JPH03230857A - チタン酸アルミニウム製部品の鋳包み方法 - Google Patents

チタン酸アルミニウム製部品の鋳包み方法

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JPH03230857A
JPH03230857A JP2214090A JP2214090A JPH03230857A JP H03230857 A JPH03230857 A JP H03230857A JP 2214090 A JP2214090 A JP 2214090A JP 2214090 A JP2214090 A JP 2214090A JP H03230857 A JPH03230857 A JP H03230857A
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JP
Japan
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aluminum
aluminum titanate
oxide
magnesium oxide
titanate
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Application number
JP2214090A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Shinohara
博 篠原
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チタン酸アルミニウム製部品の鋳込み方法に
係り、特に自動専用エンジンのチタン酸アルミニウム(
TiAβ205)製の排気ボートライナをアルミニウム
あるいはその合金で鋳包む方法に関するものである。
(1) 〔従来の技術〕 最近自動車排出ガスを低く抑え、更に燃費向上を図るた
め、又、他の目的としてエンジンの出力向上のために、
エンジンの燃焼制御の方法として、可燃混合気の最適化
、圧縮比の向上、点火時期の最適化等が行われている。
このためエンジン燃焼室温度が上昇することになる。
この燃焼室温度上昇はエンジンシリンダーヘッドの排気
ポート、及び排気マニホールドに対しても高温腐蝕の影
響を与える。一方、これらの排気ポート、及び排気マニ
ホールドにチタン酸アルミニウム製ボートライナを排気
通路に鋳包むことによって、シリンダーヘッドの排気ポ
ートを通る高温排気ガスを冷却することなく高温度のま
5ポ一ト出口又はマニホールド出口に装着する過給機(
ターボチャジャ−)を供給出来、エンジンの高過給によ
る高出力が得られる。
又一方、排気ポートを通してエンジンシリンダーヘッド
ブロック部に流出する熱を断熱し低減している。これは
、エンジンシリンダーヘッドプロ(2) ツク部中の冷却水の水孔の断面積が少さくて良く、又、
冷却水の水量も低減出来る。これは、エンジン冷却系が
簡易になりラジェータも少なくなり、車両重量の低減に
もなる。
従来、自動専用エンジンのチタン酸アルミニウム(Ti
Aβ205)製排気ポートライナをアルミニウム又はア
ルミニウム合金に鋳包む方法は600℃〜800℃の溶
湯を、前記排気ポートをセットした。
鋳型中に注入することによってなされる。
この注入によってチタン酸アルミニウム(TiAβ20
.)と溶融アルミニウム(Ajlりが反応して、チタニ
ア(T10□)が還元され、チタン(Ti)層が生成す
る。この反応は TiAβ20.→TlO2+ A Il 203   
 ・・・(1)3TiOz+4Aj!→2A R203
+3T i   ・・・(2)である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記反応によってチタン酸アルミニウム層とアルミニウ
ム層の境界は未分解チタン酸アルミ(3) (T+A I 205)、分解チクニア(Tin2)、
分解アルミナ(Al2O2)、生成アルミナ(八120
3)、還元チタン(Ti)が混在することになる。これ
ら混在層は多孔質で、ボッボッの脆い層である。
このように従来法ではチタン酸アルミニウムを主成分と
する部品をアルミニウムあるいはアルミニウム合金で鋳
包む場合、 ■ チタン酸アルミニウム層が分解する。
■ 境界層がボッボッの脆い層が生成する。
02つの大きな問題を有する。
これらの現像はチタン酸アルミニウム層の肉厚を減じ予
め設定された機能を低下させる。
本発明は排気ボートライナの主成分として用いられるチ
タン酸アルミニウムと溶融アルミナとの反応による分解
を防止することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は本発明によればチタン酸アルミニウムを主成
分とする部品をアルミニウムあるいはアルミニウム合金
によって鋳包む際に、前記部品の(4) 表面に、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化ベリ
リウム、酸化セリウム、及び酸化ジルコニウムから選ば
れた少なくとも一種又は二種以上を塗布した後、前記ア
ルミニウムあるいはアルミニウム合金で鋳包むことを特
徴とするチタン酸アルミニウム製部品の鋳包み方法によ
って解決される。
本発明では上記酸化カルシウム等の酸化物の塗布は厚さ
が0.1廁〜1 mmで行うのが好ましく、10jm1
〜100μが最適である。
〔作 用〕
本発明によれば、酸化マグネシウム等の酸化物を、チタ
ン酸アルミニウムを主成分とする部品表面に塗布するこ
とにより3Mg0+2Aβ→AAz03+3Mgの反応
により、酸化マグネシウムがチタン酸アルミニウムより
選択的に反応してA 1203 とmgになりMgとA
Iはすぐに合金を生成するので溶融アルミニウムによる
チタン酸アルミニウムの熱分解を防止でき境界層の強度
を向上できる。
(5) 〔実施例〕 以下本発明の実施例を図面にもとすいて説明する。
第1図及び第2図は、本発明の1実施例を示す排気ポー
ト部及びその拡大図である。
第1図及び第2図に示されたチタン酸化ルコニウム製の
ボートライナ9表面に酸化カルシウム(Can) 、酸
化マグネシウム(MgO) 、酸化ベリリウム(Bed
) 、酸化セリウム(ce2oa) 、酸化ジルコニウ
ム(2rO□)のうちの1種又は2種以上を厚さ0.1
g11〜2m1111好ましくは1−〜1mm、より好
ましくは10陶〜100角に塗布する。
塗布方法としては、プラズマ溶射法が最適であるがスラ
リー状にして、スプレー塗布、刷毛塗布、乾燥しても良
い。
この様にして製造した排気ボートライナを所定の鋳造用
型にセットし、アルミニウム合金を湯温的700℃にて
鋳造を行う。
この方法によって製造したE/G用シサシリンダ−ヘッ
ド工してE/Gとして組立てた。性能は(6) 著しく向上し、E/Gは最高の良好な性能を維持した状
態で殆んど永久に運転可能であった。
本発明の実施例を第1図、第2図に図示したが、第1図
は詳細に見れば直噴ジーゼルE/Gになっているが、単
にレシプロエンジンのみならず、スターリングエンジン
、カスタービンエンジンにも適用される。
第1図、第2図において1はエキゾーストバルブ、2は
シリンダーヘッド、3はシリンダーブロック、4はピス
トン、5は噴射弁、6はバルブガイド、7は水孔(冷却
水)、8は排気ポート、9はボートライナー、lOは黒
塗つぶし部(コーテング層)、11は燃焼室を示す。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば溶融アルミによるチタ
ン酸アルミの熱分解を防止でき、境界層の強度を向上す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の1実施例を示す(7) 1・・・エキソ−ストバルブ、 2・・・シリンダーヘッド、 3・・・シリンダーブロック、 4・・・ピストン、     5・・・噴射弁、6・・
・バルブガイド、  7・・・水孔(冷却水)、8・・
・排気ポート、    9・・・ボートライナー10・
・・黒塗つぶし部(コーテング層)、11・・・燃焼室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、チタン酸アルミニウムを主成分とする部品をアルミ
    ニウムあるいはアルミニウム合金によって鋳包む際に、
    前記部品の表面に、酸化マグネシウム、酸化カルシウム
    、酸化ベリリウム、酸化セリウム、及び酸化ジルコニウ
    ムから選ばれた少なくとも一種又は二種以上を塗布した
    後、前記アルミニウムあるいはアルミニウム合金で鋳包
    むことを特徴とするチタン酸アルミニウム製部品の鋳包
    み方法。
JP2214090A 1990-02-02 1990-02-02 チタン酸アルミニウム製部品の鋳包み方法 Pending JPH03230857A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103008533A (zh) * 2012-12-25 2013-04-03 常州大学 一种利用物质熔化和升华吸热的锌合金激冷醇基涂料

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