JPH0322971A - ビフィズス菌増殖物質の精製法及び増殖物質 - Google Patents

ビフィズス菌増殖物質の精製法及び増殖物質

Info

Publication number
JPH0322971A
JPH0322971A JP1155596A JP15559689A JPH0322971A JP H0322971 A JPH0322971 A JP H0322971A JP 1155596 A JP1155596 A JP 1155596A JP 15559689 A JP15559689 A JP 15559689A JP H0322971 A JPH0322971 A JP H0322971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment
ultrafiltration membrane
extract
activated carbon
electrodialysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1155596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0573385B2 (ja
Inventor
Teruhisa Masai
正井 輝久
Takanobu Shibuta
隆伸 渋田
Yasuyuki Yoshida
吉田 泰行
Yasusuke Suzuki
庸介 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Soft Drinks Co Ltd
Original Assignee
Calpis Food Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calpis Food Industry Co Ltd filed Critical Calpis Food Industry Co Ltd
Priority to JP1155596A priority Critical patent/JPH0322971A/ja
Priority to DE69018132T priority patent/DE69018132T2/de
Priority to EP90306429A priority patent/EP0404425B1/en
Priority to US07/537,664 priority patent/US5087449A/en
Priority to CA002019126A priority patent/CA2019126A1/en
Publication of JPH0322971A publication Critical patent/JPH0322971A/ja
Publication of JPH0573385B2 publication Critical patent/JPH0573385B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N1/00Microorganisms, e.g. protozoa; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
    • C12N1/20Bacteria; Culture media therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C9/00Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
    • A23C9/20Dietetic milk products not covered by groups A23C9/12 - A23C9/18
    • A23C9/203Dietetic milk products not covered by groups A23C9/12 - A23C9/18 containing bifidus-active substances, e.g. lactulose; containing oligosaccharides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • A23L29/03Organic compounds

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はビフィドバクテリウム属菌、即ちビフィズス菌
の増殖物質の精製法に関するものである.更に詳細には
、本発明は大豆から抽出したビフィズス菌増殖物質の精
製法に関するものである。
一般にビフィズス菌は、乳児から成人まで、生理的に好
ましいものとされている.特に、腸管感染防御、免疫機
能の増強、腸内腐敗の抑制、蛋白代謝やビタミン代謝の
改善に効果があると言われている. 近年、ビフィズス菌そのものの投与が臨床方面で試みら
れるようになったが,これは乳児、幼児、戒人および老
人の胃腸障害、肝障害、皮膚病、アレルギー性疾患,菌
交代症等の治療法として有効とされていることにもとす
くものである.又、ビフィズス菌の有効性を利用する目
的でビフィズスヨーグルト、ビフィズス菌入り錠菓など
のビフィズス菌含有食品も市販されるようになった. 医学的見地からも乳児に限らず戊人、老人にとって腸管
内をビフィズスフローラとすることは、病気の予防や、
病気からの回復を早めるなどの効果があるとされており
、そのためにも常時腸内のビフィズス菌数の高水準の保
持が望まれている状態である. 一時的なビフィズス菌の増加をねらうのであれば,ビフ
ィズス菌を連続経口投与すればよいが、投与を中止する
と短期間で体外に排泄されてしまうため、単なる菌体の
経口投与によって腸内のビフィズス菌数を高い水準で維
持することは困難である. そこで、腸内にビフィズス菌が定着し、かつ増殖する環
境をつくる事が大切となり、そのためにビフィズス菌の
増殖を促す物質を単独で、又はビフィズス菌と共に経口
投与することにより、腸内のビフィズス菌数を高い水準
に維持することが試みられるようになったのである。
(従来の技術及び問題点) 豆乳がビフィズス菌の生育に有効なことは、特開昭51
−142566号、特開昭55−85390号等により
公知である.しかし豆乳のどのような或分が有効である
のかは全く不明である. また,スタキオース、ライノースなどの大豆に含まれて
いるオリゴ糖類はビフィズス菌をある程度増殖する糖類
として公知である. しかし、これら糖類を用いても、ビフィズス菌増殖効果
は豆乳に含まれるビフィズス菌増殖物質より劣っている
のである. (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、大豆抽出液等からビフィズス菌増殖物質
を精製するために鋭意研究した結果,1.分画分子量2
0,000〜100,000の限外濾過膜による処理。
2.得られた処理液の活性炭処理. 3.得られた活性炭処理液の電気透析処理。
以上の3工程を連続的必須処理として精製工程中に行え
ば、ビフィズス菌増殖物質が実用的に使用できる程度に
十分mmできることが明らかとなり、本発明を完成する
に至った。
本発明の上記連続的必須3工程の大きな特色は、大豆抽
出液や大豆ホエーからビフィズス菌増殖物質の精製にお
いて、共存する蛋白、塩類、着色物質等の夾雑物質をほ
とんど完全に分離し、ビフィズス菌増殖物質を実質上各
種用途に使用できるまでに精製できたところにある. また、工程別では,分画分子量20 , 000〜10
0,000、好ましくは40,000〜60,000の
限外濾過膜処理によって,蛋白、着色物質、微生物等を
分離し、次の活性炭処理によって、残存する2S蛋白、
着色物質の吸着除去を行うが、限外濾過処理によって分
離されなかった2S蛋白を活性炭処理によって吸着除去
した工程は本発明における特色の一つである。
次に連続して、電気透析処理を行い、脱塩と同時に荷電
着色物質を除去するが、この際処理液から活性炭処理に
よって23蛋白が除去されているために,電気透析処理
が効率よく行なわれ,本発明をビフィズス菌増殖物質の
産業上におけるきわめて有利な精製法としたのである. また、本発明においては、電気透析処理の後に,イオン
交換樹脂処理を行えば、更に残存する塩類,着色物質、
窒素化合物等を完全に除去することができる。イオン交
換樹脂処理としては、陽イオン交換、陰イオン交換,両
イオン交換を適宜組合せて行うのがよい。
ここに精製されたビフィズス菌増殖物質は真仝濃縮して
、シロップとし、また噴霧乾燥して粉末状にするなど各
種の用途に応じた製品とすることができる。
また、本発明においては、限外濾過膜処理の前処理とし
て、大豆もしくはその処理物の抽出液又は大豆ホエーに
塩化カルシウムを添加し、加熱処理し、pHを4.2〜
5.6に調整し,蛋白、塩類等を沈澱除去する工程を行
ってもよい. 更に、本発明は,大豆もしくはその処理物の抽出液又は
大豆ホエーもしくはこれらの処理液を限外濾過膜処理し
,活性炭処理し、電気透析処理し,イオン交換樹脂処理
してなるビフィズス菌増殖物質を包含している. 本発明を詳細に説明する. 本発明における原料としては,大豆、脱脂大豆、又はこ
れらの処理物の水、アルコール、アルコール水溶液など
による抽出液や脱脂し、蛋白を分離した後の大豆ホエー
などがあるが、大量に入手することのできる大豆ホエー
が安定供給できるので好ましい。
大豆もしくはその処理物の抽出液又は大豆ホエーには塩
化カルシウムを添加し、加熱して,蛋白、塩類等を除去
する前処理をしておけば、限外濾過処理の円滑な操作を
行う上で都合がよい.具体的には、大豆抽出液等に塩化
カルシウムを該抽出液の固形分(R.Brix値)対し
て5〜10重量%添加し、約80℃に加熱達温後P}I
を4.2〜5.6、好ましくは4.8〜5.2として不
純物を除くのがよい。この場合Pll 4.2以下では
目的物質の分解が起り、又pH5.6以上では不純物の
沈殿が完全ではない。
大豆もしくはその処理物の抽出液又は大豆ホエーもしく
はこれらの前処理液について分画分子量20,000か
ら100,000、好ましくは40,000から60,
000の膜を用い限外濾過し、濾液を集める。分画分子
量が20,000以下であると透過流束が少なくなり、
又目的物質の歩溜りが低く,効率のよい生産には適さな
い.又、ioo,ooo以上になると目的物質以外の夾
雑物が多くなり、以降の工程での負荷が高くなり効率的
な運転が出来ないので好ましくない. 限外濾過膜処理液は分画分子量20,000〜100,
000好ましくは40.000〜60 , 000の膜
で処理した場合,分画分子量以下の物質は当然透過液に
混入してくる.該大豆抽出液の場合は分子の大きさが2
8蛋白附近から以下の可溶性蛋白質、ペプチド類,荷電
、無荷電の着色有機物質その他の有機物質あるいは無機
物質等が透過液に混入し、以降の精製工程での妨害物質
となる.そこで本発明者らは種々検討した結果膜濾過と
活性炭処理を連続して組合わせることが、蛋白質、着色
物質の除去に有効であることが判明したのである. 使用する活性炭は一般市販品で十分であり、活性炭0.
5〜5重量%を限外濾過膜処理液に添加混合し、その後
,濾過,遠心分離などによって活性炭を分離して活性炭
処理が行なわれる. この活性炭処理によって、かなりの量の蛋白質,着色物
質が除去されるが、特にこの後の電気透析処理で膜汚染
の原因となる2S蛋白などの低分子蛋白の除去に有効で
あった。
活性炭処理液にはわずかな塩類と無機物質が含まれてい
るが、次に電気透析処理して,塩類と無機物質を除去す
る. 本発明における電気透析処理では,その前処理として限
外濾過膜処理に続いて活性炭処理が行なわれているので
、分子量の小さな蛋白、特に2S蛋白が分離除去されて
いるので、電気透析処理は効率よく進行する。
電気透析処理の終了したビフィズス菌増殖物質は、この
まま各種食品に使用することができるが、未だごく微量
の塩類、着色性物質,窒素化合物などを含んでいる. ビフィズス菌増殖物質を直接飲料等に使用する場合は,
微量の塩類や窒素化合物が苦味を出し、着色物質が飲料
の色を損うので好ましくない。
本発明においては、電気透析処理した後、陰イオン交換
樹脂、陽イオン交換樹脂、両イオン交換樹脂などを適宜
組合せたイオン交換樹脂処理を行うのが好ましい. 電気透析処理の終了したもの、又は更にイオン交換樹脂
処理の終了したものは、液状のまま,もしくは真空濃縮
してシロップとして,更には噴霧乾燥、凍結乾燥などに
より粉末状にして、ビフィズス菌増殖物質として直接又
は間接的に飲料などの各種食品に適用することができる
ものである。
次に本発明の試験例及び実施例を示す.試験例1 丸大豆100kgを95℃熱水180 Qで30分間抽
出した大豆熱水抽出液に塩化力ルシュウムを加え、更に
pHを5.0として不溶物を除いた後の分画分子量40
,000、20,000. 10,000の各限外濾過
膜による処理経過を第1図に示した. 縦軸には、透過流束(単位膜面積を単位時間に透過する
透過液量(kg/rrl’・hr))を示し、横軸には
、容量減少率(供給液の最初の容量を,処理後の保持液
の容量で割った値.濃縮倍率と同意.)を示した。
大豆熱水抽出液100Qを原料としダイセル多目的試験
機PCD−40(ダイセル化学工業(株))を用いて試
験したが、処理液の液温は70℃、入口圧力8.5kg
/aJ、出口圧力5.5kg/aJ、循環流jll.2
m/hrsで行った。
第1図から明らかなように、分画分子量10,000で
は透過流束も小さく,又透過液の指標とした糖類の回収
率もよくなかった. 試験例2 試験例工で得られた大豆熱水抽出液を分画分子量40,
000の限外濾過膜で処理し、その透過液に活性炭(太
閤活性炭FC−150二村化学工業(株))1%を添加
し,50℃,45分放置後、その濾液について三塩化醋
酸を0.1M濃度になるように溶解し、観察したところ
膜透過液には沈殿が生じたが一方、更に活性炭処理をし
た液には沈殿は生じなかった。
又常法により各試料中の窒素分の測定により蛋白質の含
量を調べた所限外濾過膜処理及び活性炭処理により有意
に減少していた。測定結果は次の表に示される. 試験例3 試験例1で得られた大豆熱水抽出液を分画分子量40,
000の限外濾過膜で処理し、その透過液に活性炭(太
閤活性炭FC−W50二村化学工業(株))1.5%を
加え、50℃、45分放置し,その濾液の色調について
は80%以上の脱色率を示した。
着色度は, 00500止の吸光度からOD720nm
の吸光度の値を差引いた値で示した. 結果は次の表に示される. 表 試験例4 試験例2で得た活性炭処理液を電気透析装置TS−10
−400型(徳山曹達(株))により電気透析した。
設定電圧280v、液温30℃、電流2LA (開始時
)〜5.5A(終了時)で110分処理したところ、脱
塩率は85%であった. 試験例5 実施例1で得たシロップを凍結乾燥粉末化したビフィズ
ス菌増殖物質(R. Brix 77’ )、ラフイノ
ース,スタキオース、及びラフイノースとスタキオース
の等量混合物のそれぞれを糖源として下記の培地を作っ
た。
Bacto−Liver (Difco)浸出液   
 1000tQProteose Peptone N
a3(Difco)    LogTrypticas
e(BBL)                   
  5gYeast Extract(Difco) 
       3gTween 80        
      1gSolution Be      
       5mffL−Cystein. HCI
II,0         0.2gm  g    
           Log*MgSO4・78.0
 10g. FeSO4・7H,O O.5(. Na
ClO.5g, MnSO, 0.337gを精製水2
50mQに溶解.115℃、20分間滅菌。
各培地にビフィドバクテリウム・ロンガムATCC15
707のBriggs Liver Broth 37
℃, 1日培養液の100倍希釈液をt%接種し、同時
に培地10■a当りシスティン−7スコルビン酸液(L
−Cystein HCI・1120 2g. L−ア
スコルビンW134g. Na,Go, llgを精製
水100iQに溶解、115℃、20分間滅菌)1滴添
加し,37℃で20時間静置培養した。
培養開始後】1時間から20時間まで各培地の濁度(%
)を積分球光電散乱光度計Model T−26000
(東京電色)を使用して、測定し,その結果を第2図に
示した. 第2図において、Aは実施例1で得たビフィズス菌増殖
物質,Bはラフィノース,Cはスタキオース5Dはラフ
イノースとカタキオースの等量混合物をそれぞれ示して
いる。
第2図から本発明のビフィズス菌増殖物質がすぐれたビ
フィズス菌の増殖効果を有することが分る。
実施例1 大豆蛋白ホエー(R. Bx 60)100kgを水1
80kgで希釈し, 80℃達温迄加熱した。これに大
豆蛋白ホエー比4%の塩化カルシウムを溶液(塩化カル
シウム4.5kg.水15kg)にて添加した.添加後
、pHが、4.8〜5.0の範囲外の場合、水酸化カル
シウムを加えて、pH4.8〜5.0に調整した.攪拌
を停止後、約16時間静置し、清澄液と残渣を得た。
得られた清澄液をチューブラ一式モジュール(ダイセル
DUS−04)を用いて、分画分子量40,000の限
外濾過膜により、UF処理した。入口圧力8kg/d、
出口圧力5kg/cd.循環流311.5rr1″/h
r、液温70℃の運転条件で処理し、処理原液量の90
%をUF透過液として得た. tlF透過液に粉末活性炭(二村化学工業(株)FC−
1450)を2%加え、30〜50℃で約1時間接触さ
せた。
その後フィルタープレスろ過機を用いてろ過を行った・ 次いで、電気透析装置(徳山曹達(株>m、TS− 2
型)を用いて、電気透析を行った。すなわち、各々2d
1のア二オン膜と、 カチオン膜10対よりなるイオン
交換膜を用いた。初期電圧、電流値、14V. 9.4
A、終了電圧,電流値、9.4V. l.56A、液温
30〜50℃の運転条件で、液の電気伝導度が3lIS
/cmになる迄、脱塩処理した。
この電気透析処理液を10℃以下に冷却し、イオン交換
処理を行った。陽イオン交換塔(ダイヤイオンPK21
6、35Q)、陰イオン交換塔(ダイヤイオ:,lA3
0、35Q)、温床塔(ダイヤイオンPK216、5Q
、ダイヤイオンPA408、1.0111)の順に通液
し、イオン交換処理液を得た. この処理液を真空濃縮し、次の表の組成のシロップ状ビ
フィズス菌増殖物質約30kgを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は試験例1において、大豆熱水抽出液を分画分子
量40 , 000、20,000、10,000の各
限外濾過膜による処理経過を示す図で、第2図は試験例
5において, B. ].ongum ATCC 15
707の比較培養試験で測定した培養経過を示す図であ
る.

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大豆もしくはその処理物の抽出液又は大豆ホエー
    もしくはこれらの処理液を限外濾過膜処理し、活性炭処
    理し、電気透析処理することを特徴とするビフィズス菌
    増殖物質の精製法。
  2. (2)大豆もしくはその処理物の抽出液又は大豆ホエー
    もしくはこれらの処理液を限外濾過膜処理し、活性炭処
    理し、電気透析処理し、更にイオン交換樹脂処理するこ
    とを特徴とするビフィズス菌増殖物質の精製法。
  3. (3)限外濾過膜処理に使用する限外濾過膜が分画分子
    量20,000〜100,000、好ましくは40,0
    00〜60,000の限外濾過膜であることを特徴とす
    る請求項第1項又は第2項のビフィズス菌増殖物質の精
    製法。
  4. (4)限外濾過膜処理の前処理として、大豆もしくはそ
    の処理物の抽出液又は大豆ホエーに塩化カルシウムを添
    加し、加熱し、pHを4.2〜5.6に調整することを
    特徴とする請求項第1項又は第2項のビフィズス菌増殖
    物質の精製法。
  5. (5)大豆もしくはその処理物の抽出液又は大豆ホエー
    もしくはこれらの処理液を限外濾過膜処理し、活性炭処
    理し、電気透析処理し、イオン交換樹脂処理してなるビ
    フィズス菌増殖物質。
JP1155596A 1989-06-20 1989-06-20 ビフィズス菌増殖物質の精製法及び増殖物質 Granted JPH0322971A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1155596A JPH0322971A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 ビフィズス菌増殖物質の精製法及び増殖物質
DE69018132T DE69018132T2 (de) 1989-06-20 1990-06-13 Verfahren zur Herstellung einer das Wachstum von Bifidobakterien fördernden Substanz.
EP90306429A EP0404425B1 (en) 1989-06-20 1990-06-13 Method for the preparation of a substance capable of proliferating bifidobacteria growth
US07/537,664 US5087449A (en) 1989-06-20 1990-06-14 Method for the preparation of a substance capable of proliferating bifidobacteria growth and the substance
CA002019126A CA2019126A1 (en) 1989-06-20 1990-06-15 Method for the preparation of a substance capable of proliferating bifidobacteria growth and the substance

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1155596A JPH0322971A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 ビフィズス菌増殖物質の精製法及び増殖物質

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0322971A true JPH0322971A (ja) 1991-01-31
JPH0573385B2 JPH0573385B2 (ja) 1993-10-14

Family

ID=15609486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1155596A Granted JPH0322971A (ja) 1989-06-20 1989-06-20 ビフィズス菌増殖物質の精製法及び増殖物質

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5087449A (ja)
EP (1) EP0404425B1 (ja)
JP (1) JPH0322971A (ja)
CA (1) CA2019126A1 (ja)
DE (1) DE69018132T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998046089A1 (fr) * 1997-04-16 1998-10-22 Sapporo Breweries Limited Procede permettant de preparer de l'extrait de levure
JP2009233298A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Shigeju Akiyama 安全プロテクター付きプライスカードホルダー
JP2014518088A (ja) * 2011-06-29 2014-07-28 ソレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー 加工ストリームから単離された大豆ホエータンパク質を含んでなるデザート組成物
WO2023112927A1 (ja) * 2021-12-14 2023-06-22 日本たばこ産業株式会社 植物エキスの製造方法
WO2024127603A1 (ja) * 2022-12-15 2024-06-20 日本たばこ産業株式会社 植物エキスの製造方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3379651B2 (ja) * 1990-09-04 2003-02-24 カルピス株式会社 ビフィズス菌増殖物質の製造方法
FR2678166B1 (fr) * 1991-06-27 1993-10-22 Bioeurope Compositions cosmetiques contenant des glucooligosaccharides.
FI960506A0 (fi) 1996-02-05 1996-02-05 Veikko Jolkin Foerfarande foer behandling av avfallsvatten
TW357191B (en) * 1996-06-04 1999-05-01 Food Industry Development Res Institute Bifidobacteria strains with acid, bile salt and oxygen tolerance and their culture method the invention relates to bifidobacteria strains with acid, bile salt and oxygen tolerance and their culture method
US6306638B1 (en) 1996-10-22 2001-10-23 Food Industry Research And Development Institute Mutant bifidobacteria strains with acid, bile salt and oxygen tolerance
EP0993781A1 (en) * 1998-10-13 2000-04-19 Societe Des Produits Nestle S.A. Improving immune function
US7259243B2 (en) * 2000-01-07 2007-08-21 Arla Foods Amba Process for isolation of osteopontin from milk
WO2004104036A1 (ja) * 2003-05-21 2004-12-02 Fuji Oil Company, Limited 大豆ホエー蛋白及び大豆ホエー蛋白分解物の製造法
US9055752B2 (en) * 2008-11-06 2015-06-16 Intercontinental Great Brands Llc Shelf-stable concentrated dairy liquids and methods of forming thereof
UA112972C2 (uk) 2010-09-08 2016-11-25 Інтерконтінентал Грейт Брендс ЛЛС Рідкий молочний концентрат з високим вмістом сухих речовин
CN102701501A (zh) * 2012-06-26 2012-10-03 天津市津华盛生物科技有限公司 工业乳酸链球菌素废水综合利用的方法
CN103719533A (zh) * 2013-12-27 2014-04-16 山东禹王生态食业有限公司 一种高钙乳清蛋白的生产方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59179064A (ja) * 1983-03-30 1984-10-11 Yakult Honsha Co Ltd ビフイドバクテリウム菌増殖促進物質の製造法
JPS62155082A (ja) * 1985-12-27 1987-07-10 Karupisu Shokuhin Kogyo Kk ビフイズス菌増殖物質の製造法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5585390A (en) * 1978-12-20 1980-06-27 Mori Sangyo Kk Promotion of proliferation of bifidobacterium
JPS5658491A (en) * 1979-06-18 1981-05-21 Meiji Seika Kaisha Ltd Immunoactivating substance ies-1638 having antitumor activity, and its preparation
US4482574A (en) * 1982-02-22 1984-11-13 Stauffer Chemical Company Process for the preparation of protein for hydrolysis
FR2538551B1 (fr) * 1982-12-27 1988-11-10 Asahi Chemical Ind Procede et installation de deshydratation d'une substance contenant de l'eau par electro-osmose

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59179064A (ja) * 1983-03-30 1984-10-11 Yakult Honsha Co Ltd ビフイドバクテリウム菌増殖促進物質の製造法
JPS62155082A (ja) * 1985-12-27 1987-07-10 Karupisu Shokuhin Kogyo Kk ビフイズス菌増殖物質の製造法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998046089A1 (fr) * 1997-04-16 1998-10-22 Sapporo Breweries Limited Procede permettant de preparer de l'extrait de levure
JP2009233298A (ja) * 2008-03-25 2009-10-15 Shigeju Akiyama 安全プロテクター付きプライスカードホルダー
JP2014518088A (ja) * 2011-06-29 2014-07-28 ソレイ リミテッド ライアビリティ カンパニー 加工ストリームから単離された大豆ホエータンパク質を含んでなるデザート組成物
WO2023112927A1 (ja) * 2021-12-14 2023-06-22 日本たばこ産業株式会社 植物エキスの製造方法
WO2024127603A1 (ja) * 2022-12-15 2024-06-20 日本たばこ産業株式会社 植物エキスの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5087449A (en) 1992-02-11
DE69018132T2 (de) 1995-08-10
JPH0573385B2 (ja) 1993-10-14
CA2019126A1 (en) 1990-12-20
DE69018132D1 (de) 1995-05-04
EP0404425A1 (en) 1990-12-27
EP0404425B1 (en) 1995-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0322971A (ja) ビフィズス菌増殖物質の精製法及び増殖物質
AU620964B2 (en) Production process of sialic-acids-containing lactose
DE69523791T2 (de) Peptid-mischung und produkte davon
CN101863783B (zh) 从谷氨酰氨脱羧酶酶解液中分离纯化γ-氨基丁酸的方法
KR20190031482A (ko) 우유 단백질 및 우유 당류를 함유하는 개선된 영양 제품의 제조 방법 및 상기 방법에 의해 수득된 제품
CN1064216C (zh) 生产肽混合物的方法
WO2023124706A1 (zh) 一种乳低聚糖的制备方法及制备的低聚糖粉、食品
AU2017311560A1 (en) Process for producing infant formula products and acidic dairy products from milk
JP4768142B2 (ja) フコイダンの簡易製造方法
CN112646847A (zh) 一种半乳糖葡萄糖混合物的制备方法
CN109475164A (zh) 促进脑发育的乳清制剂
WO2021250191A1 (en) Improved demineralization of fermentation broths and purification of fine chemicals such as oligosaccharides
JP3501415B2 (ja) ビフィズス菌および乳酸菌増殖促進剤
JP7564349B2 (ja) 乳オリゴ糖の製造方法及び製造されたオリゴ糖粉末、食品
CN114601014B (zh) 一种高热稳定性和低粘度酪蛋白胶束浓缩液的制备方法
CN115316488A (zh) 一种提高胶束态酪蛋白消化性的方法
EP0474182B1 (en) Method for the purification of a bifidobacteria-proliferating substance
JPH0145354B2 (ja)
US6472011B1 (en) L-carnitine agent
DE60011344T2 (de) Verfahren zur Herstellung von Polyamin enthaltenden Zusammensetzungen
CN111171139A (zh) 一种弹性蛋白及其合成方法
JPH0145353B2 (ja)
JPH1052291A (ja) ポリアミンの調製方法
RU2793288C2 (ru) Способ получения продуктов для детского питания и кисломолочных продуктов из молока
CN118000253A (zh) 一种具有改善肝功能的驼奶肽饮品及其制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071014

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081014

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091014

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091014

Year of fee payment: 16