JPH03234427A - マイクロタービンの加工方法 - Google Patents

マイクロタービンの加工方法

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Publication number
JPH03234427A
JPH03234427A JP2539990A JP2539990A JPH03234427A JP H03234427 A JPH03234427 A JP H03234427A JP 2539990 A JP2539990 A JP 2539990A JP 2539990 A JP2539990 A JP 2539990A JP H03234427 A JPH03234427 A JP H03234427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
blade
electric discharge
microturbine
machining
Prior art date
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Pending
Application number
JP2539990A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Masaki
健 正木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2539990A priority Critical patent/JPH03234427A/ja
Publication of JPH03234427A publication Critical patent/JPH03234427A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロボットや医用の診断治療装置などに用いら
れる超小型の回転駆動装置であるマイクロタービンの加
工方法に関するものである。
従来の技術 最近、マイクロタービンは超小型駆動体として、ロボッ
トの手の指先の繊細な動作や医用の診断治療に用いられ
る血管を通して体内に挿入するカテーテルの中に組みこ
むものとして、その必要性が高まってきている。
これらに用いられるマイクロタービンの大きさは直径数
ミリメータ以下と極めて小さい。その加工方法の一例と
して従来提案されているものは、シリコンプロセスを用
いて製作するものがある。
(文献:「ミクロの機械システム」、ダプリュ・ニス・
エヌ・トリマー(W−8−N−Trimmer)ほか、
日経エレクトロニクス、P2O9,1987年12月1
4日)以下、図面を参照して説明する。
第6図はシリコンプロセスによって形成したマイクロタ
ービンの平面図である。第6図において、101は直径
126μmのブレード付きロータ、102は固定軸、1
03は空気のガイド、104はシリコン基板である。次
に、この加工組立方法を簡単に説明する。シリコン基板
104上に後でロータ101を浮かすために犠性眉とし
て酸化膜を形成し、その上に、ロータ101と空気のガ
イド103となる多結晶シリコンを形成する。さらにロ
ータ101と固定軸102との隙間弁の酸化膜を全体に
形成し、固定軸102を多結晶シリコンで形成する。
最終的に酸化膜だけをエツチングすることで多結晶シリ
コンで形成した部分だけが残る。ロータ101とシリコ
ン基板104、および固定軸102との間には酸化膜の
厚さの分の隙間が形成され、シリコン基板上にマイクロ
タービンを製作することができる。
発明が解決しようとする課題 上記のシリコンプロセスによるマイクロタービンの製作
方法は、極めて小さい形状を製作することが可能であり
、またプロセスで加工と組み立てが同時にできるという
利点がある。しかし、第1にプロセスによるために平面
的な形状しかできない。第2に第1の理由によって、大
きな駆動力を取り出すことが難しい。第3にロータの厚
みを大きくすることはできないので、出力を大きくする
にはロータ径を大きくする方法しかない。第4に回転体
としてのバランスを出すことが難しい等の課題を有して
いる。
本発明は上記課題に鑑み、十分な出力を取り出すことが
でき、回転精度が高く、なおかつ極めて微小な形状が得
られるマイクロタービンの加工方法を提供することを目
的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明は、被加工線材を保持し回転する手段と、導電性
ワイヤを走行させる手段と、工具電極材を保持し回転す
る手段と、前記被加工線材と前記導電性ワイヤとの間、
及び前記被加工線材と前記工具電極材との間に放電を発
生させる手段とを具備し、前記被加工線材を回転させな
がら前記導電性ワイヤに接近させ放電を発生させて外形
加工することと、前記被加工線材を回転軸に対して任意
に傾けて固定し、回転割り出し後、前記工具電極との間
に放電を発生させブレード形状を作成するものである。
作用 本発明は、上記構成により放電によってマイクロタービ
ンを加工するため、立体的な微細形状の作成が可能で、
発生するトルクの取り出しや高出力化が容易である。特
に、高精度に回転させながらマイクロタービンの外形を
加工するため、芯ブレのない回転バランスのよいタービ
ンを容易に実現できる。また、タービン部のブレードは
回転軸に対して任意に傾けて形成することができるので
、作動流体の流れる方向を任意とすることができ、回転
軸方向の流れでの回転も可能である。
実施例 以下、第1図から第3図を参照して本発明の一実施例に
ついて説明する。第1図は本発明のマイクロタービンの
加工方法において外形加工の方法を説明する構成図であ
る。1はマイクロタービンの素材の被加工線材、2は被
加工線材1を保持し回転させろマンドレル、3は導電性
ワイヤ、4は導電性ワイヤ3を支持するワイヤガイド、
5は被加工線材1と導電性ワイヤ3の間に放電を発生さ
せる放電回路である。第2図は第1図の加工部分を拡大
した断面図である。eはタービンの軸部、7はブレード
部である。第3図は本発明のマイクロタービンの加工方
法においてタービンのブレードの加工方法を説明する構
成図である。8は工具電極、9は外形加工したタービン
、10は割り出しテーブル、11は割り出し2テーブル
を任意に傾けろ傾斜台である。12は工具電極8とター
ビン9との間に放電を発生させ5放電回路、13はフレ
ードである。
上記構成において、以下フイクロタ・−ビンの加工方法
についで説明する。第1図において、被加工線材1はマ
ンドレル2の先端に保持されている。
マンドレル2は軸受(図示せず)によって支持されて高
精度に回転する。導電性ワイヤ3はワイヤガイド4に沿
ってW矢方向に一定速度で走行している。被加工線材1
と導電性・・′)ワイヤ3との間に放電回路6が設けら
れている53次に、被加工線材1を導電性ワイヤ3に近
接させると放電が発生し被加工線材1が加工除去されろ
。導電性ワイヤ3は線径約1ooミクロンで、均一のも
のを一般的に入手でき、ワイヤガイド4に沿って走行し
ている部分を用いて加工するため、高精度な寸法精度に
加工することができる。次に、第2図に示すように、軸
部6とブレード部7を同軸で回転させて加工する。この
方法により同志度を高精度とするこトカ可能である。こ
のようにしてタービンの外形を加工した後、第3図に示
すように、タービン9をマンドレルより取り外し、割り
出しテーブル1oに取りつける。工具電極8は直径数ミ
クロンまでの微細なものを用いることは可能で、ブレー
ドの形状に応じて選択する。また割り出しチーフル10
は傾斜台11によってその回転軸を任意に傾けることが
でき、ブレードの角度によって設定することが可能であ
る。第3図では割り出しテーブル10を傾けずに加工し
ている場合を示している。工具電極8を上方からタービ
ン9に近接し、放電回路12によって放電を発生させて
、ブレード13を形成する。単純なブレード形状では割
り出しテーブル10を各ブレードごとに割り出して加工
する。ブレードに翼型なと複雑な形状を持たせる場合に
は工具電極8を位置決めして加工することも可能である
以上の方法で加工した例を説明する。第4図は直径0.
4■程度のマイクロタービンにおいて、単純な形状のブ
レード13を8枚形成した例である。
第6図は直径11+I11!程度のマイクロタービンに
回転軸に対して16度傾けたブレード13を形成した例
である。
以上のように、本発明は、放電加工によってマイクロタ
ービンを加工するため、立体的な微細形状の作成が可能
となり、トルクの取り出しや高出力化が容易である。特
に、高精度に回転させながらマイクロタービンの外形を
加工するため、芯プレのない回転バランスのよいタービ
ンを容易に実現できる。また、タービン部のブレードは
回転軸に対して任意に傾けて形成することができるので
、作動流体の流れる方向を任意とすることができ、回転
軸方向の流れでの回転も可能である。
発明の効果 以上のように本発明は、マイクロタービンを放電によっ
て加工するため、立体的な微細形状の作成が可能で、ト
ルクの取り出しや高出力化が容易である。特に、高精度
に回転させながらマイクロタービンの外形を加工するた
め、芯ブレのない回転バランスのよいタービンを容易に
実現できる。
タービン部のブレードは回転軸に対して任意に傾けて形
成することができるので、作動流体の流れる方向を任意
とすることができ、回転軸方向の流れでの回転も可能で
ある。などの特徴のあるマイク「jタービンの加工方法
を提供すζ・ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本発明の一実施例におけるマイクロ
タービンの加工方法を説明するための図面であり、第1
図はマイクロタービンの加工方法において外形加工の方
法を説明するための構成図、第2図は第1図の加工ポイ
ントを拡大した断面図、第3図はマイクロタービンの加
工方法においてタービンのフレードの加工方法を説明す
る構成図、第4図は本発明の加工方法を用いて作成され
たマイクロタービンの斜視図、第5図は同本発明の加工
方法を用いて作成されたマイクロタービンの斜視図、第
6図は従来のマイクロタービンの平面図である。 1・・・被加工線材、2・・・マンドレル、3・・・導
電性ワイヤ、4・・・ワイヤガイド、6・・・放電回路
、6・・・タービン軸部、7・・・ブレード部、8・・
・工具電極、タービン、10・・・割り出しテーブル、
11゛゛傾斜台、12・・・放電回路、13・・・ブレ
ード、101・・・ロータ、102・・・固定軸、10
3・・・空気ガイド、104・・・シリコン基板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被加工線材を保持し回転する手段と、導電性ワイヤを走
    行させる手段と、工具電極材を保持し回転する手段と、
    前記被加工線材と前記導電性ワイヤとの間、及び前記被
    加工線材と前記工具電極材との間に放電を発生させる手
    段とを具備し、前記被加工線材を回転させながら前記導
    電性ワイヤに接近させ、放電を発生させて外形加工を行
    ない、その後前記被加工線材を回転軸に対して任意方向
    に傾けて固定し、回転割り出し後、前記工具電極との間
    に放電を発生させブレード形状を作成することを特徴と
    するマイクロタービンの加工方法。
JP2539990A 1990-02-05 1990-02-05 マイクロタービンの加工方法 Pending JPH03234427A (ja)

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JPH03234427A true JPH03234427A (ja) 1991-10-18

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06143040A (ja) * 1992-10-26 1994-05-24 Makino Milling Mach Co Ltd ワイヤ放電加工装置
JPH09267219A (ja) * 1996-04-02 1997-10-14 Makino Milling Mach Co Ltd 数値制御による総形工具の加工装置
JP2008512258A (ja) * 2004-09-09 2008-04-24 ブラドン ジェッツ リミテッド ファン及びタービン

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06143040A (ja) * 1992-10-26 1994-05-24 Makino Milling Mach Co Ltd ワイヤ放電加工装置
JPH09267219A (ja) * 1996-04-02 1997-10-14 Makino Milling Mach Co Ltd 数値制御による総形工具の加工装置
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