JPH03206475A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH03206475A
JPH03206475A JP2001069A JP106990A JPH03206475A JP H03206475 A JPH03206475 A JP H03206475A JP 2001069 A JP2001069 A JP 2001069A JP 106990 A JP106990 A JP 106990A JP H03206475 A JPH03206475 A JP H03206475A
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JP
Japan
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photoreceptor
image forming
opc
photoconductor
image
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JP2001069A
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Masaaki Yamaji
山路 雅章
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真方式を採用する複写機等の画像形成装
置に関するもので,特に複数種類の感光体に対して画像
形成か可能な画像形成装置に関する. (従来の技術) トナー像を形成するための複写機等の感光体としては、
従来より酸化亜鉛系感光体,硫化カドミウム系感光体、
PVK等の有機半導体系感光体,非晶質セレン系感光体
及び非晶買シリコン系感光体等が一般に知られている.
そして複写機等の画像形成装置ではその用途に応じて上
記感光体かそれぞれ使用されていた. 即ち、多量に複写(コピー)をする場合にはイニシャル
コストが高くてもランニンクコストか安く,メンテナン
スの軽減が図られていると共に、安定して高品質の複写
(コピー)が町能な装置が要求される.そして、かかる
装置には非晶質シリコン系感光体の如き高寿命で帯電特
性が安定している感光体か用いられる場合か多い.また
それほど多量には複写(コピー)をしない場合には、イ
ニシャルコストの低い装置が要求される場合か多く、か
かる装置には有機半導体系感光体の如く耐久寿命はそれ
程長くはないが,安価な感光体が用いられる場合か多い
. 一方近年、画像形或装置の分野はパーソナルタイプ,低
中速から高速複写タイプ、カラ一対応タイプ,特殊用途
タイプ等多様化しており、更に朱肉の赤色の再現状態を
良くしたい、青色を十分に再現したい、又は青色を消去
して再現したい等種々の要望かある. (発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の画像形成装置では一機種に対して
一種類の感光体しか使用てきないため、前記の如き要望
に答えるためにはそれぞれの用途に応して複数の画像形
成装置を必要とし,ユーザの要望には十分に答えられな
いといった不都合があった. 本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、一つの装置で複数の用途に応しることかでき
る画像形成装置を提供するにある. (課題を解決するための手段) 上記目的を達威すべく本発明は、種類の異なる感光体に
対しても,現像手段及び露光用光フィルターを交換して
適正な画像か形成可能な画像形成装置であって、前記感
光体及びこれに対応する現像手段を装置本体に対して一
体的に着脱自在とすると共に、装置本体側に感光体に対
応する露光用光フィルターを複数個設け、感光体の種類
に応じてこれ等を切換可能としたことを特徴とする.(
作用) 同一画像形成装置にて種類の異なる感光体な使用して画
像を形成するためには、感光体のみてなくその周辺機器
についてもその感光体に対応した機器を使用する必要か
ある.特に現像手段や露光用光フィルターについては新
たのものと交換する必要がある. そこで感光体と該感光体に対応する現像手段を一体的に
画像形成装置の装置本体に着脱交換できるようにすると
共に、露光用光フィルターについては装置本体側で惑光
体に応じて切換できることとした. (実施例) 本発明の実施例を複写機に例をとり添付図面に基づいて
説明する. 先ず本発明の第1実施例を第l図及至第9図により説明
する. 最初に第l因により複写機の1!要を説明すれば、図中
1は像担持体であるトラムタイブの感光体であり,該感
光体lの周りにはクリーニング器2、前露光フィルター
3,一次帯電器4,像露光フィルター5,現像器6,転
写帯電器7等か配設され,感光体lの給紙側には給紙カ
セット8、給紙ローラ9、レジストローラ10が配設さ
れ、排紙側には定着器11,排紙トレイl2等が配設さ
れている.また感光ドラムlの上方には原稿を載置して
移動する載置台l3、原稿を照射する光源l4、原稿か
らの光[14の反射画像光Lを感光体l上に露光するミ
ラー15.16及びレンズl7等から構成される走査光
学系か配設されている. 即ち,前露光フィルター3を介し光源l4により残留電
荷か除電された後、一次帯電器4により一様帯電された
感光体Inに走査光学系により像露光フィルター5を介
して画像光Lが露光されると、この感光体l上には静電
潜像が形成される.該静電潜像は感光体lの回転ととも
に現像器6の方へ向けられ、該現像器6により現像剤が
供給され、トナー像として顕像化される.そして該トナ
ー像は転写帯電器7により転写紙P上に転写される.一
方給紙カセット8内より給紙ローラ9を介して一枚ずつ
取り出された転写紙Pはレジストローラ10の方へ送ら
れ、該レジストローラ10にてタイミングを合されて感
光体lの方へ送られる.そして転写の終了した転写紙P
は定着器11に送られ、該定着器11にてそのトナー像
が永久像として定着され、その後排紙トレイ12上に積
載される.転写の終了した感光体1はクリーニング器2
でその残留トナーがクリーニングされ、つぎの画像形成
のために備えられる. ここで、一次帯電器4は帯電ワイヤー4aを介して感光
体lのコロナ帯電を行っており、該コロナ帯電を安定さ
せるためにグリッドワイヤー4bが設けられており、該
クリッドワイヤー4bとアース間には抵抗体を介してグ
リッドバイアスか接続されている. また感光体1,一次帯電器4、像露光フィルター5及び
現像器6は画像形成,tiの装置本体に対して一体とな
って着脱されるSDユニットl00を形成している.尚
、該SDユニット100には第5図及び第7図で示され
る如く,OPC感光体IAに対応して該OPC感光体I
A、一次帯電器4、像霧光フィルター5A、現像器6A
及び枠体からなるSDユニットIOOAと、A−Si感
光体IBに対応して該A−Si感光体IB.一次帯電器
4、像露光フィルター5B、現像器6B及び枠体からな
るSDユニット100Bの2つのものがある. さて本実施例に係る複写機においては有機半導体系感光
体(以下OPC感光体IAと略す)及び非品質シリコン
系感光体(以下A−Si感光体IBと略す)の2種類の
感光体か使用可能となっているが,該感光体の種類に応
じて前露光フィルター3、一次帯電器4、像露光フィル
ター5、現像器6等の構造や作用か異なるための以下こ
れ等について説明する. まず、opc感光体IA及びA−Si感光体IBについ
て説明する. OPC感光体IAはマイナス帯電性の感光体てあり、本
実施例では外径108−1のアルミニウムシリンダーに
対し以下の如き方法で制作されたopc感光体LAを使
用した. 即ち、アルミニウムシリンダー上にカゼインのアンモニ
ア水溶液(カゼイン11.2g,28%アンモニア水1
g,水222ml)をコーティング法で塗工し、乾燥し
て塗工量1.0g/m”の下引層を形成した. 次に式(1) ・・・(1) で示される電荷発生物@i.o重量部、ブチラール樹脂
(エスレックBM−2:積水化学(株)製)1重量部と
イソプロビルアルコール30重量部をボールミル分散機
で4時間分散した分散液を先に形成した下引層の上に浸
漬コーティング法で塗エし、乾燥して電荷発生層を形成
した.この時の膜圧は0.3ミクロンであった. 次に式(2) ネート樹脂(ユービロンS−2000 :三菱ガス化学
(株)製)1重駿部とシクロルメタン6重量部を混合し
、攪拌機で攪拌溶解した液を、電荷発生層の上に浸漬コ
ーティング法で塗工し、乾燥して電荷輸送層を形成した
.この時の膜圧は16ミクロンであった。
また.A−Si感光体IBはマイナス帯電性の感光体て
あり、外径108■■のアルミニウムシリンダー』二に
下部ブロッキンク層[A−Si:p:H3を3JL、感
光層[A−SiH:B]を25μ、上部ツロッキング層
[A−SiC:B:H]を0.5井,表面保護層[A−
SiC:H]を0.5井ずつ順次蒸着して製作されたA
−Si感光体IBを使用した. 次にta光フィルター5について説明する.尚、fJS
2図は波長に対する感光体の相対感度を示しており、図
中カーブAはOPC感光体IAに関するものであり、図
中カーブBはA−Si感光体IBに関するものである.
また第3図のカーブCは原稿照明用光源l4のスペクト
ル分布を示している. 像露光フィルター5はOPC感光体IAに適したもの5
Aと,A−St感光体IBに適したもの5Bとが第5図
及び第7図で示される如く、それぞれのSDユニットI
OOA,IOOBに取付けられており,像露光フィルタ
ー5Aは845nm以上、像露光フィルター5Bは63
0nm以上の波長の光がカットされた着色ガラスからな
っているが,ダイクロイックフィルター、着色透明プラ
スチックフィルターを用いてもよい.尚、第4図に像露
光フィルター5の透過率を示しており,図中カーブDは
像露光フィルター5Aに対するものであり、カーブEは
像露光フィルター5Bに対するものである. 原稿照明用光源14としてハロゲンランプを用い像露光
フィルター5Aがない場合には、OPC感光体IAでは
赤色系の光か相対的に強くなり朱肉等の赤色再現性か悪
くなるため、赤色カットフィルターとして像露光フィル
ター5Aを用いるものである.opc感光体IAの最大
感度波長は550nmであり、長波長戊分をカットしす
ぎると(例えば600nmてカットすると)像霧光の効
率か悪くなり、ハロゲンランプの点灯電圧を上げなけれ
ばならず、コストアップ、昇温等の問題を生じる.以上
の如き理由から像露光フィルター5Aは645nm以五
をカットしている. また,A−St感光体IBの最大感度波長は678n一
であり.67Bnm付近の光を利用することが最も効率
が良いのであるが、本出願人が特開昭60−24917
0号公報で開示したように像露光の波長か長い場合、特
に最大感度波長程度の長波長光では次の複写工程におい
て帯電電位が低下し、暗減衰が増加するため、複写画像
濃度が低下したり,ゴースト像が発生したりする.また
前述の赤色再現性の問題も生じる.このような理由でA
−Si感光体IB用の像露光フィルター5Bは630n
一以上をカットしている.ここでゴースト像とは前回の
複写工程の履歴が残り、次回の複写工程に画像として現
われる現像である.次に前露光フィルター3について説
明する.該前露光フィルター3はOPC感光体IAに適
したもの3AとA−Si感光体IBに適したもの3Bと
か第1図で示される如く装置本体内で切換可能となって
いる. 前露光フィルター3Aは600nm以下の短波長光をカ
ットした赤色フィルターを用いているか、これはOPC
感光体IAか短波長光の照射により光疲労を生じること
から.opc感光体IAの寿命の向上のためである.ま
た前露光フィルター3Bは630nm以上の波長光をカ
ットした着色透明フィルターを用いているか,これは像
露光フィルター5Bの説明で述べた如く、帯電電付の低
下を防止するためである。
次に一次帯電器4による感光体IA.IBに対する印加
電圧について説明する。
一次帯゛屯器4による感光体IA,IBへの印加電圧は
、感光体lの種類に応じ、装置本体側の不図示の制御回
路にて一次帯電器4に対する帯電電流等か切り換えられ
てることにより、表−lで表される如く各々感光体IA
,IBに適したものに設定される. 表−1 opc感光体IAとA−Si感光体IBは帯電特性が異
なり同一の帯電電流ではOPC感光体1Aの方が感光体
表面の暗電位VDが高くなる.従ってA−Si感光体I
Bを用いる場合はOPC感光体IAを用いる場合と比べ
て帯電電流IPはより多く必要とされる. ここでOPC感光体IAの暗電位V。を−650Vに設
定しているにもかかわらすA一Si感光体IBの暗電位
V.を−650vではな<−480Vに設定した理由に
ついて述べると、A−Si感光体IBl7)暗電位v0
を−650vにするには、WI″It電流I,を非常に
大きくしなければならないため、一次帯電器の高圧ラン
スの容量を大きくしなければならず、そうすると,設備
が非常に高価なものとなるため,暗電位Voをやや低く
設定したちのてある. また,グリッド電圧V。を低く設定すると同一帯電電流
での暗電位VDが下がるため、同一暗電位V。は、帯電
電流工,を大きくしなければならなくなるか、帯電電流
工,をあまり大きくしたくないことから、本実施例では
A−Si感光体IBの場合はOPC感光体IAの場合よ
りもグリッド電圧VGを高い値に設定した. 次に現像器6についてis図乃至第7図により説明する
.該現像器6はOPC感光体LAに適したちの6Aと、
A−Si感光体IBに適したもの6BとかそれぞれのS
DユニットIOOA,100Bに取付けられている. まず、第5図及び第6図により現像器6Aを説明する. 第5図中61は現像剤TA (一成分系トナー又は二成
分系トナー等)を収納したホッパー、62は長手方向に
周面の一部を前記ホッパ−61の開口から外部に露出さ
せて該ホッパ−61の側板間に回転自在に取付けられた
現像剤支持部材としての非磁性円筒(以下、現像スリー
ブと称す)である。63は前記現像スリーブ62内に同
心状且つ固定的に設けられた磁石ローラで、複数個の磁
極N,.Nt.Nx ,Sr.St−S3が周面長手方
向に平行に形成されている.66は前記現像スリーブ2
との間に隙間G2をあけてホッパ−61に取り付けた現
像剤層圧規制手段としてのブレードである.また現像ス
リーブ62はOPC感光体IAと隙間Glを有する如く
配設され、且つこの現像スリーブ62には交流、直流電
源ユニット18.19を介して直流バイアスが重畳され
た交番電界か印加されている. 前記現像スリーブ62か不図示の駆動源から駆動力を受
けて矢印方向に回動すると,現像剤TAは磁力・静電気
力等の支持力により現像スリーブ62上に拘東され該現
像スリーブ62の回動によって矢印方向に搬送される.
そして現像スリーブ62上の現像剤TAはブレード66
により一定層圧に規制されると共に、OPC感光体IA
との対向面において該OPC感光体IA上の潜像パター
ンに対応して静電気的に隙間Glをジャンビングあるい
は伸長運動して潜像面に転移し現像に供される。
ここで、OPC感光体IAと現像スリーブ62との隙間
G1は規制コロ65により一定に保たれている.この規
制コロ65は第6図で示される如く、現像スリーブ62
と同軸上に取付けられており.opc感光体IAの端部
に当接している。
従って,opc感光体IAと現像スリーブ62の隙間G
lは規制コロ65の半径R,と現像スリーブ62の半径
R2との差によって与えられる.そして,該規制コロ6
5を現像スリーブ62の両端部に配設し、これ等をOP
C感光体IAの両端部に各々接触回動させることにより
この隙間Glは保持されている. 本実施例においては.現像スリーブ62に印加した現像
バイアスの交番電界を周波数1800H,,振幅140
0Vl7)矩形波とし直流成分を−250Vとした.ま
たopc感光体IAと現像スリーブ62の隙間G1を3
00終、現像スリーブ62とブレード66の隙間G2を
240μとした. 尚、現像剤TAには研磨剤として酸化セリウムか添加さ
れている. 次に第7図により現像器6Bについて説明する。
現像器6Bは前記現像器6Aと基本的構或はほぼ同一で
あるため、異なる点についてのみ説明すると、規制コロ
65の外径か異なり、A−Si感光体IBと現像スリー
ブ62の隙間Glを260JLに規制している.また,
現像スリーブ62に印加した現像バイアスの交番電界に
ついては現像器6Aと同様に周波数1800H.,振輻
1 4 0’ O Vの矩形波としているが直流威分が
異なり、ここでは−180Vとしている.更にここで用
いた現像剤Taには研磨剤である酸化セリウムが配合さ
れていない.即ち,現像剤T.は現像剤TAから酸化セ
リウムを除外したものである.ここで、A−Si感光体
IBを用いた場合の方が隙間Glか狭い理由について述
べると、前述したようにA−Si感光体IBの暗電位V
DはOPC感光体IAよりも低く設定されているため、
そのままではコピー画像の濃度が低くなる.従ってA−
Si感光体IBと現像スリーブ2の隙間GlをOPC感
光体IAのものより狭くした. また、現像ハイアスのDC威分の設定値かOPC感光体
IAのものと異なる理由は、本実施例におけるOPC感
光体IAとA−Si感光体IBの明電位VLが異なって
いるためであり、明電位vLの差異は両感光体IA,I
Bの暗電位VDの差、感度特性の差,及び像露光条件の
差等によるものである.尚、本実施例ではコピー画像の
適焼き条件を得るため像露光量を変化させており、その
ため現像ハイアスのDC或分はOPC感光体IA及びA
−Si感光体IBの各々の特性に応して固定した値に切
り換えるたけでよい。
次に現像剤中の研磨材の有無について述べると、現像剤
としてはコストの点から研磨材はない方か良く現像特性
についても研磨材としても酸化セリウムが無い方か良好
であった.それにもかかわらず、OPC感光体lAに対
して研磨材(酸化セリウム〉を含んた現像剤TAを用い
た理由は、クリーニング特性のためである. 即ち、ロジン・タルク・コロナ生戒物等の如き感光体表
面への付着力の強い付着物は充分にクリーニングするこ
とが難かしく、これを放置すれば画質か低下する原因と
なる.またOPC感光体lAは安価て軟質であるか、A
−Si感光体IBは高価で硬質であるという差異がある
.従って,軟質な表面感光層を持ったopc感光体IA
に対しては研磨材を用いて感光体表面を研削することに
より、上述のロジン・タルク・コロナ生成物等の感光体
表面への強固な付着物を除去することが可能であり、又
一般に、OPC感光体IAはそれ程多量にはコピーをと
らなくて,イニシャルコストが低いことを望む場合に対
して使用するものであり、安価であればさほど耐久枚数
か多くなくても許容されるものであることから、OPC
感光体IAには上述の研磨材(酸化セリウム)を用いる
クリーニング方法を好適に用いることかできる. 一方,硬質の表面感光層を持ったA−Si感光体IBに
対しては、種々のクリーニング装置を使用しても感光体
表面を研削することは困難てあり,上述の研磨材を用い
るクリーニング方法を適用することかできない.更に、
後述するか感光体表面を所定温度に維持させることによ
り、A−Si感光体IBの表面のコロナ生威物等をも充
分に確実に除去することかできることから.A−Si感
光体IBに対しては現像剤中に研磨材として酸化セリウ
ムを用いなかった. 次にA−Si感光体IBの加熱手段について第7図乃至
第9図により説明する. 第7図で示される如く、A−Si感光体IBの内面には
加熱手段である面状の加熱ヒータ30か接触して配設さ
れ、該加熱ヒータ30の近傍のA−Si感光体IB内に
は制御回路31が配設されている.そしてA−Si感光
体IBの基板温度は制御回路31により加熱ヒータ30
か制御されて本実施例では約42℃に保持されている.
尚,第7図中には示されていないか、A−Si感光体I
Bには該A−Si感光体IBの温度検知用の温度検知セ
ンサー32(g48図参照)か取付けられている.また
この加熱ヒータ30及び制御回路3lはA−Si感光体
IBと着脱自在に固定されており、A−Si感光体1B
か寿命に達した時これ等を別のA−Si感光体IBに配
設し、再利用することか可能な構成となっている. t58UAは加熱ヒータ30によるA − S i感光
体IBの温度制御に関する説明用ブロック図である。
即ち、装置本体側の駆動電源33によりA一Si感光体
IBの制御回路3lを動作させA−Si感光体IB内の
温度検知センサー32からの信号を制御回路3lに入力
させ、該制御回路3lにより加熱ヒータ30を制御させ
て、A−Si感光体IBの温度を一定温度となるように
雑持制御すればよい.尚、例えば温度検知センサー32
として制御回路3l内にサーミスタ素子を用いることに
より、加熱ヒータ30による加熱温度を一定に制御する
ことができる. 第9図は画像形或装置の装置本体側の覇動電源33とA
−Si感光体IB側の制御回路3lの接続方法の一例を
示すものである.図中,43はA−Si感光体IBのド
ラム軸,44はドラム軸43を支持する軸受てあり、軸
受44の外側に装置本体側の駆動電源33の接続端子で
ある環状の電極41A,42Aが固設されている.また
4 1B,42BC:!A−S id光体IB側に取付
けられる制御回路3lから接続端子であり、該接続端子
41B,42Bは不図示のハネ部材により電極41A,
42Aの方に押圧されている.そしてA−Si感光体l
Bを含むSDユニット100Bを装置本体に装着すると
、接続端子41B.42Bは各々環状電極41A,42
Aに圧接される.つぎに,不図示のwA動源により、A
−Si感光体IBのトラム軸44が回転駆動されると、
A−Si感光体IBと共に、該A−Si感光体IBに固
設された接続端子41B.41Bか回転するが,電極4
1A,42Aが環状であるので両者は接続を雑持するこ
とができる.ここでA−St感光体IBには加熱手段が
与えられているが.opc感光体1Aには加熱手段が与
えられない理由を説明する. 一般にopc感光体IAはA−Si感光体IBに比べ環
境温度の変動に対して感光体の表面電位が非常に安定し
ており、この意味からOPC感光体IAは温度制御する
必要かないのである.本実施例で用いたOPC感光体I
Aの環境温度に対する表而電位の変動は1〜2V/de
g程度であり、このOPC感光体IAには温度制御しな
くても問題は生じない.ここでOPC感光体IAはそれ
程多是にはコピーを行なわずイニシャルコストが低いこ
をと望む場合に適してるが、加熱手段が不要であるとい
う点でもこの要望を満している.一方A−Si感光体I
Bは高寿命で耐久性に対する帯電特性は極めて安定して
いるものの、環境温度の変動に対する帯電特性かやや劣
っている.即ち、本実施例で用いたA−Si感光体IB
の環境温度に対する表面電位の変動は約eV/deg程
度であり,変動幅が大きいためA−Si感光体IBには
温度制御が必要となる.ここで、A−Si感光体IBは
コピー量が多く、イニシャルコストか高くなっても煩わ
しさかなく(メンテナンス軽減)安定して高品質のコピ
ーを得ることを望む場合に適しており、A−Si感光体
IBに加熱手段を設けることにより以上の要望が満され
る.尚、加熱手段を設けても、ランニングコストはそれ
程高くはならない. 更に別の理由として前述したように感光体表面のクリー
ニングに関するものかある.ロジン・タルク・コロナ生
戒物等の如く感光体表面への付着力の強い付着物は、種
々のクリーニング装置を使用しても除去か容易でない.
一方、これらの付着物は画質を低下させる要因となるも
のであることから従来より現像剤中に研磨材を含ませ,
クリーニング器2にて感光体表面を研削させて,これ等
の付着物を除去するものか提案されている.そしてこの
クリーニング方法は従来より広く汎用されている感光体
、即ち表面感光層かセレン,f!化カトミニウム、OP
C等であるタイプのものでは有効とされているか,近時
において耐久性の向L等を目的に開発されたA−Si等
の硬質の表面感光層をもった感光体では、充分な効果か
得られない. 一方、特開昭61−132977号公報で知られている
ように感光体表面を所定温度に維持させることにより、
感光体表面のコロナ生或物等を充分、扛つ確実に除去す
ることかできる.このようにA−Si感光体IBを用い
る場合は加熱手段を特に必要とする. また,装置本体側にはSDユニット10(l装置本体内
に装着した場合,感光体lがOPC感光体IAであるか
、A−Si感光体IBであるかを識別する不図示の感光
体種識別手段が設けられており、該感光体識別手段を介
して前露光フィルター3の切換,一次帯電器、転写、分
離、クリーニング等の諸条件がそれぞれOPC感光体I
A又はA−Si感光体IBに適したものとなるような切
換等かなされる。
ここで、感光体種識別手段としては、例えばOPC感光
体IAに突起を設けOPC感光体IAの装着時にはマイ
クロスイッチをONするか、A−Si感光体IBの装着
時にはマイクロスイッチをOFFとする構成としてもよ
いし、あるいはA−Si感光体IBの制御回路3lと装
置本体側の駆#I電源33との間に感光体種検知回路を
設け,OPC感光体LAを装着した時は環状i1i極4
1A.42Aとの接続かなされないため、感光体種検知
回路に電流か流れないか、A−Si感光体IBを装着し
た時は環状電極41A,42Aと接続端子41B,42
Bとか接続されることにより、感光体種検知回路に電流
か流れることを利用してもよい. 以上の条件て、OPC感光体IAを装着してSDユニッ
トIOOAを用い、5万枚のコピーをしたところ赤色再
現性が良く鮮明で高画質な画像か得られた.次にSDユ
ニット100AをA−Si感光体IBを装着したSDユ
ニットIOOBと交換し100万枚のコピーをしたとこ
ろ,赤色再現性か良く画像濃度か安定し、鮮明で高品質
な画像か安定して得られた. このように一つの画像形成装置にてOPC感光体lA及
びA−Si感光体IBを用いることかできるので、複数
の用途に応じて適宜感光体を選択することかできる. 即ち,さほど多量にはコピーをとらなくてイニシャルコ
ストか低いことを望む場合には、感光体として,耐久寿
命(5万枚〉はさほど長くはないか、価格の安いOPC
感光体IAを選択することかできる。尚、コピー量が少
ない場合は寿命による感光体交換の間隔は時間的に長く
なるため、OPC感光体IAを選択しても感光体交換頻
度は少なく,この点でのわずらわしさはさほど感じない
ものてある. また、コピー量か多くイニシャルコストか高くなっても
安定して良質のコピーが得られ感光体交換のわずらわし
さを軽減(メンテナンスの軽減)したいことを望む場合
は、感光体として耐久寿命(Zoo万枚以上〉が長く帯
電特性の安定しているA−Si!!!.光体IBを選択
することかできる。
次に本発明の第2実施例を第lO図乃至第12図により
説明する.尚、第1実施例に係るものと同一機能を有す
るものには同一符号を付してその説明を省略する. 第1実施例では装置本体側に前露光フィルター3を設け
たか本実施例では第10図で示される如<.SDユニッ
ト101内にntJ露光フィルター3を設けたことが異
なるだけで,その他は第1実施例と同様である.即ち、
第11図て示される如く、OPC感光体IAを有するS
Dユニット101Aには前露光フィルター3Aか取付け
られ,第12図で示される如く、A−Si感光体IBを
有するSDユニットIOIBには前露光フィルター3B
か取付けられている. 前露光フィルター3A,3Bは各々600n−以下の短
波長光をカットした赤色フィルター及び630nm以上
をカットした青色フィルターであり第1実施例のものと
同様のものである。
従って本実施例でも第1実施例と同様の効果が得られる
のはもちろんであるが,本実施例では前露光フィルター
3の切換用の駆動手段を必要としないため装置コストを
軽減する効果も有する.次に本発明の第3実施例を第1
3図乃至tJSl5図により説明する.尚、第1実施例
に係るものと同一・機能を有するものには同一符号を付
してその説明を省略する. 第1実施例ではSDユニット100に一次帯電器4及び
像露光フィルター5を設けたが、本実施例では第13図
て示される如く、これらを装置本体側に設けたことが異
なるたけで、その他は第1実施例と同様てある. FJ
ち.SDユニット102Aは第14図で示される如く、
opc感光体IAと現像器6Aとから構威されており、
SDユニット102Bは第15図て示される如く,A−
Si感光体IBと現像器6Bとから構成されている. ここで一次帯電器4は第1実施例と同様にopc感光体
IA及びA−St感光体IBに対応して,暗電位VDが
各々−asov、−480Vに明電位vLが各々−15
0V、一80vに設定されており、第1実施例と同様に
不図示の感光体種識別手段により装着された感光体の種
類か識別されて、不図示の制御回路にて帯電電流が切換
設定されることにより、一次帯電器4の帯電条件が各々
の感光体IA,IBに適したものに制御されている. 像露光フィルター5A,5Bは各々645n一以下の短
波長光をカットした赤色フィルター及び630n@以上
をカットした青色フィルターであり,第1実施例に係る
ものと同様のものである.この像露光フィルター5A,
5Bの切換方法は前露光フィルター3A,3Bの切換方
法と同様の方法であり、前述の感光体種識別手段により
装着された感光体の1種類か識別されて、前述の制御回
路か不図示の駆動手段を作動し,装着された感光体lに
対応した像露光フィルター5A若しくは5Bを像露光位
置に移動させ,画像光Lを装着された感光体IA,IB
の特性に適応した像露光波長にするものである. 以上の如き構成にすることにより、第1実施例と同様の
効果か得られるのはもちろんであるが、SDユニット1
02に一次帯電器4及び像露光フィルター5が取付けら
れていないため.SDユニット102自体のコストを軽
減でき,その分ランニンクコストを軽減する効果も右す
る.次に本発明の第4実施例を第16図乃至第18図に
より説明する.尚、第1実施例に係るものと同一機能を
有するものについては同一符号を付しその説明を省略す
る. 第1実施例では装置本体側にクリーニング器2を設けた
が本実施例では第16図で示される如く、SDユニット
103内にクリーニング器2を設けたたけてあり,その
他は第l実施例と同様である.即ち第l7図で示される
如く、OPC感光体IAを有するSDユニット103A
にはクリーニング器2Aか取付けられ,第18図で示さ
れる如く、A−St感光体IBを有するSDユニット1
03Bにはクリーニング器2Bが取付けられている. まず、第17図によりクリーニング器2Aについて説明
する. クリーニング器2Aは.opc感光体IAの軸線とほぼ
平行に(紙面に垂直方向)にのびている筐体20を有し
ており,これにウレタンゴム等の弾性材からなるクリー
ニングブレード2lか取付けられ,#クリーニングプレ
ート2lの一方の端縁のエッジがOPC感光体IA表面
に圧接されている. 筐体20内には非磁性弾性材からなるクリーニングロー
ラ22か矢印方向に回転自在に取付けられ、規制コロ2
3を介して所定のニップ巾を有す如くその一部表面かO
PC感光体IAに圧接されている.クリーニングローラ
22としてはスポンジ状のシリコンゴム、ウレタンゴム
等を好適に用いることができる. 更に図示のようにクリーニングローラ22に対向して筐
体20にはスクレーバ24か配設されており、該スクレ
ーバ24とクリーニングローラ22の表面との距離は5
0外以下に維持されている.従って、クリーニングロー
ラ22の表面に付着した紙粉などの異物はスクレーバ2
4によって確実に除去され、スクレーパ24の位置より
クリーニングロヲラ22か走行方向下流側には紙粉の存
在しない現像剤TAの薄層か形成される.そしてかかる
状態でクリーニングローラ22がOPC感光体IAに摺
擦するので、現像剤TAが潤滑剤の作用をしてクリーニ
ングローラ22によってOPC感光体IAの表面が損傷
されることはない. クリーニングローラとOPC感光体IAの当接圧の規制
について以下に述べる. クリーニングローラ22の軸22aは筺体20に不図示
のベアリングを介して取付けられており、23は上記軸
22aに直接またはベアリングを介してクリーニングロ
ーラ22の両端に取付けられた規制コロであり.OPC
感光体IAと当接して該OPC感光体IAに対するクリ
ーニングローラ22の進入量を規制している.進入量を
規制すれば、当接圧、ニップ巾を規制できる.ここで当
接圧(ニップ巾)の規制は重要であり該当接圧が大きい
場合,即ちニップ巾が大きい場合は,クリーニングロー
ラ22がOPC感光体IAを強く摺擦するため、OPC
感光体IAの表面が損傷し、画質が低下する.また当按
圧が小さい場合,即ちニップ巾が小さい場合は、ロジン
・タルク・コロナ生戊物等のOPC&!光体IAの表面
への付着力の強い付着物を充分に除去できない場合があ
ったり、現像剤TAをOPC感光体IAに軽く押しつけ
るため、現像剤TAの成分の一部又は全部がOPC感光
体IAの表面へフィルター状に付着し、画質か低下する
場合がある.ニップ巾の適正値は、クリーニングローラ
22や感光体lの材質、クリーニングローラ22と感光
体lの相対的速度により異なるが、感光体lとしてOP
C感光体IAを、クリーニングローラ22としてスポン
ジ状のシリコンゴムな用い、opc感光体IAの周速を
2 4 0 am/s、クリーニングローラ22の周速
を3 4 0 mm/sとした場合、実験により確認し
た結果ではニップ巾は0.2〜4園一が好ましかった(
特には1〜2■が好ましかった). 尚、SDユニットl03Aでは現像剤TA中に研磨材で
ある酸化セリウムが含まれているので、軟質な表面感光
層を持ったOPC感光体IAの表面を有効に研削でき、
前述のロジン・タルク・コロナ生成物等の感光体表面へ
の強固な付着物を有効的に除去することができる. 次に第18図によりクリーニング器2Bについて説明す
る. クリーニング器2Bは筐体20、クリーニングブレード
2l、スクレーパ24等についてはクリーニング器2A
と同様であるか、クリーニング器2Bにはクリーニング
ローラ22の代りにASi感光体IBと一定の隙間Md
を保持し、その周方向にN,S等の複数の磁極を右する
磁気ローラ25が取付けられている.#磁気ローラ25
はA−Si感光体IBと同方向にその周速の80%の速
度で回転されている.またA−Si感光体IBと磁気ロ
ーラ25との隙間Mdは,磁気ローラ25と同軸状に該
磁気ローラ25の端部に取付けられた規制コロ26がA
−Si感光体IBに当按することにより一定値に保持さ
れている.尚、スクレーバ24と磁気ローラ25間の隙
間は約1.1msとなっている. クリーニング器IBを以上の如く構成することにより、
A−Si感光体IBから除去された現像剤T8によって
磁気ブラシを形成し,これによってA−Sii3光体I
B外表面の異物を除去している. ここで前記隙間Mdの作用について以下説明する. 磁気ローラ25の表面とA−Si感光体IBの表面との
隙間Mdが大きい場合は、磁気ローラ25がA−Si感
光体IBを強く摺擦するため、A−Si感光体IBの表
面が損傷し、画質が低下する.また隙間Mdが小さい場
合、即ち摺擦力が小さい場合は、ロジン・タルク・コロ
ナ生戒物等のA−Si感光体IBへの付着力の強い付着
物を充分に除去できない場合かあったり、現像剤TBを
A−Si感光体IBに軽く押しつけるため、現像剤T.
の威分の一部又は全部かA−Si感光体IBの表面へフ
ィルター状に付着し、画質が低下する場合がある.従っ
て隙間Mdの適正値は、磁気ローラ25、感光体lの材
質、磁気ローラ25と感光体lの相対速度等により異な
るが、感光体1としてA−Si感光体IBを用いた場合
は隙間Mdの大きさは0.90が好適であった.ここで
、クリーニング器2としてOPC感光体IAに対しては
弾性クリーニングローラ方式を適用し、A−Si感光体
IBに対しては磁気ローラ方式を適用した理由について
述べる. OPC感光体LAは安価で軟質であるが、A−Si感光
体IBは高価で硬質であるという差異がある.従って、
ロジン・タルク・コロナ生歳物等の感光体表面への付着
力の強い付着物をクリーニングする場合、軟質な表面感
光層をもったOPC感光体IAに対しては、感光体表面
を研削することにより、強固な付着物を除去することが
町能である.また.opc感光体IAはそれ程多量には
コピーをとらなくて、イニシャルコストが低いことを望
む場合に−・般に使用されるものであり、それほど耐久
枚数が多くなくても許容されるものであることから、上
述のクリーニング方法を好適に用いることができる.尚
、感光体表面を研削し、コロナ生r&物等の強固な付着
物を除去する方法としては、磁気ローラ方式のものより
も弾性クリーニングローラ方式のものの方が適しており
、現像剤中に研磨材を含ませることにより大きな効果が
ある. 一方、硬質の表面感光層を持ったA−Si感光体IBて
は種々のクリーニング器を使用しても、その感光体表面
を研削することは困雌であり、従ってA−Si感光体I
Bには前述のクリーニング方法を適用することができな
い. また、A−Si感光体IBはコピー量が多く、イニシャ
ルコストが高くなってもわずらわしさがなく(メンテナ
ンス軽減)安定して高画質のコピーを得ることを臨む場
合に一般に使用されるものであり、磁気ローラ方式より
トルクが大きい弾性クリーニングローラ方式はA−Si
感光体IBには好ましくない. また、コロナ生成物等の感光体表面への強固な付着部自
体の除去に閲しては、前述の両クリーニング方式で大き
な差はないが.A−St感光体IBでは前述の如く,感
光体表面を所定温度に雑持させることにより、感光体表
面のコロナ生成物をも充分且つ確実に除去することがで
きることから、A−Si感光体IBに対してはクリーニ
ング器として磁気ローラ方式を適用した. 尚、感光体lをSDユニット103に着脱自在に取付け
てもよい.この場合、感光体lにその耐久寿命かきたと
き、該感光体lのみを交換することによりクリーニング
器2等を引き続き利用することができるので,ランニン
グコストの低減を図ることかできる. さて,以上の第1乃至第4実施例では、感光体lとして
2種類の感光体IA,IBを用いた例を示したが、これ
に限ることはなく3種類以上の感光体を用いることもで
きる.また、感光体としてマイナス帯電性のものの例を
示したがプラス帯電性の感光体を用いてもよい.またプ
ラス帯電性とマイナス帯電性の感光体を用いることも可
能である.但し,この場合は、一方を反転現像にするか
現像器をも交換し、帯電・転写・分離帯電等の極性をも
交換する等の工夫が必要となる.また感光体としてop
c感光体IAとA−Si感光体IBを例に示したが酸化
亜鉛、硫化カドミウム,非晶質セレン等からなる感光体
を適宜組み合わせて用いることもできる. 尚、第1乃至第3実施例については、クリーニング器2
のタイプについては説明してないが弾性ローラクリーニ
ング方式又は磁気ローラ方式のいずれかのものが装置本
体側に取付けられているものとする. (発明の効果) 以上の説明で明らかな如く本発明によれば、一台の画像
形成装置について複数種の感光体が使用できるので,感
光体の特性に応じてユーザは種々の感光体を使いわける
ことができ、画像形成装置の用途を広げることかできる
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係る画像形或装置の感光体周りの
側断面図、第2図はOPC感光体IAとA−Si感光体
IBの感度特性図,第3図はハロゲンランプ(光源)の
スペクトル分布特性図,第4図は像露光フィルターの光
透過スペクトル分布特性図、第5図は第1実施例に係る
画像形成装置のSDユニットIOOAの断面図、第6図
は同画像形成装置の現像器中の現像スリーブと感光体の
位置関係を説明するための部分斜視図、第7図は同画像
形成装置のSDユニットIOOBの断面図,第8図はA
−Si感光体IBの加熱手段説明用の制御ブロック図、
第9図は制御回路の接続方法を説明するための図、第l
O図は第2実施例に係る画像形成装置の感光体周りの側
断面図、第11図は同画像形成装置のSDユニットIO
IAの断面図、第12図は同画像形r&装置のSDユニ
ットIOIBの断面図,第13図は第3実施例に係る画
像形成装置の感光体周りの側断面図、第14図は同画像
形成装置のSDユニット102Aの断面図、第15図は
同画像形成装置のSDユニット102Bの断面図、第1
6図は第4実施例に係る画像形成装置の感光体周りの側
断面図、第17図は同画像形成装置のSDユニットl0
3Aの断面図、第18図は同画像形成11tMのSDユ
ニット103Bの断面図である. 1,LA,IB・・・感光体.3.3A,3B−・・前
露光フィルター(N光用光フィルター),5.5A,5
B・・・fj!露光フィルター(露光用光フィルター)
.6.6A,6B・・・現像器(現像手段).

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)種類の異なる感光体に対しても、現像手段及び露
    光用光フィルターを交換して適正な画像が形成可能な画
    像形成装置であって、前記感光体及びこれに対応する現
    像手段を装置本体に対して一体的に着脱自在とすると共
    に、装置本体側に感光体に対応する露光用光フィルター
    を複数個設け、感光体の種類に応じてこれ等を切換可能
    としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. (2)装置本体側に感光体用加熱源供給設備を設け、ヒ
    ータを有する特定種類の感光体に加熱源を供給し、この
    感光体表面温度を所定温度に加熱することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. (3)感光体に対応する露光用光フィルター又は/及び
    感光体用一次帯電器を感光体や現像手段とともに装置本
    体に対して一体的に着脱自在としたことを特徴とする請
    求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. (4)感光体のクリーニング手段を感光体等とともに装
    置本体に対して一体的に着脱自在としたことを特徴とす
    る請求項3記載の画像形成装置。
JP2001069A 1990-01-09 1990-01-09 画像形成装置 Pending JPH03206475A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020060643A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 キヤノン株式会社 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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