JPH03232215A - 位置合せ方法 - Google Patents

位置合せ方法

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JPH03232215A
JPH03232215A JP2027087A JP2708790A JPH03232215A JP H03232215 A JPH03232215 A JP H03232215A JP 2027087 A JP2027087 A JP 2027087A JP 2708790 A JP2708790 A JP 2708790A JP H03232215 A JPH03232215 A JP H03232215A
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JP
Japan
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mark
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type sensor
mark image
aligned
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Application number
JP2027087A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Tatsuno
恭市 辰野
Toshiya Umeda
梅田 利也
Ryoichi Hirano
亮一 平野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Priority to DE4101750A priority patent/DE4101750C2/de
Publication of JPH03232215A publication Critical patent/JPH03232215A/ja
Priority to US08/173,879 priority patent/US5442445A/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • G03F9/70Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically for microlithography
    • G03F9/7088Alignment mark detection, e.g. TTR, TTL, off-axis detection, array detector, video detection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q15/00Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work
    • B23Q15/20Automatic control or regulation of feed movement, cutting velocity or position of tool or work before or after the tool acts upon the workpiece
    • B23Q15/22Control or regulation of position of tool or workpiece
    • B23Q15/24Control or regulation of position of tool or workpiece of linear position

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は、位置合せ方法に係り、たとえば超LSIの製
造工程で用いられる縮小投影露光装置の位置合せなどに
適した位置合せ方法に関する。
(従来の技術) 周知のように、位置合せ技術は各種の分野で要求され、
その精度も分野によって大きく異なる。
たとえば超LSIの製造工程で用いられる縮小投影露光
装置などにおいては、1μm以下の位置合せ精度が要求
される。
ところで、精度の高い位置合せ方法としては、振動スリ
ット法がよく知られている。この振動スリット法で縮小
投影露光装置のウェハテーブルとレチクルとの相対位置
合せを行う例を簡単に説明する。
縮小投影露光装置では1、一般に投影レンズを境にして
下側にウェハテーブルが配置され、上側に転写パターン
の描かれたレチクルがレチクルテーブルに保持されてい
る。ウェハテーブルには位置合せの目標となる反射形の
フィジシャルマークが設けられ、またレチクルにも位置
合せの目標となるレチクルマークが設けられる。ウェハ
テーブルとレチクルとの間には投影レンズが存在してい
るので、ウェハテーブルとレチクルとの相対位置を合せ
るには露光光と同一波長の照明光を用いる必要がある。
そこで、ハーフミラ−等を使い、投影レンズの上から投
影レンズを通して露光光と同一波長の照明光でフィジシ
ャルマークを照明する。そして、フィジシャルマークで
反射され、投影レンズを再び透過した光をハーフミラ−
の上方に配置されたフォトダイオードで検出する。振動
スリット法ではフォトダイオードの受光面中央が位置合
せの基準位置となる。振動スリット法ではフォトダイオ
ードの前面にスリット板が配置される。このスリット板
を上記基準位置を中心にして一定振幅、定振動数で振動
させると、フォトダイオードの出力か基準位置とフィジ
シャルマークの像位置との間の位置ずれ量に応じて変化
する。そして、フィジシャルマークの像位置が基準位置
に一致したときフォトダイオードの出力中のスリット振
動周波数成分が零になる。この現象を利用し、フォトダ
イオードの出力中のスリット振動周波数成分が零になる
ようにウェハテーブルを移動させ、フィジシャルマーク
を基準位置に合せる。このときのウェハテーブルの位置
をレーザ干渉計等で測定し、ウェハテーブルの原点位置
として記憶させる。次に、同様な手順でレチクルマーク
を基準位置に合せ、このときのレチクルテーブルの位置
をレーザ干渉計等で測定し、レチクルの原点位置として
記憶させる。このような操作で、ウェハテーブルとレチ
クルとの相対位置合せを行う。
しかしながら、上述した振動スリット法では次のような
問題があった。すなわち、この方法ではフォトダイオー
ドの出力を監視しながら位置合せする必要がある。この
ため、照明光の強度が時間的に変動するような場合、た
とえばパルス発振するレーザ光を照明光として用いなけ
ればならない場合には位置合せを行えない欠点があった
。また、位置合せの分解能を上げるためにマーク像の倍
率を上げた場合にも、マーク像の光強度が低下するため
適用することが困難であった。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如く、比較的高精度な位置合せを行えるとされて
いる従来の振動スリット法では、照明光が時間的に大き
く変動する場合やマーク像の光強度が低い場合には適用
できない問題があった。
そこで本発明は、上述した不具合の起こることがなく、
しかも精度の高い位置合せが可能な位置合せ方法を提供
することを目的としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では、被位置合せ物
に位置合せ用のマークを設け、このマークを用いて上記
被位置合せ物を基準位置に対して位置合せする位置合せ
方法において、前記被位置合せ物の前記マークを含む領
域を照明するステップと、このステップによって得られ
たマーク像を前記基準位置に対して各素子の位置関係が
判明している蓄積形センサで任意の時間だけ受光するス
テップと、前記蓄積形センサの各素子の出力から上記蓄
積形センサ上における前記マーク像の位置合せ方向の中
心位置を求めるステップと、このステップによって求め
られた中心位置と前記基準位置との間の位置合せ方向の
距離を求めるステップと、このステップによって求めら
れた距離に対応させて前記被位置合せ物を移動させるス
テップとを備えている。
(作 用) 本発明方法では、照明によって得られたマーク像か蓄積
形センサで受光される。蓄積形センサは、CCDイメー
ジセンサで代表されるように、マーク像の光強度を電荷
に変換して各素子に蓄積する。蓄積電荷量は、各素子に
入射した光の強さと時間とに左右される。したがって、
マーク像の光強度が低い場合には、受光時間を長くする
ことによって、S/Nの良いマーク像信号を得ることが
できる。このため、位置合せの分解能を上げるためにマ
ーク像の倍率を上げた場合にも十分対応できる。また、
マーク像情報を記憶できる蓄積形センサを使用している
ので、照明光がパルス光である場合でも同等支障は生じ
ない。さらに、基準位置に対して各素子の位置関係が判
明している蓄積形センサでマーク像を受光し、この蓄積
形センサの各素子の出力から蓄積形センサ上でのマーク
像の位置合せ方向における中心位置を求める方法を採用
しているので、比較的簡単な信号処理で蓄積形センサの
位置検出分解能以上の分解能でマク像の中心位置を求め
ることができ、位置合せ精度を向上させることが可能と
なる。
(実施例) 以下、図面をり照しながら実施例を説明する。
第1図には本発明方法を適用してウェハテーブルとレチ
クルとの相対位置合せを行えるようにした縮小投影露光
装置が示されている。
まず、各部の構成から説明する。同図において、1は投
影レンズを示している。この投影レンズ1の下方には感
光材としてのウェハを保持するウェハテーブル2が配置
されている。また、投影レンズ1の上方には転写パター
ンの描かれたレチクル3が図示しないレチクルテーブル
に保持されている。
ウェハテーブル2およびレチクルテーブルは、図示しな
い支持機構によって図中X軸方向およびy軸方向に移動
自在に支持されている。ウェハテーブル2は、ウェハテ
ーブル駆動装置4によってxy軸方向およびZ軸回りに
移動制御され、レチクルテーブルはレチクルテーブル駆
動装置5によってxy軸方向および2軸回りに移動制御
される。
ウェハテーブル2の上面には位置合せ時の目標となるフ
ィジシャルマーク6が設けられており、レチクル3にも
位置合せ時の目標となるレチクルマーク7が設けられて
いる。
フィジシャルマーク6およびレチクルマーク7は、実際
にはy軸方向の位置合せに供されるものと、X軸方向の
位置合せに供されるものとが設けられるが、ここでは説
明を簡単にするためにy軸方向の位置合せに供されるも
のだけが示されている。フィジシャルマーク6およびレ
チクルマーク7は、この例では第2図に示すように、透
明部8と、反射面で形成されたマーク部9とで構成され
ている。そして、マーク部9はX方向に細い帯状に設け
られている。
レチクル3の上方位置にはハーフミラ−10が45°の
角度に配置されている。ハーフミラ−10に対向する場
所には位置合せに必要な照明光を送出する光源装置11
が配置されている。この光源装置11は、露光光と同一
波長の光を送出する。光源装置11から送出された照明
光12は、ハーフミラ−10を介して投影レンズ1側へ
と照射される。なお、この例では実際の露光に用いられ
るエキシマレーザ光源が光源装置11として用いられて
いる。したがって、実際に露光するときにはハーフミラ
−10がミラーに置き換えられる。
エキシマレーザ光源はパルス光源であり、始動指令信号
R1が導入される都度パルス光を送出する。
ハーフミラ−10の上方位置には拡大用のレンズ13が
配置されている。そして、レンズ13の上方位置には受
光口を投影レンズ1側に向けて蓄積形センサ、この例で
はCCD (電荷結合デバイス)イメージセンサ14が
配置されており、このCCDイメージセンサ14の受光
口にはシャッタ15が設けられている。
CCDイメージセンサ14は、光情報を電荷に変換して
蓄積する素子を数10μmmピッチで二次元的に複数配
置してなるフォトエレメント部と、このフォトエレメン
ト部に対応して設けられてフォトエレメント部の各素子
に蓄積されている電荷を同時に記憶保持し得るシフトレ
ジスタ部と、このシフトレジスタ部とフォトエレメント
部との間に設けられたゲート部とで構成されている。
フォトエレメント部は、第3図中にFで示すように、y
軸方向にN7個、X軸方向にNx個の合計NyXNx個
の素子Eを二次元的に配列して構成され、NyおよびN
xが共に偶数に設定されている。各素子Eの大きさは既
知である。そして、y軸方向のN y / 2個目の素
子とNy/2+1個目の素子との境にy軸方向の位置合
せの基準となる基準線16が設定されており、またX軸
方向のN x / 2個目の素子とN x / 2 +
 1個目の素子との境にX軸方向の位置合せの基準とな
る基準線17が設定されている。つまり、フォトエレメ
ント部Fには、基準線16をX座標軸とし、基準線17
をy座標軸とする位置合せ用の基準直交座標が設定され
ている。
CCDイメージセンサ14は、制御回路18によって読
出しが制御される。この制御回路18は、後述する出力
装置23から動作開始指令R2が与えられると、CCD
イメージセンサ14のゲート部にゲート信号を与えてフ
ォトエレメント部Fの各素子Eに蓄積されている電荷を
同時にシフトレジスタ部へ移し、その後シフトレジスタ
部に転送パルスを与えてシフトレジスタ部の各ビット電
荷を時系列的に電圧信号として呼び出す。呼び出された
時系列信号は入力装置19を介して制御演算装置20に
導入される。
制御演算装置20は、後述する手順で入力信号を処理し
て前述した基準直交座標の原点に対するフィジシャルマ
ーク6およびレチクルマーク7のマーク部9のy軸方向
の位置ずれ量およびX軸に対する傾きを求める。そして
、求められた位置情報を、フィジシャルマーク6につい
てはスイッチ21を介してウェハテーブル駆動装置4に
、レチクルマーク7についてはスイ・ノチ22を介して
レチクルテーブル駆動装置5に与える。また、制御演算
装置20は、上記動作に先立って出力装置23にスター
ト指令R3を与える。
出力装置23は、各要素の動作タイミングを制御するも
ので、制御演算装置20からスタート指令R9が与えら
れると、シャッタ駆動装置24に駆動指令R4を与える
。そして、シャ・ツタ駆動装置24の動作でシャッタ1
5が開いた時点で前述した光源装置11に始動指令信号
R1を与え、この信号R1を与えた時点から予め設定さ
れた期間経過した時点で駆動指令R4の供給を停止し、
続いて前記制御回路18に動作開始指令R2を与えるよ
うにしている。
次に、上記の各要素を使ってウエノ\テーブル2とレチ
クル3との基準直交座標内でのy軸方向の相対位置合せ
を行う場合の各要素の動作を説明する。
前述の如く、フィジシャルマーク6およびレチクルマー
ク7のマーク部9は、帯状に延びており、このマーク部
9の幅方向の中心線をCCDイメージセンサ14のフォ
トエレメント部Fに設定された基準直交座標のX軸上に
位置合せするものとする。
まず、ウェハテーブル2を先に位置合せするために、レ
チクル3の位置をX方向あるいはX方向にずらし、照明
光12によってレチクルマーク7が照明されないように
する。次に、ウェハテーブル2上のフィジンヤルマーク
6が照明光12によって照明され得るように図示しない
粗位置合せ装置を使ってウェハテーブル2の位置を粗調
整する。
この状態でスイッチ21を投入し、続いて演算制御装置
素20の動作を開始させる。演算制御装置20は、まず
出力装置23にスタート指令R3を与える。このスター
ト指令R3が与えられると、出力装置23はシャッタ駆
動装置24に駆動指令R4を与える。シャッタ駆動装置
24が動作してシャッタ15が開く。続いて、光源装置
11に始動指令信号R1が与えられる。この結果、光源
装置11がパルス点灯する。光源装置11がら送出され
た照明光12は、ハーフミラ−1oを介して投影レンズ
1に入射し、投影レンズ1を透過してウェハテーブル2
上のフィジシャルマーク6を含む領域を照明する。フィ
ジシャルマーク6に入射した光は、反射面によって形成
されているマーク部9で反射される。この反射光は投影
レンズ1、ハーフミラ−10、レンズ13を介してCC
Dイメージセンサ14の受光面、つまりフォトエレメン
ト部Fに入射にする。
したがって、CCDイメージセンサ14のフォトエレメ
ント部Fには、第4図中にハツチング領域で示すように
マーク部9のマーク像9aが結像する。ここで、マーク
像9aの幅方向の強度分布、たとえばi番目の水平走査
線上で得られる強度分布は、第5図中に実線で示すよう
にマーク像9aの中心を境にして左右対称な分布となる
。マーク部9の反射率(透過率)の分布が第5図中に2
点鎖線で示すようにたとえ矩形であっても、マーク部9
の幅が照明光12の波長に近い場合には、回折等によっ
て必ず上記のような分布となる。そして、この分布では
最大強度位置Pがマーク像9aの幅方向の中心位置に一
致したものとなる。
CCDイメージセンサ14のフォトエレメント部Fに結
像したマーク像9aの光強度は、このマーク像9aの結
像面を形成している各素子Eによって電荷に変換され、
各素子E毎に蓄積される。
所定時間経過すると、シャッタ15か閉じる。
続いて、出力装置23が制御回路18に動作開始指令R
2を与える。制御回路18は、CCDイメージセンサ1
4のゲート部、にゲート信号を与えてフォトエレメント
部Fの各素子Eに蓄積されている電荷を同時にシフトレ
ジスタ部へ移し、続いてシフトレジスタ部に転送パルス
を与えてシフトレジスタ部の各ビット電荷を時系列的に
呼び出し、これを入力装置19を介して制御演算装置2
0へ与える。
制御演算装置20は入力信号を次の(1)〜(8)の手
順で処理する。
(1)内蔵されている計算機内にCCDイメージセンサ
14のフォトエレメント部Fを模擬した画面を構築し、
この画面を構成する各画素メモリにシフトレジスタ部か
ら読み出された信号をフォトエレメント部Fで得られた
通りに記憶させる。
(2)構築されている画面を基準直交座標のy軸と平行
な水平走査線に沿って走査し、第6図に示すように、そ
の水平走査線上で像の強度が最大値I waxを示す素
子Paを探す。第7図にはi番目の水平走査線上のマー
ク像9aの実際の強度分布と、画面のi番目の水平走査
線上の各素子から得られる強度分布との関係が示されて
いる。各素子は幅を有しているので、マーク像9aの実
際の強度分布と各素子から得られる強度分布とは一致し
ないが、最大値1111aXを示す素子PrAのy軸方
向の幅内にマーク像9aの強度分布の中心位置Pが存在
していることが分かる。
(3)第8図に示すように、素子Pmと右隣(勿論、左
隣に設定することも可)の素子P+n+1との境界点M
と、基準直交座標のX軸(基準線16)との間の距離L
 maxをLa+ax = (Pa+ −、Ny/2)
XΔyとして求める。なお、Δyは1つの素子のy軸方
向の幅である。すなわち、CCDイメージセンサ14の
フォトエレメント部Fのy軸方向の幅をDyとしたとき
、Δy−Dy/Nyとなる。
(4)境界点Mとマーク像9aの実際の強度分布の中心
位置P(マーク像9aの中心位置)との間の微小距離Δ
gを像の強度信号を利用して求める。
すなわち、第8図中に実線で示すように、素子の出力か
ら求められた最大値1 waxが1となる強度分布パタ
ーンに画像データを規格化する。この画像データの規格
化によって像強度の絶対値の影響はなくなる。
(5)規格化された画像データをIj(y軸方向j番目
の画像データ)とすると、 を求める。すなわち、境界点Mを基準にして、左および
右の像のq画素分の積分値をそれぞれ求める。
(6)第9図に示す関係、すなわち予め求められている
S2  Sl とΔgとの関係からΔgを算出する。な
お、第8図中破線で示す強度分布パターンは、Δg−〇
のパターンである。
(7)前記した(3)および(6)に基いて、εi−L
 l1ax+Δgを求める。以下同様にして1〜Nxの
全ての水平走査線についてεiを求める。
(8)次に、第10図に示すように、求められた(i、
  ε1)(i−1,2,3,・・・Nx)を使って基
準直交座標内に描かれる最小二乗近似の直線31を求め
る。この直線31をy−ax+bとすると、この直線3
1とy軸との交点すを基準直交座標の原点に対する位置
ずれ量すとして採用する。
また、直線31の式からX軸に対する傾きも求められる
このようにして演算制御装置20は基準直交座標の原点
に対するフィジシャルマーク6のマーク部9の位置ずれ
量すおよび基準直交座標のX軸に対する傾きを求める。
この位置情報はスイッチ21を介してウェハテーブル駆
動装置4に与えられる。ウェハテーブル駆動装置4は、
位置ずれ量すが零となるようにウェハテーブル2のy方
向位置を制御するとともにX軸に対する直線31の傾き
が零となるようにウェハテーブル2を回転させる。かく
して、ウェハテーブル2は、位置合せの基準に対してy
方向の位置が位置合せされることになる。この位置合せ
されたウェハテーブル2の位置をレーザ干渉計等で測定
し、y軸方向の原点として:己憶させる。
同様な手順で、レチクル3についてもレチクルマーク7
のマーク部9を位置合せする。そして、位置合せされた
レチクルテーブルの位置をレーザ干渉計等で測定し、y
軸方向の原点として記憶させる。上述した各位置合せに
よって、ウェハテーブル2とレチクル3とのy軸方向の
相対位置合せが実現したことになる。
上記はy軸方向の位置合せの例であるが、実際には別の
マークおよび別の検出系を使って同様な手法でX軸方向
の位置合せが行われる。
このように、マーク像9aを蓄積形センサであるCCD
イメージセンサ14で検出するようにしている。したが
って、実施例のように照明光12がパルス光の場合であ
っても同等支障は生じない。
また、CCDイメージセンサ14の各素子Eに蓄積され
る電荷は、各素子Eに入射した光の強さと時間とに左右
される。したがって、マーク像9aの光強度が低い場合
には、受光時間を長く、つまりシャッタ15の開いてい
る時間を長くすることによって、SlNの良いマーク像
信号を得ることができるので、位置合せの分解能を上げ
るためにマーク像9aの倍率を上げた場合にも十分対応
できる。また、基準位置に対して各素子Eの位置関係が
判明しているCCDイメージセンサ14でマーク像9a
を受光するようにしているので、マーク像9aの位置合
せ方向の強度分布がマーク像9aの位置合せ方向の中心
を境にして対称的な分布をなしているときには、この分
布特性を有効利用でき、比較的簡単な信号処理でCCD
イメージセンサ14の位置検出分解能(拡大レンズを含
めた)以上の分解能で位置ずれ量を検出できる。したが
って、精度の高い位置合せを実現できる。
また、実施例で述べた直線近似性処理を行うと、マーク
が2軸方向に傾いていたり、マークの製作精度が悪く、
マーク部の幅、反射率等にばらつきがあっても再現性良
くずれ量すを求めることができる。
なお、上述した実施例では帯状に延びるマーク部を有し
たマークを用いているが、X軸方向およびy軸方向の位
置合わせに一部共用できるように、マーク部の形状を“
十字型”あるいは“L字型”としてもよい。
また、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。すなわち、上述した実施例では、蓄積形センサとし
てCCDイメージセンサを用いているか、ビジコン(商
品名)や、複数の素子を一次元に配置したラインセンサ
タイプの蓄積形センサを用いてもよい。さらに、蓄積形
センサとして、位置合せ方向に2分割され、それぞれが
フォトダイオードと電荷蓄積用のコンデンサとからなる
一対の素子を用い、これら素子の出力を差動増幅器に導
入してS2  Slを求め、リニアアナライザにより6
gに比例した信号を得るようにしてもよい。このように
構成すると演算制御装置の構成を単純化することができ
る。また、蓄積形センサとしてCCDイメージセンサを
用いるときは、“高速から送り排除処理”を組み合せる
ことによって、シャッタ15を省略してもよい。また、
上述した実施例では、各マークのマーク部を反射面構成
としているが、透過形構成にしてもよい。この場合には
CCDイメージセンサをウェハテーブルより下方に配置
することになる。さらに、本発明は縮小投影露光装置に
おける位置合せに限らず、各種の位置合せにそのまま適
用できることは勿論である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、照明光の強度や形態に
左右されずに、しかも精度の高い位置合せを実現できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る位置合せ方法で縮小投影露光装置
におけるウェハテーブルとレチクルとの相対位置合せを
行うときに用いられる位置合せシステムを示す図、第2
図はウェハテーブルおよびレチクルに設けられる位置合
せ用マークの一例を示す図、第3図は同位置合せシステ
ムの一部を構成しているCCDイメージセンサのフォト
エレメント部の構成を説明するための図、第4図から第
10図は同システムによって位置ずれ量を求める経過を
説明するための図である。 1・・、投影レンズ、2・・・ウェハテーブル、3・・
・レチクル、4・・・ウェハテーブル駆動装置、5・・
・レチクルテーブル駆動装置、6・・・フイジシャルマ
ーク、7・・・レチクルマーク、8・・・透明部、9・
・・マーク部、9a・・・マーク像、11・・・光源装
置、13・・・レンズ、14・・・CCDイメージセン
サ、15・・・シャッタ、16・・・y方向の基準線、
17・・・X方向の基準線、18・・・制御回路、20
・・・演算制御装置、F・・・フォトエレメント部、E
・・・素子、P・・・マーク像の位置合せ方向中心位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被位置合せ物に位置合せ用のマークを設け、この
    マークを用いて上記被位置合せ物を基準位置に対して位
    置合せする位置合せ方法において、前記被位置合せ物の
    前記マークを含む領域を照明するステップと、このステ
    ップによって得られたマーク像を前記基準位置に対して
    各素子の位置関係が判明している蓄積形センサで任意の
    時間だけ受光するステップと、前記蓄積形センサの各素
    子の出力から上記蓄積形センサ上における前記マーク像
    の位置合せ方向の中心位置を求めるステップと、このス
    テップによって求められた中心位置と前記基準位置との
    間の位置合せ方向の距離を求めるステップと、このステ
    ップによって求められた距離に対応させて前記被位置合
    せ物を移動させるステップとを具備してなることを特徴
    とする位置合せ方法。
  2. (2)被位置合せ物に帯状の位置合せ用のマークを設け
    、このマークを用いて上記被位置合せ物を基準直交座標
    内に位置合せする位置合せ方法において、前記被位置合
    せ物の前記マークを含む領域を照明するステップと、こ
    のステップによって得られたマーク像を前記基準直交座
    標内に複数の素子が二次元配置されるとともに上記各素
    子の上記基準直交座標内での位置関係が判明している蓄
    積形センサで任意の時間だけ受光するステップと、前記
    蓄積形センサの素子群を位置合せ方向および位置合せ方
    向と直交する方向に順次走査して得られた各素子の出力
    から各位置合せ方向走査線上における前記マーク像の位
    置合せ方向の中心位置を求めるステップと、このステッ
    プによって求められた各中心位置を最小二乗近似して前
    記基準直交座標内に描かれる直線の式を求めるステップ
    と、このステップで求められた式によって前記基準直交
    座標内に描かれる直線と少なくとも上記基準直交座標の
    原点との間の位置合せ方向の距離を求めるステップと、
    このステップによって求められた距離に対応させて前記
    被位置合せ物を移動させるステップとを具備してなるこ
    とを特徴とする位置合せ方法。
  3. (3)前記マーク像の位置合せ方向の中心位置を求める
    ステップは、前記マーク像の位置合せ方向における光強
    度分布が上記マーク像の位置合せ方向の中心を境にして
    対称分布であることを利用し、前記蓄積形センサを位置
    合せ方向に走査して読み出された出力分布を走査線上に
    おいて規格化した後、この規格化した分布を上記出力分
    布のレベルが増加から減少へ、または減少から増加へ転
    じる部分に対応した位置の素子と該素子の隣に位置して
    いる素子との境界を基準にして両側へ一定数の素子幅分
    に亘ってそれぞれ積分して得た2つの積分値の差を使っ
    て求めていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の位置合せ方法。
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