JPH03236304A - 芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材 - Google Patents

芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材

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JPH03236304A
JPH03236304A JP2029879A JP2987990A JPH03236304A JP H03236304 A JPH03236304 A JP H03236304A JP 2029879 A JP2029879 A JP 2029879A JP 2987990 A JP2987990 A JP 2987990A JP H03236304 A JPH03236304 A JP H03236304A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野] 本発明は、芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材、詳し
くは、!薬を用いずに芝草の病害を防除でき、しかも芝
草を緑色に永く保持できる、無害で自然環境を汚染しな
い土壌改良材に関するもので、本発明の土壌改良材は、
ゴルフ場等の広大な芝生の管理に特に有用である。
〔従来の技術〕
ゴルフ場の日常的なメインテナンスに取り入れうる芝草
の病害防除手段としては、耕種的防除と農薬(殺菌剤)
による防除があるが、現在、殆どのゴルフ場では農薬に
よる防除が行われている。
[発明が解決しようとする課題〕 ゴルフ場では、芝草が頻繁に刈り込まれ且つ靴で踏まれ
るために他の場所の芝草より病害が発生しやすく、しか
も芝生に美麗さが要求されることもあって、Mt薬を多
量に使いすぎる傾向にある。
例えば、グリーンでは一般に年間15〜22回も農薬が
散布されており、そのため、農薬による自然破壊や水質
汚染が予想をはるかに超え、近年、各地でゴルフ場建設
反対及び環境保全を求める運動が起きている。
また、都道府県からもゴルフ場に対して「ゴルフ場!!
薬安全使用指導要領」が出され、農薬の使用指導が行わ
れ始めており、今後、農薬使用の規制が益々厳しくなる
ことが予測される。
従って、本発明の目的は、農薬を用いずに芝草の病害を
防除でき、しかも芝草を緑色に永く保持できる、無害で
自然環境を汚染しない土壌改良材を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、土壌病害の微生物防除に関する研究及び肥
料が微生物に及ぼす影響の研究を長年行ってきた結果、
トリコデルマ菌が芝草の主たる病原菌であるリゾクトニ
アに対して高い拮抗性を示すこと、及び窒素肥料の中に
は芝草の病原菌を減らすものがあることを知見した。
更に、本発明者は、上記知見を基礎に、芝草の病害の耕
種的防除手段について種々検討した結果、芝草の活性を
高める有機肥料、無機肥料、カキ酸及びゼオライトと、
芝草に有害な病原菌であるリゾクトニア、ピシウム、フ
ザリウム等に対して拮抗性の農薬抵抗性トリコデルマ菌
とを組合わせることにより、前記目的を遺戒する土壌改
良材が得られることを知見した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、基材に
、農薬抵抗性トリコデルマ菌を含有させたことを特徴と
する芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材を提供するも
のである。
以下、本発明の芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材に
ついて詳述する。
本発明に用いられる農薬抵抗性トリコデルマ菌は、例え
ば、次のようにして得られる。
まず、リゾクトニア菌に対して拮抗性の高いトリコデル
マ菌をスクリーニングし、次に、該トリコデルマ菌から
、真核微生物に対して高率に突然変異を誘発する物質エ
チルメタンスルホネート(Ethylmethanes
ulfonate) (E M S )を用いて微生物
学実験法(微生物研究法墾談会編、講談社発行、第29
3頁参照)に記載の方法に従ってトリコデルマ菌の変異
株をスクリーニングする。次いで、この変異株からりジ
フトニア菌に対して拮抗力を失っていない菌株を選抜し
、芝生のブラウンパッチ(病原菌:リゾクトニア)の防
除で最も多く使用されている農薬ダコニール及びチウラ
ムに対する抵抗性変異株をサイパルスキー(Szyba
lski)の分離法(V、 Bryson and H
,5zybalski、、 5cience116、4
5 (1952)参照〕でスクリーニングして農薬抵抗
性変異株を得る0次いで、この農薬抵抗性変異株のりジ
フトニア菌に対する拮抗力を再びチエツクして、拮抗力
の高い菌株を選抜し、本発明に用いられる農薬抵抗性ト
リコデルマ菌を得る。
!薬抵抗性変異株の作成目的は、前記のようにゴルフ場
では過剰な!薬が散布されているため、農薬が散布され
ても、本発明に用いる拮抗菌が死滅しないようにするた
めである。
上記農薬抵抗性トリコデルマ菌は、生菌類は勿論のこと
、濃縮したもの、噴霧乾燥したもの、凍結乾燥したもの
、凍結融解したものなどであってもよい、また、上記農
薬抵抗性トリコデルマ菌の培養は、液体培養は勿論、固
体培養したものであってもよい。
上記農薬抵抗性トリコデルマ菌の含有量は、基材100
重量部に対し、0.1重量部以上が好ましく、上限は特
にないが、通常0.1−0.5重量部とするとよい。
本発明に用いられる基材としては、有機肥料、無機肥料
、及び芝草の活性を高める資材等が挙げられ、これらを
一種又は二種以上組合せて用いられる。
上記有機肥料及び上記無機肥料としては、窒素肥料、り
ん酸肥料及びカリ肥料を組合せることが好ましい。
上記窒素肥料としては、有機肥料のCDU、乾血及び無
機肥料の尿素が、土壌病原フザリウム菌を減らす効果を
有するため好ましく、これらの3者を混合すると相乗効
果によって芝草の生育が非常に良好になる。上記3者の
混合割合は、CDU6、乾血5、尿素4(重量比)が好
ましいが、特に制限されるものではない。
上記窒素肥料の混合量は、窒素成分含量が、本発明の土
壌改良材中、4〜10重量%となる量であることが好ま
しい。
また、上記りん酸肥料としては、後述の理由から過りん
酸石灰が好ましいが、セルローズ及びヘミセルローズの
分解菌を増殖するものであればよく、かかるりん酸肥料
としては、例えば、重過りん酸石灰、苦土過りん酸、熔
成りん酸、苦土重焼りんなどが挙げられる。また、りん
酸−カリウム、りん酸二カリウムなどの塩類も用い得る
。ゴルフ場の芝草は頻繁に刈り込まれるので、刈り込ん
だ後、芝草の残渣いわゆるサッチが残って芝草の病原菌
の住家となって、病気を引き起こす原因となっている。
過りん酸石灰は、セルローズ及びヘミセルローズの分解
菌を増加させ、脱窒細菌を増加させないため、サッチの
分解を速める効果を有する。
上記りん酸肥料の混合量は、りん酸の成分含量が、本発
明の土壌改良材中、2〜8重量%となる量であることが
好ましい。
また、上記カリ肥料としては、一般農業用に施用されて
いるカリ肥料、例えば、塩化カリ、硫酸カリ、硫酸カリ
苦土、けい酸カリなどが挙げられる。
上記カリ肥料の混合量は、カリの成分含量が、本発明の
土壌改良材中、1〜5重量%となる量であることが好ま
しい。
また、上記の芝草の活性を高める資材としては、保肥力
を高め、土壌物理性を改善する塩基置換容量の高いゼオ
ライトや、発根促進効果を有するカキ酸が好ましい。こ
の他に、塩基置換容量の高いものとしては、例えば、腐
植酸、パーライト、バーミキュライトなどが挙げられ、
また、発根促進効果を有するものとしてはカキ酸の他、
貝やサンゴの化石類などが挙げられ、これらを用いても
よい。
上記芝草の活性を高める資材の混合量は、本発明の土壌
改良材中、25〜35重量%であることが好ましい。
本発明の土壌改良材は、前記基材に、前記農薬抵抗性ト
リコデルマ菌を、例えば混合吸着させることにより得ら
れる。
本発明の土壌改良材は、通常の芝草用の農薬や肥料と同
様にして用いることができ、その使用量は、芝草の種類
等によっても異なるが、通常、芝生1ml当たり50〜
200g程度とすればよい。
〔実施例〕
次に、下記実施例に基づいて本発明を説明するが、本発
明はこれらの実施例によって何等制限されるものではな
い。
実施例1 大型試験管に0.2Mりん酸緩衝液(pH8,(1)9
.2ydを取り、これに4.0%ブドウW溶液0.5 
m及びエチルメタンスルホネート(EMS)原液0゜3
dを加え、EMS溶液を得る。
一方、あらかしめシャーレ内のジャガイモ煎汁培地で2
8°Cで4日間培養した、リゾクトニア菌に対して拮抗
力のあるトリコデルマ菌に、シャーレ1枚当たり前記E
MS溶液を10d流し込み、毛筆で胞子を落として胞子
懸濁液を作る。この胞子懸濁液を25−の三角フラスコ
に移し、ゆるやかに振優しながら30℃に保つ。1.2
.4.6及び8時間後胞子懸濁液を0.2 mとり、こ
れを6%次亜硫酸ナトリウム液98M1に加え、10分
間放置して、そのII!1をシャーレに流し込んだ後に
、栄養培地を流し込む、又は、あらかじめシャーレに流
し込んだ栄養培地上に上記胞子懸濁液を1M1加えてガ
ラス棒で広げる。28°Cで培養3〜4日目に平板上に
生した変異株のコロニーを試験管内の斜面培地に移植し
て、トリコデルマ菌の変異株を得る。
実施例2 農薬抵抗性変異株のスクリーニングを、サイパルスキー
(Szybalski)らの濃度勾配平板法(V、 B
ryson and W、 5zybalski、+ 
5cience ILL 45 (1952)参照〕に
従って行った。
即ち、ペトリ皿に207の栄養培地寒天を流し、ペトリ
皿の底の一端がちょうどかくれる程度に傾けて固め、次
いで、ベトリ皿を水平に置き、適当なN薬を加えた栄養
寒天20m1に、実施例1で得られた変異株のトリコデ
ルマの胞子を10’〜103個添加して固める。
この方法でスクリーニングすると、高濃度域に生えてく
るコロー二は農薬抵抗性を有する。
上記の方法により、まず250倍のダコニールに対して
抵抗性を有する変異株を得て、その変異株から更にチウ
ラム(500倍)に対して抵抗性を有する変異株をスク
リーニングし、農薬抵抗性変異株を得た。尚、上記の方
法によれば、上記農薬に限らず種々の11薬に対して抵
抗性を有する変異株を得ることができる。
実施例3 ベトリ皿に流し込んだジャガイモ煎汁寒天培地の片側に
芝草の病原菌であるリゾクトニア菌を植え付け、28°
Cで2日間培養してから、もう一方の側に実施例1及び
2の方法でスクリーニングしたトリコデルマ菌の農薬抵
抗性変異株を植え付けた。これを28°Cで3日間培養
した後、リゾクトニア菌の菌糸が、!!1薬抵抗性トリ
コデルマ菌により破壊される様子を顕微鏡で確認した。
実施例4 コメヌカ11とイソライト42を良く混合した後、これ
に水を21加えて撹拌し、800d容量のエノキ栽培瓶
に約500−を詰めて、1.5気圧で30分間殺菌し、
次いで実施例1及び2でスクリーニングしたトリコデル
マ菌の農薬抵抗性変異株を接種し、28°Cで培養して
、農薬抵抗性トリコデルマ菌を得た。
実施例5 栄養液体培地を100−ずつ500d容量の坂ロフラス
コに分注、殺菌後、実施例1及び2でスクリーニングし
たトリコデルマ菌の農薬抵抗性変異株を接種し、28°
Cで振盪培養を行った。4日後、培aIFIを120℃
で6時間乾熱滅菌した400−のコメヌカに散布して、
さらに28°Cで2週間培養して、農薬抵抗性トリコデ
ルマ菌を得た。
実施例6 カキ殻20kg、ゼオライト20kg、過りん酸石灰7
.8kg、 CDU3.6kg、乾量3. Okg、尿
素2,4驕、硫加1.2kg及び実施例4または実施例
5で培養した農薬抵抗性トリコデルマ菌2kgを混合機
で良く混合して、N:P:Kが4:2:1になる本発明
の芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材を得た。
実施例7 実施例6で得た本発明の芝草病害防除及び緑色保持土壌
改良材を用いて、芝草に対する緑色保持(肥効保持)効
果を調べた。
緑色保持(肥効保持)効果のテストは、ゴルフ場のベン
トのナセリーを借りて行い、対照肥料としては、ゴルフ
場で良く使用されているグリーンホス力(10−10−
1(1)、バーデイターフ(8−12−1(1)を用い
た。テストの規模は2mX51nのIOボの2区画であ
る。
使用量は、本発明の土壌改良材は80g/%(窒素成分
3.2g/nfLグリーンホスカは30g/ポ(窒素成
分3.2g/ボ)、バーデイターフは40g/ボ(窒素
成分3.2g/ボ)で、窒素成分をほぼ同量とした。
緑色保持(肥効保持)効果は、使用後40日8に、生育
度、弁数、地上部生体重、鉱型及び根部生体重、鉱型等
を調べて判定した。その結果を下記第1表に示す。
第1表に示す結果から、本発明の土壌改良材を用いた場
合は、無施用区はもとより、ゴルフ場でよく使用されて
いる肥料を用いた場合よりも、弁数、地上部及び根部で
格段に優れた緑色保持(肥効保持)効果を有することが
判る。
尚、葉色及び生育度の優劣は、本発明の土壌改良材〉バ
ーデイターフ〉グリーンホス力〉無施用区の順であった
実施例8 実施例6で得た本発明の芝草病害防除及び緑色保持土壌
改良材を用いてコーライ芝に対する緑色保持(肥効保持
)効果を調べた。対照肥料としては、ゴルフ場のグリー
ンで使用されているバイオファーティ(5−5−2)を
用いた。テストの規模は2 m X 2.5 mの5ボ
の2区画である。
使用量は、本発明の土壌改良材は100g/n(、バイ
オファーティは80g/n(で、窒素成分を4g/rd
の同量とした。緑色保持(肥効保持)効果は、使用後1
ケ月及び2ケ月後に、緑色が残っている弁数とその地上
部生体重及び鉱型を調べて判定した。その結果を下記第
2表に示す。
尚、テストは、コーライ芝が枯れる時期に行った。
第2表に示す結果から、本発明の土壌改良材を用いた場
合は、対照肥料を用いた場合よりも緑色の弁数、生体重
及び鉱型等が格段に優れていることが判る。
尚、本発明の土壌改良材を使用すると、コーライ芝は真
冬でも緑色に保つことができる。
実施例9 実施例6で得た本発明の芝草病害防除及び緑色保持土壌
改良材を用いて、芝生のラージパッチ及びブラウンパッ
チに対する病害防除効果テストを次のようにして行った
即ち、イソライト41、コメヌカ1i及び水21を混合
して直径6C11、深さ12.5 armのマヨネーズ
瓶に1001d詰めて殺菌後、これに芝生のラージパッ
チ及びブラウンパンチの病原菌を植え付けて、28°C
で3週間培養した。その後、直径5C11のカップでコ
ーライ芝を切り抜いて、マヨネーズ瓶中の病原菌をかき
まぜて、その上に上記コーライ芝を置いた。25゛Cの
人工気象に置き、15日後、発病面積率及び発病指数を
調べた。
病害防除効果テストの対照農薬としては、キャブタン、
ベンレート及びモンカットを用いた。使用量は、本発明
の土壌改良材は100g/rrr、キャブタンは500
倍/i!/rrt、ベンレートは2000倍/l/ポ及
びモンカットは1000倍/l/ポとした。尚、上記テ
ストでは各供試材料について3回反復して行った。
また、発病指数は、下記の式によって計算した。
1−発病極めて軽い 発病面積10%以下2=発病やや
軽い  発病面積11〜30%3=発病中     発
病面積31〜50%4−発病やや甚   発病面積51
〜80%5=発病甚     発病面積81%以上上記
テストの結果を下記第3表に示す。
第3表 第3表に示す結果から、本発明の土壌改良材を用いた場
合は、芝生のラージパッチ及びブラウンパッチの発病面
積率、発病指数共に農薬使用よりも、格段低下しており
、本発明の土壌改良材は、農薬よりも芝生の病気を防除
する効果が高いことが判る。
実施例10 実施例6で得た本発明の芝草病害防除及び緑色保持土壌
改良材を用いて、芝生のラージパ・ンチに対する病害防
除効果テストを行った。
芝生のラージパッチの病害防除効果テストは、ゴルフ場
のへントのナセリーを借りて行った。対照農薬としては
、キャブタン及びヘンレートを用いた。テストの規模は
2mX10mの20ボの2区画である。
使用量は、本発明の土壌改良材は100g/r+(、キ
ャブタンは500倍/1ard、ベンレートは2000
倍/l/ポとした。
効果は、ラージパッチの発生個所数、その面積率、弁数
、地上部生体重及び粒重を調べて判定した。
下記第4表に示した数値は、使用後60日経過後に調査
して得られたものである。
第4表 本(m石積を占める% 第4表に示す結果から一本発明の土壌改良材を用いた場
合は、ラージパッチの発生個所数及びその面積率が、農
薬散布区よりも格段に低下しており、また芝生の弁数、
その生体重及び粒重も農薬散布区よりも優れていること
が判る。
〔発明の効果〕
本発明の土壌改良材によれば、無害且つ自然環境を汚染
せずに芝草の病害を防除することができるため、例えば
農薬の散布回数の減少又は無農薬でゴルフ場等の芝生を
管理することができ、また、芝草の活性を高め、芝草の
緑色を永く保持できるので、肥料の節減と作業の省力化
に役立つ等、種々の効果が奏される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材に、農薬抵抗性トリコデルマ菌を含有させた
    ことを特徴とする芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材
  2. (2)基材が、有機肥料、無機肥料、及び芝草の活性を
    高める資材からなる群から一種又は二種以上選択される
    、請求項(1)記載の芝草病害防除及び緑色保持土壌改
    良材。
JP2029879A 1990-02-09 1990-02-09 芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材 Expired - Lifetime JP2642756B2 (ja)

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