JPH03237147A - 農業用塩化ビニル系樹脂フイルム - Google Patents

農業用塩化ビニル系樹脂フイルム

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JPH03237147A
JPH03237147A JP2031365A JP3136590A JPH03237147A JP H03237147 A JPH03237147 A JP H03237147A JP 2031365 A JP2031365 A JP 2031365A JP 3136590 A JP3136590 A JP 3136590A JP H03237147 A JPH03237147 A JP H03237147A
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JP
Japan
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acid
vinyl chloride
hydroxy
tert
based resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP2031365A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Yokoyama
和彦 横山
Isamu Takagi
勇 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Vinyl Co filed Critical Mitsubishi Kasei Vinyl Co
Priority to JP2031365A priority Critical patent/JPH03237147A/ja
Publication of JPH03237147A publication Critical patent/JPH03237147A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)
  • Greenhouses (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は農業用塩化ビニル系樹脂フィルムに間する。詳
しくは、光に対して安定で耐候性の優れたIII用塩化
ビニル系樹脂フィルムに間するものである。
(従来の技術) 農家では作物の収益性の向上を図るために、作物をハウ
ス(温室)、トンネル等を用いて促成栽培又は抑制栽培
する方法が広く行われている。これらの栽培において、
ハウス又はトンネルを被覆する資材としてはポリエチレ
ンフィルム、エチレン−酢酸ビニルフィルム、硬質又は
軟質塩化ビニルフィルム等が使用されているが、中でも
軟質塩化ビニルフィルムは他の合成樹脂フィルムに比べ
て、光線透過性、保温性、機械的強度、耐候性、作業性
等に優れ、優格も比較的に安価であることから、現在で
は農業用被覆資材の主流を占めている。
しかし、軟質塩化ビニルフィルムにおいても、長期間展
張された場合には、太陽光により変質劣化する欠点があ
り、この欠点を防止するために、従来から多くの安定剤
や安定化助剤が開発され、代表的な安定剤として、有機
錫安定剤、金属石鹸系安定剤、亜リン酸エステル、酸化
防止剤、紫外線吸収剤などが知られている(例えば、特
公昭48−37459号、特公昭53・47383号)
、また安定化助剤としては、エポキシ化合物やリン酸エ
ステルが知られ、特にリン酸エステルは効果が大きく、
例えばトリクレジルホスフェート(TCP)、ジクレジ
ルモノキシレニルホスフエート、モノクレジルジキシレ
ニルホスフェート、トリキシレニルホスフェ−) (T
XP)、分子中に181以上のエチルフェノール基を有
するリン酸エステル、あるいは特定のアルコール類を特
定比率で使用して製造されるリン酸エステル等が知られ
ているが、未だ充分な効果が得られていない。
(発明が解決しようとする課H) 本発明は、太陽光による熱、光に対して安定で長期間に
わたる使用に耐え、変色することのない耐候性の優れた
農業用塩化ビニル系樹脂フィルムを提供することを目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者等は、上記の目的を達成するために検討を重ね
た結果、特定の有機リン酸エステルを配合することによ
り、長期間使用しても耐候性が格段に優れた農業用塩化
ビニル系樹脂フィルムが得られることを見出し本発明に
到達した。
即ち、本発明の要旨は、塩化ビニル系樹脂に、下記一般
式(1) %式%(1) (式中R1、R2、R3はクレジル基又はキシレニル基
を示す) で表わされる有機リン酸エステルを配合した組成物を製
膜してなる耐候性の優れた農業用塩化ビニル系樹脂フィ
ルムに存する。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明における塩化ビニル系樹脂としては、塩化ビニル
単独重合体、塩化ビニルを主体としこれと他のコモノマ
ーとの共重合体が挙げられ、コモノマーとしては酢酸ビ
ニル、エチレン、プロピレン、アルキルビニルエーテル
、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、アクリ
ロニトリル等が使用される0以上の外、上記塩化ビニル
単独重合体又は共重合体と、塩素化ポリエチレン、塩素
化ポリプロピレン、塩素化ポリイソプレン等の塩素を含
有するポリオレフィンとのブレンド物を使用することが
できる。
本発明の農業用塩化ビニル系樹脂フィルムは、素材とし
て、上記の塩化ビニル系樹脂に、前示−般式(1)式で
表わされる有機リン酸エステルを配合した組成物を使用
することを特徴とするものである。
(1)式で表わされる有機リン酸エステルとしては、ト
リクレジルホスホロチオエート、ジクレジルモノキシレ
ニルホスホロチオエート、トリキシレニルホスホロチオ
エートが挙げられ、これらの一種又は2f1以上の混合
物が使用される。これらの有機リン酸エステルの配合量
は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して1−10重
量部であることが好ましく、2〜7重量部が一層好まし
い、有機リン酸エステルの使用量が樹脂成分100重量
部に対して1重量部より少ない場合は耐候性が充分でな
く、また10重量部を超えると逆に耐候性が低下する傾
向がある。
本発明における塩化ビニル系樹脂組成物は、塩化ビニル
系樹脂及び上記(1)式の有機リン酸エステルに加えて
、必要に応じ以下に列挙する周知の可塑剤、有機リン酸
エステル、エポキシ化合物、熱安定剤、キレータ−1滑
剤、防曇剤、霧発生防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、
抗酸化剤、安定化助剤、帯電防止剤、防カビ剤、防藻剤
及び着色剤等の添加剤を配合することができる。
可塑剤としては、ポリ塩化ビニルやエチレン−酢酸ビニ
ル系共重合体の可塑化に常用されているものが使用され
、特に好ましいのは、グリセリン、エチレングリコール
、トリエチレングリコール、ソルビトール等の分子量が
250以下の低分子量の多価アルコールであり、これら
は農業用フィルムとしては不可欠の防曇性付与に際して
も優れた効果を発揮する。これら多価アルコール系以外
の可塑剤としては、例えばフタル酸ジブチル、フタル酸
ジヘブチル、フタル酸ジー2−エチルヘキシル等のフタ
ル酸エステル類;フタル酸ブチルベンジル、フタル酸ブ
チルラウリル、フタル蒙メチルオレイル等のフタル酸混
基エステル類;アジピン酸ジオクチル、アジピン酸ジイ
ソデシル、アゼライン酸ジオクチル等の脂肪族2塩基酸
エステル類;ジエチレングリコールジベンゾエートのよ
うなグリコールエステル煩;オレイシ酸ブチル、アセチ
ルリシノール酸メチル等の脂肪酸エステル類;リン酸ト
リクレジル、リン酸トリオクチル、リン酸オクチルジフ
ェニル等のリン酸エステル類などが挙げられる。可塑剤
は塩化ビニル系樹脂100重量部に対して通常20〜6
0重量部が使用される。
周知の有機リン酸エステルとしては、トリクレジルホス
フェート(TCP)、トリキシレニルホスフェ−) (
TXP)、ジキシレニルモノクレジルホスフェート、モ
ノキシレニルジクレジルホスフエートの外、分子中に少
なくとも1個のエチルフェノール基を有するリン酸エス
テル等が挙げられる。その他アルコール成分としてキシ
レノール、エチルフェノール及びクレゾールを主成分と
する混合アルコールを特定の比率で使用して製造される
リン酸エステルを使用することもできる。
エポキシ化合物としては、例えばエポキシ化大豆油、エ
ポキシ化アマニ油、エポキシ化魚油、エポキシ化トール
油脂肪酸エステル、エポキシ化生脂油、エポキシ化ポリ
ブタジェン、エポキシステアリン酸メチル、エポキシス
テアリン酸ブチル、エポキシステアリン酸−2−エチル
ヘキシル、エポキシステアリン酸ステアリル、トリス(
エポキシプロビル)イソシアヌレート、エポキシ化ヒマ
シ油、エポキシ化すフラワー油、エポキシ化アマニ油脂
肪酸ブチル、3−(2−キセノキシ)−1,2−エポキ
シプロパン、ビスフェノール−A−ジグリシジルエーテ
ル、ビニルシクロヘキセンジエボキサイド、2.2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパンとエピクロルヒ
ドリンとの重縮金物などが挙げられる。
熱安定剤としては、周知の種々の有機酸金属塩が使用さ
れる。有機酸金属塩の有機酸成分としては、カプロン酸
、ペラルゴン酸、ラウリル酸、2−エチルヘキシル酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ウンデシレン酸、リシノ
ール酸、リノール酸、リルイン酸、ネオデカン酸、オレ
イン厳、ステアリン酸、イソデカン酸、イソステアリン
酸、12−ヒドロキシステアリン酸、12−ケトステア
リン酸、クロロステアリン酸、フェニルステアリン酸、
アラキン酸、ベヘン酸、エルカ酸、ブラシジン酸及び類
似酸並びに獣に脂肪酸、椰子油脂肪酸、桐油脂肪酸、大
豆油に肪酸及び綿実油脂肪酸のような天然に産出する上
記の酸の混合物、安息香酸、クロロ安息香酸、トルイル
酸、サリチル酸、p−t−ブチル安息香酸、5−t−オ
クチルサリチル酸、ナフテン酸、キシリル酸、エチル安
息香酸、イソプロピル安息香酸、ブロモ安息香酸、ジ−
t−ブチル安息香酸、モツプチルマレート、モノデシル
フタレート、シクロヘキサンカルボン酸等が挙げられる
有機酸成分としてはまたフェノール類も有用である0例
えばフェノール、クレゾール、エチルフェノール、ジメ
チルフェノール、イソプロピルフェノール、シクロヘキ
シルフェノール、t−ブチルフェノール、フェニルフェ
ノール、ノニルフェノール、ジノニルフェノール、メチ
ル−t−ブチルフェノール、テトラメチルフェノール、
ポリ(ジペンタ)イソプロピルフェノール、ジイソプロ
ピルクレゾール、ブチルフェノール、イソアミルフェノ
ール、イソオクチルフェノール、2−エチルヘキシルフ
ェノール、t−ノニルフェノール、デシルフェノール、
t−ドデシルフェノール、t−オクチルフェノール、オ
クチルフェノール、イソヘキシルフェノール、オクタデ
シルフェノール、ジイソブチルフェノール、メチルプロ
ピルフェノール、メチル−t−オクチルフェノール、ジ
−t−ノニルフェノール、ジ−t−ドデシルフェノール
などが挙げられる。有機酸金属塩の金属成分としては亜
鉛と、リチウム、ナトリウム、カリウム等の元素周期表
の第1a族金属及びバリウム、カルシウム、マグネシウ
ム、ストロンチウム等の第11a族金属とが包含される
キレータ−としては、種々の有機ホスファイト化合物が
使用される0例えば、ジフェニルデシルホスファイト、
トリフェニルホスファイト、トリス−ノニルフェニルホ
スファイト、トリデシルホスファイト、トリス(2−エ
チルヘキシル)ホスファイト、トリブチルホスファイト
、トリス(ジノニルフェニル)ホスファイト、トリラウ
リルトリチオホスファイト、トリラウリルホスファイト
、ビス(ネオペンチルグリコール)−1,4−シクロヘ
キサンジメチルホスファイト、ジステアリルペンタエリ
スリトールジホスファイト、ジイソデシルペンタエリス
リトールジホスファイト、トリス(ラウリル−2−チオ
エチル)ホスファイト、テトラトリデシル−,1,3−
)リス(2゛−メチル−5”−第3ブチル−4′−オキ
シフエニル〉ブタンジホスファイト、テトラ(C+2−
CI5fi合アルキル)4.4’−イソプロビリデンジ
フエニルジホトリス(4−オキシ−3,5−ジー第3ブ
チルフエニル)ホスファイト、2−エチルへキシルジフ
ェニルホスファイト、トリス(モノ、ジ混合ノニルフェ
ニル)ホスファイト、水素化−4,4′−イソプロピリ
デンジフェノールポリホスファイト、ジフェニル・ビス
[4,4’−n−ブチリデンビス(2−第3ブチル−5
−メチルフェノール)]チオジェタノールジホスファイ
ト、ビス(オクチルフェニル)・ビス[4゜4’−n−
ブチリデンビス(2−第3ブチル−5−メチルフェノー
ル)]−1,6−ヘキサンジオールジホスファイト、フ
ェニル」、4′−イソプロピリデンジフェノール・ペン
タエリスリトールジホスファイト、フエニルジイソデシ
ルホスファイト、テトラトリデシル−4゜4′−n−ブ
チリデンビス(2−第3ブチル−5−メチルフェノール
)ジホスファイト、トリステアリルホスファイト、オク
チルジフェニルホスファイト、ジフヱニルトリデシルホ
スファイト、フエニルジ(トリデシル〉ホスファイト、
トリス(2−シクロへキシルフェニル)・水添ビスフェ
ノールA・ジホスファイト、ジ(2,4−ジー第3ブチ
ルフエニル)シクロへキシルホスファイト、2,4−ジ
ー第3ブチルフエニル・ジイソデシルホスファイト、ト
リス(ブトキシエトキシエチル)ホスファイト、ジフェ
ニルアシドホスファイト、ビス(2,4−ジ−t−ブチ
ルフェニル)アシドホスファイト、ビス(ノニルフェニ
ル〉アシドホスファイト、ジベンジルアシドホスファイ
ト等が挙げられる。
滑剤としては、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチ
ン酸等のに肪酸系滑剤ニステアリン酸アミド、バルミチ
ン酸アミド、メチレンビスステアロアミド、エチレンビ
スステアロアミド等の脂肪酸アミド系滑剤;ブチルステ
アレート、ブチルパルミテート等のエステル系滑剤ある
いはポリエチレンワックス、流動パラフィン等が挙げら
れる。
防曇剤としては、非イオン系、アニオン系及びカチオン
系の界面活性剤が使用され、例えばポリオキシアルキレ
ンエーテル、多価アルコールの部分エステル、多価アル
コールのフルキレンオキサイド付加物の部分エステル、
高級アルコール硫酸エステルアルカリ金属塩、アルキル
アリールスルホネート、四級アンモニウム塩、脂肪族ア
ミン誘導体が挙げられる。具体的には、ポリオキシエチ
レンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
、ポリエチレングリコールモノパルミテート、ポリエチ
レングリコールモノステアレート、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンモノパルミテート、グリセリンモノラウレート、グ
リセリンモノパルミテート、グリセリンモノステアレー
ト、グリセリンモノオレート、ペンタエリスリトールモ
ノラウレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタン
モノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソル
ビタンモノベヘネート、ソルビタンジラウレート、ソル
ビタンジパルミテート、ソルビタンジステアレート、ジ
グリセリンモノラウレート、ジグリセリンジラウレート
、ジグリセリンモノパルミテート、ジグリセリンジバル
ミテート、ジグリセリンモノステアレート、ジグリセリ
ンジステアレート、ジグリセリンモノオレート、ジグリ
セリンジオレート、トリグリセリンモノパルミテート、
トリグリセリンジパルミテート、トリグリセリントリパ
ルミテート、トリグリセリンモノステアレート、トリグ
リセリンジステアレート、トリグリセリントリステアレ
ート、トリグリセリモノオレート、トリグリセリジオレ
ート、トリグリセリトリオレート、ナトリウムラウリル
サルフェート、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
、プチルフタレンスルホン酸ナトリウム、セチルトリメ
チルアンモニウムクロライド、ドデシルアミン塩酸塩、
ラウリン酸ラウリルアミドエチル燐酸塩、トリエチルセ
チルアンモニウムイオダイト、オレイルアミノジエチル
アミン塩酸塩、ドデシルピリジニウム硫酸塩の塩基性ピ
リジニウム塩等が挙げられる。
霧発生防止剤としては、フッ素系界面活性剤、有機シロ
キサン系界面活性剤などが使用される。
紫外線吸収剤としては、例えば2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オク
チルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4オクト
キシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−n−ドデシ
ルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オ
クタデシルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−ベンジルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキー2′−カルボキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキー5−スルホベンゾフェノン、2−
ヒドロキシ−5−クロロヘンシフエノン、2゜4−ジヒ
ドロキシベンゾフェノン、2.2′−ジヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン、2.2′−ジヒドロキシ−
4,4′−ジメトキシベンゾフェノン、2.2′−ジヒ
ドロキシ−4,4′−ジメトキシ−5−スルホベンゾフ
ェノン、2.2’4.4’−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤; 2−(2
’−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−3’、5’−ジメチルフェニル〉ベンゾトリアゾール
、2−(2’−ヒドロキシ−4′−ヒドロキシフェニル
〉ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3′
−メチル−5′−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−3’ 、5’−ジ−t
−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−3’、5’−t−ブチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’、5’−
ジメチルフェニル)−5−メトキシベンゾトリアゾール
、2−(2’−n−オクタデシルオキシ−3’、5’−
ジメチルフェニル〉−5−メチルベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−5′−メトキシフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4′−オ
クトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−5′−メトキシフェニル)−5−メチルベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5′−メ
チルフェニル)−5,6−ジクロロベンゾトリアゾール
、2−(2’−ヒドロキシ−5′−t−ブチルフェニル
)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2ゝ−ヒド
ロキシ−3’、5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−5゛−ジクロロへキシル
フェニル〉ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−3’ 、5’−ジクロロフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−4’、5’−ジクロロ
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−3′。
5′−ジ−t−ブチルフェニル〉−5−クロロベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3′−t−ブチ
ル−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−4’、5’−ジメチル
フェニル)−5−ブトキシカルボニルベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3′−メチルフェニル)
−5−ブトキシカルボニルベンゾトリアゾール、2−(
2’−ヒドロキシ−51−メチルフェニル)−5−エト
キシカルボニルベンゾトリアゾール、2−(2ξアセト
キシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2”−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)−5−
エチルスルホンベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒド
ロキシ−3’ 、5’−ジメチルフェニル)−5−エチ
ルスルホンベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキ
シ−5′−アミノフェニル)ベンゾトリアゾール等のベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤;フェニルサリシレー
ト、p−tert−プチルフェニルサリシレート、p−
メチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェニルサ
リシレート等のサリチル酸エステル系紫外線吸収剤が挙
げられる。
光安定剤としては、例えば2,2,6.6−チトラメチ
ルビベリジニルー4−ベンゾエート、ビス−(2,2,
6,8−テトラメチル−4−ピペリジニル)セバケート
、!、3゜8−トリアザ−7,7,9,9−テトラメチ
ル−3−n−オクチル−スピロ[4,5]デカン−2,
トジオン、1,2,3.4−テトラ(4−カルボニルオ
キシ−2,2,6,6−テトラメチルビベリジン)−ブ
タン、トリー(4−アセトキシ−2,2,6,6−テト
ラメチルビベリジン)−アミン、4−アセトキシ−2,
2,6,6−テトラメチルビベリジン、4−ステアロイ
ルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルビベリジン、
4−ベンジルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルビ
ベリジン、4−(フェニルカルバモイルオキシ)−2,
2,6,6−テトラメチルビペリジン、L(p−)ルエ
ンスルホニルオキシ)−2,2,6,6−テトラメチル
ビペリジン、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジル)テレフタレート、トリス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジン〉ホスファイト、1
,3.8− )リアザー7.7,9゜9−テトラメチル
−2,4−ジオキソ−スピロ[4,5]デカン、(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジン)−4−ス
ピロ−2’−(6’、6’−ジメチルピペリジン)−4
′−スピロ−5“−ヒダントイン等が挙げられる。
抗酸化剤としては、周知のフェノール系抗酸化剤及び硫
黄系抗酸化剤が使用される。フェノール系抗酸化剤とし
ては、例えば2,6−ジー第3ブチル−p−クレゾール
、ステアリル−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)チオグリコレート、ステアリル−β−(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジー第3ブチルフエニル〉プロピオ
ネート、ジステアリル−3,5−ジ第3ブチル−4−ヒ
ドロキシベンジルホスホネー) 、2,4.6−)リス
(3’、5’−ジー第3ブチル−4′−ヒドロキシベン
ジルチオ)−1,3,5−)リアジン、ジステアリル(
4−ヒドロキシ−3−メチル−5−第31チル)ペンジ
ルマロネー)、2.2’−メチレンビス(4−メチル−
〇−第3ブチルフェノール)、4,4′−メチレンビス
(2,6−ジー第3ブチルフエノール)2.2’−メチ
レンビス[6−(1−メチルシクロヘキシル)p−クレ
ゾール]、ビス[3,5−ビス(4−ヒドロキシ−3−
第3ブチルフエニル)ブチリックアシッドコグリコール
エステル、4,4′−ブチリデンビス(6−第3ブチル
ーーークレゾール)、2,2′−エチリデンビス(4,
6−ジー第3ブチルフエノール)、2,2′−エチリデ
ンビス(4−第2ブチル−6−第3ブチルフエノール〉
、1,1.3−)リス(2−メチルートヒドロキシ−5
−第3ブチルフエニル)ブタン、ビス[2−第3ブチル
−4−メチル−6−(2−ヒドロキシ−3−第3ブチル
−5−メチルベンジル)フェニル]テレフタレート、1
,3.5− )リス(2,6−シメチルー3−ヒドロキ
シ−4−第3ブチル)ベンジルイソシアヌレート、1,
3.5− トリス(3,5−ジー第3ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)−2,4,8−トリメチルベンゼン、
2,6−ジフェニル−4−オクタデシロキシフェノール
、テトラキス[メチレン−3−(3,5−ジー第3ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネートコメタン
、1.3.5−)リス(3,5−ジー第3ブチル−4−
ヒドロキシベンジル〉イソシアヌレート、1,3.5−
トリス[(3,5−ジー第3ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオニルオキシエチル]イソシアヌレート
、2−オクチルチオ−4,6−ジ(4−ヒドロキシ−3
,5−ジー第31チル)フェノキシ−1,3,5−トリ
アジン、4,4′−チオビス(6−第3ブチル一一−ク
レゾール〉、4,41−ブチリデンビス(2−第3ブチ
ル−5−メチルフェノール)の炭酸オリゴエステル(重
合度2〜1(1)等が挙げられる。硫黄系抗酸化剤とし
ては、例えばジラウリルチオジプロピオネート、シミリ
スチルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロ
ピオネート等のジアルキルチオジプロピオネート、ある
いはブチルチオプロピオン酸、オクチルチオプロピオン
酸、ラウリルチオプロピオン酸、ステアリルチオプロピ
オン酸等のアルキルチオプロピオン酸の多価アルコール
エステル、例えばペンタエリスリトールテトララウリル
チオプロビオネートが挙げられる。
安定化助剤としては、例えばジフェニルチオ尿素、フェ
ニルインドール、チオジグリコールビス(アミノクロト
ネート)、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシ
エチル)イソシアヌレート、ソルビトール、マンニトー
ル、アニリノジチオトリアジン、メラミン、ジペンタエ
リスリトールアジペート、p−第3−ブチル安息香酸、
デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸亜鉛、ノニルフェノキシポ
リエトキシ燐酸、安息香酸、ケイヒ酸、ジベンゾイルメ
タン、ステアロイルベンゾイルメタン、ベンゾイルペン
タノイルメタン等が使用される。
帯電防止剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキ
ルアミン、ポリグリコールエーテル、ρ−スチレンスル
ホン酸ナトリウム等が挙げられる。
防カビ剤、防藻剤として使用可能な化合物としては、2
.4,5.6−テトラクロロイソフタロニトリル、10
.10’−オキシビスフェノキシアルシン、2−(4−
チアゾリル)−ベンズイミダゾール、N(フルオロジク
ロロメチルチオ)フタルイミド、N−ジメチル−N’−
フェニル−(N’−フロロジクロロメチルチオ)スルフ
ァミド、p−オキシ安息香酸エステル、5−ブロモ−5
ニトロ−1,3−ジオキサン、2,3,5.6−テトラ
クロロ−4−メチルスルホニルピリジン、3−メチル−
4−クロロフェノール、N(テトラクロロエチルチオ)
フタルイミド、トリブチル錫ラウレート等が挙げられる
更に着色剤として使用可能な化合物としては、例えばフ
タロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、ハンザ
イエロー、アリザリンレーキ、酸化チタン、亜鉛華、パ
ーマネントレッド、キナク)トン、カーボンブラック等
を挙げることができる。
以上に列挙した周知の各種添加剤は、夫々一種乃至数種
を組み合わせて使用することができる。
本発明の麿業用塩化ビニル系樹にフィルムを製造するに
は、先ず塩化ビニル系樹脂に、前記(1〉式の有機リン
酸エステルを所要の割合で配合し、更に所望の上記添加
剤を配合して塩化ビニル系樹脂組成物を1IN11する
即ち、夫々の素材の必要量を秤量し、リボンブレンダー
、バンバリーミキサ−、スーパーミキサーその他の配合
機、混合機を用いて混合する0次いで得られた組成物を
、それ自体公知の方法、例えばTダイ法、インフレーシ
ョン法などの溶融押出成形法、カレンダー成形法、溶液
流延法等の方法によりフィルムに成形する。フィルムの
厚さは、薄すぎると農業用としての強度が充分でなく、
また厚すぎるとフィルム化作業及びその後の切断、接着
、展張等の作業に不便であるので、通常0.03〜0.
3−の範囲、とくに0.05〜0.2−−の範囲とする
のが好ましい。
本発明の農業用塩化ビニル系樹hフィルムは、透明でも
、梨地でも、あるいは半梨地でもよく、ハウス用、トン
ネル用等の農業用被覆用として適用されるほか、マルチ
ング用、袋掛用等にも使用される。
(実施例) 以下に本発明を実施例及び参考例について更に詳縞に説
明するが、本発明はその要旨を超えない限り、これらに
限定されるものではない。
実施例1〜8及び比較例1〜7 ポリ塩化ビニル(P= 140(1)       1
00重量部ジオクチルフタレート45重量部 エポキシ樹脂(商品名rEP−828」)    1重
置部バリウムー亜鉛系複合安定剤     1.5重量
部ステアリン酸バリウム        0.2重量部
ステアリン酸亜鉛          0.4重量部エ
チレンビスステアロアミド     0.2重量部ソル
ビタンモノステアレート1.5重量部上記割合の組成物
に、表1に示す有機リン酸エステルを、夫々表1に示す
割合で配合した。
得られた15種類の配合物を、夫々スーパーミキサーを
用いて10分間攪拌した後、165℃に加熱したロール
上で混練し、L型カレンダー装置により厚さ0.1■−
のフィルムに成形した。
各フィルムについて耐候性評価試験を次のようにして行
ない、その結果を表1に示した。
[耐候性評価試験] 南側に面し、地面に対して45度傾斜させて設置した窓
枠状の暴露試験台上に、フィルムを載置して暴露し、定
期的に一部のフィルムを暴露試験台から取り外し、肉眼
により外観(変色〉及びJIS:に6732の低温伸び
試験により伸び残率を評価した。
外観の評価基準は次の通りとした。
O:外観に変化がなく、破れていないもの。
○買:僅かに褐斑点が認められ、破れがないか、極く僅
か破れたもの。
Δ :褐斑点が認められるか、僅かに破れの認められる
もの。
× :褐変部が全面に認められるか、全面に破れが認め
られるもの。
また、伸び残率は次式により算出した。
(tり 110111111:1I1063年7M8日
−千1t1年7M28日(発明の効果) 前記表1の結果から明らかなように、本発明の農業用塩
化ビニル系樹脂フィルムは、屋外で長期間にわたり使用
した場合にも、格段に優れに耐候性を示し、ハウス用、
トンネル用、マルチング用、袋掛用等の農業用被覆資材
としての利用価協は極めて大きい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩化ビニル系樹脂に、下記一般式(1)▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・・・・(1) (式中R_1、R_2、R_3はクレジル基又はキシレ
    ニル基を示す) で表わされる有機リン酸エステルを配合した組成物を製
    膜してなる耐候性の優れた農業用塩化ビニル系樹脂フィ
    ルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1278063A1 (en) * 2001-07-16 2003-01-22 DR. Chip Biotechnology Inc. Imobilization of biomolecules
US6995248B2 (en) 2001-07-16 2006-02-07 Dr. Chip Biotechnology, Inc. Immobilization of nucleic acids

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EP1278063A1 (en) * 2001-07-16 2003-01-22 DR. Chip Biotechnology Inc. Imobilization of biomolecules
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