JPH0323899B2 - - Google Patents

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JPH0323899B2
JPH0323899B2 JP8165884A JP8165884A JPH0323899B2 JP H0323899 B2 JPH0323899 B2 JP H0323899B2 JP 8165884 A JP8165884 A JP 8165884A JP 8165884 A JP8165884 A JP 8165884A JP H0323899 B2 JPH0323899 B2 JP H0323899B2
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JP
Japan
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moire
simulator
plate
plate making
moiré
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JP8165884A
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JPS60225158A (ja
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Eiji Tadano
Jujiro Kaneko
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Fujifilm Holdings Corp
Fujifilm Graphic Systems Co Ltd
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Fujifilm Graphic Systems Co Ltd
Fuji Photo Film Co Ltd
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Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F5/00Screening processes; Screens therefor
    • G03F5/22Screening processes; Screens therefor combining several screens; Elimination of moiré

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、網掛け工程において使用される網目
パターンと反射原稿との間で発生するモアレ現象
の有無を予測し、前記モアレ現象の生じない網掛
け条件を求めるための製版用モアレ検査装置に関
するものである。
〔従来技術〕
原稿画像の濃淡を網点面積の大小に変換し、印
刷画像として再現する技術は、コンタクトスクリ
ーンを用いるカメラ方式あるいはダイレクトカラ
ースキヤナによる網掛け工程として製版、印刷の
分野において広く実施されている。
前記コンタクトスクリーンは、濃淡が規則的に
配列されているから、原稿の像の一部に濃淡が原
則的に配列された部分例えば衣服の絵柄等がある
と、これらが光学的に干渉して、原稿にない濃淡
模様が発生することが多い。この濃淡模様は、モ
アレと称されており、画質を著しく損ねることに
なる。特にカラー印刷の場合には、イエローイン
キ用、マゼンタインキ用、シアンインキ用、ブラ
ツクインキ用の4個の網版を用いいて重ね刷りを
行うために、モアレが発生する機会が多くなる。
なお、カラー印刷の場合には、各色版の間でもモ
アレが生じるから、色毎にスクリーン角度(網点
が並んでいる方向に伸びた直線と、基底となる垂
線のなす角度)が異なつたコンタクトスクリーン
が用いられる。このスクリーン角度の組合せに
は、各種のものが実用されているが、製版カメラ
に使用するコンタクトスクリーンとしては、イエ
ロー版が0度、マゼンタ版が15度、シアン版が75
度、ブラツク版が45度のものが多い。また、カラ
ースキヤナにおいては、例えばマグナスキヤン
520(クロスフイールド社製)では、イエロー版が
90度、マゼンタ版が45度、シアン版が75度、ブラ
ツク版が15度となつている。
前記製版写真にモアレが発生している場合に
は、コンタクトスクリーンの配置角度をずらす
か、または原稿の配置角度をずらしてから、製版
写真を再度作成することが必要である。したがつ
て、このモアレ対策には、多くの時間と材料の損
失が伴つていた。特に、カラー印刷では、コンタ
クトスクリーンの配置角度をずらした場合には、
異なつた2つのコンタクトスクリーン自体の間で
モアレが生じることがあり、また原稿の配置角度
をずらした場合には、他の色のコンタクトスクリ
ーンと原稿の間で新たなモアレが生じるから、1
回の修正ではモアレを解消することができず、数
次に亘る網分解が必要となり、その作業が著しく
面倒であつた。
このような厄介なモアレ問題に対処するため
に、製版写真を作成する前に、モアレが発生する
かどうかを事前に予測することができるようにし
たモアレ事前検索ゲージが提案されている(実開
昭59−9338号)。このモアレ事前検索ゲージは、
電気的に網掛け処理するダイレクトカラースキヤ
ナから出力される4種類の網目パターンと同じモ
アレ検査用パターンがそれぞれ分離した状態で記
録された1枚のシートと、このシートを回転自在
に保持するとともに、外周に角度目盛が付された
目盛板とから構成されている。使用に際しては、
モアレ事前検索ゲージを投影装置にセツトし、透
過原稿の実像を投影してモアレ事前検索ゲージと
光学的に重ね合わせ、各パターンとの間において
モアレが発生するかどうかを予測する。しかし、
この装置では、4種類のモアレ検査用パターンが
矩形状に区画された4個の領域に分離した状態で
それぞれ記録されているため、同時に4種類のモ
アレが発生するかどうかを調べることができなか
つた。したがつて、透過原稿の全面についてモア
レが発生するかどうかを調べるには、透過原稿又
はモアレ事前検索ゲージを移動して、各色版毎に
モアレの発生の有無とこれが消えるスクリーン角
度を調べなければならず、その検査作業に多大の
時間が必要になる。また、ダイレクトカラースキ
ヤナで4版同時分解する場合には、原稿の取付け
角度を色版毎に変えることは不可能であるため、
4種類のモアレを総合的に評価して、その影響が
最も少なくなる原稿の取付け角度を調べる必要が
あるが、前述したモアレ事前検索ゲージでは各色
版毎にモアレを調べるようになつているために、
4種類のモアレの影響がなくなる共通した原稿の
取付け角度を調べることが極めて困難であるとい
う欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、製版時に使用する4種類の網目パタ
ーンと反射原稿との間で発生する4種類のモアレ
を区別して同時に検査することができるようにし
た製版用モアレ検査装置を提供することを目的と
するものである。
〔発明の特徴〕
上記した目的を達成するために、本発明は、4
種類のモアレ検査用パターンを異なつた色で重な
つた状態で記録したモアレシミユレータを使用
し、倍率可変の光学系により前記モアレシミユレ
ータ又は反射原稿の実像を他方の上に投影して光
学的に重ね合わせるようにしたものである。
製版カメラにおいて発生するモアレを検査する
場合には、前記モアレ検査用パターンとしては、
ブラツク用コンタクトスクリーン、マゼンタ用コ
ンタクトスクリーン、シアン用コンタクトスクリ
ーン、イエロー用コンタクトスクリーンと同じパ
ターンが用いられる。また、ダイレクトカラース
キヤナにおいて発生するモアレを検査する場合に
は、電気的に発生する4種類の網目パターンと同
じものがモアレ検査用パターンとして用いられ
る。
〔発明の概略〕
第1図はモアレシミユレータの実像を反射原稿
上に投影させるようにした例を示すものである。
光源1から放出された光は、透過型のモアレシミ
ユレータ2に達し、その背後から照明する。この
モアレシミユレータ2には、製版時に使用するブ
ラツク用コンタクトスクリーン、マゼンタ用コン
タクトスクリーン、シアン用コンタクトスクリー
ン、イエロー用コンタクトスクリーンと同じパタ
ーンを持つた4種類のモアレ検査用パターンが、
適当な透過率を保ちながら、それぞれの色で重な
つた状態で透明なシートに記録されている。この
モアレシミユレータ2は、光軸3と直角な面内で
回転自在であり、かつ光軸3に沿つて移動自在と
なつている。前記モアレシミユレータ2に記録さ
れた4種類のモアレ検査用パターンは、倍率可変
の光学系4により、拡大又は縮小若しくは等倍で
カラープリント写真等の反射原稿5の上に結像さ
れる。なお、光学系4により、モアレシミユレー
タ2が例えば拡大されて反射原稿5に投影される
から、スクリーン線数を実質的に変えることがで
きる。例えば、スクリーン線数が200本のモアレ
シミユレータ2を2倍に拡大すれば、スクリーン
線数が100本となるから、スクリーン線数が100本
のモアレシミユレータの代用とすることができ
る。
第2図に示すように、前記モアレシミユレータ
2は、イエロー用シート20、マゼンタ用シート
21、シアン用シート22、ブラツク用シート2
3、角度目盛を付した目盛板24から構成されて
いる。前記各シート20〜23は透明なフイルム
に色版と同じ色で、例えばイエロー用シート20
ではイエローで、しかも適当な光透過率を持つ
て、モアレ検査用パターンが記録されており、外
周に角度目盛を付した透明な目盛板24に、製版
時に使用するコンタクトスクリーンと同じ向きで
貼着されている。前記モアレ検査用パターンは、
印刷に使用するコンタクトスクリーンと同じてあ
ることが望ましいから、実際に使用するコンタク
トスクリーンに応じたモアレシミユレータが選択
して用いられる。
一般に、コンタクトスクリーンはパターンの形
状、1インチ当たりの網点の個数、スクリーン角
度で固定されている。このパターン形状には、ク
ロスライン、スクエア、チエーン、ドツト、楕
円、トライアングル等がある。スクリーン角度
は、網点が並んでいる方向に伸ばした直線と、基
底となる垂線のなす角度を表し、使用する製版カ
メラ又はスキヤナの仕様で決められている。
モアレの検査を行う場合には、光源1を点灯し
てモアレシミユレータ2に記録された4種類のモ
アレ検査用パターンの実像を反射原稿5に投影さ
せる。前記反射原稿5に濃淡が周期的に変化した
部分があると、モアレ検査用パターンの実像との
間で光学的な干渉が生じるから、目6で反射原稿
5を見れば、製版時に発生するモアレを観察する
ことができる。このモアレシミユレータ2は、色
版に対応した色でモアレ検査用パターンが記録さ
れているから、モアレの色を調べることにより、
製版時にどのコンタクトスクリーンとの間でモア
レが発生するかどうかを予測することができる。
このモアレが発生している場合には、モアレシミ
ユレータ2を光軸3と直角な面内で回転させる。
このモアレシミユレータ2を回転させると、これ
に記録したモアレ検査用パターンが回転する。そ
して、4種類のモアレが消える所又は無視しえる
所を見つけ、その時の回転速度を調べる。
モアレシミユレータ2を回転してもモアレが消
えない場合には、4種類のモアレが最も減少する
角度にモアレシミユレータ2をセツトし、この状
態でモアレシミユレータ2と反射原稿5のいずれ
か一方を光軸3に沿つて少しずつずらす。このピ
ントをずらしながら、モアレが消える所又は無視
しえる所を見つけ、この時のピントのずらし量を
調べる。
上記のようにして得た角度に応じて、ダイレク
トカラースキヤナの原稿ドラムに装着する反射原
稿5の傾きを変える。例えば製版用モアレ検査装
置で調べた角度が15度の場合には、反射原稿5を
正規の位置から15度回転させた状態で原稿トラム
セツトする。また、ピント調節によりモアレが消
えた場合には、そのずれた量だけ読取りヘツド又
は露光ヘツドのピントをずらす。なお、モアレが
ある色版についてだけ発生する場合には、モアレ
の色からどの色版に発生するかが分るから、その
色版のピントをずらせばよい。
製版カメラ及びコンタクトスクリーンを使用す
るスキヤナの場合には、個々の色版毎にスクリー
ン角度を変えることができるから、前述した方法
と異なる次の方法でモアレの発生をなくすことが
できる。すなわち、モアレの色からどの色版でモ
アレが発生するかを知ることができるから、個々
の色版毎にモアレが消えるモアレシミユレータ2
の回転角度を調べ、モアレ検査用パターンとの角
度を考慮してスクリーン角度を算出し、このスク
リーン角度に応じて原稿を回転さけて製版写真を
作製する。また、モアレが消えない場合には、そ
の色版毎にピントのずらし量を調べ、その色版に
対してピントをずらせばよい。
第3図は反射原稿の実像をモアレシミユレータ
上に投影するようにした例を示すものであり、第
1図と同じ部材には同じ符号が付してある。反射
原稿5はランプ1で照明され、その表面で反射し
た光が光学系4を通つて透過型スクリーン8に達
する。この透過型スクリーン8は、モアレシミユ
レータ2に密着し又はこれから僅か離されて配置
されている。前記透過型スクリーン8には、反射
原稿5に記録された像が光学系4により製版時と
同じ倍率で投影され、モアレシミユレータ2に記
録されたモアレ検査用パターンと光学的に合成さ
れる。この実施例の場合では、反射原稿の像が製
版時と同じサイズとなるうように、等倍で又は拡
大、縮小して透過型スクリーン8に投影されるか
ら、製版時に発生するモアレと同じものを観察す
ることができる。
〔第1実施例の構成〕 第4図及び第5図は第1図に示す実施例を具体
化した製版用モアレ検査装置を示すものである。
ケーシング40の下方に、開口41が形成されて
おり、これにアクリル白色板で作つたステージ4
2が嵌め込まれている。このステージ42の上に
は、格子状の基準線43を記録した透明な原稿取
付け板44が載置される。この原稿取付け板44
の上には、反射原稿45が透明テープ46で平坦
に留められている。
前記ステージ42の上方には、投影レンズ47
が配置されており、また開口48と投影レンズ4
7との間に蛇腹49が取付けられている。前記投
影レンズ47を保持した鏡胴50は、ラツクギヤ
51aを備えたスライドレバー51に固着されて
いる。このラツクギヤ51aには、倍率調節つま
み52によつて回転するピニオンギヤ53が噛合
しており、倍率調節つまみ52をまわすことによ
りスライドレバー51を光軸54に沿つて移動さ
せ、その拡大率を所望の値にセツトすることがで
きる。なお、この倍率変換機構としては、周知の
投影機に使用されているものをそのまま用いるこ
とができる。
前記ケーシング40の上方に、アーム56を介
してランプハウス57が取り付けられている。こ
のランプハウス57の中には、ランプ58とその
背後に配置されたミラー59とが収納されてい
る。なお、符号60は蝶ネジであり、これを緩め
ることにより、アーム56をケーシング40から
外すことができる。前記ランプハウス57から放
出された光は、ケーシング40の上部開口62を
通り、モアレシミユレータ63を照明する。この
モアレシミユレータ63を透過した光は、ミラー
77で下方に反射されてから前記投影レンズ47
に入射し、この投影レンズ47によつて反射原稿
45の上にモアレシミユレータ63の実像が投影
される。
第6図に示すように、モアレシミユレータ63
は1枚の透明なベース64の上に、色版と同じ色
で4個のモアレ検査用パターン(図示せず)が重
複して記録されている。また、このベース64に
は、指掛け穴64aと、段部64b、指標64c
とが形成されている。目盛板65は、角度目盛を
付したフランジ65aを備え、このフランジ65
aがベース64の段部64bに当接して、ベース
64が抜け出ることなく回転するように保持して
いる。また、前記モアレシミユレータ63は、透
明板67に取りつけた1個の留め金具68と、下
方に配置された2個のローラ69により、透明板
67に対して回転可能に3点で保持されている。
前記透明板67は、ホルダー70に保持されて
おり、このホルダー70にはラツクギヤ70aが
形成されている。このラツクギヤ70aは、ピン
ト調節つまみ71で回転されるピニオンギヤ72
が噛合している。ピント調節つまみ71を回転す
ると、モアレシミユレータ63を保持したままホ
ルダー70が矢線方向に移動する。このピント調
節の際に、ピント調節つまみ71にはピント面か
らのずれ量を示す目盛が付してあるから、指標7
3に合致した目盛を読み取ることによりピント面
からのズレ量を知ることができる。
前記ケーシング40の上部には、ヒンジ75を
介して開閉蓋76が取り付けられており、製版カ
メラ又はスキヤナで使用するコンタクトスクリー
ンに応じて、モアレシミユレータ63を交換する
ことができるようになつている。
〔第1実施例の作用〕 まず、原稿取付け板44の上に反射原稿45を
重ね、動かないように透明テープ46で固定す
る。この反射原稿45を固定した原稿取付け板4
4をステージ42の上に載置する。次に、倍率調
節つまみ52をまわして所望の倍率にセツトす
る。この倍率調節つまみ52をまわすと、ピニオ
ンギヤ53が回転するから、スライドレバー51
が昇降動して、投影レンズ47を光軸54に沿つ
て移動させ、所望の倍率位置にセツトすることが
できる。また、ピント調節つまみ71を操作し
て、投影レンズ47の焦点面にモアレシミユレー
タ63が位置するように合わせておく。
前記モアレシミユレータ63は、ランプ58か
らの照明光で照明され、これを透過した光がミラ
ー77を介して投影レンズ47に入射する。この
投影レンズ47により、モアレ検査用パターンと
角度目盛とが、ステージ42に載置された反射原
稿45の上に投影される。この反射原稿45に投
影された角度目盛の「零」が、原稿取付け板44
に記録された基準線43のうち所望のものと合致
するように、目盛板65を回転してセツトする。
次に、指掛け穴64aに指を差し込んでベース6
4を回転し、ベース64の指標64cを角度目盛
の「零」に合わせる。
前記反射原稿45に濃淡が周期的に変化した部
分かあると、モアレシミユレータ63との間で光
学的な干渉が生じ、網分解の際に生じるものと同
じモアレが発生する。このモアレが発生している
場合には、ベース64を回転させると、これに記
録したモアレ検査用パターンが回転する。そし
て、4色全部又は各色版毎にモアレが消える所又
は無視しえる所を見つけ、その時の指標64aと
合致している角度目盛を調べる。
モアレシミユレータ63を回転してもモアレが
消えない場合には、モアレが最も減少する角度に
モアレシミユレータ63をセツトし、この状態で
ピント調節つまみ71を回転して投影レンズ47
の焦点面から、ホルダー70をスライドして、モ
アレシミユレータ63を少しずつずらす。そし
て、モアレが消える所又は無視しえる所を見つ
け、その時のピントのずらし量をピント調節つま
み71に施した目盛から読み取る。
〔第2実施例〕 第7図は第3図に示す実施例を具体化した製版
用モアレ検査装置を示すものであり、第4図ない
し第5図と同じ部分には同一の符号を付してあ
る。前記ステージ42の上方に一対のランプ8
0,81が配置されており、これらのランプ8
0,81で反射原稿45が照明される。この反射
原稿45の表面で反射された光は、投影レンズ4
7、ミラー77を通つて透過型スクリーン83に
達し、反射原稿45の実像が製版時と同じ倍率で
透過型スクリーン83に結像される。この透過型
スクリーン83に結像された像と、モアレシミユ
レータ64に記録されたモアレ検査用パターンと
が光学的に重ね合わせられるから、モアレシミユ
レータ64の前方から見れば、製版時に生じるモ
アレと同じものを観察することができる。
なお、透過原稿を使用する場合には、ステージ
42の上にこれを載置し、そしてステージ42の
下方に配置した照明ユニツト85を点灯して透過
原稿をその背後から照明し、この透過原稿の実像
を透過スクリーン83に結像させればよい。
〔発明の効果〕
上記構成を有する本発明は、4種類のモアレ検
査用パターンを異なつた色で重ねて記録したモア
レシミユレータを使用し、所望の倍率に調節する
ことができる光学系により、前記4種類のモアレ
検査用パターン又は反射原稿の一方を他方に投影
するようにしたから、4種類のモアレを同時に検
査することができ、これらのモアレを総合的に評
価して、これらの影響が最も少なくなる共通の網
掛け条件を簡単に調べることができる。したがつ
て、本発明は、電気的に網掛け処理を行うダイレ
クトカラースキヤナに対しては、その実用的効果
が大きい。
また、モアレの色によつてどの色版でモアレが
発生するかを知ることができるから、コンタクト
スクリーンを使用するものでは、各色版毎にモア
レが最も少なくなるスクリーン角度を知ることが
できる。したがつて、従来の装置のように、モア
レシミユレータ(モアレ事前検索ゲージ)を移動
させる必要がないため、検査作業が簡単になると
ともに、モアレシミユレータをコンパクトにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はモアレシミユレータの像を反射原稿に
投影するようにした実施例の概略を示す光路図で
ある。第2図はモアレシミユレータの一例を示す
分解斜視図である。第3図は反射原稿の像をモア
レシミユレータに近接して配置した透過型スクリ
ーンに投影するようにした実施例を示す光路図で
ある。第4図は第1図に示す実施例を具体化した
製版用モアレ検査装置の一例を示す外観図であ
る。第5図第4図の断面図である。第6図はモア
レシミユレータの別の実施例を示す分解斜視図で
ある。第7図は第3図に示す実施例を具体化した
製版用モアレ検査装置の断面図である。 1……光源、2……モアレシミユレータ、4…
…光学系、5……反射原稿、8……透過型スクリ
ーン、42……ステージ、44……原稿取付け
板、45……原稿、47……投影レンズ、52…
…倍率調節つまみ、57……ランプハウス、58
……ランプ、63……モアレシミユレータ、64
……ベース、65……目盛板、71……ピント調
節つまみ、80,81……ランプ、83……透過
型スクリーン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 製版時に発生するモアレを予め検査するため
    の製版用モアレ検査装置において、 反射原稿が載置されるステージと、製版時に使
    用するイエロー用網目パターン、マゼンタ用網目
    パターン、シアン用網目パターン、ブラツク用網
    目パターンに応じた4種類のモアレ検査用パター
    ンがそれぞれ異なつた色により重なつた状態で記
    録されたモアレシミユレータと、前記モアレシミ
    ユレータ又は反射原稿のいずれか一方の実像を他
    方に投影する倍率可変の光学系と、前記モアレシ
    ミユレータを回転可能に保持するとともに、光軸
    方向に移動する手段とからなることを特徴とする
    製版用モアレ検査装置。 2 前記モアレシミユレータは、4種類のモアレ
    検査用パターンがそれぞれ記録された4枚のシー
    トと、外周に角度目盛が付されており、前記4枚
    のシートが固着された目盛板とから構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    製版用モアレ検査装置。 3 前記モアレシミユレータは、4種類のモアレ
    検査用パターンが記録された1枚のシートと、外
    周に角度目盛を付した目盛板とから構成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    製版用モアレ検査装置。 4 前記目盛板の内側に前記シートが回転自在に
    収納されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載の製版用モアレ検査装置。
JP8165884A 1984-04-23 1984-04-23 製版用モアレ検査装置 Granted JPS60225158A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8165884A JPS60225158A (ja) 1984-04-23 1984-04-23 製版用モアレ検査装置

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JP8165884A JPS60225158A (ja) 1984-04-23 1984-04-23 製版用モアレ検査装置

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Publication Number Publication Date
JPS60225158A JPS60225158A (ja) 1985-11-09
JPH0323899B2 true JPH0323899B2 (ja) 1991-03-29

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ID=13752424

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8165884A Granted JPS60225158A (ja) 1984-04-23 1984-04-23 製版用モアレ検査装置

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