JPH03238429A - ビデオカメラの露光補正装置 - Google Patents

ビデオカメラの露光補正装置

Info

Publication number
JPH03238429A
JPH03238429A JP2034796A JP3479690A JPH03238429A JP H03238429 A JPH03238429 A JP H03238429A JP 2034796 A JP2034796 A JP 2034796A JP 3479690 A JP3479690 A JP 3479690A JP H03238429 A JPH03238429 A JP H03238429A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection area
signal
exposure
circuit
exposure detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2034796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2979567B2 (ja
Inventor
Noriaki Kondou
近藤 紀陽
Takashi Kobashi
貴志 小橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2034796A priority Critical patent/JP2979567B2/ja
Publication of JPH03238429A publication Critical patent/JPH03238429A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2979567B2 publication Critical patent/JP2979567B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 :産業上の+11用分野: この発明は、ミーデオカメラの露光補正装置に関する。
j発明の概要2 二〇定明;よ、複数の露光検出工丁71アを設定し、各
露光検出エリア内での輝度信号レベルをそれぞn、検出
□て露光制御を行うように5たビデオカメラの露光補正
装置において、逆光や過順先の状態に応して各露光検出
エリアの大きさ及ブ/又:よ位置を制御することにより
、逆光や過順光の時に:よ中央重点測光が強まるよう二
こし、逆光や過順光ての撮影に対応できるようにしたも
のである。
ご従来の技術二 従来のヒーデオカメラの自動露光制御回路では、露光検
出エリアでのCCD撮像素子からの輝度信号レベルが所
定値となるように、アイリスの開閉及びAGC回路のゲ
インを制御するようにしている。ところが、このような
従来の自動露光制御回路では、逆光時には背景の輝度レ
ベルが著じく大きくなるので、アイリスが閉しられ1.
A G C回路のゲインが下げられて5まい、被写体像
が黒く沈み込む。また、過順光時に1よ、背景の輝度レ
ベルが被写体の輝度レベルに比べて非常に小さくなるの
で、アイリスが開かれ、AGC回路のゲインが上げられ
てしまい、被写体像が飽和してしまう。
そこで、被写体のある露光検出エリアと背景のある露光
検出エリアの2つの露光検出エリアを設定し、逆光時や
過順光時には、被写体のある露光検出エリアでの輝度信
号レベルが所定値となるようにアイリスの開閉及:< 
A G C回路のゲインを制御するようにして中央重点
測光とし、逆光時や過順光時二こ対応てきるようにした
ちのがある。
このように、2つの露光エリアを設ける場合、第14図
A及び第14図B5こ示すように、中央部の露光検出エ
リアAllと、周辺部の露光検出エリアA12とに分割
することが考えられる。とこうが、このように中央部の
露光検出エリアAllと周辺部の露光検出エリアA12
とを設5すると、パニング5た場合Sこ、画面の明るさ
の変動が生して5まうという問題がある。
つまり、中央部の露光検出エリアA 11よ周辺部の露
光検出エリアA12とを設けると、第14図B5.こ示
すよう二二露光検出エリアAlthoこ被写体がある時
にシよ、この露光検出エリアAll内の被写体の、暉度
信号しヘルシこ応:て露光制御がなされるが、パニング
5て第14図Bに示tように被写体が露光検出エリアA
llから外れると、露光検出エリアAll内の輝度信号
レベルは周辺部の輝度信号レベルと変わらなくなる。こ
のため、画面の明るさに変動が生しる。
そこで、第15図へ及プ第15図Bに示すように、下部
の露光検出エリアA21と、上部の露光検出エリアA2
2とに分割することが提案されている。このようにする
と、パニングした場合でも、殆どの場合被写体が下部の
露光検出エリアA21内から外れないので、画面の明る
さの変動が生じすらい。
[発明が解決しようとする課題] ところが、第15図A及び第15図B 5こ示すように
下部の露光検出エリアA21と上部の露光検出エリアA
22とを設定した場合、第14図A及ブ第14Bに示し
たように中央部の露光検出エリアAllと周辺部の露光
検出エリアA12とに分割した場合に比べて、被写体が
位置する露光検出エリアA21の面積が大きくなるので
、中央重点測光二こ;り丁あい。このため8、散しい逆
光状態の場合;こ:よ、被写体が男く枕み込みがち二こ
なってしよう。
−f+かって、この発明の目的は、逆光や過順光の状態
二こ応:て露光検出エリアの位置や犬きさををき在二こ
設定できるビデオうメラの露光補正装置を提供すること
にある。
、課題を解決するための手段: この発明;よ、複数の露光検出工り7を設定5、各露光
検出エリア内での輝度信号レベルをそれぞれ検出5て露
光制御を行うようにしたどデオカメラの露光補正装置;
こδいて、逆光や過順光の状態に応□で、各露光検出エ
リアの大きさ及ブ/又シよ位置を制御するようにしたヒ
′デオメラの露光補正装置である。
:作用: ヒスト回路58.A及’j 58 Bの出力H1及ブH
2つ・あ順光状態であるか、逆光状態であるか、過順光
状態であるかが検出される。これにより、露光検出エリ
アA1及ブ露光検出エリアA2の位置や大きさが設定さ
れる。
順光の時には、露光検出エリアを上部と下部とに分け、
下部を被写体がある露光検出エリアA1と5、上部を背
景がある露光検出エリアA2とする。このようにすると
、パニングしても、明るさの変動が生じない。
激しい逆光や過順光の時に:よ、被写体がある露光検出
エリアA1が中心部に配設され、背景がある露光検出エ
リアA2が周辺部に配置される。これとともに、被写体
がある露光検出エリアAlが小さく設定される。このよ
うにすると、より中央重点測光に近づく。
:実施例] この発明の実施例について、以下の順序に従って説明す
る。
a、ビデオカメラの全体構成 b、オプティカルディテクタSこついてbl、  エリ
ア設定回路 b2.Y分離回路、C分離回路 b3.7へF検出回路 b4.AE検出回路 b5.AWB検出回路 a、ビデオカメラの全体構成 第2図は、この発明を適用することができるビデオカメ
ラの全体構成を示すものである。第2図5二おいて、l
 Sよレンズ、2:よCCD撮像素子である。CCD撮
像素子2の受光面に、レンズ1を介された被写体像が結
像され、CCD撮像素子2から撮像信号が得られる。
レンズ1には、第3図二こ示すように、固定レンズFl
 (1群レンズ)、ズームレンズF2(2群レンズ)、
固定レンズF3(3群レンズ)、フォーカスし・ンズF
4(4群レンズ)が配設される。
ズームレンズF2と固定レンズF3との間に、PNフィ
ルタ17、アイリスリング18が配設される。フォーカ
スレンズF4に対向して赤外線カット用のダ旦−ガラス
19が配設される。
フォーカスレンズF4を移動させることで、合焦位置が
得与れる。このフォーカスレンズF4の位置は、フォー
カス駆動モータ3により移動可能とされる。フォーカス
駆動モータ3としては、精度の高い制御が容易に行なえ
るように、ステップモータが用いられる。このステップ
モータは、振動や雑音の低減のために、ドライバー13
により正弦波で駆動される。また、レンズ1内のアイリ
スリング18の開閉がアイリス駆動モータ4シこより制
御される。アイリスリング18の開閉状態は、例えはホ
ール素子からなるアイリス位置検出器5で検出される。
また、ズームレンズF4の位置がズーム位置検出器6で
検出される。アイリス位置検出器5、ズーム位置検出器
6の出力がシステムコントローラ12に供給される。
CCD撮像素子2としては、例えば補色市松格子上の画
素配列のものが用いられる。このような画素配列のCC
D撮像素子2には、第4図に示すよう5二、シアン(C
y)の画素と黄色(Ye)の画素とか繰り返されるライ
ンL1が1ライン毎に配列され、このシアン(Cy)の
画素と黄色(Ye)の画素とが繰り返されるラインL1
の間に、緑(G)の画素とマゼンタ(M)の画素とが繰
り返されるラインL2と、マゼンタ(M)の画素と緑(
G)の画素とが繰り返されるラインL3とが交互に配列
される。
CCD撮像素子2の画素数としては、例えば1う1′ン
510画素のものと、1ライン760画素のものとを用
いることができる。1ライン510画素のCCD撮像素
子を用いた場合、周波数(8/3) f s c (’
=9.55MHz) (7)転送りo 7りがCCD撮
像素子2に与えられる。1ライン760画素のCCD撮
像素子を用いた場合、周波数4fsc  (険14.3
2Mセ)の転送りロックがCCD撮像素子2に与えられ
る。
CCD撮像素子2の出力がサンプルホールド回路7に供
給される。CCD撮像素子2として補色市松格子上の画
素配列のものを用いた場合、サンプルホールド回路7で
、垂直方向に2画素分づつ出力されるCCD撮像素子2
の出力信号がサンプルホールドされる。サンプルホール
ド回路7の出力がAGC回路8を介してA/Dコンバー
タ9に供給される。A/Dコンバータ9で、CCD撮像
素子2の出力が例え二iloピントでディジタル化され
る。
A/Dコンバータ9の出力がディジタルビデオ信号処理
回路105こ供給されるとともに、オプティカルディテ
クタ11に供給される。オプティカルディテクタ11で
、オートフォーカス制御のためのAF検出信号と、自動
露光のためのAE検出信号と、オートホワイトバランス
のためのAWB検出信号が形成される。
オプティカルディテクタ11とシステムコントローラ1
2とは、シリアルインターフェースを介して、双方向に
接続される。このシリアルインターフェースを介して、
オプティカルディテクタ11とシステムシステムコント
ローラ12とは、例えば1垂直期間毎に信号のやり取り
が行われる。
システムコントローラ12からオプティカルディテクタ
11に、フォーカス検出エリア設定信号、露光検出エリ
ア設定信号、ホワイトバランス検出エリア設定信号等が
供給される。オプティカルディテクタ11からシステム
コントローラ12に、AP(オートフォーカス)検出信
号、AE(オートエクスボジャー)検出信号、AWB 
(オートホワイトバランス)検出信号等が供給される。
オプティカルディテクタ11からシステムコントローラ
12に送られてくるAF検出信号に基づいて、システム
コントローラ12からレンズ駆動信号が出力される。こ
のレンズ駆動信号がドライバー13を介してフォーカス
駆動モータ3に供給される。これにより、フォーカスレ
ンズF4の位置が令色位置になるように制御される。
オプティカルディテクタ11からシステムコントローラ
12乙こ送られてくるAE検出信号に基づいて、システ
ムコントローラ12からアイリス制御信号が出力される
とともに、AGC制御信号が出力される。このアイリス
制御信号がドライバー14を介してアイリス駆動モータ
4に供給される。
また、このAGC制御信号がD/Aコンバータ15を介
してAGC回路8に供給される。これにより、CCD撮
像素子2からの撮像信号レベルGこ応してアイリスリン
グ18が開閉されるととちに、AGC回路8のゲインが
設定される。
ディジタルビデオ信号処理回路10で、輝度信号及びク
ロマ信号が信号処理される。この信号処理された輝度信
号及びクロマ信号がD/Aコンバータ15A及び15B
を介してそれぞれアナログ信号に変換され、出力端子1
6A及び16Bからそれぞれ出力される。
b、オプティカルディテクタについて 第1図は、オプティカルディテクタ11の構成を示すも
のである。
このオプティカルディテクタ11は、前述したように、
オートフォーカス制御のためのAF検出信号、自動露光
のためのAE検出信号、オートホワイトバランスのため
のAWB検出信号等、光学的制御Mのための検出信号を
形成するちのである。
オプティカルディテクタ11に1よ、破線で囲んで示す
A F検出回路21.AE検出回路22、AWB検出回
路23が配設される。
bl、エリア設定回路 オプティカルディテクタ11には、オートフォーカスを
行うためのフォーカス検出エリアを設定するAFエリア
設定回路24、自動露光のための露光検出エリアを設定
するためのAEエリア設定回路25、オートホワイトバ
ランス制御のためのホワイトバランス検出工′リアを設
定するAWB工゛ノア設定回路26が設けられる。更に
、°表示用の工′ノアを設定するための表示用エリア設
定回路27が設シナられる。
\F二′ノア設定回路24、A巳エリア設定回路25、
AWBエリア設定回路26には、シリアル人力ボート2
8を介して、システムコントローラ12かあフォーカス
検出エリア設定信号、露光検出工・リア設定信号、ホワ
イトバランス検出エリア設定信号がそれぞれ供給される
フォーカス検出エリア設定信号に基づき、AFエリア設
定回路24で、例えば2つのフォーカス検出エリアが設
定される。露光検出エリア設定信号に基づき、AEエリ
ア設定回路25で、例えば2つの露光検出エリアが設定
される。ホワイトバランス検出エリア設定信号に基づき
、AWBエリア設定回路26でホワイトバランス検出エ
リアが設定される。これらのエリアの位置や大きさ;よ
、任意に設定することが可能である。
更に、表示用エリア設定回路27には、シリアル人力ボ
ート28を介して、システムコントローラ12から表示
用エリア設定信号が供給される。
この表示用エリアの位置や大きさは、任意に設定できる
AFエリア設定回路24、AEエリア設定回路25、A
WBエリア設定回路26、表示用エリア設定回路27の
出力は、セレクタ30を介じて、出力端子47から選択
的に出力可能とされる。なお、セレクタ30では、複数
のエリア設定用の信号を選択することもできる。セレク
タ30で選択されたエリア設定信号に基づくエリアがフ
ァインダに表示される。したがって、制御に用いている
工゛、1ア辷同−のエリアをファインダに表示させるこ
とち、制御と異なるエリアをファインダに表示させるこ
とちできる。
また、この表示用エリアを利用して、タイトラー等の取
込み位置、電子ズームの取込み位置等を指定できる。
オプティカルディテクタ11からンステムコントローラ
12には、シリアル出力ボート29を介して、AF検出
信号、AE検出信号、AWB検出信号が供給される。
b2.Y分離回路、C分離回路 第1図において、入力端子31に、第2図シこるけるA
 / Dコンバータ9からのディジタル撮像信号が供給
される。このディジタル撮像信号がY分離回路32に供
給されるとともに、C分離回路33に供給される。Y分
離回路32で、このディジタル撮像信号からディジタル
輝度信号Yが形成される。また、C分離回路33で、デ
ィジタル撮像信号からクロマ信号C,,C,が形成され
る。
前述したように、CCD撮像素子2としては、第4図に
示したような補色市松格子状の画素配列のものが用いら
れる。そして、サンプルホールド回路7では、垂直方向
に2画素分づつ出力される信号がサンプルホールドされ
、サンプルホールド回路7からは、垂直方向に2画素分
の出力が加算されて出力される。
第4図に示した画素配列の場合、垂直方向の2画素分の
出力が加算されて出力されると、第5図Aに示すように
、シアン(Cy)と緑(G)の和信号(Cy 十G)と
、黄色(Ye)とマゼンタ(M)の和信号(Ye+M)
とが交互に出力されるラインと、第5図Bに示すように
、シアン(Cy)とマゼンタ(M)の和信号(cy=M
)、と黄色(Ye)と緑(G)の和信号(Ye−G)と
が交互に出力されるラインとが1ライン毎に繰り返され
る。
第1図5二おいて、C分離回路33て、互いにlサンプ
ル異、;る信号が減算される。これにより、クロマ信号
CR,C,が形成される。
つまり、シアンと緑の和信号(Cy =G)と、黄色と
マゼンタの和信号(Y e +M)とが交互に出力され
るライン(第5図A)では、互いに1サンプル異なる信
号を減算することにより、クロマ信号C,Rが以下のよ
うにして得られる。すなわち、Ye =R+G、 M 
=R+B XCy=B−Gであるから、 (Ye+!1)−(Cy↓G) ・((R−G)+(R−B))−((B十G)+G):
2R−G ・C,l シアンとマづンタの和信号(Cy +M)と、黄色と緑
の相信号(Ye=G)とが交互に出力されるライン(第
5図B)では、互いに1サンプル異なる信号を減算する
ことにより、クロマ信号C8が以下のように5で得られ
る。
(Ye−G) −(Cy−M) = ((RAG) =G)−((B、G)・(R−B)
)・ −2B↓G −C3 Y分離回路32で、互いに1サンプル異なる信号が加算
される。これにより、輝度信号Yが形成される。
つまり、シアンと緑の和信号(Cy+G)と黄色とマゼ
ンタの和信号(Y e QM)とか交互に出力されるラ
イン(第5図A)では、互いに1サンプル異なる信号を
加算することにより、輝度信号Yが以下のようにして得
られる。
(Ye+M) + (Cy+G) ・((RAG)+(RIB))+((RAG)τG)・
3G+2R+8 Y シアンとマゼンタの和信号(Cy +M)と黄色と緑の
和信号(Ye=G)とが交互に出力されるライン(第5
図B)では、互いに1サンプル異なる信号を加算するこ
とシこより、輝度信号Yが以下のようにして得られる。
(Ye−G)−<Cy−M) ・((R−G)・G)−((B−G)−(R−B))・
3G−28−R Y また、Y分離回路32及r5C分離回路33で、サンプ
リング周波数の変換が行ηれる。すなわち、入力端子3
1には、CCD撮像素子2としてlライン510画素の
ものを用いた場合に:まサンプリング周波数(8/3)
fscのディジタル信号が供給され、CCD ffi像
素子2として1ラインマロ0画素のものを用いた場合に
はサンプリング周波数4fscのディジタル信号が供給
される。Y分離回路32及びC分離回路33で、このサ
ンプリング周波数(8/3)fsc或イ;:4 f s
 cカサンプリング周波数2fscに変換される。
Y分離回路32の出力がAF検出回路21、A已検出回
路22、AWB検出回路23に供給される。C分離回路
33の出力がAWB検出回路23に供給される。
b3.AF検出回路 合焦位置では、CCD撮像素子2からの輝度信号中の中
高域成分レベルが最大となる。したがって、CCD撮像
素子2からの輝度信号中の中高域成分のレベルを所定の
フォーカスエリア内で積分した値を評価値とし、この評
価値が最大となるように、フォーカスレンズF4を位置
制御することで、合焦位置が得られる。
この発明の一実施例で:よ、このような原理に基づいて
、フォーカス制御を行うよう↓こしている。
すなわち、AF検出回路21において、遅延回路34と
フィルタ演算部35.36.37とから3種類の特性の
異なるバイパスフィルタが構成される。遅延回路34と
フィルタ演算部37とから構成されるバイパスフィルタ
と、バイパスフィルタ38とが縦続接続される。これら
により、特性の異なる4種類のバイパスフィルタが構成
される。
これらのバイパスフィルタにより、輝度信号中の中高域
成分が取り出される。
ところで、バイパスフィルタの特性が変わると、し7・
文位置と評価値との関係を示す特性が変わってζる。こ
の特性が緩やかな場合、合焦位置に制御てきる範囲;よ
広がるが、正確な合焦位置が得にくくなる。これに対し
て、この特性が急峻な場合、正確な合焦位置が得られる
が、合焦位置に制御できる範囲)よ狭くなる。
:たがって、広い範囲に渡って正確にフォーカスレンズ
F4を合焦位置に制御できるようにするiめ二こ5よ、
特性の異なる複数のバイパスフィルタを切替えて用いる
ことが有効である。すなわち、レンズ位置と評価値との
関係を示す特性が緩やかになるバイパスフィルタを用い
てレンズを合焦位置近傍まで移動させ、レンズが合焦位
置近傍まで移動されたあ、レンズ位置と評価値との関係
を示を特性が急峻になるバイパスフィルタに切替え、こ
のレンズ位置と評価値との関係を示す特性が急峻になる
バイパスフィルタを用いて、レンズを金色位置まで追い
込む制御を行う。
この発明の一実施例では、セレクタ39A〜39Dによ
り、特性の異なるこれら4種類のノへイパスフィルタの
出力が選択的に出力できるようにされている。
すなわち、フィルタ演算部35の出力がセレクタ39A
及びセレクタ39Bのa個入力端に供給される。フィル
タ演算部36の出力がセレクタ39A及び39Bのb個
入力端に供給されるとともに、セレクタ39C及び39
Dのa個入力端に供給される。フィルタ演算部37の出
力がセレクタ39A及び39BのC側入力端に供給され
るとともに、セレクタ39C及び39Dのb個入力端に
供給される。バイパスフィルタ38の出力がセレクタ3
9C及び39DのC側入力端に供給される。
セレクタ39A〜39Dを切り換えることにより、所望
の特性のフィルタ出力を選択できる。このセレクタ39
A〜39Dは、シリアル人力ポート28を介してシステ
ムコントローラ12から送られてくるフィルタセレクト
信号に基づいて切替えられる。
セレクタ39A〜39Dの出力がコアリング回路40A
〜40Dにそれぞれ供給される。コアリング回路40A
〜40Dには、シリアル人力ボート28を介してシステ
ムコントローラ12からコアリングレベル設定信号が供
給される。コアリング回路40A〜40Dは、ディジタ
ル輝度信号の中高域成分を検波するとともに、ノイズ成
分を除去するものである。
つまり、特にコントラストが小さく、絵柄が単調な画面
では、CCD撮像素子2からの輝度信号中の高域成分が
殆どなくなるため、信号に対するノイズの影響が大きく
なる。コアリング回路40A〜40Dは、このようなノ
イズによる影響を防止するために設けられている。
すなわち、ディジタルバイパスフィルタの出力信号中に
第6図A〜に示すようにノイズ成分Nがあると、このノ
イズ成分Nの影響により、フォーカス検出信号に誤差が
生しる。コアリング回路40A〜40Dにより、第6図
Bに示すように、所定のコアリングレベルV、以下にあ
るノイズ成分Xが除去される。なお、このコアリング回
路8は、減算器で構成することができる。
コアリング回路40A〜40Dの出力がゲート回路41
A〜41Dにそれぞれ供給される。ゲート回路41A〜
41Dには、AFエリア設定回路24からフォーカス検
出エリアを設定するためのゲート信号が供給される。こ
のゲート信号により、ゲート回路41A〜41Dの開閉
が制御される。
ところで、点光源のような高輝度部分を含む被写体を撮
影した場合には、高輝度部分の信号により、評価値に誤
差が生しる可能性がある。そこで、高輝度検出回路46
が設けられる。高輝度検出回路46で、CCD撮像素子
2からの撮像信号が所定レベル以上かどうかが検出され
る。この高輝度検出回路46の出力がAF設定回路24
に供給され、CCD撮像素子2からの撮像信号が所定レ
ベル以上なら、その部分のフォーカス検出エリアがマス
キングされる。
例えば、第7図Aに示すように、所定値92以上となる
高輝度の信号がCCD撮像素子2から出力されたとする
。この場合、第7図Bに示すような信号がディジタルバ
イパスフィルタから出力される。CCD撮像素子2うく
所定値v2以上とする期間T″1′、第7図Cに示すよ
うシこマスキング信号が出力される。このマスキング信
号の間、ゲート回路41A〜41Dが閉し5れる。これ
Sこより、第7図りに示すように、高輝度部分の影響が
除去される。
ゲート回路41A〜41Dの出力がスイッチ回路42A
〜42Dをそれぞれ介してピーク検出回路43A〜43
Dにそれぞれ供給される。ピーク検出回路43A〜43
Dで、ゲート回路41A〜41Dの出力のピーク値が検
出される。ピーク検出回路43 、A〜43Dの出力が
スイッチ回路44A〜44Dをそれぞれ介して積分回路
45A〜45Dにそれぞれ供給される。積分回路45A
〜45Dでデート回路41A〜41Bの出力又はピーク
検出回路43A〜43Dの出力の積分値が求められる。
スイッチ回路42A〜42D、44A〜44Dを制御す
ることで、1画面での輝度信号中の中高域成分の積分値
(評価値)5fかつでなく、例えば■ラインでの輝度信
号中の中高域成分のピーク値、1画面での中高域成分の
ピーク値の積分値を求めることができる。これら1ライ
ンでの輝度信号中の中高域成分のピーク値、1画面での
中高域成分のピーク値の積分値は、バイパスフィルタの
切替えタイミングを決定するのに用いることができる。
これらの出力は、AF検出信号として、シリアル出力ポ
ート29を介してシステムコントローラ12に供給され
る。
このフォーカス制御回路では、例えば2つのフォーカス
検出エリアを設定して、フォーカス制御が行なわれる。
すなわち、セレクタ39A〜39Dから出力される4つ
フィルタ出力のうち、2つづつの出力が同一のフォーカ
ス検出エリアに設定される。そして、同一のフォーカス
検出エリアに設定されたセレクタ39A〜39Dの出力
のうち、一方の出力がそのフォーカス検出エリアでの輝
度信号中の中高域成分レベルの積分値(評価値)を得る
ために用いられ、他方の出力がバイパスフィルタの特性
を切替えるタイミングを検出するのに用いられる。各フ
ォーカス検出エリアからの評価値に基づいてフォーカス
レンズF4が移動され、フォーカスレンズF4が合焦位
置近傍まで近づくと、セレクタ39A〜39Dが切替え
られ、フィルタ特性が切替えられる。そして、評価値が
最大となるようにフォーカスレンズF4が位置制御され
る。
このように、複数のフォーカス検出エリアが設定できる
と、どのようなカメラアングルでも被写体に正確に合焦
できる。また、動きのある被写体に追従して合焦させる
こともできる。
b4.AE検出回路 AE!I+御は、CCD撮像素子2からの輝度信号レベ
ルが所定値になるように、アイリスリング18の開閉及
びAGC回路8のゲインを設定することによりなされる
例えば逆光状態では、背景の輝度レベルが著しく大きく
なるため、所定の1つの露光検出エリアで輝度信号レベ
ルを検出してAE制御を行うと、アイリスリング18が
絞られてAGC回路8のゲインが小さく設定されてしま
い、被写体像が黒く枕みこんでしまうという問題が生し
てくる。
そこで、この発明の一実施例では、逆光状態や過順光状
態でも最適なAE@御が行なえるように、第8図に示す
ように、露光検出エリアA1と露光検出エリアA2とが
設定でき、これらの露光検出エリアA1及びA2のそれ
ぞれの輝度信号レベルが検出できるようにされている。
露光検出エリアAI及びA2の位置や大きさは、システ
ムコントローラ12からの露光検出エリア設定信号によ
り自在に設定できる。第8図Aに示すように、被写体が
ある中心部に露光検出エリアAIを設け、周辺部に露光
検出エリアA2を設けることも、第8図Bに示すように
、被写体がある下部に露光検出エリアAlを設け、上部
に露光検出エリアA2を設けることもできる。
第1図において、Y分離回路32の出力が二回路51に
供給されるとともに、コンパレータ52に供給される。
コンパレータ52には、シリアル入力ポート28を介じ
てコンパレートレベルが供給される。
また、フィルタ慣算部37の出力がゲート回路53A及
フ03 Bを介してピーク検出回路54A及” 04 
Bにそれぞれ供給される。
フィルタ演算部37からしよ、ローパスフィルタにより
高域のノイズ成分が除去された輝度信号が出力される。
すなわち、ピーク検出を行う場合、ノイズ成分を除去す
るため;こ、ローパスフィルタを設シする必要がある。
遅延回路34とフィルタ演算部37とから、ディジタル
平均化ローパスフィルタを基にしたディジタルバイパス
フィルタが構成されているので、フィルタ演算部3°7
からは、バイパスフィルタ出力とともに、ローパスフィ
ルタ出力を容易に取り出せる。このローパスフィルタを
介され二高域のノイズ成分が除去された輝度信号がゲー
ト回路53A及”J v 3 Bを介してビーク検出回
路54A及び54Bに供給される。
ゲート回路53A及プ53Bに:よ、AE検出エリア設
定回路25から露光検出エリアA1及びA2を設定する
ためのゲート信号が供給される。このゲート信号により
、ゲート回路53A及び53Bの開閉が制御される。
ニー回路511よ、ディジタル輝度信号に対して第9図
に示すような、非直線特性を持たせるものである。輝度
信号レベルをそのまま平均値検波すると、画面の一部の
高輝度部分により、平均値出力が大きくなり、画面全体
が暗く沈み込んでしまうという問題が生じる。ニー回路
51を設けることで、高輝度部分のゲインが下げられ、
このような問題が改善される。ニー回路51には、シリ
アル入力ポート28を介してシステムコントローラ12
から特性設定信号が供給される。この特性設定信号によ
り、特性曲線の折れ点に1が可変できる。
ニー回路51の出力がゲート回路55A及び55Bをそ
れぞれ介して積分回路56A及び56Bにそれぞれ供給
される。ゲート回路55A及び55Bには、AEエリア
設定回路25から露光検出エリアA1及びA2を設定す
るためのゲート信号が供給される。このゲート信号によ
り、ゲート回路55A及’j D D Bの開閉が制御
される。
コンパレータ52は、所定レベル以上の輝度信号のサン
プル数をカウントして輝度分布状態を検出するちのであ
る。コンパレータ52の出力がゲート回路57A及z’
57Bをそれぞれ介してヒス1回路58A及L” 08
 Bにそれぞれ供給される。
ヒスト回路58A及び58Bで、所定の輝度レベル以上
の輝度信号のサンプル数がカウントされる。
ゲート回路57A及び57Bには、A巳エリア設定回路
25から露光検出エリアAl及r、< A 2を設定す
るためのゲート信号が供給される。このゲート信号によ
り、ゲート回路57A及び57Bの開閉が制御される。
ヒスト回路58及び58Bで、輝度信号レベルの分布状
態が検出できる。つまり、第10図Aに示すよう捨逆光
状態の画面を映出すると、第10図Bに示すように、周
辺部に輝度信号の高い部分が多く分布し、中心部に輝度
信号の低い部分が多く分布する。このような分布状態は
、露光検出エリアAIでの所定レベル73以上のサンプ
ル数のカウント値と、露光検出エリアA2での所定レベ
ルv3以上のサンプル数のカウント値とから判断できる
ピーク検出回路54A及び54Bで求められた露光検出
エリアAl及びA2での輝度信号のピーク値P1及びP
2が出力コントローラ59Aを介しで、シリアル出力ポ
ート29に出力される。
積分回路56A及び56Bでそれぞれ求められた露光検
出エリアA1及びA2での輝度信号レベルの積分値1n
l及びIn2がコントローラ59Bを介して、シリアル
出力ポート29に出力される。
ヒスト回路58A及び58Bでそれぞれ求められた露光
検出エリアでの所定レベル以上のサンプル数のカウント
値H1及びH2が出力コントローラ59Cを介して、シ
リアル出力ポート29に出力される。
積分回路56A及び56Bでは、輝度信号の平均値検波
出力が得られる。AE制御を行う場合、平均値検波では
検波レベルが低くなるのて、平均値検波よりピーク検波
に近い特性が要求される。
そこで、この発明の一実施例では、平均値とピーク値と
を適当に混合することで、ピーク検波に近い特性で輝度
信号レベルを検出できるようにしている。
つまり、第11図Sこ機能ブロック図で示すように、ピ
ーク検出回路54A及び54Bで求められたビーり値P
1及びP2と、積分回路56A及び36Bで求められた
積分値1nl及びIn2が乗算手段71A及び71B、
72A及び72B、加算手段73A及び73Bで重み付
は加算される。
これにより、ピーク検波に近い検波特性が得られる。乗
算手段71A及び71B、72A及び72Bの係数を可
変させれば、検波レベルは可変できる。なお、これらの
演算は、ソフトウェアで行われるので、検波レベルの変
更は、非常に容易であQ。
露光検出エリアA1での輝度信号レベルの検出値と露光
検出エリアA2での輝度信号レベルの検出値とを適当に
重み付は加算した値に応じて、アイリスリング18の開
閉、AGC回路8のゲインが設定される。
すなわち、加算手段73A及び73Bから、露光検出エ
リアA1での輝度信号レベルの検出値及び露光検出エリ
アA2での輝度信号レベルの検出値がそれぞれ得られる
。加算手段73A及び73Bの出力が乗算手段74A及
び74Bにそれぞれ供給される。乗算手段74A及び7
4Bの出力が加算手段75に供給される。乗算手段74
A及び74B、加算手段75により、周辺部の露光検出
エリアA1の輝度信号レベルの検出値と中心部の露光検
出エリアA2の輝度信号レベルの検出値とが重み付は加
算される。加算手段75の出力に応して、アイリスリン
グ18の開閉状態及びAGC回路8のゲインの設定がな
される。
順光状態、逆光状態、過順光状態は、ヒスト回路58A
及び58B(第1図)の出力から判別できる。
つまり、順光の状態なら、画面全体に渡って略均−C輝
度となるので、被写体部分2こある露光検出エリアAI
と周辺部にある露光検出エリアA2とで二よ、輝度信号
レベルの分布状態が略等しくなる。すなわち、ヒスト回
路38Aの出力H1とヒスト回路58Bの出力H2との
差があまり大きくならべい。
これSこ対して、逆光状態乙こなると、背景が著しく明
るくなるので、輝度信号レベルが所定値以上になる部分
が周辺部にある露光検出エリアA2に偏ってくる。また
、過順光なら、背景が著しく暗くなるので、輝度信号レ
ベルが所定値以上になる部分が被写体部分の露光検出エ
リアAlに偏ってくる。すなわち、逆光や過順光の時に
!よ、ヒスト回路58Aの出力H1とヒスト回路58B
の出力H2との差が大きくなる。
ヒスト回路58A及び58Bの出力H1及びH2が第1
1図における輝度分布状態判定手段76に供給される。
この輝度分布状態判定手段76により、順光状態である
か、逆光状態であるか、過順光状態であるかが検出され
る。この輝度分布状態判定手段76の出力により、逆光
状態や過順光状態に対応5て、以下のような制御が行わ
れる。
すなわち、この輝度分布状態判定手段76の出力により
、乗算手段74A及= 74 Bの係数が設定される。
逆光や過順光で1よ、被写体部分の明るさに対する重み
付けを行う乗算手段74Aの係数が大きく設定され、背
景部分の明るさに対する重み付けを行う乗算手段74B
の係数が小さく設定される。これにより、中央重点測光
に近づき、逆光状態や過順光状態でも、最適なAE制御
を行なえる。
また、輝度分布状態判定手段76の出力により、露光検
出エリアAI及び露光検出エリアA2の位置や大きさが
設定される。つまり、順光の時には、第8図Bに示した
ように、露光検出エリアを上部と下部とに分け、下部を
被写体がある露光検出エリアAIとし、上部を背景があ
る露光検出エリアA2とする。このようにすると、パニ
ングしてち、明るさの変動が生しない。逆光や過順光の
時には、第8図Aに示したように、被写体がある露光検
出エリアAIが中心部に配設され、背景がある露光検出
エリアA2が周辺部に配置される。これとともに、被写
体がある露光検出エリアA1が小さく設定される。この
ようにすると、より中央重点測光に近づく。
更に、輝度分布状態判定手段76の出力により、ニー回
路51の折れ点を設定するようにしても良い。つまり、
逆光の時には、第12図Aに示すように、ニー回路51
の折れ点に1が下げられる。
このようにすると、高輝度でのゲインが下げられるので
、逆光状態でも、被写体が翼く沈み込まなくなる。また
、過順光の時には、第12図Bに示すように、ニー回路
51の折れ点に1が上げられる。このようにすると、高
輝度でのゲインが上げされるので、過順光の場合でも、
被写体が飽和しない。
更シこ、輝度分布状態判定手段76の出力に応して制御
系全体のゲインを設定すれ5よ、逆光状態でち被写体が
男く沈み込よなくなるとともに、過順先の時にも被写体
が飽和しなくなる。
なお、これらの逆光状態や過順光状態;こ対応した制御
は全て行う必要:まない。これらの制御の中から適当な
ものを組み合わせることで、逆光状態や過順光状態に対
する問題を解決できる。
b5.AWB検出回路 ホワイトバランス制御は、赤(R)、緑(G)、青(B
)の各色信号レベルを所定の比率になるように制御する
ことにより行われる。
この発明の一実施例では、フルオートホワイトバランス
制御と、ワンプノシュオートホワイトハランス制御とが
行なえる。フルオートホワイトバランス制御は、全体の
画面の積分値が白色であるとしてフルオートでホワイト
バランス制御が行なわれる。
ワンプノシュオートホワイトハランスでは、第13図に
示すようなホワイトバランス検出エリアB1が表示され
る。このホワイトバランス検出エリアB1の位置や大き
さは、第13図Aに示すように、自在に可変できる。第
13図Bに示すように、このホワイトバランス検出エリ
アB1を被写体の白い部分Wl上に一致させ、ワンプン
シュオートホワイトハランス設定ボタンを押すと、この
ホワイトバランス検出エリアB1からの信号に基づいて
、ホワイトバランス制御が行われる。
ホワイトバランス検出エリアBlの位置や大きさは可変
自在であるから、例えば服の白い柄等殆どの被写体の白
い部分を利用してホワイトバランス制御を行なえる。し
たがって、ホワイトキャンプ等を用いてホワイトバラン
ス調整を行う必要はなくべる。そして、このように白い
部分を利用してホワイトバランス制御を行った場合、全
体の画面の積分値が白色であるとしてホワイトバランス
制御を行なう場合に比べて、正確にホワイトバランス調
整を行なえる。
なお、ホワイトバランス検出エリアを複数設定し、複数
のホワイトバランス検出エリアの中から、より具体放射
カーブに近い部分のものを選んでホワイトバランス制御
を行うようにしても良い。
第1図において、Y分離回路32からの輝度信号Yがゲ
ート回路61Aを介して積分回路62Aに供給される。
C分離回路33からのクロマ信号C,及びC11がゲー
ト回路61B及び61Cをそれぞれを介して積分回路6
2B及び62Cに供給される。積分回路62A〜62C
の出力がAWB検出信号としてシリアル出力ボート29
を介して、システムコントローラ12に供給される。
ゲート回路61A〜61Cには、AWB検出エリア設定
回路26からホワイトバランス検出エリアを設定するた
めのゲート信号が供給される。このゲート信号により、
ゲート回路61A〜61Cの開閉が制御され、ホワイト
バランス検出エリアが設定される。オートホワイトバラ
ンスの場合には、このホワイトバランス検出エリアが広
く設定される。ワンブツシュオートホワイトバランスの
場合には、被写体の白い部分に応じて、ホワイトバラン
ス検出エリアが可変設定される。
システムコントローラ12には、輝度信号Y及びクロマ
信号CR及びC3の積分値が供給される。
この輝度信号Y及びクロマ信号CI及びC8から、以下
のよう;こ5て、ホワイトバランス制御が行われる。
輝度信号Y、クロマ信号Cえ及びC3の積分値を、それ
ぞれ、IN  (Y)、IN(CR)及びI(C8)と
する。輝度信号Yの積分値IN  (Y)から、クロマ
信号CR及びC3の積分値1゜(C,l)及ブIN(C
B)を減算すれば、以下のように緑(G)の色信号の積
分値IN  (G)が算出される。すなわち、 1.4(Y)−1N(C++)−IN(Cm)=I、I
(3G・2R+2B)−1,(2R−G)−1N(2B
−G)・l5(5G) クロマ信号C11の積分値IN (CR)から、上述の
ようにして求められた緑(G)の色信号の積分値IN 
 (G)を減算すれは、赤(R)の色信号の積分値IN
  (R)が算出される。すなわち、IN (CR) 
−IN (G) ・IN(2R−G)−IN(G) =IN(2R) クロマ信号C1l積分値+、4 (cm)から、上述の
ようにして求められた緑(G)の色信号の積分値1.(
G)を減算すれば、青(B)の色信号の積分値1.(B
)が算出される。すなわち、IN (CI) −IN 
(G) ・IN(28G)−1N(G) =Is(’2B) このようにして求められた3原色信号R,G、Bのレベ
ルの積分値が所定の比率になるように、各3原色信号R
,G、Bのゲインが設定される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、ヒスト回路58A及び58Bの出力
H1及びH2から順光状態であるか、逆光状態であるか
、過順光状態であるかが検出される。これにより、露光
検出エリアA1及び露光検出エリアA2の位置や大きさ
が設定される。
順先の時には、露光検出エリアを上部と下部とに分け、
下部を被写体がある露光検出エリアA1とし、上部を背
景がある露光検出エリアA2とされる。このようにする
と、パニングしても、明るさの変動が生じない。
逆光や過順光が激しくない時には、露光検出エリアAl
が比較的広く設定されるので、被写体が露光検出エリア
A1から殆ど外れることは無く、パニングしても明るさ
の変動が生しない。
激しい逆光や過順光の時には、被写体がある露光検出エ
リアAIが中心部に配設され、背景がある露光検出エリ
アA2が周辺部に配置される。これとともに、被写体が
ある露光検出エリアAIが小さく設定される。これによ
り、より中央重点測光に近づく。したがって、激しい逆
光状態でも、被写体が黒く沈み込まない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用できるビデオカメラにおけるオ
プティカルディテクタの構成を示すブロンク図、第2図
はこの発明が適用できるビデオカメラの一例の全体構成
を示すブロック図、第3図はこの発明が適用できるビデ
オカメラにおけるレンズ構成の説明に用いる側面図、第
4図はこの発明が適用できるビデオカメラにおける撮像
素子の画素配列の説明に用いる路線図、第5図はこの発
明が適用できるビデオカメラにおけるオプティカルディ
テクタの説明に用いるタイミング図、第6図はコアリン
グの説明に用いる波形図、第7図は高輝度圧縮の説明に
用いる波形図、第8図は露光検出エリアの説明に用いる
路線図、第9図はニー回路の説明に用いるグラフ、第1
0図はヒスト回路の説明に用いる路線図及び波形図、第
11図は自動露光制御の説明に用、いる機能ブロック図
、第12図はニー回路の制御の説明に用いるグラフ。 第13図はワンプッシュオートホワイトハランスの説明
に用いる路線図、第14図及び第15図は従来の露光制
御の説明に用いる路線図である。 図面における主要な符号の説明 11ニオブテイカルデイテクタ 12ニジステムコントローラ。 26:AE検出回路。 57A、57B:ヒスト回路 76:輝度分布状態検出手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の露光検出エリアを設定し、上記各露光検出エリア
    内での輝度信号レベルをそれぞれ検出して露光制御を行
    うようにしたビデオカメラの露光補正装置において、 逆光や過順光の状態に応じて、上記各露光検出エリアの
    大きさ及び/又は位置を制御するようにしたビデオメラ
    の露光補正装置。
JP2034796A 1990-02-15 1990-02-15 ビデオカメラの露光補正装置 Expired - Lifetime JP2979567B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2034796A JP2979567B2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15 ビデオカメラの露光補正装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2034796A JP2979567B2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15 ビデオカメラの露光補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03238429A true JPH03238429A (ja) 1991-10-24
JP2979567B2 JP2979567B2 (ja) 1999-11-15

Family

ID=12424218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2034796A Expired - Lifetime JP2979567B2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15 ビデオカメラの露光補正装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2979567B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137224A1 (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 パナソニック株式会社 カメラ装置、露光制御方法およびプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010137224A1 (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 パナソニック株式会社 カメラ装置、露光制御方法およびプログラム
JP2010273239A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Panasonic Corp カメラ装置および露光制御方法
US8477212B2 (en) 2009-05-25 2013-07-02 Panasonic Corporation Camera device, exposure control method, and program

Also Published As

Publication number Publication date
JP2979567B2 (ja) 1999-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2822256B2 (ja) ビデオカメラの露光補正装置
JPH03238992A (ja) ビデオカメラ装置
JPH03204281A (ja) 撮像装置
JP3143907B2 (ja) サンプリング周波数乗換フィルタ回路
JPH11252427A (ja) タッチパネル操作式カメラ
EP3364647B1 (en) Imaging apparatus, image processing program, image processing apparatus, and image processing method
JPH03243071A (ja) オートフォーカス回路
JPH03238429A (ja) ビデオカメラの露光補正装置
KR100504974B1 (ko) 자동-아이리스제어에사용되는브라이트니스정보를용이하게추출가능한비디오카메라장치
JPH03243072A (ja) オートフォーカス回路
JPH08107560A (ja) 画像入力装置
JPH03238981A (ja) ディジタル信号レベル検出回路
JP3057257B2 (ja) ディジタルフィルタ
JP3277051B2 (ja) デジタルカメラの自動制御装置
KR101323731B1 (ko) 노출 영역 표시 방법
JPH0965346A (ja) 撮像装置
Wang et al. New color image processor for the video camera
JPH04168895A (ja) 階調制御機能を有する撮像装置
JPH03232391A (ja) 白バランス調整装置
Chen A New Color Image Processor for the Video Camera
JPH0630303A (ja) 輪郭補正装置及び中心周波数可変型バンドパスフィルタ
JP2001094867A (ja) カメラの逆光補正方法及び逆光補正装置
JPH08107559A (ja) 画像入力装置
JPH07162891A (ja) 黒バランスの調整方法
JPH04172080A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100917

Year of fee payment: 11