JPH03243072A - オートフォーカス回路 - Google Patents

オートフォーカス回路

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JPH03243072A
JPH03243072A JP2040815A JP4081590A JPH03243072A JP H03243072 A JPH03243072 A JP H03243072A JP 2040815 A JP2040815 A JP 2040815A JP 4081590 A JP4081590 A JP 4081590A JP H03243072 A JPH03243072 A JP H03243072A
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JP
Japan
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signal
circuit
detection
output
supplied
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JP2040815A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Hirota
廣田 克明
Akihiro Kikuchi
章浩 菊地
Noriaki Kondou
近藤 紀陽
Takashi Kobashi
貴志 小橋
Fumiaki Kato
文昭 加藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビデオカメラのオートフォーカス回路に関
する。
〔発明の概要〕
この発明は、撮像素子からのビデオ信号中の中高域成分
を取り出し、ビデオ信号中の中高域成分レベルの積分値
を用いてレンズを位置制御するようにしたオートフォー
カス回路において、ビデオ信号中の中高域成分の検出出
力のうち所定振幅値以下のものを除去する小振幅信号除
去回路を設けることにより、ビデオ信号中の中高域成分
の検出出力に含まれるノイズの影響を軽減できるように
したものである。
〔従来の技術〕
合焦位置では、CCD撮像素子からの撮像信号中の中高
域成分レベルの積分値が最大になる。このことを利用し
て、CCD撮像素子からの撮像信号中の中高域成分をバ
イパスフィルタで取り出し、この中高域成分のレベルを
検出し、この中高域成分レベルを積分して評価値を得、
この評価値が最大となるようにレンズを位置制御して、
合焦位置を得るようにしたオートフォーカス回路が知ら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このようなオートフォーカス回路では、特に絵柄が単調
なコントラストの小さい画面を撮影する場合に、合焦し
にくくなるという問題がある。つまり、コントラストが
小さい画面では、CCD ti像素子からの撮像信号中
の中高域成分レベルが非常に小さくなり、二〇CCD撮
像素子からの撮像信号中の中高域成分レベルに対するノ
イズ成分のレベルが大きくなる。このため、中高域成分
のレベルを積分して得られる評価値の中に占めるノイズ
の割合が高くなり、正しい評価値が得られなくなる。
したがって、この発明の目的は、コントラストの小さい
画面を撮影する場合でもレンズを合焦位置に正確に位置
制御できるオートフォーカス回路を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、撮像素子からの輝度信号中の中高域成分を
取り出し、この輝度信号中の中高域成分レベルの積分値
を用いてレンズを位置を制御するようにしたオートフォ
ーカス回路において、輝度信号中の中高域成分の検出出
力のうち所定振幅値以下のものを除去する小振幅信号除
去回路を設けるようにしたことを特徴とするオートフォ
ーカス回路である。
〔作用〕
特にコントラストの小さい画面の場合、CCD撮像素子
2からの輝度信号中の中高域成分の検出出力中にノイズ
成分があると、このノイズ成分の影響により、評価値に
誤差が生じる。そこで、コアリング回路40A〜40D
が設けられる。このコアリング回路40A〜40Dによ
り、所定のコアリングレベルv1以下にあるノイズ成分
が除去される。
コアリング回路40A〜40.Dのコアリングレベルv
1は、可変可能とされる。撮影画面に応じて、このコア
リングレベル■8を適宜可変させることもできる。
〔実施例〕
この発明の実施例について、以下の順序に従って説明す
る。
a、ビデオカメラの全体構成 り、オプティカルディテクタについて bl。エリア設定回路 b2.Y分離回路、C分離回路 b3.AF検出回路 b4.AE検出回路 b5.AWB検出回路 a、ビデオカメラの全体構成 第2図は、この発明を適用することができるビデオカメ
ラの全体構成を示すものである。第2図において、1は
レンズ、2はCCD1ll像素子である。CCD撮像素
子2の受光面に、レンズ1を介された被写体像が結像さ
れ、CCD撮像素子2から撮像信号が得られる。
レンズ1には、第3図に示すように、固定レンズFl 
(1群レンズ)、ズームレンズF2(2群レンズ)、固
定レンズF3(3群レンズ)、フォーカスレンズF4(
4群レンズ)が配設される。
ズームレンズF2と固定レンズF3との間に、PNフィ
ルタ17、アイリスリング18が配設される。フォーカ
スレンズF4に対向して赤外線カット用のダミーガラス
19が配設される。
フォーカスレンズF4を移動させることで、合焦位置が
得られる。このフォーカスレンズF4の位置は、フォー
カス駆動モータ3により移動可能とされる。フォーカス
駆動モータ3としては、精度の高い制御が容易に行なえ
るように、ステップモータが用いられる。このステップ
モータは、振動や雑音の低減のために、ドライバー13
により正弦波で駆動される。また、レンズ1内のアイリ
スリング18の開閉がアイリス駆動モータ4により制御
される。アイリスリング18の開閉状態は、例えばホー
ル素子からなるアイリス位置検出器5で検出される。ま
た、ズームレンズF4の位置がズーム位置検出器6で検
出される。アイリス位置検出器5、ズーム位置検出器6
の出力がシステムコントローラ12に供給される。
CCD撮像素子2としては、例えば補色市松格子上の画
素配列のものが用いられる。このような画素配列のCC
D撮像素子2には、第4図に示すように、シアン(Cy
)の画素と黄色(Ye)の画素とが繰り返されるライン
L1が1ライン毎に配列され、このシアン(Cy)の画
素と黄色(Ye)の画素とが繰り返されるラインLlの
間に、緑(G)の画素とマゼンタ(M)の画素とが繰り
返されるラインL2と、マゼンタ(M)の画素と緑(C
)の画素とが繰り返されるラインL3とが交互に配列さ
れる。
CCD撮像素子2の画素数としては、例えば1ライン5
10画素のものと、lライン760画素のものとを用い
ることができる。1ライン510画素のCCD撮像素子
を用いた場合、周波数(8/3) f s c (′、
9. 55MHz)の転送りロックがCCD撮像素子2
に与えられる。lライン760画素のCCD撮像素子を
用いた場合、周波数4f s c (!=i14. 3
2MHz)の転送りロックがCCD撮像素子2に与えら
れる。
CCD撮像素子2の出力がサンプルホールド回路7に供
給される。CCD撮像素子2として補色市松格子上の画
素配列のものを用いた場合、サンプルホールド回路7で
、垂直方向に2画素分づつ出力されるCCD撮像素子2
の出力信号がサンプルホールドされる。サンプルホール
ド回路7の出力がAGC回路8を介してA/Dコンバー
タ9に供給される。A/Dコンバータ9で、CCDfl
CCD撮像素子2例えば10ビツトでディジタル化され
る。
A/Dコンバータ9の出力がディジタルビデオ信号処理
回路10に供給されるとともに、オプティカルディテク
タ11に供給される。オプティカルディテクタ11で、
オートフォーカス制御のためのAF検出信号と、自動露
光のためのAE検出信号と、オートホワイトバランスの
ためのAWB検出信号が形成される。
オプティカルディテクタ11とシステムコントローラ1
2とは、シリアルインターフェースを介して、双方向に
接続される。このシリアルインターフェースを介して、
オプティカルディテクタ11とシステムシステムコント
ローラ12とは、例えば1垂直期間毎に信号のやり取り
が行われる。
システムコントローラ12からオプティカルディテクタ
11に、フォーカス検出エリア設定信号、露光検出エリ
ア設定信号、ホワイトバランス検出エリア設定信号等が
供給される。オプティカルディテクタ11からシステム
コントローラ12に、AF(オートフォーカス)検出信
号、AE(オートエクスボジャー)検出信号、AWB 
(オートホワイトバランス)検出信号等が供給される。
オプティカルディテクタ11からシステムコントローラ
12に送られてくるAF検出信号に基づいて、システム
コントローラ12からレンズ駆動信号が出力される。こ
のレンズ駆動信号がドライバー13を介してフォーカス
駆動モータ3に供給される。これにより、フォーカスレ
ンズF4の位置が合焦位置になるように制御される。
オプティカルディテクタ11からシステムコントローラ
12に送られてくるAE検出信号に基づいて、システム
コントローラ12からアイリス制御信号が出力されると
ともに、AGC制御信号が出力される。このアイリス制
御信号がドライバー14を介してアイリス駆動モータ4
に供給される。
マタ、このAGC!rI?11信号がD/Aコンバータ
15を介してAGC回路8に供給される。これにより、
CCD撮像素子2からの撮像信号レベルに応じてアイリ
スリング18が開閉されるとともに、AGC回路8のゲ
インが設定される。
ディジタルビデオ信号処理回路10で、輝度信号及びク
ロマ信号が信号処理される。この信号処理された輝度信
号及びクロマ信号がD/Aコンバータ15A及び15B
を介してそれぞれアナログ信号に変換され、出力端子1
6A及び16Bからそれぞれ出力される。
b、オプティカルディテクタについて 第1図は、オプティカルディテクタ11の構成を示すも
のである。
このオプティカルディテクタ11は、前述したように、
オートフォーカス制御のためのAF検出信号、自動露光
のためのAE検出信号、オートホワイトバランスのため
のAWB検出信号等、光学的制御のための検出信号を形
成するものである。
オプティカルディテクタ11には、破線で囲んで示すA
F検出回路21、AE検出回路22、AWB検出回路2
3が配設される。
bl、エリア設定回路 オプティカルディテクタ11には、オートフォーカスを
行うためのフォーカス検出エリアを設定するAFエリア
設定回路24、自動露光のための露光検出エリアを設定
するためのAEエリア設定回路25、オートホワイトバ
ランス制御のためのホワイトバランス検出エリアを設定
するAWBエリア設定回路26が設けられる。更に、表
示用のエリアを設定するための表示用エリア設定回路2
7が設けられる。
AFエリア設定回路24、AEエリア設定回路25、A
WBエリア設定回路26には、シリアル入力ポート2日
を介して、システムコントローラ12からフォーカス検
出エリア設定信号、露光検出エリア設定信号、ホワイト
バランス検出エリア設定信号がそれぞれ供給される。
フォーカス検出エリア設定信号に基づき、AFエリア設
定回路24で、例えば2つのフォーカス検出エリアが設
定される。露光検出エリア設定信号に基づき、AEエリ
ア設定回路25で、例えば2つの露光検出エリアが設定
される。ホワイトバランス検出エリア設定信号に基づき
、AWBエリア設定回路26でホワイトバランス検出エ
リアが設定される。これらのエリアの位置や大きさは、
任意に設定することが可能である。
更に、表示用エリア設定回路27には、シリアル入力ポ
ート28を介して、システムコントローラ12から表示
用エリア設定信号が供給される。
この表示用エリアの位置や大きさは、任意に設定できる
AFエリア設定回路24、AEエリア設定回路25、A
WBエリア設定回路26、表示用エリア設定回路27の
出力は、セレクタ3oを介して、出力端子47から選択
的に出力可能とされる。なお、セレクタ30では、複数
のエリア設定用の信号を選択することもできる。セレク
タ30で選択されたエリア設定信号に基づくエリアがフ
ァインダに表示される。したがって、制御に用いている
エリアと同一のエリアをファインダに表示させることも
、制御と異なるエリアをファインダに表示させることも
できる。
また、この表示用エリアを利用して、タイトラー等の取
込み位置、電子ズームの取込み位置等を指定できる。
オプティカルディテクタ11からシステムコントローラ
12には、シリアル出力ボート29を介して、AF検出
信号、AE検出信号、AWB検出信号が供給される。
b2.Y分離回路、C分離回路 第1図において、入力端子31に、第2図におけるA/
Dコンバータ9からのディジタル撮像信号が供給される
。このディジタル撮像信号がY分離回路32に供給され
るとともに、C分離回路33に供給される。Y分離回路
32で、このディジタル撮像信号からディジタル輝度信
号Yが形成される。また、C分離回路33で、ディジタ
ル撮像信号からクロマ信号Cm、Cmが形成される。
前述したように、CCD撮像素子2としては、第4図に
示したような補色市松格子状の画素配列のものが用いら
れる。そして、サンプルホールド回路7では、垂直方向
に2画素分づつ出力される信号がサンプルホールドされ
、サンプルホールド回路7からは、垂直方向に2画素分
の出力が加算されて出力される。
第4図に示した画素配列の場合、垂直方向の2画素分の
出力が加算されて出力されると、第5図Aに示すように
、シアン(Cy)と緑(G)の和信号(Cy 十G)と
、黄色(Ye)とマゼンタ(M)の和信号(Y e 十
M)とが交互に出力されるラインと、第5図Bに示すよ
うに、シアン(Cy)とマゼンタCM)の和信号(Cy
 十M)、と黄色(Ye)と緑(G)の和信号(Ye+
G)とが交互に出力されるラインとが1ライン毎に繰り
返される。
第1図において、C分離回路33で、互いに1サンプル
異なる信号が減算される。これにより、クロマ信号C,
,C,が形成される。
つまり、シアンと緑の和信号(cy+c)と、黄色とマ
ゼンタの和信号(Y e +M)とが交互に出力される
ライン(第5図A)では、互いに1サンプル異なる信号
を減算することにより、クロマ信号Cいが以下のように
して得られる。すなわち、Ye =R+G、 M =R
+B 、 Cy=B+Gであるから、 (Ye+M) −(Cy+G) −((R+G)+(lll+B))−(CB+G)+G
)= 2R−G −〇R シアンとマゼンタの和信号(Cy+M)と、黄色と緑の
和信号(Ye+G)とが交互に出力されるライン(第5
図B)では、互いに1サンプル異なる信号を減算するこ
とにより、クロマ信号C3が以下のようにして得られる
(Ye+G) −(Cy+M) = ((R+G) +G) −((B+G) + (R
+B) )= −28+G =−C。
Y分離回路32で、互いに1サンプル異なる信号が加算
される。これにより、輝度信号Yが形成される。
つまり、シアンと緑の和信号(Cy +G)と黄色とマ
ゼンタの和信号(Y e +M)とが交互に出力される
ライン(第5図A)では、互いに1サンプル異なる信号
を加算することにより、輝度信号Yが以下のようにして
得られる。
(Ye+M) + (Cy+G) = ((R+G) + (R+8) )+ ((B+G
) +G)=3G+2R+8 =Y シアンとマゼンタの和信号(Cy +M)と黄色と緑の
和信号(Y e +G)とが交互に出力されるライン(
第5図B)では、互いに1サンプル異なる信号を加算す
ることにより、輝度信号Yが以下のようにして得られる
(Ye+G) + (Cy十−) = ((R+G) +G) + ((B+G) + (
R+B) )=3G+28+R =Y また、Y分離回路32及びC分離回路33で、サンプリ
ング周波数の変換が行われる。すなわち、入力端子31
には、CCD撮像素子2として1ライン510画素のも
のを用いた場合にはサンプリング周波数(8/3)fs
cのディジタル信号が供給され、CCD撮像素子2とし
て1ライン760画素のものを用いた場合にはサンプリ
ング周波数4fscのディジタル信号が供給される。Y
分離回路32及びC分離回路33で、このサンプリング
周波数(8/3)fsc或いは4fscがサンプリング
周波数2fscに変換される。
Y分離回路32の出力がAF検出回路21、AE検出回
路22、AWB検出回路23に供給される。C分離回路
33の出力がAWB検出回路23に供給される。
b3.AF検出回路 合焦位置では、CCD撮像素子2からの輝度信号中の中
高域成分レベルが最大となる。したがって、CCD撮像
素子2からの輝度信号中の中高域成分のレベルを所定の
フォーカスエリア内で積分した値を評価値とし、この評
価値が最大となるように、フォーカスレンズF4を位置
制御することで、合焦位置が得られる。
この発明の一実施例では、このような原理に基づいて、
フォーカス制御を行うようにしている。
すなわち、AF検出回路21において、遅延回路34と
フィルタ演算部35.36.37とから3種類の特性の
異なるバイパスフィルタが構成される。遅延回路34と
フィルタ演算部37とから構成されるバイパスフィルタ
と、バイパスフィルタ38とが縦続接続される。これら
により、特性の異なる4種類のバイパスフィルタが構成
される。
これらのバイパスフィルタにより、輝度信号中の中高域
成分が取り出される。
ところで、バイパスフィルタの特性が変わると、レンズ
位置と評価値との関係を示す特性が変わってくる。この
特性が緩やかな場合、合焦位置に制御できる範囲は広が
るが、正確な合焦位置が得にくくなる。これに対して、
この特性が急峻な場合、正確な合焦位置が得られるが、
合焦位置に制御できる範囲は狭くなる。
したがって、広い範囲に渡って正確にフォーカスレンズ
F4を合焦位置に制御できるようにするためには、特性
の異なる複数のバイパスフィルタを切替えて用いること
が有効である。すなわち、レンズ位置と評価値との関係
を示す特性が緩やかになるバイパスフィルタを用いてレ
ンズを合焦位置近傍まで移動させ、レンズが合焦位置近
傍まで移動されたら、レンズ位1と評価値との関係を示
す特性が急峻になるバイパスフィルタに切替え、このレ
ンズ位置と評価値との関係を示す特性が急峻になるバイ
パスフィルタを用いて、レンズを合焦位置まで追い込む
制御を行う。
この発明の一実施例では、セレクタ39A〜39Dによ
り、特性の異なるこれら4種類のバイパスフィルタの出
力が選択的に出力できるようにされている。
すなわち、フィルタ演算部35の出力がセレクタ39A
及びセレクタ39BのC側入力端に供給される。フィル
タ演算部36の出力がセーレクタ39A及び39Bのb
個入力端に供給されるとともに、セレクタ39C及び3
9DのC側入力端に供給される。フィルタ演算部37の
出力がセレクタ39A及び39BのC側入力端に供給さ
れるとともに、セレクタ39C及び39Dのb個入力端
に供給される。バイパスフィルタ38の出力がセレクタ
39C及び39DのC側入力端に供給される。
セレクタ39A〜39Dを切り換えることにより、所望
の特性のフィルタ出力を選択できる。このセレクタ39
A〜39Dは、シリアル入力ボート28を介してシステ
ムコントローラ12から送られて(るフィルタセレクト
信号に基づいて切替えられる。
セレクタ39A〜39Dの出力がコアリング回路40A
〜40Dにそれぞれ供給される。コアリング回路40A
〜40Dには、シリアル入力ボート28を介してシステ
ムコントローラ12からコアリングレベル設定信号が供
給される。コアリング回路40A〜40Dは、ディジタ
ル輝度信号の中高域成分を検波するとともに、ノイズ成
分を除去するものである。
つまり、特にコントラストが小さく、絵柄が単調な画面
では、CCD撮像素子2からの輝度信号中の高域成分が
殆どなくなるため、信号に対するノイズの影響が大きく
なる。コアリング回路40A〜40Dは、このようなノ
イズによる影響を防止するために設けられている。
すなわち、ディジタルバイパスフィルタの出力信号中に
第6図Aに示すようにノイズ成分Nがあると、このノイ
ズ成分Nの影響により、フォーカス検出信号に誤差が生
じる。コアリング回路40A〜40Dにより、第6図B
に示すように、所定のコアリングレベル設定信号にある
ノイズ成分Nが除去される。なお、このコアリング回路
8は、減真器で構成することができる。また、このコア
リングレベルv1は、適宜可変できる。
なお、コアリングレベルv1を一定とせず、コアリング
レベルV、を、絵柄等に応じて可変させるようにしても
良い。
例えば、所定のエリア内ディジタルバイパスフィルタの
出力信号を積分して得られた評価値を所定の係数で割算
して規格化すると、絵柄が判断できる。コントラストの
大きい画面なら、規格化した評価値は大きくなり、コン
トラストの小さい画面なら、規格化した評価値は小さく
なる。この規格化した評価値の所定の割合がコアリング
レベルとされる。
コアリング回路40A〜40Dの出力がゲート回路41
A〜41Dにそれぞれ供給される。ゲート回路41A〜
41Dには、AFエリア設定回路24からフォーカス検
出エリアを設定するためのゲート信号が供給される。こ
のゲート信号により、ゲート回路41A〜41Dの開閉
が制御される。
ところで、点光源のような高輝度部分を含む被写体を邊
影した場合には、高輝度部分の信号により、評価値に誤
差が生じる可能性がある。そこで、高輝度検出回路46
が設けられる。高輝度検出回路46で、CCD撮像素子
2からの撮像信号が所定レベル以上かどうかが検出され
る。この高輝度検出回路46の出力がAF設定回路24
に供給され、CCD撮像素子2からの撮像信号が所定レ
ベル以上なら、その部分のフォーカス検出エリアがマス
キングされる。
例えば、第7図Aに示すように、所定値72以上となる
高輝度の信号がCCD撮像素子2から出力されたとする
。この場合、第7図Bに示すような信号がディジタルバ
イパスフィルタから出力される。CCD撮像素子2が所
定値72以上となる期間Tで、第7図Cに示すようにマ
スキング信号が出力される。このマスキング信号の間、
ゲート回路41A〜41Dが閉じられる。これにより、
第7図りに示すように、高輝度部分の影響が除去される
ゲート回路41A〜41Dの出力がスイッチ回路42A
〜42Dをそれぞれ介してピーク検出回路43A〜43
Dにそれぞれ供給される。ピーク検出回路43A〜43
Dで、ゲート回路41A〜41Dの出力のピーク値が検
出される。ピーク検出回路43A〜43Dの出力がスイ
ッチ回路44A〜44Dをそれぞれ介して積分回路45
A〜45Dにそれぞれ供給される。積分回路45A〜4
5Dでゲート回路41A〜41Bの出力又はピーク検出
回路43A〜43Dの出力の積分値が求められる。
スイッチ回路42A〜42D、44A〜44Dを制御す
ることで、1画面での輝度信号中の中高域成分の積分値
(評価値)ばかりでなく、例えば1ラインでの輝度信号
中の中高域成分のピーク値、1画面での中高域成分のピ
ーク値の積分値を求めることができる。これらlライン
での輝度信号中の中高域成分のピーク値、1画面での中
高域成分のピーク値の積分値は、バイパスフィルタの切
替えタイミングを決定するのに用いることができる。
これらの出力は、AF検出信号として、シリアル出力ボ
ート29を介してシステムコントローラ12に供給され
る。
このフォーカス制御回路では、例えば2つのフォーカス
検出エリアを設定して、フォーカス制御が行なわれる。
すなわち、セレクタ39A〜39Dから出力される4つ
フィルタ出力のうち、2つづつの出力が同一のフォーカ
ス検出エリアに設定される。そして、同一のフォーカス
検出エリアに設定されたセレクタ39A〜39Dの出力
のうち、一方の出力がそのフォーカス検出エリアでの輝
度信号中の中高域成分レベルの積分値(評価値)を得る
ために用いられ、他方の出力がバイパスフィルタの特性
を切替えるタイミングを検出するのに用いられる。各フ
ォーカス検出エリアがらの評価値に基づいてフォーカス
レンズF4が移動され、フォーカスレンズF4が合焦位
置近傍まで近づくと、セレクタ39A〜39Dが切替え
られ、フィルタ特性が切替えられる。そして、評価値が
最大となるようにフォーカスレンズF4が位置制御され
る。
このように、複数のフォーカス検出エリアが設定できる
と、どのようなカメラアングルでも被写体に正確に合焦
できる。また、動きのある被写体に追従して合焦させる
こともできる。
b4.AE検出回路 AE制御は、CCD撮像素子2がらの輝度信号レベルが
所定値になるように、アイリスリング18の開閉及びA
GC回路8のゲインを設定することによりなされる。
例えば逆光状態では、背景の輝度レベルが著しく大きく
なるため、所定の1つの露光検出エリアで輝度信号レベ
ルを検出してAEwIWlを行うと、アイリスリング1
8が絞られてAGC回路8のゲインが小さく設定されて
しまい、被写体像が黒く沈みこんでしまうという問題が
生じてくる。
そこで、この発明の一実施例では、逆光状態や過順光状
態でも最適なAE制御が行なえるように、第8図に示す
ように、露光検出エリアAIと露光検出エリアA2とが
設定でき、これらの露光検出エリアA1及びA2のそれ
ぞれの輝度信号レベルが検出できるようにされている。
露光検出エリアA1及びA2の位置や大きさは、システ
ムコントローラ12からの露光検出エリア設定信号によ
り自在に設定できる。第8図Aに示すように、被写体が
ある中心部に露光検出エリアA1を設け、周辺部に露光
検出エリアA2を設けることも、第8図Bに示すように
、被写体がある下部に露光検出エリアA1を設け、上部
に露光検出エリアA2を設けることもできる。
第1図において、Y分離回路32の出力が二回路51に
供給されるとともに、コンパレータ52に供給される。
コンパレータ52には、シリアル入力ボート2日を介し
てコンパレートレベルが供給される。
また、フィルタ演算部37の出力がゲート回路53A及
び53Bを介してピーク検出回路54A及び54Bにそ
れぞれ供給される。
フィルタ演算部37からは、ローパスフィルタにより高
域のノイズ成分が除去された輝度信号が出力される。す
なわち、ピーク検出を行う場合、ノイズ成分を除去する
ために、ローパスフィルタを設ける必要がある。遅延回
路34とフィルタ演算部37とから、ディジタル平均化
ローパスフィルタを基にしたディジタルバイパスフィル
タが構成されているので、フィルタ演算部37からは、
バイパスフィルタ出力とともに、ローパスフィルタ出力
を容易に取り出せる。このローパスフィルタを介されて
高域のノイズ成分が除去された輝度信号がゲート回路5
3A及び53Bを介してピーク検出回路54A及び54
Bに供給される。
ゲート回路53A及び53Bには、AE検出エリア設定
回路25から露光検出エリアA1及びA2を設定するた
めのゲート信号が供給される。このゲート信号により、
ゲート回路53A及び53Bの開閉が制御される。
ニー回路51は、ディジタル輝度信号に対して第9図に
示すような、非直線特性を持たせるものである。輝度信
号レベルをそのまま平均値検波すると、画面の一部の高
輝度部分により、平均値出力が大きくなり、画面全体が
暗く沈み込んでしまうという問題が生じる。ニー回路5
1を設けることで、高輝度部分のゲインが下げられ、こ
のような問題が改善される。ニー回路51には、シリア
ル入力ボート28を介してシステムコントローラ12か
ら特性設定信号が供給される。この特性設定信号により
、特性曲線の折れ点に、が可変できる。
ニー回路51の出力がゲート回路55A及び55Bをそ
れぞれ介して積分回路56A及び56Bにそれぞれ供給
される。ゲート回路55A及び55Bには、AEエリア
設定回路25から露光検出エリアA1及びA2を設定す
るためのゲート信号が供給される。このゲート信号によ
り、ゲート回路55A及び55Bの開閉が制御される。
コンパレータ52は、所定レベル以上の輝度信号のサン
プル数をカウントして輝度分布状態を検出するものであ
る。コンパレータ52の出力がゲート回路57A及び5
7Bをそれぞれ介してヒスト回路58A及び58Bにそ
れぞれ供給される。
ヒスト回路58A及び58Bで、所定の輝度レベル以上
の輝度信号のサンプル数がカウントされる。
ゲート回路57A及び57Bには、AEエリア設定回路
25から露光検出エリアA1及びA2を設定するための
ゲート信号が供給される。このゲート信号により、ゲー
ト回路57A及び57Bの開閉が制御される。
ヒスト回路58及び58Bで、輝度信号レベルの分布状
態が検出できる。つまり、第10図Aに示すような逆光
状態の画面を映出すると、第10図Bに示すように、周
辺部に輝度信号の高い部分が多く分布し、中心部に輝度
信号の低い部分が多く分布する。このような分布状態は
、露光検出エリアA1での所定レベル71以上のサンプ
ル数のカウント値と、露光検出エリアA2での所定レベ
ル71以上のサンプル数のカウント値とから判断できる
ピーク検出回路54A及び54Bで求められた露光検出
エリアA1及びA2での輝度信号のピーク値P1及びP
2が出力コントローラ59Aを介して、シリアル出力ポ
ート29に出力される。
積分回路56A及び56Bでそれぞれ求められた露光検
出エリアA1及びA2での輝度信号レベルの積分値In
l及びIn2がコントローラ59Bを介して、シリアル
出力ポート29に出力される。
ヒスト回路58A及び58Bでそれぞれ求められた露光
検出エリアでの所定レベル以上のサンプル数のカウント
値H1及びH2が出力コントローラ59Cを介して、シ
リアル出力ポート29に出力される。
積分回路56A及び56Bでは、輝度信号の平均値検波
出力が得られる。AE制御を行う場合、平均値検波では
検波レベルが低くなるので、平均値検波よりピーク検波
に近い特性が要求される。
そこで、この発明の一実施例では、平炸・値とピーク値
とを適当に混合することで、ピーク検波に近い特性で輝
度信号レベルを検出できるようにしている。
つまり、第11図に機能ブロック図で示すように、ピー
ク検出回路54A及び54Bで求められたピーク値P1
及びP2と、積分回路56A及び56Bで求められた積
分値Inl及びIn2が乗算手段71A及び71B、7
2A及び72B、加算手段73A及び73Bで重み付は
加算される。
これにより、ピー4検波に近い検波特性が得られる。乗
算手段71A及び71B、72A及び72Bの係数を可
変させれば、検波レベルは可変できる。なお、これらの
演算は、ソフトウェアで行われるので、検波レベルの変
更は、非常に容易である。
露光検出エリアA1での輝度信号レベルの検出値と露光
検出エリアA2での輝度信号レベルの検出値とを適当に
重み付は加算した値に応じて、アイリスリング18の開
閉、AGC回路8のゲインが設定される。
すなわち、加算手段73A及び73Bから、露光検出エ
リアA1での輝度信号レベルの検出値及び露光検出エリ
アA2での輝度信号レベルの検出値がそれぞれ得られる
。加算手段73A及び73Bの出力が乗算手段74A及
び74Bにそれぞれ供給される。乗算手段74A及び7
4Bの出力が加算手段75に供給される。乗算手段74
A及び74B、加算手段75により、周辺部の露光検出
エリアAIの輝度信号レベルの検出値と中心部の露光検
出エリアA2の輝度信号レベルの検出値とが重み付は加
算される。加算手段75の出力に応じて、アイリスリン
グ18の開閉状態及びAGC回路8のゲインの設定がな
される。
順光状態、逆光状態、過順光状態は、ヒスト回路58A
及び58B(第1図)の出力から判別できる。
つまり、順光の状態なら、画面全体に渡って略均−な輝
度となるので、被写体部分にある露光検出エリアA1と
周辺部にある露光検出エリアA2とでは、輝度信号レベ
ルの分布状態が略等しくなる。すなわち、ヒスト回路5
8Aの出力H1とヒスト回路58Bの出力H2との差が
あまり大きくならない。
これに対して、逆光状態になると、背景が著しく明るく
なるので、輝度信号レベルが所定値以上になる部分が周
辺部にある露光検出エリアA2に偏ってくる。また、過
順光なら、背景が著しく暗くなるので、輝度信号レベル
が所定値以上になる部分が被写体部分の露光検出エリア
A1に偏ってくる。すなわち、逆光や過順光の時には、
ヒスト回路58Aの出力H1とヒスト回路58Bの出力
H2との差が大きくなる。
ヒスト回路58A及び58Bの出力H1及びH2が第1
1図における輝度分布状態判定手段76に供給される。
この輝度分布状態判定手段76により、順光状態である
か、逆光状態であるか、過順光状態であるかが検出され
る。この輝度分布状態判定手段76の出力により、逆光
状態や過順光状態に対応して、以下のような制御が行わ
れる。
すなわち、この輝度分布状態判定手段76の出力により
、乗算手段74A及び74Bの係数が設定される。逆光
や過順光では、被写体部分の明るさに対する重み付けを
行う乗算手段74Aの係数が大きく設定され、背景部分
の明るさに対する重み付けを行う乗算手段74Bの係数
が小さく設定される。これにより、中央重点測光に近づ
き、逆光状態や過順光状態でも、最適なAEIII?i
llを行なえる。
また、輝度分布状態判定手段76の出力により、露光検
出エリアA1及び露光検出エリアA2の位置や大きさが
設定される。つまり、順先の時には、第8図Bに示した
ように、露光検出エリアを上部と下部とに分け、下部を
被写体がある露光検出エリアA1とし、上部を背景があ
る露光検出エリアA2とする。このようにすると、パニ
ングしても、明るさの変動が生じない。逆光や過順先の
時には、第8図Aに示したように、被写体がある露光検
出エリアA1が中心部に配設され、背景がある露光検出
エリアA2が周辺部に配置される。これとともに、被写
体がある露光検出エリアA1が小さく設定される。この
ようにすると、より中央重点測光に近づく。
更に、輝度分布状態判定手段76の出力により、ニー回
路51の折れ点を設定するようにしても良い。つまり、
逆光の時には、第12図Aに示すように、ニー回路51
の折れ点に+が下げられる。
このようにすると、高輝度でのゲインが下げられるので
、逆光状態でも、被写体が黒(沈み込まな(なる。また
、過順光の時には、第12図Bに示すように、ニー回路
51の折れ点に、が上げられる。このようにすると、高
輝度でのゲインが上げられるので、過順光の場合でも、
被写体が飽和しない。
更に、輝度分布状態判定手段76の出力に応じて制御系
全体のゲインを設定すれば、逆光状態でも被写体が黒く
沈み込まなくなるとともに、過順光の時にも被写体が飽
和しなくなる。
なお、これらの逆光状態や過順光状態に対応した制御は
全て行う必要はない。これらの制御の中から適当なもの
を組み合わせることで、逆光状態や過順光状態に対する
問題を解決できる。
b5.AWB検出回路 ホワイトバランス制御は、赤(R)、緑(G)、青(B
)の各色信号レベルを所定の比率になるように制御する
ことにより行われる。
この発明の一実施例では、フルオートホワイトバランス
制御と、ワンブツシュオートホワイトバランス制御とが
行なえる。フルオートホワイトバランス制御は、全体の
画面の積分値が白色であるとしてフルオートでホワイト
バランス制御が行なわれる。
ワンブツシュオートホワイトバランスでは、第13図に
示すようなホワイトバランス検出エリアB1が表示され
る。このホワイトバランス検出エリアB1の位置や大き
さは、第13図Aに示すように、自在に可変できる。第
13図Bに示すように、このホワイトバランス検出エリ
アB1を被写体の白い部分Wl上に一致させ、ワンブツ
シュオートホワイトバランス設定ボタンを押すと、この
ホワイトバランス検出エリアB1からの信号に基づいて
、ホワイトバランス制御が行われる。
ホワイトバランス検出エリアB1の位置や大きさは可変
自在であるから、例えば服の白い柄等殆どの被写体の白
い部分を利用してホワイトバランス制御を行なえる。し
たがって、ホワイトキャップ等を用いてホワイトバラン
ス調整を行う必要はなくなる。そして、このように白い
部分を利用してホワイトバランス制御を行った場合、全
体の画面の積分値が白色であるとしてホワイトバランス
制御を行なう場合に比べて、正確にホワイトバランス調
整を行なえる。
なお、ホワイトバランス検出エリアを複数設定し、複数
のホワイトバランス検出エリアの中から、より黒体放射
カーブに近い部分のものを選んでホワイトバランス制御
を行うようにしても良い。
第1図においで、Y分離回路32からの輝度信号Yがゲ
ート回路61Aを介して積分回路62Aに供給される。
C分離回路33からのクロマ信号Cm及びC,がゲート
回路61B及び61Cをそれぞれを介して積分回路62
B及び6’2 Cに供給される。積分回路62A〜62
Cの出力がAWB検出信号としてシリアル出力ボート2
9を介して、システムコントローラ12に供給される。
ゲート回路61A〜61Cには、AWB検出エリア設定
回路26からホワイトバランス検出エリアを設定するた
めのゲート信号が供給される。このゲート信号により、
ゲート回路61A〜61Cの開閉が制御され、ホワイト
バランス検出エリアが設定される。オートホワイトバラ
ンスの場合には、このホワイトバランス検出エリアが広
く設定される。ワンブツシュオートホワイトバランスの
場合には、被写体の白い部分に応じて、ホワイトバラン
ス検出エリアが可変設定される。
システムコントローラ12には、輝度信号Y及びクロマ
信号CI+及びC3の積分値が供給される。
この輝度信号Y及びクロマ信号C1I及びC8から、以
下のようにして、ホワイトバランス制御が行われる。
輝度信号Y、クロマ信号CR及びC3の積分値を、それ
ぞれ、IN  (Y)、r、(c、)及びIN(CI)
とする。輝度信号Yの積分値!、(Y)から、クロマ信
号C1l及びCmの積分値IN(cm )及びIN (
CI)を減算すれば、以下のように緑(G)の色信号の
積分値INCG)が算出される。すなわち、 IN (Y) −IN (Cm) −1N(Cm)・I
 N (3G+2R+2B) −1,(2R−G) −
IN (2B−G)=IN(5G) クロマ信号CRの積分値IN(CI)から、上述のよう
にして求められた緑(G)の色信号の積分値1.(G)
を減算すれば、赤(R)の色信号の積分値IN  (R
)が算出される。すなわち、Ill (cm) −r 
N (G) =rN(2R−G)−h(G) ・IN(2R) クロマ信号CBの積分値IN(CI)から、上述のよう
にして求められた緑(G)の色信号の積分値IN  (
G)を減算すれば、青(B)の色信号の積分値IN  
(B)が算出される。すなわち、IN (Cs) −I
N (c) ・IN(28G)−IN(G) =IN(2B) このようにして求められた3原色信号R,(1,。
Bのレベルの積分値が所定の比率になるように、各3原
色信号R,G、Bのゲインが設定される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、所定のコアリングレベルV、以下に
あるノイズ成分を除去するコアリング回路40A〜40
Dが設けられる。このコアリング回路によりディジタル
バイパスフィルタの出力信号中のノイズ成分が除去され
るので、コントラストの小さい画面の場合でも、評価値
の誤差が大きくならず、レンズを合焦位置に位置制御で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用できるビデオカメラにおけるオ
プティカルディテクタの構成を示すブロック図、第2図
はこの発明が適用できるビデオカメラの一例の全体構成
を示すブロック図、第3図はこの発明が適用できるビデ
オカメラにおけるレンズ構成の説明に用いる側面図、第
4図はこの発明が適用できるビデオカメラにおける撮像
素子の画素配列の説明に用いる路線図、第5図はこの発
明が適用できるビデオカメラにおけるオプティカルディ
テクタの説明に用いるタイミング図、第6図はコアリン
グの説明に用いる波形図、第7図は高輝度圧縮の説明に
用いる波形図、第8図は露光検出エリアの説明に用いる
路線図、第9図はニー回路の説明に用いるグラフ、第1
0図はヒスト回路の説明に用いる路線図及び波形図、第
11図は自動露光制御の説明に用いる機能ブロック図、
第12図はニー回路の制御の説明に用いるグラフ。 第13図はワンブツシュオートホワイトバランスの説明
に用いる路線図である。 図面における主要な符号の説明 11ニオブテイカルデイテクタ。 12ニジステムコントローラ。 :AF検出回路、 40A〜40D:コアリング回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  撮像素子からの輝度信号中の中高域成分を取り出し、
    上記輝度信号中の中高域成分レベルの積分値を用いてレ
    ンズを位置を制御するようにしたオートフォーカス回路
    において、上記輝度信号中の中高域成分の検出出力のう
    ち所定振幅値以下のものを除去する小振幅信号除去回路
    を設けるようにしたことを特徴とするオートフォーカス
    回路。
JP2040815A 1990-02-21 1990-02-21 オートフォーカス回路 Pending JPH03243072A (ja)

Priority Applications (2)

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JP2040815A JPH03243072A (ja) 1990-02-21 1990-02-21 オートフォーカス回路
US07/985,450 US5235428A (en) 1990-02-21 1992-12-03 Auto-focus system for video camera

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (2)

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JP2002365518A (ja) * 2001-06-04 2002-12-18 Fuji Photo Optical Co Ltd 撮影レンズのピント状態検出装置
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