JPH03230980A - 印刷制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、入力される印字情報をページ単位に処理す
る印刷装置に係り、特に印字情報を異なる給紙口から給
送される記録媒体に印字可能な印刷装置に関するもので
ある。

［従来の技術］ 従来、この種の装置においては、入力される印字情報を
ページ単位に処理し、さらに処理した印字情報を給送さ
れた記録媒体の両面に印字するようにプリントエンジン
を制御して、高度な印刷処理を行っている。

また、上記印刷機能に加えて、例えば一連の印字情報（
印字データ）を両面で出力中に、あるページを表面に印
字し、しかも現在給紙している給紙台とは別の給紙台か
ら給紙を行うことができるように構成された装置も考案
されている。このような装置において、特定のコマンド
、たとえば印字データを表面に印字する表面指定制御コ
ードによって給紙台を自動的に切り換えて、表面指定さ
れたページのみ違う給紙台から給紙する様な付随処理起
動催促手段を設けた提案もされている。

［発明が解決しようとしている課題］ しかしながら、上段下段の２つの給紙台から給紙可能な
印刷装置において、たとえば下段の用紙はＡ４サイズ、
上段の用紙はＢ４サイズで印刷処理の運用を行っている
場合、上記のように表面指定制御コードによって自動的
に給紙台を切り換えると、現在印字中の用紙とサイズの
不一致が生じ印刷処理ができないという問題点があった
。

この発明は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、特定のコマンドで解析時にその特定コマンドに付
随する第１の付随処理として、たとえば給紙台切り換え
処理と、第２の付随処理として、たとえば特定コマンド
解析後のページに仕分はマークを出力する処理を初期化
パラメータファイルの値に応じて第１、第２の付随処理
のどちらかの処理を行うような印刷装置を得ることを目
的とする。

［課題を解決するための手段及び作用］この発明に係る
印刷装置は、データ解析手段により解析される印字情報
中のコマンド解析結果に基づいて特定のコマンドに付随
する第１又は第２の付随処理の起動を促す付随処理起動
催促手段と、第１あるいは第２の付随処理のどちらを実
行するかを初期化パラメータファイルの値により制御す
る制御手段を設けたものである。

初期化パラメータファイルの値によってデータ解析手段
により解析される印字情報中のコマンド解析結果により
特定のコマンドが解析された場合に、付随処理起動催促
手段に、特定コマンドに付随する第１の付随処理（たと
えば特定ページの前後で給紙口を一時的に切り換える処
理）を実行させるか、第２の付随処理（たとえば特定ペ
ージに仕分はマークを出力する処理）を実行させるかを
制御するようにしたものである。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示す印刷装置の構成を説
明するブロック図であり、１はホストコンピュータで、
外部に接続され、少なくとも文字コードおよび当該文字
コードを編集または出力制御するための制御コードを含
む印字データ（印字情報）をプリンタ部に出力する。

２は入力バッファメモリで、ホストコンピュータ１から
送られる印字データを一時的に蓄える。

３はデータ解析機能部で、入力バッファメモリ２に蓄え
た印字データを解析したり、特定の制御コード（制御コ
マンド（この実施例においては、表面指定制御コード）
）を解析する。４はページバッファメモリで、給紙フラ
グおよび解析後の印字データをページ単位で記憶する。

５は出力処理機能部で、ページバッファメモリ４の情報
を対応するドツトパターン情報に変換して画像バッファ
メモリ６に展開するとともに、給紙フラグの指示に従っ
てプリンタＩ／Ｆ部７に給紙台の切り換え指示を行う。

プリンタＩ／Ｆ部７は、画像バッファメモリ６のドツト
パターン情報をプリンタエンジン部８に転送する。

１３は初期化パラメータファイルが書込まれて納する初
期化パラメータリード部である。

プリンタエンジン部８は、記録媒体を給紙する給紙台が
複数個あり、また、記録媒体の両面／片面に対して選択
的に印字情報を印字するための公知の記録媒体搬送機構
（図示しない）が具備されている。

なお、データ解析機能部３、出力処理機能部５の動作は
ＲＯＭ１２に記憶された後述する制御プログラムなＣＰ
ＵＩＩが実行することにより行う。また、データ解析手
段となるデータ解析機能部３により解析される印字情報
中のコマンド解析結果により特定のコマンドが解析され
た場合に、付随処理起動催促手段及び制御手段を兼ねる
出力処理機能部５がＲＡＭ１５に格納されている初期化
パラメータファイルの値によって、特定コマンドに付随
する一連の付随処理の起動を促し、１つのコマンドで複
合的な処理を実行させる。

このとき出力処理機能部５は、第１、第２の付随処理起
動のうち、どちらを実行するかの制御を行い、どちらか
の処理を実行させる。すなわち、出力処理機能部５はデ
ータ解析機能部３により解析される印字情報中のコマン
ド解析結果、及び初期化パラメータファイルの値に基づ
いて制御を行う。

第１の付随処理の起動を実行する場合は、特定コマンド
解析後の特定ページの前後で記録媒体（記録紙）に対す
る給紙台を一時的に切り換える処理を特定コマンド処理
（この実施例では表面指定制御コードに付随して催促し
、一連のページ処理）に付随して行う。

また、第２の付随処理の起動を実行する場合は、特定コ
マンド解析後の特定ページに仕分はマークを出力する処
理を特定コマンド処理（この実施例では表面指定制御コ
ードに付随して催促し、一連のページ処理）に付随して
行う。

次に第１図の動作について説明する。

かかる構成において、両面プリントで下段給紙が指示さ
れた場合は、ホストコンピュータ１は作成した印字デー
タを入力バッファメモリ２に送る。データ解析機能部３
は印字データを解析し、制御コードで表面指定制御コー
ドの場合、作成中のページをクローズし、クローズした
ページが表か裏かをチエツクする。そして、「裏」であ
った場合には、そのまま次の処理を行う。一方、「表」
であった場合は、対応する裏ページを白紙として作成し
、次のページが表面にプリントされる。例えば４ページ
目の先頭で表面指定制御コードが解析されると、３ペー
ジ目の裏面にプリントされるべき４ページ目の印字デー
タが５ページ目の表面にプリントされ、３ページの裏面
は白紙となる。この処理が表面指定制御コード本来の機
能である。しかし、この発明ではＲＡＭ１５に格納され
ている初期化パラメータファイルの値が、第１の付随処
理起動を実行する場合は以下の処理を行う。表面指定制
御コード本来の機能の他に給紙台を切り換える機能を付
加しているため、表面指定制御コードによって表面に印
字するように指示されている文字コードをページバッフ
ァメモリ４へ書き込むと同時に、これに付随して当該ペ
ージの給紙台切換えフラグを上段にし、印字データの解
析を継続して行う。

次に表面にプリントする印字データを解析した段階で当
該ページの給紙台切換えフラグを下段にしてページバッ
ファメモリ４へ書き込む。出力処理機能部５は、このよ
うに書き込まれたページバッファメモリ４の内容をドツ
トパターン情報に変換し、画像バッファメモリ６に展開
する。さらに、ドツトパターンの展開処理を終了すると
、プリンタＩ／Ｆ部７に画像バッファメモリ６の内容を
プリンタエンジン部８に転送するように指示すると同時
に、ページバッファメモリ４の当該ページの給紙台切換
えフラグの指示に従った給紙台の指示をプリンタＩ／Ｆ
部７を通してプリンタエンジン部８へ通す一連の処理を
付随的に実行する。

これにより、従来は給紙台を切り換える専用の制御コー
ドによって給紙台を切り換えていたものが、表面指定制
御コードのみで上段から記録紙が給紙され、その次のペ
ージは再び下段から給紙される。このため、章の区切り
、部門の区切り等を色紙で印字することが専用の給紙制
御コードなしで印字することができる。

また、上段下段の用紙サイズを違えて運用する場合は、
本発明による初期化パラメータファイルの値を第２の付
随処理起動を実行するようにすれば、給紙台の切り換え
なしで印刷することができる。

以下に第２の付随処理起動の説明をする。表面指定制御
コード本来の機能の他に仕分はマークを出力する機能を
付加しているため、表面指定制御コードによって表面に
印字するように指示されている文字コードをページバッ
ファメモリ４へ書き込むと同時に、これに付随して当該
ページに仕分はマークを出力をページバッファメモリ４
へ書き込み、印字データの解析を継続して行う。出力処
理機能部５は、このように書き込まれたページバッファ
メモリ４の内容をドツトパターン情報に変換し、画像バ
ッファメモリ６に展開する。さらに、ドツトパターンの
展開処理を終了すると、プリンタＩ／Ｆ部７に画像バッ
ファメモリ６の内容をプリンタエンジン部８に転送する
ように指示し一連の処理を付随的に実行する。

これにより、従来は仕分はマークを出力する専用の制御
コードによって仕分はマークを出力していたものが、表
面指定制御コードのみで仕分はマークが出力される。ま
た上段下段の用紙サイズが違っても、章の区切り、部門
の区切り等を仕分はマークの出力で区切ることができる
。

次に第２図を参照しながらこの発明による印字処理動作
について説明する。

第２図は、第１図に示した印刷装置における印字情報処
理手順の一例を説明するフローチャートである。なお、
（１）〜（１６）は各ステップを示す。

先ず、ホストコンピュータ１から入力バッファメモリ２
に印字データを受信する（ステップ（１））。次いで、
データ解析機能部３が印字データが終了かどうかを判断
しくステップ（２））、Ｎｏの場合は（印字データ受信
中）はデータ解析処理を実行する（ステップ（３））。

次いで、データ解析機能部３が受信したコードが表面指
定制御コードかどうかを判断しくステップ（４））　、
ＮＯの場合は、解析した印字データをページバッファメ
モリ４へ書き込む（ステップ（５））。次いで、ページ
バッファメモリ４に１ペ一ジ分のデータを書き込んだか
どうかを判断しくステップ（６））、ＮＯならばステッ
プ（１）に戻り、ＹＥＳの場合はステップ（Ｊ２）以降
に■ 進む。

一方、ステップ（４）の判断で、ＹＥＳの場合は、ステ
ップ（７）に進み、作成中のページをクローズし、表面
指定制御コード本来の処理を行う。

次いで、ステップ（８）に進み、第１、第２の付随処理
起動のどちらを実行するか判断し、第１の付随処理起動
を実行する場合はステップ（９）へ進み、表面になるペ
ージの給紙台切換えフラグを上段に設定する。第２の付
随処理起動を実行する場合はステップ（１０）へ進み、
表面になるページ仕分はマークを出力すると同時に給紙
台切り換えフラグは前ページと同じに設定する（ステッ
プ（１１））。

次いでページバッファメモリ４から画像バッファメモリ
６へのドツト展開を行う（ステップ（１２））。続いて
、出力するページが前ページの給紙台と同じかどうかを
、ページバッファメモリ４の当該ページの給紙台切換え
フラグによって判定しくステップ（１３））、ＮＯの場
合はプリンタエンジン部８へ画像バッファメモリ６のド
ツト情報の転送と給紙台切換えをプリンタＩ／Ｆ部７へ
指示しくステップ（１４））、ステップ（１）に戻る。

一方、ステップ（１３）でＹＥＳの場合は、画像バッフ
ァメモリ６のドツト情報を転送する指示をプリンタＩ／
Ｆ部７へ与え（ステップ（１５）　）、ステップ（１）
に戻る。

一方、ステップ（２）の判断で、ＹＥＳの場合は１ペ一
ジ分のデータ作成途中かどうかを判断しくステップ（１
６））、ＮＯならば処理を終了し、ＹＥＳの場合（作成
途中）は、ページバッファメモリ４に未出力のデータが
あるので、ステップ（１２）に戻る。

［他の実施例〕 尚、上述の説明ではＣＰＵＩＩを１個としているが、別
にＣＰＵを設けてこれに出力処理機能部５を実現させて
も良い。

また、印字データの発生源はホストコンピュータ１とし
ているが、他にも磁気テープ装置、デイスフ装置等でよ
い。

また、特定の制御コードを表面指定制御コードとしてい
るが、データの一連の流れの中での区切りを示す制御コ
ード、例えばジョブ開始、セクション開始等の制御コー
トでもよい。

〔発明の効果〕

以上述べた如く本発明によれば、特定のコマンド解析時
にその特定コマンドに付随する第１、第２の付随処理の
起動のうちのどちらを処理するかを初期化パラメータフ
ァイルの値によって選択的に切換えることができる。た
とえば給紙台切り換えの付随処理を行うか、仕分はマー
ク出力の付随処理を行うかを判断して制御することがで
き、上段下段の用紙サイズが違う場合でもエラーとなら
ずに印刷処理が可能になり、部門の区切り、章の区切り
などに仕分はマークを出力することができ、色紙を給紙
しなくてもすむ。したがって、印刷装置の運用態様に応
じて、特定コマンドに付随して所望の付随処理を起動さ
せることができる。

　５

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による実施例の印刷装置のブロック構成
図、 第２図は実施例の印字出力の制御手順を示すフローチャ
ートである。 ｌ・・・ホストコンピュータ ２・・・入力バッファメモリ ３・・・データ解析機能部 ４・・・ページバッファメモリ ５・・・出力処理機能部 ６・・・画像バッファメモリ ７・・・プリンタＩ／Ｆ部 ８・・・プリンタエンジン部 １１・・・ＣＰＵ １２・・・ＲＯＭ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録媒体を給紙する複数の給紙口と、入力される
   印字情報をページ単位に解析するデータ解析手段と、こ
   のデータ解析手段により解析されたページ単位の印字情
   報に基づいて前記給紙口から給紙される記録媒体の両面
   または片面に印字するプリンタエンジン部とを有する印
   刷装置において、 前記データ解析手段により解析される前記印字情報中の
   コマンド解析結果に基づいて特定のコマンドに付随する
   第１または第２の付随処理の起動を促す付随処理起動催
   促手段と、前記第１、第２の付随処理に関連する初期化
   パラメータファイルを記憶する記憶手段と、前記記憶手
   段に記憶されている初期化パラメータファイルの値に基
   づいて、前記付随処理起動催促手段に第１又は第２の付
   随処理のいずれか一方を選択的に催促するように制御す
   る制御手段とを具備したことを特徴とする印刷装置。
2. （２）第１の付随処理は、データ解析手段により解析さ
   れる印字情報中のコマンド解析結果に基づいて特定ペー
   ジの前後で記録媒体に対する給紙口を一時的に切り換え
   る処理であり、第２の付随処理はデータ解析手段により
   解析される印字情報中のコマンド解析結果に基づいて特
   定ページに仕分けマークを印刷出力する処理であること
   を特徴とする請求項（１）記載の印刷装置。