JPH03231788A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH03231788A
JPH03231788A JP2027729A JP2772990A JPH03231788A JP H03231788 A JPH03231788 A JP H03231788A JP 2027729 A JP2027729 A JP 2027729A JP 2772990 A JP2772990 A JP 2772990A JP H03231788 A JPH03231788 A JP H03231788A
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JP
Japan
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photoreceptor
photoconductor
heating
photosensitive body
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP2027729A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yamaji
山路 雅章
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH03231788A publication Critical patent/JPH03231788A/ja
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は複数の感光体に対して互換手段を有する電子写
真装置に関するものであり、特に加熱条件切換手段を用
い各々の感光体の性質に応じて適正に加熱する電子写真
装置に関するものである。
[従来の技術] 電子写真装置に用いられる感光体としては、従来、酸化
亜鉛、酸化カドミウム、PVK等の有機半導体、非晶質
セレン系感光体、および非晶質シリコン系感光体などが
一般に知られている。
従来の電子写真装置は各種用途に応じて、上述の感光体
を選択していたので、1つの電子写真装置では1つの感
光体のみを使用していた。
近来、電子写真装置分野は、パーソナル、低中速から高
速機、カラー、特殊用途等多様化しており、さらに朱肉
の再現を良くしたい、青色をしっかりと再現したい、青
色を消去して再現したい等の様々な要望がある。
例えば、多量にコピーをとる場合には、イニシャルコス
トが高くなってもランニングコストを低くして、わずら
れしさがなくメンテナンス軽減し、安定して高品質のコ
ピーを得ることが要求されており、このような場合には
例えば非晶買シリコン系感光体等の高寿命で帯電特性か
安定している感光体を用いることか知られており、また
それほど多量にはコピーをとらない場合にはイニシャル
コストか低いことを望む例があり、このような場合には
例えばOPC感光体等の耐久寿命はさほど長くないか価
格の安い感光体を用いることか知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、従来の電子写真装置では1種類の感光体しか用
いていないので、それぞれの用途に応じて各々の電子写
真装置を必要としていた。
したかって、本発明は1個の装置本体で複数の用途に応
しることのできる電子写真装置を提供することを目的と
し、また表面電位の不安定な感光体にも対応できる電子
写真装置を提供することも目的とし、同時に加熱手段(
温度制御)により表面のクリーニングの容易ならしめる
感光体を備えた電子写真装置を提供することも目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記諸々の目的を達成するために、本体に対
して交換可能な複数個の感光体と、感光体を加熱する加
熱手段と、感光体の特性に応じて加熱手段を制御する加
熱制御手段とを備えるものとした。
[作   用コ 本発明によると感光体は複数個から成っているので、そ
の中から所望の感光体を選択し、本体に装着すると、従
来のものと同様にコピー或は複写できる。すなわち感光
体を交換するだけで用途に応したコピーができる。
ところで、本発明によると感光体を加熱する加熱手段も
備えているので、表面電位か安定している感光体を使用
するとは加熱手段を使用せす、或はオフにし、不安定な
感光体のときは加熱手段を制御して感光体を適温に保ち
、鮮明な画像を得ることかできる。また感光体表面への
付着力の強いロジン、タルク、コロナ生成物等のクリー
ニングもてぎる。
また請求項2記載の発明のように、加熱条件を切り換え
る加熱条件切換手段を少なくともzつ以上設けることに
より、1種類の電子写真装置で複数の用途に応しること
ができるものである。
例えば、耐久寿命か長く帯電特性の安定している感光体
と価格の安い感光体を用い、各々の感光体の性買に応じ
て加熱条件を切り換える加熱条件切換手段を設ければ、
ランニングコストか低く、感光体交換のわずられしさを
少なくし、安定して良質のコピーを得る用途に対応する
とともにイニシャルコストの低い用途にも対応すること
かできる。
[実 施 例] 以下本発明の実施例を図面により具体的に説明する。
第1図は本発明をドラム型感光体を使用する電子写真装
置に通用した実施例の概略図である。
図において1は感光体であり、第1の感光体としての有
機光半導体<opcと略す)系感光体IAもしくは、第
2の感光体としての非晶質シリコン(A−5iと略す)
系感光体IBを表わしている。
複写機本体に載置された原稿3の表面が原稿照明用光源
4によって照射され、鎖線で示すその反射光■はミラー
M、、M2 、レンズ5および像露光フィルター6Aも
しくは6Bを介して像露光I、もしくは■2として感光
体1に達して結像する。
感光体1は帯電器7によって予め一様に帯電されている
ので、前記反射光によって感光体1には静電潜像が形成
される。帯電器7は、帯電ワイヤー71によりコロナ帯
電を行なっておりコロナ!Ftを安定させるためグリッ
ドワイヤー72を設けておりグリッドワイヤー72とア
ース間には抵抗を介してグリッドバイアスが接続されて
いる。
この帯電器7に流れる帯電電流とグリッド電圧は、各々
の感光体IA、IBに対応じて後で説明するように制御
されている。この潜像は、ついで現像器8によって、現
像を行ないトナー画像として可視化する。
現像器8から飛散したトナーをバイアスローラ27で捕
集した後ポスト帯電器28にてトナーにトナーと同極性
の電荷を付与しトナーの転写性を向上させている。
方給紙ローラ9により転写材lOが1枚ずつ繰り出され
レジストローラ11により感光体1上のトナー像と同期
がとられて送り出され、転写帯電器12により転写材上
に感光体ドラム1上のトナー像が転写され、次に分離帯
電器13により転写材は感光体1から分離されて、加熱
・加圧ローラからなる定着器14により、トナー像は定
着され、排紙トレイ19に排出される。
また転写分離後に感光体1上に残ったトナー像はクリー
ナー15によりトナー除去が行なわれ、感光体1上へ光
源4からスリットS、、S2、前露光フィルター16を
介して照射された前露光P1もしくは、前露光ランプ1
7により照射された前露光P2により感光体1上の表面
電位の除電が行なわれたのち複写に繰り返し使用される
ここで感光体IAは一帯電性opc5光体であり、外径
108mmのアルミニウムシリンダー上に以下の方法で
作製したものを用いた。
アルミニウムシリンダー上にカゼインのアンモニア水溶
液(カゼイン11.2g 、  28%アンモニア水1
g、水222mM)をコーティング法で塗工し、乾燥し
て塗工量1.0 g/rn2の下引層を形成した。
次に式(1) で示される電荷発生物質1.0重量部、ブチラール樹脂
(エスレックBM−2:積水化学■製)1重量部とイソ
プロピルアルコール30重量部をホールミル分散機で4
時間分散した。この分散液を先に形成した下引層の上に
浸漬コーティング法で塗工し、乾燥して電荷発生層を形
成した。この時の膜厚は0.3 ミクロンであった。
次に、式(2)で示される電荷輸送物質1重量(ニーピ
ロンS−2000:三菱ガス化学■製)1重量部とジク
ロルメタン6重量部を混合し、攪拌機で攪拌溶解した。
この液を電荷発生層の上に浸漬コーティング法で塗工し
、乾燥して電荷輸送層を形成した。この時の膜厚は16
ミクロンであった。
感光体IBは一帯電性A−5ifi光体であり、外径1
08mmのアルミニウムシリンダー上に下部ブロッキン
グ層[A−5i+P:H]を3μ、そして感光層[A−
5iH:Bl、上部ブロッキング層[A−5iC:B:
H]、表面保護層[A−5iCH] を、それぞれ25
μ。
0.5μ、05μ順次蒸着して製作した。
第2図は、OPC感光体IAと^−5i感光体IBの相
対感度を示しており、第3図は原稿照明用光源4のスペ
クトル分布を示している像露光フィルター6A、6Bは
各々645nm以上および630r++n以上をカット
したフィルターであり、着色ガラスからなっているが、
ダイクロイツタフィルター、着色透明プラスチックフィ
ルターなどでもよい。第4図にこれらの像露光フィルタ
ー6A、6Bの透過率を示した。像露光フィルター6A
はopc!!1.光体IAに適しており像露光フィルタ
ー68はA−5i5光体IBに適している。
原稿照明用光源としてハロゲンランプを用い、像露光フ
ィルターがない場合、OPC感光体IAは、赤色系の光
が相対的に強くなり朱肉等の赤色再現性が悪くなるため
、赤色カットフィルターとして、像露光フィルターを用
いるものである。opc5光体IAの最大感度波長は5
50nmてあり、長波長成分をカットしすぎると、例え
ば500t+mでカットすると像露光の効率が悪くなり
、ハロケンランプの点灯電圧を上げなければならず、コ
ストアップ、昇温等の問題を生しる。
両者のかねあいから、像露光フィルター6Aば、645
nIa以上をカットしている。
次に、A−5+悪感光IBの最大感度波長は678nm
であり、678nm付近の光を利用することが最も効率
が良いのであるが、本出願人が特開昭60−24917
0号で開示したように像露光の波長が長い場合特に最大
感度波長程度の長波長光は、次の複写工程において帯電
電位か低下し、R減衰が増加するため、複写画像濃度か
低下したり、ゴースト像が発生したりする。また前述の
赤色再現性の問題も生じる。
このような理由で、A−5i悪感光IB用の像露光フィ
ルター6Bは630n+n以上をカットしている。
ここてゴースト像とは、前回の複写工程の履歴か残り、
次回の複写工程に画像として現われる現像である。
次に前露光について説明するとOPC感光体IAを用い
る場合は、原稿照明用光源であるハロケンランプ17か
らの照射光を前露光フィルター16を透過させ前露光P
1としている。この前露光フィルター16としては、6
00nm以下の短波長光をカットした赤色フィルターを
用いている。
これはOPC感光体は短波長光の照射により光被労を生
じることから、感光体寿命の向上のためである。
A−5t悪感光IBを用いる場合は、露光シャッター1
8にて前述の前露光P、を遮断し、前露光ランプ17と
しての610nmのLEDランプを前露光P2としてい
る。
この理由は、上述の像露光の説明で述べたように帯電電
位の低下を防止するものである。
次に印加電圧について説明する。
表−1にopc感光体IAおよびA−5i悪感光IBに
対応じて切り換えた、各々の電圧印加手段の印加電圧に
ついて示した。
表−1 OPC感光体IAとA−5i悪感光IBは帯電特性が異
なり、同一の帯電電流ではopc感光体IAの方が感光
体表面暗電位■。が高くなる。
従って、A−5i感光体IBを用いる場合は、OPC感
光体IAを用いる場合と比へて帯電電流Ipはより多く
必要とされる。
ここで、OPC感光体IAの暗電位VDを−Ii50V
に設定しているにもかかわらず八−5t悪感光の暗電位
V。を−650vではなく一480Vに設定した理由に
ついて述へると、A−5i悪感光IBの暗電位V。を−
650vにするには、1F電富流Ipを非常に大きくし
なければならず帯電器7の高圧トランスの容量を大きく
しなければならず、そうすると、非常に高価なものとな
るため、暗電位をやや低く設定したものである。
グリッド電圧■6を低く設定すると同一帯電電流での暗
電位が下がるため、同一暗電位を得るには、帯電電流を
大きくしなければならなくなる。
帯電電流をあまり大きくしたくないことから、本実施例
ではA−5t悪感光の場合は、OPC感光体の場合より
もグリッド電圧V。を高い値に設定した。
次に現像バイアスのDC成分の設定値が異なる理由は、
本実施例における°opcr6光体IAとA−5i悪感
光IBの明電位VLが異なっていることとスリーブと感
光体の間隔G1が異なっているためであり、vLの差異
は、両感光体の暗電位の差、感度特性の差、および像露
光条件の差等によるものである。
次に本実施例の主要点である加熱手段について詳細に説
明する。
第5図(Al はOPC感光体IAを用いた感光体ユニ
ットであり加熱手段かないか、A−5i感光体IBを用
いた感光体ユニットは第5図(B)に示すように、加熱
手段である加熱ヒーター32を感光体IBの内面に接触
して配設し、加熱ヒーター32の温度を制御する制御回
路31が加熱ヒーターとやや離間して配設されている。
この加熱ヒーター32および制御回路31は感光体IB
に対して着脱自在に固定されており、感光体IBか寿命
に達した時、別の感光体IBに配設し、再利用すること
が可能な構成となっている。
第6.7図は加熱手段の温度制御に関して説明するため
のブロック図である。
例えは第7図に示すように、本体側の駆動電源33によ
り感光体ユニットの制御回路31を動作させ感光体ユニ
ット内の温度検知センサー30からの信号を、加熱ヒー
ター32の駆動を制御する制御回路31に人力させ、感
光体IBの温度を一定温度となるように維持制御すれば
よい。
第6図は、温度検知センサーを取り除いたものであり、
例えば制御回路31内にサーミスタ素子を用いることに
より、加熱ヒーター32の加熱温度を一定に制御するこ
とができる。このようにすれば、低価格でコンパクトに
でき好適に用いることかできる。
第8図は、電子写真装置の本体側の駆動電源33と感光
体ユニット側の制御回路31の接続方法の一例を示すも
のである。
43はトラム軸、44はトラム軸を支持する軸受てあり
、その外側に、本体側の駆動電源33の接続端子である
環状の電極41A、42八が固設されている。
418.428は制御回路31の接続端子であり、不図
示のハネにより、電極41A、42Aの方向へ押圧自在
に感光体ユニットに固設されている。
感光体ユニットを装置本体に装着すると、接続端子41
B、42Bは押圧され各々環状電極41A42Bに接触
する。不図示の駆動源により、ドラム軸か回転駆動する
と、感光体ユニットと共に、感光体ユニットに固設され
た接続端子41B。
42Bか回転するが、電極41A、42Aが環状である
ので、両者は接続を維持することができる。
本実施例においては、加熱ヒーターとして面発熱体を用
い加熱温度制御についてサーミスタ素子を利用し、感光
体IBの基板温度を42℃に制御した。
ここで、A−5B5光体IBを用いた場合は、加熱手段
を有すかOPC感光体IAを用いた場合は加熱手段なし
とする理由について述べてみる。
前述したように、それ程多量にはコピーをとらなくて、
イニシャルコストが低いことを望む場合に対して、op
c感光体IAを適用したものであり、低価格とするため
には、加熱手段なしが最も好ましい、そして、oPC感
光体IAは、A−5i感光体IBと異なり、環境温度の
変動に対して感光体の表面電位が非常に安定しており、
この点て、感光体の温度制御をする必要がないことによ
る。
本実施例に用いたopc5光体IAの環境温度に対する
表面電位の変動は1〜2 V/deg程度であり、感光
体の温度制御がな(でも問題ないものであった。
しかし、本実施例に用いたA−5i悪感光IBは、高寿
命で耐久に対する帯電特性は極めて安定しているものの
、環境温度の変動に対する帯電特性がやや劣っているた
め、感光体の温度制御をするために加熱手段を設けたも
のである。
即ち、本実施例に用いたA−5i悪感光IBの環境温度
に対する表面電位の変動はおよそ6V/dag程度であ
った。
前述したようにコピー量が多く、イニシャルコストが高
くなってもわずられしさがなく、メンテナンスを!!1
減し、安定した高品質のコピーを得ることを望む場合に
対して、A−5ig光体を通用したものであり、加熱手
段を設けることにより、これらの要望か満たされるもの
であり、加熱手段を設けても、ランニングコストはさほ
と高くならないものである。
さらに別の理由として感光体表面のクリーニングに関す
るものかある。ロジン、タルク、コロナ生成物等の感光
体表面への付着力の強いものは、種々のクリーニング装
置にても除去されにくいこと、これらの付層物は画質を
低下させる要因となることから、従来、トナー中に研摩
材を含ませ、クリーニング装置の作用部において、感光
体表面を研削する効果を利用するものが提案されている
か、従来より広く汎用されている感光体すなわち、表面
感光層がセレン、硫化カドニミウム、OPC等であるタ
イプのものでは有効とされているが、近時において耐久
性の向上等を目的に開発されたA−5i等の硬質の表面
感光層をもった感光体では、充分な効果が得られないか
特開昭61−132977で知られているように感光体
表面を所定温度に維持させることにより、感光体表面の
コロナ生成物をも充分に確実に除去することかできる。
このように、八−5i悪感光1Bを用いる場合は、加熱
手段を特に必要とする。
なお、本実施例では、図示されていない感光体を装着す
ると感光体柱識別手段により、装着された感光体かIA
であるかIBであるか識別され、不図示の制御回路にて
像露光・前露光・帯電・転写・分離・現像・クリーニン
グ等の諸条件をOPC感光体IAおよびp、−5<fr
9光体IBに適したものに切換設定している。感光体柱
識別手段としては、例えば感光体IAに突起を設は感光
体IA装着時にはマイクロスイッチをONするか、感光
体IB装着時にはマイクロスイッチをOFFする構成と
してもよいし、あるいは感光体ユニットの制御回路31
と本体側の駆動電源33の間に感光体柱検知回路35を
設け、感光体IAを装着した時は環状電極41八。
42Aが切断されているため、感光体柱検知回路に電流
が流れないか、感光体IBを装着した時は環状電極41
A、42Aと接続端子41B、42Bが接続することに
より、感光体柱検知回路に電流が流れることを利用して
もよい。この条件で、OPC感光体IAを用い5万枚の
コピーをしたところ赤色再現性が良く、鮮明で高品質の
画像が得られた。
次にOPC感光体IAをA−5i感光体IBと交換し、
100万枚のコピーをしたところ、赤色再現性が良く、
画像濃度が安定し、鮮明で高品質の画像が安定して得ら
れた。このように一つの電子写真複写装置にてopc感
光体および^−5i感光体を用いることができるので、
複数の用途に応じて適宜感光体を選択することができる
即ち、さほど多量にはコピーをとらなくて、イニシャル
コストか低いことを望む場合には、感光体として、耐久
寿命(5万枚)はさほど長くないか価格の安いopc感
光体を選択することができる。
なお、コピー量か少ない場合は、寿命による感光体交換
の間隔は時間的に長くなるため、opc感光体を選択し
ても、感光体交換頻度は少なく、この点でのわずられし
さはさほど感じないものである。また、コピー量が多く
、イニシャルコストが高くなっても、安定して良質のコ
ピーが得られ、感光体交換のわずられしさを軽減(メン
テナンスの軽減)したいことを望む場合は、感光体とし
て耐久寿命(100万枚以上)が長く、帯電特性の安定
しているA−5i悪感光を選択することができる。
第6図に示す実施例は第7図に示す実施例のopal光
体IAユニットに、加熱ヒーター32と制御回路31を
設けたものであり、その他は第7図の実施例と同様であ
る。
本実施例においては、感光体IAの場合は38℃に感光
体IBの場合は42℃に加熱温度を制御している。前述
したようにロジン、タルク、コロナ生成物などの感光体
表面への付着力が強いものはクリーニング装置にて除去
されにくく、これらの付着物は、特に高温環境にて空気
中の水分を吸湿することにより画質を低下させるもので
ある。opc5光体を用いた場合でも、感光体を加熱す
ることにより相対湿度を低くすれば、萌記付着物の除去
をより効果的に行なうことかできるとともに、前記付着
物の吸湿を抑制することにより、画質の低下を抑制する
ことができるものであり高温環境においても良好な画質
を得ることができる。
次にA−5i悪感光は加熱制御温度を42℃に設定して
いるか、OPC感光体は38℃に設定している理由につ
いて述へると加熱温度が高い程、コロナ生成分等の感光
体表面の付着物の除去をより効果的に行なうことができ
るがデメリットとして (i)現像剤か凝集固化し易くなる (百)加熱ヒーターのパワーを大きくするためコストが
高くなる (iii)感光体の基板として極薄肉のアルミニウム等
を使用した場合変形し易くなる 等があり、これらの兼ねあいで、設定温度が決まる。上
記(i)は現像剤の問題であり、感光体柱による差はな
いが(if) 、 (iii)については感光体柱によ
り差かある。
例えばA−5i悪感光は、コピー量が多い用途を対象に
したものであり、機能が良好であればある程度高価とな
ってもさしつかえないことから、加熱ヒーターのパワー
はアップしてもかまわないし、感光体の基板を厚肉化し
ているので、デメリット(ii) 、 (iff)の問
題はないがopc感光体の場合は、イニシャルコストの
低い用途を対象にしており、低価格の制約から、加熱ヒ
ーターのパワーは小さい方が好ましく、感光体基板とし
ては薄肉のアルミニウムを使わざるを得ないことから、
薄肉化しすぎるとデメリット(iii)の問題を生しる
ことがある。
ざらに○PC感光体は前述の付着物と一緒に、感光体表
面を削ることにより、感光体表面の付着物を除去するこ
とかできるがA−5i悪感光は、表面が硬質であるため
、前述の方法はできず、加熱手段が必要となる。
これらのことから、A−5i5光体の場合、42℃とい
う高温の設定か必要となるが、OPC感光体はそれ程高
温にする必要はなく38℃の設定で充分であった。
本構成てopci光体IAを用い10万枚のコピーをし
たところ赤色再現性が良く、鮮明で高品質の画像が得ら
れた。また、30℃、90%RHの高温環境にても鮮明
で高品質の画像が得られた。
次にopc5光体IAをA−5i悪感光IBと交換し1
00万枚のコピーをしたところ赤色再現性が良く、画像
濃度が安定し、鮮明で高品質の画像が安定して得られた
なお、例えば感光体としてSe感光体を使用する場合、
高温にしすぎると、Seの結晶化が進み、画像の低下を
きたすという問題があり、適用する感光体柱が異なれば
加熱手段の制御温度の適正値は各ずから異なり、本実施
例に示したような加熱条件の切換手段は有効であると考
えられる。
5i%9図は本発明の温度制御回路の更に別の一実施例
を説明するためのブロック図である。
ここで、感光体柱選択スイッチ36にて、使用する感光
体のタイプが選択されると、制御回路31が使用する感
光体に合わせて感光体温度を制御するようになっており
、感光体表面近傍に配設された温度検知センサー30か
らの信号を制御回路31に人力させ、制御回路31によ
り、感光体ユニット内の加熱ヒーター32の駆動制御し
、感光体の温度を所定の温度になるように一定に維持制
御している。
なお、上述の制御回路31により転写・分離・ポスト帯
電器および像露光・前露光の諸条件をQpC5光体IA
およびA−5t悪感光IBに適したものに切換設定して
いる。
本実施例に示した構成にすれば、電子写真装置本体のコ
ストはやや高くなるものの、加熱ヒーター32のみを感
光体ユニットに取付けているため、感光体ユニットのコ
ストが低くなり、繰り返し便用する場合のコストは安く
なるメリットかある。
さらに、本実施例では、温度検知センサー30により感
光体表面温度を検知し、感光体表面温度を制御する構成
としているので、より好適に制御できる。
以上に述へたように、本実施例に示す構成によれば実施
例2と同様の効果か得られる。ざらにopc5光体ユニ
ットの加熱ヒーターをなくした構成にすることもでき、
この場合実施例1と同様の効果が得られる。
第10図は本発明の温度制御回路の更に別の実施例を説
明するためのブロック図である。
第9図に示す感光体柱選択スイッチ36の代りに感光体
の種類を識別する感光体柱検知手段35を設けたもので
あり、その他は実施例3と同様である。この感光体柱検
知手段35により検知された識別信号と温度検知センサ
ー30からの信号に基つき自動的に制御回路31にて、
感光体ユニット内の加熱ヒーター32の駆動を制御し、
使用する感光体に合わせて、感光体温度を所定温度に維
持制御している感光体検知手段としては、例えば各々の
感光体に凸部を設はマイクロスイッチで感光体の種類を
識別することかできる。このようにすれは、いちいち感
光体柱選択スイッチ30を選択しなくてもよく、操作性
か向上する。このような構成にすれは第9図に示す実施
例と同様の効果が得られる。
第11図は本発明をドラム型感光体を使用する電子写真
装置に適用した別の一実施例の概略図である。第5図に
示す実施例では感光体ユニット内に加熱ヒーター32を
配設していたが本実施例では感光体の周辺に加熱ヒータ
ー32を配設したものであり、その他は実施例4と同様
である。
即ち、温度検知センサー30と加熱ヒータ32は、感光
体表面近傍に配設されており、感光体柱検知手段35に
より検知された識別信号と温度検知センサー30からの
信号に基づき、自動的に制御回路31にて加熱ヒーター
32の駆動を制御し、使用する感光体に合わせて、感光
体表面温度を所定温度に維持制御している。
このような構成にすれば、感光体ユニットに加熱手段が
全く配設されていないので、感光体ユニットのコストか
大巾に低くなり、感光体を交換し繰り返し使用する場合
のコストが安くなるメリットがある。
また本実施例では、温度検知センサー30により感光体
表面温度を検知し、感光体表面温度を制御する構成とし
ているので実施例3.4と同様により好適に制御できる
ものである。
以上に述へたように、本実施例に示す構成にすれば実施
例4と同様の効果が得られる。
なお上記実施例では、感光体として2種類の感光体を用
いた例を示したが、3種類以上の感光体を用いることも
てきる。また、感光体として−f電性の例を示したが十
帯電性の感光体を用いてもよい。
また、十帯電性と一帯電性の感光体を用いることも可能
である。但し、この場合は、一方を反転現像にするか、
現像器をも交換し、帯電・転写・分離帯電等の極性をも
交換する等の工夫が必要となる。また、感光体としてO
PCとA−5iを例に示したか酸化亜鉛、硫化カドミウ
ム、非晶質セレン等を適宜組み合わせて用いることもで
きる。
[発明の効果] 以上説明したように複数の感光体を交換可能とする感光
体交換手段を備え、各々の感光体の性質に応じて加熱条
件を切り換える加熱条件切換手段を少なくとも1つ以上
設けることにより、一つの電子写真装置で複数の用途に
応じることかできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明をドラム型感光体に適用した1実施例
を示す模式図、第2図は、第1の実施例で用いた有機光
半導体系感光体と非晶質シリコン系感光体の分光感度特
性図、第3図は、ハロゲンランプのスペクトル分布特性
図、第4図は、像露光フィルターの光透過スペクトル分
布特性図、第5図(八)は、加熱手段を備えていない感
光体の実施例を、そして([11は加熱手段か設けられ
ている状態を示す側面図、第6゜7.9.10図は、温
度制御回路のそれぞれ異なる実施例を示すブロック図、
第8図は、制御回路の接続法の1例を示す模式的側面図
、第11図は、加熱手段の配置の別の実施例を示す第1
図と同様な模式的である。 1.1A、IB・・・感光体 30・・・温度検知センサー 32・・・加熱ヒーター(加熱手段) 35・・・感光体柱検知手段 36・・・感光体柱選択スイッチ 他4名 第 ■ 図 第 図 第 図 波長(nm〕 第 図 第 図 (A) CB) 第 6 図 第 図 感光体ユニント レ 」 第 図 第 図 第 0 図 感光イ!買(伍三]ヨー段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 本体に対して交換可能な複数個の感光体と、感光体
    を加熱する加熱手段と、感光体の特性に応じて加熱手段
    を制御する加熱制御手段とを備えて成る電子写真装置。 2 請求項1記載の加熱制御手段は、感光体の特性に応
    じて加熱手段を適宜切り換える加熱条件切換手段を含ん
    でいる電子写真装置。 3 請求項1又は2記載の加熱手段は、感光体に対して
    着脱自在である電子写真装置。
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