加ニブログラムPROで指示
された所定の回転数で同期的に回転させる。また、主制
御部30は、刃物台制御部22(又は32)を介して刃
物台10(又は20)を矢印工、J方向へ適宜移動駆動
し、更に、主軸台送り制御部23.33を介して両生軸
台3.13を同期的に矢印E、F方向へ適宜移動駆動し
て、刃物台10(又は20)上の旋削工具10a (又
は20a)によって旋削加工を行う(尚、主軸台3又は
主軸台13のどちらか一方が機体2に固定された形の場
合には、両生軸台3.13の矢印E、F方向への移動動
作を行わずに、刃物台10(又は刃物台20)を、矢印
工、J方向へ適宜移動駆動すると共に、矢印E、F方向
へも適宜移動駆動して旋削加工を行う)。
また、ワーク12に対してミーリング等のC軸制御を伴
う加工を行う場合には、加工に先立って、各ワーク主軸
5.15のC#原点復帰を行う。
即ち、主制御部30は、加ニブログラムPROの内容が
C軸制御を伴う加工であると判定すると、システムプロ
グラムメモリ21からCM原点復帰プログラムROPを
読み出し、該C軸原点復帰プログラムROPに基づいて
、主#l制御部27,37を介して、各ワーク主85.
15のC軸原点復帰を行う。
まず、第2図に示すC軸原点復帰プログラムROPのス
テップSTIで、主#Il制御部27は、駆動モータ6
に電力を供給して当該能動モータ6を速度制御して、ワ
ーク主軸5を低速で回転させる。この際、主軸IIJ御
部37は、能動モータ16に電力を供給せずに、当該駆
動モータ16によって回転駆動されるワーク主軸15を
外部から回転させ得る自由回転状態にする。すると、ワ
ーク主軸15は、ワーク12を介してワーク主軸5と連
結された状態であるので、ワーク主@5に連れ回すする
形で回転する6本明1IlliFにおいて、自由回転状
態とは、ワーク主軸の駆動モータに電流を流さずにフリ
ーにした状態であり、後述のように、−度C15JJX
点検出信号を拾うと、回転角度の検出及び回転角度位置
データの更新を行い、出力軸(ワーク主軸)が外部から
回転させられても、C軸原点からの回転角度位置を失な
わない状態をいう。そして、自由回転状態からC軸制御
へ移行する場合には、C41lllyA点復帰を行うこ
となく、当該騒動モータに電流を流して位置制御を開始
するだけで、直にC軸制御へ移行することができる。尚
、駆動モータ16(駆動モータ6も同様である)は、第
1図に示すように、出力軸がワーク主軸15と一体とな
ったビルトイン構造であるので、自由回転状態のワーク
主軸15は外部から容易に回転させることが出来、ワー
ク主軸5の駆動モータ6によって、ワーク主軸15をワ
ーク主軸5に円滑に連れ回りさせることが出来る。
そして、第2図ステップST2で、ワーク主軸5がある
角度だけ回転したところで回転角度検出回7bからcm
原点検出信号CP工が出力されると、ステップST3へ
入り、C軸原点検出信号CP工が入力された当該ワーク
主軸5の主軸制御部27は、ワーク主軸5がCl1il
原点に達したものと判断して、カウンタ27a中に格納
された回転角度位置データAD工をリセットする。こう
して。
ワーク主軸5のC@原点復帰が完了すると、駆動モータ
6は5位置制御可能な状態となる1次に、ステップST
4において、主軸制御部27は、駆動モータ6への電力
の供給を停止して、ワーク主軸5を自由回転状態にする
。尚、自由回転状態においては、常時回転角度検出動作
を行い、後述のように、ワーク主軸5が動いた場合には
、その回転角度だけ、カウンタ27a中の回転角度位置
データAD工を更新し、C軸原点からの回転角度位置を
失わないようにする。従来、ワーク主軸5のCI原点復
帰が完了すると、当該ワーク主軸5の駆動モータ6はC
軸制御状態に入るので、ワーク上2を介して当該ワーク
主軸5と連結されたワーク主軸15を独立して回転させ
ることが出来ず、他方のワーク主軸15のC軸原点復帰
を行うことが出来なかったが、ワーク主軸5を自由回転
状態にすることによって、以下のようにワーク主軸15
のC@原点復帰を行うことが出来る。
ステップST5で、主軸制御部37は、駆動モータ16
に電力を供給して当該駆動モータエ6を速度制御して、
上述にように自由回転状態にされたワーク主軸5をワー
ク12を介して連れ回りさせる形で、ワーク主軸15を
低速で回転させる。
尚、駆動モータ6は、出力軸がワーク主軸5と一体とな
ったビルトイン構造であるので、自由回転状態のワーク
主軸5を円滑に連れ回りさせることが出来る。また、主
軸制御部27は、駆動モータ6の駆動を停止した状態で
あるが1回転角度検出動作を常時行っているので、ワー
ク主軸15の回転に伴ってワーク主軸5が連れ回りする
と、回転角度検出器7bから入力される回転角度信号A
P、に基づいて、カウンタ27a中の前述のようにリセ
ットされた当該ワーク主軸5の回転角度位置データAD
□を検出されたC軸原点を基準に逐次更新して行く。
そして、ステップST6で、ワーク主軸15がある角度
だけ回転したところで回転角度検出器17bからC軸点
点検出信号CP2が出力されると、ステップST7へ入
り、C@原点検出信号CP2が入力された当該ワーク主
軸15の主軸制御部37は、ワーク主軸15がCM原点
に達したものと判断して、カウンタ37a中に格納され
た回転角度位置データAD2をリセットする。こうして
、ワーク主軸15のC軸原点復帰が完了すると、ステッ
プST8へ入り、主軸制御部37は、駆動モータ16を
位置制御し、カウンタ37a中の回転角度位置データA
D2に基づいて、ワーク主軸15のC軸制御を開始する
。また、主軸制御部27は、前述のように、駆動を停止
していた駆動モータ6に電力を供給して当該駆動モータ
6を位置制御し、ワーク主軸5が連れ回り中にも逐次更
新されていたカウンタ27a中の回転角度位置データA
D、に基づいて、ワーク主軸5のC軸制御を開始する。
即ち、カウンタ27a中のワーク主軸5の回転角度位置
データAD□と、カウンタ37a中のワーク主軸5の回
転角度位置データAD。
は両ワーク主軸5,15のC軸角度位置に位相差が存在
する為に一致していないが、両ワーク主軸5.15はワ
ーク12を介して連結されており、両ワーク主軸5.1
5の回転角度位置データADの差、即ち位相差は常に一
定であるので、当該回転角度位置データADに基づいて
、両ワーク主軸5.15のC軸制御を行うことが出来る
このように、ワーク12を1両ワーク主軸5.15で保
持した状態のまま、各ワーク主軸5.15のC@原点復
帰を行うことが出来るので、C軸原点復帰の為にワーク
の保持解除、再保持といった比較的時間の掛かる動作を
行う必要が無いので。
加工時間の短縮化を図ることが出来る。
こうして、両ワーク主軸5,15のC軸制御が開始され
ると、主制御部30は、加ニブログラムPR○に基づい
て、主軸制御部27.37を介して、両ワーク主軸5.
15をC軸制御して同期的に回転駆動して、両ワーク主
軸5.L5に保持されたワーク12を加ニブログラムP
ROで指示された所定のC軸角度位置に位置決めさせ、
又は加ニブログラムPROで指示された所定の角速度で
回転させる。この際、両ワーク主軸5.工5のC軸角度
位置に一定の位相差が存在するので、主制御部30は、
加ニブログラムPROにおいて所定のC軸角度位置が指
示されると、2つのワーク主軸5、L5の内、一方のワ
ーク主軸に関しては、当該ワーク主軸を基準として、加
ニブログラムPROで指示されたC軸角度位置に基づい
てC軸制御させ、他方のワーク主軸に関しては、加ニブ
ログラムPR○で指示されたC軸角度位置に対して前記
位相差を加減したC軸角度位置を求め、該求められたC
軸角度位置に基づいてC軸制御させる。
そして、主軸制御部27は、主制御部30からの指示に
従って5回転角度検出器7bから入力される回転角度信
号AP工に基づいてカウンタ27a中のワーク主軸5の
回転角度位置データAD1を逐次更新しつつ、該回転角
度位置データAD工に基づいて駆動モータ6を駆動制御
して、後述のワーク主軸15と一定の位相差を保持した
形で同期的に、ワーク主軸5を所定のC軸角度位置に位
置決めさせ、又は所定の角速度で回転させる。また、主
軸制御部37は、主制御部30からの指示に従って1回
転角度検出器17bから入力される回転角度信号AP、
に基づいてカウンタ37a中のワーク主軸15の回転角
度位置データAD2を逐次更新しつつ、該回転角度位置
データAD、に基づいて駆動モータ16を駆動制御して
、前述のワーク主軸5と一定の位相差を保持した形で同
期的に。
ワーク主軸15を所定のC軸角度位置に位置決めさせ、
又は所定の角速度で回転させる。また、主制御部30は
、刃物台制御部22(又は32)を介して刃物台10(
又は20)を矢印工、J方向へ適宜移動駆動し、更に、
主軸台送り制御部23.33を介して両生軸台3.13
を同期的に矢印E、F方向へ適宜移動駆動して、刃物台
10(又は20)上の回転工具10a(又は20a)に
よってミーリング等のC軸制御を伴う加工を行う(尚、
主軸台3又は主軸台13のどちらか一方が機体2に固定
された形の場合には、両生軸台3.13の矢印E、F方
向への移動動作を行わずに、刃物台10(又は刃物台2
0)を、矢印1.J方向へ適宜移動駆動すると共に、矢
印E、F方向へも適宜移動駆動してC#i制御を伴う加
工を行う)。この際、ワーク12は2つのワーク主軸5
.15によって回転駆動されるので、従来のワークを一
方のワーク主軸のみで回転駆動する場合のように、他方
の自由回転状態のワーク主軸のイナーシャがワークや回
転能動状態のワーク主軸に作用してワークに捩りが生じ
るようなことが無く、ワーク12を好適に加工すること
が出来る。
尚、上述の実施例においては、ワーク主軸5を第1のワ
ーク主軸とし、ワーク主軸15を第2のワーク主軸とし
た場合、即ち、ワーク主軸5のC軸原点復帰を先に行っ
て、その後、ワーク主軸15のC軸原点復帰を行う場合
について述べたが。
ワーク主軸上5を第1のワーク主軸として先にC軸原点
復帰させ、ワーク主軸5を第2のワーク主軸として後に
CNfi点復帰させるようにしてもよいことは勿論であ
る。
また、上述の実施例においては、各ワーク主軸5,15
の駆動モータ6.16がビルトイン構造である場合につ
いて述べたが、各ワーク主軸5.15の駆動モータ6、
工6は必ずしもビルトイン構造でなくてもよい6 (g)1発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、ワーク主軸5
等の第1のワーク主軸とワーク主軸15等の第2のワー
ク主軸が対向する形で設けられた対向スピンドル旋盤上
において、前記各ワーク主軸に、当該ワーク主軸の回転
角度を検出する回転角度検出器7b、17b等の回転角
度検出手段を設け、前記各ワーク主軸に、前記回転角度
検出手段からの回転角度信号AP□、AP2に基づいて
、」該ワーク主軸の回転角度位置データAD□、AD2
を更新格納するカウンタ27a、37a等の回転角度位
置格納手段を設け、前記各ワーク主軸に、前記回転角度
位置格納手段に格納された当該ワーク主軸の回転角度位
置データAD□、AD2に基づいて当該ワーク主軸を回
転駆動し得る駆動モータ6.16、主軸制御部27.3
7等の駆動制御手段を設け、ワーク上2を第1のワーク
主軸と第2のワーク主軸によって保持した状態で、前記
各ワーク主軸のC軸点点復帰を行うに際して、第2のワ
ーク主軸を自由回転状態にすると共に、第1のワーク主
軸を回転駆動して、第1のワーク主軸側の回転角度検出
手段からのC軸点点検出信号CP1等の検出信号に基づ
いて、第工のワーク主軸かC軸点点に達したものと判断
されると、前記回転角度位置格納手段中の第1のワーク
主軸側の回転角度位置データAD工をリセットし1次い
で、第1のワーク主軸を自由回転状態にすると共に、前
記回転角度位置格納手段中の当該第1のワーク主軸側の
回転角度位置データADiを前記第1のワーク主軸側の
回転角度検出手段からの回転角度信号AP、に基づいて
更新しつつ、第2のワーク主軸を回転駆動して、第2の
ワーク主軸側の回転角度検出手段からのC軸点点検出信
号CP2等の検出信号に基づいて、第2のワーク主軸が
C@原点に達したものと判断されると、前記回転角度位
置格納手段中の第2のワーク主軸側の回転角度位置デー
タAD2をリセットするようにして構成したので、ワー
ク12を第1のワーク主軸と第2のワーク主軸によって
保持した状態のまま、各ワーク主軸のC軸点点復帰を行
うことが出来る。従って、各ワーク主軸のC@原点復帰
を行うに際して、一方のワーク主軸によるワークの保持
を解除して両ワーク主軸が連結されていない状態にする
必要はなく、ワークの保持解除、再保持などの比較的時
間の掛かる動作を行う必要がないので、加工時間が長く
なることがなく、各ワーク主軸のC軸点点復帰を好適に
行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明が適用される対向スピンドル旋盤の一
例を示す図、 第2図は、ClEIilyK点復帰プログラムの一例を
示すフローチャートである。 AP・・・・・回転角度信号 CP・・・・・検出信号(C軸点点検出信号)1・・・
・・対向スピンドル旋盤 5・・−・・第1のワーク主軸(ワーク主軸)6・・・
・・・駆動制御手段(駆動モータ)7b ・・・回転角
度検出手段、 (回転角度検出器) 12・・ ・ワーク 15・・・・・第2のワーク主軸(ワーク主軸)16・
・・・・駆動制御手段(駆動モータ)17b・・・・・
回転角度検出手段、 (回転角度検出器) 27・・・・・・駆動制御手段(主軸制御部)27a・
・・・・・回転角度位置格納手段(カウンタ) 37・・・・・・駆動制御手段(主軸制御部)37a・
・・・・回転角度位置格納手段(カウンタ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1のワーク主軸と第2のワーク主軸が対向する形で設
    けられた対向スピンドル旋盤において、 前記各ワーク主軸に、当該ワーク主軸の回転角度を検出
    する回転角度検出手段を設け、前記各ワーク主軸に、前
    記回転角度検出手段からの回転角度信号に基づいて、当
    該ワーク主軸の回転角度位置データを更新格納する回転
    角度位置格納手段を設け、 前記各ワーク主軸に、前記回転角度位置格納手段に格納
    された当該ワーク主軸の回転角度位置データに基づいて
    当該ワーク主軸を回転駆動し得る駆動制御手段を設け、 ワークを第1のワーク主軸と第2のワーク主軸によって
    保持した状態で、前記各ワーク主軸のC軸原点復帰を行
    うに際して、 第2のワーク主軸を自由回転状態にすると共に、第1の
    ワーク主軸を回転駆動して、 第1のワーク主軸側の回転角度検出手段からの検出信号
    に基づいて、第1のワーク主軸がC軸原点に達したもの
    と判断されると、前記回転角度位置格納手段中の第1の
    ワーク主軸側の回転角度位置データをリセットし、 次いで、第1のワーク主軸を自由回転状態にすると共に
    、前記回転角度位置格納手段中の当該第1のワーク主軸
    側の回転角度位置データを前記第1のワーク主軸側の回
    転角度検出手段からの回転角度信号に基づいて更新しつ
    つ、第2のワーク主軸を回転駆動して、 第2のワーク主軸側の回転角度検出手段からの検出信号
    に基づいて、第2のワーク主軸がC軸原点に達したもの
    と判断されると、前記回転角度位置格納手段中の第2の
    ワーク主軸側の回転角度位置データをリセットするよう
    にして構成した対向スピンドル旋盤におけるC軸原点復
    帰方法。
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