JP3101753U - 気功用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所望の経絡上に直接又は衣服の上から接触させることにより、それらの経穴に対応する疾病の治癒や心身の健全化に寄与することができる気功用具を提供すること。
【解決手段】 シート片1の片面に夾角20が鋭角な二つの直線21,21からなる一つの山形図形2を表示するか、シート片1に外周輪郭部より切り込まれた状態で夾角20が鋭角な二つの直線輪郭部22,22を有する山形状の切欠部2aを形成する。シート片1は貼付シートないし粘着シートであって剥離台紙3に貼られているのが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本考案は気功(生命エネルギーの「気」を活性・強化する健康法ないし治療法)用具に関するものである。
気功には、気功師が患者に気を送って気を活性化する外気功と、自らの修練によって気を活性化する内気功とがあるが、本考案はそのいずれにの際にも使用できる気功用具に関するものである。
東洋医学のでは、人間のからだには「経絡」と呼ばれる「気」が流れ巡る路(十二あるとされる)があり、各経絡は順に繋がって体の表層を巡っているものと考えられ、気の流れが円滑・活性であると心身ともに健全になり、逆にその流れが滞ると器官に障害が起こって心身が不健全化し、疾病に至る。また、経絡上には気が集中する経穴(つぼ)が点在しており、それぞれの疾病に対応する経穴の気の流れを円滑・促進させると、当該疾病が治癒し心身が健全化する。
従来のこの種の気功用具には、掌を通じて副交感神経に電気的刺激を与え、情緒を安定させるもの(後記特許文献1)、磁気により気の分布に差を生じさせ、これによって経穴への刺激効果を高めるもの(後記特許文献2)、表面に凹凸のある棒状の主体を経穴に押しつけて刺激するもの(後記特許文献3)等がある。
これらは、いずれも身体に物理的な刺激を与えて気功の実を上げようとするものであるが、それぞれの人の状態に適合した物理的刺激の強弱の調節が不可能で、当該刺激の影響には大きな個人差が発生するほか、本質的に気の流れを促進させるものとは言えない。
特開平6−292731号公報 特許第3206882号公報 特開2000−285号公報
本考案の解決課題は、身体に対する物理的刺激が非常に小さく、したがって身体が受ける影響に個人差がないか極めて少ない気功用具を提供することである。
本考案の他の解決課題は、非常に手軽に使用できる気功用具を提供することである。
本考案のさらに他の解決課題は、所望の経絡上に直接又は衣服の上から接触させることにより、その位置又はその近傍の経穴における順方向の気の流れが促進・強化され、それらの経穴に対応する疾病の治癒や心身の健全化に寄与することができる気功用具を提供することである。
本考案の係る第1の気功用具は、前述の課題を解決するため、シート片1の片面に夾角20が鋭角な二つの直線21,21からなる一つの山形図形2が表示されていることを主要な特徴としている。
シート片1は平面形状がほぼ円形又はほぼ楕円形であるのが好ましい。
本考案に係る第2の気功用具は、シート片1に外周輪郭部より切り込まれた状態で夾角20が鋭角な二つの直線輪郭部22,22を有する山形状の切欠部2aが形成され、外周部に前記夾角20以外の凹角部及び凸角部を有していないことを主要な特徴としている。
前記第1又は第2の気功用具において、シート片1は貼付シートないし粘着シートであって剥離台紙3に貼られているのが好ましい。
本考案に係る第3の気功用具は、短い円筒状のリング4の表面又は裏面に、円周方向の一方に向く夾角20が鋭角な二つの直線21,21からなる山形図形2が表示されていることを主要な特徴としている。
前記夾角20は77°±1°であるのが好ましい。
前記第1及び第2の気功用具は、山形図形2又は山形状の切欠部2aの夾角20の方向が当該経絡の気の流れ方向と一致する状態で、所望の経絡上に直接又は衣服の上からシート片1を接触させた状態で(好ましくは貼付ないし付着させる)使用すると、その位置又はその近傍の経穴における順方向の気の流れが促進・強化される。その結果、呼吸がより深く脈がより円滑になり、当該経穴に対応する疾病の治癒や心身の健全化が促進される。
前記第3の気功用具は、山形図形2の夾角20の方向が、指先方向から見て右手であれば時計方向に、左手であれば反時計方向に向く状態で、リング4のサイズにより指輪又は腕輪の要領により皮膚に直接又は衣類(下着や手袋)の上から接触させた状態て使用すると、その位置又はその近傍の経穴における順方向の気の流れが促進・強化される。その結果、呼吸がより深く脈がより円滑になり、当該経穴に対応する疾病の治癒や心身の健全化が促進される。
第1〜第3の気功用具は、それぞれ前述の要領で非常に手軽に使用することができるほか、身体に対する物理的刺激は接触感のみで身体が受ける影響に個人差がほとんどない。
第1実施形態(請求項1に対応)
図1は本考案に係る第1実施形態の気功用具の斜視図である。
剥離台紙3の上には、裏面に粘着層を有するシート片1が多数一定の間隔で貼り付けられている。各シート片1は、皮膚表面に追随して貼付することができるように薄い加工紙や合成樹脂シート等の柔軟な材質であり、その平面形状は円形で直径10mm〜30mm(この実施形態では20mm)程度の寸法である。
シート片1の表面には、夾角20が鋭角な二つの直線21,21からなる一つの山形図形2が表示されている。夾角20は鋭角であることが必要であり、実験によれば77°±1°程度であるのが最も効果的であった。山形図形2は印刷により実線で表示するのが好ましいが、破線で表示してもよく、また、印刷によらずプレスにより凸脈状又は凹脈状に表示してもよい。
この実施形態の気功用具は、シート片1を剥離台紙3から剥し、当該シート片1を山形図形2の夾角20の方向が当該経絡の気の流れ方向と一致する状態で、所望の経絡上に貼り付けて使用すると、その位置又はその近傍の経穴における順方向の気の流れが促進・強化される。その結果、呼吸がより深く脈がより円滑になり、当該経穴に対応する疾病の治癒や心身の健全化が促進される。
図1のように、剥離台紙3の表面に直径20mmの円形に裁断した多数の粘着性の薄いシート片1(加工紙)が貼り付けられたものを文具店で購入し、各シート片1に夾角20が約77°の山形図形2を黒ボールペンにより表示して、必要量の気功用具サンプルを作製した。
年齢36才から54歳の健康な男性13人を選んで試験の対象とし、図4のように、人体5の一つの経絡である膀胱経50中の肝兪(カンユ)穴51(第9胸椎棘突起の左右に1.5寸の点に位置する。なお1寸とは、東洋医学で使う専門用語であって当人の親指の幅の大きさのことであり、平均的には1寸≒20mmである。)を選び、各人の肝兪穴の皮膚面に前記シート片1を貼った場合と、貼らなかった場合との身体の前屈量・後屈量の差を測定する試験を行い、その効果を確認した。膀胱経の気の流れは、同図矢印のように真下に向いているので、シート片1は山形図形2が真下に向く状態に貼った。
なお、膀胱経中の肝兪穴を選んだ理由は、肝兪穴は身体の屈伸運動のときに気が集中する経穴であって、この経穴の気の流れが円滑で強いときは身体の屈曲量が大きくなる一方、気の流れが滞って弱いときは屈曲量が小さくなり、効果が早く現われるからである。
試験要領
前屈の場合は、テーブル状の計測台の縁際に両足の間に当人の両拳が入る程度に両足を開いた状態で起立させ、両手の力を抜いて自然に垂れ下げる要領でゆっくりと前屈させ、計測台の上面レベルを基準レベル(0)として、左手中指の先端が基準レベルを超えて下がった量には(+)符号を付し、基準レベルに達しなかった量には(−)記号を付してそれぞれ記録した。
後屈の場合は、計測台の中央寄り位置で同様に行った。
測定は前屈試験及び後屈試験ともに各4回行い、各人について前後の回の間に30分の間隔を置き、1回目と4回目はサンプルを貼らずに行い、2回目と3回目はサンプルを貼って行った。そして、サンプルを貼らない1回目と四回目の測定値、及びサンプルを貼った2回目と3回目の測定値の各平均値を記録した。このような要領で試験を行ったのは、前後屈の回数を重ねるしたがって体が軟らかくなり、屈伸し易くなるのでなるべく客観性を得るためである。
前記試験の結果は表1のとおりであった。
Figure 0003101753
表1で示すように、前屈の場合は平均約5.4cm、後屈の場合は平均約2.5cmサンプルを貼った方が深く屈曲し、顕著な効果が現われた。
そして、肝兪穴における気の流れの促進は、主として運動神経、肝臓疾患、黄疸、膽石症、不眠症、眼科疾患、腰痛、顔面麻痺等に好影響を与えるので、前記実施形態の気功用具は、これを肝兪穴にその気の流れ方向に山形図形が沿うように貼ることによりこれらの疾病の回復ないし治癒に貢献するものと言える。
また、試験対象の全員の感想では、サンプルを肝兪穴に貼った場合呼吸が深くなったように感じられた。
第2実施形態(請求項3に対応)
図2で示すように、剥離台紙3に貼られたシート片1は全体として円形であり、当該シート片1には外周輪郭部より切り込まれた状態で夾角20が鋭角(約77°)な二つの直線輪郭部22,22を有する山形状の切欠部2aが形成され、当該シート片1は外周部に前記夾角20以外の凹角部及び凸角部を有していない。
この実施形態の気功用具は、シート片1を剥離台紙3から剥ぎ取り、切欠部2aの夾角20が経絡の気の流れ方向に沿う状態で当該経絡の経穴上に貼って使用する。
この実施形態の気功用具についても、実施例1と同様な試験を行ったところほぼ同様な結果を得た。
第2実施形態の気功用具の他の構成や作用効果は、第1実施形態の気功用具と同様であるのでそれらの説明は省略する。
第1実施形態及び第2実施形態の気功用具において、シート片1の材質は、加工紙や合成樹脂シートに代えて布や不織布等を使用することができる。
シート片1の材質が布や不織布である場合には、裏面に衣服に対して容易に着脱できる図示しない貼付部材を設け、衣服の上から貼付して使用することができる。
第1実施形態の気功用具では、山形図形2はシート片1の貼付面又は粘着面に表示されていても差し支えないが、貼付面又は粘着面でない面に表示するのが使用し易い。
第3実施形態(請求項5に対応)
図3で示すように、プラスチック製で短い円筒状のリング4の表面に、円周方向の一方に向く夾角20が鋭角(約77°)な二つの直線21,21からなる山形図形2を、一定の間隔で四箇所に表示している。
この実施形態の気功用具は、山形図形2の夾角20の方向が、指先方向から見て右手であれば時計方向に、左手であれば反時計方向に向く状態で、リング4のサイズにより指輪又は腕輪の要領により接触させた状態て使用すると、その位置又はその近傍の経穴における順方向の気の流れが促進・強化される。その結果、呼吸がより深く脈がより円滑になり、当該経穴に対応する疾病の治癒や心身の健全化が促進される。
第3実施形態の気功用具においては、山形図形2はリング4の内面に表示してもよい。
第1実施形態の気功用具を示す斜視図である。 第2実施形態の気功用具を示す斜視図である。 第3実施形態の気功用具を示す斜視図である。 人体の背中を示す部分図である。
符号の説明
1 シート片
2 山形図形
20 夾角
21 直線
22 直線輪郭部
2a 切欠部
3 剥離台紙
4 リング

Claims (6)

  1. シート片(1)の片面に夾角(20)が鋭角な二つの直線(21,21)からなる一つの山形図形(2)が表示された気功用具。
  2. 前記シート片(1)は平面形状がほぼ円形又はほぼ楕円形である、請求項1に記載の気功用具。
  3. シート片(1)に外周輪郭部より切り込まれた状態で夾角(20)が鋭角な二つの直線輪郭部(22,22)を有する山形状の切欠部(2a)が形成され、外周部に前記夾角(20)以外の凹角部及び凸角部を有しない気功用具。
  4. 前記シート片(1)は貼付シートないし粘着シートであって剥離台紙(3)に貼られている、請求項1〜3のいずれかに記載の気功用具。
  5. 短い円筒状のリング(4)の表面又は裏面に、円周方向の一方に向く夾角(20)が鋭角な二つの直線(21,21)からなる山形図形(2)が表示された気功用具。
  6. 前記夾角(20)は77°±1°である、請求項1〜5のいずれかに記載の気功用具。
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