JPH03233809A - 電線・ケーブル - Google Patents

電線・ケーブル

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JPH03233809A
JPH03233809A JP33017289A JP33017289A JPH03233809A JP H03233809 A JPH03233809 A JP H03233809A JP 33017289 A JP33017289 A JP 33017289A JP 33017289 A JP33017289 A JP 33017289A JP H03233809 A JPH03233809 A JP H03233809A
Authority
JP
Japan
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group
weight
amount
chlorinated polyethylene
cable
Prior art date
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Pending
Application number
JP33017289A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Seki
育雄 関
Hideki Yagyu
柳生 秀樹
Rikichi Koike
利吉 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03233809A publication Critical patent/JPH03233809A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] =P /7−1 a R日 1.t    g 遺1!
? I$ m 創動?T fi ?? m 畳IP  
ボ IJ  エチレン組成物を被覆層として有する電線
・ケーブルに関する。
[従来の技術] 塩素化ポリエチレンと一般式RR’ S i Y*(こ
の式でRは一価のオレフィン性不飽和な炭化水素基また
はハイドロカーボンオキシ基であり、Yは加水分解しう
る有機基であり、R′は基Rかまたは基Yである)で表
わされるシラン(以下単にシランと呼ぶ)とをパーオキ
サイド存在下で反応させ、次いでシラノール縮合触媒の
存在において水分にさらすことにより架橋せしめる方法
についてはすでに知られるところである。(例えば、特
公昭63−12486号公報参照) [発明が解決しようとする課題] しかしながら、塩素化ポリエチレンは可撓性を考慮し結
晶性の低いタイプを用いた場合、耐摩耗性が劣り、これ
をケーブルシースに適用する場合重大な問題となってい
た。
この発明は、上記した問題点を解消し、可撓性J/組廖
託枇L7厘りす、々−ゴlしネ輝止すス7ンか日的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明は、ケーブルシースとして塩素量が30〜50
重量%、結晶量が0.5〜l。
c a l / gの塩素化ポリエチレン100重量部
に対しサーマルブラックを10〜100重量部、エポキ
シ系安定剤を1〜50重量部添加した組成物を、一般式
RR′S i Yz  (式中Rは一価のオレフィン性
不飽和な炭化水素基またはハイドロ力ボンオキシ基であ
り、Yは加水分解しうる有機基であり、R′は基Rか基
Yである)で表わされるシランを遊離ラジカル発生剤の
存在下で反応させ、その反応物をシラノール縮合触媒の
存在下で水分にさらして架橋することを特徴とする組成
物を用いたことにある。
[実 施 例] この発明において塩素化ポリエチレンの塩素量を30〜
50重量%と規定したのは、塩素量が30重量%未満で
はシース材料として重要な耐油性が損なわれてしまい、
また、50重量%を越えると耐熱劣化性が悪化するため
である。特に、塩素量が35〜40重量%の範囲が好ま
しい。この塩素化ポリエチレンは2種以上をブレンドし
てもよい。
サーマルブラックとは、ファインサーマルファーネスブ
ラック(FT)とミデイアムサーマルファーネスブラッ
ク(MT)の2種をさす、これは10−100重量部の
範囲で添加される。これが10重量部未満では耐摩耗性
の付与効果が少なく、また、100重量部を越えると粘
度が高く押出が難しくなる。サーマルブラック以外のカ
ーボンを用いた場合はゴム弾性が損なわれてしまい好ま
しくない。
エポキシ系安定剤は、シランのグラフト反応時に生ずる
塩素化ポリエチレンどうしの架橋反応を防止するのに顕
著な効果があり、グリシジルビニルエーテル、エポキシ
化大豆油などが採用される。これらは通常塩素化ポリエ
チレン100重量部に対し1〜50重量部添加される。
この発明の方法に使用されるシランの一般式において、
Rは炭素および水素と随意には酸素とからなる1価のオ
レフィン性不飽和ラジカルを表わす、このようなラジカ
ルの例はビニル、アリル。
ブデニル、シクロヘキセニル、シクロペンタジェニル、
シクロへキサジェニル、 CH−=C(CH−1cOO(CHil−−CH2=C
,(CHI)COOCH,CHz O(CH2)3へお
よび CH,=C(CHI)COOCH,CHI O−であり
、ビニルラジカルが好ましい。Y置換基は6個以下の炭
素原子を有するアルコキシまたはアルコキシアルコキシ
ラジカル、例えばメトキシ。
エトキシおよびブトキシラジカルと6個以下の炭素原子
を有するアシロキシラジカル、例えばホルミロキシ、ア
セトキシまたはブロビオノキシラシカルと14個以下の
炭素原子を有するオキシムラジカル、例えば−0N=C
(Cf(、L −+ n M == /” l” TJ
 −r −u −b ドアf + /”1 k+ −=
 /”(c4Haltとより選択される。R′基は脂肪
族性不飽和のない1価の炭化水素基、例えばメチル、エ
チル、プロピル、テトラデシル、オクタデシル、フェニ
ル、ベンジルまたはトリルを表わすことができる。R′
基はまたはR基またY基で表わすこともできる。好まし
くは上記シランは式R31y、を有し、かつ3個の加水
分解しうる有機基を含有するものであり、最も好ましい
シランはビニルトリエトキシシランおよびビニルトリメ
トキシシランであろう。しかし、加水分解しうる基を2
個しか有しないシラン、例えばビニルメチルジェトキシ
シランおよびビニルフエニルジメトキシシランもまた効
果的である。
使用されるシランの量は、塩素化ポリエチレンとクロロ
プレンゴムの合計量100重量部に対して0.1ないし
2Ofi量%のように広く変動することができる。しか
し、一般には塩素化ポリエチレンの重量に対して工ない
し8重量%を使用することが好ましい。
反応条件下において塩素化ポリエチレン中に遊離ラジカ
ル部位を生じさせることができ、かつ上記反応温度にお
いて6分以下、好ましくは1分以下の半減期を有する任
意の化合物を使用することができる。この発明に使用す
るための最もよく知られ、かつ好ましいラジカル発生化
合物は、有機ペルオキシドおよびベルエステル、例えば
ベンゾイルペルオキシド、ジクロルベンゾイルペルオキ
シド、ジクミルペルオキシド、ジー第3ブチルペルオキ
シド、2,5−ジメチル−2・5−ジ(ペルオキンベン
ゾエート)ヘキシン−3,1・3−ビス(t−ブチルペ
ルオキシイソプロビル)ベンゼン、ラウロイルペルオキ
シド、第3ブチルベルアセテート、2・5−ジメチル−
2・5−ジ(1−ブチルペルオキシ)ヘキシン−3,2
・5−ジメチル−2・5−ジ(t−ブチルペルオキシ)
ヘキサンおよび第3ブチルベルベンゾエートと、アゾ化
合物、例えばアゾビス−イソブチロニトリルおよびジメ
チルアゾジイソブチレートであり、その量は塩素化ポリ
エチレンとクロロブレンゴムの重量に対してO′、2〜
1重量%使用するのが好ましい。
シランのグラフト反応は、ニーダ、パンバリ。
押出機のいずれち採用可能である。
この発明の方法においては、シラノール縮合触媒として
作用する任意の広範囲の物質を使用することができる。
このような物質は、例えばジブチルスズジラウレート、
第1スズアセテート、第1ズズオクテート、鉛ナフチネ
ート、亜鉛オフテート、鉄−2−エチルヘキソエートお
よびコバルトナフチネートのような金属カルボキシレー
トとチタニウムエステルおよびキレート類、例えばテト
ラブチルチタネート、テトラノニルチクネートおよびビ
ス(アセチルアセトニル)ジ−イソプロピルチタネート
のような有機金属化合物とエチルアミン、ヘキシルアミ
ン、ジブチルアミンおよびピペリジンのような有機塩基
と鉱酸および脂肪酸のような酸とを包含する。好ましい
触媒は有機スズ化合物、例えばジブチルスズジラウレー
ト、ジブチルスズジアセテートおよびジブチルスズジア
セテートである。
シラノール縮合触媒は1通常塩素化ポリエチレンに0.
2〜1重量部添加した触媒マスターバッチのペレットを
作り、これを最終のケーブル押出時にシランをグラフト
したコンパウンドに2〜10重量%混ぜることにより添
加される。
次に、実施例によりこの発明をさらに具体的に説明する
が、かかる説明によってこの発明が限定的に解釈される
ものでないことは勿論である。
第1表の実施例1〜4i5よび比較例1〜3に示すジク
ミルパーオキサイドとビニルトリメトキシシラン以外の
配合剤を温度120〜130℃に設定した150mm直
径のゴム用ロールで15分間混練する0次にこのシート
を常温にて粉砕機で粉砕し、温度60℃の密閉系内でジ
クミルパーオキサイドとビニルトリメトキシシランを含
浸後、ヘッド:180℃、シリンダー1 :180℃、
シリンダー2:130℃の各温度に設定し、スクリュー
回転数1orpmに設定した40m/m押出機(L/D
=22)を用いてグラフト反応を行なった。
次に、第2表に示す組成の触媒マスターバッチのペレッ
トを上記のシラングラフトコンパウンドのペレットに5
重量%添加し、同上の押出機で第1図に示すよりに、ケ
ーブル導体1に架橋ポリエチレン層2を被覆した芯線4
本の周りに導電層4を介し、シラン水架橋EPゴムのシ
ース3を被覆した構造のケーブルを作製した。押出条件
はヘッド=シリンダー1=150℃、シリンダー2=1
30℃、スクリュー回転数=20rpmである。次いで
、80℃の温度の飽和蒸気中に1日さらし架橋して各試
料とした。
これらケーブルの耐摩耗性とゴム弾性の評価結果を第1
表の下欄に合せて示す。
実施例1〜4のものはこの発明で規定する組成物である
が、いずれも良好な耐摩耗性とゴム弾性を持つことがわ
かる。
これに対し、比較例1のものはフィラーを含まない系の
結果であり、耐摩耗性に劣ることがわかる。また、比較
例2と3のものはこの発明で規定するカーボンブラック
以外のフィラーを用いた系であるが、ゴム弾性が劣って
いることがわかる。
(以下余白) 第 表 [発明の効果] 以上説明したとおり、この発明の塩素化ポリエチレンシ
ースケーブルは、可撓性、耐摩耗性に優れた電線・ケー
ブルが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の組成物を被覆層としたケーブルの
横断面図である。 1・・・ケーブル導体 2・・・架橋ポリエチレン層 3・・・シース 4・・・導電層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩素量が30〜50重量%,結晶量が0.5〜10ca
    l/gの低結晶性塩素化ポリエチレン100重量部に対
    しサーマルブラックを10〜100重量部,エポキシ系
    安定剤を1〜50重量部添加した組成物を、一般式RR
    ′SiY_2(式中Rは一価のオレフィン性不飽和な炭
    化水素基またはハイドロカーボンオキシ基であり、Yは
    加水分解しうる有機基であり、R′は基Rか基Yである
    )で表わされるシランを遊離ラジカル発生剤の存在下で
    反応させ、その反応物をシラノール縮合触媒の存在下で
    水分にさらして架橋することを特徴とする組成物を被覆
    層として有する電線・ケーブル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7579387B2 (en) 2005-02-02 2009-08-25 Shawcor Ltd. Radiation-crosslinked polyolefin compositions
JP2018172701A (ja) * 2013-08-27 2018-11-08 古河電気工業株式会社 耐熱性シラン架橋樹脂成形体及びその製造方法、耐熱性シラン架橋性樹脂組成物及びその製造方法、シランマスターバッチ、並びに耐熱性シラン架橋樹脂成形体を用いた耐熱性製品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5278085A (en) * 1975-12-23 1977-07-01 Showa Electric Wire & Cable Co Coverd wire

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