JPH0323812A

JPH0323812A - スタッキング用椅子

Info

Publication number: JPH0323812A
Application number: JP15831089A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Kaneda; 金田　信一; Yukihiko Nanshiyou; 南庄　幸彦
Original assignee: Kokuyo Co Ltd
Current assignee: Kokuyo Co Ltd
Priority date: 1989-06-22
Filing date: 1989-06-22
Publication date: 1991-01-31
Anticipated expiration: 2012-11-05
Also published as: JP2673905B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本願は、前脚杆と、上部杆と、後脚杆と、前後脚杆の中
間を連桔する補強杆とから威り、前脚杆と後脚杆とが下
方に向かって開くように形成した左右一対の脚部拐の上
部杆の間に、背部を一体に有した座部が介在するように
座部利を装着し、下段椅子の脚部材の上部杆に上段椅子
の補強杆が重合するように複数の椅子を積め重ねること
ができる例えばホールなどで使用するスタッキング用椅
子に関する。

従来の技術従来、前脚杆と、上部杆と、後脚杆と、前後脚杆の中間
を連結する補強杆とから放り、前脚杆と後脚杆とが下方
に向かって開くように形成した左右一対の脚部材の上部
杆の間に、背部を一体に有した座部が介在するように座
部利を装着し、下段椅子の脚部材の」一部杆に上段椅子
の補強杆が重合するように複数の椅子を積み重ねること
ができる例えばポールなどで使用するスクソー１・ング
用椅子は、椅子を積み重ねるとき、或いは、その積み重
ね状態で運搬したときなどに、金属部分である−１二部
杆と補強杆との重合面が擦れ合って損傷を受けることを
回避するため、補強杆の前後位置に合成樹脂などから成
る保護カハーが装７ｆシてある。

発明が解決しようとする課題ところが、補強杆の前後位置に保護カハーを装着した従
来のスタッキング用椅子は、袖強杆の外周に部分的に凹
凸部ができて体裁が悪く、また、脚部材にイ；Ｊ着した
ほこり等を拭き取る際に保護カハーの膨出が邪魔になり
、さらに、積み重ね状態で椅子を運搬したとき、後脚杆
同士が接触し（、損傷を受けるという不都合があった。

本発明は、積み重ね状態が安定すると共に、脚部材の損
傷を回避するようにしたスクソキング用椅子を提供する
ことを目的としている。

課題を解決するための手段本願は、」二記した目的を達或するために、前脚杆と、
−１二部杆と、後脚杆と、前後脚杆の中問を連結する補
強杆とから威り、前脚杆と後脚杆とがＴ方に向かって開
くように形成した一対の脚部４Ａの上部杆の間に、背部
を一体に有した座部が介在するように座部材を装着し、
下段椅子の脚部刊の上部杆に」二段椅子の補強杆が重合
するように複数の椅子を積め重ねることができるスタッ
キング用椅子であって、前記補強杆の下面に、その長手
方向に延びる第１部分とその後端が屈曲して後脚杆の前
面上部まで延びる第２部分とから成る第１保護部拐を、
また、前，後脚杆の下端に第２保護部拐を夫々取り付け
たことを特徴とするスタッキング用椅子を提供するもの
であり、第１保護部材の取り付けにおいて、補強杆がそ
の下面に長手方向に延びる挿入溝を設番ノでなり、また
、第１保護部材の第１部分が上面に、前記挿入溝に挿入
してこれと係止する長手方向に並列する一対の係止片を
対設して成り、前記挿入溝に係止片を係止することによ
り補強杆の下面に第１保護部材を取りイＮＪけ、また後
脚杆と補強杆との溶着部を覆うために第１保護部材の屈
曲部の左右側縁部に、上同きに突出する目隠片を一体に
延設して成り、また」二段椅子の座部材の外側面と下段
椅子の後脚片内側間との接触を回避するために第１保護
部材の第２部分の−側縁に、後脚杆の内側面に重合する
保護片を一体に延設し、また、椅子の積み重ね状態をよ
り安定するために、後脚杆側の第３保護部材に、後脚杆
の前面に重合する当片を一体に延設し、さらに第１保護
部祠の屈曲部下面を、脚部材の上部杆が連続して後脚杆
に湾油する湾曲面に合致ずるように形或ずるものである
。

作　　　　　　　　用しかして、本願のスタ・ッキング用椅子を積め重ねる場
合には、従来と同様に、下段の椅子の脚部材の上部杆に
上段の椅子の補強杆を重合するものであるが、本願にお
いては、上部杆と補強杆との間に第１保護部材の第１部
分が介在すると共に、この第ｌ保護部材の屈＋ｔｌｔ部
の下面が、下段椅子の脚部材の」二部杆から連続して後
部脚に湾曲する湾曲部の上面に合致し、さらに下段椅子
の後脚杆の後面と」二段椅子の後脚杆の前面との間に第
１保護部材の第２部分及び第２保護部利の当片がまた第
１保護部材の第２部分の１側縁に、後脚杆の内側面に重
合する保護片を一体に延設したときは、」二段椅子の後
脚片内側面と座部後部の外側面との間に保護片を夫々介
在すると共に、下段の椅子の背部の前面に上段の椅子の
背部が重合し、がっ、座部同士が−ヒ下方向に積層する
。そして、椅子を上下段に重合した状態で運搬が行われ
る。

実　　　　施　　　　例第１図は、本願のスタッキング用椅子の総体斜視図を示
し、（１）　．　（１）は例えばアルミの押出し戒型か
ら戒る角状パイプを下向きコ字状に屈曲して下向き前方
に稍傾斜した前脚杆（２）と、その上端から湾巾１して
水平に延びる」二部杆（３）と、その後端から湾１１１
１（１）ａＬで下向き後方に稍大きく傾斜した後脚杆（
４）とを一体に形成した左右一対の脚部利を示し、前記
前脚杆（２）及び後脚杆（４）の中間位置には、ｉ１■
記上部杆（３）と平行して延びる補強杆（５）がその前
後端を溶接するなどにより架設してある。この補強杆（
５）は、第４図で示すように、断面方形状の角状部の左
右側板を下方に延設すると共に、その下端を夫々内方に
直角に屈曲して断面Ｌ字状の一対のリブ（６）　，　（
６）を一体に形成した例えばアルミの押出し成型から成
り、このリブ（６）　，　（６）と角状部の下面とによ
り前後端面及び下面中央部で開口する挿入溝（７）が形
成され、また、後脚杆（４）の前面下端部位置には取イ
」孔（８）が開設してあり、このように構威された入右
一対の脚部＋Ａ（１．）　，　（１）は連結杆（９）　
．　（９）によって運糺されている。（１０）は脚部＋
，Ｉ’（１）　．　　（１）　　と同様に例えばアルξ
の押出し成型から収る角パイプを屈曲して水平状の座部
（１１）と、その後端から方向に係止して起立する背部
（１２）とを一体に形成ずると共に、前記座部（１１）
に座板（１３）を、背部（１２）に背凭板（１４）を夫
々取り付けて戒る座部材を示し、前記座部（１１）の外
側面が前記左右一対の脚部材（１）の上部杆（３）の内
側面に対向して位置するように脚部材（１）　，　（１
）に座部材（１０）を装着することにより、椅子本体（
１５）が構威される。（１６ＮＪ前記補強杆（５）の後
端溶接部を除く下面のほぼ全長に亘って延びる第１部分
（１７）と、その後端から屈曲（１８）Ｌて後脚杆（４
）の前面まで延びる第２部分（１９）とから戒る合或樹
脂製の第１保護部＋４を示し、該第１保護部拐（１６）
の第１部分（１７）は、補強杆（５）の下面と等しい幅
をもつ保護板（２０）の上面中央部に、長手方向に延び
て前記補強杆（５）の下面で開「１ずる挿入溝（７）か
ら挿入して前記リブ（６）　．　（６）　と係止する倒
１５字状の一対の係止片（２１）．　（２］．）を平行
状に対設して成り、また第２部分（１９）は、保護板（
２０）から連続して後脚杆（４）の前面に重合する保護
板（２２）から戒り、好ましくは前記屈藺部（１８）の
下面が脚部祠（１）の水平杆（３）から後脚杆（４）に
連続する湾曲部（１）ａに合致するように形成され、か
つ、屈曲部（１８）の上面左右縁部には上端縁が補強杆
（５）の下面及び後脚杆（４）の内面に接してその間で
補強杆（５）の後端溶接部（２３）を目隠しずるｌ８８
ｌ隠板（２４）．　（２４＞が一体に設けてある。（２
５）は前記前，後脚杆（２）　，　（４）の下端部に取
り付けられた合或樹脂成型より成る第２保護部材を示し
、該第２保護部材（２５）は前．後脚杆（２）　，　（
／Ｉ）の下端面を覆い、かつ、下面が（ｌ　Ｑ４してい
る駒片（２６）の」二面に前記前．後脚杆（２）　，　
（４）に嵌合する嵌入片（２７）を一体に設＆Ｊると共
に、後脚杆（４）側の第２保護部材（２５）には後脚杆
（４）の下部前面に当接する当片（２８）を上方に延設
すると共に、この当片（２８）の内面に前取付孔（８）
に係止ずる係止凸部（２９）が突設してあり、前記第２
保護部祠（２５）の当片（２８〉は第１保護部＋Ａ’（
１６）の保護板（２２）と等しい厚さを有している。

しかして、本願のスタン＋ング用椅子を積み重ねる場合
には、従来と同様に、第６図で示すように下段の椅子（
１５）ａの脚部材（１）　．　（１）の上部杆（３）上
に上段の椅子（１５）ｂの補強杆（５）を重合するもの
であるが、本願においては、」二部杆（３）と補強杆（
５）との間に第１保護部１，１’（１６）の第１部分（
１７）が介在すると共に、この第１保護部材（１６）の
屈曲部（Ｉ８）の下面が、下段椅子（１５）ａの脚部初
（１）　．　（１）の上部杆（３）がら連続して後脚杆
（４）に湾曲する湾ＩＩＩＩ部（１）ａの上面に合致し
、さらに下段椅子（１５）ａの後脚杆（４）　．　（４
）の後面と」二段椅子（１５）ｂの後脚杆（４）　，　
（４）の前面との間に第１保護部祠（１６）の第２部分
及び第２保護部拐（２５）の当片（２８）が介在すると
共に、下段の椅了の背北板（１４）の０１１面に上段の
椅子（１５）ｈの背凭板（１４）の背面が重合し、かつ
、座板（１４）同士が」二下方＋Ｔｈｒに積層する。そ
して、椅子（１５）ａ　．　（１５）ｂを上下段に重合
した状態で運搬が行われる。

また、第７図及び第８図は本願の他の実施例を示し、第
７図は椅子を積め重ねたとき上段椅子の後脚杆（４）の
内側面が下段綺子（１５）ａの座部（１１）の後部外側
面に当接するのを回避するために第１保護部材（１６）
の第２部分（１９）の後面部の一側縁に、後脚杆（４）
の内側面に重合する保護片（４０）を直角状に設けた構
戒の第２保護部材を示しており、第８図は椅子（１５）
ａ　，　（１５）ｂを積み重ねた状態における要部の背
面図である。

なお、上記実施例は、補強杆（５）を角パイプ状に形成
し、その下面に挿入溝（７）を形或してこれに第１保護
部材（１６）の係止片（２＋）．　（２１）を押入して
係止する場合を例示したが、補強杆（５）の下面に係止
孔と係止凸部との係正により、或いは接着により、因設
してもよく、また、後脚杆（４）　．　（４）の前面に
、第２保護部材（２５）の当片（２８）を接着により固
設してもよいことは勿論である。

発明の効果以上のように本願によれば、下段の椅子と−１一段の椅
子との、脚部祠の上部杆と補強杆との重合而及び後脚杆
同士の重合面に夫々保護部利が介花一ｊるので脚部材間
に生しる１ｊ４傷を防止でき、特に、第１保護部材の屈
曲部下而を、脚部祠の上部杆が連続して後脚杆に湾曲す
る湾１１＋面に合致するように形成したときは、脚部同
士が積層状態で安定し、また、第１保護部材は補強杆の
長手方向に沿って後脚杆の内面まで平板状に延びると共
に、後０１１１部がこれに連続して後脚杆の内面に延び
るので椅子を清掃する場合にも便利であると共に、体裁
もよく、また第１保護部材の屈曲部の左右側縁部に、」
−向きに突出するｌ］隠片を一体に延設して収るときは
補強杆と後脚杆との接合部が目隠しされて−・層体裁が
よく、また、第１保護部材の第２部分の−側縁に、後脚
杆の内側面に重合する保護片を−体に延設して成るとき
番よさらに脚部月と座ｉ’ｉｌ＋　＋Ａとの接触が回避
でき、また補強杆がその下面に長手方向に延びる神人溝
を設け゛ζ成り、また、第１保１１護部材の第１部分が上面に、前記挿入溝に挿入してこれ
を係止する長手方向に並列する一対の係止片を対設して
威り、前記挿入溝に係止片を係止することにより補強杆
の下面に第１保護部材を取り付けて成るときは補強杆に
第１保護部材を確実に取り付けることができる等の利点
を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本願の実施例を示し、第１図は総体斜視図、第２
図は側面図、第３図は第ｌ保護部材の拡大斜視図、第４
図は第１保護部材を取り付けた状態の補強杆の拡大縦断
面図、第５図は第１．２保護部材の取り付けた状態を示
す要部の拡大縦断面図、第６図は椅子の積み重ね状態を
示す側面図、第７図は他の実施例を示す第１保護部材の
拡大斜視図、第８図は第７図に対応する積み重ね状態の
椅子の要部の拡大背面図である。（１）は脚部材、（１）ａは湾曲部、（２）は前脚杆、
（３）は上部杆、（４）は後脚杆、（５）は補強杆、（
７）は挿入溝、（１０）は座部材、（１１）は座部、（
１２）は背部、（１５）は椅子本体、（ｌ６）は第１保
護部材、ｌ２（１７）は第１部分、（１８）は屈曲部、（１９）は第
２部分、（２０）は保護片、（２１）は係止片、（２２
）は保護板、（２４）は目隠片、（２５）は第２保護部
材、（２８）は当片、（２９）は係止凸部、（４０）ば
保護片である。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）前脚杆と、上部杆と、後脚杆と、前後脚杆の中間
を連結する補強杆とから成り、前脚杆と後脚杆とが下方
に向かって開くように形成した一対の脚部材の上部杆の
間に、背部を一体に有した座部が介在するように座部材
を装着し、下段椅子の脚部材の上部杆に上段椅子の補強
杆が重合するように複数の椅子を積み重ねることができ
るスタッキング用椅子であって、前記補強杆の下面に、
その長手方向に延びる第１部分とその後端が屈曲して後
脚杆の前面上部まで延びる第２部分とから成る第１保護
部材を、また、前、後脚杆の下端に第２保護部材を夫々
取り付けたことを特徴とするスタッキング用椅子。
（２）補強杆がその下面に長手方向に延びる挿入溝を設
けてなり、また、第１保護部材の第１部分が上面に、前
記挿入溝に挿入してこれと係止する長手方向に並列する
一対の係止片を対設して成り、前記挿入溝に係止片を係
止することにより補強杆の下面に第１保護部材を取り付
けて成る請求項１記載のスタッキング用椅子。
（３）第１保護部材の屈曲部の左右側縁部に、上向きに
突出する目隠片を一体に延設して成る請求項１または２
記載のスタッキング用椅子。
（４）第１保護部材の第２部分の一側縁に、後脚杆の内
側面に重合する保護片を一体に延設して成る請求項１、
２または３記載のスタッキング用椅子。
（５）後脚杆側の第３保護部材に、後脚杆の前面に重合
する当片を一体に延設して成る請求項１、２、３または
４記載のスタッキング用椅子。
（６）第１保護部材の屈曲部下面を、脚部材の上部杆が
連続して後脚杆に湾曲する湾曲面に合致するように形成
して成る請求項１．２、３、４または５記載のスタッキ
ング用椅子。