JPH0323237Y2 - - Google Patents

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JPH0323237Y2
JPH0323237Y2 JP12827987U JP12827987U JPH0323237Y2 JP H0323237 Y2 JPH0323237 Y2 JP H0323237Y2 JP 12827987 U JP12827987 U JP 12827987U JP 12827987 U JP12827987 U JP 12827987U JP H0323237 Y2 JPH0323237 Y2 JP H0323237Y2
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JP
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extension piece
adhesive
human body
adhesive sheet
treatment
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JP12827987U
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JPS6434025U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、人体に磁気粒又はもぐさを貼付し
て、前者では磁気の作用により後者では灸の作用
によりツボに治療を加え、肩コリその他の諸症状
を治療する治療用具の一つである貼付式治療具に
関するものであり、これら治療具に人体のツボの
位置を示すゲージを具備させることにより、誰に
でも簡単に治療具を適切な位置に貼着できるよう
にするものである。
[従来技術及びその問題点] 東洋医学的治療法として磁気及び鍼灸治療があ
り、貼付式の磁気粒やもぐさが医療用具の一つと
して製品化されている。
磁気粒を利用したものでは、粘着性シートの粘
着部の中央に強力な磁力を持つ磁気粒を設け、こ
の磁気粒を該粘着性シートとともに人体の所定の
位置(所謂ツボ)に貼付させることにより、磁気
粒の磁力でツボを刺激し、諸症状を緩和しようと
するものである。又、もぐさを利用したもので
は、ある程度の厚みのあるドーナツ状の支持台の
上に艾柱(捻つたもぐさ)が設置されているもの
であり、該支持台の裏面に設けられている粘着剤
層を利用して人体のツボに貼着させ、該艾柱の頂
点に線香などで火をつけて灸の効果をねらつたも
のである。
ツボは解剖学的には理論付けされてはいない
が、東洋思想によつて洗練され体系化されて、病
気治療のポイントとして活用されているものであ
る。従つて、ツボの位置は東洋医学上の人体系図
において幾何学的に位置決めされている。
しかしながら、従来の貼付式治療具では、貼付
する際に、押して痛むところや緊張して固いしこ
りのあるところ等を指で探つて適当に貼付位置を
決定している。この方法では、人の体は百人百様
であるから、的確にツボを探し当てることは難し
く、違つた場所に貼付してしまうと期待どおりの
十分な効果は得られない。
[技術的課題] 本考案は、このような、貼付式治療具、特に、
〓磁気粒や艾柱等の治療手段を人体のツボに粘着
剤層を利用して貼付する型式の貼付式治療具〓に
おいて、貼付位置を迷つたり間違つた位置に貼付
したりしないようにするために、誰にでも簡単に
的確な貼付位置を求めることができるようにする
ことをその技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は〓治療手段を、粘着部材に一体的
に具備させ、前記粘着部材に一体的又は着脱自在
に連接される延長片22に、基準位置から治療手
段までの距離を示した表示部を具備させた〓こと
である。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
本考案の貼付式治療具は、直接ツボに治療を加
える治療手段、該治療手段を人体に貼付させるた
めの粘着部材及びこれらと一体又は別体に構成さ
れた延長片22とから構成されている。
該延長片22に具備させた表示部から治療手段
までの長さは特定のツボを求める際に基準となる
人体の特定の位置(以下基準点Aという)からツ
ボまでの距離に一致する。
この治療具を人体に貼付するには延長片22の
表示部を、人体の基準点Aに一致させ、特定の方
向に向つて、延長片22を人体に沿わせる。そう
すると、延長片22の一部に設けられた粘着部材
も自然に人体に位置決めされ、すなわち、治療手
段の貼付位置も自然に特定のツボに一致する。こ
のようにして貼付位置が決定した治療手段を、延
長片22が粘着部材と一体的に構成されているも
のでは粘着部材ごと人体に貼付させる。別体に構
成されているものでは治療手段を粘着部材ごと貼
付した後に延長片22だけ人体より剥し、治療手
段と貼着部材とだけを人体に貼付させる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
延長片22の表示部を特定のツボに関する基準
点Aに合わせて、特定の方向に向けて延長片22
を人体に沿わせるだけで、あとは自然と治療手段
を貼付すべき適切な場所が特定できるので、間違
つた場所に治療手段を貼付してしまう不都合がな
い。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図に示す第1実施例のものは、治療手段と
して磁気粒1を採用し、粘着部材として裏面に剥
離紙3を具備する粘着シート2を採用したもので
ある。
このものでは、磁気粒1を具備させた粘着シー
ト2をそのまま一方向に延長させて延長片22と
したものであり、この延長片22の先端部がその
まま表示部となる。従つて、この実施例のもので
は症状に合せて、即ち貼付位置に合せて種々の長
さの延長片22を具備するもの用意することとな
る。また、延長片22の裏面全域には剥離紙3で
被覆された接着剤を施してある。貼付の際には、
剥離紙3を剥し、延長片22の延長端を人体の基
準点Aに合わせて延長片22ごと磁気粒1を貼付
させる。
このものでは、粘着シート2と延長片22が一
体的に構成されているため、製造が容易であり、
又、使用の際にも剥離紙3を剥して延長片22の
延長端を基準点Aに合わせて貼付させるだけであ
るから簡単である。又、剥離紙3を剥して磁気粒
1をツボに貼付するまでの間に延長片22が粘着
シート2から外れてしまうというような不都合が
生じない。
第2図に示す第2実施例のものでは、粘着シー
ト2は磁気粒1よりも適度に大きな円形に設定さ
れており、その裏面に設けられた接着剤層の中心
部に磁気粒1を位置させて、その上から、粘着シ
ート2と同様の大きさ形状の剥離紙3を被覆させ
ている。
延長片22としては、粘着シート2の直径より
も広い幅で且特定長さに切断された剥離紙を用い
ており、延長片22上には前記粘着シート2より
もやや小さな孔部23が設けられており、該孔部
23の周囲には放射状に切込24,24が設けら
れている。
この孔部23が粘着シート2と剥離紙3との間
に挟まれるように延長片22を位置させる。つま
り、粘着シート2の接着剤層は第3図の如く、延
長片22の孔部23の周縁を介して剥離紙3によ
つて被覆されていることとなる。又、延長片22
には第2図の如く磁気粒1からの距離が各種基準
点Aからツボまでの距離に一致する複数の目盛
5,5が表示部として印刷されている。
このものを使用するには、剥離紙3を剥して粘
着シート2を孔部23の周縁で支持させ、その状
態で、特定のツボに適合する延長片22に表示さ
れた特定の目盛5を基準点Aに合わせて、粘着シ
ート2を特定の方向に向けて延長片22を人体に
沿わせる。この状態で粘着シート2を上から押さ
え付けると、粘着シート2と人体との貼着力の方
が、剥離紙で構成された、孔部23の周縁での貼
着力よりも強く、又、孔部23の周縁には切込2
4,24が放射状に複数本設けられていることか
ら、粘着シート2は延長片22の孔部23を簡単
に通り抜けて粘着シート2のみを人体に貼付でき
ることとなる。即ち、磁気粒1が特定のツボに一
致した状態に粘着シート2によつて貼付されたこ
ととなる。
この実施例のものでは、磁気粒1を具備させた
粘着シート2のみをツボの位置に貼付することが
できるので、目立つことなく人体に貼付すること
ができ、人体に貼着している部分が小さい為、粘
着シート2を剥す時も痛みを感じず楽である。
第4図に示す第3実施例のものでは、治療手段
として円柱形状に捻つたもぐさ11を、粘着部材
として支持台4を採用した。
該支持台4は中央に孔40が設けられたある程
度厚みのあるドーナツ形状であり、その上面には
前記もぐさ11が、下面には剥離紙3で被覆され
た粘着剤層42を具備する非燃焼性の薄紙41が
設けられている。このものではもぐさ11の頂点
に点火させるが、もぐさ11と皮膚の間には支持
台4と薄紙41を介してあるので直接皮膚を焼く
ことはなく、所謂、鍼灸でいう知熱灸のやり方に
ほぼ等しい効果が発揮できるものである。
延長片22としては第2実施例で使用したもの
と同様なものを採用した。つまり、支持台4の直
径よりも広い幅で且特定長さに切断された剥離紙
で、延長片22上には前記支持台4よりもやや小
さな孔部23が設けられており、該孔部23の周
囲には放射状に切込24,24が設けられたもの
である。
これを前記薄紙41と剥離紙3との間に孔部2
3が位置するように延長片22を挟持させる。延
長片22には第2実施例の場合と同様に、各種基
準点Aが目盛状に記されている。
使用方法も第2実施例に示した方法をそのまま
援用するが、支持台4を人体に貼付したあとで、
延長片22を支持台4から外す際に延長片22を
もぐさ11に引つ掛けないように注意しなければ
ならない。
上記した実施例の具体的な使用方法についての
説明として、気付け、起死回生のツボと言われる
〓湧泉〓を求める。
湧泉は足底の第1指(親指)と第2指の間の付
け根から足の中心に向つて5〜6cmのところにあ
るツボであり、特に、腎臓疾患、むくみ、心臓ぜ
んそく、下肢の冷え、不眠症等の治療に用いられ
る。
この湧泉に治療具を貼付するには、湧泉の位置
決め用の目盛5aの付いた延長片22を用いる。
この場合の基準点Aは足底の第1指(親指)と第
2指の間の付け根であり、これに前記目盛を合わ
せ、治療具が具備されている方を足底の中心に向
つて延長片22を足底に沿わせる。すると、治療
具が湧泉に一致することとなる。(第6図参照) 従つて、自然と位置決めされた場所に治療具を
貼付することにより、湧泉に治療を加えることが
できる。
尚、この延長片22を、身長や性別等に合わせ
て種々容易すればよいことは言うまでもない。ま
た、延長片22の表面に具備させる表示にツボを
示す図を付加すると一層使い易いものとなる。さ
らに、上記第1実施例のものについても第2実施
例と同様に複数の目盛5,5を延長片22の表面
に表示する型式のものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の説明図、第2図は第2実
施例の説明図、第3図はX−X断面図、第4図は
第3実施例の説明図、第5図はY−Y断面図、第
6図は使用状態の説明図であり、図中、 1……磁気粒、11……もぐさ、22……延長
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気粒や艾柱等の治療手段を人体のツボに粘着
    剤層を利用して貼付する型式の貼付式治療具にお
    いて、治療手段を、粘着部材に一体的に具備さ
    せ、前記粘着部材に一体的又は着脱自在に連接さ
    れる延長片22に、基準位置から治療手段までの
    距離を示した表示部を具備させた貼付式治療具。
JP12827987U 1987-08-24 1987-08-24 Expired JPH0323237Y2 (ja)

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JP12827987U JPH0323237Y2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24

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JP12827987U JPH0323237Y2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24

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JPS6434025U JPS6434025U (ja) 1989-03-02
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JP3155819U (ja) * 2009-09-18 2009-12-03 セーフティワールド株式会社 足裏貼着用加圧治療具

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JPS6434025U (ja) 1989-03-02

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