JPH0323112A - 基板収納装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、電子部品実装機に用いられる電子回路基板
等を収納する基板収納装置に関するものである。

従来の技術 近年、基板収納装置は、収納部から容易に基板を取り出
せ、かつ段積収納できるものが望まれている。

以下図面を参照しながら、上述した基板収納装置の従来
例を説明する。

第４図に示された基板収納装置は、基板１０１が実装機
の搬送コンベア（図示せず）によって、装置内の所定位
置まで運ばれて停止する。次に基板押し上げ駆動ユニッ
ト１０２が上昇し、基板１０１は基板受け金具１０２ａ
によって保持され八方向に移動する。前記駆動ユニット
１０２と垂直方向に平行で両脇に基板収納部１０３が支
持板１０４の上方に固定されている。基板１０１は両端
の収納ガイド板１０３ａ．１０３ｂにそって収納部ｌこ
入る。収納部には、矢印Ｂの位置に基板１０１を保持す
るための爪１０３ｃが複数取りつけられており、これは
一方向にしか回転せず、基板１０１の落下を防ぐように
なっている。前記基板１０１は、爪１０３ｃを通過し駆
動上限に至る。次に駆動ユニット１０２は下降をする。

必然的に基板１０１も下降するが、途中、前記爪１０３
ｃによって止められ、保持される。このような動作が繰
り返され、基板１０１が収納部に直積されていく。

発明が解決しようとする課題 従来の技術で示した第４図の基板収納装置の場合、基板
を収納する部分が固定されており、基板を取り出す時は
基板を直に手でつかみ取ることになり、数枚ずつしか取
り出せず、取り出し作業時間を多く費やす。

また実装済の基板を直積収納するので、数枚が増えてい
くと、一番下方の基板に他の基板重量がかかり、実装部
品に負荷を与え、基板品質上非常に悪い影響を及ぼすこ
とになる。

以上のように、従来の技術では、基板の取り出し作業時
間が長く、作業効率が低く、また基板品質上のトラブル
発生の要因にもなる恐れがある。

本発明は、上記問題に対し、作業効率の向上と、基板品
質の確保を実現させる基板収納装置を提供するものであ
る。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の基板収納装置は
、基板を垂直方向に一定の距離だけ移動させる上下動可
能な駆動手段と、前記駆動手段と垂直方向に平行で両脇
に位置し、基板収納箱を支持する手段と、前記支持手段
の上方に基板との一定位置を保ち固定した基板収納箱と
を備え、前記基板収納箱は、両側板に基板を段積収納で
きる手段と、前記段積収納手段を一方向のみの回転を可
能とする手段とを設けたものである。

作用 本発明は、上記した構成によって、収納された基板を取
り出す場合は、段積された基板収納箱のみ上方に持ち上
げることによって、収納箱全体を一度に持ち運びできる
。また収納箱を複数備えておくことにより、収納箱内に
基板が満載しても収納箱毎、ワンタッチ交換できる。

実施例 以下、本発明の一実施例の基板収納装置について図面を
参照しながら説明する。

第１図においては、基板１が実装機の搬送コンベア（図
示せず）によって、装置内の所定位置まで運ばれて停止
する。次に基板押し上げ駆動ユニット２が上昇し、基板
１は基板受け金具２ａによって保持されＣ方向に移動す
る。前記駆動ユニット２と垂直方向に平行で両脇に位置
するよう基板収納箱３が支持板４の上方に位置決めビン
５によって保持されている。基板１は収納箱両側板３ａ
．３ｂにそって収納箱に入る。

第２図において、収納箱３には、矢印Ｄの位置に基板１
を保持するために等間隔の突起６ａ．６ｂの付いたベル
ト６を設けており、これは、矢印Ｅに示すようにラチェ
ットホイル７と板バネ８によってＦ方向にしか回転でき
ないようにしている。前記基板１は、ベルト６の突起６
ａ，６ｂを押し上げ、Ｆ方向にベルト６を回転させる。

次に駆動ユニット２は下降をする。必然的に基板１も下
降するが回転終了した突起によって止まり、保持される
。このような動作が繰り返され、基板１が収納部に段積
されていく。

このように、段積タイブの基板収納箱を設けることによ
り、作業効率向上と、基板品質の確保が実現できる。

発明の効果 以上のように、本発明は基板を垂直方向に一定の距離だ
け移動させる上下動可能な駆動手段〈駆動ユニット〉と
、前記駆動手段と垂直方向に平行で両脇に位置し、基板
収納箱を支持する手段（支持板）と、前記支持手段の上
方に基板との一定位置を保ち固定した基板収納箱で構威
され、前記基板収納箱は、両側板に基板を段積収納でき
る手段（ベルト）と、前記段積収納部を一方向のみの回
転を可能とする手段（ラチェット、板バネ）とを設けて
なる基板収納装置により、基板収納全体を一度に持ち運
びでき、また収納箱を複数備えることにより収納箱内に
基板が満載しても収納箱毎、ワンタッチ交換できること
から作業効率の大幅な向上が図れる。

【図面の簡単な説明】 第１図（ａ）　．　（ｂ）は本発明の実施例における基
板収納装置の正面図および側面図、第２図は本発明の実
施例における基板収納箱の全体斜視図、第３図は基板収
納箱の動作を示す説明図、第４図（ａ），（ｂ），（Ｃ
）は従来の基板収納装置の正面図，側面図および要部拡
大図である。 １・・・・・・基板、２・・・・・・駆動ユニット、３
・・・・・・基板収納箱、３ａ，３ｂ・・・・・・基板
収納箱両側板、４・・・・・・支持板、６・・・・・・
ベルト、６ａ，６ｂ・・・・・・突起、７・・・・・・
ラチェット、８・・・・・・板バネ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　基板を垂直方向に一定の距離だけ移動させる上下動可
   能な駆動手段と、前記駆動手段と垂直方向に平行で両脇
   に位置し、基板収納箱を支持する手段と、前記支持手段
   の上方に基板との一定位置を保ち固定した基板収納箱と
   を備え、前記基板収納箱は、両側板に基板を段積収納で
   きる手段と、前記段積収納手段を一方向のみの回転を可
   能とする手段とを設けてなる基板収納装置。