JPH03228521A - 放電加工方法 - Google Patents

放電加工方法

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Publication number
JPH03228521A
JPH03228521A JP31016490A JP31016490A JPH03228521A JP H03228521 A JPH03228521 A JP H03228521A JP 31016490 A JP31016490 A JP 31016490A JP 31016490 A JP31016490 A JP 31016490A JP H03228521 A JPH03228521 A JP H03228521A
Authority
JP
Japan
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voltage
reverse polarity
workpiece
machining
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP31016490A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruki Obara
小原 治樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ワークと電極間に正、逆極性の電圧を印加し
て放電加工を行う放電加工方法に関する。
従来の技術 通常、放電加工においては、荒加工、中加工。
仕上げ加工等を数回繰り返して加工を行うが、仕上げ加
工においては、放電電流のピーク値及び放電電流の時間
幅、即ち一発の放電のパワーを小さくして放電を行い、
この放電パワーの小さいほどワークの加工面の粗さは良
くなる。しかし、このパワーを小さくすると放電が非常
に不安定となりやすく、加工が安定しない。特に、この
傾向は加工液に水を用いた水中での加工の場合に著しい
これは、水中での加工ではもれ電流が生じ、印加電圧が
小さくなり、変動することや放電後の消イオンが急速で
放電が継続しないため等が考えられる。ところで、加工
中のワーク表面の電食防止のためワークと電極間に逆極
性電圧を印加し、平均加工電圧を零にする方法が開発さ
れているが(特願昭59−35990号、特願昭59−
56135号等)、この方法では放電パワーを小さくし
ても比較的加工が安定することか発見てきた。これは、
逆極性電圧の印加によって放電すると、ワークの加工に
はほとんど寄与しないか、ワークと電極間のギャップ中
にイオンを多くして放電し易い状態を作ること、又、ワ
イヤカット放電加工の場合、ワイヤを振動させて放電し
易くすること、さらには、逆極性電圧の印加によりワー
クの加工面に電極のくずが付着し、さびを防止して放電
をし易くする等の理由が考えられる。しかし、従来の逆
極性電圧印加方式では、逆極性電圧放電は電極を消耗さ
せるため、むしろ逆極性電圧をおさえ放電しないように
制限し、少なくとも正極性電圧と同しかそれ以下にして
いた。
発明か解決しようとする問題点 本発明の目的は、放電パワーを小さくしてワークの加工
面の粗さを良くすると共に、放電パワーを小さくしても
放電加工が安定して行えるようにしたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するため、放電加工におい
て、仕上加工時、 正極性電圧を印加した直後に逆極性電圧を印加させるに
あたって、 正極性電圧の印加終了動作によって時定数回路を働かせ
その出力電圧を0ホルトからその時定数でもって次の正
極性電圧印加開始時点まで昇圧させていく過程で、 上記逆極性電圧の印加終了時点を、電極・ワーク間の電
圧を分圧し、その分圧電圧を平滑した電圧と一定電圧と
を加算した電圧■、のレベルに到達した時点に定めて、 電極とワーク間に印加する逆極性電圧を正極性電圧より
も高く調整し平均加工電圧を逆極性電圧側にした。
作用 非加工時には電極とワーク間ギャップに加工時とは逆の
極性の電圧(逆極性電圧)が印加される。
そして、このときの逆極性電圧印加による放電パワーの
大きさは、電極・ワーク間のギャップの平滑した加工電
圧によって定まる値に設定されているため、加工時の極
性の電圧(正極性電圧)の印加による放電パワーの大き
さよりも常に大きくなるよう安定的に調整されることに
なる。
このようにして平均加工電圧は常に逆極性電圧側にくる
ように調整されて、仕上加工は良好な粗さをもって安定
して行うことかできる。このように正極性放電パワーよ
り逆極性放電パワーを大きくすることによって、加工が
安定して行えるという理由は明らかではないが、逆極性
電圧ではワーク表面はほとんど加工されず、むしろ電極
側を消耗させ、ワイヤカットの場合はワーク表面にワイ
ヤくずが付着させ良くなかった(従来はこの電極側を消
耗させるという理由から、逆極性電圧はおさえて逆極性
放電を行なわないようにしていた)。
しかし、仕上加工においてはパワーが小さいので、電極
の消耗は小さく、電極の消耗を問題にするほどでもない
。そして、前述したように、ワイヤのくずがワーク表面
に付着してワーク表面のさびを防止し、それにより小さ
なパワーでも放電を生じやすくしている要因になってい
るものとも考えられる。
実施例 第1図〜第3図は、本発明の第1の実施例を示すもので
、第1図は、本発明の第1の実施例における放電加工電
源の基本回路を示す。Pは電極、Wはワーク、Elは直
流電源で、電流制限抵抗R1を介してスイッチング素子
のトランジスタT1がオンになったとき、ワークWと電
極Pに電圧を印加して放電加工を行わせるものであり、
この点、従来のトランジスタにより制御する放電回路と
同じである。また、第1図において、端子a、  b間
にコンデンサを接続し、このコンデンサを充放電させて
放電加工を行う放電回路であってもよい。
E2はワークWと電極P間へ逆極性電圧を印加するため
の電源で、スイッチング素子としてのトランジスタT2
及び電流制限抵抗R2を介して逆極性電圧が印加される
ものである。そして、上記トランジスタTl、T2は、
第2図に示す制御回路によって制御されるもので、該制
御回路は、第1図における点a、  b間、すなわち電
極P、ワークW間の電圧を抵抗R3,R4で分圧し、そ
の電圧と可変抵抗Rvlて設定した一定電圧を加算し平
滑する平滑回路1.コンパレータ2、上記トランジスタ
T1を導通させるための信号がベースG3に入力されて
導通するトランジスタT3、該トランジスタT3と並列
に接続されたコンデンサC2゜ナントゲートNl、 イ
ンバータIt、12等で構成され、インバータI2の出
力は上記トランジスタT2のベースG2へ入力されてい
る。
次に、本実施例の動作を第3図のタイミングチャートを
参照しながら説明する。
まず、第1図の基本回路において、トランジスタT1の
ベースG1に第3図(イ)に示すようなパルスが導入さ
れ、該トランジスタT1はオンし、直流電源E1より電
極PとワークW間に正極性電圧を印加し放電を生せしめ
る。その後、トランジスタT1をオフにして、トランジ
スタT2を導通させて、電極PとワークW間に逆極性電
圧を電源E2から印加している。この動作を繰返し行っ
ているが、電極PとワークW間のギャップ電圧は、第2
図に示すように、抵抗R3,R4で分圧して制御回路に
入力されており、このギャップ電圧に可変抵抗Rvlで
設定した一定電圧を加算して平滑回路1で平滑され、該
平滑回路1の出力は、電極PとワークW間に印加される
電圧の平均加工電圧に可変抵抗Rvlで設定した一定電
圧を加算した値が出力されることとなる。なお、この可
変抵抗RVIで設定した一定電圧を加算するのは、平滑
回路1から出力される電圧(第2図のVL)の最低レベ
ルを設定してやるためである。
この平滑回路1から出力される電圧を、第2図。
第3図に示すようにVLとする。そして、この加工電圧
VLは、コンパレータ7の一方の端子に入力されている
。一方、トランジスタT3のベースG3にもトランジス
タT1をオンにする設定されたオンタイムのパルスが入
力されているから、トランジスタT1と共にトランジス
タT3も導通し、その結果、コンパレータ7の他方の端
子に入力される電圧VCは、第3図(ロ)に示すように
バイヤス電圧■2からOVに低下する。そして、オンタ
イムが切れ、トランジスタT3がオフになると、第3図
(ロ)に示すように、コンデンサC2が充電され、この
充電電圧VCがコンパレータ2の他方の入力端子に入力
されることとなる。そして、コンパレータ2は2つの入
力電圧VLとVCを比較し、コンデンサC2の充電電圧
VCが電圧VLより低い期間、すなわち、第3図()X
)に示すような出力を出すこととなる。そして、このコ
ンパレータ2の出力と設定されたオンタイムのパルスを
、インバータ■1で反転させた信号がナントゲートN1
に人力され、かつインバータI2て反転される結果、イ
ンバータI2からは第3図(ニ)に示すようなパルスが
出力されることとなる。そして、この出力パルスは上記
トランジスタT2のゲートG2に入力され、該トランジ
スタT2を導通させ、電極PとワークW間に逆極性電圧
E2を印加することとなる。その結果、第3図(ホ)に
示すように、電極PとワークW間には正、逆の極性の電
圧が印加される。そして、平滑回路の出力電圧VLの大
きさ、すなわち、電極・ワーク間の平滑した電圧の大き
さによって逆極性電圧を印加する時間か変動するように
なっているので、常に逆極性電圧が正極性電圧よりも高
く調整されることが保証される。したがって、これによ
り平均加工電圧が逆極性電圧になるように逆極性電圧印
加のパルス幅を設定し仕上加工を行えば安定した加工が
得られる。
そして、正極性電圧用の電源E1より逆極性電圧用の電
圧E2を大きくして、正極性電圧によるパワーを小さく
し、逆極性電圧のパワーを大きくすれば、より安定した
加工及びより良好な加工面を得ることができる。
発明の効果 以上述べたように、仕上げ加工時に平均加工電圧を逆極
性電圧側にして正極性放電時の放電ノ々ワーを小さくし
て放電加工を行うから、加工面の面粗さは向上し、良好
な加工面を得ることができると共に平均加工電圧が逆極
性電圧側になっていることから安定した加工をも得るこ
とができる。また、逆極性電圧のパワーか大きいことか
ら電極の消耗を起こすが、仕上げ加工時は全体的パワー
か小さいから、電極の消耗も少なく格別問題にする程で
もない。むしろ水中での加工においては加工面に電極の
くずか付着し、加工面のサビ阻止に役立つ。又、逆極性
電圧の値を大きくすることから平均加工電圧を一定(逆
極性電圧側)に保ちながら加工をする場合、逆極性電圧
印加時間が短くなり、放電繰り返し数を大きくできると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の放電加工電源の基本回路、
第2図は、同実施例の制御回路、第3図は、動作タイミ
ングチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (イ)放電加工において、仕上げ加工時 (ロ)正極性電圧を印加した直後に逆極性電圧を印加さ
    せるにあたって、 (ハ)正極性電圧の印加終了動作によって時定数回路を
    動かせその出力電圧を0ボルトからその時定数でもって
    次の正極性電圧印加開始時点まで昇圧させていく過程で
    、 (ニ)上記逆極性電圧の印加終了時点を、 (ホ)電極・ワーク間の電圧を分圧し、その分圧電圧を
    平滑にした電圧と一定電圧とを加算した電圧VLのレベ
    ルに到達した時点に定め、(ヘ)もって、電極とワーク
    間に印加する逆極性電圧を正極性電圧よりも高く調整し
    平均加工電圧を逆極性電圧側にした (ト)放電加工方法。
JP31016490A 1990-11-17 1990-11-17 放電加工方法 Pending JPH03228521A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06339815A (ja) * 1992-05-29 1994-12-13 Makino Milling Mach Co Ltd 放電加工電源装置
JPH07241732A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Sakae Denshi Kogyo Kk 基板材料の小径穴加工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06339815A (ja) * 1992-05-29 1994-12-13 Makino Milling Mach Co Ltd 放電加工電源装置
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