JPH03234978A - Ｙ型玉型弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、原子力発電プラン１〜、または、火力発電プ
ラント等に使用されている蒸気遮断用のＹ型玉型弁に関
する。

〔従来の技術〕

原子力発電プラントに使用される蒸気遮断用のＹ型玉型
弁は、原子炉において発生させ、発電用タービンに導く
高温蒸気を遮断するもので、一般的に使用されている空
気恥動式主蒸気隔壁弁の構造を第３図に示す。第３図に
おいて、弁本体２は、高温の蒸気をほぼ直線的に流す流
体通路９が形成され、さらに、流体通路９と／１．５°
の角度をなす通路１０の下端が流体通路９を遮断し、ま
たは、開放するディスク１を進退させるためのもので、
ディスク］の進退する部分の弁本体２の内面にはディス
クを案内するための下部ガイドリファとΔＡ断面中に図
示した上部ガイドリブ］−１とが形成されている。ディ
スクは弁棒３によって、通路］０を進退し、流体通路９
の遮断、または、開放を行なう。通路１０の」二部には
、通路の上部を密閉するボンネン１−６がポルｌ〜によ
って弁本体２に固定されている。

蒸気の流れ４は、第３図において左向きである。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上記の従来放技術は、流体通路を遮断するディ
スクが、弁の全開時にも流体通路に突出しており、高温
の蒸気流にさらされる。このため、蒸気流がディスクに
衝突する時にディスクに力を及ばす。

本発明の目的は、この力を小さくてきるＹ型玉型弁を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明では、弁本体の上流側、あるいは、上流配管のデ
ィスクを進退させる通路側に突起物を設ける。

〔作用〕

弁本体の」１流側、あるいは、」１流配管のディスクを
進退させる通路側に設けた突起物は、流れを弁座側に導
き、ディスクに衝突する蒸気の流れを低減し、ディスク
に及ぼす力を低減する。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例によるＹ型玉型弁である。こ
れは、第３図に示した従来のＹ型玉型弁の弁本体２の上
流側で、かつ、ディスク１を進退させる通路１０側の弁
本体内面に突起物８を設けたものである。蒸気の流れ４
は弁本体２の右側の流体通路９から流入し、ディスク１
の下部を通って、流体通路９の左側へ流出する。この際
、流体通路９の」二部を流れる蒸気は、突起物８に衝突
し、下向きの速度成分が加わり、ディスク１に、直接、
衝突する蒸気の流れが低減できる。このため、ディスク
に作用する流体力は小さくなる。

第２図は本発明の他の実施例を示す。弁」１流の配管に
第１図と同様に突起物８を設ける。突起物の高さ及び配
管１２とのなす角度を調整することにより、第１図と同
様の効果を得られる。さらに、弁本体２の上流側に曲が
り管等がある場合には、弁本体と曲がり管の間に突起物
を設けることにより、圧力損失の低減や曲がり管等で生
じた流れの乱れ（旋回流等）を抑制する効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、比較的簡単な構造の改良で、ディスク
に作用する力を小さくしたＹ型玉型弁を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すＹ型玉型弁の断面図、
第２図は本発明の他の実施例を示すＹバＩＪ玉型弁の断
面図、第３図は従来のＹ型玉型弁の断面図である。 １　ディスク、２・・弁本体、３　弁棒、４　・蒸気の
流れ、５　弁座、６　ボンネット、７　下部ガイトリフ
、８　突起物、９　流体通路、１０・・デ特開平３ ２３４９７８　（３）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、流体流路が形成された本体と、前記本体内に設けら
   れた前記流体流路に対して斜めに進退して前記流体流路
   を遮断開放するディスクと、前記ディスクを進退させる
   作動装置と、前記本体のディスク進退部に形成したガイ
   ドリブとから成るＹ型玉型弁において、 前記本体の前記流体流路の上流側あるいは上流配管の前
   記ディスクを進退させる通路側に突起物を設けたことを
   特徴するＹ型玉型弁。