JPH0412372A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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Publication number
JPH0412372A
JPH0412372A JP2115045A JP11504590A JPH0412372A JP H0412372 A JPH0412372 A JP H0412372A JP 2115045 A JP2115045 A JP 2115045A JP 11504590 A JP11504590 A JP 11504590A JP H0412372 A JPH0412372 A JP H0412372A
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JP
Japan
Prior art keywords
photoreceptor
photosensitive layer
toner
layer
photoconductive photosensitive
Prior art date
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Pending
Application number
JP2115045A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Anzai
安西 正保
Susumu Saito
進 斉藤
Masao Mitani
正男 三谷
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Koki Holdings Co Ltd
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0412372A publication Critical patent/JPH0412372A/ja
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば通常の電子写真複写機、デジタルカラ
ー複写機、ファクシミリ装置、電子写真複写機とファク
シミリ装置の複合機ならびに端末機器としてのプリンタ
などの電子写真記録装置になっている。しかしこの構造
のものでは、感光体自体が遮光性を持たないたーめ、外
部からの光に対して装置内部を遮蔽しなければならず、
そのために装置の小型化、ならびに低価格化の点で問題
がある。
また、特開昭59−216162号公報には、透明支持
体上に透明導電層と光半導体層と、磁性体からなる電極
を設けた構造が示されている。しかし、このものでは感
光体が特殊な構成となり、感光体の寿命の点ならびに低
価格化の点で問題がある。
さらに、特開昭60−29766号公報に記載されてい
るものは、筒状をした透明導電層の外周面上に第1の光
導電層、遮光絶縁層ならびに第2の光導電層を順次形成
し、第1の光導電層と第2の光導電層の端部を電気的に
接続して感光体ドラムを構成している。そしてこの感光
体ドラムの内側ならびに外側には、前記第1の光感電層
ならびに第2の光導電層にそれぞれ対向するように光源
を設ける。この光源ならびに前記絶縁層は、帯電電位を
第1の光導電層に与えるスイッチの機能を果たしている
しかし二のものにおいては、感光体ドラムの構成ならび
に帯電方法などが複雑になるばかりか、感光体ドラムの
外周面に第2の光導電層が設けられているため、外部か
らの光に対する遮断が実質的にできない。
さらにまた、特開昭63−144382号公報に記載さ
れているものは、感光体フィルムの内側に露光光学系を
配置した構造になっている。しかしこの構造のものでは
、前述した特開昭59−177582号公報に記載され
ているものと同様に、感光体自体が遮光性を持たないた
め、外部からの光に対して装置内部?遮蔽しなければな
らず、そのために装置の小型化、ならびに低価格化の点
で問題がある。
さらに、特開昭61−255365号公報には感光体ド
ラムの内側に発光素子を配した回転体を収納した構造に
なっている。しかし二のものにおいても、感光体ドラム
の遮光については配慮され層に向けて記録信号に対応し
た光を照射し、該光導電感光層に電気的潜像を形成せし
め、前記現像手段によりその電気的潜像にトナーを付着
せしめて感光体上にトナー像を形成して、前記転写手段
により前記被転写部材にトナー像を転写するものにおい
て、 前記光導電感光層の少なくとも外周面に、遮光性材料あ
るいは耐磨耗性材料を存在せしめたことを特徴とするも
のである。
〔作用〕
本発明は前述したように、感光体に設けられる光導電感
光層の少なくとも外周面に遮光性材料あるいは耐磨耗性
材料を存在せしめて、感光体の外周面を遮光したり耐磨
耗性付与することにより、記録装置の簡易化、小型化、
軽量化、低価格化、感光体の長寿命化ならびに装置の信
頼性と保守性の向上が図れる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は第1実施例に係る電子写真複写機の概咄ていな
い。
また、特開平1 102581号公報には、透光性基板
上に透明電極ならびにアモルファスシリコンからなる感
光層を形成した感光体ドラムな使用し、その内側に露光
光源を設けた構造になっている。しかしこのものにおい
ても、感光体ドラムの遮光については配慮されておらず
、実際には動作信頼性の面で問題がある。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、
動作信頼性が高く、小型化が可能な電子写真記録装置を
提供する二とにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明は、エンドレス状をし
た透明基体の外周面上に光導電感光層を設けた感光体を
用い、その感光体の外周面近傍に少なくとも帯電手段、
現像手段ならびに転写手段を設け、前記感光体の内側に
光ヘッドを配置し、被転写部材を供給、搬送する供給、
搬送手段を設けて。
前記光ヘッド↓二より透明基板側から光導電感光構成図
、第2図はその電子写真複写機に用いられる感光体トラ
ムの部分斜視図、第3図は第2図の一点鎖線円内の拡大
断面図、第4図(a)、(b)、(C)、、(d)は感
光体ドラムの各具体例を示す拡大断面図である。
第1図に示すように、プリンタ筐体1内には、筒状をし
た透明基体の外周面上に光導電感光層を形成して作った
(詳細は後述する)eL光体ドラム2が配置されている
。この感光体ドラム2の外側近傍には、感光体トラム2
の外周面に摺接するよう所定方向に回転するクリーニン
グ兼帯電ロール3が設けられている。この帯電ロール3
は、導電性ゴムやプラスチックなどの弾性体で作られ、
感光体ドラム2を一様に帯電するためにスイッチS、を
介して電圧■、1が印加されている。その極性は、例え
ば感光体ドラム2が負極性に帯電する有機光導電体の場
合は負極である。
帯電ロール3には感光体ドラム2と摺接することにより
残留トナー、紙粉や糸状の異物等が付着するが、このう
ち紙粉等の異物は、紙粉除去用のスポンジパッド4にて
取り除かれる。帯電ロール3に付着したトナーはブレー
ド5にてかき落とされ、かき落とされたトナーはトナー
回収フィン7にて現像器9内に戻される。
感光体ドラム2の内側には、回転しない露光用の光ヘッ
ド6が配置されている。回転する感光体ドラム2は前記
帯電ロール3によって一様に帯電された後、前記光ヘッ
ド6にて記録すべき信号にて変調された光が照射されて
電気的潜像を形成する。 この光ヘッド6としては、多
数の発光ダイオード(LED)を並べたLEDアレイヘ
ッド、多数の液晶スイッチ(LC3)を並べたLCSア
レイヘッド、多数のエレクトロレミネッセンス素子(E
LD)を並べたELDアレイヘッドなどを用いることが
できる。これらの光ヘッド6は非常に小型にできるので
、透明基体として直径20〜50mrn程度の小径ドラ
ムであってもその内に納めることが可能である。ここで
LEDアレイヘッドとしては、例えばG a −A s
−AΩからなる高輝度LEDアレイヘッドで、発光波長
720nm、トナー回収フィン7は不要となり、いっそ
うの小型化が可能である。
一方、手差しあるいは給紙カセットから給紙ロール13
.14を通って所定タイミングで送られてきた記録紙1
2は、感光体ドラム2上に形成されているトナー像と接
して、記録紙12にトナー像が転写される。この際、記
録紙12は転写ローラ15にて軽く感光体ドラム2上に
押圧され、かつ転写ローラ15にはスイッチS、を介し
転写電圧V、が印加される。記録紙12は最後に定着ロ
ール16.17にて圧力と熱とが加えられ、トナー像が
記録紙12に定着される。
ここで給紙ロール13は給紙ロール14に対して、転写
ロール15は感光体ドラム2に対して、定着ロール16
は定着ロール17に対して、それぞれ離接可能になって
いる。この離接動作は、給紙ロール13、転写ロール1
5、定着ロール16が一体あるいは個別に行え、そのた
めにジャム紙の排出が容易である。
またこの実施例の場合、記録紙12の搬送路を発光出力
1〜10μW/素子X 3 、520程度のものを用い
るのが好適である。素子光ヘッド6にて電気的潜像を作
る訳けであるが、感光体ドラム2の種類によってはその
光応答特性による遅れのため、露光後一定時間を経て完
全な電気的潜像が形成される場合もある。
現像器9内の現像ロール8にて搬送されたトナーTと感
光体ドラム2の表面とが近接又は接触する際に、トナー
Tが電気的潜像に吸着され、トナー像を形成する。トナ
ーTの電荷の極性は、光ヘッド6にて照射した部分にト
ナーTを付着せしめる所謂、反転現像では、感光体ドラ
ム2の帯電極性と同一である。この実施例の場合は、反
転現像で示されている。
現像ロール8には、現像特性を調整するためのバイアス
電圧V2.V□が印加されている。この例のように直流
電圧v2 に交流電圧V、を重畳したものが好ましい。
現像器9の位置は感光体ドラム2の光応答速度が速いも
のであれば、光ヘッド6で露光した直後の位置に設置で
き、この場合は覆う上カバー18が透明体から構成され
ており。
記録紙12の搬送状態あるいはジャムの状態が装置外か
ら透視できるようになっている。後述するように感光体
ドラム2の外周面には遮光材料が配置されて、感光体の
外側からの光照射によっては実質的に潜像の形成もしく
は消去ができないようになっているため、前述のように
上カバー1aを透明体で構成しても、潜像の形成に悪影
響を及ぼすようなことはない。
感光体ドラム2は、二の転写工程の前後にかけて(転写
中も含む)、電荷消去用ラシプ10にてドラム内面から
一様に光が照射さ九残留電荷が消去される。この消去は
、転写前に行うと、トナーTの記録紙12への転写効率
が良くなる利点がある。二の電荷消去用ランプ10は、
発光ダイオードを1cm程度の間隔をおいて並べたもの
を用いると小型にでき、感光ドラム2内に収納すること
が可能となる。また光ヘッド6として前述のLCSアレ
イを用いるときは、そのLCSアレイに使用している液
晶照明用ランプとこの電荷消去用うンプ10とを兼用す
る二ともできる。またこの電荷消去用ランプ10は、ト
ナー像の記録紙]2への転写効率がよい場合、あるいは
クリーニング兼帯電ロール3でのクリーニング性ならび
に帯電能力が十分ある場合には、省略することも可能で
ある。
上述した転写工程においては、転写ロール15にも若干
のトナーが付着することは免れない。そこで、記録紙1
2がこの転写ロール15を通過する前後で、スイッチS
2 をV4側に倒し、転写ロルのトナーが転写しないよ
うにするとともに、すでに付着したトナーを感光体トラ
ム2側に戻すようにすると、転写ロール15へのトナー
付着に伴う弊害が防止できる。従って、記録紙12が通
過する前後のみならず、転写ロール15をクリーニング
するために、電圧■、を印加して空転する期間を設定す
ることも好ましいことである。
転写後の感光体ドラム2に残留するトナーは、クリーニ
ング兼帯電ロール3で除去される。二の際、クリーニン
グ兼帯電ロール3には、反転現像らである。
以上のように本実施例の構成によれば、クリーニング部
材、帯電部材、現像部材を同一容器槽内に設置できるの
で、装置の小型化、簡易化ができるのみならず、トナー
を扱う部分を同一容器内で処理できるので、トナーの飛
散防止やこれら部材の取り扱いが容易になるなどの利点
咎有している。
しかもその大きさは、感光体ドラムの直径を20〜50
 m mとしても、これら部材を感光体ドラムの外周9
0〜120’以内に設け、その間で透明基体から像露光
を行う二とができる。また感光体ドラムの直径を20〜
50rf11T+とした場合、第1図の構成でプリンタ
を製作すると、A4サイズの記録紙を使用する場合、プ
リンタの寸法を150mmX300mmxlOOmm程
度以内と小型にま°とめることが可能である。
さらに感光体ドラムとして、後述するように耐磨耗性材
料を存在せしめた場合、クリーニング兼帯電ロール3で
摺接するようなときにも、長期間にわたりドラム特性が
低下する二とがない。
法である場合トナーの帯@極性と、帯電ロール3に印加
する電圧■1 とが同極性であるので、1〜ナーが帯電
ロール3に付着する力は弱く脱落しやすいので、帯電ロ
ール3を囲む容器壁11に電圧■、を印加すると、トナ
ーの回収効率を上げることができる。また、コピーをし
ないとき(コピーのための帯電を必要としないとき)に
は、スイッチS、にてトナーTと反対極性の電圧v1□
を印加するとよい。
この実施例では、クリーニング兼帯電ロール3として弾
性体ロールを使用したが、ロールの代わりに導電性ブラ
シを用いる二ともできる。この場合、スポンジパッド4
、ブレード5は設置できないが、実用上大きな支障とは
ならない。ブラシを用いる場合、感光体ドラム2上に残
留するトナーをブラシで除去するまでもなく、かきほぐ
す程度(ならす程度)でも実用上十分である。これは、
像の露光を透明基体側から行うためトナーが妨げになら
ないことや、帯電の際にロールでf@する場合と異なり
、トナーの存在が妨げとならないかさらにまた、感光体
ドラムに後述の如く遮光性材料を存在せしめた場合、外
光からの感光を無視できるので、装置内部や記録紙の搬
送路が透視できる構造にすることが可能である。そのた
めに、ジャムなどの用紙トラブルの解消、遮光構造の簡
素化、ならびに保守、調整などの動作確認などができる
のみならず、感光体ドラム表面に形成されたトナー像を
直接目視による確認ができたうえで、記録紙に転写する
構成にすることも可能である。
このような構成をとることにより、プリント時の動作確
認が容易となり、信頼をもって使用できる。
このように感光体ドラムに耐磨耗性材料や遮光性材料を
含有せしめ得るのは、像露光を感光体基体側から行なう
ので、解像度低下、感度低下をきたさないためである。
感光体トラム2は、第2図ならびに第3図に示すように
、筒状をした透明基体18の外周面上に透明導電M19
を設け、さらにその上に光導電感光N20が形成されて
いる。
前記透明基体18としては、例えば透明ガラス、あるい
はポリカーボネートエポキシ樹脂、ポリメチルメタクリ
レート、ポリメチルペンテンなどの透明樹脂が使用され
る。
前記透明導電層19としては、透明基体18が透明ガラ
スである場合には、酸化スズ、酸化インジウム、ヨウ化
銅などが使用される。
前記光導電感光層20としては、各種の有機光導電体ま
たは無機光導電体が使用される。有機光導電体では、後
述するように電荷発生層と電荷搬送層が分離している所
謂二層型感光層が、耐剛性や遮光性機能を持たせる場合
に好都合である、前記無機光導電体では、アモルファス
シリコンがガラスの熱膨張係数とほぼ同じであり、膜の
形成条件が緩和できて好適である。
透明基体18の電気抵抗値が10”0cm以下の場合は
必ずしも透明導電層19は必要としないが、透明基体1
8が電気絶縁体の場合には透明導電層19を設け、しか
もこの透明導電層19と外部の電気回路と接続ないしは
接地できるようにしなければならない。そのため第3図
に示すように、電荷発生[22と、その上に形成された
電荷搬送層23の2層の有機光導電体から構成すること
ができる。この電荷搬送/[23には、遮光性材料また
は(ならびに)耐磨耗性材料24が均一に混合、分散さ
れている。前記電荷搬送層23の厚さは、5〜50μm
が適当である。
同図(b)の場合、光導電感光N20の上に遮光性材料
、耐磨耗性材料、耐磨耗性を有する遮光性材料あるいは
遮光性材料と耐磨耗性材料との混合物からなる薄膜25
が形成されている。
同図(c)の場合、前記同図(b)の場合と相違する点
は、光導電感光N20を加熱するための電源Vゎとスイ
ッチSとを設けた点である、後述のような各プロセスを
用いて作像する際に感光体が露結して、像流れ現像が生
じたり、感光体が水分やコロナ生成物の影響により像流
れ現像が生じたりすることがある。
このコロナ生成物の影響について説明すれば、コロナ放
電にともない、空気中の分子がイオン化し、NOxやo
3 を発生する。感光体ドラム2が光導電感光[20は
透明導電層19の全面を覆っておらず、透明導電[19
の端部が光導電感光層20から露呈している。そして図
に示すように、光導電感光層2oの端部から透明導電層
19の露呈部分ならびに透明基体18の端面にかけて導
電層21が形成されている。この導電層21は、例えば
塗布、蒸着、スパッタリング、圧着、接着などの適宜な
手段によって形成される。二の渾@層21として、例え
ばカーボン粒子を多量に含有した黒色塗料を用いて形成
された遮光性を有する感電[21は、外部からの光をよ
り確実に遮断するため好適である。
第4図を用いて、感光体トラム2の具体的な構成につい
て説明する。
同図(a)の場合、透明基体18上に透明導電層19が
形成され、さらにその上に光導電感光層20が設けられ
ている。必要に応じて透明導電層19と光導電感光層2
0の間に、ブロッキングあるいは接着の役目をする中間
層を設ける。
そしてこの光導電感光層20の具体例としては、これら
物質に暴露されると、これら物質は化学的に活性である
から感光体ドラム2を酸化するか、または酸化に至らな
くても、NOxが水分と結合し酸の形で感光体ドラム2
に付着する。このような二とから感光体ドラム2が水分
を吸着しやすくなり、電気抵抗値が低下し、特に高湿下
での作像が困難となる。
これを防止するために、同図(c)に示すように、透明
導電性Ji19にスイッチSを介して電流を流し、感光
体層2oを加熱することにより前述のような弊害が解消
される。透明基体18は金属基体にくらべ熱容量が小さ
いので光導電感光層20を速やかに効率良く加熱できる
この第4図(b)、(C)の具体例において。
薄膜25のF;4厚は、0.1〜5μmが適当である。
同図(cl)の場合、光導電感光層20中における遮光
性材料あるいは(ならびに)耐磨耗性材料24の分布状
態が、光導電感光層20の内側から外周面に行くにした
がって徐々に増えるように不均一に分布している。
前記遮光性材料としては、例えば酸化亜鉛、酸化チタン
、マグネタイト、カーボンブランクなどの無機化合物の
微粒子(前記マグネタイト、カーボンブラックなどは顔
料として使用されている)、あるいはニグロシン、スピ
リットブラックなどの染料、または顔料や染料で着色さ
れた樹脂の微粒子などが使用される。
前記耐磨耗性材料としては、例えば酸化ケイ素。
酸化アルミニウム、酸化チタン、硫化カドミウム、マグ
ネタイト、カーボンブラック、ガラスなどの無機化合物
の微粒子、あるいはポリテトラフルオロエチレン、ポリ
イミド、超高分子量ポリエチレン、ポリアミドなどの有
機化合物の微粒子が使用される。
特に前述の材料において、酸化亜鉛、酸化チタン、マグ
ネタイト、カーボンブラックあるいはニグロシン、スピ
リットブラックなどは、耐磨耗性を有する遮光性材料で
あり、両方の性質を備えているため賞月できる。
これら遮光性材料あるいは(および)i@磨耗性0シア
ニン50重量部を有機溶剤に溶かし、デイツプ法にて前
記透明導電層19上に塗布し、120℃で30分間乾燥
して、厚さ約0.5μmの電荷発生層22を形成した。
前述のチタニルフタロシアニンの他に銅フタロシアニン
、無金属フタロシアニン、マグネシウムフタロシアニン
、アズレニウム塩、スクアリウム塩などを用いることも
できる。
次にポリカーボネート樹脂48重量部、カーボンブラッ
ク7重量部、ヒドラゾン45重量部を有機溶剤に溶かし
、デイツプ法にて前記電荷発生層22上に塗布し、12
0℃で90分間乾燥して、厚さ約20μmの電荷搬送層
23を形成し、2層型の感光体ドラム2を製作した。
この感光体ドラム2は外周面からの光によっては殆ど感
光せず、耐磨耗寿命はカーボンブラックを含まない場合
の約2.5倍であった。
カーボンブラックの代わりにマグネタイトを使用した場
合、その添加量は20重量部まで増加できた。またシリ
カ(Sin、)、アルミナ(材料の添加率は、これらの
材料および母材となる電荷搬送材の性質によっても異る
が3〜・50重i%の範囲が適当である。なお、カーボ
ンブラックのように導電性微粒子の場合、15重量%程
度までがよく、アルミナ、マグネタイトのように電気抵
抗値の高いものは50重量%程度まで添加することがで
きる。これらの添加率は、感光層の外周面側から露光す
る場合(従来の一般的な方法)に混入する場合に許され
る量に比して極めて多く、約2〜10倍にまでおよぶこ
とができる。
つぎに感光体ドラムの具体的な製法について説明する。
厚さ1.5mm、直径30mm、長さ230mInのソ
ーダガラス管を用いてA4サイズ記録用の感光体ドラム
を製作した。ガラス管の端部は、切断後、加熱処理もし
くは研磨加工により丸味を付けた。二のガラス管(透明
基体18)の上に厚さ約0.1μm、表面抵抗約値が1
0’ Ωの酸化スズ膜を形成して、透明導電N19とし
た。
次にシリコーン樹脂50重量部、チタニルフタA11.
○、)をカーボンブラックの代わりに添加したものは、
20〜30重量部まで混入でき、耐磨耗寿命は約5倍向
上した。遮光効果は20%前後であったが、感光体ドラ
ムの外周面から像露光しても光が散乱して像形成は困難
であり、感光体ドラムの内側からのみしか良好な像は形
成されなかった。特にマグネタイト7重量部、アルミナ
5重量部、ポリカーボネイト40重量部、ヒドラゾン3
8重量部のものは遮光性、耐磨耗性とも良好であった。
前記ヒドラゾンの代わりに、オキサジアゾール、ピラゾ
リン、1〜リアリールアミンなどが使用できる。また前
記ポリカーボネイトの代わりにポリエステル、スチレン
アクリルなどを使用しても同様の効果を得ることができ
る。
上述の感光体は帯電−像露光一現像一消去一転写一クリ
ーニング、帯電−像露光−現像−転写−消去−クリーニ
ング、帯電−像露光一現像一消去同時転写一クリーニン
グ、帯電−像露光一消去一転写一消去一クリーニング、
帯電−像露光一消去消去同時転写−消去などの作像プロ
セス、およびIF電同時像露光−現像、クリーニング同
時帯電−像露光−現像、帯電−像露光同時現像、帯電−
像露光−クリーニング−現像、帯電−像露光−クリーニ
ング同時現像、帯電−クリーニング同時像露光同時現像
、帯電−クリーニング−像露光同時現像、IF電−クリ
ーニング−像露光、クリーニング同時帯電同時像露光−
現像、クリーニング同時帯電同時像露光同時現像、帯電
−現像一像露光一クリーニング、帯電同時現像−像露光
−クリーニング、帯電同時現像同時像露光−クリーニン
グ工程を含む作像プロセスのいづれにも用いる二とがで
きる。
さらに本感光体ドラムでは、基体側から像露光を行うの
で上述した特徴の他、作像工程中に感光体表面にトナー
が若干残留したリウィルミングしても大きな支障となら
ない。そのために、クリーニング装置を簡易化できる。
第5図は、記録装置の第2実施例を示すで概略構成図で
ある。プリンタ筐体1内には、記録紙2紙27にトナー
像が転写される。転写後、感光体ドラム2上に残留する
トナーはクリーナブラシ35にて除去され、感光体ドラ
ム2は次の作像工程に供される。このクリーニング工程
では、従来のように残留1〜ナーを大部分除去しても良
いが、クリーナブラシ35で、かきならす程度でも良い
この場合、ブラシとしては電気抵抗値が104〜10”
  00mの導電性ブラシに、トナーと同極性の電圧1
00〜500V&印加するとよい。このようにすると、
次の現像工程で現像器9に回収さhやすく、次回の記録
に対しても像が残る二とがない。
記録紙27に転写されたトナーはフラッシュランプ31
からの光を吸収し、溶融して記録紙27に定着される。
フラッシュランプ31が汚れないように、透明カバー3
2を設けることが望ましい。
このようにして定着工程を経た後に、記録紙27は排紙
ローラ33.34によりプリンタ筐体1外に排出さ九る
第6図は、記録装置の第3実施例を示すで概略7を収納
したカセット26がセットされ、最上位の記a紙27は
ピックアップロール28に圧接されている。この記録紙
27とピックアップロール28の圧接は、ピックアップ
ロール28を記録紙27側に押圧するか、あるいはカセ
ット26の底板を回動可能にして、バネ部材などにより
この底板を押圧することにより、最上位の記録紙27を
ピックアップロール28に圧接する。
制御部からの給紙指令に基づきピックアップロール28
が約半回転し、最上位の記録紙27を1枚カセット26
から引き出す。その後ピックアップロール28はカセッ
ト26内の記録紙束への抑圧を解除するために上方に退
避しつつ、一方でピックアップロール28は矢印方向に
回転され、その結果記録紙27を感光体ドラム2に向け
て搬送する。なお、29はガイド板である。
感光体ドラム2は帯電器64で一様に帯電され、続いて
感光体ドラム2の内側から光ヘッド6にて像露光される
。その後、現像器9にて現像し、消去ランプ10、転写
ロール3oの作用の下で記録オπ成図である。
記録装置の概略構成は前記第1図で説明した記録装置と
ほぼ同じであるが、静電潜像の形成から現像にかけての
工程が異なる。
すなわち、前回のコピープロセスでの転写工程を終えた
後、感光体ドラム2はスポンジパッド4で紙粉などの異
物が除去され、次に光ヘッド6により像露光されながら
、帯電・現像ロール36にて静電潜像の形成と現像とが
同時に行われる。続いてかぶり除去ロール37により、
過剰に付着したトナーT、ならびに前回のコピープロセ
スでの残留トナーなどが除去さぁ、正常な顕像が得られ
る。従って二のかぶり除去ロール37には、前記帯電・
現像ロール36に印加する現像バイアス電圧v7 とは
反対極性(トナーTの帯gL極性と反対極性)のバイア
ス電圧■8 が印加される。
この記録装置のコピープロセスでは、光ヘッド6で像露
光された部分に、露光と同時に現像バイアス電圧v7 
とは反対極性の電荷を誘起させ、この電荷像に■7 と
同極性のトナーTを付着せしめる。そのため、トナーT
としては電気抵抗値が低いもの(103〜107Ωcm
程度)を用いると、高濃度画像が得られる。また感光体
としては、アモルファスシリコンなどのように光の応答
性がよく、電子および正孔とも走行できるものが好まし
い。
なお第6図において、■、は転写用バイアス電圧、38
は紙粉などの異物や飛散トナーを収容するための容器で
ある。
第7図は、本発明の第4実施例に係るファクシミリ装置
の概略構成図である。
同図に示すように、送信すべき書画原稿55を送紙ロー
ル56.59によってランプ57で照明しながら送る8
そして原稿面を読取ラインセンサ58で光学的に読み取
り、読取信号60は送受信信号処理プロセッサ61で処
理され、伝送線62を介して相手方のファクシミリ装置
に送信される。
一方、伝送線62を通して送られてきた受信信号は、送
受信信号処理プロセッサ61で処理され、記録信号63
として光ヘッド6に供給され、これも、本発明であれば
配慮する必要がなく装置設計の自由度が大きい。
なお、このファクシミリ装置は、読取信号6゜をそのま
ま光ヘッド6へ供給することにより、デジタル複写機と
して使用できる。
第8図は、本発明の第5実施例に係るデジタルカラー複
写機の概略構成図である。
複写すべきカラー画像64を照明ランプ65で照射し、
その光像をレンズ66を通してカラーセンサ67にて結
像する。そしてカラーセンサ67での読み取り(=号を
、少なくとも一画面分のメモリをもつカラー画像プロセ
ッサ68に送って画像処理し1色分解および色補正した
各色の記録信号を、色トナー像の形成順序に応じて順次
光ヘッド6に送る。
一方、カラー像を記録する部分では、感光体ドラム2は
コロナ帯電器64で一様に帯電され、光ヘッド6にて第
1色目例えばブラック色現像に対する像露光が行われ、
ブラック色現像器7oにて静@潜像の現像がなされる。
感光体ドラム2は回を感光体ドラム2上にトナー像とし
て記録する。
カセット2Gから記録紙27をピックアップロール28
で送り出し、感光体ドラム2側へ送給する。クリーニン
グ兼帯電ロール3、感光体ドラム2、光ヘッド6ならび
に現像ロール8によって感光体ドラム2上に形成された
トナー像を、転写ロール15により記録紙27上に転写
した後、定着ロール16.17にて定着し、受信画像を
得る。
このように送受信一体型のファクシミリ装置では、小型
、低コストが要求されるが、本発明のように前記感光体
トラム2を遮光性材料を含有した光導電感光層を使用す
れば、外光や照明ランプ57の光の遮断を考慮に入れず
に設計できるので、前述の要求に最適である。
また、定着装置として第5図の実施例で説明したフラッ
シュランプを使用すれば、不定期的に送られてくる書画
の受信に際し、定着ロールのように余熱しておく必要が
なく、信号の受信と同時に記録、定着ができる方式をと
る二とが可能である。
その際、フラッシュランプからの漏れ光に対して4゜ 転に伴い、消去用ランプ10にて残留電荷が消去され、
続いて第2回目の帯電がコロナ帯電器64にて行われる
。これまでの間、マゼンダ色現像器71、シアン色現像
器72、イエロー色現像器73は動作せず、感光体ドラ
ム2はマゼンダ、シアン、イエローの色トナーが付着し
ない。またカセット26内の記録紙27も給紙せず、転
写器74、クリーナブラシ35も動作しないで、クリー
ナブラシ35は感光体トラム2と接触しないように待避
している。
第2回目の帯電後、第1色目の作像と同様の工程で順次
マゼンダ、シアル、イエローの色トナー像が併置あるい
は重なって形成される。
二のようにして全ての色トナー像で現像した後、その色
トナー像を転写器74の作用で記録紙27に転写し、最
終的に定着ロール17で定着してカラー像が得られる。
感光体ドラム2はその後、クリーナブラシ35によって
クリーニングされる。
二のようにしてカラー像が得らjるが、各色の現像にお
いて、第2色目以降は非接触現像である方が望ましい。
かかるデジタルカラー複写機では、透明基板を用いてそ
れの内側から露光しているため、前色までのトナー像が
以降の像露光の妨げとならず、また各色毎に転写する必
要がないので、各色トナ像の位置すれかなく鮮明なカラ
ー画像を得ることができる。
さらに遮光材料を含有した感光体ドラム2を用いること
により、原稿面を読み取る照明ランプの漏れ光や外光か
らの遮断が容易かつ確実に行え2゜また、感光体ドラム
2上に形成された前色のトナー像の量を光学センサ69
で検出しながらコピー像の色調を制御したい場合、光学
センサ69の設置場所は制限される二となく、図に示す
ごとく帯電後の位置でもよく、トナーや紙粉などの飛散
が少ない場所に設置でき、そのために長期間にわたって
正確でかつ安定な検出ができる。
また、遮光性材料としてTi○、ZnOなどの白色顔料
を使用すると、感光体ドラム2上に形成されたカラート
ナー像を目視できるようにして、ならびに交流バイアス
電圧78を印加した現像ロール76で、前作像工程での
残留トナーの除去と現像とを同時に行って、感光体ドラ
ム2上にカラートナー像が形成される。
遮光性材料を含有した感光体ドラム2が使用されるから
、消去用ランプ10などからの漏れ光や外光を遮断する
必要がない。そのため各感光体ドラム2を接近して設け
る二とができ、しかも感光体ドラム2の周囲には図に示
すように転写器74と現像ロール76だけであるから、
感光体ドラム2の直径を20〜50 m mとすると極
めて小型のカラープリンタが実現できる。
この実施例では転写ベルト79に一旦各色のトナー像を
転写する構成のものについて説明したが。
記録紙を転写ベルトに吸着して転写したり、直接記録紙
を各色の感光体ドラム上で走行させたりすることもでき
る。二のカラープリンタを単色から3色までプリントで
きるようにするには、最も頻繁にプリントする色の順に
例えば黒色が多い場合には黒色を最後にし、用紙への転
写部に近くするその像の形成状態を確認した上で記録紙
27に転写する構成をとることも可能となる。このよう
な遮光性や光学センサ69の設置に関する特徴は、1色
毎に転写するワンドラムカラー記録装置、単色複写機な
どにも適用することができる。
第9図は、本発明の第6実施例に係るダンデム型カラー
プリンタの概略構成図である。
マゼンダ色作像部75、シアン色作像部80、イエロー
色作像部90、ブラック色作像部91の各色作像部で作
られた色トナー像を順次転写ベルト79に転写器74な
どの作用で転写し、これを記録紙27に転写用バイアス
電圧92を印加した転写ロール15で一度に転写し、最
後に定着ロール17で定着するようになっている。転写
ベルト79はクリーニングブラシ35でクリーニングさ
れ、再び次の転写に備えられる。
図に示すように各色作像部例えばマゼンダ色作像部75
には、感光体ドラム2内に光ヘッド2ならびに消去用ラ
ンプ10が収納されている。光ヘッド2で像露光と同時
に、直流バイアス電圧77と、時間遅れがなく、高速に
プリントできる。またその際不要な色の作像部(感光体
ドラム)は転写ベルト79と接触しないように退避でき
る構造にしておくことが、異色トナーの混入、感光体ド
ラムの磨耗を防止する上で好ましい。
第10図は、前記各実施例で使用される感光体ドラム2
の周囲の断面図である。
感光体ドラム2は、両端部が不透明材料からなるフラン
ジ39.40によって支持されている。
感光体ドラム2内には光ヘッド6ならびに電荷消去用ラ
ンプ]Oが収納されており、これら光ヘッド6と電荷消
去用ランプ1oは固定板39.40に固定さ九ている。
この固定板39.40の内周部、すなわち感光体ドラム
2の回転中心と同軸上にはパイプ95が連結されている
。一方、前記フランジ39.40の内周部はベアリング
96.96を介して前記パイプ95に支持されており、
フランジ39の外周部は歯車となっており、ドライブギ
ア41と噛合っている。したがって感光体ドラム2はド
ライブギア41によって所定の速度で回転するが、前記
光ヘッド6ならびに電荷消去用ランプ10は固定してい
る。なお、感光体ドラム2の交換を考慮して、感光体ド
ラム2はフランジ40と一体に結合されているが、フラ
ンジ39に対してはめ込み式になっている。また取付補
助板46は、パイプ95などの装置本体に対して着脱可
能になっている。したがってこの取付補助板46を外し
、感光体ドラム2とフランジ40とを引く抜けば、感光
体ドラム2の交換ができるようになっている。
図面に向かって左側のパイプ95には、信号線52を収
納した管体97が挿入されており、二の信号線52は光
ヘッド6ど電荷消去用ランプ10に接鯖されている。
感光体トラム2内の温度上昇を抑制するため、感光体ド
ラム2内は矢印53あるいは54で示すように吸引ある
いは送風できる構造になっている。
この感光体ドラム2内の温度上昇は、光ヘッド6の回路
部6aあるいはランプ10からの熱の放散によって起こ
り、特に前記回路部6aからの発熱本発明は前述のよう
に、透明基体を用いた感光体の内側に光ヘッドを収納し
、二の感光体の周囲の一部に現像手段や転写手段などを
集約して配置することができる。また光導電感光層の少
なくとも外周部に遮光性材料あるいは耐磨耗性材料を存
在せしめる二とにより、外光や装置内部にある発光源か
ら遮光する構造を特別に設ける必要がなく、しかも遮光
効果が確実であり、また感光体の耐剛性を向上すること
ができる。
このようなことから、記録装置の構造の簡易化、/h型
化、軽旦化、低価格化を図り、装置の信頼性、保守性な
らびに后、光体の長寿命化が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の記録装置の第1実施例に係る電子写
真記録装置の概略構成図、 第2図は、その電子写真記録装置に用いられる感光体の
部分斜視図、 第3図は、第2図の一点鎖線円内の拡大断面図、第4図
(a) 、  (b) 、  (c) 、  (d)は
、感光体の各具体例に係る拡大断面図、 が大であるため、本実施例では空気がよく流通するパイ
プ95のほぼ中心線(−点鎖線で表示)上に回路部6a
が配置されている。 なお、外光がパイプ95を通して感光体ドラム2に達し
て、静電潜像の形成を妨げたり、光劣化の原因にならな
いようにするため、パイプ95内には遮光板48.49
.50.51が互いにパイプ95の中心線を越えるよう
に設けられている。 本発明の実施例では感光体ドラムに形成する静電潜像と
しては電荷パターンの場合について説明したが1本発明
はこれに限定されるものではなく、像露光により導電パ
ターンを形成し、二2Lをトナーで現像する電子写真記
録装置にも本発明を適応する二とができる。 前記実施例ではガラス管あるいはプラスチックス筒体を
透明基体として用いたが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、例えば透明でフレキシブルなプラスチック
スフィルムを透明基体として用いることも可能である。 〔発明の効果〕 第5図は、記録装置の第2実施例を示すで概略構成図、 第6図は、記録装置の第3実施例を示すで概略構成図、 第7図は、本発明の第4実施例に係るファクシミリ装置
の概略構成図、 第8図は、本発明の第5実施例に係るデジタルカラー複
写機の概略構成図、 第9図は、本発明の第6実施例に係るタンデム型カラー
プリンタの概略構成図、 第1○図は、前記各実施例で使用される感光体ドラムの
周囲の断面図である。 2・・・・・感光体ドラム、3 ・・帯電ロール、6光
ヘツド、6a・・・回路部、8・・・・現像ロール、9
・・・・・・現像器、10・・・・電荷消去用ランプ、
12・・記録紙、13.14・・・・・給紙ロール、1
5・転写ロール、18・・・・透明基体、19 ・透明
導電層、20  光導電感光層、21 導電層、22 
・電荷発生層、23・ 電荷搬送層、24・・・・・・
遮光性材料または耐磨耗性材料、25・・・・・薄膜、
26・・・・カセット、27・・・・記録紙、28ピツ
クアツプロール、39.40・・・フランジ、48.4
9.50.51・・・・遮光板、53・・ 吸引、54
・・・・送風、95・・・・・パイプ。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンドレス状をした透明基体の外周面上に光導電
    感光層を設けた感光体を用い、その感光体の外周面近傍
    に少なくとも現像手段ならびに転写手段を設け、前記感
    光体の内側に光ヘッドを配置し、被転写部材を供給、搬
    送する供給、搬送手段を設け、 前記光ヘッドにより透明基板側から光導電感光層に向け
    て記録信号に対応した光を照射し、該光導電感光層に電
    気的潜像を形成せしめ、前記現像手段によりその電気的
    潜像にトナーを付着せしめて感光体上にトナー像を形成
    して、前記転写手段により前記被転写部材にトナー像を
    転写するものにおいて、 前記光導電感光層の少なくとも外周面に、遮光性材料を
    存在せしめたことを特徴とする電子写真記録装置。
  2. (2)請求項(1)記載において、前記遮光性材料が耐
    磨耗性を有していることを特徴とする電子写真記録装置
  3. (3)エンドレス状をした透明基体の外周面上に光導電
    感光層を設けた感光体を用い、その感光体の外周面近傍
    に少なくとも現像手段ならびに転写手段を設け、前記感
    光体の内側に光ヘッドを配置し、被転写部材を供給、搬
    送する供給、搬送手段を設け、 前記光ヘッドにより透明基板側から光導電感光層に向け
    て記録信号に対応した光を照射し、該光導電感光層に電
    気的潜像を形成せしめ、前記現像手段によりその電気的
    潜像にトナーを付着せしめて感光体上にトナー像を形成
    して、前記転写手段により前記被転写部材にトナー像を
    転写するものにおいて、 前記光導電感光層の少なくとも外周面に、耐磨耗性材料
    を存在せしめたことを特徴とする電子写真記録装置。
  4. (4)請求項(1)または請求項(3)記載において、
    前記感光体の外側からの光照射によっては実質的に潜像
    の形成もしくは消去ができないことを特徴とする電子写
    真記録装置。
  5. (5)請求項(1)または請求項(3)記載において、
    前記遮光性材料または耐磨耗性材料が前記光導電感光層
    中にその層の厚さ方向に均一もしくは不均一に混在して
    いることを特徴とする電子写真記録装置。
  6. (6)請求項(1)または請求項(3)記載において、
    前記遮光性材料または耐磨耗性材料の薄膜が前記光導電
    感光層上に形成されていることを特徴とする電子写真記
    録装置。
  7. (7)請求項(1)または請求項(3)記載において、
    前記光導電感光層が、透明基体側に設けられた電荷発生
    層と、その電荷発生層上に形成された電荷搬送層とを有
    し、前記電荷発生層には前記遮光性材料または耐磨耗性
    材料を存在せしめないことを特徴とする電子写真記録装
    置。
  8. (8)請求項(1)または請求項(3)記載において、
    前記感光体上に形成したトナー像を被転写部材上に転写
    して最終像を得る過程での被転写部材の搬送路の少なく
    とも一部が、筐体外部から透視できるように構成されて
    いることを特徴とする電子写真記録装置。
  9. (9)請求項(1)または請求項(3)記載において、
    前記遮光性材料または耐磨耗性材料が、酸化ケイ素、酸
    化アルミニウム、酸化チタン、硫化カドミウム、マグネ
    タイトカーボンブラック、ガラス、ポリテトラフルオロ
    エチレン、ポリイミド、超高分子量ポリエチレン、ポリ
    アミド、ポリアセタールのグループから選択された少な
    くとも1種の材料であることを特徴とする電子写真記録
    装置。
  10. (10)エンドレス状をした透明基体の外周面上に光導
    電感光層を設けた感光体を用い、その感光体の外周面近
    傍に少なくとも現像手段ならびに転写手段を設け、前記
    感光体の内側に光ヘッドを配置し、被転写部材を供給、
    搬送する供給、搬送手段を設け、 前記光ヘッドにより透明基板側から光導電感光層に向け
    て記録信号に対応した光を照射し、該光導電感光層に電
    気的潜像を形成せしめ、前記現像手段によりその電気的
    潜像にトナーを付着せしめて感光体上にトナー像を形成
    して、前記転写手段により前記被転写部材にトナー像を
    転写するものにおいて、 前記光導電感光層の少なくとも外周面に遮光性材料を存
    在せしめ、 前記感光体の両端開口部を遮光性部材で閉塞したことを
    特徴とする電子写真記録装置。
  11. (11)請求項(10)記載において、前記感光体の中
    空部が通気可能になつていることを特徴とする電子写真
    記録装置。
  12. (12)請求項(10)記載において、前記感光体の回
    転中心と同軸上に前記遮光性部材を貫通して感光体の中
    空部と連通するパイプが設けられ、そのパイプの内側に
    感光体の中空部の通気が可能なように遮光板が設けられ
    ていることを特徴とする電子写真記録装置。
  13. (13)エンドレス状をした透明基体の外周面上に光導
    電感光層を設け、その光導電感光層の少なくとも外周面
    に遮光性材料を存在せしめた感光体を用い、 その感光体の外周面近傍に少なくとも現像手段ならびに
    転写手段を設け、前記感光体の内側に光ヘッドを配置し
    、被転写部材を供給、搬送する供給、搬送手段を設け、 前記帯電手段により一様に帯電した感光体の透明基体側
    から光導電感光層に向けて光ヘッドにより記録信号に対
    応した光を照射して、その光導電感光層に電気的潜像を
    形成せしめ、 前記現像手段により、その電気的潜像にトナーを付着せ
    しめて感光体上にトナー像を形成して、前記転写手段に
    より、前記被転写部材にトナー像を転写することを特徴
    とする電子写真記録方法。
  14. (14)エンドレス上をした透明基体の外周面上に透明
    導電層を設け、その透明導電層上に光導電感光層を形成
    し、その光導電感光層の少なくとも外周面に遮光性材料
    を存在せしめたことを特徴とする電子写真記録用感光体
  15. (15)請求項(14)記載において、前記光導電感光
    層が透明導電層側に設けられた電荷発生層と、その電荷
    発生層上に形成された電荷搬送層とを有し、前記電荷発
    生層には前記遮光性材料が存在しないことを特徴とする
    電子写真記録用感光体。
  16. (16)エンドレス状をした透明基体の外周面上に透明
    導電層を設け、その透明導電層上に光導電感光層を形成
    し、その光導電感光層の少なくとも外周面に耐磨耗性材
    料を存在せしめたことを特徴とする電子写真記録用感光
    体。
  17. (17)請求項(16)記載において、前記光導電感光
    層が透明導電層側に設けられた電荷発生層と、その電荷
    発生層上に形成された電荷搬送層とを有し、前記電荷発
    生層には前記耐磨耗性材料が存在しないことを特徴とす
    る電子写真記録用感光体。
  18. (18)エンドレス状をした透明基体の外周面上に光導
    電感光層を設けた感光体を用い、その感光体の外周面近
    傍に少なくとも帯電手段、現像手段ならびに転写手段を
    設け、前記感光体の内側に光ヘッドを配置し、被転写部
    材を供給、搬送する供給、搬送手段を設け、 前記光ヘッドにより透明体板側から光導電感光層に向け
    て記録信号に対応した光を照射し、該光導電感光層に電
    気的潜像を形成せしめ、前記現像手段によりその電気的
    潜像にトナーを付着せしめて感光体上にトナー像を形成
    して、前記転写手段により前記被転写部材にトナー像を
    転写するものにおいて、 前記感光体上に残留するトナーを除去する手段、前記帯
    電手段ならびに現像手段を同一槽内に設け、帯電手段と
    現像手段を含む両者間で前記光ヘッドにより像露光する
    とともに、 前記トナー除去手段で回収した残留トナーを再使用する
    構成になつていることを特徴とする電子写真記録装置。
  19. (19)エンドレス状をした透明基体の外周面上に光導
    電感光層を設けた感光体を用い、その感光体の外周面近
    傍に少なくとも帯電手段、現像手段ならびに転写手段を
    設け、前記感光体の内側に光ヘッドを配置し、被転写部
    材を供給、搬送する供給、搬送手段を設け、 前記光ヘッドにより透明基体側から光導電感光層に向け
    て記録信号に対応した光を照射し、該光導電感光層に電
    気的潜像を形成せしめ、前記現像手段によりその電気的
    潜像にトナーを付着せしめて感光体上にトナー像を形成
    して、前記転写手段により前記被転写部材にトナー像を
    転写するものにおいて、 前記感光体上に残留するトナーを除去する手段もしくは
    かき均し手段を有し、感光体の帯電と同時または帯電後
    に前記光へツドにより像露光を行い、続いて前記現像手
    段により感光体体上の潜像を顕像化する構成になつてい
    ることを特徴とする電子写真記録装置。
  20. (20)請求項(19)記載において、前記トナー除去
    手段ならびに帯電手段が同一の導電性を有するロールか
    らなり、帯電と同時または帯電後に像露光を行い、続い
    て現像する構成になつていることを特徴とする電子写真
    記録装置。
  21. (21)エンドレス状をした透明基体の外周面上に光導
    電感光層を設けた感光体を用い、その感光体の外周面近
    傍に少なくとも帯電手段、現像手段ならびに転写手段を
    設け、前記感光体の内側に光ヘッドを配置し、被転写部
    材を供給、搬送する供給、搬送手段を設け、 前記光ヘッドにより透明基体側から光導電感光層に向け
    て記録信号に対応した光を照射し、該光導電感光層に電
    気的潜像を形成せしめ、前記現像手段によりその電気的
    潜像にトナーを付着せしめて感光体上にトナー像を形成
    して、前記転写手段により前記被転写部材にトナー像を
    転写するものにおいて、 前記感光体上に残留するトナーを除去する手段、前記帯
    電手段ならびに現像手段とが同一ロールからなり、その
    ロールで搬送されたトナーと感光体とを接触または近接
    せしめ、この部分で前記光ヘッドによつて像露光を行う
    と同時に、そのロールにバイアス電圧を印加することを
    特徴とする電子写真記録装置。
  22. (22)エンドレス状をした透明基体の外周面上に光導
    電感光層を設けた感光体を用い、その感光体の外周面近
    傍に少なくとも帯電手段、現像手段ならびに転写手段を
    設け、前記感光体の内側に光ヘッドを配置し、被転写部
    材を供給、搬送する供給、搬送手段を設け、 前記光ヘッドにより透明基板側から光導電感光層に向け
    て記録信号に対応した光を照射し、該光導電感光層に電
    気的潜像を形成せしめ、前記現像手段によりその電気的
    潜像にトナーを付着せしめて感光体上にトナー像を形成
    して、前記転写手段により前記被転写部材にトナー像を
    転写するものにおいて、 前記透明基体と光導電感光層の間に透明導電層設け、そ
    の透明導電層に電流を流して光導電感光層を加熱するよ
    うに構成されていることを特徴とする電子写真記録装置
  23. (23)エンドレス状をした透明基体の外周面上に光導
    電感光層を設けた感光体を用い、その感光体の外周面近
    傍に少なくとも帯電手段、現像手段ならびに転写手段を
    設け、前記感光体の内側に光ヘッドを配置し、被転写部
    材を供給、搬送する供給、搬送手段を設け、 前記光ヘッドにより透明基板側から光導電感光層に向け
    て記録信号に対応した光を照射し、該光導電感光層に電
    気的潜像を形成せしめ、前記現像手段によりその電気的
    潜像にトナーを付着せしめて感光体上にトナー像を形成
    して、前記転写手段により前記被転写部材にトナー像を
    転写するものにおいて、 前記感光体の上方に被転写部材の搬送経路を設け、被転
    写部材が搬送経路上で詰まつた際に被転写部材が取り出
    せる構成になつていることを特徴とする電子写真記録装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06202412A (ja) * 1992-12-26 1994-07-22 Canon Inc 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06202412A (ja) * 1992-12-26 1994-07-22 Canon Inc 画像形成装置

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