JPH0323712Y2 - - Google Patents

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JPH0323712Y2
JPH0323712Y2 JP1985004922U JP492285U JPH0323712Y2 JP H0323712 Y2 JPH0323712 Y2 JP H0323712Y2 JP 1985004922 U JP1985004922 U JP 1985004922U JP 492285 U JP492285 U JP 492285U JP H0323712 Y2 JPH0323712 Y2 JP H0323712Y2
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JP
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phase
output
voltage
locked loop
frequency
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JP1985004922U
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JPS61128839U (ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は同期回路に係り、特に複数の位相同期
回路結合時の安定化に関する。
〔従来の技術〕
ターンテーブル装置やコンパクトデイスクプレ
ーヤ等では回転体等に速度の変化のない回転を得
るために基準発振器からの信号をフエーズロツク
ループ(PLL)系を用いて補償する方式が用い
られているが安定に速度を可変し、再生するため
に従来は第3図に示す様なPLLを用いた同期回
路が知られている。該同期回路は第1のPLL系
よりなる可変発振部Aの発振出力に同期してサー
ボを行なう第2のPLL系Bよりなつている。即
ち操作釦等からなる操作装置6で所定の速度ずれ
を指定することにより、プログラマブルカウンタ
5を可変し、位相比較器2に加えて、更に水晶発
振器1の出力を第1の位相比較器2により比較
し、第1の誤差増巾器3をへて、電圧可変発振器
(以下VCOと記す)4をコントロールして、プロ
グラマルカウンタ5へVCO出力を入力すること
で第1のPLL系を構成し、プログラマルカウン
タ5の設定値に対し、直線的に周波数を取り出せ
るようにしていた。この出力xに同期するよう同
じく位相サーボなどの位相同期ループを構成した
第2のPLLで同期をとつていた。ここで7は第
2の位相比較器で後述する電圧−周波数変換回路
(以下V−Fと記す)9の出力と位相比較した出
力を第2の誤差増巾器8に加えていた。又破線に
示す様に必要に応じV−F9の電圧を周波数一電
圧変換回路11を介して第2の誤差増巾器に与え
て補償を行なつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した上記構成のPLL系を2個用いた同期
回路に於て例えばターンテーブルを制御する様な
場合にはV−F9はモータにより回転するターン
テーブル周辺にコーテングされたパルスを検出
し、これを電圧に変換しているが、このターンテ
ーブルの時定数の関係から第2のPLLBでは1〜
2%程度のループ引込周波数範囲しかとれない問
題があつた。更にコンパクトデイスクやパルスコ
ード変調等の信号の再生信号から再生クロツクを
作成する第2のPLL系等に於てはドロツプアウ
ト、入力の周波数ゆらぎのため、第2のVCOの
中心周波数を正しくしておく必要がある。このた
め、従来VCO4の出力をデジタルーアナログコ
ンバータ10に加えてF−V変換して、この電圧
yを第2のPLL系の位相比較信号出力である第
2の誤差増巾器8へ加えループを形成し、ゆらぎ
に基づくずれを打消し、常に周波数xに対し、中
心で第2のループを引き込ませるようにしてい
た。上述の如く従来構成ではVCO4の出力周波
数を電圧に変換するためのF−Vを必要とするか
カウンタのセツト値をデジタル−アナログ変換す
るための変換器を必要としているだけでなく、こ
の場合は周波数の逆数に対応し直線から外れて誤
差を生じてその構成が複雑となる欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段及びその作用〕
本考案は上記欠点に鑑みなされたもので、本考
案の同期回路では上述の様な変換回路を必要とし
ない様にするために補償電圧yを得るために第1
のPLLAのVCO4の入力電圧を利用する様にし
たものでその手段は基準になる発振器に同期し周
波数変換する第1の位相同期ループ出力を新たな
基準発振器として位相同期する第2の同期ループ
よりなる同期系において、上記第1の位相同期ル
ープ内の電圧可変発振器入力電圧成分を上記第2
の位相同期ループ内の電圧可変発振器(機械など
を含む)の入力電圧に加えられるようになした同
期回路によつてなされる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に
ついて詳記する。第1図は本考案の同期回路の系
統図、第2図は本考案のVCOの特性図を示すも
のである。尚第3図と同一部分には同一符号を付
して重複説明を省略するも、第1のPLL系の
VCO4は第2図に示す様に入力電圧Vに対して
VCO4からの出力周波数xは比例関係にあり直
線13で示す様になされる。本考案ではこの関係
を用いて、デジタル−アナログ変換器10の代り
にOPアンプ等の増巾器12を用いて、VCO4の
出力からではなくVCO4の入力電圧を増巾器1
2に加えて第2のPLL系の第2の位相比較器7
の出力を補償する。このために増巾器12の出力
y′を第2の誤差増巾器8に加える様になされる。
上記増巾器は必要な電圧及び増巾度を適宜定めて
出力する様にすればよい。
〔考案の効果〕
本考案は叙上の如く構成したので、デジタル−
アナログ変換器を必要とせず非常に簡単に直線性
の良い補償電圧を得ることが出来て装置が安定化
出来る効果を有し、その実用的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の同期回路の系統図、第2図は
VCOの入出力関係を示す特性図、第3図は従来
の同期回路の系統図である。 A……第1のPLL系、B……第2のPLL系、
1……水晶発振器、2……第1の位相比較器、3
……第1の誤差増巾器、4……VCO、5……プ
ログラマカウンタ、6……操作装置、7……第2
の位相比較器、8……第2の誤差増巾器、9……
V−F、10……デジタル−アナログ変換器、1
1……F−V、12……増巾器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基準発振器と、操作装置によつて操作され制御
    されるプログラマブルカウンタと、該プログラマ
    ブルカウンタの出力と上記基準発振器の出力とを
    位相比較する第1の位相比較器と、該第1の位相
    比較器の出力を周波数変換する電圧可変発振器
    と、該電圧可変発振器の出力周波数を上記プログ
    ラマブルカウンタに加えカウントし出力して位相
    同期ループを形成した第1の位相同期ループと、
    上記電圧可変発振器の出力を新たな基準発振周波
    数として入力する第2の位相比較器と、該第2の
    位相比較器の出力にさらに上記電圧可変発振器の
    入力から増幅器で増幅して制御電圧を加え周波数
    に変換する電圧−周波数変換手段と、該電圧−周
    波数変換手段の出力周波数を上記第2の位相比較
    器に比較入力として加え位相同期ループを形成し
    た第2の位相同期ループとを有し上記第1の位相
    同期ループに含まれる操作装置により上記第1の
    位相同期ループから直流分も含めた制御電圧を上
    記第2の位相同期ループに加えて位相同期制御す
    るようにしたことを特徴とする同期回路。
JP1985004922U 1985-01-18 1985-01-18 Expired JPH0323712Y2 (ja)

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JPS61128839U JPS61128839U (ja) 1986-08-12
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544552A (en) * 1977-06-13 1979-01-13 Nippon Columbia Pll circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS544552A (en) * 1977-06-13 1979-01-13 Nippon Columbia Pll circuit

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JPS61128839U (ja) 1986-08-12

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