JPH03231150A - 四塩化炭素抽出物質測定装置 - Google Patents

四塩化炭素抽出物質測定装置

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JPH03231150A
JPH03231150A JP2026321A JP2632190A JPH03231150A JP H03231150 A JPH03231150 A JP H03231150A JP 2026321 A JP2026321 A JP 2026321A JP 2632190 A JP2632190 A JP 2632190A JP H03231150 A JPH03231150 A JP H03231150A
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JP
Japan
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water
oil
examined
oil component
tank
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Pending
Application number
JP2026321A
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English (en)
Inventor
Katsuyasu Horiuchi
堀内 克泰
Yozo Sasaki
佐々木 洋三
Shuji Inoue
井上 周二
Satoru Nagai
悟 長井
Isamu Kato
勇 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kurita Water Industries Ltd, Kawasaki Steel Corp filed Critical Kurita Water Industries Ltd
Priority to JP2026321A priority Critical patent/JPH03231150A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、工場排水等の油分含有水に含まれる油分を、
高精度で、しかも自動的に測定することができる四塩化
炭素抽出物質測定装置に関する。
【従来の技術】
鉄鋼業、石油化学工業、自動車工業等の種々の産業にお
いては、その活動を通して油分含有排水が発生する6例
えば、鉄鋼業においては、冷間圧延工程で鋼板面に付着
した圧延油をクリーニング設備により脱脂洗浄すること
が行われており、その際に油分含有排水が発生する。又
、廃油ら発生する。 一方、環境保護等を目的として、排水中の油分の排出基
準値が水質汚濁防止法により厳しく規制されている。そ
のため、排水に含まれている油分を高精度に測定するこ
とが要求される。 ところで、排水等の検水に含まれる油分を測定する方法
については、JISKO102に規定されており、その
25・2aには四塩化炭素(以下、CCβ4とも記す)
抽出−赤外線分析法が具体的に記載されている。 上記CCJ24抽出−赤外線分析法は、原理的に自動化
し易いために、該分析法を利用しなCC24抽出物質自
動測定装置が、公共用水排水口等における排水に含まれ
ている油分管理に広く使用されている。又、油含有排水
の処理設備において、逼荊を投入する制御の指標として
CC14抽出物質製度を利用すれば、処理の安定化と処
理コストの低減が図れることも知られている。 従って従来から、上記分析法を利用して連続的に排水等
に含まれる油分を測定するための装置が、例えば特公昭
55−13539号公報に開示されている。 CC1m抽出−赤外線分析法を利用した上述の測定装置
は、油分を含有する検水とCCf24とを混合攪拌して
油分をCC1A中に抽出した後、該CCJ! 4中に溶
解している油分濃度を、光学フィルターにより3.4μ
付近の波長に選択性を持たせた非分散型赤外分析計(N
 D I R)で測定することを原理としている。
【発明が達成しようとする課題】
しかしながら、特公昭55−13539号公報に開示さ
れている測定装置等の如く、上記測定原理を採用する測
定装置は、検水中に存在する不溶性の固形物が微粒子の
懸濁成分となってCC1I中に混入するなめ、CCぶ4
に抽出された油分濃度の測定値に大きな誤差を与えるこ
とになり、その結果、検水に含まれる油分を確実に測定
することができなかっな。 本発明は、検水中に不溶性の固形物が混在している場合
でも、検水に含まれる油分を高精度で測定することがで
きる四塩化炭素抽出物質測定装置を提供することを課題
とする。
【課題を達成するための手段】
本発明は、検水に含まれる油分を四塩化炭素で抽出する
抽出手段と、四塩化炭素に抽出された油分を光学的に測
定する測定手段とを備え、抽出された油分の濃度を測定
する装置において、上記抽出手段の前に、検水に混在す
る固形物から油分を分離して該油分を検水中に分散させ
る分散手段と、上記固形物を検水から除去する除去手段
とを備えていることにより、上記課題を達成したもので
ある。
【作用】
本発明においては、抽出手段に導入される検水について
、分散手段により固形物から油分を分離した後、除去手
段により該固形物を除去するなめ、固形物がCCβ4中
に混入することが防止され、CCf24に抽出された油
分の濃度を正確に測定することが可能となり、その結果
、上記検水中に固形物か混在している場合でも、該検水
に含まれる油分の量を高精度で測定することが可能とな
る。 しかも、各測定操作を自動制御することにより、上記油
分を自動的に、連続的に測定することが可能となる。
【実施例1 以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第1図は、本発明の一実施例である全自動四塩化炭素抽
出物質測定装置の概略構成図である。 本実施例の測定装!は、検水に含まれる油分をCC,2
4で抽出するための抽出槽(抽出手段)5と、CC14
で抽出された油分の濃度を測定する赤外線分析装置(測
定手段)9とを備えており、上記抽出槽5から油分を抽
出した後のCCJ 4をポンプPにより上記分析装置9
に導入可能になされている。 上記抽出槽5には、後述する計量槽4から検水が導入さ
れると共に、抽出溶媒であるC CA 4及び検水のP
Hを調整するための硫酸等の酸を、それぞれポンプPを
介してCCJ! 4タンク7及び酸タンク8から導入さ
れるようになされている。 又、上記赤外線分析装置9は、3.4μの波長付近の赤
外線を選択的に照射可能な、例えば非分散型赤外線分析
計(NDIR>である。 本実施鍔においては、前記抽出槽5の前に、検水に混在
する固形物に付着している油分を分散し、固形物及び油
分を検水中に分散させ、該油分を乳化させるための超音
波分散器(分散手段)1と、油分が乳化された検水から
上記固形物を除去するための一過水槽2とが設!されて
いる。 上記超音波分散器1は、超音波発振器(図示せず)が付
設され、導入される検水に対して超音波振動を与え、上
述の分離・分散及び乳化の各処理が可能になされている
。 又、上記−過水槽2は、フィルタ2a及び仕切壁(堰)
2bにより3つの空間に仕切られており、中央の空間に
は自動フィルタ3が配設され、該フィルタ3によりフィ
ルタ2aを透過した検水から更に微細な固形物が除去さ
れるようになされていると共に、最後部の空間からは上
記仕切壁2bをオーバーフローした不要な検水が矢印方
向に排出可能になされている。 上記自動フィルタ3は、1紙等のr材が内蔵された自動
的に分l/ltr渦動作を行う制御m能を備えたもので
あり、該自動フィルタ3を透過した検水は、ポンプPに
より前述の計量槽4に導入されるようになされている。 上記計量槽4では、検水の計量が行われると共に、不要
な検水は下方より排出されるようになされている。又、
上記計量槽4により計量された所定量の検水はポンプP
により前記抽出槽5に導入されるようになされている。 次に、本実施例の測定装置による測定動作を説明する。 まず、工場排水等の油分含有水(検水)を、矢印で示す
ように超音波分散器1に導入させ、検水中に混在する固
形物から油分を分離すると同時に該油分を検水に分離乳
化させ、上記固形物のみを検水から分離可能な状態にす
る。 上記検水は、次の濾過水槽2に導入され、フィルタ2a
及び自動フィルタ3により上記固形物の除去が行われる
。ここでは、固形物は除かれるが、油分は、分散乳化し
ているため上記フィルタを透過する。固形物が完全に除
去された上記検水は次の計量槽4へ導入され、計量され
た所定量の検水は更に抽出槽5へ導入される。 抽出槽5に導入された検水には、酸タンク8から酸が注
入され、該検水が所定のPHに調整されると共にCCl
4タンク7から所定量のCCJ24が注入される。その
後、上記検水等の混合液はバイブレータ6により撹拌さ
れ、検水とCCl4との混合接触が行われる。 十分な混合接触が行われた後、バイブレータ6は停止さ
れ、上記混合液は静置される。混合液は、例えば数分闇
静1することにより、水槽(上層)とCCJl 4層(
下層)の2層に分離され、その結果、該CCβ4層によ
る油分の抽出が完了する。 油分の抽出が完了した後、油分が溶解されている下層の
CCf14抽出溶液は、赤外線分析装置9に導入され、
該装置により油分の濃度の測定が行われ、その測定結果
がメータ(図示せず)に表示されると共に記録計(図示
せず)に記録される。 上記測定が終了すると、測定に供されたCCJ24抽出
溶液や抽出槽5に残存している混合液は、それぞれバル
ブ11を介して廃液タンク10に排出され、一定の測定
動作・が完了し、次の一連の測定動作が開始される。 上述した一連の測定動作は、制御部(図示せず)により
適切に制御され、各動作が自動的に行われるようになさ
れていると同時に、次の一連の測定動作への移行も自動
的且つ連続的に行うことが可能に制御されている。 以上詳述した本実施例の測定装!は、抽出槽5の前に超
音波分散器1及び−過水槽2が設!されていることから
、検水中に固形物が混在している場合でも、固形物から
油分を分離し、該固形物のみを検水から除去することが
可能である。従って、抽出槽5に固形物が混入すること
が防止され、ひいては固形物がCCJI<抽出溶液に混
入することも防止されるため、該固形物に起因する、赤
外線分析装置9の測定精度の低下を防止することが可能
となり、CCJl 4に抽出された油分の量を高精度で
測定することが可能となる。それゆえ、検水が、固形物
が混在する、例えば泥状の排水等である場合であっても
、該検水に含まれる油分を精確に測定することができる
。 又、本実施例の測定装置は、上記のような油分からの測
定を、自動的に且つ連続的に行うことができる。 上述の如く、本実施例の測定装置は、排水に固形物が混
在していても排水に含まれている油分を高精度で、しか
も自動的に且つ連続的に測定することができるなめ、公
共用排水口にかける排水に油分の濃度管理に適用して極
めて好適である。 又、一般に、油分含有排水の処理設備では、油分合有量
が規定量を超えると薬剤を投入し、油分を処理すること
が行われている。このように処理設備に、本実施例の測
定装置を適用すると、油分含有量を高精度で測定できる
ため、薬剤投入の量及び時期を適切に判断することがで
きる。従って、排水処理の安定化と処理コストの低減を
図ることができる利点らある。 次に、本実施例の測定装置により、圧延工程で発生する
クリーニング排水に含まれる油分を実際に測定した場合
の測定結果を第2図に示す。 第2図のグラフは、上記クリーニング排水をJI SK
O102に規定するヘキサン抽出法により測定した場合
の油分のヘキサン抽出(IM、e>を横軸とし、同一の
排水について油分を測定したCCJ4抽出濃度(Ili
ll#)を縦軸として示したものである。 本実施例の測定した結果を黒丸印で示し、事前処理(超
音波分散器及び濾過水槽2による処理)を行わない以外
は本実施例と同構成の測定装置により測定した結果を三
角印で示した。 第2図から明らかなように、本実施例の測定装置による
測定結果は、JIS法によるヘキサン抽出法による測定
結果に対して、r=0.91という極めて高い相関性を
示しているのに反し、事前処理を行わない場合は相関性
が極めて低いことが判る。このことから、本実施例の測
定装置は、極めて精度が高いことが理解される。 なお、上述の実際の測定に際しては、抽出槽5に712
の検水を導入し、該検水に対して70iぶのCCぶ4を
混合し、油分の抽出を行った。 以上、本発明を実施例に基づいて具体的に説明したが、
本発明の測定装!は前記実施例に示したものに限られる
ものではない。 例えば、分散手段としては、導入される検水に混在する
固形物から油分を分離し、該油分を後続の除去手段を通
過する程度で分散することができるものであれば、機械
的振動手段を備えた装置等、種々のものを利用可能であ
る。 又、除去手段としても、−過水槽2と自動フィルタ3と
で構成されるものに限らず、上記分散手段により油分が
分蕪された固形物を確実に除去でき且つ検水を通過させ
ることができるものであれば特に制限なく利用可能であ
る。 又、特に実施例では明示しなかったが、抽出槽5と赤外
線分析装置9との間には、CCj!a抽出l@液に残存
している水を除去するための水分除去用フィルターを設
置してもよいことはいうまでもない。 又、測定手段としては、分光型赤外線分析計であっても
よく、更には他の光学的測定装置であってもよい。 更に、抽出手段としても、検水から油分をCCJ24に
抽出することが可能なものであれば特に制限なく利用す
ることができる。 又、ポンプPとして、通常の回転ポンプの代わつに、エ
アシリンダ式のポンプを用いて、メインテナンスを容易
としてもよい。 【発明の効果】 以上説明した通り、本発明によれば、検水中に不溶性の
固形物が混在している場合であっても、検水に含まれる
油分を高精度で測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例である全自動四塩化炭素測
定装置の概略構成図、 第2図は、上記測定装置の効果を示すグラフである。 1・・・超音波分散器(分散手段)、 2・・・−過水槽(除去手段)、 3・・・自動フィルタ(除去手段)、 5・・−抽出槽(抽出手段ン、 9・・・赤外線分析装置(測定手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)検水に含まれる油分を四塩化炭素で抽出する抽出
    手段と、四塩化炭素に抽出された油分を光学的に測定す
    る測定手段とを備え、抽出された油分の濃度を測定する
    装置であり、 上記抽出手段の前に、検水に混在する固形物から油分を
    分離して該油分を検水中に分散させる分散手段と、上記
    固形物を検水から除去する除去手段とを備えていること
    を特徴とする四塩化炭素抽出物質測定装置。
JP2026321A 1990-02-06 1990-02-06 四塩化炭素抽出物質測定装置 Pending JPH03231150A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2026321A JPH03231150A (ja) 1990-02-06 1990-02-06 四塩化炭素抽出物質測定装置

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JP2026321A JPH03231150A (ja) 1990-02-06 1990-02-06 四塩化炭素抽出物質測定装置

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ID=12190138

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JP (1) JPH03231150A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008092180A1 (de) * 2007-01-31 2008-08-07 Roland Aschauer Verfahren zur messung der konzentration von kohlenwasserstoffen in proben
DE102015104531A1 (de) * 2015-03-25 2016-09-29 Endress + Hauser Conducta Gesellschaft für Mess- und Regeltechnik mbH + Co. KG Analysegerät

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